JP3859289B2 - 防音型エンジン作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防音ケースの内部に縦軸形エンジンと作業機とラジエータ等を配置した防音型エンジン作業機の防音性能の向上を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、防音ケースの内部に縦軸形のエンジンと作業機を配置した防音型エンジン作業機に関する技術は、特開平4−54226号公報や、実開昭60−77727号公報の如き技術が公知とされているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の解決しようとする課題は、次の点である。
即ち、従来技術である特開平4−54226号公報に開示されている技術においては、排風通路が短く、低騒音化を図ることか出来なかったのである。
また、従来技術では、エンジンと作業機の部分の振動が大きく、エンジンが上部で作業機である発電機が下部であったので、組立が複雑であるという不具合があったのである。
また、冷却風取入口からの騒音漏れが発生するという不具合があったのである。
【0004】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。
防音ケース1内にエンジンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方向に配置し、該防音ケース1内を仕切壁2により、エンジンEと作業機を配置したエンジンルーム3と、該エンジンルーム3の上方位置で、ラジエータRを配置したラジエータルーム4に区分けした防音型エンジン作業機において、架台9に防振ゴム10を介して取り付けたブラケット11の下部に、エンジンEを支持し、該エンジンEの上方の仕切壁2との間に作業機を取付け、該作業機上方の仕切壁2部に冷却風ガイド17を設け、該作業機用の冷却ファン19を、ラジエータRの冷却ファンFと対向させて配置したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の防音型エンジン作業機の正面断面図、図2は同じく本発明の防音型エンジン作業機の側面断面図、図3は同じく本発明の防音型エンジン作業機の平面断面図である。
【0009】
図1と図2と図3において、本発明の構成を説明する。
防音ケース1は左右の長さが長く、前後の奥行きが短く、かつ高さの高い直方体に構成されている。全体としては、『高さ>左右幅>前後奥行き』の構成としている。
このように構成した防音ケース1を、下部のエンジンルーム3と、中間のラジエータルーム4と、上部の排風ルーム5に3分割している。3室の関係は、『エンジンルーム3>ラジエータルーム4>排風ルーム5』としている。
【0010】
このように、3室を上下に重ねた形状の防音ケース1とし、この防音ケース1の側面に、3室の高さを貫通した形状の排風ダクト6を設けている。該排風ダクト6の内部には排気尾管8が配置され、最上位の排風ルーム5内に配置した排気消音器7から出る排気を、排気尾管8に案内して、防音ケース1の最下部の排風ダクト6の開口部16の部分から排出している。排気尾管8の排出口8aも、該開口部16に配置されている。
【0011】
図1において、Tはコントローラ、Kは冷却ファンである。
図2に示す如く、防音ケース1の内部でエンジンルーム3の下部フレームの部分から4本の架台9が立設されている。該架台9の上に、防振ゴム10が載置されている。該防振ゴム10の上には、下面にエンジンEのブラケット11が載置されて、エンジンEの防振固定支持が行われている。
【0012】
該エンジンEのブラケット11の上には、エンジンEのフライホイールケースCが突設されている。該フライホイールケースCの上に発電機Dが載置固定されている。また該発電機Dの上面と、仕切壁2との間に、冷却風ガイド17が介装されている。エンジンルーム3の内部にはその他に、バッテリーBとエンジンEの起動モーターHが配置されている。エンジンルーム3とラジエータルーム4との間を仕切る仕切壁2を貫通する冷却風ダクト12を設け、エンジンルーム3からラジエータルーム4に冷却風を排出すべく構成している。
【0013】
また、発電機Dは発電機冷却ファン19を具備しており、該発電機冷却ファン19が回転することにより、ラジエータルーム4の側壁部に設けた冷却風取入口18から、外部の冷却風を取り入れて、冷却風ガイド17を介して、発電機Dの内部に取り入れ、発電機Dを冷却した後に排出される冷却風は、冷却風ダクト12からラジエータルーム4に至るように構成している。
また、エンジンルーム3の内部には、エアクリーナー15が配置され、該エアクリーナー15の側に冷却風取入口18が設けられている。
【0014】
ラジエータルーム4の内部には、上端にラジエータRが固定されており、該ラジエータRの下面に冷却ファンFが配置されている。該冷却ファンFから吐出する冷却風は、ラジエータRのフィンの部分を通過して、排風ルーム5内に吐出され、排風ルーム5内で排気消音器7の周囲を冷却した後に、排風ダクト6から防音ケース1の下端の開口部16に向けて吐出される。冷却ファンFは冷却ファン駆動モータMにより駆動されている。
また、排気消音器7にはエンジンEから排気が案内されて、該排気消音器7からの排気は最終的には、排気尾管8により排風ダクト6の内部を通過して、最後は排風ダクト6の下端の開口部16の部分に排出口8aとして排出される。
本発明においては、防音ケース1に付設する排風ダクト6を、防音ケース1のケース外側面に付設することにより、防音ケース1の高さを最大限度使用して長さを長くし、その排風ダクト6の内部に排気尾管8を配置することにより、騒音低減を図っている。
【0015】
また、縦軸エンジンを使用した防音型エンジン作業機において、エンジンルーム3とラジエータルーム4を上下に貫通するような高さの冷却風ダクト12を設けて、エンジンルーム3内のヒートバランスを取り、騒音低減を図ることが出来たのである。
また、架台9の上に防振ゴム10を載置し、該防振ゴム10の上にブラケット11を載置し、該ブラケット11の下にエンジンEを吊り下げ、ブラケット11の上に作業機である発電機Dを取り付けたので、防振ゴム上の重心点を防振ゴム10を中心に理想的な位置に配置することか出来たのである。
【0016】
また、このように理想的なエンジンEと発電機Dの支持構造とし、振動を最小限とすると共に、組立作業が容易となっている。
即ち、架台9の上に防振ゴム10をセットし、該防振ゴム10にエンジンEを固定したブラケット11をセットし、このブラケット11の上に発電機Dを固定すべく構成しているので、積木式の組立が出来るので、組立工程の簡易化を図ることが出来たのてある。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
防音ケース1内にエンジンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方向に配置し、該防音ケース1内を仕切壁2により、エンジンEと作業機を配置したエンジンルーム3と、該エンジンルーム3の上方位置で、ラジエータRを配置したラジエータルーム4に区分けした防音型エンジン作業機において、架台9に防振ゴム10を介して取り付けたブラケット11の下部に、エンジンEを支持し、該エンジンEの上方の仕切壁2との間に作業機を取付け、該作業機上方の仕切壁2部に冷却風ガイド17を設け、該作業機用の冷却ファン19を、ラジエータRの冷却ファンFと対向させて配置したので、従来技術である特開平4−54226号公報に開示されている技術に比較して、排風通路を長くすることが出来、低騒音化を図ることができるのである。
【0019】
また、振動を最小限度に抑制することができ、またエンジンEが下部で作業機が上部に配置されている為に、組立を容易にすることが出来たのである。
また、作業機Dは冷却ファン19を具備しており、該冷却ファン19が回転することにより、ラジエータルーム4の側壁部から、外部の冷却風を取り入れて、冷却風ガイド17を介して、発電機Dの内部に取り入れ、発電機Dを冷却した後に排出される冷却風は、冷却風ダクトからラジエータルーム4に至るように構成することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防音型エンジン作業機の正面断面図。
【図2】 同じく本発明の防音型エンジン作業機の側面断面図。
【図3】 同じく本発明の防音型エンジン作業機の平面断面図。
【符号の説明】
C フライホイールケース
E エンジン
D 発電機
T コントローラ
1 防音ケース
2 仕切壁
3 エンジンルーム
4 ラジエータルーム
5 排風ルーム
6 排風ダクト
7 排気消音器
8 排気尾管
9 架台
10 防振ゴム
11 ブラケット
12 冷却風ダクト
18 冷却風取入口

Claims (1)

  1. 防音ケース1内にエンジンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方向に配置し、該防音ケース1内を仕切壁2により、エンジンEと作業機を配置したエンジンルーム3と、該エンジンルーム3の上方位置で、ラジエータRを配置したラジエータルーム4に区分けした防音型エンジン作業機において、
    架台9に防振ゴム10を介して取り付けたブラケット11の下部に、エンジンEを支持し、該エンジンEの上方の仕切壁2との間に作業機を取付け、該作業機上方の仕切壁2部に冷却風ガイド17を設け、
    該作業機用の冷却ファン19を、ラジエータRの冷却ファンFと対向させて配置したことを特徴とする防音型エンジン作業機。
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