JPH10220249A - 防音型エンジン作業機 - Google Patents

防音型エンジン作業機

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JPH10220249A
JPH10220249A JP2544497A JP2544497A JPH10220249A JP H10220249 A JPH10220249 A JP H10220249A JP 2544497 A JP2544497 A JP 2544497A JP 2544497 A JP2544497 A JP 2544497A JP H10220249 A JPH10220249 A JP H10220249A
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JP
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engine
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Shinji Hibi
真二 日比
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は縦軸形のエンジンと発電機を配置し
た防音型エンジン作業機を、出来るだけ小型にして、か
つ低騒音化を図った。 【解決手段】 箱形の防音ケース1内に縦軸形のエンジ
ンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方
向に配置した防音型エンジン作業機において、防音ケー
ス1内を仕切壁2によりエンジンEと作業機を配置した
エンジンルーム3と、エンジンルーム3の上方位置で、
ラジエータRを配置したラジエータルーム4と、ラジエ
ータルーム4の上方位置でエンジンルーム3からの排風
をラジエータルーム4を介して導入する排風ルーム5に
区分けし、該防音ケース1の側壁に排風ルーム5と連通
し、下方に開口部を有する排風ダクト6を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音ケースの内部
に縦軸形エンジンと作業機とラジエータ等を配置した防
音型エンジン作業機の防音性能の向上を図るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、防音ケースの内部に縦軸形の
エンジンと作業機を配置した防音型エンジン作業機に関
する技術は、特開平4−54226号公報や、実開昭6
0−77727号公報の如き技術が公知とされているの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決しようと
する課題は、次の点である。即ち、従来技術である特開
平4−54226号公報に開示されている技術において
は、排風通路が短く、低騒音化を図ることか出来なかっ
たのである。また雨水の浸入を阻止することができなか
ったのである。また、従来技術において、排風構造は防
音ケースの上部より直接に排風すべく構成していたの
で、排風ルーム及び排風ダクト等が上方へ、上方へと構
成されているので、高さの高い装置となり、コンパクト
に構成することが出来なかったのである。また、従来は
雨水の浸入阻止と騒音の対策として、可動シャッターを
開閉すべく構成していたのである。また、従来技術で
は、エンジンと作業機の部分の振動が大きく、エンジン
が上部で作業機である発電機が下部であったので、組立
が複雑であるという不具合があったのである。また、冷
却風取入口からの騒音漏れが発生するという不具合があ
ったのである。
【0004】本発明が解決しようとする課題は以上の如
くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。請求
項1においては、箱形の防音ケース1内に縦軸形のエン
ジンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦
方向に配置した防音型エンジン作業機において、防音ケ
ース1内を仕切壁2によりエンジンEと作業機を配置し
たエンジンルーム3と、エンジンルーム3の上方位置
で、ラジエータRを配置したラジエータルーム4と、ラ
ジエータルーム4の上方位置でエンジンルーム3からの
排風をラジエータルーム4を介して導入する排風ルーム
5に区分けし、該防音ケース1の側壁に排風ルーム5と
連通し、下方に開口部を有する排風ダクト6を形成した
ものである。
【0005】請求項2においては、箱形の防音ケース1
内に縦軸形のエンジンEと、該エンジンEにより駆動さ
れる作業機とを縦方向に配置した防音型エンジン作業機
において、排風ルーム5内に排気消音器7を配置し、排
風ダクト6内に排気尾管8を配置したものである。
【0006】請求項3においては、箱形の防音ケース1
内に縦軸形のエンジンEと、該エンジンEにより駆動さ
れる作業機とを縦方向に配置した防音型エンジン作業機
において、架台9に防振ゴム10を介して取り付けたブ
ラケット11の下部に、エンジンEを支持し、該エンジ
ンEの上方に作業機を取付け、エンジン作業機の重心を
防振ゴム10の上下左右方向の中心付近に設定したもの
である。
【0007】請求項4においては、箱形の防音ケース1
内に縦軸形のエンジンEと、該エンジンEにより駆動さ
れる作業機とを縦方向に配置した防音型エンジン作業機
において、ラジエータルーム4内に冷却ファンFを設
け、またラジエータルーム4の側壁に冷却風取入口18
を設け、冷却風取入口18より取り入れた冷却風の一部
を、作業機の上端より導入して作業機を冷却するもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の防音型エンジン作業機の正面断面
図、図2は同じく本発明の防音型エンジン作業機の側面
断面図、図3は同じく本発明の防音型エンジン作業機の
平面断面図である。
【0009】図1と図2と図3において、本発明の構成
を説明する。防音ケース1は左右の長さが長く、前後の
奥行きが短く、かつ高さの高い直方体に構成されてい
る。全体としては、『高さ>左右幅>前後奥行き』の構
成としている。このように構成した防音ケース1を、下
部のエンジンルーム3と、中間のラジエータルーム4
と、上部の排風ルーム5に3分割している。3室の関係
は、『エンジンルーム3>ラジエータルーム4>排風ル
ーム5』としている。
【0010】このように、3室を上下に重ねた形状の防
音ケース1とし、この防音ケース1の側面に、3室の高
さを貫通した形状の排風ダクト6を設けている。該排風
ダクト6の内部には排気尾管8が配置され、最上位の排
風ルーム5内に配置した排気消音器7から出る排気を、
排気尾管8に案内して、防音ケース1の最下部の排風ダ
クト6の開口部16の部分から排出している。排気尾管
8の排出口8aも、該開口部16に配置されている。
【0011】図1において、Tはコントローラ、Kは冷
却ファンである。図2に示す如く、防音ケース1の内部
でエンジンルーム3の下部フレームの部分から4本の架
台9が立設されている。該架台9の上に、防振ゴム10
が載置されている。該防振ゴム10の上には、下面にエ
ンジンEのブラケット11が載置されて、エンジンEの
防振固定支持が行われている。
【0012】該エンジンEのブラケット11の上には、
エンジンEのフライホイールケースCが突設されてい
る。該フライホイールケースCの上に発電機Dが載置固
定されている。また該発電機Dの上面と、仕切壁2との
間に、冷却風ガイド17が介装されている。エンジンル
ーム3の内部にはその他に、バッテリーBとエンジンE
の起動モーターHが配置されている。エンジンルーム3
とラジエータルーム4との間を仕切る仕切壁2を貫通す
る冷却風ダクト12を設け、エンジンルーム3からラジ
エータルーム4に冷却風を排出すべく構成している。
【0013】また、発電機Dは発電機冷却ファン19を
具備しており、該発電機冷却ファン19が回転すること
により、ラジエータルーム4の側壁部に設けた冷却風取
入口18から、外部の冷却風を取り入れて、冷却風ガイ
ド17を介して、発電機Dの内部に取り入れ、発電機D
を冷却した後に排出される冷却風は、冷却風ダクト12
からラジエータルーム4に至るように構成している。ま
たエンジンルーム3の内部には、エアクリーナー15が
配置され、該エアクリーナー15の側に冷却風取入口1
8が設けられている。
【0014】ラジエータルーム4の内部には、上端にラ
ジエータRが固定されており、該ラジエータRの下面に
冷却ファンFが配置されている。該冷却ファンFから吐
出する冷却風は、ラジエータRのフィンの部分を通過し
て、排風ルーム5内に吐出され、排風ルーム5内で排気
消音器7の周囲を冷却した後に、排風ダクト6から防音
ケース1の下端の開口部16に向けて吐出される。冷却
ファンFは冷却ファン駆動モータMにより駆動されてい
る。また排気消音器7にはエンジンEから排気が案内さ
れて、該排気消音器7からの排気は最終的には、排気尾
管8により排風ダクト6の内部を通過して、最後は排風
ダクト6の下端の開口部16の部分に排出口8aとして
排出される。本発明においては、防音ケース1に付設す
る排風ダクト6を、防音ケース1のケース外側面に付設
することにより、防音ケース1の高さを最大限度使用し
て長さを長くし、その排風ダクト6の内部に排気尾管8
を配置することにより、騒音低減を図っている。
【0015】また縦軸エンジンを使用した防音型エンジ
ン作業機において、エンジンルーム3とラジエータルー
ム4を上下に貫通するような高さの冷却風ダクト12を
設けて、エンジンルーム3内のヒートバランスを取り、
騒音低減を図ることが出来たのである。また、架台9の
上に防振ゴム10を載置し、該防振ゴム10の上にブラ
ケット11を載置し、該ブラケット11の下にエンジン
Eを吊り下げ、ブラケット11の上に作業機である発電
機Dを取り付けたので、防振ゴム上の重心点を防振ゴム
10を中心に理想的な位置に配置することか出来たので
ある。
【0016】また、このように理想的なエンジンEと発
電機Dの支持構造とし、振動を最小限とすると共に、組
立作業が容易となっている。即ち、架台9の上に防振ゴ
ム10をセットし、該防振ゴム10にエンジンEを固定
したブラケット11をセットし、このブラケット11の
上に発電機Dを固定すべく構成しているので、積木式の
組立が出来るので、組立工程の簡易化を図ることが出来
たのてある。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、従来技術である特開平4−54226号公報に開
示されている技術に比較して、排風通路を長くすること
が出来、低騒音化を図ることができ、また雨水の浸入を
阻止することが出来るのである。
【0018】請求項2の如く構成したので、排風ルーム
5及び排風ダクト6を利用して、排気消音器7と排気尾
管8を配置できるのてコンパクトに構成することが出来
るのである。また冷却排気で排気消音器7と排気尾管8
を冷却することができ、これによっても低騒音化が可能
となるのである。
【0019】請求項3の如く構成したので、振動を最小
限度に抑制することができ、またエンジンEが下部で作
業機が上部に配置されている為に、組立を容易にするこ
とが出来たのである。請求項4の如く構成したので、冷
却風取入口13からの騒音漏れを抑制することができ、
防音型エンジン作業機を更に低騒音化することが出来る
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防音型エンジン作業機の正面断面図。
【図2】同じく本発明の防音型エンジン作業機の側面断
面図。
【図3】同じく本発明の防音型エンジン作業機の平面断
面図。
【符号の説明】
C フライホイールケース E エンジン D 発電機 T コントローラ 1 防音ケース 2 仕切壁 3 エンジンルーム 4 ラジエータルーム 5 排風ルーム 6 排風ダクト 7 排気消音器 8 排気尾管 9 架台 10 防振ゴム 11 ブラケット 12 冷却風ダクト 18 冷却風取入口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形の防音ケース1内に縦軸形のエンジ
    ンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方
    向に配置した防音型エンジン作業機において、防音ケー
    ス1内を仕切壁2によりエンジンEと作業機を配置した
    エンジンルーム3と、エンジンルーム3の上方位置で、
    ラジエータRを配置したラジエータルーム4と、ラジエ
    ータルーム4の上方位置でエンジンルーム3からの排風
    をラジエータルーム4を介して導入する排風ルーム5に
    区分けし、該防音ケース1の側壁に排風ルーム5と連通
    し、下方に開口部を有する排風ダクト6を形成したこと
    を特徴とする防音型エンジン作業機。
  2. 【請求項2】 箱形の防音ケース1内に縦軸形のエンジ
    ンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方
    向に配置した防音型エンジン作業機において、排風ルー
    ム5内に排気消音器7を配置し、排風ダクト6内に排気
    尾管8を配置したことを特徴とする防音型エンジン作業
    機。
  3. 【請求項3】 箱形の防音ケース1内に縦軸形のエンジ
    ンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方
    向に配置した防音型エンジン作業機において、架台9に
    防振ゴム10を介して取り付けたブラケット11の下部
    に、エンジンEを支持し、該エンジンEの上方に作業機
    を取付け、エンジン作業機の重心を防振ゴム10の上下
    左右方向の中心付近に設定したことを特徴とする防音型
    エンジン作業機。
  4. 【請求項4】 箱形の防音ケース1内に縦軸形のエンジ
    ンEと、該エンジンEにより駆動される作業機とを縦方
    向に配置した防音型エンジン作業機において、ラジエー
    タルーム4内に冷却ファンFを設け、またラジエータル
    ーム4の側壁に冷却風取入口18を設け、冷却風取入口
    18より取り入れた冷却風の一部を、作業機の上端より
    導入して作業機を冷却することを特徴とする防音型エン
    ジン作業機。
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WO2015146344A1 (ja) * 2014-03-26 2015-10-01 ヤンマー株式会社 パッケージ収納型エンジン発電機
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