JPS6126582Y2 - - Google Patents
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- JPS6126582Y2 JPS6126582Y2 JP1978009783U JP978378U JPS6126582Y2 JP S6126582 Y2 JPS6126582 Y2 JP S6126582Y2 JP 1978009783 U JP1978009783 U JP 1978009783U JP 978378 U JP978378 U JP 978378U JP S6126582 Y2 JPS6126582 Y2 JP S6126582Y2
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- JP
- Japan
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- engine
- radiator
- cooling air
- cooling
- exhaust
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Links
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源設備の無い場所で電気溶接に用
いる発電設備としての防音型エンジンウエルダの
冷却構造の改良に関するもので、特にその内部の
各部機器の冷却換気を均一に行なうようにしたも
のである。
いる発電設備としての防音型エンジンウエルダの
冷却構造の改良に関するもので、特にその内部の
各部機器の冷却換気を均一に行なうようにしたも
のである。
一般にエンジンウエルダは可搬、移動性にすぐ
れているので、現場作業に広く使用されている。
しかし、運転稼業中における騒音が大きく、市街
地や夜間作業などにおいては騒音規制の問題もあ
り、これらの対策に種々の防音構造のものが提案
されて来た。エンジン、溶接用発電機及び付属機
器に防音対策を施したケーシングで被覆すること
により、騒音を防止している。この運転に当り当
然、ケーシング内の温度が上昇し、エンジンの乱
調を来したり、付属機器の熱による故障をしばし
ば起すことがある。ケーシング内を換気冷却する
ことにより室内の温度上昇を防止しているが、換
気の吸排気口より騒音が外部に洩れるという不都
合がある。これらの騒音の洩れを防ぐために換気
冷却風を導入路を長くし、かつ一つの吸込み口か
ら、う余曲折させて、ケーシング内に導入させる
構造によつて騒音の伝播を防ぎ、音圧を減衰させ
るものなどが数多く提案されている。このような
構成によれば、騒音は低減されるが、冷却風通路
が長く曲折しているため、抵抗が大きく、冷却風
量が不足し、室内各部の冷却換気を均一にするこ
とは困難となり、部分的にアンバランスな冷却と
なるなどの欠陥が生じている。
れているので、現場作業に広く使用されている。
しかし、運転稼業中における騒音が大きく、市街
地や夜間作業などにおいては騒音規制の問題もあ
り、これらの対策に種々の防音構造のものが提案
されて来た。エンジン、溶接用発電機及び付属機
器に防音対策を施したケーシングで被覆すること
により、騒音を防止している。この運転に当り当
然、ケーシング内の温度が上昇し、エンジンの乱
調を来したり、付属機器の熱による故障をしばし
ば起すことがある。ケーシング内を換気冷却する
ことにより室内の温度上昇を防止しているが、換
気の吸排気口より騒音が外部に洩れるという不都
合がある。これらの騒音の洩れを防ぐために換気
冷却風を導入路を長くし、かつ一つの吸込み口か
ら、う余曲折させて、ケーシング内に導入させる
構造によつて騒音の伝播を防ぎ、音圧を減衰させ
るものなどが数多く提案されている。このような
構成によれば、騒音は低減されるが、冷却風通路
が長く曲折しているため、抵抗が大きく、冷却風
量が不足し、室内各部の冷却換気を均一にするこ
とは困難となり、部分的にアンバランスな冷却と
なるなどの欠陥が生じている。
騒音防止のため、ケーシングを密閉し、吸排気
通路を長くすることにより、ケーシング構造が複
雑となり、ケーシング室内の各部の均一な冷却が
困難となる。一方換気冷却効果を上げるため吸入
口を大きくし、換気フアンを大きくして、風量を
増加させることにより、吸入口からの騒音の洩れ
が大きくなり、消費動力が大きくなるなど互に相
反する利害が発生する。
通路を長くすることにより、ケーシング構造が複
雑となり、ケーシング室内の各部の均一な冷却が
困難となる。一方換気冷却効果を上げるため吸入
口を大きくし、換気フアンを大きくして、風量を
増加させることにより、吸入口からの騒音の洩れ
が大きくなり、消費動力が大きくなるなど互に相
反する利害が発生する。
本考案はこのような欠陥問題を緩和し、騒音は
低く、しかも冷却効果は極めて高く、エンジン、
溶接用発電機及びその他の機器を均一に冷却せし
める構造の防音型エンジンウエルダを提供しよう
とするものである。
低く、しかも冷却効果は極めて高く、エンジン、
溶接用発電機及びその他の機器を均一に冷却せし
める構造の防音型エンジンウエルダを提供しよう
とするものである。
その構成は、防音ケース内に水冷式横型エンジ
ンと、該エンジンにベルト駆動される溶接用発電
機とを並列に配置し、防音ケース内上部に燃料タ
ンクとエンジン上部にラジエータと該ラジエータ
用冷却フアンとエンジン軸端に防音ケース内換気
用換気フアンを設けるとともに、前記防音ケース
の底部外側にエンジン排気ガス用マフラーおよび
該マフラーの消音ダクトを設けた防音型エンジン
ウエルダにおいて、エンジン側防音ケース側壁1
5にはエンジンシリンダ外壁に対する冷却風の吸
入口39、ラジエータ用冷却風の吸入口38およ
びエアクリーナ用吸気の吸入口37を設け、前記
側壁15および防音ケースの内部点検用前扉17
を二重構造になし、前記吸入口39からの冷却風
をエンジンシリンダ外壁に、前記吸入口38から
の冷却風をラジエータに、前記側壁15および前
扉17内の二重構造部分を通して各々直接供給す
る如く構成し、吸入口23からの冷却風を二重構
造になした前壁18を通して直接溶接用発電機に
供給する一方、前記燃料タンクに冷却風を供給す
る吸入孔35を防音ケース上部に設けるととも
に、前記ラジエータに供給された冷却風は、ラジ
エータ用冷却フアンによりラジエータに吸入され
て排風通路51,53を通つて排出口28から排
出され、吸入口37,39,23,35から吸入
された冷却風は換気フアンにより吸入されて各々
直接冷却すべき部分を冷却した後排風通路57,
59を通つて排出口27から排出される如く構成
したとを特徴とする防音型エンジンウエルダの冷
却構造としたものである。
ンと、該エンジンにベルト駆動される溶接用発電
機とを並列に配置し、防音ケース内上部に燃料タ
ンクとエンジン上部にラジエータと該ラジエータ
用冷却フアンとエンジン軸端に防音ケース内換気
用換気フアンを設けるとともに、前記防音ケース
の底部外側にエンジン排気ガス用マフラーおよび
該マフラーの消音ダクトを設けた防音型エンジン
ウエルダにおいて、エンジン側防音ケース側壁1
5にはエンジンシリンダ外壁に対する冷却風の吸
入口39、ラジエータ用冷却風の吸入口38およ
びエアクリーナ用吸気の吸入口37を設け、前記
側壁15および防音ケースの内部点検用前扉17
を二重構造になし、前記吸入口39からの冷却風
をエンジンシリンダ外壁に、前記吸入口38から
の冷却風をラジエータに、前記側壁15および前
扉17内の二重構造部分を通して各々直接供給す
る如く構成し、吸入口23からの冷却風を二重構
造になした前壁18を通して直接溶接用発電機に
供給する一方、前記燃料タンクに冷却風を供給す
る吸入孔35を防音ケース上部に設けるととも
に、前記ラジエータに供給された冷却風は、ラジ
エータ用冷却フアンによりラジエータに吸入され
て排風通路51,53を通つて排出口28から排
出され、吸入口37,39,23,35から吸入
された冷却風は換気フアンにより吸入されて各々
直接冷却すべき部分を冷却した後排風通路57,
59を通つて排出口27から排出される如く構成
したとを特徴とする防音型エンジンウエルダの冷
却構造としたものである。
防音ケース内の各機器にそれぞれ専用の外気吸
入口及び吸入通路を設け、各機器を均一に冷却
し、特に温度上昇の高いラジエータや排気騒音の
高いエンジン排気ガスに対しては専用の排出口ま
たは消音ダクトを設けて、それぞれ独立した排出
系統を形成したものである。
入口及び吸入通路を設け、各機器を均一に冷却
し、特に温度上昇の高いラジエータや排気騒音の
高いエンジン排気ガスに対しては専用の排出口ま
たは消音ダクトを設けて、それぞれ独立した排出
系統を形成したものである。
このため、室内の各部の換気冷却は均一に行な
われ、騒音も大きく低減するなどの大きな効果を
上げるものがある。
われ、騒音も大きく低減するなどの大きな効果を
上げるものがある。
以下図面の実施例について詳しく説明する。
第1図は本考案の冷却構造を施した防音型エン
ジンウエルダの操作盤側より見た外観等角投影
図、第2図は内部点検扉側より見た外観等角投影
図である。第3図は第2図の−線に沿つた防
音ケース61の断面で、内部機器の配置を示す縦
断面図、第4図は第3図の−線に沿つた断面
を示す横断面図である。
ジンウエルダの操作盤側より見た外観等角投影
図、第2図は内部点検扉側より見た外観等角投影
図である。第3図は第2図の−線に沿つた防
音ケース61の断面で、内部機器の配置を示す縦
断面図、第4図は第3図の−線に沿つた断面
を示す横断面図である。
第3及び4図において、1は水冷式横型エンジ
ンで、ベルト2によつて同一フレーム3上に取付
けた溶接用発電機4を駆動するよう配置してい
る。フレーム3は防振ゴム5を介して防音ケース
1の底板6に固締せしめる。エンジン1の上部に
ラジエータ7を配置し、その右後方に燃料タンク
8を薄板9で覆つて取付ける。
ンで、ベルト2によつて同一フレーム3上に取付
けた溶接用発電機4を駆動するよう配置してい
る。フレーム3は防振ゴム5を介して防音ケース
1の底板6に固締せしめる。エンジン1の上部に
ラジエータ7を配置し、その右後方に燃料タンク
8を薄板9で覆つて取付ける。
溶接用発電機4の上部に制御盤10を設け、ラ
ジエータ7の前方シリンダヘツド上部にエアクリ
ーナ11を配置している。第4図にてラジエータ
7には冷却フアン12を設け、エンジン1によつ
てベルトで駆動する。
ジエータ7の前方シリンダヘツド上部にエアクリ
ーナ11を配置している。第4図にてラジエータ
7には冷却フアン12を設け、エンジン1によつ
てベルトで駆動する。
エンジン1のクランク軸端部に換気フアン13
を固締する。溶接用発電機4のベルトプーリ側に
バツテリ14を配置する。
を固締する。溶接用発電機4のベルトプーリ側に
バツテリ14を配置する。
これらエンジン1をはじめとする各種機器装置
は、底板6、左右の側壁15,16、開閉可能な
前扉17と前扉18及び後壁19(第1及び第2
図参照)並びに天井蓋20からなる防音ケース5
1の内部空間に収容し、この防音ケース61の一
部を後述の室内容機器装置の冷却換気風の通路と
して利用せしめ、各壁に吸排気のための吸入口及
び排出口を設ける。
は、底板6、左右の側壁15,16、開閉可能な
前扉17と前扉18及び後壁19(第1及び第2
図参照)並びに天井蓋20からなる防音ケース5
1の内部空間に収容し、この防音ケース61の一
部を後述の室内容機器装置の冷却換気風の通路と
して利用せしめ、各壁に吸排気のための吸入口及
び排出口を設ける。
第1図において、側壁16の中央部にエンジン
ウエルダ操作盤21を配し、その上部に移動用取
手22を固定する。操作盤21の下部左側の吸入
口23は溶接用発電機4の内部冷却風の取入口で
ある。発電機4内に内蔵したフアン(図示せず)
によつて(第4図参照)冷却風は開口23より前
壁18の通路24を経て、発電機内を冷却し、ベ
ルトプーリ側より排出、エンジンの換気フアン1
3の吸引により排出せしめる。第1図の後壁19
の左下方に設けた開閉扉25は、第4図に示すバ
ツテリ14の格納点検用の開閉扉であり、穴26
はバツテリ室内の換気用穴である。天井蓋20の
開口27,28は室内冷却風とラジエータ冷却風
の排出口である。中央に設けた吊具29は機体の
吊上げ運搬用のもので、その隣に設置した開閉扉
30は第3図に示すごとく、開口33,34を覆
うための開閉自在の蓋である。開口33,34は
それぞれ燃料タンク8の注油口31とラジエータ
7の注水口32に対応した位置に開口し、燃料や
冷却水の捕給点検用のものである。この開閉扉3
0の燃料タンク側開口33側の側面に孔65を数
個開口し、ラジエータ注水用開口34との間には
仕切板36を設ける。孔35は燃料タンクの冷却
風の吸入孔とする。
ウエルダ操作盤21を配し、その上部に移動用取
手22を固定する。操作盤21の下部左側の吸入
口23は溶接用発電機4の内部冷却風の取入口で
ある。発電機4内に内蔵したフアン(図示せず)
によつて(第4図参照)冷却風は開口23より前
壁18の通路24を経て、発電機内を冷却し、ベ
ルトプーリ側より排出、エンジンの換気フアン1
3の吸引により排出せしめる。第1図の後壁19
の左下方に設けた開閉扉25は、第4図に示すバ
ツテリ14の格納点検用の開閉扉であり、穴26
はバツテリ室内の換気用穴である。天井蓋20の
開口27,28は室内冷却風とラジエータ冷却風
の排出口である。中央に設けた吊具29は機体の
吊上げ運搬用のもので、その隣に設置した開閉扉
30は第3図に示すごとく、開口33,34を覆
うための開閉自在の蓋である。開口33,34は
それぞれ燃料タンク8の注油口31とラジエータ
7の注水口32に対応した位置に開口し、燃料や
冷却水の捕給点検用のものである。この開閉扉3
0の燃料タンク側開口33側の側面に孔65を数
個開口し、ラジエータ注水用開口34との間には
仕切板36を設ける。孔35は燃料タンクの冷却
風の吸入孔とする。
第2図において、側壁15の左側の3個の開口
37,38及び39はエアクリーナ吸気、ラジエ
ータ冷却風及びエンジン冷却風の吸入口である。
前扉17は開閉ハンドル40によつて、開閉自在
となり内部の点検を容易にする。一方の前壁18
はボルト止めによつて固定した扉で、溶接用発電
機4側の点検整備時に開閉可能としたものであ
る。側壁15にも移動用取手22′を設ける。
37,38及び39はエアクリーナ吸気、ラジエ
ータ冷却風及びエンジン冷却風の吸入口である。
前扉17は開閉ハンドル40によつて、開閉自在
となり内部の点検を容易にする。一方の前壁18
はボルト止めによつて固定した扉で、溶接用発電
機4側の点検整備時に開閉可能としたものであ
る。側壁15にも移動用取手22′を設ける。
防音ケース61の下部底板6の外側に移動用車
輪41を4個配置し、その空間にエンジン排気ガ
スのマフラー42,42′を平行に並べて直列に
接続し、その排気ガス出口に管43を介して、さ
らに排気ダクト44を設ける。排気ダクト44に
排気口45を備える。(第3図参照) このような配置構造において、各機器に対する
運転作動時の冷却機能をつぎに説明する。
輪41を4個配置し、その空間にエンジン排気ガ
スのマフラー42,42′を平行に並べて直列に
接続し、その排気ガス出口に管43を介して、さ
らに排気ダクト44を設ける。排気ダクト44に
排気口45を備える。(第3図参照) このような配置構造において、各機器に対する
運転作動時の冷却機能をつぎに説明する。
第5図は第4図の−線に沿つたラジエータ
部分の側断面図、第6図は第3図の−線で示
す側断面図、第7図は第4図の−線で示す前
壁の縦断面図、第8図は第4図の−線で示す
縦断面図である。
部分の側断面図、第6図は第3図の−線で示
す側断面図、第7図は第4図の−線で示す前
壁の縦断面図、第8図は第4図の−線で示す
縦断面図である。
第1図〜第4図まで使用した同一部品の番号は
同一番号で示す。
同一番号で示す。
エンジンを始動すると冷却フアン12及び換気
フアン13が回転し、溶接用発電機の内蔵フアン
(図示せず。)も同時に回転する。フアンはいずれ
も吹出し方向にセツトしているので、室内の空気
は何れも排出されず、室内は負圧となり、各吸入
口より外気を導入する。
フアン13が回転し、溶接用発電機の内蔵フアン
(図示せず。)も同時に回転する。フアンはいずれ
も吹出し方向にセツトしているので、室内の空気
は何れも排出されず、室内は負圧となり、各吸入
口より外気を導入する。
すなわち、第1図及び第2図において、側壁1
5の吸入口37,38,39、他方の側壁16の
吸入口23及び天井蓋20の開閉蓋30側面の吸
入孔35の各開口より外気を吸入する。
5の吸入口37,38,39、他方の側壁16の
吸入口23及び天井蓋20の開閉蓋30側面の吸
入孔35の各開口より外気を吸入する。
第2図及び第6図の2点鎖線で示す吸入口3
7,38,39は側壁15内の仕切板46,47
(第6図参照)によつて形成された別個の導入路
に位置せしめる。上部の吸入口37は側壁15の
内側でエンジンエアクリーナ11の近傍に開口し
た導入口48に通じ、エアクリーナ11に冷気を
供給せしめるものである。中央部の吸入口38は
第7図に示す側壁15と前扉17の接合部の開口
49を通じて、前扉17の二重構造を通路を経て
開口50に吸入される。開口50は第4図に示す
ラジエータ7の空気通路に連通している。冷却フ
アン12の吸引により吸入された外気はラジエー
タ7を冷却し、第5図及び第8図に示す専用排風
通路51を経て、後壁19の上部開口52より天
井蓋20の排風路53を通つて、排出口28を排
出せしめる。
7,38,39は側壁15内の仕切板46,47
(第6図参照)によつて形成された別個の導入路
に位置せしめる。上部の吸入口37は側壁15の
内側でエンジンエアクリーナ11の近傍に開口し
た導入口48に通じ、エアクリーナ11に冷気を
供給せしめるものである。中央部の吸入口38は
第7図に示す側壁15と前扉17の接合部の開口
49を通じて、前扉17の二重構造を通路を経て
開口50に吸入される。開口50は第4図に示す
ラジエータ7の空気通路に連通している。冷却フ
アン12の吸引により吸入された外気はラジエー
タ7を冷却し、第5図及び第8図に示す専用排風
通路51を経て、後壁19の上部開口52より天
井蓋20の排風路53を通つて、排出口28を排
出せしめる。
一方側壁15の下部の吸入口39から吸入され
た外気は第6,7図に示すように前扉17の接合
部の開口54より通路55を経て開口56に吸引
される。開口56はエンジンシリンダ部分及び燃
料フイルタ62の取付位置に対向して開口し、こ
れらの機器に外気の冷気を直接導入して、冷却換
気せしめる。
た外気は第6,7図に示すように前扉17の接合
部の開口54より通路55を経て開口56に吸引
される。開口56はエンジンシリンダ部分及び燃
料フイルタ62の取付位置に対向して開口し、こ
れらの機器に外気の冷気を直接導入して、冷却換
気せしめる。
第1図の側壁16の吸入口23から吸入された
外気は、第4図及び第7図に示すように通路24
を経て、側壁16の内側開口63に通じ、発電機
4に内蔵したフアン(図示せず)の吸引で発電機
内部を冷却し、ベルトプーリ側より排出する。
外気は、第4図及び第7図に示すように通路24
を経て、側壁16の内側開口63に通じ、発電機
4に内蔵したフアン(図示せず)の吸引で発電機
内部を冷却し、ベルトプーリ側より排出する。
また、第3図の天井蓋20の開閉扉30の吸入
孔35より開口33を経て冷却風は燃料タンク8
の周辺を冷却して、エンジンのプーリベルト側に
流出する。
孔35より開口33を経て冷却風は燃料タンク8
の周辺を冷却して、エンジンのプーリベルト側に
流出する。
吸入口39,23及び吸入孔35から導入され
た冷却風はそれぞれ前述の各部を冷却して、室内
の換気が兼ね、エンジンに直結した換気フアン1
3によつて吸引し、排出する。
た冷却風はそれぞれ前述の各部を冷却して、室内
の換気が兼ね、エンジンに直結した換気フアン1
3によつて吸引し、排出する。
第8図に示すように後壁19の通路57及び上
部開口58を経て天井蓋20の通路59を通つて
排出口27より排出する。
部開口58を経て天井蓋20の通路59を通つて
排出口27より排出する。
エンジンの排気ガスは第5図に示すよ排気管6
0よりマフラー42,42′を経て第3図に示す
ごとく管13より排気ダクト44に導入して、排
気音をさらに減衰させ、排気口45より排出せし
める。
0よりマフラー42,42′を経て第3図に示す
ごとく管13より排気ダクト44に導入して、排
気音をさらに減衰させ、排気口45より排出せし
める。
以上の実施例で説明したとおり、防音ケース内
に各機器を収容し、各機器に対する冷却吸入口を
最短距離の位置にそれぞれ開口し、吸入口からの
騒音の洩れを防止する対策を講じて室内の各機器
を均一に冷却し、特に温度上昇の高いラジエータ
冷却風並びにエンジン排気ガス及び騒音の高いエ
ンジンの排気ガス音に対しては、それぞれ専用の
排出口や消音ダクトを設けて、独立した排出系統
を形成したものである。
に各機器を収容し、各機器に対する冷却吸入口を
最短距離の位置にそれぞれ開口し、吸入口からの
騒音の洩れを防止する対策を講じて室内の各機器
を均一に冷却し、特に温度上昇の高いラジエータ
冷却風並びにエンジン排気ガス及び騒音の高いエ
ンジンの排気ガス音に対しては、それぞれ専用の
排出口や消音ダクトを設けて、独立した排出系統
を形成したものである。
このような冷却構造にすることにより、防音ケ
ース室内の換気冷却は各部機器に対して均一に行
なわれ、室内の部分的な温度上昇がなく、各種ト
ラブルの発生は皆無となり、しかも低騒音で長時
間連続稼動せしめることができ、その効果は極め
て大きいものがある。
ース室内の換気冷却は各部機器に対して均一に行
なわれ、室内の部分的な温度上昇がなく、各種ト
ラブルの発生は皆無となり、しかも低騒音で長時
間連続稼動せしめることができ、その効果は極め
て大きいものがある。
また、ラジエータ冷却風の吸入通路および排風
通路を換気フアンの吸入通路および排風通路と別
個に設けたので、ラジエータの冷却風が換気フア
ンに吸入されることがなく、よつて、エンジン、
発電機およびその他の機器を均一に、効率よく冷
却することができるものである。
通路を換気フアンの吸入通路および排風通路と別
個に設けたので、ラジエータの冷却風が換気フア
ンに吸入されることがなく、よつて、エンジン、
発電機およびその他の機器を均一に、効率よく冷
却することができるものである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の防音型エンジンウエルダの操作盤側より見た外
観等角投影図、第2図は第1図の矢印より見た
外観等角投影図、第3図は第2図の−線に沿
つた防音ケース61の断面で、内部機器の配置を
示す縦断面図、第4図は第3図の−線に沿つ
た断面を示す横断面図、第5図は第4図の−
線で示す側断面図、第6図は第3図の−線で
示す側断面図、第7図は第4図の−線で示す
前扉と前壁の縦断面図、第8図は第4図の−
線で示す縦断面図である。 1……エンジン、2……ベルト、4……溶接用
発電機、7……ラジエータ、8……燃料タンク、
11……エアクリーナ、12……冷却フアン、1
3……換気フアン、27,28……排出口、2
3,37,38,39……吸入口、35……吸入
孔、42,42′……マフラー、43……消音ダ
クト、24,50,55……吸入通路、51,5
3……専用排風通路、57,59……排風通路、
61……防音ケース。
の防音型エンジンウエルダの操作盤側より見た外
観等角投影図、第2図は第1図の矢印より見た
外観等角投影図、第3図は第2図の−線に沿
つた防音ケース61の断面で、内部機器の配置を
示す縦断面図、第4図は第3図の−線に沿つ
た断面を示す横断面図、第5図は第4図の−
線で示す側断面図、第6図は第3図の−線で
示す側断面図、第7図は第4図の−線で示す
前扉と前壁の縦断面図、第8図は第4図の−
線で示す縦断面図である。 1……エンジン、2……ベルト、4……溶接用
発電機、7……ラジエータ、8……燃料タンク、
11……エアクリーナ、12……冷却フアン、1
3……換気フアン、27,28……排出口、2
3,37,38,39……吸入口、35……吸入
孔、42,42′……マフラー、43……消音ダ
クト、24,50,55……吸入通路、51,5
3……専用排風通路、57,59……排風通路、
61……防音ケース。
Claims (1)
- 防音ケース内に水冷式横型エンジンと、該エン
ジンにベルト駆動される溶接用発電機とを並列に
配置し、防音ケース内上部に燃料タンクとエンジ
ン上部にラジエータと該ラジエータ用冷却フアン
とエンジン軸端に防音ケース内換気用換気フアン
を設けるとともに、前記防音ケースの底部外側に
エンジン排気ガス用マフラーおよび該マフラーの
消音ダクトを設けた防音型エンジンウエルダにお
いて、エンジン側防音ケース側壁15にはエンジ
ンシリンダ外壁に対する冷却風の吸入口39、ラ
ジエータ用冷却風の吸入口38およびエアクリー
ナ用吸気の吸入口37を設け、前記側壁15およ
び防音ケースの内部点検用前扉17を二重構造に
なし、前記吸入口39からの冷却風をエンジンシ
リンダ外壁に、前記吸入口38からの冷却風をラ
ジエータに、前記側壁15および前扉17内の二
重構造部分を通して各々直接供給する如く構成
し、吸入口23からの冷却風を二重構造になした
前壁18を通して直接溶接用発電機に供給する一
方、前記燃料タンクに冷却風を供給する吸入孔3
5を防音ケース上部に設けるとともに、前記ラジ
エータに供給された冷却風は、ラジエータ用冷却
フアンによりラジエータに吸入されて排風通路5
1,53を通つて排出口28から排出され、吸入
口37,39,23,35から吸入された冷却風
は換気フアンにより吸入されて各々直接冷却すべ
き部分を冷却した後排風通路57,59を通つて
排出口27から排出される如く構成したことを特
徴とする防音エンジンウエルダの冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978009783U JPS6126582Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978009783U JPS6126582Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS559801U JPS559801U (ja) | 1980-01-22 |
JPS6126582Y2 true JPS6126582Y2 (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=28821183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978009783U Expired JPS6126582Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126582Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010050481A1 (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-06 | ヤンマー株式会社 | エンジン発電機 |
JP6137717B1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-05-31 | 西芝電機株式会社 | パッケージ型発電装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5023002B2 (ja) * | 2008-06-27 | 2012-09-12 | 本田技研工業株式会社 | エンジン駆動発電機 |
CA2669515C (en) | 2008-06-27 | 2017-03-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine generator |
DE102020002160A1 (de) * | 2020-04-03 | 2021-10-07 | Bomag Gmbh | Rüttelplatte mit zur Geräuschminderung optimierter Haube |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112035A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-30 | Kubota Ltd | Enjinsagyoki |
JPS5219098U (ja) * | 1975-07-30 | 1977-02-10 |
-
1978
- 1978-01-31 JP JP1978009783U patent/JPS6126582Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112035A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-30 | Kubota Ltd | Enjinsagyoki |
JPS5219098U (ja) * | 1975-07-30 | 1977-02-10 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010050481A1 (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-06 | ヤンマー株式会社 | エンジン発電機 |
JP6137717B1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-05-31 | 西芝電機株式会社 | パッケージ型発電装置 |
JP2017180192A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 西芝電機株式会社 | パッケージ型発電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS559801U (ja) | 1980-01-22 |
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