JP3569890B2 - 防音型エンジン駆動作業機 - Google Patents

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    • F02B77/11Thermal or acoustic insulation
    • F02B77/13Acoustic insulation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業機本体を防音ケース内に収容した、冷却空気の導風構造に特徴を有する防音型エンジン駆動作業機(以下、「作業機」という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、騒音を低減させるために防音ケース内にエンジンで駆動される作業機本体を収容した作業機が使用されている。以下、この種の作業機として、防音型エンジン駆動発電機(以下、「発電機」という)を例にあげて説明する。
【0003】
図9に示すように、発電機の主要部は、作業機本体としての発電機本体G’’と、当該発電機本体G’’に後端の出力軸が連結されたエンジンE’’と、当該エンジンE’’に接続されているマフラM’’、給気冷却器である空冷式インタークーラI’’及びラジエータR’’と、から構成されている。前記エンジンE’’の前端に、当該エンジンE’’により駆動されるエンジンファンF’’が直接装着されており、当該エンジンファンF’’に対向する位置に、エンジンE’’側から順に、インタークーラI’’とラジエータR’’とが設けられている。また、前記各装置は、騒音を低減させるために防音ケースK’’内に収容されており、当該防音ケースK’’の後部側の側壁面に吸風口31a’’が、当該防音ケースK’’の前部側の天井面に排風口25a’’が形成されている。
【0004】
前記発電機の運転中には、発電機本体G’’、エンジンE’’、インタークーラI’’、ラジエータR’’及びマフラM’’の発熱に対し、エンジンファンF’’による防音ケースK’’内の冷却空気の流れを利用して、冷却を行っている。すなわち、エンジンファンF’’を回転させることにより、吸風口31a’’から防音ケースK’’内に冷却空気を吸入し、防音ケースK’’内に形成されている導風路を通過させながら、発電機本体G’’、エンジンE’’、インタークーラI’’、ラジエータR’’及びマフラM’’を順次冷却させ、排風口25a’’から排出することにより行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、冷却空気は、エンジンファンF’’により、吸風口31a’’から防音ケースK’’内に吸入され、前記のように、発電機本体G’’、エンジンE’’、インタークーラI’’、ラジエータR’’、マフラM’’を順次冷却させることになるため、前記各装置の外周部を通過しているうちに、既に冷却を行った装置の熱により、冷却空気が暖められてしまう。そのため、排風口25a’’に近い部位に設けられているインタークーラI’’、ラジエータR’’、マフラM’’を冷却するための冷却空気は高温となっており、冷却効率が非常に悪くなってしまう。
【0006】
このような状態で冷却効率を向上させて、インタークーラI’’、ラジエータR’’及びマフラM’’の冷却を行うためには、防音ケースK’’内に吸入する冷却空気量を多くする、すなわち、吸風口31a’’および排風口25a’’の開口面積を大きくするか、ラジエータR’’、インタークーラI’’やエンジンファンF’’の容量を大きくすること等により対応せざるを得なかった。
【0007】
一方、エンジンファンF’’に対向させて、インタークーラI’’及びラジエータR’’が配設されている従来の発電機では、騒音の主要素であるエンジンE’’の燃焼音や機械音(以下、「エンジン音」という)が、吸風口31a’’から外部に漏出したり、ラジエータR’’等のコア部を通過した後に排風口25a’’から外部に漏出していた。
そのため、吸風口31a’’および排風口25a’’の開口面積を大きくすると、発電機の運転時における騒音が非常に大きくなってしまっていた。また、インタークーラI’’及びラジエータR’’の容量を大きくするには、大型のインタークーラI’’及びラジエータR’’を使用せざるを得ず、コア部の寸法が大きくなり、当該コア部を通過するエンジン音が非常に大きくなるため、益々、騒音が大きくなってしまうという問題点がある。
【0008】
それに対し、防音ケースK’’外に漏出する騒音を低減するためには、吸風口31a’’および排風口25a’’の開口面積を小さくすること、導風路に騒音の伝搬を遮蔽する部材を設けること、あるいは、導風路に屈曲部を形成することにより排圧をかける必要があるが、冷却空気量が減少するため、各装置の冷却効率が低下してしまうことになる。
したがって、各装置の冷却効率の向上と、騒音の低減という双方の要求を満たすことは非常に難しい課題であった。
さらに、インタークーラI’’、ラジエータR’’、エンジンファンF’’等の容量を大きくすると、それらの外形寸法も大きくなり、それらを収容するための防音ケースK’’が大きくなってしまい、発電機を小型化することができないという問題も生じることになる。
【0009】
本発明は、前記のそれぞれの問題点を除くためになされたものであり、冷却効率を向上させると共に、騒音を低減することが可能である防音型エンジン駆動作業機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1記載の本発明の防音型エンジン駆動作業機は、エンジンファンを有するエンジンと、前記エンジンにより駆動される作業機本体と、前記エンジンに接続されるラジエータ、給気冷却器及びマフラとを備え、前記の各装置を防音ケース内に収容した防音型エンジン駆動作業機において、前記防音ケース内が、エンジン室と、マフラ室と、ラジエータ室と、に区画され、前記エンジン室に前記エンジン及び前記作業機本体が、前記マフラ室に前記マフラが、前記ラジエータ室に前記ラジエータが、それぞれ配設されており、前記エンジン室は吸風口を、前記マフラ室は排風口を、前記ラジエータ室は吸風口をそれぞれ備え、前記ラジエータ室と前記マフラ室とが連通しているとともに、前記ラジエータ室における、前記吸風口と前記ラジエータとの間には、電動ファンが配設されており、さらに、前記エンジン室と前記マフラ室を連通する通気ダクトを備え、前記通気ダクトの入口に臨かせて前記エンジンファンが配設されているとともに、前記通気ダクト内に前記給気冷却器が配設されている、ことを特徴としている。
ここで、給気冷却器とは、圧縮して過給されたエンジンの燃焼用空気を冷却する装置であり、インタークーラ又はアフタークーラ等の装置をいう。
また、各室に形成されている吸風口と排風口は、当該各吸風口又は排風口を介して、外部から各室に吸入又は、各室から外部に排風を行うことができるように設けられていればよい。
【0011】
従って、本発明によると、防音ケース内をエンジン室、マフラ室及びラジエータ室に区画するとともに、各室にエンジン及び作業機本体、マフラ、ラジエータをそれぞれ配設し、さらに、ラジエータ室に電動ファンを、通気ダクト内に給気冷却器を配設したことにより、各室に配設した装置の冷却効率を向上させることができる。
すなわち、ラジエータ室では、電動ファンの回転により、ラジエータ室の吸風口を介して、外部から吸入した温度上昇が生じていない冷却空気を用いて電動ファンを効率良く冷却することができるとともに、当該電動ファンを冷却しただけの温度上昇が少ない冷却空気を用いてラジエータを冷却することができるため、ラジエータの冷却効率が格段に上昇する。
【0012】
また、エンジン室、通気ダクトにおける、作業機本体、エンジン及び給気冷却器の冷却用空気は、エンジンに装着されたエンジンファンにより、エンジン室の吸風口より吸入し、作業機本体、エンジンを冷却してからエンジンファンを通過し、通気ダクトに導風され、給気冷却器を冷却する。さらに、マフラ室とラジエータ室を連通したことにより、マフラ室に配設されているマフラは、通気ダクトから導風され又は、ラジエータ室から導風された冷却空気により冷却されることになるため、エンジン、吸気冷却器及びラジエータの総ての装置を冷却した冷却空気により冷却されないため、その冷却効率が向上する。
特に、発熱量が大きいラジエータと給気冷却器を、互いの発熱の影響を受けない位置に配設したため、両装置の冷却効率を格段に上昇させることができる。
【0013】
さらに、ラジエータの冷却が不要になるため、エンジンファンの回転により防音ケース内に吸引される冷却空気量を減少することができるので、エンジンファンを小型化することができる。このように、各装置を冷却するための必要風量を少なくすることができるため、従来と比較して小型のエンジンファンを用いればよく、吸風口、排風口の開口面積を小さくすることができるとともに、導風路に騒音の伝搬を遮蔽する部材を設け、または、屈曲部を設けることにより排圧をかけることができるため、防音ケースの外部に漏出する騒音を低減できる。
さらに、電動ファンは、整流された冷却空気によりラジエータのみを効率良く冷却できるため小型のものでよく、ラジエータのコア部からの風切り音も低減されるとともに、当該電動ファンにより遮蔽されることから、吸風口から漏出する騒音を大幅に低減させることができる。
【0014】
また、マフラ室とラジエータ室とを連通したことにより、故障等が原因でラジエータ室の電動ファンが動かなくなる不具合が発生した場合であっても、マフラ室の排風口を閉塞することにより、エンジンファンによる冷却風をマフラ室からラジエータ室に導風して、ラジエータを冷却させた後、ラジエータ室の吸風口より排出させることができる。そのため、低負荷運転を行う場合には、発電機を継続して運転させることができる。
【0015】
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の防音型エンジン駆動作業機において、前記マフラ室の排風口が、前記防音ケースの天井部に配設されていることを特徴としている。
【0016】
従って、本発明によると、マフラ室の排風とラジエータ室の排風とが、防音ケースの天井面に配設されているマフラ室の排風口より排出されるため、エンジン、給気冷却器及びマフラ、又はラジエータの熱を吸収して高温となり、上昇する流れとなった冷却空気を排風口から排出することができ、非常に効率よく、その排出を行うことができる。
また、排風口からの騒音が、防音ケースの天井部より上方に拡散するので、作業機周囲の騒音を、特に低減させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明において、防音ケースKの左右側面は、リアフレーム31方向から見た場合の方向と対応するものである。
【0018】
(1)発電機の全体構成
図2乃至図4に示すように、本発明の発電機は、作業機本体である発電機本体Gと、エンジンファンFを備えるエンジンEと、当該エンジンEにラジエータホース11を介して接続されているエンジンEの冷却水を冷却するためのラジエータRと、同じくエンジンEにインタークーラホース12を介して接続されているターボチャージャで圧縮された高温空気を冷却するためのインタークーラIと、同じくエンジンEと排気管13,14を介して接続されている第1マフラM1及び第2マフラM2と、ラジエータRを冷却するための電動ファンDと、からその主要部が構成されており、前記各装置は、防音ケースK内に収容されている。
【0019】
(2)防音ケースK内の構成
図1に示すように、前記防音ケースKは、ベースB上に組み付けられているフロントフレーム21と、リアフレーム31と、センターフレーム41とを骨組としている。
フロントフレーム21及びリアフレーム31は、天部を有している門型形状の構造部材であり、防音ケースKの前面部、左右両側面部と上側面部の一部、及び防音ケースKの後面部、左右両側面部と上側面部の一部を形成する部材である。
【0020】
フロントフレーム21には、前面ドア22が蝶番42により、水平方向に開閉自在となるように取り付けられており、容易に内部を点検可能となっている。さらに、当該前面ドア22の後記ラジエータ室3に対応する部位には、冷却空気を吸入するためのラジエータ室吸風口22aが形成されている。また、前面ドア22の下部には、前面パネル23が螺着されており、当該前面パネル23を取り外すことにより内蔵されている燃料タンクTを容易に着脱可能となっている。
【0021】
リアフレーム31の上半部には、後面ドア(図示せず)が蝶番により、水平方向に開閉自在となるように取り付けられており、その内部には、操作盤(図示せず)が配設されている。また、リアフレーム31における上方の両側面部には、後記エンジン室1内に冷却空気を吸入するためのエンジン室吸風口31aが形成されている。
【0022】
センターフレーム41は、防音ケースKの長さ方向の略中間部に設けられている門型の構造部材である。左側面部において、フロントフレーム21とセンターフレーム41、及び、リアフレーム31とセンターフレーム41の間には、当該センターフレーム41を境として観音開きに開閉自在となるように、左サイドドア27,37が蝶番42により取り付けられている。
【0023】
また、右側面部において、フロントフレーム21とセンターフレーム41の間には、当該センターフレーム41方向から水平方向に開閉自在となるように、前部右サイドドア(図示せず)が蝶番により取り付けられている。さらに、右側面部におけるリアフレーム21とセンターフレーム41の間の上部には、当該センターフレーム41方向から水平方向に開閉自在となるように、後部右サイドドア(図示せず)が蝶番により取り付けられており、その下部には出力端子等を装備した下部パネル(図示せず)が螺着されている。
なお、後部右サイドドアの内部には、操作盤(図示せず)と発電機を制御するための制御部品を収納した制御箱Sが配設されている。
【0024】
また、防音ケースKの天井面には、両側部が折り曲げ垂下されたフロントルーフパネル25と、リアルーフパネル35が被装されている。
フロントルーフパネル25の後記第2マフラ室2Bに対応する部位には、第1マフラ室2A及び通気ダクト4から導風された冷却空気を外部に排出するための第1マフラ室用排風口25aと、ラジエータ室3から導風された冷却空気を外部に排出するためのラジエータ室用排風口25bがそれぞれ形成されており、また、リアルーフパネル35の両側の折曲部には後記エンジン室1内に冷却空気を吸入するためのエンジン室吸風口35aが形成されている。
なお、防音ケースK内からの騒音の漏れ防止と外部からの異物の侵入防止を目的として、エンジン室吸風口31a,35a、ラジエータ室吸風口22aにはルーバが、第1マフラ室用排風口25a及びラジエータ室用排風口25bにはパンチング孔が、それぞれ設けられている。
【0025】
前記防音ケースKの内部は、図2乃至図5に示すように、エンジン室1、マフラ室2(2A,2B)及びラジエータ室3の3室に区画されており、当該ラジエータ室3と第2マフラ室2Bとは後記上部開口部51aを介して連通し、当該エンジン室1と第1マフラ室2A及び第2マフラ室2Bとは通気ダクト4により連通している。
なお、マフラ室2、ラジエータ室3及び通気ダクト4の下部は底板65を介して区画されており、当該部位に燃料タンクTがコンパクトに配設されている(図3参照)。
【0026】
[ラジエータ室3]
防音ケースKを構成するフロントフレーム21の後端部には、全幅にわたり横隔壁51が設けられている。そして、フロントフレーム21の前面部と横隔壁51の間に、当該横隔壁51と直交する向きに側方隔壁52が設けられており、リアフレーム31方向から見て左側がラジエータ室3、右側が前記マフラ室2の一部を構成する第1マフラ室2Aになるように区画されている。
【0027】
前記ラジエータ室3における横隔壁51には、後記第2マフラ室2Bに連通する上部開口部51a、及び、通気ダクト4を構成するダクト部材67と接続する下部開口部51eが形成されている。また、側方隔壁52にはダクト部材67が接続する側方下部連通孔52aが形成されており、ラジエータ室3の一部の下部スペースを通気ダクト4が利用する構造になっている。
【0028】
このように、ラジエータ室3は、フロントフレーム21、前面ドア22、横隔壁51、側方隔壁52、底板65及び通気ダクト4のダクト部材67とから形成されている。
【0029】
ラジエータ室3内には、第2マフラ室2Bに連通する上部開口部51aに面して、エンジンEとラジエータホース11を介して接続されているラジエータRが横隔壁51との間にシール材63を介装させた状態で配設されているとともに、ラジエータ室吸風口22aとラジエータRとの間には、ブラケット43を介して、ラジエータRを冷却するための電動ファンDが配設されている。
従って、前面ドア22に形成されているラジエータ室吸風口22aからラジエータ室3に吸入された冷却空気は、ラジエータRを通過後、上部開口部51aを通過し、第2マフラ室2Bを通って、ラジエータ室3に対応するフロントルーフパネル25に形成されているラジエータ室用排風口25bから外部に排出される構造になっている。
なお、横隔壁51の上部開口部51aの下側には、ラジエータホース11の挿通孔51dが形成されており、当該挿通孔51dにはシール材(図示せず)を介装して、ラジエータホース11が挿通されることになる。
【0030】
[マフラ室2]
マフラ室2は、第1マフラ室2Aと第2マフラ室2Bとから構成されている。第1マフラ2A室は、フロントフレーム21、前面ドア22のラジエータ室1以外の部位と、側方隔壁52と、横隔壁51とから形成されている。
【0031】
前記横隔壁51において、第1マフラ室2A側には、エンジン室1側の通気ダクト4に接続する下部連通孔51bと、第2マフラ室2Bと接続する上部連通孔51cが形成されている。また、前記ラジエータ室3側の上部開口部51aの下部位置には、傾斜隔壁53が略防音ケース幅の寸法で、リアフレーム31方向に斜設されており、当該傾斜隔壁53に対して、下部連通孔51bと上部連通孔51cとの境界部には、開口部56aを有する矩形形状の水平仕切板56を設け、当該水平仕切板56より下方の傾斜隔壁53は設けない構造としている。また、傾斜隔壁53の左右側方部は三角形形状の上部側板54A,54Bが設けられている。
さらに、前記傾斜隔壁53、上部側板54A,54Bの上面部は、フロントルーフパネル25の底部25cと、底板29からなる部位に接合される構造になっている。
このような構造において、第2マフラ室2Bは、横隔壁51、傾斜隔壁53、上部側板54A,54B、底板29、仕切板28及びフロントルーフパネル25から形成されている。
【0032】
なお、フロントルーフパネル25において上部開口部51aに対応する位置には、前記ラジエータ室用排風口25bが、上部連通孔51cに対応する位置には、第1マフラ室用排風口25aが設けられている。
また、前記左右の上部側板54A,54Bには、三角形状の点検孔が形成されており、当該点検孔には同じく三角形状のカバー55が螺着されている。
【0033】
さらに、前記の通り、第1マフラ室2Aの後方の構造は、傾斜隔壁53、左右上部側板54A,54B、水平仕切板56及び垂直隔壁57によって、横隔壁51の下部連通孔51bに接続する通気ダクト4の空間部と、上部連通孔51cを介して第1マフラ室2Aと連通している第2マフラ室2Bと、に区画されている。
【0034】
第2マフラ室2Bにおける上側の幅方向には、エンジンEと第2排気管13を介して接続している第2マフラM2が横設されている。
また、第1マフラ室2Aには、側方隔壁52に固定され、第1排気管14を介して当該第2マフラM2と接続されている第1マフラM1が、排気パイプ15の先端をフロントフレーム21の排気口24aに臨かせて立設されている。
なお、前記第1マフラM1の最下部には水抜き孔16cが穿設され、排気パイプ15の先端より浸入した雨水を排出可能となっており、また、その下部には上向きにコ字形状であるガイド板16が付設されている。
【0035】
このように、マフラ室2においては、複雑なダクト構造が形成されている。
すなわち、後記通気ダクト4から下部連通孔51b及び下部開口部51eと側方下部連通孔52aを通って第1マフラ室2Aに導風され、当該第1マフラ室2A内を上昇しながら第1マフラ室M1の側面部を冷却した後、上部連通孔51cを通って第2マフラ室B2に導風された冷却空気と、通気ダクト4から水平仕切板56の開口部56aを通って第2マフラ室2Bに導風された空気は、その一部が第2マフラM2の側面部を冷却しながら、その他は直接にフロントルーフパネル25の第1マフラ室用排風口25aから共に排出されるようになっている。
【0036】
[エンジン室1]
エンジン室1は、防音ケースKのマフラ室2、ラジエータ室3及び通気ダクト4以外のほとんどの部分であり、当該エンジン室1を形成するリアフレーム31とリアルーフパネル35には、前記エンジン室吸風口31a,35aが形成されている。
【0037】
エンジン室1には、リアフレーム31側から順に、発電機本体Gと、当該発電機本体Gに後端の出力軸が連結されたエンジンEが設けられている。エンジンEの前端には、当該エンジンEにより駆動されるエンジンファンFが直接装着されており、当該エンジンファンFは、後記通気ダクト4の入口に臨かせて配設されている。
また、発電機本体GのエンジンE側の端部には、当該発電機本体Gに冷却空気を吸入するための発電機ファン(図示せず)が装着されている。
なお、エンジン室1には、エンジンE及び発電機本体G以外に、制御箱S、操作装置等のその他の装置(図示せず)が配設されている。
【0038】
また、エンジンEの略中央部から、フロントフレーム21方向に向かって斜め上方に、先端部が尖形形状であるブローバイホース17が、傾斜隔壁53に突設している。傾斜隔壁53の突設部には、ブローバイガスの油分を下方に落下させ、ガス分を上方に導くダクトである溝形部材44が付設されており、当該ダクト内に前記ブローバイホース17の先端部が突設している。なお、このブローバイホース17は、エンジンEから放出されるブローバイガスを処理するために設けられており、そのガス分をラジエータ室3からの冷却空気と共に、ラジエータ室用排風口25bから防音ケースK外に放出可能となっている。また、油分は、溝形部材44及び横隔壁51の壁面に沿って鉛直下方に落下させることにより、ベースBの外部に導いて排出可能となっている。
【0039】
○リアフレームダクト70及びリアルーフダクト80
図5に示すように、リアフレームダクト70は、リアフレーム31の両側面部に設けられた2つのエンジン室吸風口31aから、防音ケースK内に冷却空気を導風するための導風路であり、リアフレーム31の隅角部と、当該リアフレーム31の天井部から垂設されている平面視L字形状のダクト部材71とから形成されている。ダクト部材71は、ベースBの底部材(図示せず)と間隙を有して設けられており、当該間隙を通して冷却空気をリアフレームダクト70の下部からエンジン室1内に導入可能となっている。
【0040】
リアルーフパネル35には、両側面部のエンジン室吸風口35aから、防音ケースK内に冷却空気を吸入するための導風路である、リアルーフダクト80が形成されている。
リアルーフダクト80は、両端部を折り曲げ垂下しているリアルーフパネル35と、防音ケースKの長さ方向の両端に垂設されている仕切板82と、前記リアルーフパネル35の両端部に溶接されており、正面視で略台形形状である突出部を有する水平部材83と、当該突出部の下部に連設されている側面視で上向きに略コ字形であるコ字形部材84とから形成されている。また、前記突出部の略中央には開口部83aが形成されているとともに、前記コ字形部材84の幅方向における両側方部には開口部84aが形成されている。
これにより、各々のエンジン室吸風口35aから吸入された冷却空気が開口部83a,84aを経て、発電機本体Gの上部に導風される構造になっている。
【0041】
なお、リアルーフダクト80の略中央部には、当該リアルーフダクト80を幅方向において左右に分離する仕切板85が垂設されている。
また、リアルーフパネル35のエンジン室吸風口35aの内側における下面の底部には、水抜き孔35bが穿設されており、冷却空気とともに浸入した雨水を外部に排出可能となっている。
【0042】
[通気ダクト4]
通気ダクト4は、エンジンファンFによる防音ケースKの長手方向への冷却空気の流れの一部を幅方向に変え、側方隔壁52の側方下部連通孔52aを介して第1マフラ室2Aに導風し、またその一部をいったん幅方向に変えてから、再度長手方向に変えて、横隔壁51の下部連通孔51bを介して、第1マフラ室2Aに導風している。さらに、他の一部を、いったん幅方向に変えてから、上方向に変えて、水平仕切板56の開口部56aを介して第2マフラ室2Bに導風することが可能となるように構成されている。
【0043】
図3及び図5に示すように、通気ダクト4は、横隔壁51と、傾斜隔壁53と、左右の下部側板58,59と、底板65と、エンジンファンシュラウド61と、ブラケット62と、ダクト部材67とから形成されている。
エンジンファンシュラウド61は、エンジンファンFの周囲を囲繞するファンガード61aと、板部材61bとから構成されている(図2参照)。
前記板部材61bは、エンジンE側に開口部66を有し、当該開口部66にエンジンファンFを臨かせており、また、エンジンEと反対側は、全面に開口部を有する構造となっている。このエンジンファンシュラウド61は、横隔壁51と傾斜隔壁53の連設部の下方に取り付けられている左右の下部側板58,59と、底板65とに、ダクト状のブラケット62を介して取り付けられており、防音ケースKの略幅方向にわたって設けられている。
【0044】
なお、エンジンファンシュラウド61の板部材61bのエンジン側Eには、開口部の周囲に複数のスリット状の開口を設けたファンガード61aを立設して、回転するエンジンファンFへの危険防止と、異物の飛び込み防止を図っている。また、ダクト部材67は、ラジエータ室3における横隔壁51の下部開口部51eと、側方隔壁52の側方下部連通孔52aとを接続する空間部を形成するために設けられており、横隔壁51,側方隔壁52及び底板65との接続部が開口している箱状部材である。
【0045】
また、横隔壁51の第1マフラ室2Aに対応する部位には下部連通孔51bが、側方隔壁52の第1マフラ室2Aに対応する部位には側方下部連通孔52aが、第2マフラ室2Bの水平仕切板56には開口部56aがそれぞれ穿設されているので、前記構成により、エンジンファンシュラウド61と、ブラケット62及び左右の下部側板58,59と、横隔壁51と、傾斜隔壁53と、ガイド部材67と、底板65とによって囲まれる空間において、エンジン室1と第1マフラ室2Aとを連通する導風路である通気ダクト4が形成されることになる。
【0046】
また、ダクト状のブラケット62内のエンジンファンFの直前部には、防音ケースKの幅方向にインタークーラIが取り付けられており、エンジンファンFによりブラケット62内に吸気された冷却空気を、当該インタークーラIのコア部を通過させ、導風させることが可能になっている。なお、左右の下部側板58,59には、矩形形状の点検孔が形成されており、当該点検孔には、同じく矩形形状のカバー60が螺着されている。
【0047】
(3)作用
本発明の発電機は前記のように構成されておりその作用は以下の通りである。
【0048】
[エンジン室1、通気ダクト4及びマフラ室2における冷却空気の流れ]
図6及び図7に示すように、エンジン室1、通気ダクト4及びマフラ室2内に配設されている各装置を冷却するための冷却空気は、エンジンファンFの回転により、一部はエンジン室吸風口31aから吸入されリアフレームダクト70を通って、発電機本体Gの下部方面からエンジン室1内に導入される。また、冷却空気の一部は、エンジン室吸風口35aから吸入され、リアルーフダクト80を通って、発電機本体G及びエンジンEの上部方面からエンジン室1内に導入される。
【0049】
そして、エンジン室1の下部方面から導入された冷却空気は、発電機本体G及びエンジンEを冷却しながら、エンジンファンシュラウド61の板部材61bにおける開口部66を通過し、通気ダクト4に導風される。また、エンジン室1の上部から導入された冷却空気も、制御箱S、発電機本体G及びエンジンEを冷却しながら、前記板部材61bにおける開口部66を通過して、通気ダクト4に導風される。
【0050】
通気ダクト4に導風された冷却空気は、インタークーラIを冷却し、一部はダクト部材67に導かれて90度方向を変え、側方隔壁52の側方下部連通孔52aを介して第1マフラ室2Aに導風され、他の一部は横隔壁51等に衝突して90度方向を変えた後に、再度、長手方向に方向を変えて、横隔壁51の下部連通孔51bを通って第1マフラ室2Aに導風される。さらに、他の一部は、横隔壁51等に衝突して90度方向を変えた後に、その方向を上方に変えて、水平仕切板56の開口部56aを介して第2マフラ室2Bに導風される。
第1マフラ室2Aに導風された冷却空気は、当該第1マフラ室2A内を上昇しながら第1マフラM1を冷却し、屈曲して上部連通孔51cを通り、第2マフラ室2Bに導風され、水平仕切板56の開口部56aを介して第2マフラ室2Bに導風された冷却空気と合流して、傾斜隔壁53に沿って方向を上方に変え、第2マフラM2を冷却した後、第1マフラ室用排風口25aから外部に排出される。
【0051】
このように、エンジン室1内に吸入される冷却空気はラジエータRを冷却する必要がないので、必要風量も少なくすることができ、エンジンファンFを小型化できるとともに、エンジン室吸風口31a,35a、第1マフラ室用排風口25aの開口面積を小さくできる。さらに、通気ダクト4及びマフラ室2を複雑経路のダクト構造として排圧もかけられるので、エンジン音、マフラ音等の外部に漏出する騒音を大幅に低減させることができる。
【0052】
また、第1マフラ室用排風口25aがフロントルーフパネル25に設けられているため、各装置の熱を吸収した状態で第1マフラ室2A及び第2マフラ2B内に導風され、さらに、第1マフラM1及び第2マフラM2を冷却しながら高温となり、上昇する流れとなった冷却空気をそのまま第1マフラ室用排風口25aから上昇させて排出することができる。そのため、非常に効率よく排気を行うことができるとともに、第1マフラ室用排風口25aから排出された冷却空気が、エンジン室吸風口31a,35a及びラジエータ室吸風口22aへ巻き込み流入することを防止できる。
また、第1マフラ室用排風口25aからの騒音が、防音ケースKの天井部より上方に拡散するので、作業者及び運転者等が働いている発電機周囲の騒音を低減させることができる。
【0053】
さらに、ラジエータRを冷却するための冷却空気を、エンジンファンFとは別の電動ファンDを用いて防音ケースK内に吸入するため、エンジンファンFの騒音の原因となる排風量を最小限に減らすことができるため、騒音を大幅に低減させることができる。
【0054】
[ラジエータ室3における冷却空気の流れ]
図8に示すように、冷却空気は、電動ファンDを回転させることにより、整流をなして、ラジエータ室吸風口22aからラジエータ室3内に吸入される。そして、電動ファンDを冷却してからラジエータRを冷却し、さらに、上部開口部51aを通過した後に第2マフラ室2Bに導風され、傾斜隔壁53に沿って方向を上方に変え、第2マフラM2を冷却した後、フロントルーフパネル25のラジエータ室用排風口25bから外部に排出される。
【0055】
したがって、電動ファンDの回転により、外部から吸入した温度上昇が生じていない冷却空気をラジエータ室3内に吸入することができるため、電動ファンDを最も効率的に冷却することができる。さらに、当該電動ファンDを冷却しただけの温度上昇が少ない冷却空気を用いてラジエータRを冷却することができるため、ラジエータRの冷却効率が格段に上昇する。
【0056】
また、電動ファンDは、スペース的に、或いは、取り付け場所にも制限が少なく、設計上、選択の自由度が大きくなり、低騒音かつ小型の電動ファンDを用いることも可能となるため、ラジエータRのみの冷却能力を確保するだけでよいことから、従来に比べて風量も少なくすることができる。さらに、ラジエータ室吸風口22a、ラジエータ室用排風口25bの開口面積を小さくできるとともに、排圧をかけることができる。さらに、ラジエータRの風切り音は電動ファンDの小型化により低減され、その上、当該電動ファンDによる遮蔽、横隔壁51及び傾斜隔壁53によるダクト効果により、騒音を大幅に低減させることができる。
【0057】
また、ラジエータ室用排風口25bがフロントルーフパネル25に設けられているため、電動ファンDとラジエータRの熱を吸収して高温となり、上昇する流れとなった冷却空気を、そのまま当該ラジエータ室用排風口25bから排出することができる。そのため、非常に効率よく排気を行うことができるとともに、排出された冷却空気がエンジン室吸風口31a,35a及びラジエータ室吸風口22aへ巻き込み流入することを防止できる。
【0058】
[本発明の総合的な作用]
前記のように、エンジン室1、マフラ室2及びラジエータ室3が画設されているため、エンジンファンFの回転にエンジン室1から第2マフラ室2Bに至る冷却空気の流れと、電動ファンDの回転によるラジエータ室3から第2マフラ室2B至る冷却空気の流れは完全に分離されている。そのため、互いの冷却空気は双方の熱の影響を受けず、電動ファンDの回転による冷却空気はラジエータRのみを、エンジンファンFの回転による冷却空気は、制御箱S,発電機本体G、エンジンE、インタークーラI、第1マフラM1等の内部装置を効率良く冷却することができる。加えて、インタークーラI、ラジエータR及びエンジンファンFを小型化することができるため、それらを収容するための防音ケースKを小型化することができる。
なお、本実施形態で使用しているラジエータRとして、アルミ製のラジエータを用いれば、ラジエータを更に小型化できるとともに、その冷却効率を更に向上させることができることはもちろんである。
【0059】
また、発熱量が大きいインタークーラIとラジエータRとを、互いの発熱の影響を受けない位置に配設したため、両装置の冷却効率を格段に上昇させることができるとともに、容易に各々の装置を清掃することができ、効率的な保守管理を行うことが可能となる。
【0060】
また、防音ケースK内へ吸入する冷却空気の量を最小限に減らすことができるので、当該防音ケースK内への雨水及び塵埃の侵入を大幅に減らし、発電機の絶縁や故障を防止することができる。
【0061】
また、故障等が原因でラジエータ室3の電動ファンDが動かなくなる不具合が発生した場合であっても、第1マフラ室用排風口25a及びラジエータ室用排風口25bを閉塞することにより、エンジンファンFによる冷却空気をマフラ室2A,2Bからラジエータ室3に導風して、ラジエータRを冷却させた後、ラジエータ室吸風口22aから排出させることができる。そのため、低負荷運転を行う場合には、発電機を継続して運転させることが可能となる。
【0062】
以上、本発明について、好適な実施形態の一例を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能である。特に、防音ケース内におけるエンジン室、マフラ室、ラジエータ室の区画の方法や、各室の大きさ等は、作業機を構成する各種装置の規格及びレイアウト等に応じて、適切に定めるものである。また、各吸風口や排風口の位置及び数等についても適切に定めることができる。
なお、防音ケース内は、エンジン室、マフラ室及びラジエータ室のみに区画されている必要はなく、適宜、他の装置を配設するための室を形成してもよい。
さらに、本発明は、前記構成を有する防音型エンジン駆動作業機であれば、前記の説明に用いた発電機に限られず、溶接機、圧縮機等の一般的に使用されている総ての作業機において適用可能である。
【0063】
【発明の効果】
本発明の作業機は、前記のように構成されているため、冷却効率を顕著に向上させるとともに、騒音を低減することができ、さらに、防音ケースを小型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示す斜視図である。
【図2】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示す平面図である。
【図3】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示す側面図である。
【図4】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)を示す側面図である(ラジエータ室は省略)。
【図5】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)における防音ケースの構造を示す概略斜視図である。
【図6】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)におけるエンジン室及びマフラ室の冷却空気の流れを示す斜視図(ラジエータ、電動ファンは省略)である。
【図7】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)におけるエンジン室及びマフラ室の冷却空気の流れを示す平面図である。
【図8】本発明のエンジン駆動型作業機(発電機)におけるラジエータ室の冷却空気の流れを示す斜視図(マフラは省略)である。
【図9】従来の発電機の側面図である。
【符号の説明】
G 発電機本体
E エンジン
R ラジエータ
F エンジンファン
D 電動ファン
M1 第1マフラ
M2 第2マフラ
I インタークーラ
K 防音ケース
1 エンジン室
2 マフラ室
2A 第1マフラ室
2B 第2マフラ室
3 ラジエータ室
4 通気ダクト
13 第2排気管
14 第1排気管
21 フロントフレーム
22 前面ドア
22a ラジエータ室吸風口
23 前面パネル
25 フロントルーフパネル
25a 第1マフラ室用排風口
25b ラジエータ室用排風口
27,37 左サイドドア
31 リアフレーム
31a エンジン室吸風口
35 リアルーフパネル
35a エンジン室吸風口
41 センターフレーム
51 横隔壁
51a 上部開口部
51b 下部連通孔
51c 上部連通孔
51e 下部開口部
52 側方隔壁
52a 側方下部連通孔
53 傾斜隔壁
56 水平仕切板
57 垂直隔壁
61 エンジンファンシュラウド
62 ブラケット
67 ダクト部材
70 リアフレームダクト
71 ダクト部材
80 リアルーフダクト
83 水平部材
84 コ字形部材
85 仕切板

Claims (2)

  1. エンジンファンを有するエンジンと、前記エンジンにより駆動される作業機本体と、前記エンジンに接続されるラジエータ、給気冷却器及びマフラとを備え、前記の各装置を防音ケース内に収容した防音型エンジン駆動作業機において、
    前記防音ケース内が、エンジン室と、マフラ室と、ラジエータ室と、に区画され、前記エンジン室に前記エンジン及び前記作業機本体が、前記マフラ室に前記マフラが、前記ラジエータ室に前記ラジエータが、それぞれ配設されており、
    前記エンジン室は吸風口を、前記マフラ室は排風口を、前記ラジエータ室は吸風口をそれぞれ備え、前記ラジエータ室と前記マフラ室とが連通しているとともに、
    前記ラジエータ室における、前記吸風口と前記ラジエータとの間には、電動ファンが配設されており、
    さらに、前記エンジン室と前記マフラ室を連通する通気ダクトを備え、前記通気ダクトの入口に臨かせて前記エンジンファンが配設されているとともに、前記通気ダクト内に前記給気冷却器が配設されている、ことを特徴とする防音型エンジン駆動作業機。
  2. 前記マフラ室の排風口が、前記防音ケースの天井部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の防音型エンジン駆動作業機。
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