JPS6115271Y2 - - Google Patents

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JPS6115271Y2
JPS6115271Y2 JP686579U JP686579U JPS6115271Y2 JP S6115271 Y2 JPS6115271 Y2 JP S6115271Y2 JP 686579 U JP686579 U JP 686579U JP 686579 U JP686579 U JP 686579U JP S6115271 Y2 JPS6115271 Y2 JP S6115271Y2
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JP
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compressor
chamber
opening
air
intake
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JP686579U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、箱体の内部に圧縮機本体と該本体を
駆動する駆動部とを内蔵させるパツケージ型圧縮
機の改良に関する。
従来のこの種の圧縮機は、第1図に示すよう
に、防音機能をもたせた箱体1の底部内面上にア
ングル2を取付け、このアングル2上に圧縮機本
体3と該本体3を駆動する駆動部(例えば電動
機)4を載置固定し、一方、箱体1内を、仕切板
5で、圧縮機本体3及び駆動部4を収納する室1
Aと、該室1Aに隣接する室1Bとに区画し、仕
切板5の室1A側壁部に送風フアン6を取付け、
該フアン6の周りに両室1A,1Bを連通する孔
7を形成し、箱体1には両室1A,1Bと外部と
をそれぞれ連通させる開口部8,9を形成し、室
1A内の孔7近傍及び開口部8近傍にそれぞれダ
クト10A,10Bを形成したものとなつてい
る。従つて、この種の圧縮機においては、送風フ
アン6により外気を開口部9から室1B、孔7及
びダクト10Aを経て室1A内に取入れて駆動部
4及び圧縮機本体3を冷却させ、引続き、ダクト
10B及び開口部を経て外部に排気させることに
より、箱体1内の換気を行なわせているが、室1
A内には外気の循環路が積極的に設けられていな
いため、冷却効率が悪いという欠点があつた。ま
た、室1A内に過熱許容温度が低い電動機等駆動
部4と運転時に発熱する圧縮機本体とを設けてい
るため、駆動部の冷却性が低下すると共に箱体1
内の温度の上限が駆動部4によつて制限されてし
まい、送風フアンを大型化して冷却性能を高めた
り、圧縮機本体3の運転条件に制限を加えたりす
る必要が生じ、コストアツプや運転効率の低下を
来たしていた。更に、第1図の従来例において
は、本体3及び駆動部4を横に並べる構成として
いるため、取付スペースが大きくなるという欠点
もあつた。
本考案は上記欠点を解消したパツケージ型圧縮
機を提供することを目的とするもので、箱体内を
仕切板で上下2室に画成し、外部から順次一方の
室及び他方の室を経て外部に至る換気経路を形成
し、一方の室に駆動部を設け、他方の室に該駆動
部で駆動される圧縮機本体を設けることにより、
駆動部及び圧縮機本体の冷却効率を上昇させると
共に、パツケージ型圧縮機の取付スペースを縮少
させ、構造が簡単なことを特徴とするものであ
る。
以下本考案をパツケージ型空気圧縮機に適用し
た例につき詳細に説明する。
第2図及び第3図において、11は防音機能を
果す箱体で、該箱体11内には仕切板12が設け
られている。ここでは、仕切板12は箱体11の
一方の側壁11Aから該側壁11Aと対向する他
方の側壁11Bに向つて水平に延びる横板部12
Aと、該横板部12Aの先端部から箱体11の底
壁11Cに向けて縦に延びる縦板部12Bとから
なつており、この仕切板12により、箱体11内
は横板部12Aの下方の室(以下下室という。)
13と上方の室(以下上室という。)14とに画
成されている。
側壁11Aには下室13と外部とを連通する取
入開口部15が形成され、仕切板12の縦板部1
2Bには上・下室14,13を連通する送風開口
部16が形成され、側壁11Bと上壁11Dとの
間には上室14と外部とを連通する排気開口部1
7が形成されている。以上外部から順次取入開口
部15、下室13、送風開口部16、上室14及
び排気開口部17を経て外部に至る換気経路が形
成されている。外気導入口となる取入開口部15
にはフイルタ18が取付けられている。
下室13内には駆動部としての電動機19が設
置され、上室14内には空気圧縮機本体20が設
置されている。両者19,20の回転軸19A,
20Aにはそれぞれベルト車21,22が取付け
られ、両ベルト車21,22にはベルト23が掛
け渡されている。ベルト23は仕切板12の横板
部12Aに形成した孔24内を通つて上・下室1
4,13内に延びている。
上室14内の縦板部12Bの側方には電動機1
9の回転軸19Aと連動する換気用の多翼フアン
25が配設されており、このフアン25の回転に
より換気が行なわれるものとなつている。なおフ
アン25を別途設けたがベルト車21のリブを傾
斜させて設け、ベルト車21にフアンの機能をも
たせてもよい。
圧縮機本体20の上部には2つのシリンダ部2
6,26が配置されており、両シリンダ部26,
26には吸気管27と送気管28が接続されてい
る。送気管28は箱体11を貫通して外部のタン
ク29に接続されている。吸気管27の気体取入
部27Aは仕切板12の横板部12Aを貫通して
下室13内の取入開口部15近傍に位置してい
る。このため、吸気用のフイルタを上記フイルタ
18で兼用でき、部品数を少なくできる。また、
箱体11内に取入れられた直後の冷たい空気の一
部を圧縮機本体20に供給できるため、圧縮機本
体20の温度上昇を少なくできる。気体取入部2
7Aには消音器30が組込まれている。31は圧
縮機本体20のクランクケース、32,32はシ
リンダカバーである。33は、シリンダ部26,
26の間に設けられた断面逆台形の箱体で、該箱
体33と箱体11上部との間にシリンダ部26,
26が配置され、これによつて、シリンダ部2
6,26の周囲に強制的に送風がなされる。
上記構成からなるパツケージ型空気圧縮機にお
いて、電動機19が駆動され圧縮機本体20がベ
ルト23を介して運転されると、箱体1内の温度
が上昇するが、特にシリンダ部26,26が高温
となり、全体の温度を高さの関係は、電動機19
<クランクケース31≪シリンダ部26,26<
シリンダカバー32,32となる。この順番は、
これら部品を許容過熱温度の高さの順番とも一致
している。一方、電動機19が駆動されると、多
翼フアン25が回転し、これに伴なつて、外部の
空気が取入開口部15から順次電動機19、送風
開口部16、多翼フアン25、クランクケース3
1、シリンダ部26,26及びシリンダカバー3
2,32に沿つて流れ、排気開口部17から外部
に排出される。この空気の流れは上述した部品の
許容過熱温度の高さの順番と一致しているため、
効率のよい冷却が可能となる。また、電動機19
及び圧縮機本体20の周りのスペースが狭く形成
されているため、冷却空気の流速が増大し、各部
が強制冷却される。更に、箱体1内は、仕切板1
2で、圧縮機本体20を収納する上室14と駆動
部19を収納する下室13とに画成され、かつ、
空気が下室13から上室14へと流れるため、圧
縮機本体20からの熱が駆動部19に作用せず、
駆動部19の冷却性は高い。
殊に、図示の実施例においては、過熱しにくい
駆動部19を下室13に設け、過熱しやすい圧縮
機本体20を上室14に設けているため、熱が駆
動部19側に伝わりにくくなつている。もちろ
ん、この配置により、最も高温となるシリンダカ
バー32,32、シリンダ部26,26等と駆動
部19とが十分引離されることも、冷却効率改善
に寄与している。
以上本考案をパツケージ型空気圧縮機に適用し
た例につき説明したが、本考案は空気圧縮機以外
の気体圧縮機にも同様に適用できる。この場合、
吸気管を気体供給源に接続すればよい。また、本
考案において、圧縮機本体及び駆動部は上記以外
のいかなるタイプのものであつてもよい。更に、
箱体内を仕切板で画成する態様も上記に限られる
ことはない。
本考案は上記構成をなすものであるから、構造
が簡単となり、また駆動部および圧縮機本体を上
下方向に配置したので、流入した空気は、電動機
からクランクケース、そしてシリンダ部からシリ
ンダカバーへと下方から上方へ流れるので冷却性
が高く、しかも設置床面積が少なくてすむ。更
に、駆動部と圧縮機本体とを別々の室に設ける構
成としたので、冷却用フアンを大型化したり、圧
縮機本体の運転条件に制限を加えたりする(例え
ば運転を止めたりすること)必要性がなくなり、
原価低減及び運転効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を示すパツケージ型圧縮機の
縦断面正面図。第2図は本考案の実施例を示すパ
ツケージ型空気圧縮機の縦断面側面図。第3図は
第2図における−線断面図。 11……箱体、12……仕切板、13……下室
(一方の室)、14……上室(他方の室)、15…
…取入開口部、16……送風開口部、17……排
気開口部、18……換気経路、19……駆動部、
19A……回転軸、20……圧縮機本体、25…
…多翼フアン、27A……気体取入部、32……
シリンダカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体内を仕切板によつて上室および下室に画成
    し、前記下室の一方に外気を流入させる取入開口
    部を形成し、該取入開口部に面して駆動部を回転
    軸の方向に設けると共に気体取入部を設け、該回
    転軸のプーリ取付側に多翼フアンを設けて前記下
    室の他方に形成した送風開口部に突出させ、該送
    風開口部を介して連通する前記上室に前記駆動部
    によつて駆動され前記気体取入部を介して吸気す
    る圧縮機本体を設け、該圧縮機本体の上部のシリ
    ンダカバーに近接して外部へ連通する排気のため
    の排気開口部を設けたことを特徴とするパツケー
    ジ型圧縮機。
JP686579U 1979-01-20 1979-01-20 Expired JPS6115271Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP686579U JPS6115271Y2 (ja) 1979-01-20 1979-01-20

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JP686579U JPS6115271Y2 (ja) 1979-01-20 1979-01-20

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Publication Number Publication Date
JPS55106382U JPS55106382U (ja) 1980-07-25
JPS6115271Y2 true JPS6115271Y2 (ja) 1986-05-12

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ID=28814072

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JP686579U Expired JPS6115271Y2 (ja) 1979-01-20 1979-01-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4272392A (en) * 1979-11-02 1981-06-09 The Dow Chemical Company Hydrated Mg(NO3)2 /MgCl2 reversible phase change compositions
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JPS55106382U (ja) 1980-07-25

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