JP2000088294A - エンジン式ヒートポンプ室外機 - Google Patents

エンジン式ヒートポンプ室外機

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JP2000088294A
JP2000088294A JP25791698A JP25791698A JP2000088294A JP 2000088294 A JP2000088294 A JP 2000088294A JP 25791698 A JP25791698 A JP 25791698A JP 25791698 A JP25791698 A JP 25791698A JP 2000088294 A JP2000088294 A JP 2000088294A
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JP
Japan
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engine
blower
electrical component
room
compressor
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Pending
Application number
JP25791698A
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English (en)
Inventor
Osamu Kojima
収 小嶌
Shinji Okuhara
伸二 奥原
Yasuaki Nagashima
康明 長島
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風機のファン部による騒音を低減できると共
に、送風機のモータ部が、エンジン室の熱による悪影響
を受けないようにする。 【解決手段】 吸気口8と排気口7とを備えるケーシン
グ2を有し、該ケーシング2内に、圧縮機11と、該圧
縮機11を駆動するエンジン3と、ケーシング2内に空
気を循環させる送風機20と、機器を制御するための電
気部品が収納される電装品ボックス16とを具備するエ
ンジン式ヒートポンプ室外器1において、前記ケーシン
グ2内を、前記排気口7と連通すると共に前記圧縮機1
1及び前記エンジン3が収納されるエンジン室6と、前
記吸気口8と連通すると共に前記電装品ボックス16が
配される電装品室4とに区画し、前記電装品室4と前記
エンジン室6との間には、前記電装品室4側から前記エ
ンジン室6側に延出するダクト25が設けられ、前記送
風機20のモータ部22は電装品室4に、前記送風機2
0のファン部21は前記ダクト25に配される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱交換サイクル
に含まれるコンプレッサをエンジンで駆動するようにし
たエンジン式ヒートポンプ室外機に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン式ヒートポンプ室外機は、エン
ジンや圧縮機の発熱を抑制するために冷却が必要であ
り、通常は送風機によって外気をエンジン室内に送るこ
とによって、空冷されるものである。特開昭62−77
568号に示される従来のエンジン式ヒートポンプ室外
機は、ケーシングに形成された排気口に送風機が設けら
れ、この排気口には、内面に吸音材が設けられるダクト
が取り付けられているものである。
【0003】また、通常のヒートポンプ式室外機は、エ
ンジンや圧縮機が収納されるエンジン室内には、これら
エンジンや圧縮機の発生する騒音や熱を抑制するための
吸音材や断熱材が設けられているが、コントロールボッ
クス等の電装品が収納される電装品室内には、コストを
低減させるために前記吸音材や断熱材は設けられていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造のよう
に、送風機が排気口部分に取り付けられるものは、この
排気口部分に吸音材が設けられているとはいえ、排気口
が外部と極めて近いために、送風機のファン部による風
切り音等の騒音が外部に直接漏れやすいものであり、ま
た送風機のモータ部が、エンジン室内の熱によって悪影
響を与えられ、耐久性等が低下するという不具合を有す
るものである。
【0005】そこで、この発明は、送風機による騒音を
低減できると共に、送風機のモータ部が、エンジン室の
熱による悪影響を受けることのないエンジン式ヒートポ
ンプ室外機を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、この発明は、吸気口と排気口とを備えるケーシン
グを有し、該ケーシング内に、熱交換サイクルの一部を
構成する圧縮機と、該圧縮機を駆動するエンジンと、前
記吸気口から前記ケーシング内に吸引してケーシング内
を循環させ前記排気口から空気を排出する送風機と、前
記圧縮機、前記エンジン及び送風機を制御するための電
気部品が収納される電装品ボックスとを具備するエンジ
ン式ヒートポンプ室外機において、前記ケーシング内
を、前記排気口と連通すると共に前記圧縮機及び前記エ
ンジンが収納されるエンジン室と、前記吸気口と連通す
ると共に前記電装品ボックスが配される電装品室とに区
画し、前記電装品室と前記エンジン室との間には、前記
電装品室側から前記エンジン室側に延出する連通部が設
けられ、前記送風機のモータ部は電装品室に、前記送風
機のファン部は前記連通部に配されるものである(請求
項1)。
【0007】上記構成によれば、外気は、送風機の駆動
によって吸気口から前記電装品室内に取り込まれ、連通
部に設置された送風機のファン部を通過して前記エンジ
ン室内に送られ、エンジンや圧縮機等を冷却した後、エ
ンジン室に形成された排気口から外部に排出される。こ
のように、送風機のファン部を吸気口及び排気口から離
れた位置に設置することによって、このファン部から生
じる風切り音等の騒音は、外部に漏れることが防止され
ると共に、エンジン室内の吸音断熱材によって吸収され
るので、更に騒音を低減できる。また、送風機のモータ
部は前記電装品室内に設置されるので、このモータ部に
前記エンジン室の熱影響が及ぶことを防止できる。
【0008】更に、前記連通部は、前記電装品室側から
前記エンジン室側に延出し、前記電装品室と前記エンジ
ン室との間の壁部に沿って設けられたダクトであり、前
記送風機のファン部は、該ダクト内に配されることが望
ましい(請求項2)。また、前記送風機をシロッコファ
ンとすることが望ましい(請求項3)。
【0009】これによって、連通部若しくはダクト部を
小型化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0011】図1に示されるこの発明の実施の形態にお
けるエンジン式ヒートポンプ室外機(以下、室外機とい
う)1は、軽油によって駆動されるディーゼルエンジ
ン、ガソリンによって駆動されるガソリンエンジン等の
内燃式のものであり、エンジン騒音を防止するための消
音器10を有するエンジン3、このエンジン3に形成さ
れたプーリ9の回転力がベルト13を介してプーリ12
に伝達されることのよって駆動される熱交換サイクルに
含まれる圧縮機11、外気を取り込み循環させるための
送風機20、機器類の制御を行うコントロールパネル等
を含む電装品ボックス16等が、ケーシング2内に収納
されるものである。
【0012】前記ケーシング2は、その内部に壁部5が
形成され、前記エンジン3を収納するエンジン室6と、
前記コントロールパネル等の電装品ボックス16を収納
する電装品室4とに区画される。前記壁部5は、ケーシ
ング2の内部に上下に渡って設けられ、この壁部5の上
方部分の所定の位置には開口部5aが形成されると共
に、この開口部5aよりも下側の部分には後述する送風
機20のモータ駆動軸23を挿通するための貫通孔5b
が形成されている。また、この壁部5の前記開口部5a
の周縁から前記壁部5に沿って、前記エンジン室6側に
延出するダクト形成用壁部19が形成され、これら壁部
5とダクト形成用壁部19とによってダクト25が形成
される。
【0013】前記エンジン室6には、前記エンジン3、
圧縮機11等が収納され、その内壁面には前記エンジン
3、圧縮機11等が発生する騒音及び熱を吸収するため
の発砲ポリウレタン等の吸音断熱材14が貼付されてい
る。また、このエンジン室6の上面部分には排気ダクト
15が形成され、この排気ダクト15の開口端部は排気
口7となっている。また、前記排気ダクト15の内壁に
も吸音断熱材14が貼付されている。
【0014】前記電装品室4には、前記電装品ボックス
16が収納配置され、その下面部分には外部から空気を
取り入れるための吸気口8が形成されている。この電装
品ボックス16には、図示しない熱交換サイクルに含ま
れる室内器等からの制御信号を入力するための電線17
と、前記エンジン3、圧縮機11及び後述する送風機2
0等に制御信号を伝達する電線18が配設される。尚、
この電装品室4には、通常は騒音や高熱を発生するもの
は収納されないため、吸音断熱材を設けておらず、コス
トの削減を図っている。
【0015】前記送風機20は、例えばシロッコファン
である多翼ファン21、モータ部22、モータ駆動軸2
3、及びファンケース24から構成される。前記モータ
部22は、前記壁部5の前記電装品室4側の面に設置固
定され、前記モータ駆動軸23は、前記壁部5に形成さ
れた前記貫通孔5bに回転自在に挿通される。前記多翼
ファン21は、前記ダクト25内に設置されると共に、
前記モータ駆動軸23に固定されており、前記モータ部
22の回転力を受けて回転する。即ち、前記多翼ファン
21は、前記壁部5を境にエンジン室6側に配置され
る。そして、前記ファンケース24は、前記多翼ファン
21の回転方向に沿って渦巻形状に形成され、前記多翼
ファン21の側部に開口する吸入口24a、及び前記渦
巻形状の端部に開口する吹出口24bを有するものであ
り、前記壁部5のエンジン室6側の面と前記ダクト形成
用壁部19との間に設置固定される。
【0016】次に、上記構成における作用効果を説明す
る。前記モータ部22の回転力によって前記多翼ファン
21が回転すると、前記吸気口8から外気が前記電装品
室4内に取り込まれる。そして、この取り込まれた空気
は、前記電装品室4内の電装品ボックス16、モータ部
22等を冷却し、前記壁部5上部に形成された開口部5
aから前記ダクト25を介して、前記多翼ファン21の
中心部分に吸い込まれ、前記ファンケース24の吹出口
24bから前記エンジン室6内へ流れ込む。
【0017】そして、前記エンジン室6内に取り込まれ
た空気は、このエンジン室6内を下方から上方へ流通し
て高熱を発する前記エンジン3等を冷却し、エンジン室
6上部の前記排気ダクト15内を通って前記排気口7か
ら排気される。
【0018】上記構成によれば、前記多翼ファン21が
排気口7及び吸気口8から離れた位置に設置されている
と共に、前記吸音断熱材14が設けられた前記エンジン
室6内に設けられていることによって、前記多翼ファン
21の回転に伴う風切り音等の騒音は、前記排気口7及
び前記吸気口8から外部へ漏れることが防止され、前記
吸音断熱材14によって吸音されるので、大幅に低減さ
れる。更に、前記ダクト形成用壁部19の存在によっ
て、前記多翼ファン21の風切り音等の騒音は前記電装
品室4側へ直接出ることがないので、外部に漏れる騒音
は極めて小さいものとなる。
【0019】また、前記送風機20のモータ部22は、
前記電装品室4側に配設されているので、前記エンジン
3等の発する高熱がこのモータ部22の耐久性等に悪影
響を与えることはない。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上記のように、送風機を吸
気口及び排気口から離れた位置に設置すると共に、送風
機のファン部をエンジン室に、モータ部を電装品室に配
置することによって、外部へのファン騒音を低減できる
と共に、モータ部の耐久性を向上させることができる。
従って、静かで耐久性のあるエンジン式ヒートポンプ室
外機を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態におけるエ
ンジン式ヒートポンプ室外機の概略図である。
【符号の説明】
1 エンジン式ヒートポンプ室外機 2 ケーシング 3 エンジン 4 電装品室 5 壁部 6 エンジン室 7 排気口 8 吸気口 11 圧縮機 14 吸音断熱材 16 電装品ボックス 19 ダクト形成用壁部 20 送風機 21 多翼ファン 22 モータ部 23 モータ駆動軸 24 ファンケース 25 ダクト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と排気口とを備えるケーシングを
    有し、該ケーシング内に、熱交換サイクルの一部を構成
    する圧縮機と、該圧縮機を駆動するエンジンと、前記吸
    気口から前記ケーシング内に吸引してケーシング内を循
    環させ前記排気口から空気を排出する送風機と、前記圧
    縮機、前記エンジン及び送風機を制御するための電気部
    品が収納される電装品ボックスとを具備するエンジン式
    ヒートポンプ室外機において、 前記ケーシング内を、前記排気口と連通すると共に前記
    圧縮機及び前記エンジンが収納されるエンジン室と、前
    記吸気口と連通すると共に前記電装品ボックスが配され
    る電装品室とに区画し、 前記電装品室と前記エンジン室との間には、前記電装品
    室側から前記エンジン室側に延出する連通部が設けら
    れ、 前記送風機のモータ部は電装品室に、前記送風機のファ
    ン部は前記連通部に配されることを特徴とするエンジン
    式ヒートポンプ室外機。
  2. 【請求項2】 前記連通部は、前記電装品室側から前記
    エンジン室側に延出し、前記電装品室と前記エンジン室
    との間の壁部に沿って設けられたダクトであり、前記送
    風機のファン部は、該ダクト内に配されていることを特
    徴とする請求項1記載のエンジン式ヒートポンプ室外
    機。
  3. 【請求項3】 前記送風機は、シロッコファンであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン式ヒート
    ポンプ室外機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224072A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ給湯機
JP2009085528A (ja) * 2007-10-01 2009-04-23 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2010029093A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 捕虫器
JP2011133117A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2012247186A (ja) * 2012-09-14 2012-12-13 Panasonic Corp ヒートポンプ給湯機
JP2022044575A (ja) * 2020-09-07 2022-03-17 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 空気調和機

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