JP2008224072A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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伸二 渡辺
Yoshiki Yamaoka
由樹 山岡
Katsuhiro Wada
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Abstract

【課題】本発明のヒートポンプ給湯機は、圧縮機や冷凍サイクルの部品を回りの空間ごと断熱材で覆う、または断熱材で密閉するものである。
【解決手段】圧縮機2、水−冷媒熱交換器、減圧手段、空気−冷媒熱交換器および送風機を環状に配管で接続して冷媒を充填した冷凍サイクルを具備した熱源部1と、貯湯タンク、混合弁、電磁弁、および循環ポンプを接続して構成された貯湯タンク部を備えたヒートポンプ給湯機であって、圧縮機2を断熱材で覆う構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、加熱した湯水を貯湯タンクに蓄えて給湯を行うヒートポンプ給湯機に関するものである。
図9は従来のヒートポンプ給湯機の構成図である。
図に示すように、このヒートポンプ給湯機では、貯湯タンク8と、冷凍サイクル6による加熱源1を備え、貯湯タンク8の下部から沸上げ管9で冷凍サイクル6と接続し、冷凍サイクル6から貯湯タンク上部へ接続している。
冷凍サイクル6は圧縮機2、水−冷媒熱交換器3、減圧手段4、空気−冷媒熱交換器5を環状に接続して構成される。
沸き上げ運転では、冷凍サイクル6の圧縮機2で加圧された高温高圧のガス冷媒が水−冷媒熱交換器3に送られる。この時、圧縮機2は断熱材50を巻かれているため、圧縮機2からの放熱を低減できる。沸上げポンプ7で搬送されてきた貯湯タンク8の底部の冷水と熱交換して低温冷媒となる。
そして、水−冷媒熱交換器3で冷水に放熱した冷媒は減圧手段4で減圧され、二相の冷媒となる。そして空気−冷媒熱交換器5に送られて大気と熱交換し低温のガス冷媒となり圧縮機2に戻る。
一方、貯湯タンク8の底部の冷水は沸上げポンプ7で水−冷媒熱交換器3に搬送され冷媒の熱を吸熱して高温の湯となって沸上げ管9を通って貯湯タンクの上部に送られる。この時、高温の湯は密度差により水とほぼ混合されることなく、貯湯タンク8内の上部より積層していき、貯湯タンク8内に高温の湯が貯まることになる。
なお、貯湯タンク8の壁面には貯湯温度検知手段10a、10b、10c、10dが設けられており、この貯湯温度検知手段10a、10b、10c、10dにより湯量が検知され貯湯温度検知手段10dが所定の温度以上となったとき沸き上げ運転を終了する(例えば特許文献1参照)。
特開2005−221088号公報
しかしながら、上記の従来技術では、グラスウールや軟質ウレタンフォーム等の断熱材が、圧縮機などの冷凍サイクル部品に巻かれているが、これらの要素部品は個々に複雑な形状をしており、断熱材を巻きつけることに工数がかかると言う課題があった。
また、これらの断熱材は断熱性能が低いため、より大きな断熱効果を得るためには断熱材の厚さを増す必要があり、圧縮機など冷凍サイクル回りにスペースが必要で、装置が大型化するなどの課題があった。
本発明の目的は、圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧手段、空気−冷媒熱交換器および送風機などを環状に配管で接続し、冷媒を充填して構成された冷凍サイクルと、制御用の電装品を収納した冷凍サイクル収納部と、貯湯タンク、混合弁、電磁弁、および循環ポンプなどを接続して構成されたタンク/水回路を備えたヒートポンプ給湯機であって、前記圧縮機や冷凍サイクルの部品を、(回りの空間ごと)断熱材で覆う、または断熱材で密閉することにより、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化を図るものである。
また、断熱材を冷凍サイクル部品に巻きつけることなく、部品の回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減、また断熱厚さを抑えながら圧縮機からの放熱を抑制することで冷凍サイクル回りのスペースを有効利用することができ、よりコンパクトなヒートポンプ給湯機を提供することである。
この目的を達成するために本発明のヒートポンプ給湯機は、圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧手段、空気−冷媒熱交換器および送風機などを環状に配管で接続して冷媒を充填した冷凍サイクルを具備した熱源部と、貯湯タンク、混合弁、電磁弁、および循環ポンプなどを接続して構成された貯湯タンク部を備えたヒートポンプ給湯機であって、前記圧縮機や冷凍サイクルの部品を回りの空間ごと断熱材で覆う、または断熱材で密閉するものである。
本発明のヒートポンプ給湯機は、圧縮機や冷凍サイクルの部品を回りの空間ごと断熱材で覆う、または断熱材で密閉するので、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。
また、複雑な形状をした冷凍サイクル部品に断熱材を巻きつけることなく、冷凍サイクルの回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減や低騒音化、また断熱厚さを抑えながら放熱を抑制することで冷凍サイクル回りのスペースを有効利用することができ、よりコンパクトなヒートポンプ給湯機を提供できる。
第1の発明は、圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧手段、空気−冷媒熱交換器および送風機などを環状に配管で接続して冷媒を充填した冷凍サイクルを具備した熱源部と、貯湯タンク、混合弁、電磁弁、および循環ポンプなどを接続して構成された貯湯タンク部を備えたヒートポンプ給湯機であって、前記圧縮機を(回りの空間ごと)断熱材で覆う、または断熱材で密閉したことを特徴とするものである。
これにより、圧縮機からの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。また、複雑な形状をした圧縮機に断熱材を巻きつけることなく、圧縮機の回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減や低騒音化を図ることができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記圧縮機、配管、減圧手段などの冷凍サイクル部品や制御用の電装品を収納した圧縮機収納部を断熱材で覆う、または断熱材で密閉したことを特徴とするものである。
これにより、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制することによってさらに冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。また、複雑な形状をした冷凍サイクル部品に断熱材を巻きつけることなく、冷凍サイクルの回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減や低騒音化を図ることができる。
第3の発明は、特に第2の発明において、前記圧縮機収納部のうち、低温部と高温部をそれぞれ区別し、少なくとも高温部を(回りの空間ごと)断熱材で覆う、または断熱材で密閉する構造としたことを特徴とするものである。
これにより、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制するとともに冷凍サイクルの高温と低温の熱交換ロスを削減でき、さらに冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。また、複雑な形状をした冷凍サイクル部品に断熱材を巻きつけることなく、冷凍サイクルの回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減や低騒音化を図ることができる。
第4の発明は、特に第1ないし3の発明において、前記圧縮機収納部のうち、電装品収納ボックスを除いて空間ごと断熱材で覆う、または断熱材で密閉する構造としたことを特徴とするものである。
これにより、冷却が必要な電装部品を断熱することなく、部品の信頼性向上が図れるとともに、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。
第5の発明は、特に第1ないし4の発明において、前記密閉構造を樹脂または金属の板で構成し、かつ内側に断熱材を設けたことを特徴とするものである。
これにより、冷凍サイクル部品周りの空間の密閉性向上を図ることができ、さらに冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。また、断熱材に加えて樹脂または金属の板で覆うことにより、さらなる低騒音化を図ることもできる。
第6の発明は、特に第1ないし4の発明において、前記密閉構造をシート状の樹脂で構成したことを特徴とするものである。
これにより、冷凍サイクル部品周りの空間の密閉性をさらに向上でき、冷凍サイクルからの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化(消費電力低減)を図ることができる。
第7の発明は、特に第1ないし6の発明において、前記断熱材を発泡系ウレタン、真空断熱材、吸音効果と断熱効果のあるフエルト系の吸音断熱材の少なくとも一つで構成したことを特徴とするものとする。
これにより、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。また、複雑な形状をした冷凍サイクル部品に断熱材を巻きつけることなく、冷凍サイクルの回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減が図れると共に、さらなる低騒音化を図ることができる。
第8の発明は、特に第1ないし7の発明において、前記断熱材にゴム系の防振材を組み合わせた構成にしたことを特徴とするものである。
これにより、冷凍サイクル部品からの放熱を抑制することによって冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。また、複雑な形状をした冷凍サイクル部品に断熱材を巻きつけることなく、冷凍サイクルの回りの空間を含めて密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減が図れると共に、さらなる低騒音化を図ることができる。
第9の発明は、特に第1ないし8の発明において、前記冷凍サイクルに臨界圧力以上に昇圧された冷媒を用いることを特徴とするものである。
これにより、放熱器を流れる冷媒は、圧縮機で臨界圧力以上に加圧されているので、放熱器で熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。したがって放熱器全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり熱交換効率を高くできる。
(実施の形態1)
以下、実施の形態による給湯機について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機の回路図である。
装置の概要は、低温の湯水と高温の湯水とが層を成した状態で貯えられている貯湯タンク8と、その湯水を加熱する熱源部1である冷凍サイクル6を備え冷凍サイクル6によって貯湯タンク8の水を加熱して沸き上げて貯湯して給湯に利用する。
先ず、熱源部1である冷凍サイクル6の構成について説明する。
冷凍サイクル6は、冷媒を圧縮する圧縮機2、冷媒を冷却する水−冷媒熱交換器3、冷媒を減圧する減圧手段4、冷媒を蒸発気化する空気−冷媒熱交換器5で構成されている。
圧縮機2は複合断熱材51にて覆われている。
この冷凍サイクル6は、圧縮機2の吐出側より水−冷媒熱交換器3を介して減圧手段4に接続し、さらに圧縮機2の吸入側に接続している。
また、この冷凍サイクル6においては、冷媒として炭酸ガスが用いられており、圧縮機2によって圧縮された冷媒は、高温高圧の超臨界状態の冷媒として水−冷媒熱交換器3に入り、ここで放熱して冷却する。
その後、減圧手段4において減圧されて低温低圧の湿り蒸気となり、空気−冷媒熱交換器5で大気と熱交換して蒸発気化し圧縮機2へ戻される。
この時、大気温度センサー36にて検知した大気温度により圧縮機2の回転数を決定し、運転タイマー37により連続運転時間を検知する。
一方、湯の沸き上げに関する構成として、沸上げ管9は貯湯タンク8の下部から冷凍サイクル6の水−冷媒熱交換器3と接続し、ダイレクト混合弁41を経て貯湯タンク8上部へ接続している。
沸上げ管9が接続されている貯湯タンク上部とは、湯水が貯湯タンク8の高温層側であればよく、また、貯湯タンク8の下部とは、湯水が貯湯タンクの低温層側であればよい。
貯湯タンク8から冷凍サイクル6に湯水を送り貯湯タンク8に戻すために、沸上げ管9の途中に出力を任意に変化させることができる沸上げポンプ7を設けている。
また、冷凍サイクル6において加熱する前の低湯水の温度を検知する入水温度センサー15を沸上げ管9の水−冷媒熱交換器3入口側近傍に、加熱した高湯水の温度を検知する出湯温度センサー16を沸上げ管9における放熱器3出口近傍に設けている。
そして、貯湯タンク8の温度分布を把握するため、外側壁面に垂直方向に貯湯温度検知手段10a〜10dを備えている。
給湯に関する構成としては、貯湯タンク8の底部に給水源から給水を行う給水管19が接続され、給水源からは減圧弁20にて適度な圧力に減圧されて給水管19に給水される。また、給水温度を検知するため給水温度センサー18を備えている。
貯湯タンク8上部には貯湯された高温水を出湯し給湯に利用するための給湯管21が接続され、その途中には給水管19からの給水バイパス管22が接続されている。また、給湯管21からの高温水と給水バイパス管22からの低湯水を任意の比率で混合可能な給湯用混合弁23が設けられている。
給湯用混合弁23の下流側には、混合された給湯温度を検知するために給湯温度センサー25が設けられ、その先に蛇口やシャワーに代表される給湯端末24が接続されている。
給湯のために利用者が給湯端末24を開けると、先ず貯湯タンク8内の湯水が給湯管21から出湯されるとともに、給水管19から貯湯タンク8に給水される。
同時に冷凍サイクル6が運転されダイレクト混合弁41にて、冷凍サイクル6の放熱器3にて加熱された湯水と貯湯タンク8内の高温の湯を混合して給湯管21に送られる。その後、出湯温度センサー16にて検知した温度が上昇するに従い、貯湯タンク8からの出湯割合を減少させていく。
この時、流量センサー17で水−冷媒熱交換器3を通った湯の流量が計測される。
給湯は、給水バイパス管22により給水を分岐し、貯湯タンク8と水−冷媒熱交換器3で加熱された湯水を混合した湯水と、給水からの低の水を混合弁23において混合比を変えて混合することで、給湯温度を変化させて給湯端末24に給湯する。
この時の混合比は給湯温度センサー25で検知される給湯温度に応じて制御され、所定の給湯温度に保たれる。
浴槽13への注湯に関する構成としては、給湯管21の途中から分岐して、浴槽13へ注湯する注湯管28が設けられている。
給湯と同様に、浴槽13への注湯と同時に冷凍サイクル6が運転されダイレクト混合弁41にて、冷凍サイクル6の放熱器3にて加熱された湯水と貯湯タンク8内の高温の湯を混合して給湯管21に送られる。その後、出湯温度センサー16にて検知した温度が上昇するに従い、貯湯タンク8からの出湯割合を減少させていく。
この時、流量センサー17で放熱器3を通った湯の流量が計測される。
給湯管21からの湯水と給水バイパス管22からの低温の湯水を混合して注湯できるように風呂用混合弁26が設けられ、その下流には注湯温度センサー34が設けられている。
また、注湯管28は注湯電磁弁27を備え、利用者はリモコン(図示しない)により注湯を指示すると注湯電磁弁27を任意に開閉して自動的に注湯を開始し、浴槽13に注湯を行った後自動的に注湯電磁弁27を閉止して終了する。
浴槽13内の湯水を加熱、保温する風呂加熱運転の回路構成に関しては、利用側回路31においては、浴槽13内の湯水を利用側ポンプ12により風呂熱交換器14に循環させている。また、浴槽内13の温度を検知するために風呂湯温センサー32を設けている。
熱源側回路30では貯湯タンク8の上部より高温の湯水を熱源側ポンプ11により風呂熱交換器14に循環し、利用側回路31の低温の湯水と熱交換して、利用側回路31の湯水の温度を上昇させた後、貯湯タンク8の低温部に環流する。
また、風呂熱交換器14より利用側ポンプ11で循環し環流された湯水の温度を検知し利用側ポンプ11の流量を制御するための環流温度センサー33が取り付けられている。
また、暖房用放熱器39の運転においては、暖房用電磁弁38を開成し、ダイレクト混合弁41を沸き上げ管9側に湯水が流通しないように切り換える。冷凍サイクル6を運転して、沸き上げポンプ7により搬送された貯湯タンク8下部の低温の湯水を水−冷媒熱交換器3にて高温の湯として、暖房用放熱器39に送る。
暖房用放熱器39では雰囲気に放熱し、低温となった湯水を再び貯湯タンク8の低温部に還流する。
次に、本発明の特長である圧縮機2の密閉断熱構造について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における熱源部1の平面図であり、図3はその側面図であり、図4は、本発明の第1の実施の形態における圧縮機の密閉断熱構造の斜視図であり、図5はその断面図である。
図2、3に示すように、圧縮機2は熱源部1の内部に筐体51に覆われて設置されている。
図4、5に示すように、圧縮機2の周りに樹脂または金属板53で筐体51を構成し、かつ金属板53の内側に断熱材52を設けて密閉構造としている。
これにより、圧縮機2およびその周りの空間は断熱材52で断熱するだけでなく、金属板53で密閉性を強化することにより、圧縮機2からの熱漏洩を低減して冷凍サイクルのさらなる高効率化を図ることができる。また、断熱材52に加えて樹脂または金属の板で覆うことにより、さらなる低騒音化を図ることもできる。
また、本実の形態では、金属板53で密閉度を高めたが、断熱材52だけで密閉度をあげても良い。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯機の回路図である。動作については実施の形態1と同様であり、説明は実施の形態1のものを援用する。
次に、本発明の特長である冷凍サイクル6の密閉断熱構造について説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態における冷凍サイクルの密閉断熱構造の平面図であり、図8はその側面図である。
図7、8に示すように、実施の形態1と同様に熱源部1内に圧縮機2が設けられているが、実施の形態2では、圧縮機2だけでなく、冷凍サイクル6(図示せず)が収納されている空間全体を断熱材52で覆うとともに密閉構造としている。
圧縮機2だけでなく冷凍サイクル6全体を断熱材52で覆って密閉構造としているため、圧縮機2以外の冷凍サイクル部品からの熱漏洩も低減でき、さらに電気代を低減できる。
また、冷凍サイクル部品や配管が入り混じったところの圧縮機2の回りを密閉断熱するのではなく、冷凍サイクルの周囲を空間ごと密閉断熱することにより、断熱材を取り付ける工数の削減をさらに図ることができる。
また、本実の形態では、電装品収納ボックスを含めて密閉断熱構造としたが、電装品収納ボックスを除いて冷凍サイクルを密閉断熱しても良い。
本発明のヒートポンプ給湯機は、家庭用、業務用を問わず広い用途に用いることができる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機の回路図 同熱源部の平面図 同熱源部の側面図 同圧縮機の密閉断熱構造の斜視図 同圧縮機の密閉断熱構造の断面図 本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ給湯機の回路図 同熱源部の平面図 同熱源部の側面図 従来のヒートポンプ給湯機の回路図
符号の説明
2 圧縮機
6 冷凍サイクル
52 断熱材
53 金属板

Claims (13)

  1. 圧縮機、水−冷媒熱交換器、減圧手段、空気−冷媒熱交換器および送風機を環状に配管で接続して冷媒を充填した冷凍サイクルを具備した熱源部と、貯湯タンク、混合弁、電磁弁、および循環ポンプを接続して構成された貯湯タンク部を備えたヒートポンプ給湯機であって、前記圧縮機を断熱材で覆うことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
  2. 前記圧縮機を回りの空間ごと前記断熱材で覆う請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 前記圧縮機を前記断熱材で密閉するように覆う請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 前記圧縮機、配管、減圧手段などの冷凍サイクルの部品や制御用の電装品を収納した圧縮機収納部を断熱材で覆うことを特徴とする前記請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 前記圧縮機収納部のうち、低温部と高温部をそれぞれ区別し、少なくとも高温部を断熱材で覆う構造としたことを特徴とする前記請求項4記載のヒートポンプ給湯機。
  6. 前記高温部を回りの空間ごと前記断熱材で覆う請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  7. 前記高温部を前記断熱材で密閉するように覆う請求項1記載のヒートポンプ給湯機。
  8. 前記圧縮機収納部のうち、電装品収納ボックスを除いて断熱材で覆う構造としたことを特徴とする前記請求項4〜7いずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
  9. 前記断熱材で覆う構造を内側に前記断熱材を設けた樹脂または金属の板で構成した請求項1〜8のいずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
  10. 前記断熱材で覆う構造を内側に前記断熱材を設けたシート状の樹脂で構成した請求項1〜8のいずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
  11. 前記断熱材を発泡系ウレタン、真空断熱材、吸音効果と断熱効果のあるフエルト系の吸音断熱材の少なくとも一つで構成したことを特徴とする請求項1〜10いずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
  12. 前記断熱材にゴム系の防振材を組み合わせた構成にしたことを特徴とする前記請求項1〜11いずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
  13. 前記冷凍サイクルに臨界圧力以上に昇圧された冷媒を用いることを特徴とする前記請求項1〜12いずれかに記載のヒートポンプ給湯機。
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