JP2004286261A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも2つ以上の水抜き手段を最適な部位に配設させることで、良好なる水抜き性を有する給湯装置を実現する。
【解決手段】ヒートポンプユニット1には、貯湯タンク2内の給湯用水を給湯用熱交換器8に流入する給水側接続口5aと給湯用熱交換器8により加熱した給湯用水を流出する吐水側接続口5bとが配設され、かつ給水側接続口5aおよび吐水側接続口5bに循環水通路3内の給湯用水を水抜きする水抜き栓6a、6bが高低差を有するように配設される。これにより、良好なる水抜き性を有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯湯タンクと貯湯タンク内の給湯用水を加熱する給湯手段とを備える給湯装置に関するものであり、特に、給湯手段に流入する給湯用水の排水に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、給湯用水を貯える貯湯タンクと別体に給湯手段とを設置して、貯湯タンクと給湯手段とを循環水回路で接続し、貯湯タンクの給湯用水を取り入れて加熱手段で加熱して貯湯タンクに戻すように構成したこの種の給湯装置においては、通常の沸き上げ運転時以外の時、例えば、非通電時の時は、循環水回路内の給湯用水の氷点が0℃であるため外気温度が0℃を下回ると給湯用水が凍結してしまうため、長期間留守するときなどの場合においては、貯湯タンク、循環水回路および給湯手段内の給湯用水の排水が容易にできる構造を必要としている。
【0003】
そこで、貯湯タンク、循環水回路および給湯手段のそれぞれの最も低い部位に水抜き栓などの水抜き手段を設けているのが一般的である。そして、長期間留守をするときに、水抜き手段を開放して給湯用水を排水している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、給湯手段内における循環水回路および加熱手段の配置、貯湯タンクと給湯手段とを接続する循環水回路の配置などにより、良好な水抜き性を得るためには複数個の水抜き手段が必要となる場合がある。このような場合では水抜き操作が煩わしい問題がある。また、複数個の水抜き手段を設けると部品点数が増えるとともに部品コストが高くなる問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上記点を鑑みたものであって、少なくとも2つ以上の水抜き手段を最適な部位に配設させることで、良好なる水抜き性を有する給湯装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項4に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、内部に給湯用水を貯える貯湯タンク(2)と、この貯湯タンク(2)内の給湯用水を加熱する加熱手段(8)を有した給湯手段(1)と、貯湯タンク(2)の給湯用水を貯湯タンク(2)の下方部から取り入れ加熱手段(8)を通って貯湯タンク(2)の上方部へ循環する循環水通路(3)とを備える給湯装置において、
給湯手段(1)には、貯湯タンク(2)内の給湯用水を加熱手段(8)に流入する流入口(5a)と加熱手段(8)により加熱した給湯用水を流出する流出口(5b)とが配設され、かつ流入口(5a)および流出口(5b)に循環水通路(3)内の給湯用水を水抜きする水抜き手段(6a、6b)が高低差を有するように配設されることを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、流入口(5a)および流出口(5b)に水抜き手段(6a、6b)が高低差を有するように配設されることにより、少なくとも2つの水抜き手段(6a、6b)が高低差を有して設けたことで、一方の低い部位に配設された水抜き手段(6a、6b)から容易に循環水回路(3)内の給湯用水が排水できる。しかも、上方の部位に配設された水抜き手段(6a、6b)から上記高低差分の水頭圧が印加されるため確実に排水が行なえるので良好なる水抜き性が得られる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、水抜き手段(6a、6b)のいずれか一方は、加熱手段(8)よりも下方に配設されることを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、加熱手段(8)内の給湯用水が確実に水抜きができる。
【0010】
請求項3に記載の発明では、水抜き手段(6a、6b)のいずれか一方は、循環水通路(3)の最下部に配設されることを特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、循環水通路(3)内の給湯用水が確実に水抜きができるとともに、給湯手段(1)および貯湯タンク(2)内の給湯用水が確実に水抜きができる。
【0012】
また、少なくとも二つの水抜き手段(6a、6b)により上述した水抜きができるため部品点数が少なく、かつ部品コストも安くすることができる。
【0013】
請求項4に記載の発明では、加熱手段(8)は、圧縮された高圧冷媒と給湯用水を熱交換する給湯用熱交換器(8)であって、給湯手段(1)は、ヒートポンプサイクルからなるヒートポンプユニット(1)であることを特徴としている。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、ヒートポンプユニット(1)では、加熱する給湯用水を貯湯タンク(2)の下方部から取り入れることにより、給水温度の低い給湯水を加熱するため運転効率の高い沸き上げ運転ができる。
【0015】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を適用した第1実施形態の給湯装置を図1および図2に基づいて説明する。図1は給湯装置の全体構成を示す模式図、図2は給湯手段であるヒートポンプユニット1内の循環水回路3の配設形態を示す模式図である。まず、図1に示すように、本発明の給湯装置は、給湯手段であるヒートポンプユニット1、給湯用水を貯える貯湯タンク2、およびヒートポンプユニット1と貯湯タンク2とを接続する循環水回路3などから構成している。
【0017】
ヒートポンプユニット1は、圧縮機7、加熱手段である給湯用熱交換器8、膨張弁9、室外熱交換器10およびアキュームレータ11を順次冷媒配管12により接続して構成され、冷媒として臨界温度の低い二酸化炭素COを使用している。
【0018】
圧縮機7は、内蔵する電動モータ(図示せず)によって駆動され、アキュームレータ11より吸引した冷媒を一般的使用条件において臨界圧力以上まで圧縮して吐出する。そして、給湯用熱交換器8は、圧縮機7より吐出された高圧のガス冷媒と給湯用水とを熱交換するもので、冷媒が流れる冷媒通路8aと、給湯用水が流れる給湯用水通路8bとを有し、冷媒の流れ方向と給湯用水の流れ方向とが対向するように構成されている。なお、冷媒通路8aに流入する冷媒(CO)は圧縮機7で臨界圧力以上に加圧されているので、給湯用熱交換器8で放熱しても凝縮することはない。
【0019】
膨張弁9は、給湯用熱交換器8から流出する冷媒を弁開度に応じて減圧する減圧装置で図示しない制御装置によって弁開度が電気的に制御される。室外熱交換器10は、膨張弁9で減圧された冷媒を送風機10aによって送風される外気との熱交換によって蒸発させる。
【0020】
アキュームレータ11は、室外熱交換器10で蒸発した冷媒を気液分離して液冷媒を貯留し、気相冷媒のみ圧縮機7に吸引させ、サイクル中の余剰冷媒を蓄えておくものである。ところで、以上の構成によるヒートポンプユニット1は、超臨界ヒートポンプであって、この超臨界ヒートポンプとは、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上となるヒートポンプサイクルを言い、冷媒として、上述の二酸化炭素COの他にエチレン、エタン、酸化窒素などを使用しても良い。因みに、この超臨界ヒートポンプによれば、一般的なヒートポンプサイクルよりも高温(例えば、85℃〜90℃程度)の給湯水を沸き上げることができる。
【0021】
次に、貯湯タンク2は、耐食性に優れた金属製(例えば、ステンレス製)からなり、縦長形状に形成され、外周部に図示しない断熱材が配置されており高温の給湯用水を長時間に渡って保温することができるようになっている。また、その底面には導入口13aが設けられ、この導入口13aには貯湯タンク2内に水道水を導入する給水配管13が接続されている。なお、この給水配管13の上流には図示しない減圧逆止弁および開閉弁を介して上水に接続されて、所定圧の水道水を導入するようになっている。
【0022】
一方、貯湯タンク2の最上部には導出口14aが設けられ、導出口14aには貯湯タンク2内の給湯用水を導出するための給湯配管14が接続されている。また、給湯配管14の経路途中には、図示しない逃がし弁を配設した排出配管が接続されており、貯湯タンク2内の圧力が所定圧以上に上昇した場合には、貯湯タンク2内の湯を外部に排出して、貯湯タンク2等にダメージを与えないようになっている。
【0023】
さらに、給湯配管14の経路途中には、図示しない湯水混合手段が接続されており、貯湯タンク2内の高温の給湯用水と水道水とを混合させて所定温度の給湯水が得られるようにしている。また、貯湯タンク2の下部には、貯湯タンク2内の水を吸入するための吸入口2aが設けられ、貯湯タンク2の上部には、貯湯タンク2内に湯を吐出する吐出口2bが設けられている。
【0024】
次に、循環水回路3は、給湯用熱交換器8の給湯用水通路8bに接続される冷水管3aと温水管3bとウォータポンプ4とから構成されている。冷水管3aは上流端が貯湯タンク2の下方部(吸入口2a)に接続され、温水管3bは下流端が貯湯タンク2の上方部(吐出口2b)に接続されている。
【0025】
一方、冷水管3aの下流側には流入口である給水側接続口5aが設けられ、温水管3aの下流側には流出口である吐水側接続口5bが設けられている。給水側接続口5aは、貯湯タンク2の底部に溜まっている低温の給湯用水を取り入れて給湯用水通路8bに流入するための接続口であり、吐水側接続口5bは、給湯用熱交換器8により加熱された給湯用水を貯湯タンク2に流出するための接続口である。なお、本実施形態では、給水側接続口5aおよび吐水側接続口5bの接続端を下側に形成して、この接続端に冷水管3aおよび温水管3bに接続するように構成してあるが、これに限らず、接続端を横向きに形成しても良い。
【0026】
ここで、本発明の要部である給水側接続口5aおよび吐水側接続口5bには、循環水回路3内の給湯用水を排水するための水抜き手段である水抜き栓6a、6bが設けられている。この水抜き栓6a、6bは、循環水回路3内への給水時の空気抜きや長期間留守をするときの水抜き操作するとき開閉弁であって、本実施形態では、少なくともこの二つの水抜き栓6a、6bを開放することで、ヒートポンプユニット1内および循環水回路3内の給水時の空気抜きと、給湯用水の排水とが可能となるように構成している。
【0027】
具体的には、図2に示すように、給水側接続口5aおよび吐水側接続口5bは、ヒートポンプユニット1の側面外部に配設するとともに、一方の給水側接続口5a側が給湯用熱交換器8よりも下方の部位に配設し、互いの水抜き栓6a、6bが図中に示す高低差Xを有する上方の部位に他方の吐水側接続口5b側が配設されている。
【0028】
従って、給水側接続口5a側の水抜き栓6aおよび吐水側接続口5b側の水抜き栓6bを開放することにより、ヒートポンプユニット1内および循環水回路3内の給湯用水の排水ができる。なお、給水側接続口5a側の水抜き栓6aを貯湯タンク2の下方部(吸入口2a)よりも下方の部位に配設することにより、貯湯タンク2内の給湯用水も容易に排水ができる。また、吐水側接続口5b側の水抜き栓6bが大気に開放されることにより下方の水抜き栓6aからの水抜き性が良好となる。
【0029】
また、ウォータポンプ4は、本実施形態では給湯用熱交換器8と給水側接続口5aとの間に設置され、通電して回転することにより、貯湯タンク2内の給湯用水を循環水回路3に流通させる。なお、給湯用水の流通方向は図1に矢印で示すように、貯湯タンク2内の下方部2a→冷水管3a→給湯用熱交換器8の給湯用水通路8b→温水管3b→貯湯タンク2内の上方部2bへと流れる。
【0030】
なお、圧縮機7(電動モータ)、送風機10aおよびウォータポンプ4は図示しない制御装置により制御される。そして、制御装置(図示しない)は、これらの機器を制御して貯湯タンク2内の給湯用水を所定の温度範囲(例えば60〜90℃)になるように沸き上げ運転が行なわれる。この沸き上げ運転は、貯湯タンク2の外壁面に設けられた図示しない複数の水位サーミスタの温度情報により貯湯量を検出し、所定の貯湯量以下となったときに沸き上げ運転を行なうように構成されている。
【0031】
次に、以上の構成による給湯装置の作動について説明する。まず、通常の沸き上げ運転においては、ウォータポンプ4が作動することにより、貯湯タンク2内の給湯用水が給湯用熱交換器8の給湯用水通路8bに流通される。そして、圧縮機7が外部より図示しない電源供給を受けて駆動してアキュ−ムレータ11より吸入した冷媒を圧縮する。圧縮された高温高圧の冷媒が給湯用熱交換器8の冷媒通路8aに流入し、ここで給湯用水通路8bに流通する給湯用水と熱交換が行なわれる。すなわち、高温高圧のガス冷媒の凝縮熱を給湯用水側に伝熱させて高温(例えば90℃)の給湯用水に沸き上げる。
【0032】
そして、給湯用熱交換器8によって給湯用水側に放熱された冷媒は膨張弁9により減圧されて低温低圧状態となる。そして、減圧された冷媒は室外熱交換器10に流入し、ここで外気と熱交換を行なう。つまり、送風機10aを作動させることにより、外気を室外熱交換器10へ送風させ外気から熱を吸収することによって霧状に膨張された冷媒をガス化するものである。
【0033】
そして、室外熱交換器10でガス化された冷媒はアキュ−ムレータ11に一旦貯蔵され、ここで気液に分離されガス冷媒を圧縮機7へ供給し、再び圧縮機7によって高温高圧へ圧縮される。これにより、貯湯タンク2内の給湯用水が所定の温度に沸き上げられる。
【0034】
ところが、通常の沸き上げ運転時以外の時、例えば、給湯装置が非通電時の時は、循環水回路3内の給湯用水の氷点が0℃であるため外気温度が0℃を下回ると給湯用水が凍結してしまうため、冬季に長期間留守する場合においては、給湯用水の凍結防止のため、循環水回路3内の給湯用水の排水操作を行なうようにしている。
【0035】
この排水操作は、給水配管13の上流側の図示しない開閉弁を閉じた後、給水側接続口5a側の水抜き栓6aを開放させ、さらに、吐水側接続口5b側の水抜き栓6b開放させることで循環水回路3内の給湯用水が外部に排水される。このとき、上方の部位にある水抜き栓6aは、排水の当初にはこの部位からも排水されるがしばらく経過後には高低差Xの高さ分の水頭圧が給水側接続口5a側の水抜き栓6aに掛ることで循環水回路3内の給湯用水が確実に排水できる。
【0036】
以上の第1実施形態の給湯装置によれば、給水側接続口5aおよび吐水側接続口5bに水抜き栓6a、6bが高低差Xを有するように配設されることにより、少なくとも2つの水抜き栓6a、6bが高低差Xを有して設けたことで、一方の低い部位に配設された水抜き栓6aから容易に循環水回路3内の給湯用水が排水できる。しかも、上方の部位に配設された水抜き栓6bから上記、高低差Xの高さ分の水頭圧が印加されるため確実に排水が行なえるので良好なる水抜き性が得られる。
【0037】
また、給水側接続口5a側の水抜き栓6aが給湯用熱交換器8および貯湯タンク2の下方部2aよりも下方に配設したことにより、循環水回路3および貯湯タンク2内の給湯用水が確実に排水できる。
【0038】
ヒートポンプユニット1では、給湯用熱交換器により加熱する給湯用水を貯湯タンク2の下方部2aから取り入れることにより、給水温度の低い給湯水を加熱するため運転効率の高い沸き上げ運転ができる。
【0039】
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、ウォータポンプ4を給湯用熱交換器8と給水側接続口5aとの間に設置したが、給湯用熱交換器8と吐水側接続口5bとの間に設置しても良い。また、ヒートポンプユニット1の外部に設置しても良い。具体的には、図3および図4に示すように、冷水管3aの上流側にウォータポンプ4を設置させることで、給水側接続口5aをヒートポンプユニット1の最下方の部位に配設することができる。従って、第1実施形態よりも高低差Xが大きく確保できる。
【0040】
以上の構成によれば、高低差Xを大きくすることにより、第1実施形態よりも高低差X分の水頭圧を大きくすることができるため水抜き性がより良好となる。
【0041】
(他の実施形態)
以上の実施形態では、流出口である吐水側接続口5bを給湯用熱交換器8の上方端よりも下方に配設したが、これに限らず、給湯用熱交換器8の上方端とほぼ同等の高さの部位に吐水側接続口5bを配設しても良い。図5に示すように、吐水側接続口5bを上方に配設することにより、第2実施形態よりも、さらに、高低差Xを確保できる。これにより、第2実施形態よりも高低差X分の水頭圧を大きくすることができるため水抜き性がより良好となる。
【0042】
また、給湯用熱交換器8の上方端とほぼ同等の高さの部位に吐水側接続口5bを配設することにより、排水操作後の循環水回路3内への給水時に、吐水側接続口5b側の水抜き栓6bを開放させると給湯用熱交換器8内の空気抜きが以上の実施形態よりも容易に行なえるため給水操作が短時間にかつ確実に行なえることができる。
【0043】
また、以上の実施形態では、下方に給水側接続口5aを配設し、上方に吐水側接続口5bを配設したが、これに限らず、上方に給水側接続口5aを配設し、下方に吐水側接続口5bを配設しても良い。
【0044】
また、以上の実施形態では、本発明を圧縮機7、給湯用熱交換器8、膨張弁9、室外熱交換器10およびアキュームレータ11のヒートポンプサイクルを構成する冷媒機能部品からなる超臨界ヒートポンプからなるヒートポンプユニット1に適用したが、これに限らず、一般のヒートポンプサイクルを構成する給湯手段に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態におけるヒートポンプユニット1内の循環水回路3の配設形態を示す模式図である。
【図3】本発明の第2実施形態における給湯装置の全体構成を示す模式図である。
【図4】本発明の第2実施形態におけるヒートポンプユニット1内の循環水回路3の配設形態を示す模式図である。
【図5】他の実施形態におけるヒートポンプユニット1内の循環水回路3の配設形態を示す模式図である。
【符号の説明】
1…ヒートポンプユニット(給湯手段)
2…貯湯タンク
3…循環水回路
5a…給水側接続口(流入口)
5b…吐水側接続口(流出口)
6a、6b…水抜き栓(水抜き手段)
8…給湯用熱交換器(加熱手段)

Claims (4)

  1. 内部に給湯用水を貯える貯湯タンク(2)と、
    前記貯湯タンク(2)内の給湯用水を加熱する加熱手段(8)を有した給湯手段(1)と、
    前記貯湯タンク(2)の給湯用水を前記貯湯タンク(2)の下方部から取り入れ前記加熱手段(8)を通って前記貯湯タンク(2)の上方部へ循環する循環水通路(3)とを備える給湯装置において、
    前記給湯手段(1)には、前記貯湯タンク(2)内の給湯用水を前記加熱手段(8)に流入する流入口(5a)と前記加熱手段(8)により加熱した給湯用水を流出する流出口(5b)とが配設され、かつ前記流入口(5a)および前記流出口(5b)に前記循環水通路(3)内の給湯用水を水抜きする水抜き手段(6a、6b)が高低差を有するように配設されることを特徴とする給湯装置。
  2. 前記水抜き手段(6a、6b)のいずれか一方は、前記加熱手段(8)よりも下方に配設されることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 前記水抜き手段(6a、6b)のいずれか一方は、前記循環水通路(3)の最下部に配設されることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  4. 前記加熱手段(8)は、圧縮された高圧冷媒と給湯用水を熱交換する給湯用熱交換器(8)であって、前記給湯手段(1)は、ヒートポンプサイクルからなるヒートポンプユニット(1)であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の給湯装置。
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