JPS6128070Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6128070Y2
JPS6128070Y2 JP1980182566U JP18256680U JPS6128070Y2 JP S6128070 Y2 JPS6128070 Y2 JP S6128070Y2 JP 1980182566 U JP1980182566 U JP 1980182566U JP 18256680 U JP18256680 U JP 18256680U JP S6128070 Y2 JPS6128070 Y2 JP S6128070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical case
side wall
partition plate
compressor
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980182566U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57107872U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980182566U priority Critical patent/JPS6128070Y2/ja
Publication of JPS57107872U publication Critical patent/JPS57107872U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6128070Y2 publication Critical patent/JPS6128070Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮機に関し、特に防音ケースと冷却
フアンとを有する圧縮機に関する。
従来、圧縮機本体から発生する騒音をおさえる
べく円筒状防音ケースを設けると共に、圧縮機本
体を冷却すべく冷却用多翼フアンを設けた圧縮機
は、知られている。
しかし乍ら、この種の圧縮機では、多翼フアン
から吐出される冷却風は主として円筒状ケースの
内壁に沿つてらせん状に流れる。その結果、ケー
ス内壁近傍で、冷却旋回風の流れを直接受ける側
の本体外壁部は十分に冷却され得るものの、冷却
旋回風はケース内壁に沿つてスムーズに吐出口へ
と流れるために旋回風の下流側に面する本体外壁
部、ケース中央の本体部及びモータのステータ、
ロータ部は十分に冷却されず、圧縮機本体及びモ
ータの発熱が冷却フアンからの冷却風によつて十
分には抑制され得ず、圧縮機本体及びモータの作
動効率が低下する恐れがあるのみならず、場合に
よつては、圧縮機本体乃至モータが破損する恐れ
がある。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、圧縮機本体の発熱を抑
え得ると共に防音機能をも有する圧縮機を提供す
ることにある。
上記目的は、本考案によれば、円筒状ケース
と、この円筒状ケースの底壁との間で円筒状ケー
ス内に吸気室を画成すべく、円筒状ケース内の下
部に設けられた下部仕切板と、円筒状ケースの頂
壁との間で円筒状ケース内に排気室を、下部仕切
板との間で円筒状ケース内に冷却室をそれぞれ画
成すべく、円筒状ケース内の上部に設けられた上
部仕切板と、円筒状ケースの側壁の円周方向に沿
つて、円筒状ケースの第1の側壁部位から、当該
第1の側壁部位に対向する円筒状ケースの第2の
側壁部位に向つて次第に広がる通路を円筒状ケー
ス内で円筒状ケースの側壁との間で形成すべく、
前記冷却室に設けられた圧縮機のクランクケース
と、前記円筒状ケースの第2の側壁部位に向つて
クランクケースから延設された前記圧縮機のシリ
ンダと、前記通路に冷却旋回流を発生させるべ
く、円筒状ケースに対して偏心すると共に前記下
部仕切板に隣接して冷却室内に設けた多翼フアン
と、前記多翼フアンと前記圧縮機とを駆動すべ
く、多翼フアンとクランクケースとの間に配置さ
れたモータと、前記下部仕切板に偏心して設けら
れて、前記吸気室と前記冷却室とを連通させる第
1の通気口と、前記通路の前記圧縮機のシリンダ
の位置する部位と前記排気室とを連通させるべく
前記上部仕切板に設けられた第2の通気口と、前
記通路の冷却旋回流をクランクケースに沿つて導
くべく、前記多翼フアンの外周円にほぼ接する方
向に配向し且つ下部仕切板から離間して前記第1
の側壁部位の円筒状ケース側壁内面に設けられた
第1の導風板と、冷却旋回流をクランクケース及
びシリンダに沿つて導くべく、前記第2の側壁部
位であり、冷却旋回流の流れる方向に関してシリ
ンダの下流側であつてシリンダ側壁に隣接し且つ
下部仕切板から離間して円筒状ケース側壁内面に
設けられた第2の導風板とからなる圧縮機により
達成される。
次に本考案による好ましい一具体例を図面に基
づいて説明する。
図中、1は、圧縮機本体2、モータ3及び冷却
用多翼フアン4を内部5に収容しており、壁部に
吸気口6と排気口7とを有する円筒状の防音ケー
スである。フアン4はケース1の内部5にA方向
の旋回流を生ぜしめるべく、ケース1に対して偏
心して設けられている。
圧縮機本体2のクランクケースとしてのクラン
ク室8の円筒状の外形を有している。このクラン
ク室8はモータ3及びフアン4と共軸に設けられ
ており、クランク室8及びモータ3はフアン5と
共に円筒状ケース1に対して偏心して設けられて
いる。
このようにして、円筒状ケース1の側壁部位3
0から当該側壁部位30に対向する円筒状ケース
1の側壁部位31に向つて、円筒状ケース1の側
壁との間に次第に広がる通路32が円筒状ケース
1内に形成される。
本体2のシリンダ9,10は、クランク室に関
して半径方向外方に、クランク室8からケース1
の内周壁11に向かつて延設されている。尚、こ
こでは二つのシリンダ9,10が設けられている
例について図示しているが、シリンダは一つでも
よいしまた三つ以上からなつていてもよい。
ケース1の下部で、フアン4の吸込側には、通
気口としての孔12を有する下部仕切板としての
仕切板13が設けられており、ケース1の上部で
シリンダ9又は10の上方には、通気口としての
孔14を有する別の仕切板15が設けられてい
る。従つて、ケース1の内部5は、仕切板13,
15によつて、吸気口6で外部と連通された吸気
室16、孔12で吸気室16に連通された圧縮機
本体2の収容兼冷却室17及び孔14で冷却室1
7に連通されており且つ排気口7で外部と連通さ
れている排気室18に分けられている。
室17内において、冷却旋回風を圧縮機本体2
の側面に沿つて導くべく、シリンダ9,10の旋
回流の流れ方向Aに関して下流側に位置する側面
19,20に対向する位置に導風板21,22が
設けられており、冷却旋回風を圧縮機本体2の側
面に沿つて導くべく、フアン4の外周円23にほ
ぼ接する方向に別の導風板24が設けられてい
る。尚板21,22の少なくとも一部が夫々側面
19,20の少なくとも一部に対向していればよ
く、この具体例では、シリンダ側面19,20
夫々の約半分の部分が導風板21,22に対向し
ている。この導風板21,22,24は下方で仕
切板13から離間して位置しており、この離間距
離は、好ましくはフアン4の上下方向の長さdの
1/2〜2/3程度である。
以上の如く構成された本考案圧縮機の発熱抑制
(冷却)機能について以下に説明する。
モータ3の回転によつて、本体2が作動される
と共に多翼フアン4がA方向に回転されると、外
部の空気が吸気口6から吸気室16及び下部の孔
12を通つて室17内に導入され、室17内で本
体2等を冷却し、上部の孔14から排気室18及
び排気口7を通つて外部に吐出される。フアン
4、モータ3及びクランク室8がケース1に対し
て偏心して設けられているために、室17におい
て空気はA方向に旋回しつつ、B方向に流れる。
このA方向旋回流によつては、下流側に面するシ
リンダ側面19,20は十分には冷却され難い
が、導風板21,22が側面19,20の一部に
対向して設けられているために、旋回流は導風板
21,22に衝突した後、板21,22に導かれ
て、導風板21とシリンダ側面19との間及び導
風板22とシリンダ側面20との間をフイン2
5,26の方向に沿つて上昇し、シリンダ側面1
9,20を冷却する。導風板21,22,24に
衝突した冷却用旋回風の一部は導風板21,2
2,24に導かれてモータ3及びクランク室8の
外面に送られ、モータ3及びクランク室8を外側
から冷却する。特に、導風板21とシリンダ側面
19との間、導風板22とシリンダ側面20との
間で冷却風の流路がしぼられているために、この
冷却風の一部は室17内を再び中央側へ下降して
モータ3及びクランク室8を冷却し得る。
尚、冷却風の一部は室17の下部で導風板2
1,22,24によつて半径方向内方に導かれて
モータ3のステータ27及びローラ28を冷却す
る。また、導風板21,22,24と仕切板13
との間に1/2d〜2/3d程度のすき間が設けられて
いるために、フアン4から吐出された冷却風は旋
回されつつ導風板21,22,24に均等に送ら
れ得る。上記において冷却旋回風が直接衝突する
部分はもちろん従来通り冷却される。その結果圧
縮機本体2の外表面、モータ3の外表面、ケース
1の内周壁11全体が冷却風によつて冷却され得
る。
加えて、圧縮機本体2が防音ケース1によつて
囲繞されており、ケース1内で導風板21,2
2,24により冷却風が乱流化されているために
本体2の音がケース1内で散乱され吸収され得
る。
以上の如く本考案によれば、フアンにより発生
された冷却旋回風を圧縮機本体の側面に沿つて導
く導風板が設けられているため、圧縮機本体が冷
却旋回風によつて冷却され得、圧縮機本体の作動
効率が高く保たれ得る。更に、ケースによる防音
に加えて、導風板による冷却風の乱流化によつて
防音機能が向上され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による好ましい一具
体例の圧縮機の説明図である。 1……ケース、2……圧縮機本体、4……フア
ン、19,20……シリンダ側面、21,22,
24……導風板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状ケースと、この円筒状ケースの底壁との
    間で円筒状ケース内に吸気室を画成すべく、円筒
    状ケース内の下部に設けられた下部仕切板と、円
    筒状ケースの頂壁との間で円筒状ケース内に排気
    室を、下部仕切板との間で円筒状ケース内に冷却
    室をそれぞれ画成すべく、円筒状ケース内の上部
    に設けられた上部仕切板と、円筒状ケースの側壁
    の円周方向に沿つて、円筒状ケースの第1の側壁
    部位から、当該第1の側壁部位に対向する円筒状
    ケースの第2の側壁部位に向つて次第に広がる通
    路を円筒状ケース内で円筒状ケースの側壁との間
    で形成すべく、前記冷却室に設けられた圧縮機の
    クランクケースと、前記円筒状ケースの第2の側
    壁部位に向つてクランクケースから延設された前
    記圧縮機のシリンダと、前記通路に冷却旋回流を
    発生させるべく、円筒状ケースに対して偏心する
    と共に前記下部仕切板に隣接して冷却室内に設け
    た多翼フアンと、前記多翼フアンと前記圧縮機と
    を駆動すべく、多翼フアンとクランクケースとの
    間に配置されたモータと、前記下部仕切板に偏心
    して設けられて、前記吸気室と前記冷却室とを連
    通させる第1の通気口と、前記通路の前記圧縮機
    のシリンダの位置する部位と前記排気室とを連通
    させるべく前記上部仕切板に設けられた第2の通
    気口と、前記通路の冷却旋回流をクランクケース
    に沿つて導くべく、前記多翼フアンの外周円にほ
    ぼ接する方向に配向し且つ下部仕切板から離間し
    て前記第1の側壁部位の円筒状ケース側壁内面に
    設けられた第1の導風板と、冷却旋回流をクラン
    クケース及びシリンダに沿つて導くべく、前記第
    2の側壁部位であり、冷却旋回流の流れる方向に
    関してシリンダの下流側であつてシリンダ側壁に
    隣接し且つ下部仕切板から離間して円筒状ケース
    側壁内面に設けられた第2の導風板とからなる圧
    縮機。
JP1980182566U 1980-12-18 1980-12-18 Expired JPS6128070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980182566U JPS6128070Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980182566U JPS6128070Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57107872U JPS57107872U (ja) 1982-07-03
JPS6128070Y2 true JPS6128070Y2 (ja) 1986-08-20

Family

ID=29981042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980182566U Expired JPS6128070Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6128070Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7118932B2 (ja) * 2019-08-30 2022-08-16 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222201B2 (ja) * 1972-09-08 1977-06-16
JPS54707B2 (ja) * 1975-07-25 1979-01-13

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073909U (ja) * 1973-11-07 1975-06-28
JPS5550466Y2 (ja) * 1975-08-06 1980-11-25
JPS54707U (ja) * 1977-06-04 1979-01-06
JPS6115271Y2 (ja) * 1979-01-20 1986-05-12

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222201B2 (ja) * 1972-09-08 1977-06-16
JPS54707B2 (ja) * 1975-07-25 1979-01-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57107872U (ja) 1982-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3866779B2 (ja) ブロワの防音装置
US7033137B2 (en) Vortex blower having helmholtz resonators and a baffle assembly
WO2017195242A1 (ja) パッケージ形圧縮機
JPH09112268A (ja) エンジン冷却装置及び建設機械
JP3776580B2 (ja) 軸流タービンの排気装置
JP3746647B2 (ja) エンジンブロア
CN206071908U (zh) 一种油烟机用离心风机
JPS6128070Y2 (ja)
CN104895788B (zh) 立式旋叶压缩机和具有其的空调系统
JPH1190149A (ja) 自動車用空気清浄器のエアインテーク構造
JPS6115271Y2 (ja)
JP2882255B2 (ja) ブロワの防音装置
JP3854679B2 (ja) ブロワの消音装置
JP2019143639A (ja) パッケージ形圧縮機
JP2738670B2 (ja) 電気掃除機用送風機
JPS642860B2 (ja)
CN210371090U (zh) 压缩机减噪结构、压缩机和空调器
CN221033007U (zh) 压缩机和具有其的空调器
CN218348719U (zh) 烟机结构及空调烟机
JPS58215955A (ja) 回転電機
JPS5814680Y2 (ja) 低騒音全閉外扇形回転電機
JPS6030550Y2 (ja) 防音箱
TW202241575A (zh) 主要用於木工施作場合之空氣濾清器
JP3051159U (ja) 遠心タービン式加圧換気扇
JPH09264298A (ja) 電動送風機