JP2738670B2 - 電気掃除機用送風機 - Google Patents

電気掃除機用送風機

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JP2738670B2
JP2738670B2 JP59141918A JP14191884A JP2738670B2 JP 2738670 B2 JP2738670 B2 JP 2738670B2 JP 59141918 A JP59141918 A JP 59141918A JP 14191884 A JP14191884 A JP 14191884A JP 2738670 B2 JP2738670 B2 JP 2738670B2
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定廣 嶋田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空掃除機などに使用する送風機に関するも
のである。 従来例の構成とその問題点 従来のこの種の送風機は第1図に示すように、インペ
ラ1と送風ガイド2を軸方向に並べてこの外周及び上を
ファンケース3で包囲するタイプである。この送風機
は、インペラ1の外周に複数の分割ボリュート室4を設
け、ボリュート室4からファンケース3で包囲された通
路5、及び送風ガイド2の下方に形成された通路6を連
通させて形成し、インペラ1の外周より排出された空気
を、このボリュート室4→通路5→通路6→モータ7の
内部→モータの排気口8と流していた。 このため、このタイプの送風機にあっては第2図に示
すように、遠心力によりインペラー1により排出され、
外周方向へ流れる空気を、通路5→通路6と再び内周方
向へ向かわせるよう大きく方向変換するため、その曲り
部でエネルギー損失をおこし送風効率はあまり良くなか
った。 発明の目的 本発明はこのような従来の欠点を解消し、高効率で、
低騒音の電気掃除機用送風機を提供することを目的とし
ている。 発明の構成 この目的を達成するため、本発明の電気掃除機用送風
機は、インペラの外周に設けた複数のボリュート室、こ
のボリュート室を外周に導き、この外周から裏側へ送り
込む連通路、さらに裏側で内側に向かい、モータ吸気口
へ排気を導く空気通路とを有するエアガイドと、エアガ
イド外周と上面を包囲し、エアガイドとともにボリュー
ト室、連通路を形成するケーシングとを備え、前記空気
通路の入口部の下面は内周に向かうに従い下方へ傾斜す
る傾斜面とし、この傾斜面を多孔質の防音材により形成
してなるものであって、この構成では、空気通路の入口
部の下面は内周に向かうに従い下方へ傾斜する傾斜面を
有しているので、気流騒音の発生を抑制することがで、
また、傾斜面による圧力損失の抑制を図ることができ
る。また、空気の流れが曲がる部分が傾斜面で、しかも
この傾斜面が防音材で形成されているので、インペラお
よびエアガイドで発生する騒音が傾斜面で反射されて外
部に濡れるのを防止できる。さらに、傾斜面はインペラ
からエアガイドを通過した後の比較的流速が低下した空
気が当たるので、傾斜面を多孔質の防音材としてもその
壁面摩擦損失を小さくすることができる。 実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。 第3図は本発明の実施例における電気掃除機用送風機
の断面を示すものである。第3図において21はインペラ
で、その中央部前方に吸込口22が開口し、その外周に複
数のブレード23が設けてある。ブレード23はその両側を
側板24,25にてはさまれており、外周26が開放となって
いる。インペラ21はその中央部に電動機27の軸28が貫入
し、ナット29にて軸28に締結されている。30は樹脂成型
品によるエアガイドで、インペラ21の外周には複数のボ
リュート室(以下、空気通路と称す)31を形成してい
る。空気通路31は案内翼32によって区画されており、エ
アガイド30の上方では各通路が独立している。上記空気
通路31はエアガイド30の外周で下方へつづく連通路33へ
と通じ、空気がエアガイド30下方へと流れるようになっ
ている。ケーシング34はエアガイド30の外周を包囲し、
エアガイド30とともに空気通路31を形成するとともに、
インペラ21の前方をも覆い、その中央部にインペラ21の
吸込口22に対向した吸込口35が開口されている。またケ
ーシング34はその外周下方で電動機27のブラケット36の
外周に圧入されて止められている。第5図にエアガイド
30の裏側を示す。連通路33から空気通路はエアガイド30
の内側へ向かう空気通路37へつながり、案内翼38により
区画されている。空気通路37はその内端39で合流し、こ
の内端39に対向して、電動機27のブラケット36に開口部
40が設けられている。第6図に示すようにケーシング34
の肩部41は大きなR状に形成され、空気通路31の下面は
インペラ21から遠ざかり、エアガイド30の外周へ向かう
ほど下方へ傾斜する斜面42が形成されている。またエア
ガイド30の裏側空気通路37の入口部の上面には、エアガ
イド30の内周へ向かうほど電動機27側へ近づく傾斜面43
が設けてある。この傾斜面43に対向させて、空気通路37
の入口部の下面には適宜な材料よりなる防音材(吸音
材)45により同じく傾斜面44が形成してある。すなわ
ち、傾斜面44はケーシング34とブラケット36とのコーナ
部分に形成されているもので、空気の流れをスムーズに
案内している。 上記のように構成された電気掃除機用送風機につい
て、以下その動作を説明する。 電動機27の運転にともない軸28とともにインプラ21が
回転する。このため空気はケーシング34の吸込口35→イ
ンペラ21の吸込口22→インペラ21内部へと流れこみブレ
ド23により押され、外周26より排出される。さらに空気
はエアガイド30の案内翼32に導びかれ空気通路31を外周
方向へ流れる。連通路33を通ってエアガイド30の下方へ
入った空気は案内翼38により空気通路37を流れ、内端39
→開口部40→電動機27内部へと流れ、電動機27の冷却を
行なう。 空気通路31から連通路33,空気通路37への空気の流れ
をさらに詳細に説明すると、第6図に示すように、イン
ペラ21により、外周方向へ押し出された空気は、空気通
路31の斜面42と、ケーシング34の肩部41にはさまれ、ス
ムーズに下方へ導びかれ連通路33へ入る。空気流はさら
に、空気通路37の入口で傾斜面43と44にはさまれ、スム
ーズに下方へ導びかれ内端39へと至る。このように空気
流は従来のように(第2図)流れが直角に変化したり、
よどみ、乱流ができたりすることがなく、滑らかに流
れ、送風効率を従来になく高めることができる。また、
傾斜面44が防音材(吸音材)で形成されているため、イ
ンペラ21より外周方向へ高速で押し出された空気流が、
案内翼32に当たって発生した騒音が傾斜面44により吸
音,消音されて低騒音化することができる。 なお、第6図に示すように、傾斜面44は空気通路37の
断面積が入口から出口へ向かうに従がい拡大するよう
に、傾斜面43の角度Aより傾斜面44の角度BをA<Bん
設定してある。したがって、インペラよりの排気流がよ
りスムーズに損失なく流れる。 また吸音材45としては発泡ウレタンが一般的である。 発明の効果 以上のように本発明は、空気通路の入口部の下面は内
周に向かうに従い下方へ傾斜する傾斜面を有しているの
で、気流騒音の発生を抑制することができ、また、傾斜
面による圧力損失の抑制を図ることができ、送風効率を
高めることができる。また、空気の流れが曲がる部分が
傾斜面で、しかもこの傾斜面が防音材で形成されている
ので、インペラおよびエアガイドで発生する騒音が傾斜
面で反射されて外部に濡れるのを防止でき、さらに、傾
斜面はインペラからエアガイドを通過した後の比較的流
速が低下した空気が当たるので、傾斜面を多孔質の防音
材としてもその壁面摩擦損失を小さくすることができ、
送風効率の低下を抑制しつつ低騒音化を実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の電気掃除機用送風機の分解斜視図、第2
図は同部分断面図、第3図は本発明の実施における電気
掃除機用送風機の部分断面図、第4図は同上面図、第5
図はエアガイド部裏側の平面図、第6図は同動作説明用
部分断面図である。 21……インペラー、30……エアガイド、31,37……空気
通路、33……連通路、34……ケーシング、44……傾斜
面、45……防音材。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.インペラの外周に設けた複数のボリュート室、この
    ボリュート室を外周に導き、この外周から裏側へ送り込
    む連通路、さらに裏側で内側に向かい、モータ吸気口へ
    排気を導く空気通路とを有するエアガイドと、エアガイ
    ド外周と上面を包囲し、エアガイドとともにボリュート
    室、連通路を形成するケーシングとを備え、前記空気通
    路の入口部の下面は内周に向かうに従い下方へ傾斜する
    傾斜面とし、この傾斜面を多孔質の防音材により形成し
    てなる電気掃除機用送風機。
JP59141918A 1984-07-09 1984-07-09 電気掃除機用送風機 Expired - Lifetime JP2738670B2 (ja)

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KR100416776B1 (ko) * 2001-08-01 2004-01-31 엘지전자 주식회사 송풍장치
JP4730767B2 (ja) * 2005-04-28 2011-07-20 九州日立マクセル株式会社 送風装置

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