JP2792930B2 - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2792930B2
JP2792930B2 JP1213927A JP21392789A JP2792930B2 JP 2792930 B2 JP2792930 B2 JP 2792930B2 JP 1213927 A JP1213927 A JP 1213927A JP 21392789 A JP21392789 A JP 21392789A JP 2792930 B2 JP2792930 B2 JP 2792930B2
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JP
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diffuser
ring
electric blower
fan
motor frame
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誠 岩竹
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 発明の属する技術分野 本発明は、電気掃除機などに用いられる電動送風機に
関し、さらに詳しくは、ファンにより発生した気流をい
ったんモータ内に通してモータを冷却した後、外部へ排
出するようにした電動送風機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種電動送風機として、第10図〜第13図に示
すようなものが知られている。即ち、電動送風機21は、
電動機部と送風部とから構成されている。電動機部にお
いて、2はロータ組立部、3はステータ組立部で、ステ
ータ組立部3はブラケット4内周に圧入固定されると共
に、ロータ組立部2はそのシャフト8をブラケット4及
びブラケット4の開口部に固定されるモータフレーム5
に配設されたボールベアリングによって支持されてい
る。
送風部において、7はモータフレーム5前面にネジ固
定されたディフューザ、10はモータフレーム5を貫通し
たシャフト8にナット9で締付装着されるファンで、デ
ィフューザ7及びファン10はファンカバー11により覆わ
れている。12はディフューザ7の外周に一体形成された
傾斜通路である。
そして、ファン10の回転によりファンカバー11の空気
流入口から吸引された空気は、ファン10外周からディフ
ューザ7の傾斜通路12に導かれ、方向転換されてモータ
フレーム5に形成された通風口16からモータ部内に排出
される。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 上記構成においては、ディフューザ7の傾斜通路12の
下端面(終端面)がモータフレーム5と接する箇所にお
いて、モータフレーム5とファンカバー11が接する箇所
に角張ったコーナー部18があるため、コーナー部18にお
いて乱流が発生し、電動送風機の特性低下を招くと共
に、騒音を発生させる原因となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、上記コー
ナー部における乱流の発生を抑制し、特性の向上及び騒
音の減少を図り得る電動送風機を提供することを課題と
する。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、ファンとモータフレームとの間にディフュ
ーザを配設し、ファンにより発生する気流をディフュー
ザにより方向転換させ、モータフレームに設けられた通
風口からモータ内部へ導く電動送風機において、モータ
フレームとファンカバーとが接するコーナー部にリング
を配設すると共に、このリングの内面全周に、ファンカ
バーと接する外周側から内周側に向かって漸次モータフ
レームに近接する傾斜面を形成し、ディフューザ下部を
リング上部の傾斜面に合致する形状に形成せしめ、リン
グの傾斜面にディフューザ下部を当接させたことを特徴
とする。
(ホ) 実施例 本発明の実施例を第1図乃至第8図に基づいて以下に
詳述する。
電動送風機1は大別して、電動機部と送風部とから構
成されている。電動機部はさらに、ロータ組立部2、ス
テータ組立部3、ブラケット4及びモータフレーム5か
らなる。送風部はさらに、モータフレーム5の前面にネ
ジ6で固定されたディフューザ7、ロータ組立部2のシ
ャフト8にナット9で締付装着されたファン10、及びフ
ァン10の外側を覆うファンカバー11からなる。
12はディフューザ7の外側に一体形成された傾斜通路
で、その下面には外側から内側へ向かう案内壁13が設け
られている。
14はモータフレーム5とファンカバーとが接するコー
ナー部に配設されるリングで、ファンカバー11に接する
外周側から内周側に向かって漸次モータフレーム5に近
接するような円弧状の凹表面15を有している。
このリング14は、合成樹脂にて形成し、例えば、超音
波溶着によりディフューザの下流側周縁部又はモータフ
レームとファンカバーとが接する上流側のコーナー部に
溶着される。
この電動送風機1における空気の流れを矢印で示す。
電動送風機1において、ファン10の遠心力で押し出さ
れた空気は、ディフューザ7の傾斜通路12で方向転換さ
れ、モータフレーム5の通風口16を通って電動機部の内
側を通り、ブラケット4の排出口17から外部へ排出され
る。
この電動送風機1及び従来の電動送風機21について、
吸込特性(吸込仕事率及び風量・真空度特性)を試験し
た。その試験条件は次の通りである。
両電動送風機1、21共、モータ消費電力は600W、モー
タ回転数は23500rpm、コア外径88mm、ファン10の外径11
0mmである。両電動送風機1、21におけるディフューザ
7はいずれも、外径が132mm、第3図及び第12図に示す
D径が120mm、高さ(第6図に示すF)が10mmである。
そして、実施例の電動送風機1に設けられたリング14
は、その外径が132mm、内径(第7図に示すC)が125m
m、高さ(第6図に示すE)が5mmである。
以上のような試験条件で試験を行った結果を第9図に
示す。
第9図からわかるように、従来の電動送風機21におけ
る吸込仕事率の最大値が210Wであるのに対し、実施例の
電動送風機1の吸込仕事率の最大値は217Wである。
この電動送風機1においては、モータフレーム5とフ
ァンカバー11とが接する円周状コーナー部に、空気を通
気口16に滑らかに導くべく、円弧状の凹表面15を有する
リング14が設けられている。このため、ディフューザ7
の傾斜通路12から導かれた空気は、リング14の凹表面15
に沿って乱流を発生することなく方向転換され、モータ
フレーム5の通風口16へスムーズに導かれる。
また、リング14は、ディフューザ7とは別部品にて構
成されているので、ディフューザ7及びリング14の金型
構成を簡素化することができる。さらに、リング14は、
凹表面15を内面全周にわたって形成しているので、空気
流路の断面形状が急激に変化することがなく、空気流路
の断面形状変化による乱流の発生を抑制して吸込性能を
向上することができる。リング14上部をディフューザ7
下部に当接させているので、リング14とディフューザ7
との間における空気の漏れを低減させて、吸込性能の低
下を抑制することができる。
この電動送風機1によれば、吸込性能が大幅に向上す
る上、騒音も低減される。
(ホ) 発明の効果 以上の如く、本発明によれば、簡単な構成で安価なリ
ングを追加設置するだけで吸込性能の向上を図ることが
できると共に、乱流に起因する騒音を低減することがで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示す電動送風機の要部断面
図、第2図は同ディフューザ及びリングの裏面図、第3
図は同ディフューザ及びリングの平面図、第4図は同デ
ィフューザ及びリングの斜視図、第5図は第4図の −
断面図、第6図は第4図の − 断面図、第7図は同
リングの斜視図、第8図は第1図におけるAの拡大図、
第9図は電動送風機の吸込特性を示す図、第10図は従来
例を示す電動送風機の要部断面図、第11図は同ディフュ
ーザの裏面図、第12図は同ディフューザの平面図、第13
図は第10図におけるB部の拡大図である。 1……電動送風機、5……モータフレーム、7……ディ
フューザ、10……ファン、11……ファンカバー、12……
傾斜通路、13……案内壁、14……リング、15……凹表
面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンとモータフレームとの間にディフュ
    ーザを配設し、ファンにより発生する気流をディフュー
    ザにより方向転換させ、モータフレームに設けられた通
    風口からモータ内部へ導く電動送風機において、 モータフレームとファンカバーとが接するコーナー部に
    リングを配設すると共に、このリングの内面全周に、フ
    ァンカバーと接する外周側から内周側に向かって漸次モ
    ータフレームに近接する傾斜面を形成し、ディフューザ
    下部をリング上部の傾斜面に合致する形状に形成せし
    め、リングの傾斜面にディフューザ下部を当接させたこ
    とを特徴とする電動送風機。
JP1213927A 1989-08-17 1989-08-17 電動送風機 Expired - Lifetime JP2792930B2 (ja)

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JPH0378600A JPH0378600A (ja) 1991-04-03
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US5454690A (en) * 1994-01-13 1995-10-03 Shop Vac Corporation Air flow housing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54105306A (en) * 1978-02-06 1979-08-18 Hitachi Ltd Electric fan
JPS60108599A (ja) * 1983-11-15 1985-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動送風機

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JPH0378600A (ja) 1991-04-03

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