JPS614898A

JPS614898A - 送風機

Info

Publication number: JPS614898A
Application number: JP12301184A
Authority: JP
Inventors: Sadahiro Shimada; 嶋田　定廣; Izumi Yamaura; 泉山浦; Masami Fukumoto; 正美福本; Masao Torigoe; 鳥越　正夫
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-06-15
Filing date: 1984-06-15
Publication date: 1986-01-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は真空掃除機などに使用する送風機に関するもの
である。

従来例の構成とその問題点第１図に示すように、インペラ１と送風ガイド２を軸方
向に並べてこの外周及び上方をファンケース３で包囲す
るタイプの従来の送風機においては、インペラ１の外周
に複数の分割ボリュート室４を設け、これらボリュート
室４からファンケース３で包囲された通路５及び送風ガ
イド２の下方に形成された通路６を連通させて形成し、
インペラ１の外周より排出された空気を、このボリュー
ト室４→通路５→通路６→モータ７の内部→モータ７の
排気口８と流していた。− このため、このタイプの送風機にあっては、第２図に示
すように、遠心力によりインベラー１から排出され、外
周方向へ流れる空気を通路５→通路６と再び内周方向へ
向かわせるよう大きく方向変換する必要があり、その曲
り部でエネルギー損失をおこし、送風効率はあまり良く
なかった。

発明の目的本発明はこのような従来の欠点を解消し、高効率の送風
機を提供するものである。

発明の構成この目的を達成するため、本発明の送風機は、インベラ
ーの外周に複数のボリュート室を設け、このボリュート
室により空気を外周方向へスムーズに導びくとともに、
ポリュート室終端にエアガイド下方へ連通する連通孔を
設け、この連通孔をエアガイドとその外周を包囲するケ
ーシングとで構成し、連通孔から再びエアガイドの裏側
で内周へ向かう空気通路を設け、上記ボリュート室下面
を外周へ向かうほど下方へ傾斜した斜面とし、連通孔肩
部を形成するケーシングのコーナーＲを空気流に合わせ
て形成し、エアガイド裏面の空気通路入口の上面に、下
方へ向かう傾斜面を設け、この傾斜面に対向させて空気
通路下面も内周へ向かうほど下方へ向かう傾斜面とし、
インベラーから出た空気を滑らかに変化させて導びき、
送風効率の向上を図るものである。

実施例の説明以下その実施例について、図面を参照しながら説明する
。

第３〜６図において、２１はインベラーで、その中央部
前方に吸込口２２が開口し、その外周に複数のブレード
２３が設けである。ブレード２３はその上下両側を側板
２４．２５にてはさまれており、外周２６が開放となっ
ている。インベラー２１はその中央部に電動機２７の軸
２８が貫入し、ナツト２９にて軸２８に締結されている
。３ｏは樹脂成形品によるエアガイドで、インベラー２
１の外周とその下方で複数のポリュート室３１を形成し
ている。ボリュート室３１は案内翼３２によって区画さ
れており、エアガイ、ド３ｏの上方では各々が独立して
いる。上記ポリュート室３１はエアガイド３０の外周で
下方へつづく連通路３３へと通じ、空気がエアガイド３
０下方へと流れるようになっている。ケーシング３４は
エアガイド３０の外周を包囲し、同エアガイド３０とと
もにボリュート室３１を形成するとともに、インベラー
２１の前方をも覆い、その中央部にインベラー２１の吸
込口２２に対向した吸込口３５が開口している。またケ
ーシング３４はその外周下方で電動機２７のブラケット
３６の外周に圧入されて止められている。第５図にエア
ガイド３ｏの裏側を示すと、連通路３３を介してポリュ
ート室３１はエアガイド３０の内側へ向がら空気通路３
７へつながり、案内翼３８により区画されている。空気
通路３７はその内端３９で合流し、電動機２７のブラケ
ット３６に形成した吸気口４ｏへ連らなっている。

ケーシング３４の肩部４１は大きなＲ状に形成され、ボ
リュート室３１の下面はインベラー２１から遠ざかり、
エアガイド３ｏの外周へ向かうほど下方へ傾斜する斜面
４２が形成されている。またエアガイド３０の裏側空気
通路３７の入口上面には、エアガイド３ｏの内周へ向か
うほど電動機２７側へ近づく傾斜面４３が設けである。

この傾斜面４３に対向させて、空気通路３７の下面には
ブラケット３６により同じく傾斜面４４が形成しである
。

上記のように構成された送風機について、以下その動作
を説明する。

電動機２７の運転にともない、軸２８とともにインベラ
ー２１が回転する。このため空気はケーシング３４の吸
込口３５→インベラー２１の吸込ロ２２→インベラー２
１内部へと流れこみ、プレド２３により押され、外周２
６より排出される。

さらに空気はエアガイド３０の案内翼３２に導びかれ、
ポリュート室３１を外周方向へ流れる。連通路３３を通
ってエアガイド３０の下方へは入った空気は案内翼３８
により空気通路３７を流れ、内端３９→開ロ部４ｏ→電
動機２７内部へと流れ、同電動機２７の冷却を行なう。

・ボリュート室３１から連通路３３、空気通路３７への空
気の流れをざらに詳細に説明すると、第６図に示すよう
に、インベラー２１により外周方向へ押し出された空気
はポリュート室３１の斜面４２と、ケーシング３４の肩
部４１のＲにはさまれ、スムーズに下方へ導ひかれ、連
通路３３へは入る。空気流はさらに空気通路３７の入口
で傾斜面４３と４４にはさまれてスムーズに下方へ導び
かれ、内端３９へと至る。このように空気流は従来のよ
うに（第２図）流れが直角に変化したり、よどみ、乱流
ができたりすることがなく、滑らかに流れ、送風効率を
従来になく高めることができる。

なお、第６図に示すように、傾斜面４４は空気通路３７
の断面積が入口から出口へ向かうにしたがい拡大するよ
うに、傾斜面４３の角度人より傾斜面４４の角度ＢをＡ
（Ｂに設定しである。また本実施例では傾斜面４４を電
動機２７のブラケット３６で形成したが、別部品で形成
しても、もちろん性能的には高効率を得られることはい
うまでが不要であり、コスト面で有利である。

発明の効果以上のように本発明は、インベラーの外周に複数の分割
ボリュート室を設け、このポ１ノユート室の下面をエア
ガイド外周へ向かうにつれ下方へ傾斜する斜面と、その
終端でエアガイド裏側へ続く連通路と、連通路からエア
ガイド裏側で内側へ向かう空気通路へ続く傾斜面を設け
たエアガイド、及び、エアガイド外周を包囲し、かつ前
面を覆うケーシングで、エアガイドとともに、ボリュＴ
ト室と連通路を形成し、その肩部Ｒを気流に合わせて大
きく形成するとともに、エアガイド傾斜面に対向させて
、上記エアガイド裏側で内側へ向かう空気通路の下面に
ブラケットにより内周へ向かうに従がい電動機側へ近づ
く傾斜面を形成することにより、 ■　空気流を滑らかに導びいて送風効率を従来になく高
めることができる。

■　ブラケット形状が平面ではなく傾斜面を持つている
ため、ブラケットの剛性が向上し、電動機の振動を抑制
することができ低振動、低騒音化が図れる。

等の効果を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気掃除機用送風機の斜視図、第２図は
同部分断面図、第３図は本発明の実施例における送風機
の部分断面図、第４図はエアガイドの上面図、第６図は
エアガイド部の裏面図、第６図は動作説明用断面図であ
る。２１・・・・・・インベラー、３ｏ・川・・エアカイト
、３１・・・・ボリュート室、３３・・・・・・連通路
、３４・・・・・・ケーシング、３６・川・・ブラケッ
ト、３７・川・・空気通路、４１・　・・肩部Ｒ１４２
・・・・・・斜面、４３・・・・・傾斜面、４４・・・
・・傾斜面。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名第１
図第２図ど　　　　　　　　　　　６第３図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）インベラーの外周に対向して設けられた複数のボ
リュート室、このボリュート室を外周へ導びき、この外
周から裏側へ回りこむ連通路、裏側で内側へ向かい、電
動機吸気口へ排気を導びく空気通路を有するとともに、
前記ボリュート室下面を外周へ向かうほど下方へ傾斜さ
せて形成し、さらに前記空気通路入口部の上面を内周へ
向かうほど下方へ傾斜させてたエアガイドと、このエア
ガイド外周と上面を包囲し、同エアガイドとともにボリ
ュート室、連通路を形成するとともに、前記ボリュート
室下面に対向させて、その肩部にＲを設けてなるケーシ
ングと、前記空気通路入口部の傾斜させた上面に対向し
て内周へ向かうに従がい下方へ傾斜する空気通路下面部
とを備えた送風機。
（２）空気通路下面部を、電動機のブラケットにより一
体的に形成した特許請求の範囲第１項記載の送風機。
（３）空気通路下面部の傾きを空気通路上面の傾きより
大きく設定した特許請求の範囲第１項記載の送風機。