JPH0724594Y2 - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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Publication number
JPH0724594Y2
JPH0724594Y2 JP1988054417U JP5441788U JPH0724594Y2 JP H0724594 Y2 JPH0724594 Y2 JP H0724594Y2 JP 1988054417 U JP1988054417 U JP 1988054417U JP 5441788 U JP5441788 U JP 5441788U JP H0724594 Y2 JPH0724594 Y2 JP H0724594Y2
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JP
Japan
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silencer
inner chamber
exhaust
intake
muffler
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Application number
JP1988054417U
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JPH01159137U (ja
Inventor
健穂 橋本
悟 小野寺
武夫 長尾
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Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジン発電機,送風機,空気圧縮機等の吸排
気を要する機器の発生する騒音を減衰させるために使用
する消音装置に関する。
(従来の技術) 第3図(a),(b)及び(c)は従来の消音装置の断
面図で、同図(a)は横断面図、同図(b)及び(c)
は同図(a)のA−A及びB−B断面図である。また、
第4図は空気の流れを説明するための概略斜視図であ
る。
これらの図において、1はエンジン発電機,送風機,空
気圧縮機等の騒音発生源、2は騒音発生源1を収納する
内室で、前面,後面及び側面は騒音発生源1の直接音を
遮音する構造を有する壁体3A,3B,及び3Cで防音し、ま
た、内室2で燃焼又は冷却等に使用する空気は吸気口4,
内室2,排気口5と流れ、その漏騒音は吸音材6とパイプ
7とからなる吸気消音器8,排気消音器9により消音して
いた。
従来の消音装置の空気の流れは第4図に示すように、吸
気口4→吸気消音器8→内室2→排気消音器9→排気口
5の経路すなわち矢印A→B→C→Dの経路で流れる。
(考案が解決しようとする課題) 以上述べたように、従来の消音装置において、遮音構造
を有する壁体3A,3B及び3Cは低騒音化のために、大きな
透過損失を得ようとすると壁体面密度,壁体厚みを増す
か又は複雑な壁体構造(二重壁又は多重壁)とする必要
があった。このような構造とするには構成部材あるいは
使用材料が多くなり、設計面,製造面ともに,多くの工
数を要し、大形となり重量も増し、価格を増大させてい
た。
上述の問題点に鑑み、本考案は内室を形成する壁体と消
音器とを合体し、消音器で壁体を構成することにより、
従来のような複雑な、又大きな面密度や厚みを要する特
別な壁体を不要とし、部品点数,使用材種,設計,製造
工数を大幅に削減し、かつ、小型,軽量化を図った消音
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は騒音発生源を収容
しうる内室を有し、前記内室の上部に消音室を備える消
音装置において、前記装置の一方の側面に吸気口15が設
けられ、他方の側面に排気口16が設けられ、内室2の上
方には多数の孔が平行して設けられている吸音材よりな
る吸気消音器10が形成され、前記吸気消音器の一端は吸
気口15に開口し、他端は内室2に開口し、内室2の両側
には多数の孔が平行に設けられている吸音材よりなる排
気消音器11が形成され、排気消音器11の一端は内室2に
開口し、他端は排気口16に通ずる消音箱13に開口するこ
とを特徴とする消音装置を考案の要旨とするものであ
る。
(作用) 本考案は上記構成によって、直接音,漏騒音とも消音器
によっ減衰させることを可能とした。
(実施例) 以下、図面に沿って本考案の実施例について説明する。
なお、実施例は一つの例示であって、本考案の精神を逸
脱しない範囲で種々の変更あるいは改良を行いうること
は言うまでもない。
第1図(a),(b)及び(c)は本考案の一実施例を
示す断面図で、同図(a)は横断面図、同図(b)及び
(c)は同図(a)のA1-A1及びB1-B1断面図である。ま
た、第2図は空気の流れを説明するための概略斜視図で
ある。図において、1は騒音発生源、2は騒音発生源1
を収納する内室、10,11は吸音材6とパイプ7とで構成
した吸気消音器,排気消音器、また、12,13は消音箱、1
5及び16は吸気口及び排気口、15A及び16Bは吸気口15及
び排気口16の覆板である。
次に、第1図(a),(b),(c)及び第2図によっ
て消音装置の空気の流れについて説明する。吸気口15か
ら吸入された空気(矢印A1)は吸気消音器10内を経て内
室2に流入し(矢印B1)、内室2に収納された騒音発生
源1に燃焼又は冷却の空気を供給し、消音箱12に排出さ
れ、内室2の側面に設けた排気消音器11に流入し(矢印
C1)、排気消音器11内を経て消音箱13に排出され(矢印
D1)排出口16より消音装置外に排出される。すなわち、
空気は矢印A1→B1→C1→D1の経路を経て騒音発生源1の
燃焼又は冷却の空気を供給するとともに消音される。
すなわち、本考案の消音装置は騒音発生源を収納する内
室の面を吸気及び排気の消音器と消音箱とで囲む構造の
箱体としたものである。
なお、実施例の他、吸気及び排気の消音器を箱体のどの
面に設けるかは適宜選択しうることは明らかである。
また、消音器は騒音発生源の騒音の性質によって、穴あ
きパイプを用いるとか、グラスウールなどの吸音材を用
いるとか種々の実施態様がある。
(考案の効果) 本考案によれば、騒音発生源を収容しうる内室を有し、
前記内室の上部に消音室を備える消音装置において、前
記装置の一方の側面に吸気口15が設けられ、他方の側面
に排気口16が設けられ、内室2の上方には多数の孔が平
行して設けられている吸音材よりなる吸気消音器10が形
成され、前記吸気消音器の一端は吸気口15に開口し、他
端は内室2に開口し、内室2の両側には多数の孔が平行
に設けられている吸音材よりなる排気消音器11が形成さ
れ、排気消音器11の一端は内室2に開口し、他端は排気
口16に通ずる消音箱13に開口することにより、従来のこ
の種の消音装置の壁構造のように イ.大きな厚さの壁を必要としないこと ロ.複雑な多重壁を必要としないこと ハ.小形で消音効果の大きい装置がえられる 効果を有するものである。
これにより、従来と同等の騒音低減効果を得るのに、部
品材料,工数,重量,価格は約4割減、体積は約約3割
減で製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)及び(c)は本考案の一実施例を
示す断面図で、同図(a)は横断面図、同図(b)及び
(c)は同図(a)のA1-A1及びB1-B1断面図、第2図は
消音装置の空気の流れを説明するための概略斜視図、第
3図(a),(b)及び(c)は従来の消音装置の断面
図で、同図(a)は横断面図、同図(b)及び(c)は
同図(a)のA−A及びB−B断面図、第4図は従来の
消音装置の空気の流れを説明するための概略斜視図であ
る。 2……内室、10……吸気消音器 11……排気消音器、12,13……消音箱 15……吸気口、16……排気口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】騒音発生源を収容しうる内室を有し、前記
    内室の上部に消音室を備える消音装置において、前記装
    置の一方の側面に吸気口15が設けられ、他方の側面に排
    気口16が設けられ、内室2の上方には多数の孔が平行し
    て設けられている吸音材よりなる吸気消音器10が形成さ
    れ、前記吸気消音器の一端は吸気口15に開口し、他端は
    内室2に開口し、内室2の両側には多数の孔が平行に設
    けられている吸音材よりなる排気消音器11が形成され、
    排気消音器11の一端は内室2に開口し、他端は排気口16
    に通ずる消音箱13に開口することを特徴とする消音装
    置。
JP1988054417U 1988-04-22 1988-04-22 消音装置 Expired - Lifetime JPH0724594Y2 (ja)

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JP1988054417U JPH0724594Y2 (ja) 1988-04-22 1988-04-22 消音装置

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Publication Number Publication Date
JPH01159137U JPH01159137U (ja) 1989-11-02
JPH0724594Y2 true JPH0724594Y2 (ja) 1995-06-05

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ID=31280348

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537699Y2 (ja) * 1972-08-19 1980-09-04
JPS6095144U (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 三菱重工業株式会社 空冷エンジン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01159137U (ja) 1989-11-02

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