JPH0413391Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413391Y2 JPH0413391Y2 JP1983145062U JP14506283U JPH0413391Y2 JP H0413391 Y2 JPH0413391 Y2 JP H0413391Y2 JP 1983145062 U JP1983145062 U JP 1983145062U JP 14506283 U JP14506283 U JP 14506283U JP H0413391 Y2 JPH0413391 Y2 JP H0413391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- sound absorption
- chamber
- absorption chamber
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 21
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 10
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は、自家発電機に用いる瓦斯タービン
の消音器に関する。
の消音器に関する。
（従来技術）
近年、生活関連の公共設備や大きなビルテイン
グ、マンシヨン等が増加し、電力会社から供給さ
れる電気が万一停電した時には個人の家と異なり
その影響が非常に大きい。そこで、非常用の自家
発電機が必要となり、法規によりその設置も一部
では義務づけられている情況である。しかし、自
家発電機の駆動源であるガスタービン、デイーゼ
ルエンジン等は稼働時の騒音が著しく建物の近辺
に多大の迷惑を及ぼし苦情も絶えないものであ
る。当然そこに消音装置が要求されることにな
り、特に排気側の消音が問題になつている。
グ、マンシヨン等が増加し、電力会社から供給さ
れる電気が万一停電した時には個人の家と異なり
その影響が非常に大きい。そこで、非常用の自家
発電機が必要となり、法規によりその設置も一部
では義務づけられている情況である。しかし、自
家発電機の駆動源であるガスタービン、デイーゼ
ルエンジン等は稼働時の騒音が著しく建物の近辺
に多大の迷惑を及ぼし苦情も絶えないものであ
る。当然そこに消音装置が要求されることにな
り、特に排気側の消音が問題になつている。
従来の消音器としては、第１図，第２図に示す
ようにガスタービンの排気をダクト１に導き、吸
音材２を内張りした第１吸音室３を通し、次に多
数の吸音ユニツト５を併置した第２吸音室６に通
し、吸音材７で内張りしてある第３吸音室８を経
てダクト９から外部へ放出する。第３図に前記吸
音ユニツト５及び吸音材２，７の一部断面図を示
すように、両端の掩い板１０に多孔板（パンチグ
メタル）１２を溶着し、内部にガラスクロス１３
で包み込んだロツクウール等の吸音材１１を収納
するものである。４は載置台を示す。
ようにガスタービンの排気をダクト１に導き、吸
音材２を内張りした第１吸音室３を通し、次に多
数の吸音ユニツト５を併置した第２吸音室６に通
し、吸音材７で内張りしてある第３吸音室８を経
てダクト９から外部へ放出する。第３図に前記吸
音ユニツト５及び吸音材２，７の一部断面図を示
すように、両端の掩い板１０に多孔板（パンチグ
メタル）１２を溶着し、内部にガラスクロス１３
で包み込んだロツクウール等の吸音材１１を収納
するものである。４は載置台を示す。
（考案が解決しようとする問題点）
しかしながら、前記のような消音器にあつて
は、ガスタービンの排気を受け入れるダクト１が
消音器の長手方向と直角状をなしており、第１吸
音室の内壁に設置された吸音材２が、高温高速の
排気の乱流により破損し、飛散し易く、消音効果
が低下する欠点があつた。
は、ガスタービンの排気を受け入れるダクト１が
消音器の長手方向と直角状をなしており、第１吸
音室の内壁に設置された吸音材２が、高温高速の
排気の乱流により破損し、飛散し易く、消音効果
が低下する欠点があつた。
又、従来の消音器にあつては、第１吸音室から
第３吸音室迄、吸音材を使用して効果的な消音を
図つているが、吸音材の欠点である低周波音の減
音には大きな効果が期待できず、特に排気は高温
のためにその騒音の波長が長くなり、一層吸音材
の減音効果は減少し、消音性能が低いという問題
点があつた。
第３吸音室迄、吸音材を使用して効果的な消音を
図つているが、吸音材の欠点である低周波音の減
音には大きな効果が期待できず、特に排気は高温
のためにその騒音の波長が長くなり、一層吸音材
の減音効果は減少し、消音性能が低いという問題
点があつた。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたも
ので、吸音材の破損、飛散がなく、排気騒音の低
温成分の消音ができる消音器を提供することを目
的とするものである。
ので、吸音材の破損、飛散がなく、排気騒音の低
温成分の消音ができる消音器を提供することを目
的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
上記目的を達成するため、本考案では、従来の
消音器の第１吸音室のかわりに共鳴室を設け、こ
の中に排気を導入するエルボを配置するものであ
る。
消音器の第１吸音室のかわりに共鳴室を設け、こ
の中に排気を導入するエルボを配置するものであ
る。
（実施例）
以下、本考案を実施例により説明する。
第４図は、本考案の一実施例である「消音器」
の側部断面図であり、第５図は、同実施例の一部
を断面で示した正面図である。
の側部断面図であり、第５図は、同実施例の一部
を断面で示した正面図である。
図において、５〜９は、第１図，第２図に示す
従来の消音器と同様のものなのでここでの説明は
省略する。
従来の消音器と同様のものなのでここでの説明は
省略する。
１６は、従来の第１吸音室のかわりに設けられ
た公知の共鳴室で、共鳴口１７を有する間仕切板
１８を介して吸音室６に連設されている。
た公知の共鳴室で、共鳴口１７を有する間仕切板
１８を介して吸音室６に連設されている。
１５は、ガスタービンより発生する高温高速気
流である排気を入口１４から導入するエルボで、
その一端は間仕切板１８に固定され、吸音室６内
に開口している。共鳴室１６は、その容積と、共
鳴口の口径で決まる一定周波数で共鳴するので、
吸音室６への騒音のうち、この一定周波数に相当
する騒音のエネルギはここで消費され、排気放出
ダクト９から外部に出る騒音が低減する。
流である排気を入口１４から導入するエルボで、
その一端は間仕切板１８に固定され、吸音室６内
に開口している。共鳴室１６は、その容積と、共
鳴口の口径で決まる一定周波数で共鳴するので、
吸音室６への騒音のうち、この一定周波数に相当
する騒音のエネルギはここで消費され、排気放出
ダクト９から外部に出る騒音が低減する。
この共鳴室により、従来の吸音室で低減困難で
あつた低音域の騒音が低減可能となる。
あつた低音域の騒音が低減可能となる。
このようにして、高温高速の排気流は、エルボ
１５により滑らかに吸音室６内に導かれるため、
従来のもののように、吸音材が破損し飛散すると
いうことはなく、またエルボ１５を共鳴室１６内
に配置できるので、全体形状が消音効果の増大に
もかかわらず小型にできる。
１５により滑らかに吸音室６内に導かれるため、
従来のもののように、吸音材が破損し飛散すると
いうことはなく、またエルボ１５を共鳴室１６内
に配置できるので、全体形状が消音効果の増大に
もかかわらず小型にできる。
なお、４は設置台である。
（考案の効果）
以上説明した如く、本考案によれば、エルボに
より高温高速のガスタービンの排気がスムーズに
導入でき、この排気による乱流によつて吸音材が
破損し飛散するということがなく、排気騒音の低
音成分が大幅に減衰でき、かつエルボ（排気導入
部），共鳴室，吸音室を合理的に配置でき、消音
効果の割に消音器を小型に形成できる。
より高温高速のガスタービンの排気がスムーズに
導入でき、この排気による乱流によつて吸音材が
破損し飛散するということがなく、排気騒音の低
音成分が大幅に減衰でき、かつエルボ（排気導入
部），共鳴室，吸音室を合理的に配置でき、消音
効果の割に消音器を小型に形成できる。
第１図〜第３図は従来の消音器を示し、第１図
はその側部断面図、第２図は一部断面を以て示し
た正面図、第３図は吸音ユニツトの断面図、第４
図はこの考案の一実施例を示す側部断面図、第５
図は同一部断面を以て示した正面図である。図
中、同一又は相当部分は同一番号を以て示した。 ５……吸音ユニツト、６……第２吸音室、８…
…第３吸音室、９……排気放出ダクト、１４……
排気導入ダクト、１５……エルボ、１６……共鳴
室、１７……共鳴口、１８……間仕切板。
はその側部断面図、第２図は一部断面を以て示し
た正面図、第３図は吸音ユニツトの断面図、第４
図はこの考案の一実施例を示す側部断面図、第５
図は同一部断面を以て示した正面図である。図
中、同一又は相当部分は同一番号を以て示した。 ５……吸音ユニツト、６……第２吸音室、８…
…第３吸音室、９……排気放出ダクト、１４……
排気導入ダクト、１５……エルボ、１６……共鳴
室、１７……共鳴口、１８……間仕切板。
Claims (1)
- 排気放出ダクトを有する吸音室と、該吸音室の
一端に共鳴口を有する間仕切板を介して連設され
た共鳴室とからなり、かつ該共鳴室内に、一端が
該間仕切板に固定されて該吸音室内に開口し、他
端にガスタービンの排気が導入されるエルボが配
置されていることを特徴とする消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14506283U JPS6054734U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14506283U JPS6054734U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6054734U JPS6054734U (ja) | 1985-04-17 |
| JPH0413391Y2 true JPH0413391Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30323318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14506283U Granted JPS6054734U (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054734U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5249208B2 (ja) * | 1972-10-26 | 1977-12-15 | ||
| JPS5441379U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-19 | ||
| JPS5617327B2 (ja) * | 1973-11-01 | 1981-04-22 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5249208U (ja) * | 1975-10-04 | 1977-04-07 | ||
| JPS5928093Y2 (ja) * | 1979-07-19 | 1984-08-14 | ヤンマーディーゼル株式会社 | ガスタ−ビンの防音パツケ−ジ |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP14506283U patent/JPS6054734U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5249208B2 (ja) * | 1972-10-26 | 1977-12-15 | ||
| JPS5617327B2 (ja) * | 1973-11-01 | 1981-04-22 | ||
| JPS5441379U (ja) * | 1977-08-24 | 1979-03-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6054734U (ja) | 1985-04-17 |
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