JP2600351Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2600351Y2
JP2600351Y2 JP1993037903U JP3790393U JP2600351Y2 JP 2600351 Y2 JP2600351 Y2 JP 2600351Y2 JP 1993037903 U JP1993037903 U JP 1993037903U JP 3790393 U JP3790393 U JP 3790393U JP 2600351 Y2 JP2600351 Y2 JP 2600351Y2
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air
fan
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air supply
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JP1993037903U
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JPH0712824U (ja
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州三 秋田
次明 上村
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Kubota Corp
Kubota Air Conditioner Ltd
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Kubota Corp
Kubota Air Conditioner Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この考案は、空気調和機に関し、
特にたとえば、排気熱回収機能や外気冷房機能を有する
エアハンドリングユニットやパッケージ型エアコンなど
の空気調和機に関する。
【従来の技術】この種の従来の空気調和機が、平成3年
1月18日に出願公告された実公平3−1707号や平
成3年4月5日に出願公告された実公平3−15939
号に開示されている。
【考案が解決しようとする課題】従来技術では、いずれ
も、騒音発生源となる給気ファンおよび還気ファンが給
気口および還気口近くに設置されているので、室内へ伝
わる騒音を低減するためには、ケーシングの上部に消音
装置を設ける必要があり、コスト高であるという問題が
あった。また、熱交換コイルの設置スペースが狭いの
で、設置される熱交換コイルは、面風速が高く、列数の
大きなものとなる。したがって、熱交換コイルによる空
気圧損が大きくなるので送風動力を大きくする必要があ
り、ファンの騒音が大きくなるという問題があった。そ
れゆえに、この考案の主たる目的は、安価でかつ騒音が
小さい空気調和機を提供することである。
【課題を解決するための手段】この考案は、ケーシング
と、それぞれがケーシングの上部に形成される、還気
口,外気口,排気口および給気口と、それぞれがケーシ
ングの下部に設けられる還気ファンおよび給気ファン
と、還気口と還気ファンの入口とを連通する第1の通風
路と、排気口と還気ファンの出口とを連通する第2の通
風路と、外気口と給気ファンの入口とを連通する第3の
通風路と、給気口と給気ファンの出口とを連通する第4
の通風路とを備える、空気調和機であって、還気ファン
の出口と給気ファンの入口とを連通する第5の通風路、
第1の通風路内に設けられるプレフィルタ、第2の通風
路と第3の通風路とに跨がって給気ファンの上方に設け
られる全熱交換器、第4の通風路内における給気ファン
の上方に設けられる熱交換コイル、第4の通風路内にお
いて熱交換コイルの入口側に設けられるメインフィル
タ、および第4の通風路内において熱交換コイルの出口
側に設けられる加湿器をさらに備える、空気調和機であ
る。
【作用】還気ファンおよび給気ファンで発生した騒音
は、プレフィルタ,全熱交換器,メインフィルタおよび
熱交換コイルなどの空調器具および長い通風路によって
吸収されるので、還気口,排気口,外気口および給気口
から外部へ出ていくまでには大幅に減衰され得る。
た、全熱交換器,熱交換コイル,メインフィルタおよび
加湿器よりも下方に給気ファンを設けているので、全体
の外形寸法を大きくすることなく、これらの設置スペー
スを拡大できる。
【考案の効果】この考案によれば、消音装置を設ける必
要がないので、安価である。また、全熱交換器,熱交換
コイル,メインフィルタおよび加湿器の設置スペースを
拡大できるので、これらの機器を大型化することができ
る。さらに、メインフィルタを加湿器よりも上流に配置
しているので、加湿水によってメインフィルタが目詰ま
りするのを防止できる。したがって、空気圧損を低減で
き、送風動力および騒音を低減できる。この考案の上述
の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照
して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
【実施例】図1〜図5を参照して、この実施例の空気調
和機10は、ケーシング11を含む。ケーシング11の
内部には、仕切壁12a〜12fおよびドレンパン14
によって、第1室16,第2室18,第3室20,第4
室22,第5室24,第6室26および第7室28がそ
れぞれ図に示す位置に形成される。そして、隣接する室
どうしが各仕切壁12a〜12fに形成された開口19
a〜19hを介して連通される。また、ケーシング11
の内面および各仕切壁12a〜12fの表面には、図示
しない断熱材が形成される。第1室16(図1,図5)
の上面には還気口30が形成され、第1室16の中央に
はプレフィルタ32が配置され、さらに第1室16の下
部には還気ファン34およびこれを駆動するモータ36
が配置される。還気ファン34の出口は、第1室16と
第2室18とを連通する開口19aに接続される。第2
室18および第5室24には、図3からわかるように、
仕切壁12cを貫通する全熱交換器38が配置される。
第3室20(図5)の上面には、排気口40が形成さ
れ、第3室20と第2室18とを連通する開口19bお
よび19cには、それぞれ通過風量を調整するための排
気ダンパ42および44が取り付けられる。したがっ
て、ケーシング11の内部には、還気口30と還気ファ
ン34の入口とを連通する第1の通風路と、排気口40
と還気ファン34の出口とを連通する第2の通風路とが
形成される。 また、第4室22(図1)の上面には、外
気口46が形成され、第4室22の中央には、プレフィ
ルタ48が水平に配置され、第4室22と第5室24と
を連通する開口19dおよび19eには、それぞれ外気
ダンパ50および52が取り付けられる。第5室24
(図1,図5)には、給気ファン54およびこれを駆動
するモータ56が配置され、給気ファン54の出口は、
第5室24と第6室26とを連通する開口19gに接続
される。また、第5室24と第2室18とを連通する開
口19fには、還気ダンパ58が取り付けられる。そし
て、第6室26と第7室28とを連通する開口19hに
は、上流側からこの順に、メインフィルタ60,冷却コ
イル62,加熱コイル64および加湿器66が配置され
る。冷却コイル62および加熱コイル64には、それぞ
れ電動弁68および70が取り付けられ、加湿器66に
は、電磁弁72が取り付けられる(図3)。また、第7
室28の上面には、給気口74が形成される。したがっ
て、ケーシング11の内部には、外気口46と給気ファ
ン54の入口とを連通する第3の通風路と、給気口74
と給気ファン54の出口とを連通する第4の通風路と、
還気ファン34の出口と給気ファン54の入口とを連通
する第5の通風路が形成される。そして、空気調和機1
0の使用時には、還気口30および給気口74が図示し
ないダクトを介して室内と連通され、排気口40および
外気口46が図示しないダクトを介して屋外と連通され
る。動作において、暖房運転が実行されると、冷却コイ
ル62の電動弁68が閉じられ、かつ加熱コイル64の
電動弁70が開かれる。また、必要に応じて加湿器66
の電磁弁72が開かれる。そして、還気ファン34およ
び給気ファン54がモータ36および56によって駆動
される。すると、空調すべき室からの還気が還気口30
を通して空気調和機10の第1室16へ取り込まれる。
第1室16へ取り込まれた還気は、プレフィルタ32を
通して除塵された後、還気ファン34を通して第2室1
8へ送られる。第2室18へ送られた還気の一部は、還
気ダンパ58を通して第5室24へ送られ、残りは、排
気ダンパ44または全熱交換器38およびダンパ42を
通して排気口40から排出される。また、屋外からの外
気が外気口46を通して第4室22へ取り込まれる。第
4室22へ取り込まれた外気は、プレフィルタ48を通
して除塵された後、外気ダンパ52または外気ダンパ5
0および全熱交換器38を通して第5室24へ送られ、
還気ダンパ58を通して流入した還気と混合される。こ
のとき、全熱交換器38に通された外気が排気との間で
全熱交換され、それによって排気熱が回収される。外気
と還気の混合気(給気)は、給気ファン54を通して第
6室26へ送られる。そして、メインフィルタ60によ
ってさらに除塵され、加熱コイル64によって加熱さ
れ、加湿器66によって必要に応じて加湿された後、給
気口74から図示しないダクトを通して室内に供給され
る。冷房運転を実行した場合にも同様に、所定温度に冷
却された給気が空調すべき室へ供給され得る。ただし、
冷房運転時には、冷却コイル62の電動弁68が開か
れ、かつ加熱コイル64の電動弁70が閉じられる。こ
の実施例によれば、還気口30と還気ファン34とを連
通する通風路および給気口74と給気ファン54とを連
通する通風路が長く、しかもこれらの通風路に消音効果
を期待できるプレフィルタ32および熱交換コイル(冷
却コイル62および加熱コイル64)等を配置し、さら
にケーシング11の内面および仕切壁12a〜12fの
表面に消音効果を期待できる断熱材(図示せず)を形成
しているので、室内に伝わる騒音を大幅に低減できる。
また、大きな設置スペースの必要な全熱交換器38,メ
インフィルタ60,冷却コイル62,加熱コイル64お
よび加湿器66よりも下方に給気ファン54を設置して
いるので、これらの設置スペースを十分に確保でき、全
体の外形寸法を大きくすることなくこれらの機器を大型
化することができる。さらに、メインフィルタ60を加
湿器66よりも上流に配置しているので、加湿水によっ
てメインフィルタ60が目詰まりする心配はない。した
がって、空気圧損が少なくなり、送風動力を低減でき、
発生騒音を低減できる。なお、上述の実施例では、冷却
コイル62および加熱コイル64等を垂直に配置してい
るが、これらをたとえば図6に示すように斜めに配置す
れば、空気調和機10全体をよりコンパクトに形成でき
る。また、上述の実施例では、第7室28の上面すなわ
ちケーシング11の上面左端部に給気口74を形成する
ようにしているが、給気口74は、たとえば図7および
図8に示すように、第6室26の上面すなわちケーシン
グ11の上面中央部に形成されてもよい。この場合に
は、第5室24と第7室28とを連通する開口19iに
給気ファン54の出口が接続され、開口19hには、上
流側すなわち第7室28側からこの順に、メインフィル
タ60,冷却コイル62,加熱コイル64および加湿器
66が配置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例の平面図である。
【図3】図1におけるIII-III 線断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図2におけるV−V線断面図である。
【図6】図1実施例において冷却コイルおよび加熱コイ
ル等を斜設した状態を示す図解図である。
【図7】図1実施例において給気口をケーシングの上面
中央部に形成した状態を示す図解図である。
【図8】図7実施例の平面図である。
【符号の説明】
10 …空気調和機 11 …ケーシング 12a〜12f …仕切壁 30 …還気口 32,48 …プレフィルタ 34 …還気ファン 38 …全熱交換器 40 …排気口 46 …外気口 54 …給気ファン 60 …メインフィルタ 62 …冷却コイル 64 …加熱コイル 74 …給気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−180460(JP,A) 特開 平6−288575(JP,A) 特開 平6−288574(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 3/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングと、それぞれが前記ケーシング
    の上部に形成される、還気口,外気口,排気口および給
    気口と、それぞれが前記ケーシングの下部に設けられる
    還気ファンおよび給気ファンと、前記還気口と前記還気
    ファンの入口とを連通する第1の通風路と、前記排気口
    と前記還気ファンの出口とを連通する第2の通風路と、
    前記外気口と前記給気ファンの入口とを連通する第3の
    通風路と、前記給気口と前記給気ファンの出口とを連通
    する第4の通風路とを備える、空気調和機であって、 前記還気ファンの出口と前記給気ファンの入口とを連通
    する第5の通風路、 前記第1の通風路内に設けられるプレフィルタ、 前記第2の通風路と前記第3の通風路とに跨がって前記
    給気ファンの上方に設けられる全熱交換器、 前記第4の通風路内における前記給気ファンの上方に設
    けられる熱交換コイル、 前記第4の通風路内において前記熱交換コイルの入口側
    に設けられるメインフィルタ、および 前記第4の通風路
    内において前記熱交換コイルの出口側に設けられる加湿
    器をさらに 備える、空気調和機。
  2. 【請求項2】前記メインフィルタと前記熱交換コイルと
    を斜めに配置した、請求項1記載の空気調和機。
JP1993037903U 1993-07-12 1993-07-12 空気調和機 Expired - Lifetime JP2600351Y2 (ja)

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JP2007271139A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kubota Corp 空気調和機
JP5627308B2 (ja) * 2010-06-21 2014-11-19 重樹 渡邊 細霧式除加湿調温送風装置

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