JPH0712823U - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0712823U
JPH0712823U JP038508U JP3850893U JPH0712823U JP H0712823 U JPH0712823 U JP H0712823U JP 038508 U JP038508 U JP 038508U JP 3850893 U JP3850893 U JP 3850893U JP H0712823 U JPH0712823 U JP H0712823U
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JP
Japan
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air
air supply
port
fan
chamber
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Withdrawn
Application number
JP038508U
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English (en)
Inventor
州三 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 還気ファン40,ペリメータ用給気ファン4
4およびインテリア用給気ファン70と還気口36,排
気口60,外気口,ペリメータ用給気口52およびイン
テリア用給気口90のそれぞれとを連通する長い通風路
に消音効果を期待できる種々の空調器具が配置される。
また、ペリメータ側には還気のみが取り込まれ、熱負荷
の大きい外気はインテリア側へのみ取り込まれ、この外
気取り込み量に応じて排気量が制御される。 【効果】 騒音を低減できる。また、消音機を設ける必
要がないので安価であり、外気は全てインテリア側へ取
り込まれるので、排気量の制御が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気調和機に関し、特にたとえば、インテリアゾーンとペリメー タゾーンとを個別に空調したり、室内全体をベース空調するとともに個別負荷に 対応させて室内の個々のゾーンを個別に空調する場合等に用いられる、空気調和 機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の一例が、平成3年2月14日に出願公告された実公平3− 5784号に開示されている。この空気調和機は、インテリア用空気調和機とペ リメータ用空気調和機とを一体とすることによって、設置面積を小型化するとと もにメンテナンスや操作を容易にしたものである。そして、給気ファンおよび還 気ファンが給気口および還気口の近くに設置されており、給気ファンと給気口と の間には、消音機が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術では、給気ファンと給気口との間に消音機を設けるようにしているの で、コスト高であるという問題点があった。 また、インテリア側およびペリメータ側の両方に外気を取り込むようにしてい るので、それぞれの外気量に応じて排気量を制御する必要があり、このため還気 ファンを大きくしたり、複雑な制御が必要であるという問題点もあった。
【0004】 さらに、ペリメータ側には熱負荷の大きい外気のみが送られるので、省エネル ギに反するという問題点もあった。 それゆえに、この考案の主たる目的は、安価でかつ簡単でしかも消費エネルギ を節減できる、空気調和機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この考案は、ケーシング、ケーシングの上部に形成される、第1の給気口,第 2の給気口,還気口,外気口および排気口、ケーシングの下部に設けられる、第 1の給気ファン,第2の給気ファンおよび還気ファン、第1の給気口と第1の給 気ファンとを連通する第1の通風路に斜設される第1のメインフィルタおよび第 1の熱交換コイル、第2の給気口と第2の給気ファンとを連通する第2の通風路 に斜設される第2のメインフィルタおよび第2の熱交換コイル、還気口と還気フ ァンとを連通する第3の通風路に設けられるプレフィルタ、および排気口と還気 ファンとを連通する第4の通風路と、外気口と第1の給気ファンとを連通する第 5の通風路とに跨がって設けられる全熱交換器を備え、外気口から取り込まれた 外気の全てを第1の給気ファン,第1のメインフィルタおよび第1の熱交換コイ ルを通して第1の給気口から送出するようにした、空気調和機である。
【0006】
【作用】
第1の給気ファン,第2の給気ファンおよび還気ファンと第1の給気口,第2 の給気口,還気口,排気口および外気口との間に、メインフィルタ,プレフィル タ,熱交換コイルおよび全熱交換器等の空調器具が配置される。したがって、こ れらの空調器具および長い通風路によって、第1の給気ファン,第2の給気ファ ンおよび還気ファンで発生した騒音が吸収される。また、外気口から取り込まれ た外気の全ては第1の給気ファン側にのみ取り込まれ、この外気取り込み量に応 じて排気量が制御される。
【0007】
【考案の効果】
この考案によれば、空調器具や長い通風路によって騒音を低減できる。したが って、消音機を設ける必要がないので安価である。 また、外気を第1の給気ファン側にのみ取り込むようにしているので、排気量 の制御が容易になり、しかも還気ファンの容量を小さくできる。
【0008】 そして、大きな設置スペースが必要な全熱交換器と同じ高さにメインフィルタ および熱交換コイルを設置し、しかも斜設するようにしているので、全体をより コンパクトに形成できる。 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】
図1〜図6を参照して、この実施例の空気調和機10は、ケーシング12を含 む。ケーシング12の内部には、仕切壁14a〜14h,ドレンパン16aおよ び16bによって、第1室18,第2室20,第3室22,第4室24,第5室 26,第6室28,第7室30,第8室32および第9室34がそれぞれ図に示 す位置に形成される。そして、隣接する室どうしが各仕切壁14a〜14hに形 成された開口19a〜19jを介して連通され、それによって、ケーシング12 内に所定の通風路が形成される。また、ケーシング12の内面および各仕切壁1 4a〜14hの表面には、図示しない断熱材が形成される。
【0010】 第1室18の上面には還気口36が形成され、第1室18の中央部にはプレフ ィルタ38が配置される。さらに、第1室18の下部には還気ファン40および これを駆動するモータ42ならびにペリメータ用給気ファン44およびこれを駆 動するモータ46が配置される。還気ファン40および給気ファン44の吐出口 は、それぞれ第1室18と第4室24とを連通する開口19aおよび第1室18 と第2室20とを連通する開口19bに接続される。
【0011】 第2室20および第3室22において、仕切壁14bは斜めに形成されており 、この仕切壁14bに形成された開口19cには、上流側からこの順に、ペリメ ータ用メインフィルタ48および冷却・加熱コイル(ペリメータ用熱交換コイル )50が取り付けられ、冷却・加熱コイル50には冷温水用電動弁51(図3) が取り付けられる。そして、第3室22の上面には、ペリメータ用給気口52が 形成される。
【0012】 第4室24および第7室30には、図3からわかるように、仕切壁14fを貫 通する全熱交換器54が配置される。 第5室26において、第5室26と第4室24とを連通する開口19dおよび 19eには排気ダンパ56および58が取り付けられ、また、第5室26の上面 には排気口60が形成される。
【0013】 第6室28の上面には外気口62が形成され、第6室28の中央部にはプレフ ィルタ64が水平に配置され、第6室28と第7室30とを連通する開口19f および19gには外気ダンパ66および68が取り付けられる。 第7室30には、インテリア用給気ファン70およびこれを駆動するモータ7 2が配置され、給気ファン70の吐出口は第7室30と第8室32とを連通する 開口19hに接続される。また、第7室30と第4室24とを連通する開口19 iには還気ダンパ74が取り付けられる。
【0014】 第8室32および第9室34において、仕切壁14hは斜めに形成されており 、この仕切壁14hに形成された開口19jには、上流側からこの順に、インテ リア用メインフィルタ76,冷却コイル78,加熱コイル80および加湿器82 が取り付けられる。冷却コイル78および加熱コイル80には、冷水用電動弁8 4および温水用電動弁86が取り付けられ、加湿器82には、加湿水用電磁弁8 8が取り付けられる(図3)。そして、第9室34の上面にはインテリア用給気 口90が形成される。
【0015】 空気調和機10の使用時には、還気口36およびインテリア用給気口90が図 示しないダクトを介して室内のインテリアゾーンと連通され、ペリメータ用給気 口52が図示しないダクトを介して室内のペリメータゾーンと連通され、排気口 60および外気口62が図示しないダクトを介して屋外と連通される。 動作において、暖房運転が実行されると、冷却コイル78の電動弁84が閉じ られ、加熱コイル80の電動弁86および冷却・加熱コイル50の電動弁51が 開かれ、加熱コイル80および冷却・加熱コイル50に温水が供給される。また 、必要に応じて加湿器82の電磁弁88が開かれ、加湿器82に加湿水が供給さ れる。そして、還気ファン40,給気ファン44および70がモータ42,46 および72によって駆動される。すると、空調すべき室からの還気が還気口36 から第1室18へ取り込まれる。第1室18へ取り込まれた還気は、プレフィル タ38によって除塵された後、給気ファン44および還気ファン40によって第 2室20および第4室24へ送られる。第2室20に送られた還気は、メインフ ィルタ48によってさらに除塵された後、冷却・加熱コイル50によって加熱さ れ、給気口52から図示しないダクトを通して室内のペリメータゾーンに供給さ れる。一方、第4室24に送られた還気の一部は、還気ダンパ74を通して第7 室30に送られ、残りは、排気ダンパ58または全熱交換器54および排気ダン パ56を通して排気口60から排出される。
【0016】 また、屋外からの外気が外気口62から第6室28に取り込まれる。第6室2 8に取り込まれた外気は、プレフィルタ64を通して除塵された後、外気ダンパ 68または外気ダンパ66および全熱交換器54を通して第7室30に送られ、 還気ダンパ74を通して流入した還気と混合される。このとき、全熱交換器54 に通された外気が排気との間で全熱交換され、それによって排気熱が回収される 。還気と外気の混合気(給気)は、給気ファン70によって第8室32に送られ 、メインフィルタ76によってさらに除塵され、加熱コイル80によって加熱さ れ、加湿器82によって必要に応じて加湿された後、給気口90から図示しない ダクトを通して室内のインテリアゾーンに供給される。
【0017】 冷房運転を実行した場合にも同様に、所定温度に冷却された給気が空調すべき 室内のペリメータゾーンおよびインテリアゾーンに供給される。ただし、冷房運 転時には、加熱コイル80の電動弁が閉じられ、冷却コイル78の電動弁84お よび冷却・加熱コイル50の電動弁51が開かれ、冷却コイル78および冷却・ 加熱コイル50に冷水が供給される。
【0018】 この実施例によれば、還気口36から還気ファン40までの通風路,給気口5 2から給気ファン44までの通風路および給気口90から給気ファン70までの 通風路の距離が長く、しかもこれらの通風路に消音効果を期待できる種々の空調 器具を配置し、さらにケーシング12の内面および仕切壁14a〜14hの表面 に消音効果を期待できる断熱材(図示せず)を形成しているので、室内に伝わる 騒音を大幅に低減できる。
【0019】 また、ペリメータ側には還気のみを取り込み、外気はインテリア側にのみ取り 込むようにしているので、ペリメータゾーンにおける大きな熱負荷変動に十分に 対応でき、しかも排気量を外気量に対応させることが容易になる。さらに、室内 環境(CO,CO2 濃度)も良くなり、VAV(Variable Air Volume) システム の場合、インテリア側への給気量と還気量のバランスも良くなる。なお、外気を ペリメータゾーンへ供給しないのは、居住者のいないペリメータゾーンにおいて は温度制御が重要なのであり、居住者のいるインテリアゾーンにのみ外気を供給 すれば十分だからである。
【0020】 さらに、メインフィルタ48および76,冷却・加熱コイル50,冷却コイル 78および加熱コイル80を全熱交換器54と同じ高さの位置に設置し、しかも 斜設しており、インテリア用の還気通路とペリメータ用の還気通路とを共用して いるので、空気調和機10全体をコンパクトに形成でき、還気用のダクトは1本 でよいことになる。
【0021】 なお、上述の実施例では、空気調和機10をインテリアゾーンとペリメータゾ ーンとを個別に空調するためのものとして説明したが、この考案は、室内全体を ベース空調するとともに個別負荷に対応させて室内の個々のゾーンを個別に空調 する場合にも適用できる。この場合には、上述のインテリア側がベース空調する ために用いられ、ペリメータ側が個々のゾーンを個別に空調するために用いられ る。そして、外気を含む室内の最小負荷分をベース空調側で処理し、個々のゾー ンの負荷変動分を個別負荷対応側で処理し、個々のゾーンに対応してVAVユニ ットを設けて温度制御するようにすれば、熱負荷に関係なく全てのゾーンに外気 を適切に配分することができ、より快適な空調システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1実施例の平面図である。
【図3】図1のIII-III 線断面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】図2のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
10 …空気調和機 36 …還気口 40 …還気ファン 44 …ペリメータ用給気ファン 48 …ペリメータ用メインフィルタ 50 …冷却・加熱コイル 52 …ペリメータ用給気口 54 …全熱交換器 60 …排気口 62 …外気口 70 …インテリア用給気ファン 76 …インテリア用メインフィルタ 78 …冷却コイル 80 …加熱コイル 90 …インテリア用給気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング、 前記ケーシングの上部に形成される、第1の給気口,第
    2の給気口,還気口,外気口および排気口、 前記ケーシングの下部に設けられる、第1の給気ファ
    ン,第2の給気ファンおよび還気ファン、 前記第1の給気口と前記第1の給気ファンとを連通する
    第1の通風路に斜設される第1のメインフィルタおよび
    第1の熱交換コイル、 前記第2の給気口と前記第2の給気ファンとを連通する
    第2の通風路に斜設される第2のメインフィルタおよび
    第2の熱交換コイル、 前記還気口と前記還気ファンとを連通する第3の通風路
    に設けられるプレフィルタ、および前記排気口と前記還
    気ファンとを連通する第4の通風路と、前記外気口と前
    記第1の給気ファンとを連通する第5の通風路とに跨が
    って設けられる全熱交換器を備え、 前記外気口から取り込まれた外気の全てを前記第1の給
    気ファン,前記第1のメインフィルタおよび前記第1の
    熱交換コイルを通して前記第1の給気口から送出するよ
    うにした、空気調和機。
JP038508U 1993-07-14 1993-07-14 空気調和機 Withdrawn JPH0712823U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50148431A (ja) * 1974-05-20 1975-11-28
JP2018185092A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機の室内機

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JPS50148431A (ja) * 1974-05-20 1975-11-28
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19971106