JP6458320B2 - 輸送用冷凍機、及びトレーラ - Google Patents

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Description

本発明は、輸送用冷凍機、及びトレーラに関する。
トラクターにより牽引されるセミトレーラ等のトレーラにあっては、輸送用冷凍機を有するコンテナを搭載したものがある。この輸送用冷凍機としては、コンテナの前壁からトラクターの上方の空間に延びるいわゆるノーズマウント型のものや、コンテナとトラクターとの間の狭いスペースに設置されるいわゆるフラッシュマウント型のものや、トラクターの左右いずれかの側面で前後方向に沿って吊下げられるアンダーマウント型のものがある。
輸送用冷凍機は、トラクターからの給電により駆動するタイプと、トラクターとは独立して駆動可能な独立タイプのものがある。この独立タイプの輸送用冷凍機は、トラクターのエンジンとは別に、冷凍機専用の駆動源としてサブエンジン等を搭載している。
特許文献1には、輸送用冷凍機として、発電用のサブエンジンを搭載したアンダーマウント型の輸送用冷凍装置が開示されている。この特許文献1の輸送用冷凍装置は、サブエンジンにより圧縮機を駆動して、動力を供給するようにしている。この輸送用冷凍装置では、前端面から熱交ガードを介して筐体の内部に導入された空気が、内部を冷却した後に後端面から拡散板で四方に拡散されて外部に放出されている、これにより、この輸送用冷凍機では、内部のエンジン音やファン回転音等の騒音の放出を低減している。
特開2009−150616号公報
上記のような特許文献1に記載の輸送用冷凍機では、輸送用冷凍機の冷凍サイクルを構成する熱交換器を冷却するためにファンで筐体の内部に取り込んだ空気を利用して、駆動源であるエンジンも冷却している。同様に、設置スペースの狭いフラッシュマウント型の輸送用冷凍機においても、設置スペースの省略を図りながら駆動源であるエンジンを冷却するために、熱交換器を冷却するためにファンで筐体の内部に取り込んだ空気を利用して、駆動源を冷却している。
しかしながら、熱交換器を冷却するために空気を取り込むファンは、輸送用冷凍機の筐体に形成された開口部を介して外部の空気を筐体の内部に取り込んでいる。筐体の開口部は、外部から効率的に空気を取り込むために、大きく形成されていることが多い。その結果、筐体に形成された大きな開口と駆動源が配置されている空間とが繋がることとなり、駆動源から生じる音が筐体の開口部を介して外部に漏れ易くなってしまう。これにより、輸送用冷凍機から生じる騒音が大きくなってしまうおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、駆動源を冷却しながら、騒音の低減を図ることが可能な輸送用冷凍機及びトレーラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様における輸送用冷凍機は、トレーラ輸送用コンテナの前面に設けられて、前記トレーラ輸送用コンテナの幅方向の両側にそれぞれ開口部を有する箱体と、前記箱体の内部に配置されて冷媒を圧縮する圧縮機と、前記箱体の内部に配置されて前記圧縮機から供給される冷媒を冷却する熱交換器と、前記箱体の内部に配置されて前記熱交換器に空気を送る熱交換送風部と、前記箱体の内部に配置されて前記圧縮機を駆動する駆動源と、前記幅方向の第一側の前記開口部から流入させた空気を前記駆動源に送り、前記幅方向の第二側の前記開口部から排出させる駆動送風部と、前記箱体の内部を、少なくとも前記熱交換器、及び前記熱交換送風部が配置される上方空間と、該上方空間と遮断されて前記駆動源が配置される下方空間とに区画する上下仕切り板と、前記下方空間に、前記第一側の前記開口部に連通する第一空間を区画し、前記駆動源が配置された中央空間に前記第一空間から前記空気を流通させる第一流通路を形成する第一仕切り板と、前記下方空間に、前記第二側の前記開口部に連通する第二空間を区画し、前記中央空間から前記第二空間に前記空気を流通させる第二流通路を形成する第二仕切り板と、前記第二側の前記開口部と前記第二流通路とを結ぶ直線上に配置され、前記第二側から見た際に前記第二流通路を覆って遮るよう形成された遮蔽部と、前記第一空間内に配置されて前記圧縮機の駆動を制御する電装ユニットと、を備え、前記中央空間は、前記下方空間で、前記第一仕切り板と前記第二仕切り板とによって、前記第一空間と前記第二空間との前記幅方向の間に区画され、前記電装ユニットは、前記第一側の前記開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上で、前記第一側から見た際に前記第一流通路を覆って遮るように、前記箱体の前後方向の前方の壁部に接触して配置され、前記第一側の前記開口部から前記第一流通路までの前記空気が流れる流路が前記電装ユニットによって曲がって形成されている
このような構成によれば、上下仕切り板によって箱体の内部の空間を上方空間と下方空間とに分けることができる。加えて、第一仕切り板及び第二仕切り板によって、幅方向の第一側の開口部に面した第一空間及び幅方向の第二側の開口部に面した第二空間に対して、駆動源が配置された中央空間を分離することができる。つまり、箱体の外部に繋がる開口部から離れた位置で、第一仕切り板及び第二仕切り板を介して中央空間を形成することができる。中央空間は、第一流通路を介して第一空間に繋がれ、第二流通路を介して第二空間に繋がれている。そのため、中央空間に配置された駆動源から発生するエンジン音等の音は第一流通路や第二流通路を通過しなければ開口部に直接到達することができない。つまり、駆動源から発生する音の一部を、第一仕切り板、第二仕切り板、及び上下仕切り板によって遮ることができる。したがって、駆動音から開口部を介して箱体の外部に漏れてしまう音を抑えることができる。また、第一仕切り板に形成された第一流通路と第二仕切り板に形成された第二流通路とを介して、駆動送風部によって第一側の開口部から流入した空気を駆動源に送って第二側の開口部から排出することができる。したがって、第一仕切り板、第二仕切り板、及び上下仕切り板によって区分けされた中央空間に駆動源を配置した状態であっても、駆動源を効率的に冷却することができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前記第一空間内に配置されて前記圧縮機の駆動を制御する電装ユニットを備え、前記電装ユニットは、前記第一側の開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上に配置され、前記第一側から見た際に前記第一流通路を覆って遮るよう形成されていてもよい。
このような構成によれば、駆動源から発生した音は、第一流通路を通過して第一側の開口部までまっすぐに到達するのではなく、電装ユニットを回り込むように第一空間内を進みながら第一側の開口部に向かう。したがって、駆動源から発生して第一流通路を通過した音が第一側の開口部に到達するまでの間に、この音を大きく減衰させることができる。したがって、第一側の開口部から箱体の外部に漏れる音を抑えることができ、騒音をより低減することができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前記駆動源は、ディーゼルエンジンであり、エンジン本体と、前記エンジン本体から排出される排気ガスを前記箱体の外部に排出する排気管とを有し、前記排気管が、前記第一側の開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上から外れた位置で前記エンジン本体に接続されていてもよい。
このような構成によれば、第一流通路から中央空間に流れる空気の流路から排気管を離して設置することができる。これにより、排気ガスを内部に流通させることで温度の高くなってしまう排気管の周りの中央空間での空気流速を抑えることにより熱伝達率を低く保ち、中央空間内の温度の上昇を抑制することができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前記駆動源は、ディーゼルエンジンであり、エンジン本体と、前記エンジン本体を冷却する冷却部に前記エンジン本体の駆動力を伝達する伝達部とを有し、前記伝達部は、前記第一側の開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上に、少なくとも一部が配置されていてもよい。
このような構成によれば、第一側の開口部から第一空間に流入して第一流通路から中央空間に流れる空気の流路に面して伝達部を設置することができる。これにより、伝達部に用いられる部品を第一流通路から中央空間に流れ込む空気で冷却することができる。したがって、エンジン本体の駆動力を伝達する伝達部の温度上昇を抑えることができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前記駆動送風部は、前記第一流通路に配置されている第一駆動送風部と、前記第二流通路に配置されている第二駆動送風部とを有していてもよい。
このような構成によれば、第一駆動送風部と第二駆動送風部とを有することで、第一駆動送風部及び第二駆動送風部のそれぞれの回転数を下げても、駆動源へ送る空気の量を確保することができる。第一駆動送風部及び第二駆動送風部のそれぞれの回転数が下がることで、第一駆動送風部及び第二駆動送風部のそれぞれから発生する騒音を低減することができる。したがって、箱体の内部の部品の冷却効率が低下してしまうことを抑えながら、駆動送風部から生じる音が箱体の外部に漏れることを抑えることができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前記箱体の外気の温度を測定する測定部と、前記測定部で測定した温度が予め定めた基準値を下回った場合に、前記第一駆動送風部または前記第二駆動送風部の一方を停止させるよう制御する制御部とを有していてもよい。
このような構成によれば、必要な冷却性能に応じて駆動送風部を駆動させることができる。したがって、駆動送風部を効率的に駆動させることができ、輸送用冷凍機自体の燃費を向上させることができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前記第一仕切り板及び前記第二仕切り板は、前記箱体の幅方向の全長をL1とし、前記箱体の前記第一側の側面から前記第一仕切り板までの長さをL2とし、前記箱体の前記第二側の側面から前記第二仕切り板までの長さをL3とした場合に、L2/L1≧0.15、L3/L1≧0.15を満たように配置されていてもよい。
このような構成によれば、箱体の内部に駆動源等の部品を配置するために、第一空間、第二空間、及び中央空間を効率的に形成しながら、駆動源から生じる音が箱体の外部に漏れることを抑えることができる。したがって、箱体の内部に部品を効率的に配置しながら、騒音を低減することができる。
また、上記輸送用冷凍機では、前前記箱体は、前記箱体の上方の天面と、下方の底面と、前記幅方向の両側の側面との表面積の合計値に対する開口部の開口面積の合計値の割合が9%以下であってもよい。
このような構成によれば、箱体の内部の部品の冷却効率が低下することを抑えながら、駆動源から生じる音が箱体の外部に漏れることをおさえることができる。
また、本発明の第二の態様におけるトレーラは、前記輸送用冷凍機を有するトレーラ輸送用コンテナを備える。
このように構成によれば、輸送用冷凍機が大型化しないため、積載量が低下することを抑制できる。さらに、静音性を高めることができるため、更なる商品性の向上を図ることができる。
本発明によれば、箱体の内部で駆動源が配置された空間を分けることで、駆動源を冷却しながら、騒音の低減を図ることができる。
本発明の第一実施形態における車両の側面図である。 本発明の第一実施形態における輸送用冷凍機の概略構成を示す図である。 本発明の第一実施形態の輸送用冷凍機における箱体を前方から見たレイアウトを示す模式図である。 本発明の第一実施形態の輸送用冷凍機における箱体を上方から見たレイアウトを示す模式図である。 本発明の第一実施形態の輸送用冷凍機の外観を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態の第一仕切り板及び第二仕切り板の配置を示す模式図である。 本発明の第二実施形態の輸送用冷凍機における箱体を上方から見たレイアウトを示す模式図である。 本発明の第三実施形態の輸送用冷凍機における箱体を上方から見たレイアウトを示す模式図である。 本発明の第四実施形態の輸送用冷凍機における箱体を前方から見たレイアウトを示す模式図である。 本発明の第四実施形態の輸送用冷凍機における箱体を上方から見たレイアウトを示す模式図である。
《第一実施形態》
次に、この発明の第一実施形態における、輸送用冷凍機100、及びトレーラ3を図面に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態における車両1は、トラクター2により牽引されるトレーラ3を備えている。
トラクター2は、フレーム4と、キャブ5と、を備える。
フレーム4は、トラクター2の前後方向D1に延びている。フレーム4の後方の上面には、トレーラ3を連結するカプラ(図示せず)が設けられている。フレーム4の前方には、運転室であるキャブ5が設けられている。本実施形態におけるトラクター2は、キャブ5が走行用のエンジン(図示せず)の上に配置されている。つまり、本実施形態のトラクター2は、いわゆるキャブオーバー型のトラクターを例示している。このキャブオーバー形式のトラクターは、車輪がそれぞれフレーム4の前方と後方とにそれぞれ設けられている。
なお、本実施形態の前後方向D1とは、トレーラ3の延びている方向(図1紙面左右方向)であって、車両1の進行方向である。ここで、本実施形態では、前後方向D1と直交する水平方向をトレーラ輸送用コンテナ(以下、単にコンテナと称する)7の幅方向D2(図1紙面奥行方向)とし、前後方向D1と直交する鉛直方向を上下方向D3(図1紙面上下方向)とする。また、前方から見て幅方向D2の右側を第一側とし、左側を第二側とする。
トレーラ3は、シャシー6と、コンテナ7と、を備えている。
シャシー6は、前後方向D1に延びるように形成されている。このシャシー6は、その前方に連結ピン(図示せず)を備えている。連結ピンは、シャシー6から下方に向けて突出するように設けられている。連結ピンは、上述したトラクター2のカプラに挿抜可能となっている。連結ピンがカプラに挿入されることで、トレーラ3はトラクター2に対して連結される。
コンテナ7は、シャシー6によって下方から支持された箱状に形成されている。本実施形態におけるコンテナ7は、シャシー6の延びる前後方向D1に長い直方体形状となっている。このコンテナ7は、トレーラ3がトラクター2に連結された状態で、その前方がトラクター2のフレーム4上に配置される。コンテナ7は、トレーラ3がトラクター2に連結された状態で、コンテナ7の前面と、キャブ5の後面との間に、所定の間隙が形成されている。
コンテナ7は、その内部の空気を冷却する輸送用冷凍機100を有している。本実施形態の輸送用冷凍機100は、コンテナ7の前面に取り付けられたフラッシュマウント型である。
図2から図4に示すように、輸送用冷凍機100は、外装である箱体10と、箱体10の内部の空間を上下に仕切る上下仕切り板12と、箱体10の内部の下方の空間を幅方向D2に仕切る第一仕切り板13と、第一仕切り板13とともに箱体10の内部の下方の空間を幅方向D2に仕切る第二仕切り板14と、第二仕切り板14と第一仕切り板13との間に配置される遮蔽部15とを有している。
輸送用冷凍機100は、冷媒を圧縮する圧縮機18と、圧縮機18から供給される冷媒を冷却する室外熱交換器(凝縮器)20と、室外熱交換器20に外部の空気を送る室外熱交ファン(熱交換送風部)19と、圧縮機18を駆動させる駆動源30と、圧縮機18や駆動源30を制御する電装ユニット26と、駆動源30に箱体10の外部の空気を送る駆動送風部25と、を箱体10の内部に有している。
輸送冷凍機は、室外熱交換器20で冷却された冷媒を減圧する減圧機構(膨張弁)21と、減圧機構21で減圧された冷媒によってコンテナ7内の空気を冷却する室内熱交換器(蒸発器)22と、室内熱交換器22にコンテナ7内の空気を送る室内熱交ファン23と、をコンテナ7内に有している。
図1に示すように、箱体10は、コンテナ7の前面に設けられている。本実施形態の箱体10は、コンテナ7の前面と、キャブ5の後面との間隙に配置されている。箱体10は、コンテナ7の容積に影響を与えないように前後方向D1の寸法が十分に薄く形成されている。箱体10は、車両1を前方から見た際に、コンテナ7よりも上方及び幅方向D2に突出しないように、コンテナ7の前面よりも僅かに小さい四角形状とされている。また、箱体10は、車両1を上方から見た際に、車両1が旋回する際に、トラクター2のキャブ5が接触しないように、幅方向D2の両端が薄くなるように設定されている。具体的には、箱体10は、図4に示すように、前方を向く面が幅方向D2の両端に向かうにしたがって徐々に後方に向かうように湾曲して形成されている。箱体10は、図3に示すように、上下仕切り板12、第一仕切り板13、及び第二仕切り板14によって内部の空間が複数に区分けされている。
箱体10は、幅方向D2の両側に外部と繋がる開口部11が形成されている。開口部11は、箱体10の幅方向D2の側面10cに形成されている。開口部11は、図3及び図4に示すように、幅方向D2の第一側に形成された開口部11である第一開口部11Aと、幅方向D2の第二側の形成された開口部11である第二開口部11Bとを有している。
なお、図2においては、図示都合上、下方空間S20の内部に空気を取り込むための開口部11が、駆動源30を挟んでコンテナ7と反対側に配置され、取り込んだ空気を排出するための開口部11がコンテナ7側に配置されている。しかしながら、本実施形態における開口部11は、上述したように箱体10の幅方向D2の側面10cに形成されている。
本実施形態の第一開口部11A及び第二開口部11Bの開口面積は箱体10の天面10a、底面10b及び側面10cの表面積の大きさに応じて設定されることが好ましい。具体的には、図5に示すように、箱体10の上方の面である天面10aの表面積をA1、下方の面である底面10bの表面積をA2、幅方向D2の第一側及び第二側を向く側面10cの表面積をそれぞれA3とする。第一開口部11Aの開口面積をB1、第二開口部11Bの開口面積をB2とする。この場合、箱体10の天面10a、底面10b、及び両側の側面10cの表面積の合計値Aに対する第一開口部11A及び第二開口部11Bの開口面積の合計値Bの割合ηが9%以下となることが好ましい。特に、割合ηが3%程度になるように第一開口部11A及び第二開口部11Bが形成されることが好ましい。なお、本実施形態の第一開口部11Aの開口面積B1と、第二開口部11Bの開口面積B2とは、同じ大きさで形成されている。
上下仕切り板12は、図3に示すように、箱体10の内部の空間を上下に区分けしている。つまり、上下仕切り板12は、箱体10の内部を上方空間S10と、下方空間S20とに区画する。本実施形態の上下仕切り板12は、箱体10の内部の上下方向D3の中央付近に配置されている。上下仕切り板12は、上下方向D3と直交する方向に広がる平板状をなしている。
上方空間S10は、上下仕切り板12によって下方空間S20と隔離されている。上方空間S10には、圧縮機18、室外熱交換器20、及び室外熱交ファン19が配置されている。本実施形態における上方空間S10には、幅方向D2の中央に室外熱交ファン19が上下に並んで2つ配置されている。上方空間S10には、室外熱交ファン19の幅方向D2の両側にそれぞれ室外熱交換器20が一つずつ配置されている。上方空間S10は、幅方向D2の第一側が第一開口部11Aに面している。上方空間S10は、幅方向D2の第二側が第二開口部11Bに面している。上方空間S10では、室外熱交ファン19により取り込まれた空気を第一開口部11A及び第二開口部11Bから排出可能となっている。
下方空間S20は、上方空間S10の下方に形成される箱体10の内部の空間である。下方空間S20は、上方空間S10とは遮断されている。下方空間S20は、駆動源30、駆動送風部25、及び電装ユニット26が配置されている。下方空間S20では、第一仕切り板13と第二仕切り板14とによって、第一空間S21と第二空間S22との幅方向D2の間に駆動源30が配置された中央空間S23が区画されている。つまり、下方空間S20は、幅方向D2の第一側から順に第一空間S21、中央空間S23、及び第二空間S22に区分けされている。下方空間S20では、第二仕切り板14と駆動源30との間に遮蔽部15が設けられている。下方空間S20は、幅方向D2の第一側が第一開口部11Aに面している。下方空間S20は、幅方向D2の第二側が第二開口部11Bに面している。本実施形態の下方空間S20では、駆動送風部25により第一開口部11Aから取り込まれた空気が第二開口部11Bから排出される。
第一仕切り板13は、図4に示すように、下方空間S20において、駆動源30よりも幅方向D2の第一側に配置されている。第一仕切り板13は、第一開口部11Aに連通する第一空間S21を下方空間S20に区画している。第一仕切り板13は、駆動源30が配置された中央空間S23に第一空間S21から空気を流通させる第一流通路13aを有する。本実施形態の第一仕切り板13は、幅方向D2と直交する方向に広がる平板状をなしている。第一仕切り板13は、上下方向D3の上端が上下仕切り板12に接続されている。第一仕切り板13は、前後方向D1の後端と、上下方向D3の下端とが箱体10に接続されている。第一仕切り板13は、前後方向D1の前端が箱体10と隙間を空けて配置されている。本実施形態では、この隙間が第一流通路13aとして形成されている。
第二仕切り板14は、下方空間S20において、駆動源30よりも幅方向D2の第二側に配置されている。第二仕切り板14は、第二開口部11Bに連通する第二空間S22を下方空間S20に区画している。第二仕切り板14は、中央空間S23から第二空間S22に空気を流通させる第二流通路14aを有する。本実施形態の第二仕切り板14は、幅方向D2と直交する方向に広がる平板状をなしている。第二仕切り板14は、前後方向D1の前方及び後方と、上下方向D3の下方で箱体10に接続されている。第二仕切り板14は、上下方向D3の上方が上下仕切り板12に接続されている。本実施形態では、第二仕切り板14の上下方向D3及び前後方向D1の中央付近で幅方向D2に貫通する円形状の貫通孔が第二流通路14aとして形成されている。
第一仕切り板13及び第二仕切り板14は、図6に示すように、箱体10の幅方向D2の全長をL1とし、箱体10の幅方向D2の第一側の側面10cから第一仕切り板13までの長さをL2とし、箱体10の幅方向D2の第二側の側面10cから第二仕切り板14までの長さをL3とした場合に、
L2/L1≧0.15、L3/L1≧0.15
を満たように配置されている。
遮蔽部15は、図3に示すように、第二側から見た際に第二流通路14aを覆って遮るよう形成されている。遮蔽部15は、図4に示すように、上方から見た際に、第二開口部11Bと第二流通路14aとを結ぶ直線上に配置されている。本実施形態の遮蔽部15は、上下方向D3の断面が第二流通路14aよりも大きな平板状をなしている。遮蔽部15は、第二仕切り板14に対して、幅方向D2に間隔を空けて平行に中央空間S23に配置されている。
駆動源30としては、例えば、ディーゼルエンジンを用いることができる。この駆動源30から出力された動力を利用して、上述した圧縮機18が駆動される。図2に示すように、本実施形態の駆動源30であるディーゼルエンジンは、エンジン本体31と、エンジン本体31から排出される排気ガスを箱体10の外部に排出する排気管32とを有する。
エンジン本体31は、中央空間S23に配置されている。
排気管32は、エンジン本体31から上方に延びている。排気管32は、上下仕切り板12を貫通して上方空間S10を通って箱体10の上方まで延びている。排気管32は、上方空間S10で消音器32aに繋がれている。排気管32は、消音器32aを介して、エンジン本体31から排出された排気ガスを箱体10の上方から外部に排出する。
電装ユニット26は、駆動源30及び圧縮機18の駆動を制御する。電装ユニット26は、図4に示すように、第一空間S21内の第一開口部11Aと第一流通路13aとを結ぶ直線上に配置されている。電装ユニット26は、第一側から見た際に第一流通路13aを覆って遮るよう配置されている。つまり、第一空間S21では、電装ユニット26を上方から見た際に第一開口部11Aから第一流通路13aまでの空気が流れる流路が、電装ユニット26によって曲がって形成されている。電装ユニット26は、湾曲して形成された箱体10の前面を避けるために、前方側を向く面が、幅方向D2の第一側に向かうに従って後方に向かうように傾斜している。これにより電装ユニット26は、上方から見て、台形状に形成されている。電装ユニット26は、箱体の10の後方の壁部と間隔を空けた状態で、台形状の傾斜面が箱体10の前方の壁部に接触するよう配置されている。
駆動送風部25は、下方空間S20において、第一開口部11Aから流入させた空気を駆動源30に送り、第二開口部11Bから排出させる。本実施形態の駆動送風部25は、駆動源30よりも幅方向D2の第二側に配置されている換気ファンである。駆動送風部25は、中央空間S23と第二空間S22との境界に設けられている。つまり、駆動送風部25は、第二流通路14aに配置されている。したがって、本実施形態の駆動送風部25は、第一流通路13aを介して、第一開口部11Aから第一空間S21に流入させた空気を中央空間S23に送る。駆動送風部25は、第二流通路14aを介して、中央空間S23から第二空間S22に流入させた空気を第二開口部11Bから排出させる。
上述した輸送用冷凍機100では、図2に示すように、電装ユニット26によって制御されながら、駆動源30によって駆動された圧縮機18により冷媒が圧縮される。圧縮された冷媒は、配管を介して室外熱交換器20に送り込まれる。この室外熱交換器20に送り込まれた冷媒は、室外熱交ファン19によって供給される外気と熱交換されて冷却される。冷却された冷媒は、コンテナ7内の減圧機構21に送り込まれて減圧された後、室内熱交換器22に送り込まれる。この室内熱交換器22には、室内熱交ファン23によってコンテナ7内の空気が供給される。そのため、室内熱交換器22でコンテナ7内の空気と冷媒とが熱交換されて、コンテナ7内の空気が冷却される。その後、コンテナ7内の空気と熱交換した冷媒は、箱体10内の圧縮機18に戻されて、上述した冷凍サイクルを繰り返す。
この際、図3及び図4に示すように、下方空間S20では、駆動送風部25の作動によって第一開口部11Aから第一空間S21に流入した空気が、電装ユニット26の周りを流れて第一流通路13aから第一空間S21から中央空間S23に流入する。中央空間S23に流入した空気が、駆動源30の周りを流れることで、駆動源30が冷却される。駆動源30を冷却した空気は、遮蔽部15を回り込むように流れて、駆動送風部25の配置された第二流通路14aから第二空間S22に流入する。第二空間S22に流入した空気は、第二開口部11Bから箱体10の外部に排出される。
上記のような輸送用冷凍機100によれば、上下仕切り板12によって箱体10の内部の空間を上方空間S10と駆動源30の配置された下方空間S20とに分けることができる。加えて、第一仕切り板13及び第二仕切り板14によって、第一開口部11Aに面した第一空間S21及び第二開口部11Bに面した第二空間S22に対して、駆動源30が配置された中央空間S23を分離することができる。つまり、箱体10の外部に繋がる第一開口部11A及び第二開口部11Bから離れた位置で、第一仕切り板13及び第二仕切り板14を介して中央空間S23を形成することができる。中央空間S23は、第一流通路13aを介して第一空間S21に繋がれ、第二流通路14aを介して第二空間S22に繋がれている。そのため、中央空間S23に配置された駆動源30から発生するエンジン音等の音は第一流通路13aや第二流通路14aを通過しなければ開口部11に直接到達することができない。つまり、エンジン音等の駆動源30から発生する音の一部を、第一仕切り板13、第二仕切り板14、及び上下仕切り板12によって遮ることができる。したがって、駆動音から第一開口部11A及び第二開口部11Bを介して箱体10の外部に漏れてしまう音を抑えることができる。
また、第一仕切り板13に形成された第一流通路13aと第二仕切り板14に形成された第二流通路14aとを介して、駆動送風部25によって駆動源30に空気を送ることで、第一開口部11Aから流入した空気を駆動源30に送って第二開口部11Bから外部に排出することができる。したがって、第一仕切り板13、第二仕切り板14、及び上下仕切り板12によって分離された中央空間S23に駆動源30を配置した状態であっても、駆動源30を効率的に冷却することができる。
これらにより、駆動源30を効率的に冷却しながら、駆動源30から生じる音が箱体10の外部に漏れことを抑えることができ、騒音の低減を図ることができる。
また、第二開口部11Bと第二流通路14aとを結ぶ直線上に配置されて第二流通路14aを塞ぐ遮蔽部15が、駆動源30と第二開口部11Bとの間に設けられている。具体的には、本実施形態では、遮蔽部15は、駆動源30と第二仕切り板14との間に設けられている。そのため、駆動源30から発生した音は、駆動源30から第二流通路14aを介して第二開口部11Bまでまっすぐに到達するのではなく、遮蔽部15を回り込むように反射しながら第二流通路14aに向かう。したがって、駆動源30から発生した音が第二流通路14aを介して第二開口部11Bに到達するまでの間に、この音を大きく減衰させることができる。したがって、駆動源30から生じる音が第二開口部11Bから箱体10の外部に漏れることを抑えることができ、騒音をより低減することができる。
また、電装ユニット26が、第一空間S21において、第一開口部11Aと第一流通路13aとを結ぶ直線上に配置されている。そのため、駆動源30から発生した音は、駆動源30から第一流通路13aを通過して第一開口部11Aまでまっすぐに到達するのではなく、電装ユニット26を回り込むように反射しながら第一空間S21内を進み、第一開口部11Aに向かう。したがって、駆動源30から発生して第一流通路13aを通過した音が第一開口部11Aに到達するまでの間に、この音を大きく減衰させることができる。したがって、駆動源30から生じる音が第一開口部11Aから箱体10の外部に漏れることを抑えることができ、騒音をより低減することができる。
また、第一仕切り板13及び第二仕切り板14が、箱体10の幅方向D2の全長をL1とした場合に、箱体10の第一側の側面10cから第一仕切り板13までの長さL2がL2/L1≧0.15を満たし、箱体10の第二側の側面10cから記第二仕切り板14までの長さL3がL3/L1≧0.15を満たしている。これにより、箱体10の内部に駆動源30及び電装ユニット26等の部品を配置するために、第一空間S21、第二空間S22、及び中央空間S23を効率的に形成しながら、駆動源30から生じる音が箱体10の外部に漏れることを抑えることができる。したがって、箱体10の内部に部品を効率的に配置しながら、騒音を低減することができる。
また、箱体10の天面10a、底面10b、及び両側の側面10cの表面積の合計値Aに対する第一開口部11A及び第二開口部11Bの開口面積の合計値Bの割合ηが9%以下とされていることで、箱体10の内部の部品の冷却効率が低下することを抑えながら、駆動源30から生じる音が箱体10の外部に漏れることをおさえることができる。
特に、箱体10の天面10a、底面10b、及び側面10cの表面積の合計値Aに対する第一開口部11A及び第二開口部11Bの開口面積の合計値Bの割合ηが3%程度にすることで、最も効率的に、箱体10の内部の部品の冷却効率が低下することを抑えながら、駆動源30から生じる音が箱体10の外部に漏れることをおさえることができる。
また、輸送用冷凍機100が大型化しないため、コンテナ7の積載量が低下することを抑制できる。さらに、静音性を高めることができるため、トレーラ3の商品性向上を図ることができる。
《第二実施形態》
次に、図7を参照して第二実施形態の輸送用冷凍機100Aについて説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の輸送用冷凍機100Aは、駆動源30の排気管の位置について、第一実施形態と相違する。
即ち、第二実施形態の輸送用冷凍機100Aの駆動源30Aでは、排気管32Aが、箱体10を上方から見た際に、第一開口部11Aと第一流通路13aとを結ぶ直線上から外れた位置でエンジン本体31Aに接続されている。第二実施形態の排気管32Aは、図7に示すように、第一流通路13aに面しないように、エンジン本体31Aの後方で、エンジン本体31Aに接続されている。つまり、排気管32Aは、第一仕切り板13によって遮られた位置でエンジン本体31Aに接続されている。
上記のような第二実施形態の輸送用冷凍機100Aによれば、第一開口部11Aから第一空間S21に流入して第一流通路13aから中央空間S23に流れる空気の流路から排気管32Aを離して設置することができる。これにより、排気ガスを内部に流通させることで温度の高くなってしまう排気管32Aによって、第一流通路13aから中央空間S23に流れ込んだ空気がすぐに温められてしまうことを抑えることができる。したがって、排気管32Aの周りの中央空間S23での空気流速を抑えることにより、中央空間S23内の温度の上昇を抑制することができる。
《第三実施形態》
次に、図8を参照して第三実施形態の輸送用冷凍機100Bについて説明する。
第三実施形態においては第一実施形態及び第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の輸送用冷凍機100Bは、駆動源
の構成について、第一実施形態及び第二実施形態と相違する。
即ち、第三実施形態の輸送用冷凍機100Bの駆動源30Bは、エンジン本体31Bを冷却する不図示のウォータポンプ(冷却部)と、ウォータポンプを駆動するために、エンジン本体31Bの駆動力を伝達する伝達部33を有している。
伝達部33は、箱体10を上方から見た際に、第一開口部11Aと第一流通路13aとを結ぶ直線上に、少なくとも一部が面するように配置されている。本実施形態の伝達部33は、図8に示すように、第一流通路13aに面して、エンジン本体31Bの側面10cの前方に配置されている。本実施形態の伝達部33は、例えば、エンジン本体31Bに繋がるエンジンプーリと、ウォータポンプに繋がるウォータポンププーリに対してエンジン本体31Bの回転を伝達するエンジンウォータポンプベルト(不図示)を有している。エンジンウォータポンプベルトは、弾性部材であるゴム材で構成されている。
上記のような第三実施形態の輸送用冷凍機100Bによれば、第一開口部11Aから第一空間S21に流入して第一流通路13aから中央空間S23に流れる空気の流路に面して伝達部33を設置することができる。これにより、伝達部33に用いられるウォータポンプベルトのようなゴム材で構成された部品を第一流通路13aから中央空間S23に流れ込む空気で冷却することができる。したがって、エンジン本体31Bの駆動力を伝達するベルトドライブ等の伝達方式に用いられるベルトのような熱に弱い材料を有する伝達部33の温度上昇を抑えることができる。
《第四実施形態》
次に、図9及び図10を参照して第四実施形態の輸送用冷凍機100Cについて説明する。
第四実施形態においては第一実施形態から第三実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第四実施形態の輸送用冷凍機100Cは、駆動送風部が複数設けられている点について、第一実施形態から第三実施形態と相違する。
即ち、第四実施形態の輸送用冷凍機100Cでは、図9に示すように、駆動送風部35と、箱体10の外気の温度を測定する測定部36と、測定部36での測定結果に基づいて駆動送風部35を制御する制御部37とを有する。
第四実施形態の駆動送風部35は、第一流通路13aに配置されている第一駆動送風部35Aと、第二流通路14aに配置されている第二駆動送風部35Bとを有する。
第一駆動送風部35Aは、下方空間S20において、第二駆動送風部35Bとともに、第一開口部11Aから第二開口部11Bに向けて空気を流通させる。第一駆動送風部35Aは、駆動源30よりも幅方向D2の第一側に配置されている換気ファンである。第一駆動送風部35Aは、第一空間S21と中央空間S23との境界に設けられている。つまり、第一駆動送風部35Aは、第一流通路13aに配置されている。第一駆動送風部35Aは、後述する制御部37によって制御されている。
第二駆動送風部35Bは、駆動源30よりも幅方向D2の第二側に配置されている換気ファンである。第一駆動送風部35Aは、第二空間S22と中央空間S23との境界に設けられている。つまり、第二駆動送風部35Bは、第一実施形態の駆動送風部25と同様に、第二流通路14aに配置されている。
測定部36は、箱体10の外部に配置されている。測定部36は、外気の温度を測定する。測定部36は測定結果を制御部37に送る。
制御部37は、測定部36で測定した温度が予め定めた基準値を下回った場合に、第一駆動送風部35Aまたは第二駆動送風部35Bの一方を停止させるよう制御する。本実施形態の制御部37は、測定部36での測定結果が予め定めた基準値を下回っているか否かを判定する。制御部37は、測定結果が基準値を下回っていると判定した場合、第一駆動送風部35Aに停止するよう信号を送る。
ここで、基準値とは、箱体10の内部の温度が、第一駆動送風部35A及び第二駆動送風部35Bの一方のみで駆動源30を冷却した場合に、駆動源30を十分に冷却される程度の値となるような外気の温度である。
上記のような第四実施形態の輸送用冷凍機100Cによれば、第一流通路13aに配置されている第一駆動送風部35Aと、第二流通路14aに配置されている第二駆動送風部35Bとを有することで、第一駆動送風部35A及び第二駆動送風部35Bのそれぞれの回転数を第一実施形態の駆動送風部25よりも下げても、駆動源30へ送る空気の量を確保することができる。第一駆動送風部35A及び第二駆動送風部35Bのそれぞれの回転数が下がることで、第一駆動送風部35A及び第二駆動送風部35Bのそれぞれから発生する騒音を低減することができる。したがって、箱体10の内部の部品の冷却効率が低下してしまうことを抑えながら、駆動送風部35から生じる音が箱体10の外部に漏れることを抑えることができる。
また、制御部37によって箱体10の外気の温度が予め定めた基準値を下回った場合に、第一駆動送風部35Aを停止することで、必要な冷却性能に応じて第一駆動送風部35Aを駆動させることができる。したがって、駆動送風部35を効率的に駆動させることができ、輸送用冷凍機100C自体の燃費を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
なお、第一実施形態から第三実施形態において、駆動送風部25は、第二流通路14aに配置されたが、このような配置に限定されるものではなく、第一開口部11Aから第二開口部11Bまで空気を送ることができればよい。例えば、駆動送風部25は、第一空間S21内や第二空間S22内や中央空間S23内に配置されていてもよく、第一流通路13aに配置されていてもよい。同様に、第四実施形態の第一駆動送風部35A及び第二駆動送風部35Bの配置される位置も、第一空間S21内や第二空間S22内や中央空間S23内に配置されていてもよい。
なお、図2は、本発明の第一実施形態における輸送用冷凍機100Cが備える冷凍サイクルの概略構成を示す図であって、図示都合上確認可能な位置に配置しているものであり、各構成の前後方向D1や幅方向D2の配置については、この配置に限定されるものではない。
1…車両 D1…前後方向 D2…幅方向 D3…上下方向 2…トラクター 4…フレーム 5…キャブ 3…トレーラ 6…シャシー 7…コンテナ 100、100A、100B、100C…輸送用冷凍機 10…箱体 10a…天面 10b…底面 10c…側面 11…開口部 11A…第一開口部 11B…第二開口部 12…上下仕切り板 13…第一仕切り板 13a…第一流通路 14…第二仕切り板 14a…第二流通路 15…遮蔽部 S10…上方空間 S20…下方空間 S21…第一空間 S22…第二空間 S23…中央空間 18…圧縮機 19…室外熱交ファン 20…室外熱交換器 21…減圧機構 22…室内熱交換器 23…室内熱交ファン 30、30A、30B…駆動源 31、31A…エンジン本体 32、32A…排気管 32a…消音器 25、35…駆動送風部 26…電装ユニット 33…伝達部 35A…第一駆動送風部 35B…第二駆動送風部 36…測定部 37…制御部

Claims (8)

  1. トレーラ輸送用コンテナの前面に設けられて、前記トレーラ輸送用コンテナの幅方向の両側にそれぞれ開口部を有する箱体と、
    前記箱体の内部に配置されて冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記箱体の内部に配置されて前記圧縮機から供給される冷媒を冷却する熱交換器と、
    前記箱体の内部に配置されて前記熱交換器に空気を送る熱交換送風部と、
    前記箱体の内部に配置されて前記圧縮機を駆動する駆動源と、
    前記幅方向の第一側の前記開口部から流入させた空気を前記駆動源に送り、前記幅方向の第二側の前記開口部から排出させる駆動送風部と、
    前記箱体の内部を、少なくとも前記熱交換器、及び前記熱交換送風部が配置される上方空間と、該上方空間と遮断されて前記駆動源が配置される下方空間とに区画する上下仕切り板と、
    前記下方空間に、前記第一側の前記開口部に連通する第一空間を区画し、前記駆動源が配置された中央空間に前記第一空間から前記空気を流通させる第一流通路を形成する第一仕切り板と、
    前記下方空間に、前記第二側の前記開口部に連通する第二空間を区画し、前記中央空間から前記第二空間に前記空気を流通させる第二流通路を形成する第二仕切り板と、
    前記第二側の前記開口部と前記第二流通路とを結ぶ直線上に配置され、前記第二側から見た際に前記第二流通路を覆って遮るよう形成された遮蔽部と、
    前記第一空間内に配置されて前記圧縮機の駆動を制御する電装ユニットと、を備え、
    前記中央空間は、前記下方空間で、前記第一仕切り板と前記第二仕切り板とによって、前記第一空間と前記第二空間との前記幅方向の間に区画され、
    前記電装ユニットは、前記第一側の前記開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上で、前記第一側から見た際に前記第一流通路を覆って遮るように、前記箱体の前後方向の前方の壁部に接触して配置され、
    前記第一側の前記開口部から前記第一流通路までの前記空気が流れる流路が前記電装ユニットによって曲がって形成されている輸送用冷凍機。
  2. 前記駆動源は、ディーゼルエンジンであり、
    エンジン本体と、前記エンジン本体から排出される排気ガスを前記箱体の外部に排出する排気管とを有し、
    前記排気管が、前記第一側の開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上から外れた位置で前記エンジン本体に接続されている請求項1に記載の輸送用冷凍機。
  3. 前記駆動源は、ディーゼルエンジンであり、
    エンジン本体と、前記エンジン本体を冷却する冷却部に前記エンジン本体の駆動力を伝達する伝達部とを有し、
    前記伝達部は、前記第一側の開口部と前記第一流通路とを結ぶ直線上に、少なくとも一部が配置される請求項1又は請求項2に記載の輸送用冷凍機。
  4. 前記駆動送風部は、
    前記第一流通路に配置されている第一駆動送風部と、
    前記第二流通路に配置されている第二駆動送風部とを有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の輸送用冷凍機。
  5. 前記箱体の外気の温度を測定する測定部と、
    前記測定部で測定した温度が予め定めた基準値を下回った場合に、前記第一駆動送風部または前記第二駆動送風部の一方を停止させるよう制御する制御部とを有する請求項4に記載の輸送用冷凍機。
  6. 前記第一仕切り板及び前記第二仕切り板は、前記箱体の前記幅方向の全長をL1とし、前記箱体の前記第一側の側面から前記第一仕切り板までの長さをL2とし、前記箱体の前記第二側の側面から前記第二仕切り板までの長さをL3とした場合に、
    L2/L1≧0.15、
    L3/L1≧0.15
    を満たように配置されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の輸送用冷凍機。
  7. 前記箱体は、前記箱体の上方の天面と、下方の底面と、前記幅方向の両側の側面との表面積の合計値に対する前記第一側の前記開口部及び前記第二側の前記開口部の開口面積の合計値の割合が9%以下である請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の輸送用冷凍機。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の輸送用冷凍機を有するトレーラ輸送用コンテナを備えるトレーラ。
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