JP2019177857A - 冷凍機ユニット、及び保冷車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、作業者によるコントローラの操作性を向上させることの可能な冷凍機ユニット、及び保冷車両を提供することを目的とする。【解決手段】前壁22Aの前面22Aaの上部に設けられた箱体41、及び箱体41内に収容された制御基板48を有する冷凍機ユニット本体25と、冷凍機ユニット本体25の下方に位置する前壁22Aの前面22Aaに配置され、制御基板48と電気的に接続されたコントローラ31と、冷凍機ユニット本体25を上面視した状態で冷凍機ユニット本体25からコントローラ31が突出しないように、冷凍機ユニット本体25に対するコントローラ31の相対的な位置を調整可能な位置調整機構29と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍機ユニット、及び保冷車両に関する。
保冷車両としては、例えば、トレーラ本体を有するトレーラと、トレーラを牽引するトラクタと、トレーラ本体の前壁の前面側に配置され、トレーラ本体内を冷却する冷凍機ユニットと、を備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
上記冷凍機ユニットは、例えば、トレーラ本体の前壁の前面に配置される箱体と、箱体内に収容された制御基板、室外熱交ファン、室外熱交換器、及びコントローラと、トレーラ本体内に配置された減圧機構、室内熱交換器、及び室内熱交ファンと、を有する。
特開2017−20671号公報
ところで、室内熱交ファンは、下側から吸引し、トレーラ本体内の上側からトレーラ本体内に冷風を吹き出す。このため、冷凍機ユニットは、トレーラ本体の前壁の前面の上部に配置される場合が多い。
このような場合において、地上から箱体までの高さが高いと、作業がコントローラを操作しにくくなる可能性があった。特に、トレーラ本体の高さが高い場合には、このような問題が発生しやすい。
また、コントローラの画面は、前壁の前面と同じ方向を向いているため、この点からも作業者がコントローラを操作しにくくなる可能性があった。
そこで、本発明は、作業者によるコントローラの操作性を向上させることの可能な冷凍機ユニット、及び保冷車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る保冷車両は、貨物を収容するトレーラ本体を有するトレーラと、前記トレーラを牽引するトラクタと、前記トラクタ側に配置された前記トレーラ本体の前壁の前面に設けられ、前記トレーラ本体内を冷却する冷凍機ユニットと、を備え、前記冷凍機ユニットは、前記前壁の前面の上部に設けられた箱体、及び該箱体内に収容された制御基板を有する冷凍機ユニット本体と、前記冷凍機ユニット本体の下方に位置する前記前壁の前面に配置され、前記制御基板と電気的に接続されるとともに、操作面を含むコントローラと、前記冷凍機ユニット本体を上面視した状態で該冷凍機ユニット本体から前記コントローラが突出しないように、前記冷凍機ユニット本体に対する前記コントローラの相対的な位置を調整可能な位置調整機構と、を有する。
本発明によれば、冷凍機ユニット本体の下方に位置する前壁の前面に、制御基板と電気的に接続されたコントローラを配置させることで、箱体内にコントローラを配置させた場合と比較して、地面からコントローラまでの高さを低くすることが可能となる。これにより、作業者がコントローラの操作面に対してアクセスしやすくなるため、作業者によるコントローラの操作性を向上させることができる。
また、冷凍機ユニット本体を上面視した状態で冷凍機ユニット本体からコントローラが突出しないように、冷凍機ユニット本体に対するコントローラの相対的な位置を調整可能な位置調整機構を有することで、トラクタにコントローラが衝突することを抑制した上で、コントローラの操作面を作業者が操作しやすい方向に傾けたり、コントローラの高さ方向または横方向の位置を調整したりすることが可能となる。これにより、作業者がコントローラに対してさらにアクセスしやすくなるため、作業者によるコントローラの操作性をさらに向上させることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記冷凍機ユニット本体から下方に延び、前記コントローラを支持する支持部材を有し、前記支持部材と前記コントローラとの間には、前記位置調整機構が設けられていてもよい。
このように、冷凍機ユニット本体から下方に延び、コントローラを支持する支持部材と、支持部材とコントローラとの間に設けられた位置調整機構と、を有することで、作業者がコントローラの操作面の向きや位置を調整することが可能となる。
これにより、作業者がコントローラに対してさらにアクセスしやすくなるため、作業者によるコントローラの操作性をさらに向上させることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記位置調整機構は、前記前壁の前面の下部に固定される第1のブラケットと、
前記コントローラが固定されるとともに、前記前壁の前面に対して前記コントローラの前記操作面が傾斜するように、前記コントローラが固定された側とは反対側が前記第1のブラケットに固定された第2のブラケットと、
を有してもよい。
このように、前壁の前面の下部に固定される第1のブラケットと、コントローラが固定されるとともに、前壁の前面に対してコントローラの操作面が傾斜するように、コントローラが固定された側とは反対側が第1のブラケットに固定された第2のブラケットと、を有することで、トレーラ本体の上方向、下方向、左方向、及び右方向のいずれかの方向にコントローラの操作面を傾けることが可能となる。
これにより、作業者が操作しやすい向きにコントローラの向きを変更することが可能となるので、作業者によるコントローラの操作性を向上させることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記第1のブラケットは、前記前壁の前面と接触するとともに、前記前壁に固定される第1の固定板と、前記前壁の前面と接触する面とは反対側に位置する前記第1の固定板の面から前記コントローラに向かう方向に突出する第1の突出板部と、を有し、前記第2のブラケットは、前記コントローラが固定される第2の固定板と、前記コントローラが固定された面とは反対側に位置する前記第2の固定板の面から前記第1の固定板に向かう方向に突出するとともに、前記第1の突出板部の厚さ方向に配置された2つの面のうち、一方の面と重なる面を含む第2の突出板部と、を有し、前記第2の突出板部は、前記第1の突出板部に対して傾斜した状態で該第1の突出板部にボルトで固定されていてもよい。
このような構成とされた第1及び第2のブラケットを有するとともに、第1の突出板部に対して第2の突出板部を傾斜させた状態で第2の突出板部と第1の突出板部とをボルトで固定することで、前壁の前面に対してコントローラの操作面を傾けることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記第1及び第2の突出板部は、前記トレーラ本体の高さ方向に対して対向配置されていてもよい。
このように、トレーラ本体の高さ方向に対して第1の突出板部と第2の突出板部とを対向配置させることで、トレーラ本体の左方向または右方向にコントローラの操作面を傾けることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記第1及び第2の突出板部は、前記トレーラ本体の幅方向に対して対向配置されていてもよい。
このように、トレーラ本体の幅方向に対して第1の突出板部と第2の突出板部とを対向配置させることで、トレーラ本体の上方向または下方向にコントローラの操作面を傾けることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記制御基板と前記コントローラとを電気的に接続するハーネスを備え、前記制御基板は、第1のコネクタを有し、前記コントローラは、前記第2の固定板と対向する側に第2のコネクタを有し、前記ハーネスの一方の端部に設けられ、前記第1のコネクタに対して着脱可能な状態で装着された第3のコネクタと、前記ハーネスの他方の端部に設けられ、前記第2のコネクタに対して着脱可能な状態で装着された第4のコネクタと、を有しており、前記第2の固定板には、前記第2のコネクタを露出する貫通部が形成されていてもよい。
このように、第1のコネクタ、第2のコネクタ、第3のコネクタ、第4のコネクタ、及びハーネスを有するとともに、第2の固定板に第2のコネクタを露出する貫通部を形成することで、第2のコネクタに第4のコネクタを装着することが可能となる。これにより、制御基板とコントローラとを電気的に接続させることができる。
また、第1のコネクタと第2のコネクタとの間に、第3のコネクタ、第4のコネクタ、及びハーネスからなる構造体を有することで、ハーネスの長さの異なる該構造体を複数準備して、該構造体により第1のコネクタと第2のコネクタとを電気的に接続することが可能となる。これにより、制御基板とコントローラとを電気的に接続された状態で、冷凍機ユニット本体に対するコントローラの位置を変更することができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、前記第3のコネクタ、及び前記第4のコネクタは、防水コネクタであってもよい。
このように、第1のコネクタ、第2のコネクタ、第3のコネクタ、及び第4のコネクタとして防水コネクタを用いることで、水が内部に浸入することを抑制できる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記第2の固定板には、前記制御基板と電気的に接続され、かつ前記コントローラが固定された側に突出するメンテナンス用入出力ポート、スイッチ、及び電源接続プラグが設けられていてもよい。
このように、第2の固定板に、制御基板と電気的に接続され、かつコントローラが固定された側に突出するメンテナンス用入出力ポート、スイッチ、及び電源接続プラグを設けることで、冷凍機ユニット本体よりも低い位置にメンテナンス時に使用するメンテナンス用入出力ポート、スイッチ、及び電源接続プラグを配置させることが可能となる。これにより、作業者によるメンテナンス性を向上させることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記第2のコネクタは、前記コントローラの上部に配置されており、前記ハーネスのうち、前記第4のコネクタの前段に位置する部分は、前記第2のコネクタよりも下方に配置され、下向きに湾曲した湾曲部を有してもよい。
このように、第2のコネクタよりも下方に配置され、下向きに湾曲した湾曲部をハーネスが有することで、冷凍機ユニット本体からハーネスを伝って第4のコネクタに移動する水滴をハーネスの湾曲部から下方に落下させることが可能となる。
これにより、冷凍機ユニット本体からの水滴が第4のコネクタに導かれることを抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記位置調整機構は、前記前壁の前面に設けられ、前記コントローラをスライドさせるスライド機構であってもよい。
このように、位置調整機構として、前壁の前面に設けられ、コントローラをスライドさせるスライド機構を用いることで、作業者がコントローラを操作しやすい位置まで移動させることが可能となるので、作業者によるコントローラの操作性を向上させることができる。
また、上記本発明の一態様に係る保冷車両において、前記位置調整機構は、ボールジョイントまたは前記支持部材及び前記コントローラにそれぞれ設けられ、互いに引き合う一対のマグネットであってもよい。
このように、位置調整機構として、ボールジョイントまたは支持部材及び前記コントローラにそれぞれ設けられ、互いに引き合う一対のマグネットを用いることで、冷凍機ユニット本体に対するコントローラの相対的な位置を調整することができる。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る冷凍機ユニットは、前記箱体、及び該箱体内に収容された制御基板を有する冷凍機ユニット本体と、前記冷凍機ユニット本体の下方に配置され、前記制御基板と電気的に接続されたコントローラと、前記冷凍機ユニット本体から下方に延び、前記コントローラを支持する支持部材と、前記支持部材の下端部と前記コントローラとの間に設けられ、前記冷凍機ユニット本体を上面視した状態で該冷凍機ユニット本体から前記コントローラが突出しないように、前記冷凍機ユニット本体に対する前記コントローラの相対的な位置を調整可能な位置調整機構と、を有する。
このように、上記構成とされた冷凍機ユニット本体と、冷凍機ユニット本体の下方に配置され、制御基板と電気的に接続されたコントローラと、冷凍機ユニット本体から下方に延び、コントローラを支持する支持部材と、を有することで、地面からコントローラまでの高さを低くすることが可能となる。これにより、作業者によるコントローラの操作性を向上させることができる。
また、冷凍機ユニット本体を上面視した状態で冷凍機ユニット本体からコントローラが突出しないように、冷凍機ユニット本体に対するコントローラの相対的な位置を調整可能な位置調整機構を有することで、コントローラの操作面の位置を作業者が操作しやすい位置に向けたり、コントローラの高さを調整したりすることが可能となる。これにより、作業者によるコントローラの操作性を向上させることができる。
本発明によれば、作業者によるコントローラの操作性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る保冷車両の概略構成を示す側面図である。 図1に示す保冷車両のうち、領域Aで囲まれた冷凍機ユニット及びトレーラ本体を拡大させるとともに、冷凍機ユニット本体及びトレーラ本体を断面で示した図である。 トラクタ側から前壁に設けられた冷凍機ユニットを見た図であり、箱体内における制御基板の位置、及びコントローラの位置を説明するための図である。 図2に示す冷凍機ユニット本体の上方からコントローラを平面視した図である。 図4に示す構造体をD視した側面図である。 図5に示すコントローラと位置調整機構を構成する第1のブラケット及び第2のブラケットとを分解した斜視図である。 図4に示すコントローラを保冷車両の右側に傾斜させた状態を模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態の第1変形例に係る位置調整機構を冷凍機ユニット本体の上方から平面視した図であり、位置調整機構を左側に傾けた図である。 本発明の第1の実施形態の第2変形例に係る冷凍機ユニットの断面図である。 第1の実施形態の第3変形例に係る冷凍機ユニットを構成するコントローラ及び位置調整機構の側面図である。 箱体内にコントローラが配置された従来の冷凍機ユニット本体の主要部を示す断面図である。 図11に示すコントローラを箱体の外に取り出し、箱体の開口部を閉塞用パネルで塞いだ状態を模式的に示す断面図である。 図12に示す構造体を前面側から平面視した図である。 本発明の第2の実施形態に係る冷凍機ユニットの主要部の分解斜視図であり、第1のブラケットとコントローラが固定された第2のブラケットとを離間させた状態を模式的に示す図である。 図14に示すメンテナンス用入出力ポート、スイッチ、及び電源接続プラグが取り外された第2のブラケット、第1のブラケット、及び第2のブラケットから取り外されたコントローラを離間させた状態を示す斜視図である。 図14に示すメンテナンス用入出力ポート及びスイッチがねじ止めされた側の第2の固定板の面を平面視した図である。 本発明の第3の実施形態の冷凍機ユニットの主要部(コントローラ、位置調整機構、及びハーネス)の側面図であり、前壁の前面に対して第2のブラケット及びコントローラの操作面を傾斜させていない状態を模式的に示す図である。 図17に示す第1のブラケット、第2のブラケット、及びコントローラを離間させた状態を示す斜視図である。 図17に示す第2のブラケット及びコントローラの操作面を下向きに傾斜させた状態を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態の変形例に係る冷凍機ユニットの主要部(コントローラ、位置調整機構、及びハーネス)の側面図であり、第2のブラケット及びコントローラの操作面を上向きに傾斜させた状態を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る冷却器ユニットを前面側から平面視した図である。 本発明の第5の実施形態に係る保冷車両の概略構成を示す側面図である。
(第1の実施形態)
図1〜図3を参照して、第1の実施形態の保冷車両10について説明する。図1では、冷凍機ユニット14を簡略化して図示する。図1において、X方向は保冷車両10の長さ方向、Z方向は保冷車両10の高さ方向をそれぞれ示している。
また、図1において、Hは地面Gを基準としたときのトラクタ11に牽引された状態のトレーラ12の外面22Ba(上面)までの高さ(以下、「高さH」という)、Hは地面Gを基準としたときの冷凍機ユニット本体25の下端までの高さ(以下、「高さH」という)をそれぞれ示している。
図2では、前壁22Aの前面22Aaに対して操作面31aを傾斜させる前の状態のコントローラ31を模式的に示している。図2に示す3つの白抜きの矢印は、空気の流れる方向を示している。
図3では、図1と同様に冷凍機ユニット14を簡略化して図示する。図3において、Y方向はZ方向に対して直交する保冷車両10の幅方向を示している。図1〜図3において、同一構成部分には同一符号を付す。
保冷車両10は、トラクタ11と、トレーラ12と、冷凍機ユニット14と、を備える。
トラクタ11は、フレーム16と、キャブ17と、を有する。
フレーム16は、X方向に延びている。フレーム16の後方部の上面には、トレーラ12を連結するカプラ(図示せず)が設けられている。フレーム16の前方部には、運転室であるキャブ17が設けられている。
なお、第1の実施形態では、左座席が運転室の場合(左ハンドルの場合)を例に挙げて以下の説明を行う。また、以下の説明では、左座席側を保冷車両10の右側(単に、「右側」という場合もある)といい、右座席側を保冷車両10の左側(単に、「左側」という場合もある)という。
第1の実施形態におけるトラクタ11は、キャブ17が走行用のエンジン(図示せず)の上に配置されている。つまり、第1の実施形態のトラクタ11は、いわゆるキャブオーバー型のトラクタを例示している。キャブオーバー形式のトラクタ11は、車輪がフレーム16の前方と後方とにそれぞれ設けられている。
上記構成とされたトラクタ11は、トレーラ12を牽引する。
トレーラ12は、シャーシ21と、トレーラ本体22と、を備えている。
シャーシ21は、Xに延びており、前方部には連結ピン(図示せず)が設けられている。連結ピンは、シャーシ21から下方に向けて突出している。連結ピンは、上述したトラクタ11のカプラ(図示せず)に挿抜可能となっている。トレーラ12は、連結ピンがカプラに挿入されることで、トラクタ11に対して連結されている。
トレーラ本体22は、シャーシ21によって下方から支持された箱型のコンテナである。トレーラ本体22は、X方向に延びており、内部には貨物(図示せず)を収容する空間が形成されている。
トレーラ本体22は、トラクタ11側に配置された前壁22Aと、前壁22Aの上端と接続されX方向に延びる天壁22Bと、を有する。前壁22Aは、トレーラ本体22の外側に配置され、X方向に対して直交する前面22Aaを有する。
トレーラ本体22は、トレーラ12がトラクタ11に連結された状態で、前方部がトラクタ11のフレーム16上に配置されている。トレーラ本体22は、トレーラ12がトラクタ11に連結された状態で、トレーラ本体22の前壁22Aの前面22Aaと、キャブ17の後面との間には、所定の間隔が形成されている。
トレーラ12の高さHは、例えば、4.50m以上4.95以下の範囲内で適宜設定することが可能である。
冷凍機ユニット14は、冷凍機ユニット本体25と、位置調整機構29と、コントローラ31と、第3のコネクタ33と、第4のコネクタ34と、ハーネス36と、を有する。
冷凍機ユニット本体25は、箱体41と、圧縮機43と、室外熱交換器45と、室外熱交ファン46と、制御ボックス50と、制御基板48と、シール部材37と、減圧機構51と、室内熱交換器52と、室内熱交ファン54と、を有する。
箱体41は、前壁22Aの前面22Aaの上部に設けられている。箱体41は、収容空間41Aと、外気取り込み口41Bと、開口部41Cと、を有する。
収容空間41Aは、箱体41の内側に形成されている。外気取り込み口41Bは、箱体41の前面側に形成されている。外気取り込み口41Bは、箱体41の外側の外気を収容空間41A内に取り込むための開口部である。
開口部41Cは、箱体41の底部を貫通して形成されている。収容空間41Aには、コントローラが配置されていない。開口部41Cは、ハーネス36を通過させるための穴である。
なお、図1及び図2では、一例とし、箱体41の上面41aの高さと天壁22Bの外面22Baの高さとが等しくなるように箱体41を設けた場合を例に挙げて説明したが、箱体41を設ける位置は、前壁22Aの前面22Aaの上部であればよく、図1及び図2に示す位置に限定されない。
圧縮機43は、収容空間41Aの下部に配置されている。圧縮機43は、室内熱交換器52を経由した冷媒を受け取ることが可能な状態で室内熱交換器52と接続されている。
圧縮機43は、室内熱交換器52を経由した冷媒を圧縮する。圧縮機43は、圧縮した冷媒(以下、「圧縮冷媒」という」)を室外熱交換器45に供給可能な状態で室外熱交換器45と接続されている。
室外熱交換器45は、室外熱交ファン46から供給される外気を用いて、圧縮機43から供給された圧縮冷媒を冷却する。室外熱交換器45は、冷却した圧縮冷媒(以下、「冷却された冷媒」という)を減圧機構51に供給可能な状態で減圧機構51と接続されている。
室外熱交ファン46は、室外熱交換器45に箱体41の外部の空気を室外熱交換器45に供給する。
前壁22Aの前面22Aaに固定された冷凍機ユニット本体25の下端までの高さHは、例えば、2.40m以上2.85m以下の範囲内で適宜設定することができる。
制御ボックス50は、収容空間41Aの右下(運転席である左座席側)に位置する前壁22Aの前面22Aaに固定されている。制御ボックス50は、制御基板48を収容するためのボックスである。
制御ボックス50は、開口部41Cと対向する部分に開口部50Aを有する。開口部50Aには、ハーネス36が配置されている。
制御基板48は、制御ボックス50内に設けられている。制御基板48は、制御ボックス50に固定されている。制御基板48は、トラクタ11側から見た状態において、収容空間41Aの右下(運転席である左座席側)に配置されている。
制御基板48は、制御基板本体48Aと、第1のコネクタ48Bと、を有する。
第1のコネクタ48Bは、制御基板本体48Aに設けられている。第1のコネクタ48Bは、制御基板本体48Aと電気的に接続されている。
制御基板48は、コントローラ31と電気的に接続されている。制御基板48は、コントローラ31からの指令に基づいて、冷凍機ユニット本体25の制御を行う。
シール部材37は、開口部50Aを区画する制御ボックス50の面と開口部50Aに配置されたハーネス36の外面とを間を塞ぐように配置されている。
このように、ハーネス36の外側に位置する開口部50Aを塞ぐように、シール部材37を設けることで、箱体41内で発生した水滴が制御ボックス50内に浸入することを抑制することができる。
減圧機構51は、トレーラ本体22内に形成された空間のうち、前壁22Aと天壁22Bとの近傍に位置する部分に配置されている。減圧機構51は、室外熱交換器45により冷却された冷媒を減圧させる。減圧機構51は、減圧させた冷媒を室内熱交換器52に供給可能な状態で、室内熱交換器52と接続されている。
室内熱交換器52は、トレーラ本体22内に形成された空間のうち、前壁22Aと天壁22Bとの近傍に位置する部分に配置されている。室内熱交換器52は、減圧された冷媒を用いて、トレーラ本体22内の空気を冷却する。
室内熱交ファン54は、トレーラ本体22内に形成された空間のうち、室内熱交換器52の上方に位置する部分に配置されている。室内熱交ファン54は、室内熱交換器52により冷却された空気をトレーラ本体22内に供給することで、トレーラ本体22内を冷却する。
図4〜図7を参照して、位置調整機構29について説明する。図1〜図7において、同一構成部分には、同一符号を付す。
位置調整機構29は、第1のブラケット61と、第2のブラケット62と、ボルト64,65,67,68と、ナット66と、を有する。
第1のブラケット61は、X方向において第2のブラケット62と対向して配置されている。第1のブラケット61は、第1の固定板71と、第1の突出板部73,74と、を有する。
第1の固定板71は、Y方向が長手方向とされた矩形の板材である。第1の固定板71は、前壁22Aの前面22Aaと接触する面71aと、面71aの反対側に配置された面71bと、複数のねじ孔71Aと、を有する。
面71a,71bは、X方向に対して直交する面である。
ねじ孔71Aは、Y方向における第1の固定板71の一方の端部(右側端部)及び他方の端部(左側端部)にそれぞれ複数(第1の実施形態の場合、一例として2つ)設けられている。
各端部に形成された複数のねじ孔71Aは、互いに離れた状態でZ方向に配置されている。複数のねじ孔71Aには、第1の固定板71を前壁22Aに固定するためのねじ76の軸部がそれぞれ配置される。
第1の固定板71は、面71b側から複数のねじ76により冷凍機ユニット本体25の下方に位置する前壁22Aの前面22Aaの下部の右側に固定されている。第1の固定板71は、冷凍機ユニット本体25の上方から位置調整機構29を見た状態において、位置調整機構29が冷凍機ユニット本体25(箱体41)の外側にはみ出さない位置に配置されている。
第1の突出板部73は、第1の固定板71の面71bの上部に設けられている。第1の突出板部73は、第1の固定板71の面71bから第2のブラケット62に向かう方向に突出している。第1の突出板部73は、Y方向が長手方向とされた矩形の板材である。
第1の突出板部73は、上面73aと、下面73bと、ボルト孔73A〜73Dと、を有する。上面73a及び下面73bは、Z方向に対して直交する面である。
ボルト孔73Aは、Y方向における第1の突出板部73の一方の端部(右側端部)に設けられている。ボルト孔73Aは、第1のブラケット61に第2のブラケット62を固定する際に使用する際に使用するボルト64の軸部が挿入される孔である。
ボルト孔73B〜73Dは、Y方向における第1の突出板部73の他方の端部(左側端部)に形成されている。
ボルト孔73Bは、ボルト孔73B〜73Dのうち、第1の固定板71の面71bに最も近い位置に形成されている。ボルト孔73Bは、Y方向において、ボルト孔73Aと対向している。
ボルト孔73Dは、ボルト孔73B〜73Dのうち、第1の固定板71の面71bから最も離れた位置に形成されている。ボルト孔73Cは、ボルト孔73Bの形成位置とボルト孔73Dの形成位置との間に配置されている。
ボルト孔73B〜73Dは、ボルト孔73Bから保冷車両10の右側に向かう方向に湾曲した曲線上に配列されている。
上記構成とされたボルト孔73B〜73Dは、第1のブラケット61に第2のブラケット62を固定する際に使用するボルト67の軸部が挿入される孔である。
ボルト67は、ボルト孔73B〜73Dのうち、いずれか1つのボルト孔に挿入される。
第1の突出板部74は、第1の固定板71の面71bの下部に設けられており、第1の固定板71の面71bから第2のブラケット62に向かう方向に突出している。第1の突出板部74は、Y方向が長手方向とされた矩形の板材であり、Z方向において第1の突出板部73と対向している。
第1の突出板部74は、上面74aと、下面74bと、ボルト孔74A〜74Dと、を有する。
上面74aは、第1の突出板部73の下面73bと対向している。上面74a及び下面74bは、Z方向に対して直交する面である。
ボルト孔74Aは、Y方向における第1の突出板部74の一方の端部(右側端部)に形成されている。ボルト孔74Aは、Z方向においてボルト孔73Aと対向する位置に形成されている。
ボルト孔74Aは、第1のブラケット61に第2のブラケット62を固定する際に使用する際に使用するボルト65の軸部が挿入される孔である。
ボルト孔74B〜74Dは、Y方向における第1の突出板部74の他方の端部(左側端部)に形成されている。
ボルト孔74Bは、Z方向においてボルト孔73Bと対向する位置に形成されている。ボルト孔74Cは、Z方向においてボルト孔73Cと対向する位置に形成されている。ボルト孔74Dは、Z方向においてボルト孔73Dと対向する位置に形成されている。
ボルト孔74B〜74Dは、ボルト孔74Bから保冷車両10の右側に向かう方向に湾曲した曲線上に配列されている。
上記構成とされたボルト孔74B〜74Dは、第1のブラケット61に第2のブラケット62を固定する際に使用するボルト68の軸部が挿入される孔である。
ボルト68は、ボルト孔73B〜73Dのうち、ボルト67が挿入されたボルト孔の下方に位置するボルト孔(ボルト孔74B〜74Dのうち、いずれか1つのボルト孔)に挿入される。
第2のブラケット62は、第2の固定板81と、第2の突出板部83,84と、を有する。
第2の固定板81は、Y方向が長手方向とされた矩形の板材である。第2の固定板81は、面81aと、面81aの反対側に配置された面81bと、複数のボルト孔81Aと、貫通部81Bと、を有する。
面81aは、第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定された状態(図4や図7に示す状態)において、第1の固定板71の面71b側に配置される面である。
面81bは、コントローラ31が固定される面である。
ボルト孔81Aは、Y方向における第2の固定板81の一方の端部(右側端部)及び他方の端部(左側端部)にそれぞれ複数(第1の実施形態の場合、一例として2つ)設けられている。
各端部に形成された複数のボルト孔81Aは、互いに離れた状態でZ方向に配置されている。複数のボルト孔81Aには、コントローラ31を第2の固定板81に固定するためのボルト85の軸部がそれぞれ配置される。
貫通部81Bは、第2の固定板81の右側の上部を貫通して形成されている。貫通部81Bは、コントローラ31の上部に配置された第2のコネクタ31Dを露出している。貫通部81Bには、制御基板48と電気的に接続され、かつ第2のコネクタ31Dに装着された第4のコネクタ34の一部が配置される。
このように、第2の固定板81に第2のコネクタ31Dに第4のコネクタ34を装着するための貫通部81Bを形成することで、コントローラ31の背面側に配置された第2のコネクタ31Dに第4のコネクタ34(制御基板48と電気的に接続されたコネクタ)を装着することが可能となる。これにより、制御基板48とコントローラ31とを電気的に接続させることができる。
第2の突出板部83は、第2の固定板81の面81aの上部に設けられている。第2の突出板部83は、第2の固定板81の面81aから第1の固定板71に向かう方向に突出している。第2の突出板部83は、Y方向が長手方向とされた矩形の板材である。
第2の突出板部83は、上面83aと、下面83bと、ボルト孔83A,83Bと、を有する。
第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定された状態において、上面83aは、第1の突出板部73の下面73bと接触している。
ボルト孔83Aは、第2の突出板部83の長手方向に位置する両端部のうち、右側端部に形成されている。ボルト孔83Aには、ボルト孔73Aに挿入されたボルト64の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部83の下面83bから下方に突出するボルト64の軸部には、ナット66が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部73,83の右側端部が固定される。
ボルト孔83Bは、第2の突出板部83の長手方向に位置する両端部のうち、左側端部に形成されている。ボルト孔83Bには、ボルト孔73B〜73Dのうち、いずれか1つのボルト孔に挿入されたボルト67の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部83の下面83bから下方に突出するボルト67の軸部には、ナット66が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部73,83の左側端部が固定される。
第2の突出板部84は、上面84aと、下面84bと、ボルト孔84A,84Bと、を有する。
第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定された状態において、下面84bは、第1の突出板部74の上面74aと接触している。
ボルト孔84Aは、第2の突出板部84の長手方向に位置する両端部のうち、右側端部に形成されている。ボルト孔84Aには、ボルト孔74Aに挿入されたボルト65の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部84の上面84aから上方に突出するボルト65の軸部には、ナット66が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部74,84の右側端部が固定される。
ボルト孔84Bは、第2の突出板部84の長手方向に位置する両端部のうち、左側端部に形成されている。ボルト孔84Bには、ボルト孔74B〜74Dのうち、いずれか1つのボルト孔に挿入されたボルト68の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部84の上面84aから下方に突出するボルト68の軸部には、ナット66が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部74,84の左側端部が固定される。
第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定された状態において、第1のブラケット61と第2のブラケット62との間には、空間29Aが形成されている。
このように、第1のブラケット61と第2のブラケット62との間に空間29Aを形成することで、コントローラ31の第2のコネクタ31Dと接続される第4のコネクタ34、及び第3のコネクタ33と接続されたハーネス36の一部を空間29Aに配置させることができる。
上記構成とされた位置調整機構29では、ボルト67の軸部がボルト孔73B,83Bに挿入され、かつボルト68の軸部がボルト孔74B,84Bに挿入されて、第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定されている状態(図4に示す状態)のときには、第2の固定板81の面81bが前壁22Aの前面22Aaに対して平行となる。
このため、第2の固定板81の面81bに固定されたコントローラ31の操作面31aは、前壁22Aの前面22Aaに対して傾斜しない。
一方、ボルト67の軸部がボルト孔73C,83Cに挿入され、かつボルト68の軸部がボルト孔74C,84Cに挿入されて、第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定されている状態(図7に示す状態)のときには、第1の突出板部73,74に対する第2の突出板部83,84の位置が右側にずれた状態で第2の突出板部83,84が第1の突出板部73,74にボルト64,65,67,68で固定される。
このとき、第2の固定板81の面81bが前壁22Aの前面22Aaに対して右側に傾斜するため、第2の固定板81の面81bに固定されたコントローラ31の操作面31aは、前壁22Aの前面22Aaに対して右側に傾斜する。
したがって、左座席が運転席である場合、運転席から降りた作業者は、コントローラ31の操作面31aを容易に確認したり、容易に操作したりすることが可能となる。つまり、作業者によるコントローラ31の操作性を向上させることができる。
さらに、ボルト67の軸部がボルト孔73D,83Dに挿入され、かつボルト68の軸部がボルト孔74D,84Dに挿入されて、第1のブラケット61に第2のブラケット62が固定されている状態のときには、第2の固定板81の面81bが前壁22Aの前面22Aaに対して、図7に示す状態よりもさらに右側に傾斜する。
このため、第2の固定板81の面81bに固定されたコントローラ31の操作面31aは、前壁22Aの前面22Aaに対して、さらに右側に傾斜する。この場合、左座席である運転席から降りた作業者は、コントローラ31の操作面31aをさらに容易に確認したり、さらに容易に操作したりすることが可能となる。
上述した手法により、位置調整機構29は、コントローラ31の操作面31aを図1に示す保冷車両10の右側に傾斜させる。
また、上述したボルト孔73C,73D,83C,83Dを有することで、前壁22Aの前面22Aaに対するコントローラ31の操作面31aの傾斜角度を調整することが可能となる。これにより、作業者がコントローラ31の操作面31aの確認及びを操作をしやすい角度に調節することができる。
なお、第1の実施形態では、一例として、第1の突出板部73,74の左側の端部にそれぞれ3つのボルト孔を円弧状に形成した場合を例に挙げて説明したが、第1の突出板部73,74の左側の端部に形成するボルト孔の数は、2つ以上であればよく、3つに限定されない。
第1の突出板部73,74の左側の端部にそれぞれ4つ以上のボルト孔を形成した場合には、前壁22Aの前面22Aaに対する傾斜角度をさらに細かく調節することができる。
図1〜図7を参照して、コントローラ31について説明する。
コントローラ31は、操作面31aと、表示画面31Aと、操作ボタン31Bと、ボルト孔31Cと、第2のコネクタ31Dと、を有する。
操作面31aは、トラクタ11側に配置されている。操作面31aは、コントローラ31の前面に対応する面である。
表示画面31Aは、操作面31aに設けられている。表示画面31Aには、例えば、トレーラ本体22内の温度や冷凍機ユニット本体25の運転状況等が表示される。
操作ボタン31Bは、操作面31aに複数設けられている。操作ボタン31Bは、作業者がコントローラ31を操作する際に使用するボタンである。
冷凍機ユニット本体25の上方から位置調整機構29及びコントローラ31からなる構造体を見た状態において、前壁22Aの前面22Aaに対して傾斜した状態及び傾斜していない状態の該構造体は、冷凍機ユニット本体25の外側にはみ出さない位置に配置されている。
このような条件を満たすように、上記構造体(位置調整機構29及びコントローラ31)を配置させることで、該構造体がトラクタ11に衝突することを抑制できる。
ボルト孔31Cは、コントローラ31のY方向の両端部にそれぞれ複数(第1の実施形態の場合、一例として2つ)形成されている。
複数のボルト孔31Cは、操作面31a側からボルト85の軸部を挿入するための孔である。ボルト孔31Cに挿入されたボルト85の軸部は、ボルト孔81Aに挿入された状態で、第2の固定板81の面81aから突出する。この突出したボルト85の軸部にナット91が締結されることで、コントローラ31が第2の固定板81に固定される。
第2のコネクタ31Dは、操作面31aの反対側であるコントローラ31の背面側の上部に設けられている。コントローラ31が第2の固定板81に固定された状態において、第2のコネクタ31Dは、貫通部81Bから露出されている。
第2のコネクタ31Dは、制御基板48と電気的に接続された第4のコネクタ34が着脱可能な状態で装着されるコネクタである。
上記構成とされたコントローラ31は、上述したように、位置調整機構29により、操作面31aが右側に傾斜させられる。
第3のコネクタ33は、制御基板48と電気的に接続されたハーネス36の一方の端部に設けられている。第3のコネクタ33は、第1のコネクタ48Bに装着されることで、制御基板48と電気的に接続される。第3のコネクタ33は、第1のコネクタ48Bに対して着脱可能な構成とされている。
第1及び第3のコネクタ48B,33としては、例えば、防水コネクタを用いることが可能である。
このように、第1及び第3のコネクタ48B,33として、防水コネクタを用いることで、第1及び第3のコネクタ48B,33の内部に水が浸入することを抑制できる。
第4のコネクタ34は、コントローラ31と電気的に接続されたハーネス36の他方の端部に設けられている。第4のコネクタ34は、第2のコネクタ31Dに装着されることで、コントローラ31と電気的に接続される。第4のコネクタ34は、第2のコネクタ31Dに対して着脱可能な構成とされている。
第2のコネクタ31Dは、第3のコネクタ33、第4のコネクタ34、及びハーネス36からなる構造体により、第1のコネクタ48Bと電気的に接続されている。これにより、制御基板48とコントローラ31とが電気的に接続される。
第2及び第4のコネクタ31D,34としては、例えば、防水コネクタを用いることが可能である。
このように、第2及び第4のコネクタ31D,34として、防水コネクタを用いることで、冷凍機ユニット本体25からハーネス38を伝わる水が第2及び第4のコネクタ31D,34の内部に浸入することを抑制できる。
ハーネス36は、一方の端部が開口部41Cを通じて箱体41内に配置されており、他方の端部が位置調整機構29内に形成された空間29Aに配置されている。
ハーネス36の残部(一方の端部及び他方の端部を除いた部分)は、冷凍機ユニット本体25と位置調整機構29との間に配置されている。ハーネス36の長さは、適宜設定することができる。
第1の実施形態の保冷車両10によれば、冷凍機ユニット本体25(箱体41)の下方に位置する前壁22Aの前面22Aaに、制御基板48と電気的に接続されたコントローラ31を配置させることで、冷凍機ユニット本体25を構成する箱体41内にコントローラ31を配置させた場合と比較して、地面Gからコントローラ31までの高さを低くすることが可能となる。
これにより、作業者がコントローラに対してアクセスしやすくなるため、作業者によるコントローラ31の操作性を向上させることができる。
また、冷凍機ユニット本体25を上面視した状態で冷凍機ユニット本体25からコントローラ31が突出しないように、冷凍機ユニット本体25に対するコントローラ31の相対的な位置を調整可能な位置調整機構29を有することで、トラクタ11にコントローラ31が衝突することを抑制した上で、コントローラ31の操作面31aを作業者が操作しやすい方向(第1の実施形態の場合、右側)に傾けることが可能となる。これにより、作業者によるコントローラの操作性をさらに向上させることができる。
次に、図8を参照して、第1の実施形態の第1変形例に係る位置調整機構95について説明する。図8において、図4に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
位置調整機構95は、第1の実施形態で説明した第1のブラケット61に替えて、第1のブラケット96を有するとともに、冷凍機ユニット本体25の上方から平面視した状態で冷凍機ユニット本体25から位置調整機構95が突出しないように、冷凍機ユニット本体25の下方に位置する前壁22Aの前面22Aaの左側(右座席側)に位置調整機構95を配置させたこと以外は、位置調整機構29と同様な構成とされている。
第1のブラケット96は、図6に示すボルト孔73A,74Aとボルト孔73B〜73D,74B〜74Dとの形成位置を入れ替えたこと以外は、第1のブラケット61と同様に構成されている。
第1の実施形態の第1変形例に係る位置調整機構95によれば、前壁22Aの前面22Aaに対して第2の固定板81の面81bを左側に傾斜させることが可能となる。
これにより、第2の固定板81に取り付けられたコントローラ31の操作面31aを左側に傾斜させることが可能となる。
したがって、例えば、右座席が運転席の場合(右ハンドルの場合)において、作業者によるコントローラの操作性をさらに向上させることができる。
次に、図9を参照して、第1の実施形態の第2変形例に係る冷凍機ユニット100について説明する。図9において、図2に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
冷凍機ユニット100は、第1の実施形態で説明した冷凍機ユニット14を構成するハーネス36に替えて、ハーネス101,102及びコネクタ92,93を有すること以外は、冷凍機ユニット14と同様な構成とされている。
ハーネス101は、一端が第3のコネクタ33と接続されおり、他端がコネクタ92と接続されている。ハーネス101の一端側は、箱体41内に配置されている。ハーネス101の他端側は、箱体41の外側に配置されている。
コネクタ93は、コネクタ92に装着されている。コネクタ93は、コネクタ92に対して着脱可能な構成とされている。
コネクタ92,93としては、例えば、防水コネクタを用いることが可能である。このように、コネクタ92,93として、防水コネクタを用いることで、コネクタ92,93の内部に水が侵入することを抑制できる。
ハーネス102は、一端がコネクタ93と接続されており、他端が第4のコネクタ34と接続されている。
ハーネス101,102及びコネクタ92,93からなる構造体は、制御基板48の第1のコネクタ48Bとコントローラ31の第2のコネクタ31Dとを電気的に接続している。
第1の実施形態の第2変形例に係る冷凍機ユニット100によれば、第1のコネクタ48Bと第2のコネクタ31Dとの間に、ハーネス101,102及びコネクタ92,93からなる構造体を設けることで、コネクタ93、ハーネス102、及び第4のコネクタからなる構造体をハーネス102の長さが異なるコネクタ93、ハーネス102、及び第4のコネクタからなる構造体と取り換えることで、コネクタ93と第4のコネクタ34との間の距離を変更することが可能となる。これにより、位置調整機構29及びコントローラ31の位置を変更した場合でも、コントローラ31と制御基板48とを電気的に接続することができる。
次に、図10を参照して、第1の実施形態の第3変形例に係る冷凍機ユニット105について説明する。図10において、図5に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
冷凍機ユニット105は、ハーネス36のうち、第2のコネクタ31Dの前段に位置する部分を第2のコネクタ31Dよりも下方に配置させ、この部分を第2の固定板81の面81aに配置させたハーネス止め部材107で固定したこと以外は、第1の実施形態の冷凍機ユニット14と同様に構成されている。
ハーネス36は、第4のコネクタ34の前段に位置する部分に配置され、第2のコネクタ31Dよりも下方に位置するとともに、下向きに湾曲した湾曲部36Aを有する。湾曲部36Aは、下向きに突出している。
ハーネス止め部材107は、第2のコネクタ31Dよりも下方に位置する第2の固定板81の面81aに設けられている。
ハーネス止め部材107は、第2のコネクタ31Dよりも下方に位置するハーネス36を固定することで、湾曲部36Aの形状を維持するための部材である。
第1の実施形態の第3変形例に係る冷凍機ユニット105によれば、上述した湾曲部36A、及びハーネス止め部材107を有することで、湾曲部36Aの下端から水滴を滴下させることが可能となる。
これにより、ハーネス36を経由した水滴が第4のコネクタ34に移動することを抑制できる。
ここで、図11〜図13を参照して、箱体110内にコントローラ111を収容する従来の冷凍機ユニット本体の箱体110内からコントローラ111を取り出し、コントローラ111を箱体110の下方に配置させることで、作業者のコントローラ111の作業性を向上させる場合について説明する。
図11では、箱体110のみを断面で図示する。図12に示す断面図は、図13に示す構造体のE−E線方向の断面に対応している。図11〜図13において、同一構成部分には、同一符号を付す。
箱体110内に形成された収容空間110Bにコントローラ111が配置されている場合、箱体110の前面側には、コントローラ111の操作面111aを露出する開口部110Aが形成されている。開口部110Aは、操作面111aを操作するための開口部である。
箱体110の下方にコントローラ111を配置させる場合、箱体110内にコントローラ111が存在しなくなるため、開口部110Aが不要となる。
このような場合には、箱体110の内側にインサートナット115を設け、開口部110Aの内側から開口部110Aを塞ぐ閉塞用パネル112を貫通するボルト116を用いて、箱体110に閉塞用パネル112を固定するとよい。
(第2の実施形態)
図14〜図16を参照して、本発明の第2の実施形態に係る冷凍機ユニット120について説明する。図14では、冷凍機ユニット120の構成要素の一部のみを図示する。図14において、図16に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図14〜図16において、同一構成部分には同一符号を付す。
冷凍機ユニット120は、第1の実施形態の冷凍機ユニット14を構成する位置調整機構29に替えて、位置調整機構124を有するとともに、さらにメンテナンス用入出力ポート123、スイッチ125、電源接続プラグ127、ハーネス131〜133を有すること以外は、冷凍機ユニット14と同様に構成されている。
位置調整機構124は、第1のブラケット121と、第2のブラケット122と、ボルト64,65,67,68と、ナット66と、を有する。
第1のブラケット121は、第1の固定板71の右側部分をY方向に延ばしたこと以外は第1のブラケット61と同様に構成されている。
第2のブラケット122は、第2の固定板81の右側部分をY方向に延ばすとともに、第2の固定板81の右側端部に貫通穴81C,81Dを形成し、さらに電源固定板135を有すること以外は、第2のブラケット62と同様な構成とされている。
電源固定板135は、第2の固定板81の下端に設けられており、第2の固定板81の面81bから突出して延びている。電源固定板135には、ねじ孔135Aが形成されている。ねじ孔135Aには、電源固定板135に電源接続プラグ127を固定するためのねじ(図示せず)の軸部が配置されている。
上記構成とされた第1のブラケット61と第2のブラケット62とは、ボルト64,65,67,68及びナット66により固定されている。
メンテナンス用入出力ポート123は、接続部123Aと、フランジ部123Bと、を有する。
接続部123Aは、フランジ部123Bに対して直交する方向に突出している。接続部123Aは、第2の固定板81の面81a側から貫通穴81Cに挿入されている。これにより、接続部123Aは、第2の固定板81の面81bから突出している。
フランジ部123Bは、第2の固定板81の面81aと接触している。フランジ部123Bは、第2の固定板81の面81a側から第2の固定板81に複数のねじ129で固定されている。
スイッチ125は、切り替え部125Aと、フランジ部125Bと、を有する。
切り替え部125Aは、フランジ部125Bに対して直交する方向に突出している。切り替え部125Aは、第2の固定板81の面81a側から貫通穴81Dに挿入されている。これにより、切り替え部125Aは、第2の固定板81の面81bから突出している。
フランジ部125Bは、第2の固定板81の面81aと接触している。フランジ部125Bは、第2の固定板81の面81a側から第2の固定板81に複数のねじ126で固定されている。
スイッチ125は、図2に示す冷凍機ユニット本体のオンオフを切り替える。
電源接続プラグ127は、電源固定板135にねじで固定されている。電源接続プラグ127の接続部127Aは、電源固定板135から突出している。接続部127Aには、外部の電源プラグ(図示せず)が接続される。接続部127Aに外部の電源プラグを接続することで、外部から電源が供給される。
ハーネス131は、一端が図2に示す制御基板48と電気的に接続されており、他端がメンテナンス用入出力ポート123と接続されている。ハーネス131は、制御基板48とメンテナンス用入出力ポート123とを電気的に接続している。
ハーネス132は、一端が図2に示す制御基板48と電気的に接続されており、他端がスイッチ125と接続されている。ハーネス132は、制御基板48とスイッチ125とを電気的に接続している。
ハーネス133は、一端が図2に示す制御基板48と電気的に接続されており、他端が電源接続プラグ127と接続されている。ハーネス133は、制御基板48と電源接続プラグ127とを電気的に接続している。
第2の実施形態に係る冷凍機ユニット120によれば、第2の固定板81に制御基板48と電気的に接続されたメンテナンス用入出力ポート123、スイッチ125、及び電源接続プラグ127を設けるとともに、メンテナンス用入出力ポート123、スイッチ125、及び電源接続プラグ127の接続部123A,127A及び切り替え部125Aを第2の固定板81の面81b側に突出させることで、図2に示す冷凍機ユニット本体25よりも低い位置にメンテナンス時に使用するメンテナンス用入出力ポート123、スイッチ125、及び電源接続プラグ127を配置させることが可能となる。これにより、作業者によるメンテナンス性を向上させることができる。
(第3の実施形態)
図17〜図19を参照して、本発明の第3の実施形態に係る冷凍機ユニット140について説明する。図17では、冷凍機ユニット140の構成要素の一部のみ(具体的には、コントローラ31、ハーネス36、及び位置調整機構291)を図示する。図17において、図5に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図18において、図6及び図17に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。図19において、図17に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
冷凍機ユニット140は、第1の実施形態の冷凍機ユニット14を構成する位置調整機構29に替えて、位置調整機構291を有すること以外は、冷凍機ユニット14と同様に構成されている。
位置調整機構291は、第1のブラケット151と、第2のブラケット152と、ボルト143,145〜147と、ナット144と、を有する。
第1のブラケット151は、Y方向において第2のブラケット152と対向して配置されている。第1のブラケット151は、第1の実施形態で説明した第1のブラケット61を構成する第1の突出板部73,74に替えて、第1の突出板部155,156を有すること以外は、第1のブラケット61と同様に構成されている。
第1の突出板部155は、第1の固定板71の面71bのうち、右側部分に設けられている。第1の突出板部155は、右側面155aと、左側面155bと、ボルト孔155A〜155Dと、を有する。
右側面155a及び左側面155bは、Y方向に対して直交する面である。
ボルト孔155Aは、第1の突出板部155の下端部に設けられている。ボルト孔155Aは、第1のブラケット151に第2のブラケット152を固定する際に使用する際に使用するボルト143の軸部が挿入される孔である。
ボルト孔155B〜155Dは、第1の突出板部155の上端部に形成されている。ボルト孔155Bは、ボルト孔155B〜155Dのうち、第1の固定板71の面71bに最も近い位置に形成されている。ボルト孔155Bは、Z方向において、ボルト孔155Aと対向している。
ボルト孔155Dは、ボルト孔155B〜155Dのうち、第1の固定板71の面71bから最も離れた位置に形成されている。ボルト孔155Cは、ボルト孔155Bの形成位置とボルト孔155Dの形成位置との間に配置されている。
ボルト孔155B〜155Dは、ボルト孔155Bの形成位置から斜め下方に向かう方向に湾曲した曲線上に配列されている。
上記構成とされたボルト孔155B〜155Dは、第1のブラケット151に第2のブラケット152を固定する際に使用するボルト146の軸部が挿入される孔である。ボルト146は、ボルト孔155B〜155Dのうち、いずれか1つのボルト孔に挿入される。
第1の突出板部156は、第1の固定板71の面71bのうち、左側部分に設けられている。第1の突出板部156は、第1の固定板71の面71bから第2のブラケット152の第2の固定板81に向かう方向に突出している。第1の突出板部156は、Z方向が長手方向とされた矩形の板材であり、Y方向において第1の突出板部155と対向している。
第1の突出板部156は、右側面155aと、左側面155bと、ボルト孔156A〜156Dと、を有する。
右側面155aは、第1の突出板部155の左側面155bと対向している。右側面155a及び左側面155bは、Y方向に対して直交する面である。
ボルト孔156Aは、第1の突出板部156の下端部に形成されている。ボルト孔156Aは、Y方向においてボルト孔155Aと対向する位置に形成されている。
ボルト孔156Aは、第1のブラケット151に第2のブラケット152を固定する際に使用する際に使用するボルト145の軸部が挿入される孔である。
ボルト孔156B〜156Dは、第1の突出板部156の上端部に形成されている。ボルト孔156Bは、Y方向においてボルト孔155Bと対向する位置に形成されている。ボルト孔156Cは、Y方向においてボルト孔155Cと対向する位置に形成されている。ボルト孔156Dは、Y方向においてボルト孔155Dと対向する位置に形成されている。
これにより、ボルト孔156B〜156Dは、ボルト孔156Bの形成位置から斜め下方に向かう方向に湾曲した曲線上に配列されている。
上記構成とされたボルト孔156B〜156Dは、第1のブラケット151に第2のブラケット152を固定する際に使用するボルト147の軸部が挿入される孔である。
ボルト147は、ボルト孔155B〜155Dのうち、ボルト146が挿入されたボルト孔のY方向に位置するボルト孔(ボルト孔156B〜156Dのうち、いずれか1つのボルト孔)に挿入される。
第2のブラケット152は、第1の実施形態で説明した第2のブラケット62を構成する第2の突出板部83,84に替えて、第2の突出板部158,159を有すること以外は、第2のブラケット62と同様な構成とされている。
第2の突出板部158は、第2の固定板81の面81aの右側部分に設けられている。第2の突出板部158は、第2の固定板81の面81aから第1の固定板71に向かう方向に突出している。第2の突出板部158は、Z方向が長手方向とされた矩形の板材である。
第2の突出板部158は、右側面158aと、左側面158bと、ボルト孔158A,158Bと、を有する。
第1のブラケット151に第2のブラケット152が固定された状態において、右側面158aは、第1の突出板部155の左側面155bと接触している。
ボルト孔158Aは、第2の突出板部158の下端部に形成されている。ボルト孔158Aには、ボルト孔155Aに挿入されたボルト143の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部158の左側面158bから突出するボルト143の軸部には、ナット144が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部155,158の下端部が固定される。
ボルト孔158Bは、第2の突出板部158の上端部に形成されている。ボルト孔158Bには、ボルト孔155B〜155Dのうち、いずれか1つのボルト孔に挿入されたボルト146の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部158の左側面158bから突出するボルト146の軸部には、ナット144が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部155,158の上端部が固定される。
第2の突出板部159は、右側面159aと、左側面159bと、ボルト孔159A,159Bと、を有する。
第1のブラケット151に第2のブラケット152が固定された状態において、左側面159bは、第1の突出板部156の右側面156aと接触している。
ボルト孔159Aは、第2の突出板部159の下端部に形成されている。ボルト孔159Aには、ボルト孔156Aに挿入されたボルト145の軸部が挿入されている。この状態において、第2の突出板部159の右側面159aから突出するボルト145の軸部には、ナット144が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部156,159の下端部が固定される。
ボルト孔159Bは、第2の突出板部159の上端部に形成されている。ボルト孔159Bには、ボルト孔156B〜156Dのうち、いずれか1つのボルト孔に挿入されたボルト147の軸部が挿入されている。
この状態において、第2の突出板部159の右側面159aから突出するボルト147の軸部には、ナット144が締結されている。これにより、第1及び第2の突出板部156,159の上端部が固定される。
第1のブラケット151に第2のブラケット152が固定された状態において、第1のブラケット151と第2のブラケット152との間には、空間が形成されている。
このように、第1のブラケット151と第2のブラケット152との間に空間を形成することで、コントローラ31の第2のコネクタ31Dと接続される第4のコネクタ34、及びハーネス36の一部を上記空間に配置させることができる。
上記構成とされた位置調整機構291では、ボルト146の軸部がボルト孔155B,158Bに挿入され、かつボルト147の軸部がボルト孔156B,159Bに挿入されて、第1のブラケット151に第2のブラケット152が固定されている状態(図17に示す状態)のときには、第2の固定板81の面81bが前壁22Aの前面22Aaに対して平行となる。
このため、第2の固定板81の面81bに固定されたコントローラ31の操作面31aは、前壁22Aの前面22Aaに対して傾斜しない。
一方、ボルト146の軸部がボルト孔155C,158Cに挿入され、かつボルト147の軸部がボルト孔156C,159Cに挿入されて、第1のブラケット151に第2のブラケット152が固定されている状態(図19に示す状態)のときには、第1の突出板部155,156に対する第2の突出板部158,159の位置が下方にずれた状態で第2の突出板部158,159がボルト143,145,146,147により第1の突出板部155,156に固定される。
このとき、第2の固定板81の面81bが下方を向くように傾斜するため、第2の固定板81の面81bに固定されたコントローラ31の操作面31aが下方を向くように傾斜する。
したがって、例えば、作業者の身長が低い場合、作業者がコントローラ31の操作面31aを容易に確認したり、容易に操作したりすることができる。
さらに、ボルト146の軸部がボルト孔155D,158Dに挿入され、かつボルト147の軸部がボルト孔156D,159Dに挿入されて、第1のブラケット151に第2のブラケット152が固定されている状態のときには、コントローラ31の操作面31aが図19に示す状態よりもさらに下方を向くように傾斜する。
これにより、第2の固定板81の面81bに固定されたコントローラ31の操作面31aがさらに下方を向くように傾斜する。このため、例えば、作業者の身長が低い場合、作業者がコントローラ31の操作面31aをさらに容易に確認したり、さらに容易に操作したりすることができる。
上述した手法により、位置調整機構291は、コントローラ31の操作面31aが下方を向くように傾斜させる。
また、上述したボルト孔155C,155D,158C,158Dを有することで、前壁22Aの前面22Aaに対するコントローラ31の操作面31aの傾斜角度を調整することが可能となる。これにより、作業者がコントローラ31の操作面31aを確認及び操作しやすい角度に調節することができる。
上記構成とされた位置調整機構291は、図2に示す冷凍機ユニット本体25の上方から位置調整機構291を平面視した状態において、冷凍機ユニット本体25から位置調整機構291が突出しないように配置されている。
また、位置調整機構291は、図2に示す冷凍機ユニット本体25の上方からコントローラ31を平面視した状態において、冷凍機ユニット本体25からコントローラ31が突出しないように、冷凍機ユニット本体25に対するコントローラ31の相対的な位置(この場合、傾斜角度)を調整する。
第3の実施形態の冷凍機ユニット140によれば、冷凍機ユニット本体25を上面視した状態で冷凍機ユニット本体25からコントローラ31が突出しないように、コントローラ31の操作面31aが下方を向くように傾斜させる位置調整機構291を有することで、例えば、作業者の身長が低い場合、作業者がコントローラ31の操作面31aに容易に確認したり、容易に操作したりすることが可能となる。
これにより、作業者によるコントローラ31の操作面31aの操作性を向上させることができる。
なお、第3の実施形態では、一例として、第1の突出板部155,156の上端部にそれぞれ3つのボルト孔を円弧状に形成した場合を例に挙げて説明したが、第1の突出板部155,156の上端部に形成するボルト孔の数は、2つ以上であればよく、3つに限定されない。
第1の突出板部155,156の上端部にそれぞれ4つ以上のボルト孔を形成した場合には、前壁22Aの前面22Aaに対する傾斜角度をさらに細かく調節することができる。
次に、図20を参照して、第3の実施形態の変形例に係る冷凍機ユニット165について説明する。図20において、図19に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
冷凍機ユニット165は、第3の実施形態の冷凍機ユニット140を構成する位置調整機構291に替えて、位置調整機構166を有すること以外は、冷凍機ユニット140と同様に構成されている。
位置調整機構166は、位置調整機構291を構成する第1のブラケット151に替えて、第1のブラケット167を有すること以外は、第1のブラケット151と同様に構成されている。
第1のブラケット167は、図18に示すボルト孔155Aとボルト孔155B〜155Dとの形成位置を入れ替えるとともに、図18に示すボルト孔156Aとボルト孔156B〜156Dとの形成位置を入れ替えたこと以外は、位置調整機構291と同様に構成されている。
つまり、ボルト孔155B〜155Dが第1の突出板部155の上端部に設けられており、ボルト孔156B〜156Dが第1の突出板部156の上端部に設けられている。これにより、コントローラ31の操作面31aは、上方に傾斜可能な構成とされている。
図2に示す冷凍機ユニット本体25の上方から位置調整機構166を平面視した状態において、位置調整機構166は、冷凍機ユニット本体25から突出しないように配置されている。
また、図2に示す冷凍機ユニット本体25の上方からコントローラ31を平面視した状態において、位置調整機構166は、冷凍機ユニット本体25からコントローラ31が突出しないように、冷凍機ユニット本体25に対するコントローラ31の相対的な位置(この場合、傾斜角度)を調整する。
第3の実施形態の変形例に係る冷凍機ユニット165によれば、ボルト孔155B〜155Dを第1の突出板部155の上端部に設けるとともに、ボルト孔156B〜156Dを第1の突出板部156の上端部に設けることで、コントローラ31の操作面31aが上方を向くように傾斜させることが可能となる。これにより、作業者は、コントローラ31の操作面31aに容易に確認したり、容易に操作したりすることができる。
(第4の実施形態)
図21を参照して、本発明の第4の実施形態に係る冷凍機ユニット170について説明する。図21において、図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
冷凍機ユニット170は、第1の実施形態の冷凍機ユニット14を構成する位置調整機構29に替えて、位置調整機構171を有すること以外は、冷凍機ユニット14と同様に構成されている。
位置調整機構171は、冷凍機ユニット本体25の下方に位置する前壁22Aの前面22Aaの下部に設けられている。冷凍機ユニット本体25の上方から平面視した状態において、位置調整機構171は、冷凍機ユニット本体25から突出しないように、Y方向に延びている。
位置調整機構171は、コントローラ31がY方向に移動可能な状態で、コントローラ31を支持している。位置調整機構171としては、例えば、スライド機構を用いることが可能である。
冷凍機ユニット本体25の上方から平面視した状態において、コントローラ31は、冷凍機ユニット本体25から突出しないようにY方向に移動する。
第4の実施形態の冷凍機ユニット170によれば、Y方向にコントローラ31を移動させる位置調整機構171を有することで、作業者は、コントローラ31の操作面31aを操作しやすい位置まで、コントローラ31を移動させることが可能となる。これにより、コントローラ31の操作面31aに容易に確認したり、容易に操作したりすることができる。
なお、第4の実施形態では、Y方向に延びるように位置調整機構171を配置させた場合を例に挙げて説明したが、位置調整機構171が延びる方向は、Z方向でもよいし、Z方向及びY方向に対して交差する方向であってもよい。
(第5の実施形態)
図22を参照して、本発明の第5の実施形態に係る保冷車両180について説明する。図22において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
保冷車両180は、第1の実施形態の保冷車両10を構成する冷凍機ユニット14に替えて、冷凍機ユニット181を有すること以外は、保冷車両10と同様に構成されている。
冷凍機ユニット181は、位置調整機構29に替えて、位置調整機構183を有するとともに、さらに支持部材182を有すること以外は、冷凍機ユニット14と同様に構成されている。
支持部材182は、上端部が冷凍機ユニット本体25の下端と接続されている。支持部材182は、冷凍機ユニット本体25から下方に延びている。
位置調整機構183は、コントローラ31の位置を変位させることが可能な状態で、支持部材182の下端部とコントローラ31との間に設けられている。冷凍機ユニット本体25の上方から位置調整機構183を平面視した状態において、位置調整機構183は、冷凍機ユニット本体25から突出しないように配置されている。
位置調整機構183としては、例えば、ボールジョイントまたは支持部材182及びコントローラ31にそれぞれ設けられ、互いに引き合う一対のマグネットを用いることが可能である。
支持部材182は、位置調整機構183を介して、コントローラ31を支持している。コントローラ31は、前壁22Aの前面22Aaから離れた状態で支持されている。
冷凍機ユニット本体25の上方からコントローラ31を平面視した状態において、位置調整機構183は、冷凍機ユニット本体25からコントローラ31が突出しないように、冷凍機ユニット本体25に対するコントローラ31の相対的な位置を調整する。
このような構成とされた第5の実施形態の冷凍機ユニット181は、第1の実施形態の冷凍機ユニット14と同様な効果を得ることができる。
なお、第5の実施形態において、位置調整機構183に替えて、先に説明した位置調整機構29,95,124,141,166のうちのいずれか1つの位置調整機構を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10,180…保冷車両
11…トラクタ
12…トレーラ
14,100,105,120,140,165,170,181…冷凍機ユニット
16…フレーム
17…キャブ
21…シャーシ
22…トレーラ本体
22A…前壁
22Aa…前面
22B…天壁
25…冷凍機ユニット本体
29,95,124,141,166,171,183…位置調整機構
29A…空間
31,111…コントローラ
31a,111a…操作面
31A…表示画面
31B…操作ボタン
31C,73A〜73D,74A〜74D,83A,83B,84A,84B,155A〜155D,156A〜156D,158A,158B,159A,159B…ボルト孔
31D…第2のコネクタ
33…第3のコネクタ
34…第4のコネクタ
36,101,102,131〜133…ハーネス
36A…湾曲部
37…シール部材
41,110…箱体
41A,110B…収容空間
41B…外気取り込み口
41C,50A,110A…開口部
43…圧縮機
45…室外熱交換器
46…室外熱交ファン
48…制御基板
48A…制御基板本体
48B…第1のコネクタ
50…制御ボックス
51…減圧機構
52…室内熱交換器
54…室内熱交ファン
61,96,121,151,167…第1のブラケット
62,122,152…第2のブラケット
64,65,67,68,85,116,143,145〜147…ボルト
66,91,144…ナット
71…第1の固定板
71a,71b,81a,81b…面
71A…ねじ孔
73,74,155,156…第1の突出板部
73a,74a,83a,84a…上面
73b,74b,83b,84b…下面
76,126,129…ねじ
81…第2の固定板
81A…ボルト孔
81B…貫通部
81C,81D…貫通穴
83,84,158,159…第2の突出板部
92,93…コネクタ
107…ハーネス止め部材
112…閉塞用パネル
115…インサートナット
123…メンテナンス用入出力ポート
123A,127A…接続部
123B,125B…フランジ部
125…スイッチ
125A…切り替え部
124,126…ねじ
127…電源接続プラグ
135…電源固定板
135A…ねじ孔
155a,156a,158a,159a…右側面
155b,156b,158b,159b…左側面
182…支持部材
A…領域
G…地面
,H…高さ

Claims (13)

  1. 貨物を収容するトレーラ本体を有するトレーラと、
    前記トレーラを牽引するトラクタと、
    前記トラクタ側に配置された前記トレーラ本体の前壁の前面に設けられ、前記トレーラ本体内を冷却する冷凍機ユニットと、
    を備え、
    前記冷凍機ユニットは、前記前壁の前面の上部に設けられた箱体、及び該箱体内に収容された制御基板を有する冷凍機ユニット本体と、
    前記冷凍機ユニット本体の下方に位置する前記前壁の前面に配置され、前記制御基板と電気的に接続されるとともに、操作面を含むコントローラと、
    前記冷凍機ユニット本体を上面視した状態で該冷凍機ユニット本体から前記コントローラが突出しないように、前記冷凍機ユニット本体に対する前記コントローラの相対的な位置を調整可能な位置調整機構と、
    を有する保冷車両。
  2. 前記冷凍機ユニット本体から下方に延び、前記コントローラを支持する支持部材を有し、
    前記支持部材と前記コントローラとの間には、前記位置調整機構が設けられている請求項1記載の保冷車両。
  3. 前記位置調整機構は、前記前壁の前面の下部に固定される第1のブラケットと、
    前記コントローラが固定されるとともに、前記前壁の前面に対して前記コントローラの前記操作面が傾斜するように、前記コントローラが固定された側とは反対側が前記第1のブラケットに固定された第2のブラケットと、
    を有する請求項1または2記載の保冷車両。
  4. 前記第1のブラケットは、前記前壁の前面と接触するとともに、前記前壁に固定される第1の固定板と、
    前記前壁の前面と接触する面とは反対側に位置する前記第1の固定板の面から前記コントローラに向かう方向に突出する第1の突出板部と、
    を有し、
    前記第2のブラケットは、前記コントローラが固定される第2の固定板と、
    前記コントローラが固定された面とは反対側に位置する前記第2の固定板の面から前記第1の固定板に向かう方向に突出するとともに、前記第1の突出板部の厚さ方向に配置された2つの面のうち、一方の面と重なる面を含む第2の突出板部と、
    を有し、
    前記第2の突出板部は、前記第1の突出板部に対して傾斜した状態で該第1の突出板部にボルトで固定されている請求項3記載の保冷車両。
  5. 前記第1及び第2の突出板部は、前記トレーラ本体の高さ方向に対して対向配置されている請求項4記載の保冷車両。
  6. 前記第1及び第2の突出板部は、前記トレーラ本体の幅方向に対して対向配置されている請求項4記載の保冷車両。
  7. 前記制御基板と前記コントローラとを電気的に接続するハーネスを備え、
    前記制御基板は、第1のコネクタを有し、
    前記コントローラは、前記第2の固定板と対向する側に第2のコネクタを有し、
    前記ハーネスの一方の端部に設けられ、前記第1のコネクタに対して着脱可能な状態で装着された第3のコネクタと、
    前記ハーネスの他方の端部に設けられ、前記第2のコネクタに対して着脱可能な状態で装着された第4のコネクタと、
    を有しており、
    前記第2の固定板には、前記第2のコネクタを露出する貫通部が形成されている請求項4から6のうち、いずれか一項記載の保冷車両。
  8. 前記第1のコネクタ、前記第2のコネクタ、前記第3のコネクタ、及び前記第4のコネクタは、防水コネクタである請求項7記載の保冷車両。
  9. 前記第2の固定板には、前記制御基板と電気的に接続され、かつ前記コントローラが固定された側に突出するメンテナンス用入出力ポート、スイッチ、及び電源接続プラグが設けられている請求項4から8のうち、いずれか一項記載の保冷車両。
  10. 前記第2のコネクタは、前記コントローラの上部に配置されており、前記ハーネスのうち、前記第4のコネクタの前段に位置する部分は、前記第2のコネクタよりも下方に配置され、下向きに湾曲した湾曲部を有する請求項7または8記載の保冷車両。
  11. 前記位置調整機構は、前記前壁の前面に設けられ、前記コントローラをスライドさせるスライド機構である請求項1記載の保冷車両。
  12. 前記位置調整機構は、ボールジョイントまたは前記支持部材及び前記コントローラにそれぞれ設けられ、互いに引き合う一対のマグネットである請求項2記載の保冷車両。
  13. 箱体、及び該箱体内に収容された制御基板を有する冷凍機ユニット本体と、
    前記冷凍機ユニット本体の下方に配置され、前記制御基板と電気的に接続されたコントローラと、
    前記冷凍機ユニット本体から下方に延び、前記コントローラを支持する支持部材と、
    前記支持部材の下端部と前記コントローラとの間に設けられ、前記冷凍機ユニット本体を上面視した状態で該冷凍機ユニット本体から前記コントローラが突出しないように、前記冷凍機ユニット本体に対する前記コントローラの相対的な位置を調整可能な位置調整機構と、
    を有する冷凍機ユニット。
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