JP5173534B2 - 陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニット - Google Patents
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Description
本発明に係る陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニットの第1の態様は、保冷庫の壁面に取り付けられるハウジングと、該ハウジング内に設けられるエバポレータおよびエバポレータファンと、前記エバポレータのコイル部を左右に仕切る補強用プレートとを備え、一方のコイル部に対応してその上方または下方に偶数台のエバポレータファンが配置され、他方のコイル部に対応してその上方または下方に奇数台のエバポレータファンが配置されるとともに、前記エバポレータファンを介して前記保冷庫内の空気を吸い込み口から吸い込み、前記エバポレータに流通させて冷却した後、吹き出し口から前記保冷庫内へと吹き出す陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニットであって、前記エバポレータと前記エバポレータファンとの間に位置する前記補強用プレートに、少なくとも一つの通風用の穴が形成されている。
図1は本実施形態に係る陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニットを保冷庫内側から見た正面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は図1のB−B矢視断面図である。
なお、圧縮機は、エンジンにより直接駆動されるものであってもよいし、オルタネータ(図示せず)で発生した電力でモータを作動させ、このモータによって駆動されるものであってもよい。
また、エンジンには、エンジンを始動させるスタータ(図示せず)と、エンジンの燃焼室を加熱して寒冷時のエンジンの始動を補助する図示しないグロープラグ(始動補助部材)と、ベルトを介してエンジンによって駆動され発電するオルタネータとが備えられている。
ハウジング5内には、横長の直方体形状のエバポレータ6と遠心ファンを備えた複数台(例えば、3台)のエバポレータファン7が配設されている。エバポレータ6は、プレートフィンチューブ形の熱交換器で構成され、両端にそれぞれ端板8,9が設けられているとともに、中央部に補強用プレート10が設けられており、これら端板8,9および補強用プレート10を介してハウジング5内に水平に設置されている。また、エバポレータ6は、中央部の補強用プレート10によりコイル部が左右のコイル部6a,6bに仕切られており、図1において左側のコイル部(以下、「左側コイル部」という。)6aに対応してその上方に2台のエバポレータファン7が配置されているとともに、図1において右側のコイル部(以下、「右側コイル部」という。)6bに対応してその上方に1台のエバポレータファン7が配置されている。
図4に示すように、本実施形態に係る陸上輸送用冷凍装置21のエバポレータユニット23は、各穴15の上端から右側コイル部6bの上方に向かって(第2の空気循環流路12b内に向かって)斜め下方に延びるガイド板24を備えているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態に係る陸上輸送用冷凍装置31のエバポレータユニット33は、右側コイル部6bに対応してその上方に配置された1台のエバポレータファン7が、第2の空気循環流路12bの延在方向に対して斜めに、より詳しくは、エバポレータファン7の吸い込み口が補強用プレート10の方を向くように配置されているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態に係る陸上輸送用冷凍装置41のエバポレータユニット43は、左側コイル部6aに対応してその上方に配置された2台のエバポレータファン7のうちの、補強用プレート10の側に位置するエバポレータファン7が、第1の空気循環流路12aの延在方向に対して斜めに、より詳しくは、エバポレータファン7の吸い込み口が補強用プレート10の穴15の方を向くように配置されているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
例えば、図5に示す第3実施形態では、穴15の形成された補強用プレート10を採用したが、本実施形態において穴は必須の要素ではないため、穴15の形成されていない補強用プレートを採用することもできる。
2 保冷庫
2a 前面壁(壁面)
3 エバポレータユニット
5 ハウジング
6 エバポレータ
6a 左側コイル部(一方のコイル部)
6b 右側コイル部(他方のコイル部)
7 エバポレータファン
10 補強用プレート
11a 空気吸い込み口(吸い込み口)
11b 吹き出し口
15 穴
21 陸上輸送用冷凍装置
23 エバポレータユニット
24 ガイド板
31 陸上輸送用冷凍装置
33 エバポレータユニット
41 陸上輸送用冷凍装置
43 エバポレータユニット
Claims (6)
- 保冷庫の壁面に取り付けられるハウジングと、該ハウジング内に設けられるエバポレータおよびエバポレータファンと、前記エバポレータのコイル部を左右に仕切る補強用プレートとを備え、
一方のコイル部に対応してその上方または下方に偶数台のエバポレータファンが配置され、他方のコイル部に対応してその上方または下方に奇数台のエバポレータファンが配置されるとともに、
前記エバポレータファンを介して前記保冷庫内の空気を吸い込み口から吸い込み、前記エバポレータに流通させて冷却した後、吹き出し口から前記保冷庫内へと吹き出す陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニットであって、
前記エバポレータと前記エバポレータファンとの間に位置する前記補強用プレートに、少なくとも一つの通風用の穴が形成されていることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニット。 - 保冷庫の壁面に取り付けられるハウジングと、該ハウジング内に設けられるエバポレータおよびエバポレータファンと、前記エバポレータのコイル部を左右に仕切る補強用プレートとを備え、
一方のコイル部に対応してその上方または下方に2台のエバポレータファンが配置され、他方のコイル部に対応してその上方または下方に1台のエバポレータファンが配置されるとともに、
前記エバポレータファンを介して前記保冷庫内の空気を吸い込み口から吸い込み、前記エバポレータに流通させて冷却した後、吹き出し口から前記保冷庫内へと吹き出す陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニットであって、
前記エバポレータと前記エバポレータファンとの間に位置する前記補強用プレートに、少なくとも一つの通風用の穴が形成されていることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニット。 - 前記他方のコイル部に対応してその上方に配置されたエバポレータファンが、その吸い込み口が前記補強用プレートの方を向くように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニット。
- 前記一方のコイル部に対応してその上方に配置されたエバポレータファンのうちの、前記補強用プレートの側に位置するエバポレータファンが、その吸い込み口が前記補強用プレートに形成された前記通風用の穴の方を向くように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニット。
- 前記通風用の穴の上端から、前記一方のコイル部が配置されている第1の空気循環流路内または前記他方のコイル部が配置されている第2の空気循環流路内に向かって、ガイド板が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニット。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の陸上輸送用冷凍装置のエバポレータユニットを備えてなることを特徴とする陸上輸送用冷凍装置。
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