JP2695884B2 - エンジン駆動冷凍コンテナ - Google Patents
エンジン駆動冷凍コンテナInfo
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- JP2695884B2 JP2695884B2 JP63332845A JP33284588A JP2695884B2 JP 2695884 B2 JP2695884 B2 JP 2695884B2 JP 63332845 A JP63332845 A JP 63332845A JP 33284588 A JP33284588 A JP 33284588A JP 2695884 B2 JP2695884 B2 JP 2695884B2
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- Japan
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- container
- cooling
- drive unit
- evaporator
- engine
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、鉄道輸送におけるコンテナを冷凍可能とす
る、エンジン駆動冷却コンテナに関するものである。
る、エンジン駆動冷却コンテナに関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、船舶輸送用の冷凍コンテナは公知とされて
いるのである。しかし船舶輸送用冷凍コンテナを、鉄道
輸送の為に用いようとすると、従来の冷凍コンテナは電
源を、別から得てモーターによりコンプレッサーを駆動
する構成である為に、適当な電源を持たない貨物列車に
おいては冷凍できないという不具合があったのである。
いるのである。しかし船舶輸送用冷凍コンテナを、鉄道
輸送の為に用いようとすると、従来の冷凍コンテナは電
源を、別から得てモーターによりコンプレッサーを駆動
する構成である為に、適当な電源を持たない貨物列車に
おいては冷凍できないという不具合があったのである。
また、鉄道輸送のコンテナヤードで、一次滞留する場
合においても、コンテナヤードに適当な電源がない為
に、船舶輸送のような冷凍コンテナは鉄道において用い
ることが出来ないという不具合があったのである。
合においても、コンテナヤードに適当な電源がない為
に、船舶輸送のような冷凍コンテナは鉄道において用い
ることが出来ないという不具合があったのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は、適当な電源のない鉄道コンテナにおいても
冷凍輸送することが可能なように、冷凍コンテナの1台
毎にエンジンを付属させて、輸送の間中も該エンジンに
より冷凍コンプレッサーを駆動すべく構成したものであ
る。
冷凍輸送することが可能なように、冷凍コンテナの1台
毎にエンジンを付属させて、輸送の間中も該エンジンに
より冷凍コンプレッサーを駆動すべく構成したものであ
る。
このような構成において、エンジンを具備した冷却駆
動ユニットをコンテナに対して脱着容易な構造としたも
のであり、モノコック構造とした鉄板フレームに、エン
ジンとそのほかの冷凍装置の全てを付設したものであ
る。
動ユニットをコンテナに対して脱着容易な構造としたも
のであり、モノコック構造とした鉄板フレームに、エン
ジンとそのほかの冷凍装置の全てを付設したものであ
る。
また、このように構成した冷却駆動ユニットにおい
て、エバポレーターKの配置されたエバポレーター室n
のみは、低温側であるコンテナの内部側に開口し、その
他のエンジン室aやコンプレッサー室や制御ボックス室
やタンク室などはすべて高温側である外部に向いて開口
し、組立・点検・補修を容易としたものである。
て、エバポレーターKの配置されたエバポレーター室n
のみは、低温側であるコンテナの内部側に開口し、その
他のエンジン室aやコンプレッサー室や制御ボックス室
やタンク室などはすべて高温側である外部に向いて開口
し、組立・点検・補修を容易としたものである。
また、これらの装置を指示するモノコックフレームを
鉄板のプレスにより構成し、十分の強度を持たせると共
にエバポレーター載置台の部分で外部開口部と内部開口
部に分割した構成としたものである。
鉄板のプレスにより構成し、十分の強度を持たせると共
にエバポレーター載置台の部分で外部開口部と内部開口
部に分割した構成としたものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
するための構成を説明する。
するための構成を説明する。
コンテナBの妻側が開口し、該開口部に冷却駆動ユニ
ットUを嵌入固定することによりエンジン駆動冷凍コン
テナとする構成において、冷却駆動ユニットUの前面板
A側に、エンジン室a・コンプレッサー室f・タンク室
h・制御ボックスlを開口し、エバポレーター室nをコ
ンテナB内に向けて開口し、該エバポレーター室nの内
部に、上から順に、エバポレーターファン2とエバポレ
ーターKと山型導風ガイド板23を重複配置し、冷却駆動
ユニットUとコンテナBの側板との間に、側部冷却風通
路dを構成し、更に冷却駆動ユニットUとコンテナBの
底板との間に、底部冷却風通路mを形成し、冷却駆動ユ
ニットUの下部よりコンテナB内に冷却風を吐出させた
ものである。
ットUを嵌入固定することによりエンジン駆動冷凍コン
テナとする構成において、冷却駆動ユニットUの前面板
A側に、エンジン室a・コンプレッサー室f・タンク室
h・制御ボックスlを開口し、エバポレーター室nをコ
ンテナB内に向けて開口し、該エバポレーター室nの内
部に、上から順に、エバポレーターファン2とエバポレ
ーターKと山型導風ガイド板23を重複配置し、冷却駆動
ユニットUとコンテナBの側板との間に、側部冷却風通
路dを構成し、更に冷却駆動ユニットUとコンテナBの
底板との間に、底部冷却風通路mを形成し、冷却駆動ユ
ニットUの下部よりコンテナB内に冷却風を吐出させた
ものである。
また、冷却駆動ユニットUを、エバポレーター載置台
36と左右側板37,39と底面板38と後面板40によりモノコ
ック構造としたものである。
36と左右側板37,39と底面板38と後面板40によりモノコ
ック構造としたものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例を説明する。
図面に示した実施例を説明する。
第1図はエンジン駆動冷凍コンテナの妻側に配置した
冷却駆動ユニットの前面図、第2図は同じく冷凍駆動ユ
ニットのコンテナ内における斜視図、第3図は冷却駆動
ユニットU側の前面図、第4図は冷却駆動ユニットU部
分の側面断面図、第5図は冷却駆動ユニット部分のカバ
ーを開けた状態の前面図、第6図は冷却ファン室gとエ
ンジン室aの側面断面図である。
冷却駆動ユニットの前面図、第2図は同じく冷凍駆動ユ
ニットのコンテナ内における斜視図、第3図は冷却駆動
ユニットU側の前面図、第4図は冷却駆動ユニットU部
分の側面断面図、第5図は冷却駆動ユニット部分のカバ
ーを開けた状態の前面図、第6図は冷却ファン室gとエ
ンジン室aの側面断面図である。
第1図より第5図において全体的な構成から説明す
る。
る。
コンテナBは直方体をしており、該コンテナBの妻側
である前後面の一方に冷却駆動ユニットUが嵌挿されて
いるのである。
である前後面の一方に冷却駆動ユニットUが嵌挿されて
いるのである。
そして、該冷却駆動ユニットUの下部には、エンジン
室aとマフラー室bとコンプレッサー室fと冷却ファン
室gとタンク室hと制御ボックス室lが構成されてい
る。これらの各室は冷却駆動ユニットUの外部に対して
開口している。
室aとマフラー室bとコンプレッサー室fと冷却ファン
室gとタンク室hと制御ボックス室lが構成されてい
る。これらの各室は冷却駆動ユニットUの外部に対して
開口している。
これに対して、冷却駆動ユニットUの上部には、エバ
ポレーター室nが構成されており、該部分にエバポレー
ターファン2とエバポレーターKと山型導風ガイド板23
等が配置されている。そして該エバポレーター室nは、
低温側であるコンテナBの内部に向けて開口されている
のである。
ポレーター室nが構成されており、該部分にエバポレー
ターファン2とエバポレーターKと山型導風ガイド板23
等が配置されている。そして該エバポレーター室nは、
低温側であるコンテナBの内部に向けて開口されている
のである。
全体として冷却駆動ユニットUはコンテナBの妻側か
ら嵌合脱着可能としている。
ら嵌合脱着可能としている。
17は冷却ファン室gの開閉扉、18はエンジン室aの開
閉扉、16はマフラー室bの開閉扉、19はコンプレッサー
室fの開閉扉である。
閉扉、16はマフラー室bの開閉扉、19はコンプレッサー
室fの開閉扉である。
そして、エバポレーターファン2から吐出され、エバ
ポレーターKを通過する間に冷却された風は、エバポレ
ーターKの下に配置された山型導風ガイド板23により左
右に方向変換されて、冷却駆動ユニットUの側方に至
り、冷却駆動ユニットUとコンテナBの側板が作る側不
冷却風通路dと、冷却駆動ユニットとコンテナ底板が構
成する底部冷却風通路mを通過して、コンテナ内に送風
されるものである。
ポレーターKを通過する間に冷却された風は、エバポレ
ーターKの下に配置された山型導風ガイド板23により左
右に方向変換されて、冷却駆動ユニットUの側方に至
り、冷却駆動ユニットUとコンテナBの側板が作る側不
冷却風通路dと、冷却駆動ユニットとコンテナ底板が構
成する底部冷却風通路mを通過して、コンテナ内に送風
されるものである。
コンテナBの内部には、底部に凹凸床14が構成されて
おり、該凹凸床14の上に冷凍荷物を載置すると、該凹凸
床14の凹部にダクトが出来て冷却風がコンテナBの端部
まで送風可能となるのである。
おり、該凹凸床14の上に冷凍荷物を載置すると、該凹凸
床14の凹部にダクトが出来て冷却風がコンテナBの端部
まで送風可能となるのである。
冷却ファン室gは、第6図において示す如く、開閉扉
17の直後の前面側に冷却ファン1のモーター1aがあり、
該冷却ファン1により吸引された冷却風は、該冷却ファ
ン1を通過して後側に開口された吸引口1bより冷却ファ
ン1内に吸引されるのである。
17の直後の前面側に冷却ファン1のモーター1aがあり、
該冷却ファン1により吸引された冷却風は、該冷却ファ
ン1を通過して後側に開口された吸引口1bより冷却ファ
ン1内に吸引されるのである。
そして、該冷却ファン1よりの吐出口1cは冷却ファン
室gの下面に開口されており、該吐出口1cよりエンジン
室aの内部に冷却風が吐出される。
室gの下面に開口されており、該吐出口1cよりエンジン
室aの内部に冷却風が吐出される。
エンジン室aの冷却風が連通孔50からマフラー室bに
入ってくる。
入ってくる。
また、コンプレッサー室f内にコンプレッサーSとモ
ーターMと凝縮機Rが配置されている。さらにエンジン
室aとマフラー室bとコンプレッサー室fの上の段に
は、冷却ファン室gとタンク室hと制御ボックス室lが
配置されており、冷却ファン室gの内部には冷却ファン
1が、タンク室hの内部には燃料タンクTと加湿タンク
Hと加湿ポンプNが配置されている。また制御ボックス
室lの内部には制御ボックスPが配置されている。
ーターMと凝縮機Rが配置されている。さらにエンジン
室aとマフラー室bとコンプレッサー室fの上の段に
は、冷却ファン室gとタンク室hと制御ボックス室lが
配置されており、冷却ファン室gの内部には冷却ファン
1が、タンク室hの内部には燃料タンクTと加湿タンク
Hと加湿ポンプNが配置されている。また制御ボックス
室lの内部には制御ボックスPが配置されている。
第5図において、コンテナの下部の左右の支持脚20,2
0の部分に隠れて制御スイッチボックス21が配置されて
おり、該制御スイッチボックス21に緊急停止スイッチ26
が設けられているのである。
0の部分に隠れて制御スイッチボックス21が配置されて
おり、該制御スイッチボックス21に緊急停止スイッチ26
が設けられているのである。
第5図において、山型導風ガイド板23の両端にドレー
ン樋24が設けられており、該ドレーン樋24により集めた
ドレーン水を、三方継手28からドレーンパイプ29を介し
て、コンテナBの下方より吐出している。
ン樋24が設けられており、該ドレーン樋24により集めた
ドレーン水を、三方継手28からドレーンパイプ29を介し
て、コンテナBの下方より吐出している。
また、加湿ポンプNより加湿パイプ33を介して蒸気が
側部冷却風通路d内に噴出され、該部分で発生したドレ
ーン水もドレーンパイプ30と溢流皿31を介してドレーン
パイプ32より排出されている。
側部冷却風通路d内に噴出され、該部分で発生したドレ
ーン水もドレーンパイプ30と溢流皿31を介してドレーン
パイプ32より排出されている。
第7図は前面板Aの開閉扉を開けて、前面取り出し側
の装置を脱着状態の斜視図、第8図は冷却駆動ユニット
Uの側面シール部を示す平面図、第9図は同じく後面
図、第10図は側面シール状態を示す平面断面図、第11図
はモノコックフレームの構成を示す斜視図である。
の装置を脱着状態の斜視図、第8図は冷却駆動ユニット
Uの側面シール部を示す平面図、第9図は同じく後面
図、第10図は側面シール状態を示す平面断面図、第11図
はモノコックフレームの構成を示す斜視図である。
第7図において、エンジン室aとコンプレッサー室f
とマフラー室bと冷却ファン室gとタンク室hと制御ボ
ックス室lは高温側であるので、前面板Aの前面に向け
て開口部を設け、開閉扉より開口を開けることができ
る。
とマフラー室bと冷却ファン室gとタンク室hと制御ボ
ックス室lは高温側であるので、前面板Aの前面に向け
て開口部を設け、開閉扉より開口を開けることができ
る。
該開口部分からエンジンEとマフラー3と凝縮機Rと
コンプレッサーSと冷却ファン1と燃料タンクTと加湿
ポンプNと制御ボックスP等を嵌脱することが容易に出
来るのである。
コンプレッサーSと冷却ファン1と燃料タンクTと加湿
ポンプNと制御ボックスP等を嵌脱することが容易に出
来るのである。
しかし、エバポレーターファン2とエバポレーターK
と山型導風ガイド板23の配置された加湿ポンプNは、冷
温側でありコンテナBの内部に開口しているのであるか
ら、冷却駆動ユニットUをコンテナBに装着した状態で
はこれを取り出すことは出来ないのである。
と山型導風ガイド板23の配置された加湿ポンプNは、冷
温側でありコンテナBの内部に開口しているのであるか
ら、冷却駆動ユニットUをコンテナBに装着した状態で
はこれを取り出すことは出来ないのである。
モノコック構造のフレーム上に、必要な装置を載置し
て構成した冷却駆動ユニットUであるが、下部は高温側
であり外気に開放されており、上部は低温側でありコン
テナBの内部に開口されているのである。
て構成した冷却駆動ユニットUであるが、下部は高温側
であり外気に開放されており、上部は低温側でありコン
テナBの内部に開口されているのである。
この低温側と高温側の間をシール密閉して冷気の逃げ
出しを防ぐ必要があり、第8図、第9図、第10図の如
く、冷却駆動ユニットUをコンテナBに挿入するだけ
で、完全な密閉が可能なシールが配置されているのであ
る。
出しを防ぐ必要があり、第8図、第9図、第10図の如
く、冷却駆動ユニットUをコンテナBに挿入するだけ
で、完全な密閉が可能なシールが配置されているのであ
る。
即ち、前面板AとコンテナBの縁部との間の密閉を完
全にする為に、縁部シール35が前面板Aの裏側の四辺全
てに渡って配置されているのである。
全にする為に、縁部シール35が前面板Aの裏側の四辺全
てに渡って配置されているのである。
また、冷却駆動ユニットUの最奥部において、側部冷
却風通路dを密閉する為の縦シール25が配置されている
のである。
却風通路dを密閉する為の縦シール25が配置されている
のである。
該縦シール25から冷却風が洩れたとしても、洩れた先
はコンテナBの内部であるので、冷却効率の低下にはつ
ながらないのである。
はコンテナBの内部であるので、冷却効率の低下にはつ
ながらないのである。
また、山型導風ガイド板23により左右の分散された冷
却風が、側部冷却風通路dに向かうようにする側部冷却
風通路dの上部シール22が、エバポレーター室nの側面
でエバポレーターKの部分から突出されているのであ
る。
却風が、側部冷却風通路dに向かうようにする側部冷却
風通路dの上部シール22が、エバポレーター室nの側面
でエバポレーターKの部分から突出されているのであ
る。
該上部シール22から冷却風が洩れたとしてもコンテナ
Bの内部であるので、この部分においても冷却効率の低
下は発生しないのである。
Bの内部であるので、この部分においても冷却効率の低
下は発生しないのである。
故に、この上部シール22と縦シール25は、冷却駆動ユ
ニットU側に固設した弾性板により構成されており、コ
ンテナB側の壁面や遮蔽板34に接当することにより密閉
すべく構成しているのである。
ニットU側に固設した弾性板により構成されており、コ
ンテナB側の壁面や遮蔽板34に接当することにより密閉
すべく構成しているのである。
これに対して縁部シール35もコンテナB側と接当する
ことによりシールするのであるが、該縁部シール35は前
面板AとコンテナBの間に挟持されることにより密閉さ
れるので密閉度が高いのである。
ことによりシールするのであるが、該縁部シール35は前
面板AとコンテナBの間に挟持されることにより密閉さ
れるので密閉度が高いのである。
そして、縁部シール35、縦シール25、上部シール22と
もに冷却駆動ユニットUの側に固定されているのである
から、冷却駆動ユニットUを嵌挿するだけで密閉状態を
作り出すことが出来るように構成しているのである。
もに冷却駆動ユニットUの側に固定されているのである
から、冷却駆動ユニットUを嵌挿するだけで密閉状態を
作り出すことが出来るように構成しているのである。
そして、このように構成した冷却駆動ユニットUの基
本的なフレームは、第1図に示すモノコックフレームに
より構成しており、上部に高温側と低温側を分離するエ
バポレーター載置台36がL型のプレス板により構成され
ており、その左右に左右側板37,39が、下部には底面板3
8が、そして後面には、後面板40が配置され、これらの
フレーム板は全てプレスにより加工された鉄板であり、
これを溶接してモノコックフレームとし、さらにこの上
に断熱財固定板を被せて、高温側と低温側の間を断熱し
ているのである。
本的なフレームは、第1図に示すモノコックフレームに
より構成しており、上部に高温側と低温側を分離するエ
バポレーター載置台36がL型のプレス板により構成され
ており、その左右に左右側板37,39が、下部には底面板3
8が、そして後面には、後面板40が配置され、これらの
フレーム板は全てプレスにより加工された鉄板であり、
これを溶接してモノコックフレームとし、さらにこの上
に断熱財固定板を被せて、高温側と低温側の間を断熱し
ているのである。
故に、エバポレーター載置台36が冷却駆動ユニットU
の支持フレーム部分を構成すると共に、高温側と低温側
を隔てる隔壁部分を構成しているのである。
の支持フレーム部分を構成すると共に、高温側と低温側
を隔てる隔壁部分を構成しているのである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
奏するものである。
請求項(1)の如く構成したので、エンジン駆動冷凍
コンテナを構成するに必要な装置は全て冷却駆動ユニッ
トUの部分に集中配置することが可能であり、該冷却駆
動ユニットUをコンテナBに対して挿入することによ
り、簡単に組立取付が出来るのである。
コンテナを構成するに必要な装置は全て冷却駆動ユニッ
トUの部分に集中配置することが可能であり、該冷却駆
動ユニットUをコンテナBに対して挿入することによ
り、簡単に組立取付が出来るのである。
また、冷却風を、冷却駆動ユニットUの上部のエバポ
レーター室nの室内側より吸引して、エバポレーター室
n内のエバポレーターファン2とエバポレーターKによ
り冷却して、山型導風ガイド板23から、側部冷却風通路
dに案内し、下部に設けた底部冷却風通路mより、コン
テナB内に吐出するので、コンテナB内の冷却風の流れ
を左右に均等にすることができ、コンテナBの内部を均
一に冷却することが出来るのである。
レーター室nの室内側より吸引して、エバポレーター室
n内のエバポレーターファン2とエバポレーターKによ
り冷却して、山型導風ガイド板23から、側部冷却風通路
dに案内し、下部に設けた底部冷却風通路mより、コン
テナB内に吐出するので、コンテナB内の冷却風の流れ
を左右に均等にすることができ、コンテナBの内部を均
一に冷却することが出来るのである。
請求項(2)の如く構成したので、前面板Aの開口部
分より高温側に配置したエンジンE・冷却ファン1・燃
料タンクT・コンプレッサーS・凝縮機R・加湿ポンプ
N・制御ボックスP等を取り出すことが出来るので、こ
れらの装置の点検補修を簡単にすることが出来るもので
ある。
分より高温側に配置したエンジンE・冷却ファン1・燃
料タンクT・コンプレッサーS・凝縮機R・加湿ポンプ
N・制御ボックスP等を取り出すことが出来るので、こ
れらの装置の点検補修を簡単にすることが出来るもので
ある。
また、エバポレーター載置台36がそのまま高温側と、
低温側を分離する隔離壁を構成するので、別に隔離壁を
設ける必要がないのである。
低温側を分離する隔離壁を構成するので、別に隔離壁を
設ける必要がないのである。
また、冷却駆動ユニットUを構成する支持部分を、エ
バポレーター載置台36と左右側板37,39と底面板38と後
面板40によりモノコック構造としたことにより強固なパ
ネル構造を安価に構成することが出来たのである。
バポレーター載置台36と左右側板37,39と底面板38と後
面板40によりモノコック構造としたことにより強固なパ
ネル構造を安価に構成することが出来たのである。
第1図はエンジン駆動冷凍コンテナの妻側に配置した冷
却駆動ユニットの前面図、第2図は同じく冷却駆動ユニ
ットのコンテナないにおける斜視図、第3図は冷却駆動
ユニットU側の前面図、第4図は冷却駆動ユニットU部
分の側面断面図、第5図は冷却駆動ユニット部分のカバ
ーを開けた状態の前面図、第6図は冷却ファン室gとエ
ンジン室aの側面断面図、第7図は前面板Aの開閉扉を
開けて、前面取り出し側の装置を脱着状態の斜視図、第
8図は冷却駆動ユニットUの側面シール部を示す平面
図、第9図は同じく後面図、第10図は側面シール状態を
示す平面断面図、第11図はモノコックフレームの構成を
示す斜視図である。 K……エバポレーター a……エンジン室 b……マフラー室 d……側部冷却風通路 n……エバポレーター室 1……冷却ファン 2……エバポレーターファン 23……山型導風ガイド板
却駆動ユニットの前面図、第2図は同じく冷却駆動ユニ
ットのコンテナないにおける斜視図、第3図は冷却駆動
ユニットU側の前面図、第4図は冷却駆動ユニットU部
分の側面断面図、第5図は冷却駆動ユニット部分のカバ
ーを開けた状態の前面図、第6図は冷却ファン室gとエ
ンジン室aの側面断面図、第7図は前面板Aの開閉扉を
開けて、前面取り出し側の装置を脱着状態の斜視図、第
8図は冷却駆動ユニットUの側面シール部を示す平面
図、第9図は同じく後面図、第10図は側面シール状態を
示す平面断面図、第11図はモノコックフレームの構成を
示す斜視図である。 K……エバポレーター a……エンジン室 b……マフラー室 d……側部冷却風通路 n……エバポレーター室 1……冷却ファン 2……エバポレーターファン 23……山型導風ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−91773(JP,A) 特開 昭61−29652(JP,A) 実開 昭57−50675(JP,U) 実開 昭57−166078(JP,U) 実開 昭59−3283(JP,U) 実開 昭62−38568(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】コンテナBの妻側が開口し、該開口部に冷
却駆動ユニットUを嵌入固定することによりエンジン駆
動冷凍コンテナとする構成において、冷却駆動ユニット
Uの前面板A側に、エンジン室a・コンプレッサー室f
・タンク室h・制御ボックスlを開口し、エバポレータ
ー室nをコンテナB内に向けて開口し、該エバポレータ
ー室nの内部に、上から順に、エバポレーターファン2
とエバポレーターKと山形導風ガイド板23を重複配置
し、冷却駆動ユニットUとコンテナBの側板との間に、
側部冷却風通路dを構成し、更に冷却駆動ユニットUと
コンテナBの底板との間に、底部冷却風通路mを形成
し、冷却駆動ユニットUの下部よりコンテナB内に冷却
風を吐出させたことを特徴とするエンジン駆動冷凍コン
テナ。 - 【請求項2】請求項(1)記載の冷却駆動ユニットU
を、エバポレーター載置台36と左右側板37,39と底面板3
8と後面板40によりモノコック構造としたことを特徴と
するエンジン駆動冷凍コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63332845A JP2695884B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | エンジン駆動冷凍コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63332845A JP2695884B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | エンジン駆動冷凍コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02176382A JPH02176382A (ja) | 1990-07-09 |
JP2695884B2 true JP2695884B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=18259435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63332845A Expired - Fee Related JP2695884B2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | エンジン駆動冷凍コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695884B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750676U (ja) * | 1980-09-09 | 1982-03-23 | ||
JPS57166078U (ja) * | 1981-04-14 | 1982-10-19 | ||
JPH0686976B2 (ja) * | 1985-10-17 | 1994-11-02 | ダイキン工業株式会社 | コンテナ用冷凍装置 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP63332845A patent/JP2695884B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH02176382A (ja) | 1990-07-09 |
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