JP5235400B2 - 放電回路 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性メモリ消去動作後の正負の両高電圧を放電させる放電回路に関する。
図6にフラッシュメモリセルの簡単な断面構造と消去動作時における電位状態を示す。同時に図6には、フラッシュメモリセル消去動作後の電圧リセット時に問題となるカップリング寄生容量Cpについても併記する。図6のフラッシュメモリセルは、P型基板11にNウェル12とPウェル13が形成され、Pウェル13内にメモリセルのソース・ドレイン領域14が形成される。さらに、このソース・ドレイン領域14間でPウェル13上にフローティングゲート15とコントロールゲート16が積層して形成される。コントロールゲート16はワード線WLに接続される。このワード線WLとPウェル13間にカップリング寄生容量Cpが形成される。
このようなフラッシュメモリセルを有する現在のNORフラッシュメモリでは、データ消去に際してワード線WLにチャージポンプから供給された大きな負電圧(〜−9Vで、以下Vnegと記載する)を印加し、ウェル12,13側に別のチャージポンプから供給された大きな正電圧(〜9Vで、以下Vpmと記載する)を印加することで、フローティングゲート15にある電子をFNトンネル現象を利用してウェル13,12側に引き抜くことによりデータを消去する。図6には物理1ビットのセルのみを記載しているが、消去は通常大きなブロック単位で行われ、多数本のワード線WLに同時にVnegが印加される。したがって、トータルとしてのワード線WL−Pウェル13間のカップリング寄生容量Cpは大きなものになる。この大きなカップリング寄生容量Cpは消去動作後の電圧リセット時にカップリングノイズとして問題となる。
米国特許第6373749号明細書 特開2005−310301号公報
この悪影響の詳細は特許文献1に記載されているが、ここでも簡単に触れることにする。図7ないし図9にこの悪影響を説明する簡単なタイミングチャートを示す。図7はVnegとVpmのリセットを同時に行わず、Vnegを先行してリセットする場合のタイミングであり、特許文献2はこのタイミングを採用している。しかし、このタイミング方法では、−9Vを0Vに放電するため、大きな電圧振幅が発生し、そのノイズがカップリング寄生容量Cpを通じてフローティング状態のVpmをも上昇させる。したがって、もともと大きな電圧を持ったVpmがさらにノイズにより上昇するため、Vpmを供給しているデコーダ回路等のトランジスタの耐圧を超える危険性がある。こうなるとトランジスタに物理的なダメージを与え、チップ不良となる可能性もある。
図8は、Vpmを先行してリセットする場合であるが、同様の理由により今度はVnegが耐圧オーバとなり、先ほどと同じ危険性を持っている。
図9は、同時にリセットする場合である。この場合は、VnegとVpmのリセット能力によってノイズの受け方が変わる。図9ではVpmをリセットするトランジスタの能力がVnegに比べ高く、Vpmがすばやくリセットされる一方、Vnegのリセットは緩慢で、Vpmから受けるノイズのほうがリセットより大きくなってしまい、結局、Vnegが耐圧違反を起こすようになる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、不揮発性メモリ消去動作後、正負の両高電圧をリセットさせた際のカップリングノイズを防止することができる放電回路を提供することを目的とする。
本発明の放電回路は、不揮発性メモリ消去動作後の正負の両高電圧を放電させる放電回路であって、電源電圧から前記不揮発性メモリの負高電圧ノードに対して定電流を流すことにより、この負高電圧ノードを放電させる負高電圧側放電部と、前記負高電圧側放電部と同時に動作し、前記不揮発性メモリの正高電圧ノードから接地電圧に対して定電流を流すことにより、この正高電圧ノードを放電させる正高電圧側放電部と、を具備し、前記負高電圧側放電部と正高電圧側放電部で流す定電流の電流値は略同一であることを特徴とする。
前記負高電圧側放電部および正高電圧側放電部は、揮発性メモリ消去動作後、前記負高電圧ノードおよび正高電圧ノードに対する正負の両高電圧がリセットされた際、放電開始信号を受けて同時に動作する。
より好ましい形態としては、前記負高電圧ノードが接地電圧に放電したことを検出する負高電圧側電位検知部と、前記負高電圧側電位検知部が接地電圧に放電したことを検出すると、前記負高電圧ノードを接地電圧に固定する接地電圧固定部と、前記正高電圧ノードが電源電圧に放電したことを検出する正高電圧側電位検知部と、前記正高電圧側電位検知部が電源電圧に放電したことを検出すると、前記正高電圧ノードを電源電圧に固定する電源電圧固定部と、をさらに具備するようにする。
さらに、定電流を流すPMOSトランジスタと、基準電圧がゲートに供給されるNMOSトランジスタとを直列に接続してゲート接地型のアンプを構成することにより、前記負高電圧側放電部が前記負高電圧側電位検知部を兼ね、同様に、定電流を流すNMOSトランジスタと、基準電圧がゲートに供給されるPMOSトランジスタとを直列に接続してゲート接地型のアンプを構成することにより、前記正高電圧側放電部が前記正高電圧側電位検知部を兼ねるようにする。
さらに、前記負高電圧側放電部および正高電圧側放電部は、定電流発生部に発生した定電流を反映して、該定電流発生部に流れる定電流のM倍の定電流を流すようにする。
本発明の放電回路によれば、電源電圧から不揮発性メモリの負高電圧ノードに対して定電流を流すと同時に、この定電流の電流値と略同一の定電流を不揮発性メモリの正高電圧ノードから接地電圧に対して流して、負高電圧ノードと正高電圧ノードとを同時に放電させるようにしたので、カップリングノイズが防止され、デコーダ回路等のトランジスタにダメージを与える耐圧違反を防止できる。
以下、本発明による放電回路の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の放電回路の第1の実施形態を示す回路構成図である。この放電回路は、制御部21と、定電流発生部22と、負高電圧側放電部23と、正高電圧側放電部24とで構成される。
制御部21は、2つのインバータ211,212を直列接続して構成され、前段のインバータ211の入力には放電開始信号が供給される。
定電流発生部22は、電源電圧と接地電圧との間に接続された2つの直列回路25,26で構成される。第1の直列回路25は、2つのPMOSトランジスタ251,252と定電流源253からなり、定電流Idcを発生させる。第2の直列回路26は、2つのPMOSトランジスタ261,262と、2つのNMOSトランジスタ263,264からなり、PMOSトランジスタ262が第1の直列回路25のPMOSトランジスタ252とカレントミラーを構成することによって、第1の直列回路25と同一の定電流Idcを発生させる。また、この2つの直列回路25,26は、制御部21のインバータ211出力によってPMOSトランジスタ251,261がオンされ、同時に制御部21のインバータ212出力によってNMOSトランジスタ264がオンされることによって動作可能となる。
負高電圧側放電部23は、2つのPMOSトランジスタ231,232の直列回路からなり、電源電圧(例えば3V)と、フラッシュメモリセルの消去動作時の負高電圧ノード27すなわち、図6のフラッシュメモリセルのワードラインWLとの間に接続される。この負高電圧側放電部23は、制御部21のインバータ211出力によってPMOSトランジスタ231がオンすることにより動作可能となる。また、この負高電圧側放電部23は、PMOSトランジスタ232が前記定電流発生部22のPMOSトランジスタ252とカレントミラーを構成することにより前記定電流発生部22の定電流を反映した定電流が流れるが、PMOSトランジスタ231,232のサイズ(チャネル幅)を定電流発生部22のトランジスタサイズ(チャネル幅)より大きくすることにより、IdcのM倍のミラー比で定電流(M×Idc)が流れる。
正高電圧側放電部24は、2つのNMOSトランジスタ241,242の直列回路からなり、フラッシュメモリセルの消去動作時の正高電圧ノード28すなわち、図6のフラッシュメモリセルのPウェル13と、接地電圧(0V)との間に接続される。この正高電圧側放電部24は、制御部21のインバータ212出力によってNMOSトランジスタ242がオンすることにより動作可能となる。また、この正高電圧側放電部24は、NMOSトランジスタ241が前記定電流発生部22のNMOSトランジスタ263とカレントミラーを構成することにより前記定電流発生部22の定電流を反映した定電流が流れるが、NMOSトランジスタ241,242のサイズ(チャネル幅)を定電流発生部22のトランジスタサイズ(チャネル幅)より大きくすることにより、IdcのM倍のミラー比で定電流(M×Idc)が流れる。
なお、負高電圧ノード27がフラッシュメモリセルのワードラインWL、正高電圧ノード28がフラッシュメモリセルのPウェル13であるから、負高電圧ノード27と正高電圧ノード28間には図6で示したカップリング寄生容量Cpが存在する。さらに、負高電圧ノード27と正高電圧ノード28のそれぞれには、対接地寄生容量291,292が接続される。さらに、フラッシュメモリセルの消去動作時、負高電圧ノード27には負の高電圧(例えば−9Vで、以下Vnegと記載する)が、正高電圧ノード28には正の高電圧(例えば9Vで、以下Vpmと記載する)が印加される。
このように構成された放電回路は、フラッシュメモリセルの消去動作後、負高電圧ノード27と正高電圧ノード28に印加されるVnegとVpmがリセットされた際、放電開始信号が入力されることにより動作する。そして、この放電回路が動作すると、負高電圧側放電部23により、電源電圧(3V)から負高電圧ノード27(−9V)に対してM×Idcの定電流が流れる。同時に、正高電圧側放電部24により、正高電圧ノード28(9V)から接地電圧(0V)に対してM×Idcの定電流が流れる。そして、このように定電流が流れる結果、負高電圧ノード27は図2に示すように−9Vから0V(接地電圧)に直線的に放電し、同時に正高電圧ノード28は9Vから3V(電源電圧)に直線的に放電するようになり、両高電圧ノード27と28が同時に逆電圧方向に対称的に放電することにより、一方側の電位変化がカップリング寄生容量Cpを介して他方側に影響を及ぼすカップリングノイズが防止され、デコーダ回路等のトランジスタにダメージを与える耐圧違反を防止できる。さらに、定電流発生部22の定電流Idcに対する負高電圧側放電部23と正高電圧側放電部24の定電流ミラー比Mを制御することにより、放電時間を制御することができる。
実際には負高電圧ノード27および正高電圧ノード28ともカップリング寄生容量Cpの外に対接地の寄生容量291,292が存在するため、所望の電圧への放電(−9V→0V、9V→3V)の所要時間は負高電圧ノード27と正高電圧ノード28とで異なり、図1の構成だけではカップリングノイズは防げるものの、所望電圧到達後の処理ができない。これを解決するため、放電セルフストップ機能を備えた放電回路を第2の実施形態として図3および図4に示す。図3は負高電圧ノード用の放電回路、図4は正高電圧ノード用の放電回路を示す。図3および図4は相補回路になっており、動作原理は全く同様であるので、図3の負高電圧ノード用放電回路を用いて第2の実施形態を説明することとする。
図3の放電回路は、バイアス部31と、放電兼電位検知部32と、制御部33と、接地電圧固定部34とを有する。
制御部33は、放電開始パルスが入力に供給されるインバータ331と、このインバータ331の出力、放電終了信号およびイネーブル信号が供給されるフリップフロップ332と、このフリップフロップ332の出力に接続され、放電開始信号を出力するインバータ333とで構成される。
接地電圧固定部34は、放電開始信号を一方の入力に直接受け、他方の入力に3つのインバータ342を直列に介して放電開始信号を受けるナンド回路341と、このナンド回路341の出力とイネーブル信号が入力されるフリップフロップ343と、このフリップフロップ343の出力とイネーブル信号が入力されるナンド回路344と、このナンド回路344出力の接地電圧固定信号をレベルシフトするレベルシフタ345と、このレベルシフタ345の出力により制御され、負高電圧ノード35と接地電圧間に接続されたNMOSトランジスタ346とからなる。負高電圧ノード35には、該負高電圧ノード35にVnegを供給するネガティブチャージポンプ回路36が接続される。
バイアス部31は、2つのPMOSトランジスタ311,312と、1つのNMOSトランジスタ313の直列回路からなり、電源電圧と接地電圧間に接続される。PMOSトランジスタ311は、放電開始信号によりオンされることにより、このバイアス部31を動作可能とする。PMOSトランジスタ312は、図1の定電流発生部22のPMOSトランジスタ252とカレントミラーを構成することにより、このバイアス部31に定電流Idcを発生させ、NMOSトランジスタ313のドレインには基準電圧Vrefを発生させる。
放電兼電位検知部32は、3つの直列回路37,38,39と、1つのNMOSトランジスタ40でなる。
第1の直列回路37は、2つのPMOSトランジスタ371,372と、1つのNMOSトランジスタ373でなり、電源電圧と接地電圧間に接続される。PMOSトランジスタ371は、放電開始信号によりオンされることにより、この第1の直列回路37を動作可能とする。NMOSトランジスタ373は、バイアス部31のNMOSトランジスタ313とカレントミラーを構成することにより、この第1の直列回路37にバイアス部31と同一の定電流Idcを発生させる。
第2の直列回路38は、2つのPMOSトランジスタ381,382と、1つのNMOSトランジスタ383でなり、電源電圧と負高電圧ノード35との間に接続される。PMOSトランジスタ381は、放電開始信号によりオンされることにより、この第2の直列回路38を動作可能とする。PMOSトランジスタ382は、第1の直列回路37のPMOSトランジスタ372とカレントミラーを構成することにより、この第2の直列回路38に第1の直列回路37の定電流を反映して定電流を発生させるが、この第2の直列回路38のMOSトランジスタ381,382,383のサイズ(チャネル幅)を大きくすることにより、IdcのM倍のミラー比で定電流(M×Idc)が流れるようにする。この第2の直列回路38が負高電圧ノード35に対する放電部となる。NMOSトランジスタ383は、バイアス部31のNMOSトランジスタ313のドレインに発生する基準電圧Vrefをゲートに供給することで、PMOSトランジスタ382とともにゲート接地型のアンプを構成する。このアンプは、負高電圧ノード35の放電時、負高電圧ノード35が接地電圧に放電したことを、NMOSトランジスタ383のドレイン電位の変化として検出する。したがって、負高電圧ノード35に対する放電部が、接地電圧に放電したことを検出する電位検知部を兼ねるようになる。
第3の直列回路39は、2つのPMOSトランジスタ391,392と、1つのNMOSトランジスタ393でなり、電源電圧と接地電圧間に接続される。PMOSトランジスタ391は、放電開始信号によりオンされることにより、この第3の直列回路39を動作可能とする。PMOSトランジスタ392とNMOSトランジスタ393は、カスケード接続されたソース接地型アンプを構成し、前段のNMOSトランジスタ383のドレインに現れる放電検出信号を増幅して放電終了信号として出力する。
NMOSトランジスタ40は、放電終了信号のラインと接地電圧間に接続され、放電開始信号により制御される。
図3の負高電圧ノード用放電回路は以上のように構成されるが、図4の正高電圧ノード用放電回路も、MOSトランジスタの極性、電圧の印加状態が反対であるが、上記の負高電圧ノード用放電回路と同様に構成される。そこで、図4については、図3と同一部分に図3と同一符号を付して詳細な説明は省略する。ただし、図4では、制御部33が、2つのインバータ334,335と、2つのノアー回路336,337から構成されている。また、放電させるノードが正高電圧ノード51であり、この正高電圧ノード51にポジティブチャージポンプ回路52からVpmが印加される。さらに、放電兼電位検知部32は、正高電圧ノード51が電源電圧に放電したことを検出し、固定部は電源電圧固定信号により正高電圧ノード51を電源電圧に固定する電源電圧固定部34′である。さらに、放電兼電位検知部32は、定電流を流すNMOSトランジスタ382′と、基準電圧がゲートに供給されるPMOSトランジスタ383′とを直列に接続してゲート接地型のアンプを構成している。
上記のように構成された放電回路(図3)の動作を図5の動作シーケンスを参照して説明すれば、次のとおりである。消去前のスタンバイ時、イネーブル信号は“L”(図5のa)であり、接地電圧固定信号は“H”(図5のb)で、負高電圧ノード35はNMOSトランジスタ346により接地電圧に固定されている。消去開始と同時にイネーブル信号は“H”(図5のc)となり、接地電圧固定信号は“L”(図5のd)となって、負高電圧ノード35が接地電圧から解放される。同時に、ネガティブチャージポンプ回路36からVneg(−9V)が負高電圧ノード35に印加される(図5のm)。
したがって、消去が実施されるが、その消去が完了し、Vnegがリセットされると、同時に放電開始パルスが短い“H”パルス(図5のe)を出すことで放電開始信号が“H”→“L”(図5のf)になり、バイアス部31と放電兼電位検知部32が動作することにより放電が開始される。すなわち、バイアス部31が定電流Idcを生成し、NMOSトランジスタ313,373のカレントミラーによりPMOSトランジスタ372に定電流Idcを流し、さらにPMOSトランジスタ382にミラー比Mで接続されることで負高電圧ノード35に定電流M×Idcが電源電圧から流され、負高電圧ノード35が放電される。
そして、この放電により負高電圧ノード35が接地電圧に到達すると(図5のk)、PMOSトランジスタ382とNMOSトランジスタ383でなるゲート接地型のアンプで接地電圧への到達が検出され、検出信号が、PMOSトランジスタ392とNMOSトランジスタ393でなるカスケード接続されたソース接地型アンプを通じて放電終了信号として出力される(図5のh)。
この放電終了信号は放電開始時点で“H”(図5のg)になっているが、負高電圧ノード35が接地電圧に到達した時点でレベル検知により“L”(図5のh)になる。これが放電開始信号を“H”(図5のi)にしてバイアス部31と放電兼電位検知部32の動作を停止させ、負高電圧ノード35への定電流放電を停止させるとともに、放電終了信号ラインはNMOSトランジスタ40をオンさせて接地電圧に固定し、さらに接地電圧固定信号を“H”(図5のj)にして負高電圧ノード35をNMOSトランジスタ346を通じて接地電圧に固定する。
図4に示す正高電圧ノード51の放電についても全く同様のシーケンスをたどり、最終的に電源電圧に固定される。図5では負高電圧ノード35が接地電圧GNDに到達した時点(図5のk)で、まだ正高電圧ノード51が電源電圧VDDに到達しておらず放電継続中の様子を示しているが、負高電圧ノード35が接地電圧GNDに到達した時点(図5のk)で該負高電圧ノード35がNMOSトランジスタ346により接地電圧GNDに固定されることにより、継続中の正高電圧ノード51の放電によるノイズが負高電圧ノード35に影響することを防止できる。これは正高電圧ノード51の放電が早く終了した場合でも全く同様である。これらの放電シーケンスをたどることで、カップリングノイズの影響を無くし、定電流量の調整により高速放電が可能となる。また、放電電位を検知することで放電後の電位も完全にコントロールすることが可能となる。
本発明による放電回路の第1の実施形態を示す回路構成図。 図1の放電回路による放電特性を示す波形図。 本発明による放電回路の第2の実施形態、特に負高電圧ノード用の放電回路を示す回路構成図。 本発明による放電回路の第2の実施形態、特に正高電圧ノード用の放電回路を示す回路構成図。 本発明の第2の実施形態の動作シーケンスを示すタイミングチャート。 フラッシュメモリセルの簡単な断面構造と消去動作時における電位状態を示す図。 従来の問題点を説明するためのタイミングチャート。 従来の問題点を説明するためのタイミングチャート。 従来の問題点を説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
22 定電流発生部
23 負高電圧側放電部
24 正高電圧側放電部
27,35 負高電圧ノード
28,51 正高電圧ノード
32 放電兼電位検知部
34 接地電圧固定部
34′ 電源電圧固定部
382 PMOSトランジスタ
383 NMOSトランジスタ
382′ NMOSトランジスタ
383′ PMOSトランジスタ

Claims (3)

  1. 不揮発性メモリ消去動作後の正負の両高電圧を放電させる放電回路であって、
    電源電圧から前記不揮発性メモリの負高電圧ノードに対して定電流を流すことにより、この負高電圧ノードを放電させる負高電圧側放電部と、
    前記負高電圧側放電部と同時に動作し、前記不揮発性メモリの正高電圧ノードから接地電圧に対して前記負高電圧側放電部で流す電流と略同一である定電流を流すことにより、この正高電圧ノードを放電させる正高電圧側放電部と、
    前記負高電圧ノードが接地電圧に放電したことを検出する負高電圧側電位検知部と、
    前記負高電圧側電位検知部が接地電圧に放電したことを検出すると、前記負高電圧ノードを接地電圧に固定する接地電圧固定部と、
    前記正高電圧ノードが電源電圧に放電したことを検出する正高電圧側電位検知部と、
    前記正高電圧側電位検知部が電源電圧に放電したことを検出すると、前記正高電圧ノードを電源電圧に固定する電源電圧固定部と、
    定電流を流すPMOSトランジスタと、基準電圧がゲートに供給されるNMOSトランジスタとを直列に接続してゲート接地型のアンプを構成することにより、前記負高電圧側放電部が前記負高電圧側電位検知部を兼ね、
    同様に、定電流を流すNMOSトランジスタと、基準電圧がゲートに供給されるPMOSトランジスタとを直列に接続してゲート接地型のアンプを構成することにより、前記正高電圧側放電部が前記正高電圧側電位検知部を兼ねる
    ことを特徴とする放電回路。
  2. 前記負高電圧側放電部および正高電圧側放電部は、揮発性メモリ消去動作後、前記負高電圧ノードおよび正高電圧ノードに対する正負の両高電圧がリセットされた際、放電開始信号を受けて同時に動作することを特徴とする請求項1に記載の放電回路。
  3. 前記負高電圧側放電部および正高電圧側放電部は、定電流発生部に発生した定電流を反映して、該定電流発生部に流れる定電流のM倍の定電流を流すことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の放電回路。
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