JP5230373B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、読取原稿の画像情報をデジタルデータに変換し、プリンタ等の画像形成装置やネットワークに接続されたコンピュータ等のストレージデバイスに出力する複合機におけるスキャナ等の画像読取装置が広く用いられている。最近では、画像読取処理における生産性が高い装置がユーザニーズとして取り上げられる傾向がある。さらに、FCOT(First Copy Output Time)、すなわち、読取開始指示から1枚目の出力までの時間、が短い装置が、スペックとして重要視される傾向も出てきている。
従来の画像読取装置では、白黒画像の原稿やフルカラー画像の原稿など読取の際に色モード毎の画像読取クロックを設定する構成をもつものがある。色モードに応じた画像読取クロックを設定、例えば白黒モードでは画像読取クロックを高速に設定して高速読取を実現することで、白黒モードでの生産性を高くしているものがある。例えば特許文献1によれば、プレスキャンを実施して色モードを判断した上で、本スキャンでフルカラーモード用と白黒モード用にそれぞれ異なる画像読取用クロックの設定を行っている。
また、読取速度や画像転送速度については、白黒モード及びフルカラーモードともに一定となっており、プレスキャンは実施しない構成をもつ画像読取装置がある。この画像読取装置では、白黒画像かフルカラー画像かの色モードの判断、及び文字部の抽出や絵としての画像データ部の抽出等の画像処理は実施するものの、読み取られた原稿画像について白黒画像かフルカラー画像か意識することなく同一の処理をさせている。
一方で、画像読取処理の生産性を高くしたいというユーザのニーズがあることを考慮して、白黒モードでは高速に読取動作を実施し、フルカラーモードでは高画質の読取動作を実施するというスペックが、ユーザニーズとして取り上げられる傾向がある。このユーザニーズを考慮した画像読取のために、1ラインの白黒ラインセンサと3ラインのカラーラインセンサ(RGB)の計4ラインのラインセンサ構成をもつ画像読取装置がある。例えば特許文献2には、フルカラーモードと白黒モードとの画像読取装置のクロックの設定に関して記述されている。
特開平8−251355公報 特開2003−274115公報
しかしながら、特許文献1によれば、カラーモード用と白黒モード用とに各々のクロック設定を選択して設定するようになっているが、画像読取用の本スキャンの前に色モードを検知させることを目的としたプレスキャンを実施している。そして、白黒モード及びフルカラーモードの各色モードに応じて画像クロックを切り替えている。この場合、各色モードに応じた読取制御は最適にできるが、FCOTを短くするという観点では、色モード特定のために余分なプレスキャンを実施していることから、読取終了するまでに時間がかかってしまうという問題がある。
また、特許文献2によれば、白黒モードでは白黒ラインセンサで高速に読み取り、フルカラーモードではカラーラインセンサで高画質に読み取るように、各色モードについての画像クロックの設定に関して記述されている。しかしながら、どちらのセンサを使用するのかの判断方法や各センサ使用のための設定タイミングをどうするか等については言及していない。
各センサを効率的に使用するためには、各センサのために適切な画像転送用クロックの設定が必要となる。FCOTを短くしていくためには、時間にして0.1秒程度の時間であったとしても大きく影響してくる。従って、ジョブ開始を指示した後に画像転送用クロックの切替や設定を実施すると、画像転送用クロックの切替に要する時間も大きく関係してくるため、FCOTを短くするための障害にもなりかねないという問題がある。
本発明は、カラーラインセンサと白黒ラインセンサとを備え、前記カラーラインセンサによる原稿の読み取りと前記白黒ラインセンサによる原稿の読み取りとで異なるパラメータに基づいて原稿を読み取る画像読取装置において原稿の読取開始指示から1枚目の原稿の読み取りまでの時間を短くすることを目的とする
前記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、カラーラインセンサと白黒ラインセンサとを備え、前記カラーラインセンサによる原稿の読み取りと前記白黒ラインセンサによる原稿の読み取りとで異なるパラメータに基づいて原稿を読み取る画像読取装置であって、原稿の読取開始指示を入力する前に、前記白黒ラインセンサにより原稿画像を読み取る白黒読取モードで原稿画像を読み取るか、前記カラーラインセンサにより原稿画像を読み取るカラー読取モードで原稿画像を読み取るかを予測する予測手段と、原稿の読取開始指示を入力する前に、前記予測手段がカラー読取モードと予測した場合は、前記原稿の読取開始指示の入力を待つことなく、前記カラーラインセンサ原稿を読み取るためのパラメータを設定し、前記予測手段が白黒読取モードと予測した場合は、前記原稿の読取開始指示の入力を待つことなく、前記白黒ラインセンサで原稿を読み取るためのパラメータを設定する設定手段と、前記原稿の読取開始指示の入力に応じて、前記予測手段によって予測された読取モードと前記原稿の読み取りにおいて指定された読取モードとが合致しているか判定する判定手段と、前記判定手段により、前記予測手段によって予測された読取モードと前記原稿の読み取りにおいて指定された読取モードとが合致していないと判定された場合は、前記設定されたパラメータを、前記原稿の読み取りにおいて指定された読取モードに対応したパラメータに切り替える切替手段と、を有することを特徴とする。
以上、本発明によれば、カラーラインセンサと白黒ラインセンサとを備え、前記カラーラインセンサによる原稿の読み取りと前記白黒ラインセンサによる原稿の読み取りとで異なるパラメータに基づいて原稿を読み取る画像読取装置において原稿の読取開始指示から1枚目の原稿の読み取りまでの時間を短くすることができる
以下、本発明の一実施形態を、添付図面に従って詳細に説明する。
<本実施形態の画像読取装置の構成例>
図1は、本実施形態の画像読取装置の構成例を模式的に示す断面図である。
本実施形態の画像読取装置1000は、画像読取部200、自動原稿給紙部(以下、ADF)100、及び図1には図示しないコントローラ部から構成されている。
(自動原稿給紙部(ADF)100の構成例)
ADF100の動作について、図1を参照しながら説明する。図1に示すADF100は、1枚以上の原稿シートで構成される原稿束Sを積載する原稿トレイ30と、原稿の搬送開始前に、原稿束Sが原稿トレイ30より突出して下流への進出を規制する分離パッド21と、給紙ローラ1とを有する。給紙ローラ1は、原稿トレイ30に積載された原稿束Sの原稿面に落下し、回転する。これにより、原稿束の最上面の原稿が給紙される。給紙ローラ1によって給送された原稿は、分離ローラ2と分離パッド21の作用によって1枚に分離される。この分離は周知のリタード分離技術によって実現されている。
分離ローラ2と分離パッド21によって分離された原稿は、搬送ローラ対3により、レジストローラ4へ搬送され、レジストローラ4に原稿を突き当てられる。これにより、原稿はループ状に形成され、原稿の搬送における斜行が解消される。レジストローラ4の下流側には、レジストローラ4を通過した原稿を流し読みガラス201方向へ搬送する給紙パスが配置されている。
給紙パスに送られた原稿は、大ローラ7及び給送ローラ5によりプラテン上に送られる。ここで、大ローラ7は、流し読みガラス201に接触する。大ローラ7により給送された原稿は、搬送ローラ6を通過し、ローラ16と移動ガラスの間を移動して、排紙フラッパ及び排紙ローラ8を介して原稿排紙トレイ31へ排出される。
図1のADF100は、反転両面することで原稿の裏面画像を読み取るタイプであり、排紙ローラ8に原稿を噛ませた状態で、排紙ローラ8を逆転させて排紙フラッパを切り替えることにより、反転パス19へ原稿を移動させる。移動した原稿を反転パス19からレジストローラ4へ突き当て、再度原稿がループ状に形成されることによって、原稿の搬送における斜行を解消する。その後、給送ローラ5及び大ローラ7により、再び原稿を流し読みガラス201へ移動させることで、原稿の裏面を流し読みガラス201で読み取ることが可能である。
また、原稿トレイ30には、積載された原稿束の副走査方向にスライド可能なガイド規制板15が設けられているとともに、このガイド規制板に連動して原稿幅を検出する原稿幅検知センサ(図示せず)が設けられている。上記原稿幅検知センサとレジ前センサ11との組み合わせにより、原稿トレイ30上に積載された原稿束の原稿サイズが判別可能となる。また、搬送パス内に設けられた原稿長検知センサ(図示せず)により、搬送中の原稿の先端検知から後端検知までの搬送距離から原稿長を検出することも可能である。また、検知した原稿長と上記原稿幅検知センサとの組み合わせからも、原稿サイズが判別可能である。
(画像読取部200の構成例)
画像読取部200は、原稿台ガラス202上の原稿については、光学スキャナユニット209が図1の矢印に示す副走査方向に走査することで、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取る。また、ADF100上の原稿については、原稿トレイ30上の原稿を一枚ずつ読取中心位置へ原稿を搬送する。さらに、光学スキャナユニット209をADF100の大ローラ7の読取中心位置に来るように移動し、大ローラ7の読取中心位置で原稿を読み取る。ADF100上の原稿、又は原稿台ガラス202上の原稿は、次の光学系で読み取られる。この光学系は、流し読みガラス201、原稿台ガラス202、ランプ203とミラー204を有するスキャナユニット209、ミラー205及び206、レンズ207、CCDセンサユニット210を備える。読み取られた画像情報を光電変換して、図1には図示しないコントローラ部に画像データとして入力する。また、白板219は、シェーディングによる白レベルの基準データを作成するための白板である。
本実施形態では、CCDセンサユニット210は、以下に図5で示すように、カラー画像読取用(RGB)CCD(3ラインセンサユニット)212、白黒画像読取用CCD(1ラインセンサユニット)211で構成される。原稿がカラー画像の場合には、カラー画像読取用(RGB)CCD212で読み取ると、画像再現性の豊かな画像に読み取ることが可能である。また、白黒画像読取用CCD211で読み取ると、白黒画像読取用CCD211の特性に応じて読取処理の生産性(読取速度)を上げて読むことが可能である。
<本実施形態の画像読取装置の制御部の構成例>
図2Aは、本実施形態の画像読取装置の制御部の構成例を示すブロック図である。
(ADF100の制御ブロック)
ADF100の制御ブロックは、中央演算処理部である制御手段(以下、CPU)300、リードオンリーメモリ(以下、ROM)301、ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)302、出力ポート、及び、入力ポートを備えている。ROM301には、制御用プログラムや固定パラメータが格納されており、RAM302には、入力データや作業用データが格納されている。
出力ポートには、各種搬送用のローラを駆動するモータ303、ソレノイド306、クラッチ307が接続されており、入力ポートには、図示しない各種センサ304がそれぞれ接続されている。
CPU300は、バスラインを介して接続されたROM301に格納された制御プログラムにしたがって、紙搬送を制御する。CPU300は、画像読取部200の中央演算処理部(CPU)321と制御用通信線351を介してシリアル通信を行い、画像読取部200との間で制御データの授受を行うようになっている。また、原稿画像データの先端の基準となる画先信号も制御用通信線351を通して画像読取部200に通知される。
(画像読取部200の制御ブロック)
画像読取部200の制御ブロックにおいて、321がCPUであり、画像読取部200の制御をすべて行っている。CPU321にはプログラムを格納するROM322、ワーク領域を提供するRAM323が接続される。なお、RAM323は不揮発性の記憶を行う領域も含むワーク領域を示している。また、RAM323とは別にディスクなどの大容量の外部記憶部を備え、プログラムを外部記憶部からRAM323にロードしてCPU321で実行する構成でもよい。
326は光学系モータドライブ部であり、光学系駆動モータを駆動させるためのドライバ回路である。画像読取部200には、ランプ203、CCDセンサユニット210(表面画像用の白黒画像読取用CCD211/表面画像用のカラー画像読取用CCD212)が接続されている。CPU321は、光学系モータドライバ部326を制御し、画像処理部325を介してCCDセンサユニット210を制御することで画像読取処理を実施している。
紙搬送を実現するために、CPU321はADF100の紙搬送制御用のCPU300に制御用通信線351を介して紙搬送制御についてのコマンドを送って指示する。指示されたCPU300が、搬送パス上に設置されている各センサ304をモニタし、負荷である搬送用のモータ303、ソレノイド306、クラッチ307を駆動することで、紙搬送を実現している。このように、CPU321はADF100による紙搬送と、画像読取部200による画像読取制御を行っている。324は紙間補正を行う紙間補正処理部である。
レンズ207でCCDセンサユニット210(カラー画像読取用(RGB)CCD212、白黒画像読取用CCD211のいずれか)上に結像された画像信号は、デジタル画像データに変換される。変換された画像データは、さらに画像処理部325でシェーディングをはじめとして、画像データ上のスジ画像等を検知して補正するための各種画像処理が実施されて、画像メモリ部329に書き込まれる。
画像メモリ部329に書き込まれたデータは順次、画像転送用クロック信号線を含むコントローラ・インタフェースの画像通信線353を通してコントローラ部400へ送信される。さらに、原稿画像データの先端の基準となる画先信号は、CPU321でタイミングを調整して、コントローラ・インタフェースの制御通信線352を通してコントローラ部400へ通知される。ADF100からの通信ラインで通知される画先信号についても、同様に画像読取部200のCPU321でタイミングを調整して、コントローラ・インタフェースの制御通信線352を通してコントローラ部400へ通知される。
CPU321が制御バスライン上に接続された画像処理部325を制御する。さらに、CPU321は、画像処理部325を介して制御用通信線354から制御信号をCCDセンサユニット210に伝達することで、CCDセンサユニット210を制御する。CCDセンサユニット210で原稿画像を走査する過程で、カラー画像読取用CCD212あるいは白黒画像読取用CCD211により読み取られる。そして、読み取られた1ラインごとのアナログの画像信号が、画像転送用クロック信号線を含む画像データ通信線214あるいは215からCCD制御部213に出力される。
CCD制御部213でアナログ信号がデジタル画像データに変換され、画像転送用クロック信号線を含む画像データ情報通信線355から画像メモリ部329を経由して、コントローラ部400へ送信される。
(コントローラ部400の制御ブロック)
画像処理用のコントローラ部400は、画像読取部200、自動原稿給紙部100を含む画像読取装置1000の全体を制御する装置である。コントローラ部400は、制御部401、変倍回転等の回転変倍回路402、補正回路403、画像メモリ404、操作部405を有している。
画像データ情報通信線355から画像メモリ部329を経由して、コントローラ部400へ送信された画像データは、変倍回転等の回転変倍回路402により画像制御をされた後、補正回路403へ送信される。そして、補正回路403は画像データに対して補正処理を行い、画像メモリ部404に書き込む。以上の処理が原稿画像領域の画像データに対して実施されて、原稿の読取画像が生成される。
<本実施形態において使用されるデータ例>
図2Bは、本実施形態で画像読取部200のRAM323に記憶されて、画像転送用クロックの切り替えや設定に使用されるデータの例を示す図である。なお、図2Bには本実施形態に特有なデータのみを示し、汎用データは示していない。
図2Bで、323aは、操作部405において"リモート"が選択されていることを、PULLスキャンジョブの開始と予測するフラグとして記憶する領域である。323bは、操作部405において"送信/ファックス"が選択されていることを、FAXジョブの開始と予測するフラグとして記憶する領域である。323cは、操作部405において"コピー"が選択されていることを、コピージョブの開始と予測するフラグとして記憶する領域である。323dは、操作部405において"ボックス"が選択されていることを、PUSHスキャンジョブの開始と予測するフラグとして記憶する領域である。
323eは、優先度の高いデフォルトモードが設定されているか否か、設定されている場合のデフォルトモードがカラー読取モードか白黒読取モードかを記憶する領域である(図9参照)。323fは、画像読取の動作回数(スキャンカウント)を今までの総カウント、過去100回の中でのカウントを、カラーと白黒に分けて記憶するスキャンカウンタの領域である。323gは、ADF100に原稿がセットされたか否かの検知結果を記憶する領域である。
323hは、本実施形態で画像読取の前に色指定モードがカラー読取モードか白黒読取モードかを予測した結果を記憶する領域である。323iは、コントローラ部400の走査部405、あるいは外部のホストコンピュータで指定された色指定モードを記憶する領域である。323jは、今設定されている色指定モードを記憶する領域である。
323kは、図4Bで後述するCCD制御部213に設定して、画像転送用クロックの周波数を色指定モードに対応して制御するためのパラメータであるCCD制御部レジスタ値を記憶する領域である。
<CCDセンサユニット210の構成例>
図3は、CCDセンサユニット210の構成例を示す図である。
図3に示すように、CCDセンサユニット210(白黒画像読取用CCD211及びカラー画像読取用CCD212)を使用して画像を読み取ることが可能である。白黒画像読取用CCD211は1ラインのラインセンサからなり、カラー画像読取用CCD212はRGB用の3ラインのラインセンサからなる。
本実施形態では、このよに設定の異なる白黒画像読取用DCC211及びカラー画像読取用CCD212を制御するために、CPU321からの画像処理部325を介して、CCDセンサユニット210を制御するようにしている。画像処理部325からCCDセンサユニット210に対しては、実際にはCCDセンサユニット210内部にあるCCD制御部213を介して、白黒画像読取用CCD211とカラー画像読取用CCD212を制御する。
<本実施形態の読取画像の転送例>
以下、本実施形態に関連する処理である、画像読取部200からコントローラ部400への画像転送について、詳細に説明する。
(本実施形態の色モード切り替えの概略)
上記の説明での画像転送に使用される画像転送用クロックは、図4Aに示すように、カラー画像用あるいは白黒画像用とで周波数が異なるように設定される。白黒画像の高速読取のため、または、フルカラー画像の高画質読取のために、カラー画像用に対して白黒画像用の画像転送用クロックの周波数が大きくなるように設定している。
CCDセンサユニット210からの画像データの出力の際、画像転送用クロックを白黒画像読取用CCD211用とフルカラー画像読取用CCD212用にそれぞれ持つ。そこで、各センサを使用する際に、CCDセンサユニット210に既に設定されている画像転送用クロックの設定内容に対して設定が異なる場合には、各センサ用に設定を切り替える必要がある。
図4Bに、CCD制御部213のレジスタマップの一例を示す。このCCD制御部213のレジスタは、CCD制御部213の動作詳細について設定するためのものである。このレジスタの設定に基づき、CCD制御部213が白黒用CCDおよびカラー用CCDを駆動させることになる。CCD制御部213の動作詳細設定で、以下で説明する画像転送用クロックについては、信号区間設定や信号出力のON/OFF区間の設定等についての設定となる。また、その他にも、基本的なCCD駆動のON/OFF切替設定、CCD制御の主走査区間長範囲設定、白黒用CCD/カラー用CCDの選択設定等、CCD制御についての一連の制御用の詳細設定することによりCCDが駆動することになる。
CCD制御部213は、図4Bの例に示すように、画像転送用クロック設定に関連するレジスタに設定された値に対応した画像転送用クロックで動作する。また、このレジスタマップにあるように、白黒モードとカラーモードとでは複数のレジスタアドレスに渡り設定が異なる。各色モードに応じた設定値がレジスタへ設定されて初めて画像転送用クロックの切替が可能となる。こうして、設定の切替が必要な際にCPU部321からCCDセンサユニットを制御して画像転送用クロックの切替設定する。
ここで、これらのレジスタにアクセスする場合には、
(1) CPU部321からアドレスバス/データバスを配線して、高速なバスクロックに同期してCCD制御部213のレジスタへ設定する。
(2) シリアル転送によりCCD制御部213のレジスタのアドレスおよびデータを順次転送して設定する。
の2通りが想定できる。
(1)の場合、高速なバスクロックに同期してCCD制御部213のレジスタに対して高速に設定が可能である。データとしては、データバスの幅に準ずるが、1アドレス分のデータを1回のバスクロック周期で転送することができる。一方、(2)の場合、シリアル通信のため、図4Cに示すように、シリアル転送クロック1700に同期して、1bitずつCCD制御部213に対して送信することになる。また、送信するデータ量もレジスタへのリードアクセス(1701)とレジスタへのライトアクセス(1702)ともに、モード(リード/ライト)とアドレスとデータと転送設定に関する制御情報を順次送信することになる。そのため、(1)のアドレスバス/データバスによる転送に比較すると、大幅に時間がかかることになる。
しかし、(1)の場合には、制御信号として使用される周波数の高い信号が、複数の通信線で構成されるバスラインに乗ることになる。そのため、バスラインの配線やバスラインの長さ等の構成次第によってはノイズ発生要因となり、S/N等画像データに問題を及ぼしてしまう可能性がある。また、構成上、図1でCCDセンサユニット210が構成上スキャナユニットに組み込まれて接続される形態を採用した場合、スキャンによりCCDセンサユニット210も同時に走査される構成となる。その結果、CCDセンサユニット210までバスラインを延長すると、どうしてもバスラインが長くなってしまいがちになり、バスラインの配線が難しくなる。
そこで、こうした問題回避のためのコストや構成メリットを最大限にかつ最適に考慮した場合、本実施形態においては、画像処理部325を介してシリアル通信によりCCD制御部213を制御することが適切となる。上記の通り、図4Bに示すようなレジスタマップにある複数のレジスタアドレスに対して各色モード用データを設定して初めて画像転送用クロック切替が可能となる。そのため、画像転送用クロックの切替設定のためにシリアル転送による設定では0.1〜0.2秒の時間がジョブ毎に必要となる。色モード切替のため、CCD制御部213への画像転送用クロックの設定切替に要する0.1〜0.2秒は、FCOTを短くしていく上では、障害になる可能性がある。本実施形態では、このFCOTを短くするために障害となるこの問題に対して説明することになるが、詳細については後で述べることにする。
次に、光量についてであるが、白黒画像を読み取るのとカラー画像を読み取るのでは、読取に必要な光量が異なり、カラー画像読取の方が白黒画像読取よりも必要な光量が大きい。そのため、カラーラインセンサでの必要な電荷蓄積時間は、白黒ラインセンサでの必要な電荷蓄積時間に比べて長くなる。また、カラー画像はR/G/B信号の3色の画像データに対してコントローラ部400で各種画像処理するのに時間がかかる。一方で、白黒画像は1つの色信号処理で済むため、コントローラ部400で実施される各種画像処理を高速にすることができる。そのため、カラー画像読取用ラインセンサユニット212での読取に比べ、白黒画像読取用CCD211での読取の方がコントローラ部400への画像データ転送を高速にすることが可能となる。こうした白黒画像の処理特性を生かすため、白黒画像データ転送用の画像転送用クロックをカラー画像データ転送用の画像転送用クロックに対して高速にしている。
そこで、本実施形態では、カラー画像読取モードに比べ画像読取速度と画像転送用クロックが早い設定になっており、カラー画像読取用CCD212で読み取るための画像転送用クロック設定とは異なる画像転送用クロックが使用されている(図4A)。白黒画像読取用CCD211とカラー画像読取用CCD212とでは、画像転送用クロックが異なり、カラー画像読取時の読取速度と白黒画像読取時の読取速度も異なる。そのため、各色モードに応じた読取用の読取速度の設定及び画像転送用クロックの設定が必要である。もともと白黒画像用の設定がされていた状態で白黒画像用の設定をする場合には再設定する必要はないが、その逆にもともとカラー画像用の設定がされていた状態で白黒画像用の設定をする場合には、再設定が必須となってしまう。
設定の切替が発生することになると、既に説明したように、CCD制御部213への再設定時間等含めて設定時間が発生することになり、ジョブ開始とともにこれらの切替再設定動作を実施すると、FCOTを短くすることに対しては影響を与えてしまう。
以上の問題を鑑みて、本実施形態においては、詳細は後述するが、ジョブ投入開始される直前の操作部405からのユーザによるキー入力設定タイミングで画像転送用クロック及び画像読取速度の切替を実施する。画像転送用クロック及び画像読取速度の切替が終了して、初めてジョブ開始して通常の読取前のシェーディング処理等が実施することができるようになる。
(本実施形態の色モード切り替えの具体例1:起動時の読取準備の処理)
図3に示すように、本実施形態のCCDセンサユニット210は、カラー画像読取用CCD212、白黒画像読取用CCD211の2種類のセンサを持つ。そのため、各センサユニットがそれぞれ異なる設定で動作することになるため、電源ON直後の起動時の初期調整制御もそれぞれのセンサについて実施する必要がある。
図5は、起動時の読取準備の処理手順例を示すフローチャートである。
画像読取部200の電源起動する(S1000)。CPU321が、カラー画像読取用調整を開始する(S1001)。データサンプリングのため、スキャナユニット209を画像読取部200のシェーディング白板219の直下の位置に移動する。
カラー画像読取用のためカラー画像読取用CCD212に読取設定を実行する(S1002)。なお、カラー画像読取用のための読取設定の中には、上記で説明したカラー画像読取用の画像読取速度及び画像転送用クロックの設定が必要であり、このカラー用の設定が実施されることにより、以下で説明するゲイン調整制御等が可能となる。
カラー画像読取用設定を実行した(S1002)後、ランプONする(S1003)。シェーディング白板219からの反射光を光量データとしてカラー画像読取用CCD212でサンプリングする。サンプリングデータを基準シェーディングデータ目標値と比較し、基準シェーディングデータ目標値に到達するまでゲイン調整で光量を上下させてサンプリングすることを繰り返す。基準シェーディングデータ目標値になった際のゲイン調整値をバックアップする(S1005)。カラー画像読取用のゲイン調整が済んだ後、ランプOFF(S1006)する。
次に、白黒画像読取用調整を開始する(S1007)。白黒画像読取用のため白黒画像読取用CCD211に読取設定を実行する(S1008)。既にカラー画像読取用の設定(S1002)で説明したのと同様に、白黒画像読取用設定で白黒画像読取用の画像読取速度及び画像転送用クロックの設定が必要である。
白黒画像読取用の画像読取速度及び画像転送用クロックの設定が実施されることで初めて、以下で説明するゲイン調整制御等が可能となる。白黒画像読取用設定を実行した(S1008)後、ランプONする(S1009)。シェーディング白板219からの反射光を光量データとして白黒画像読取用CCD211でサンプリングする。サンプリングデータを基準シェーディングデータ目標値と比較し、基準シェーディングデータ目標値に到達するまでゲイン調整で光量を上下させてサンプリングすることを繰り返す。基準シェーディングデータ目標値になった際のゲイン調整値をバックアップする(S1011)。白黒画像読取用のゲイン調整が済んだ後、ランプOFF(S1012)する。
カラー画像読取用及び白黒画像読取用のゲイン調整が済んだところで初期調整を終了となる(S1013)。
上記図5のフローチャートでは、カラー画像読取用の調整を先行して実施している。しかし、読取色モード指定に応じて、カラー画像読取用調整と白黒画像読取用調整の順序を逆転させた方が、調整直後のジョブ開始時に色切替設定を省略することができるので都合がよい場合がある。
各色モード用画像読取設定の中で、各色モード指定に対応した画像読取速度の設定及び画像転送用クロックの設定が含まれている。そこで、色モード指定のデフォルト値が白黒モードであれば、電源起動時の初期調整制御でカラーモード用初期調整を白黒モード用初期調整よりも先行して実施する。この場合、最後に白黒モード用の画像読取速度設定及び画像転送用クロックが設定された状態で終了することになり、読取開始時に白黒モード指定された際に白黒モード用に再度設定することなくジョブ開始できるので都合が良くなる。
一方で色モード指定のデフォルト値がカラーモードであれば、電源起動時の初期調整制御でカラーモード用初期調整よりも先行して白黒モード用初期調整制御を実施する。この場合、最後にカラーモード用の画像読取速度設定及び画像転送用クロックが設定された状態で終了することになり、読取開始時にカラーモード指定された際にカラーモード用に再度設定することなくジョブ開始できるので都合が良くなる。
このように、色モードのデフォルト設定に応じて電源起動時の初期調整を実施することで、電源起動直後のジョブ開始時に色切替設定なく開始することで、電源起動時直後のFCOTを短くすることができるようになる。
かかる色モードのデフォルト設定の判断処理を図5の電源起動後に行い、その判断結果に従って図5の処理を変更する。すなわち、デフォルト設定(図2Bの323e)が白黒モードであれば図5の手順で行い、デフォルト設定がカラーモードであれば図5の手順でS1007〜S1012を先にS1001〜S1006を後に行う。
(画像読取用色モードの予測及びクロック切り替えのタイミング)
上記で説明した各読取モードで開始する際に、画像読取ジョブが開始される直前に、読取原稿の色モードが確定して色モードに応じた画像読取速度切替及び画像転送用クロックの切替を終了させておく。このようにすることで、コピージョブ開始直後に色モードに応じた画像読取速度切替及び画像転送用クロック切替処理が発生しなければ、コピージョブでコピー開始してから印刷出力完了するまでの時間(FCOT)を短くすることが可能となる。
色モードとして何を指定するかについては、本実施形態では、
・白黒画像読取用CCD211を使用する白黒画像読取モード、
・カラー画像読取用CCD212を使用するカラー画像読取モード、
のいずれかとなる。図4Aに示すように、白黒画像読取モードではコントローラへの画像転送用クロックも早いため、白黒画像ならば短いFCOTが期待できる。したがって、白黒画像読取モードは白黒印刷物でもかまわずとにかく早く欲しいというユーザに対して最適なモードである。したがって、ユーザの使い勝手や用途、装置構成等に応じて白黒画像読取モードを選択できるようにすると、ユーザに対して快適な画像読取装置を提供することが可能となる。
次に、どのタイミングで色モード指定するかについてであるが、これを説明する前に一般に画像読取部200が使用される場合について想定することにする。
(1) コピーとして原稿を複写する。
(2) FAXとして、ネットワーク回線あるいは電話回線の向こうの印刷出力装置に出力する。
(3) 操作部からの指定により原稿束をスキャンして画像データファイルとして
保持する(PUSHスキャン機能と呼ぶことにする)。
(4) ネットワーク回線に接続されたホストコンピュータ(PC)等の端末からの画像読取要求により原稿束をスキャンし画像データファイルとして保持する(PULLスキャン機能と呼ぶことにする)。
の4つの大きな使い方(動作ジョブ)が想定できる。
(1)については、印刷出力装置が白黒用プリンタ(白黒用画像形成装置)であるかカラー用プリンタ(カラー用画像形成装置)であるにより想定できる。(2)については、主に一般的には相手方の印刷出力装置は白黒用プリンタとなる。(3)としては、画像データを後で印刷出力する場合も想定できるが、基本的にはパソコン等でファイル参照する形態で使用されることが多く、したがって原稿としてもカラー画像読取で読み取られる場合が多い。(4)については、(1)から(3)が操作部からジョブ開始する機能に対して、ネットワーク回線を介してネットワーク回線に接続されたPC端末からのジョブ開始する機能であり、使われ方としては(3)と類似している。
こうした(1)〜(4)で使用される場合に、画像読取用色モード指定をどのようなタイミングで実施するかについてであるが、(1)〜(4)でユーザが複写機を使用する際に共通して必ず実行する作業のタイミングがある。すなわち、画像読取ジョブが開始される直前で、(1)〜(4)の各処理モードに対する各種詳細設定するための図2Aに図示される操作部405からキー入力操作するタイミングである。
ユーザが入力する操作部405の画面設定(図7A〜図7D参照)から、ジョブの種類(ファクシミリジョブ/コピージョブ/PUSHスキャンジョブ:ボックスジョブ)を予測判断する。そして、ジョブ開始前にジョブ時の読取モードに適した色モードを特定できれば、ジョブ開始直後に色モードの切替をせずに済む。特定された色モードに応じた画像転送用クロックの切替設定や画像読取速度の切替設定がジョブ開始するまでに終了できると、FCOTを短くすることが可能でなる。特に、白黒画像については、カラー画像に比べ処理が早いため、予測判断により適切に白黒画像読取モードを特定できれば、ジョブ開始直後に色モードの切替しないようにすることで、白黒画像読取モードによる短いFCOTが期待できる。
また、操作部405の画面からのキー入力操作以外でも、ADF100の原稿トレイ30に原稿が積載されたタイミングをトリガとして、画像読取用色モードの予測ができる。そして、色モードに応じた画像転送用クロックの切替設定や画像読取速度の切替設定がコピー開始をするまでに終了させることができると、FCOTを短くすることが可能である。
(本実施形態の色モード切り替えの具体例2:操作部キー入力による色モード予測)
キー操作入力のタイミングで指定する画像読取用色モードをどのように選択するかについて説明する。上記のように、プリンタまで含めた装置構成や、機能としての使い勝手や、実際に使用される画像読取用色モードの使用履歴等から使用される可能性が高い画像読取用色モードを選択する等で予測判断する。
こうして、ジョブ開始時の色モードと合致するように画像読取用色モードを適切に特定でき、ジョブ開始前に色モードの切替設定を実施できれば、ジョブ開始時には色モードの切替に伴う設定変更の時間を省略することができる。それにより、FCOTが短い複写機を提供することができる。
図6は、キー操作入力のタイミングでの画像読取用色モードの予測と切り替え設定の処理手順例を示すフローチャートである。ただし、上記で説明した(4)のPULLスキャンについては、ジョブ開始指示が、ネットワーク回線等で接続された外部のホストコンピュータ等の端末からの指示によるものである。そのため、ジョブ設定の方法が(1)〜(3)に上げた使用方法と異なるため、図6での説明は(1)〜(3)のものとし、(4)の詳細については、別途説明することにする。
図7A〜図7Dに図示される操作部405の表示画面は、ジョブ開始時に、ユーザの所望の読取等の各種モード設定を行うものであり、コントローラ部400に接続され、制御部401で操作部405からキー入力される設定情報を判断する。
操作部405の画面(図7A〜図7D)でのキー入力を、コントローラ部400の制御部401が検知する。制御部401の検知結果から、画像読取部200は少なくともユーザが現在使用するつもりのジョブモード(コピージョブ、ファクシミリジョブ、PUSHスキャンジョブ:ボックスジョブ、PULLスキャンジョブ:リモートジョブ)が何であるか予測判断する。各ジョブモードで、色モード指定時に画像読取用色モードを選択する(S600)。
PULLスキャンジョブのための設定である、図7Dのようにリモートのキー選択がされたかを検知する(S620)。もし、リモート指定されてPULLスキャンジョブの指定の場合には、後で詳細説明することにする。
リモート指定されておらずPULLスキャン指定ではなかった場合には、ステップS601でFAXジョブモードか否かを確認する。ステップS601では、ユーザにより操作部405の画面のFAXキーが入力されてFAX送信用設定画面(図7B)に切り替えられたことを制御部401が検知することで、FAXジョブが投入されそうか否かを判断する。制御部401がFAX送信用設定画面に切り替えられたことを検知できれば、FAXジョブと判断し、ステップS604のFAX時の色モード指定に入る。
FAXジョブではない場合に、ユーザにより操作部405の画面のコピーキーが入力されてコピー設定画面(図7A)に切り替えられたことを検知することで、コピージョブが投入されそうか否かを判断する。コピージョブ設定画面(図7A)に切り替えられたことを検知できれば、コピージョブと判断し、ステップS605のコピージョブ時の色モード指定フローに入る。FAXジョブでもなくコピージョブでもない場合(例えば、図7Cのボックスキー入力)には、PUSHスキャンジョブであると判断し、PUSHスキャンジョブ時の色モード指定フローに入る(S607)。
FAX時の色モード指定の場合(S604)には、基本的に送信先は白黒印刷出力となるため、カラー画像読取モードに比べてFCOTが短く生産性も高い白黒画像読取モードを予測し選択する(S611)ことになる。
コピージョブ時の色モード指定の場合(S605)には、コピージョブで出力するために、図8Aのように画像読取部200に接続されたプリンタ部(画像形成装置)が白黒プリンタであれば、必ず白黒出力印刷となる。そのため、画像データとしてはカラーで読み取る必要がないため、FCOTが短く生産性も高い白黒画像読取モードを予測し選択することになる。
図8Bのように画像読取部200に接続されたプリンタ部(画像形成装置)がカラープリンタの場合には、図9に示すユーザ設定画面でユーザによりデフォルトの画像読取用色モードの指定で、白黒画像読取モード指定されているか判断する(S609)。ここでデフォルトの色モード指定というのは、ユーザが予め設定した画像読取用色モードが操作部405画面にデフォルトで選択された状態になることである。例えば、白黒画像読取モードの場合には、図7Aでコピー設定の操作部405の画面に図示されるように、いちいち色モードを選択しなくても済むように"白黒選択"した状態になる。
図9の白黒画像読取モード選択は、カラープリンタであるがほとんど白黒モードでしか出力しないというようなユーザの使い勝手を想定している。図9で白黒画像読取モード選択されていなければ、カラープリンタであるため、カラー画像読取モード選択する。図9の設定でユーザ設定が白黒画像読取モード設定されている場合には白黒画像読取モードを予測して選択(S611)し、カラー画像読取モード設定されている場合にはカラー画像読取モードを予測して選択(S612)する。
ステップS607のPUSHスキャンジョブ時の色モード指定フローの場合に、図9のデフォルトの色モード指定されている場合、ステップS609で白黒画像読取モード指定か否かを判断する。白黒画像読取モード指定であれば白黒画像読取モードと予測し選択する(S611)。白黒画像読取モード指定でなければ、カラー画像読取モードと予測し選択する(S612)。
ステップS611またはS612で予測し選択された画像読取モードに従って、ステップS621において、ユーザによる読取開始指示を待つことなく、画像読取速度及び画像転送用クロックが設定される。なお、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと同じであれば何もしない、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと異なれば画像読取前に画像読取速度及画像転送用クロックを切り替える。そして、画像読取の開始に進む(S622)。
ステップS608でユーザによりデフォルトの画像読取用色モードが指定されていなければ、使用履歴から画像読取用色モードを選択する(S610)。具体的には、図10のような使用履歴を表示するカウンタ画面に示すように、色モードを判断すべきカラーモードか白黒モードかを判断するタイミングも自由に設定できるとする。例えば、過去100回のジョブについて、カラースキャンカウントCC及び白黒スキャンカウントCBとして各スキャン頻度を画像読取部200内で覚えておく。そして、CB>CCを判断する(S613)。なお、スキャンカウントはスキャンした原稿枚数に相当する。
これが真の場合は、すなわち白黒スキャンがカラースキャンよりも傾向的に多い(S616)ということが判断できるので、色画像読取モードの選択としては白黒画像読取モードを予測し選択する(S618)。その逆で偽の場合には、カラースキャンが白黒スキャンよりも傾向的に多い(S615)ということが判断できるので、色画像読取モードの選択としてはカラー画像読取モードを予測し選択する(S617)。
ステップS617またはS618で予測し選択された画像読取モードに従って、ステップS619において、画像読取速度及び画像転送用クロックが設定される。なお、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと同じであれば何もしない、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと異なれば画像読取前に画像読取速度及画像転送用クロックを切り替える。そして、画像読取の開始に進む(S620)。
こうして、予測判断に基づき選択された読取色モードに関する転送クロックの切替設定や読取速度の切替設定をジョブ開始までに実施できる。
(本実施形態の色モード切り替えの具体例3:PC端末からの指定検知による色モード予測)
操作部405での図7Dの設定は、ネットワーク回線(1310)で接続されたホストコンピュータ(1300)からリモート読取を実施する際に設定される操作部405での表示である。図6のフローチャートステップS620で、図7Dの操作部405のキー入力指定でリモートを選択されてPULLスキャンジョブを実施される場合について、以下説明する。
PULLスキャンジョブは、ネットワーク回線(1310)等の通信回線を通して、直接ホストコンピュータ(1300)から原稿画像読取を指示して画像読取動作するジョブである。本実施形態において、コントローラ部400では、画像読取部200の前で操作部405からの操作でコピージョブを開始することによる画像読取開始の場合と、ネットワーク等外部からPULLスキャン等の画像開始の場合とが同時に発生する場合がある。この場合には、ジョブとして管理することができなくなるため、画像読取についてはPULLスキャンジョブか否かを排他的に制御している。図6のフローチャートは、PULLスキャンジョブ以外の操作部405からの開始指示によるジョブについての説明であった。この項では、PULLスキャンについて説明する。
図11は、本例を実現するシステム構成例を示す図である。PULLスキャンジョブが実施されるネットワーク回線1310での接続状況を示しており、画像読取部200のコントローラ部400がネットワーク回線1310に接続されている。さらに、同じネットワーク回線1310にはホストコンピュータであるPC端末1300が接続されており、PC端末1300から画像読取部200に対してPULLスキャンジョブの開始指定ができるようになっている。1310はネットワーク回線を示しているが、画像読取部200とPC端末を専用ケーブル等で1対1で接続して、1台のPC端末1300から直接PULLスキャンジョブを開始して指定する構成でもよい。
図15は、PC端末1300からPULLスキャンジョブを開始する場合の処理手順例を示すフローチャートである。なお、図15においてS1500〜S1507はPC端末1300の処理、S1508は画像読取装置の画像読取部の処理である。画像読取装置においては、ステップS1502の問合せに対するPULLスキャンジョブ受信可能か否かの応答、ステップS1507の読取色モード情報の送信に対応する受信、そしてステップS1508の画像転送用クロックの設定が実行される。
PULLスキャンジョブ(S1500)は、PC端末1300で実行されている何らかのアプリケーションソフトウェアからの画像読取のための指示によるものであるため、アプリケーションを起動する(S1501)。PC端末1300では、画像読取部200がPULLスキャンジョブ受信可能かを問い合わせる(S1502)。受信可能か否かは、図6のフローチャートで操作部405のキー入力でリモート設定画面(図7D)を選択したか否かで決定する。
画像読取部200のコントローラ部400では、PULLスキャンジョブか否かの排他で制御しているため、リモート設定になっていなければ、PULLスキャンジョブを受信できない(S1503)。そのため、リモート設定となっていない場合には、図13Bに示すように、PC端末1300の操作者にPULLスキャンジョブ不可能である旨のアラームメッセージ(1405)を通知する(S1505)。画像読取部200の操作部405がリモート設定になっていれば、PULLスキャンジョブ可能となり、PULLスキャンジョブの設定開始となる(S1504)。
図13Aに、あるアプリケーションでの読取設定における読取モード設定画面がPC端末1300のディスプレイ上に表示された場合の一例について示す。PC端末1300のディスプレイ上に表示されている設定画面1400には、解像度設定を指定する設定キー1402、読取色モード設定を指定する設定キー1401が表示されている。また、スキャンを開始させる設定キー1403、画像読取スキャンにより取り込まれた画像のプレビュー表示する1404が表示されている。
PULLスキャンジョブ開始直前には、コピージョブ開始直前と同様に、事前になんらかの設定がユーザ側で指定される。図13Aの表示の読取色モード設定を含む設定などである。既に説明したが、PULLスキャンジョブとPULLスキャン以外のジョブとは排他的に実施されることになる。そのため、PC端末1300からは、PULLスキャンが可能な状態にあるか否かについて、ネットワーク回線1310を介して必ず画像読取部200のコントローラ部400に問い合わせ等の通信が発生し、情報の送受信を実施している。その通信はジョブが開始されるタイミングだけではなく、ジョブ開始される前にも実施されている。
そこで、PULLスキャンジョブ開始前のタイミングで、図13Aの読取色モード設定のキー選択された(S1506)時点で、選択された色モード情報(白黒モード/カラーモード)を画像読取部200に送信する(S1507)。実際には、画像読取部200のコントローラ部400で最初に情報を受信し、画像読取部200に情報を通知することになる。PC端末1300から読取色モードの情報を受信したコントローラ部400は、PC端末1300からの情報に応じて画像読取部200へ読取色モードを指示する。
ステップS1508では、画像読取部200のCPU321が、画像読取モードに従って画像読取速度及び画像転送用クロックを設定する。なお、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと同じであれば何もしない、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと異なれば画像読取前に画像読取速度及画像転送用クロックを切り替える。そして、PULLスキャン開始に進む(S1509)。
PULLスキャンジョブにおいても、図6のフローチャートで説明したコピージョブ/FAXジョブ/PUSHスキャンジョブと同様に、PULLスキャンジョブが開始される前に、読取色モード情報が画像読取部200に送信される。そのため、画像読取が開始される前に指示された読取色モードに応じて画像転送用クロックの切替設定や読取速度の切替設定を読取開始前に実施することが可能となる(S1508)。このようにすることで、ジョブ開始後にあらためて読取色モード用の設定を実施することなく、切替に要する時間を低減させた早い読取が可能となる。
(本実施形態の色モード切り替えの具体例4:原稿トレイ上の原稿積載検知タイミングでの色モード予測)
ADF100の原稿トレイ30上に原稿が積載されたことをCPU300で検知することで、通信線351を介してCPU321は知ることができる。原稿トレイ30上に原稿が積載されたことを検知したタイミングでの色モード予測方法について、以下、図14のフローチャートを使用して説明する。
原稿トレイ30上に原稿が積載されたことを検知した場合の画像読取色モードの予測は(S1200)では、最初に、図9のユーザによるデフォルトの画像読取用の色モード指定を確認する(S1201)。色モード指定がある場合には白黒画像読取モード指定か、カラー画像読取モード指定かを確認する(S1202)。ユーザによるデフォルト設定に従い、白黒画像読取モード指定の場合には白黒画像読取モードを予測して選択し(S1205)、カラー画像読取モード指定の場合にはカラー画像読取モードを予測して選択する。
ステップS1205またはS1206で予測し選択された画像読取モードに従って、ステップS1214において、画像読取速度及び画像転送用クロックが設定される。なお、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと同じであれば何もしない、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと異なれば画像読取前に画像読取速度及画像転送用クロックを切り替える。そして、画像読取の開始に進む(S1215)。
また、ユーザによるデフォルト画像読取用の色モード指定なしの場合には、使用履歴による色画像指定で色画像読取モードを選択する(S1203)。ステップS1203以降は、図6のフローチャートのステップS613以降と同様である。カラースキャンカウントCC及び白黒スキャンカウントCBとして各スキャン頻度を画像読取部200内で覚えておき、CB>CCを判断する(S1207)。これが真(Yes)の場合、すなわち白黒スキャンがカラースキャンよりも傾向が高い(S1208)ということが判断できるので、読取画像色モード指定は白黒画像読取モードを予測し選択する(S1210)。その逆で偽(No)の場合には、カラースキャンが白黒スキャンよりも傾向が高い(S1209)ということが判断できるので、画像読取色モード指定としては、カラー画像読取モードを予測し選択する(S1211)。
ステップS1210またはS1211で予測し選択された画像読取モードに従って、ステップS1212において、画像読取速度及び画像転送用クロックが設定される。なお、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと同じであれば何もしない、現在の画像読取モードが予測された画像読取モードと異なれば画像読取前に画像読取速度及画像転送用クロックを切り替える。そして、画像読取の開始に進む(S1213)。
こうして、予測判断に基づき選択された色画像読取モードに関する転送クロックの切替設定や読取速度の切替設定をジョブ開始までに実施する。
<本実施形態の画像読取用色モード予測指定後のジョブシーケンス例>
上述の各具体例では、画像読取が開始するまでの間に、色モードを予測判断して、画像読取速度及び画像転送用クロック切替処理を先行実施することを説明した。
図15は、読取開始後の処理手順例を示すフローチャートである。なお、図15では、図6のジョブの各種モードを設定するために操作部405からキー入力があった場合に、操作部405からのキー入力をトリガとして、操作部405からのキー入力から予測できる色モードの設定を例に説明する。しかし、他の色モードの予測設定の場合も同様である。
図15では、ジョブ開始キー、例えば、操作部405に見られるようなコピー開始キー押下で開始される原稿画像読取ジョブシーケンスについて説明する。原稿画像読取ジョブのシーケンスを開始する(S1100)ために、読取開始指示としてユーザによりコピー開始キーのようなジョブ開始キーが押下される(S1101)。
ジョブが開始されると、図示しないが、図2Aのコントローラ部の制御部401が操作部405の設定入力を解釈し、ジョブモードとして画像読取部200のCPU321にコントローラ・インタフェースの制御通信線352を介して通知する。CPU321は、あらためてジョブ設定モードを確認し、先行してキー入力によりクロックが切替されていた色モードと、実際にジョブ開始で設定されたジョブモードの設定の1つである色モードとが合致しているかを確認する(S1102)。既にキー入力タイミングで画像転送用クロックの切替処理が実施された色モードと、ユーザに最終的に指定された色モードとが合致していれば、クロック設定処理済みと判断し、スキャナユニットをシェーディング位置へ移動する(S1104)。画像転送用クロックの切替処理が実施された色モードとユーザに最終的に指定された色モードとが合致してない場合には、ユーザ指定の色モード用に画像転送用クロックの切替処理を実行する(S1103)。
スキャナユニットをシェーディング位置へ移動(S1104)後、シェーディング処理を含む前処理を実施(S1105)する。読取前処理が終了するのを待ち(S1106)、読取処理が終了後に、DFジョブか否かを確認(S1107)する。
DFジョブの場合には、スキャナユニットをDF読取位置へ移動(S1108)し、圧板原稿読取ジョブの場合には圧板原稿読取開始位置へ移動(S1109)し、読取を開始する。(S1110)。すべての原稿画像読取が終了するのを確認し(S1111)、すべての原稿画像読取終了したらスキャナユニットをHP位置へ移動し(S1112)、原稿画像読取ジョブを終了する(S1113)。
図6のフローチャートでは、ジョブ開始時の色モードと、その直前の各モード設定用キー操作入力のタイミングで設定される色モードとを適切にあわせることができるように色モードの予測判断をしていた。色モードの予測といえども、FAXジョブである場合、または、プリンタが白黒プリンタである場合には、白黒画像読取モードとほぼ特定できる。
こうしたジョブをユーザが操作部405からキー入力で設定しているタイミングで検知し判断することは可能であり、その結果、ジョブ開始時の色モードとを適切に合致させることが可能である。また、ユーザの使用履歴から傾向的に色モードを予測判断する(図6及び図14参照)。これにより、ジョブ開始時の色モードと、その直前の各モード設定用キー操作入力の直後のタイミングで設定される色モード、または原稿トレイ30上に原稿が積載される直後のタイミングで設定される色モードとを最適に合致させることが可能である。
また、ユーザがデフォルトの色モード指定している場合には、ほぼその色モードでジョブ設定される可能性が高い。そのため、ユーザによる操作部405からのキー入力直後のタイミング(図6参照)、及び原稿積載検知直後のタイミング(図14参照)で、色モードとジョブ開始時の色モードとを最適に合致させることができる。
こうして、操作部405からのキー入力直後のタイミングで、あるいは原稿積載検知タイミングで先行して色モードに応じた画像読取の速度切替及び画像転送用クロックの切替を実施する。これにより、ステップS1103のジョブ開始直後の色モードについての画像転送用クロックの切替及び画像読取速度の切替処理の実行を省略することが可能である、そのため、FCOTの短い画像読取装置を提供することができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、表面のみ読取用スキャナユニットを備える装置の一例についての説明であったが、表面のみではなく、裏面読取用のスキャナユニットを備える装置についても同様に考えることができる。
図16に裏面用スキャナユニットを備える自動原稿給紙装置1800の断面図を示す。図16の画像読取装置1001は図1に示す画像読取装置1000と構成はほぼ同じである。図16の自動原稿給紙部1800は、図1の自動原稿給紙部に対して、裏面スキャナユニット1801を備えることで、原稿搬送パス上で原稿を反転することなく両面読取することができる自動原稿給紙部である。
裏面用スキャナユニット1801は、カラー画像読取用CIS1802と白黒画像読取用CIS1803及びランプ1804を内部に持ち、画像信号を画像データに変換できる構成になっている。両面読取時の裏面読取用のスキャナユニット1801について、クロック切替処理に伴う時間を必要とする構成については表面読取用スキャナユニットと同様である。
そこで、図6で説明したフローチャートでステップS612、S611、S617及びS618で決定した読取色モード選択を実施する。操作部405からのキー入力のタイミングで表裏の画像読取用のスキャナユニットに対して選択された色モードに応じた画像読取速度の切替及び画像転送用クロックの切替設定を実施すればよい。両面読取ジョブは基本的には、表面も裏面も同じ色モードで読み取るため、裏面スキャナユニットを使用する両面ジョブ開始後についても、前記表面用スキャナユニットと同様に、表裏の各スキャナユニットに対して処理することを考えればよい。各スキャナユニット毎に、ジョブモードで指定された色モードと操作部405からのキー入力タイミングで設定された色モードとを確認する。確認して合致していれば、表裏スキャナユニット共に、ジョブ開始時に色モード切替に伴うクロック切替を省略することでクロック切替に伴う時間を短縮することができる。こうして、表裏にそれぞれスキャナユニットを持つ構成での両面読取制御時においても、FCOTの短い装置を提供することができる。
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
また、本発明は、前述した実施形態の各機能を実現するソフトウエアプログラムを、システム若しくは装置に対して直接または遠隔から供給することによっても達成される。そして、そのシステム等に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行する。
従って、本発明の機能・処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、上記機能・処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の1つである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、記録媒体としては、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
また、プログラムは、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネット/イントラネットのウェブサイトからダウンロードしてもよい。すなわち、該ウェブサイトから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードしてもよいのである。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるウェブサイトからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配付してもよい。この場合、所定条件をクリアしたユーザにのみ、インターネット/イントラネットを介してウェブサイトから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報で暗号化されたプログラムを復号して実行し、プログラムをコンピュータにインストールしてもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。なお、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ってもよい。もちろん、この場合も、前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれてもよい。そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ってもよい。このようにして、前述した実施形態の機能が実現されることもある。
本実施形態の画像読取装置の一例を示す断面図である。 本実施形態の画像読取装置の制御部の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の画像読取部のRAMの構成例を示す図である。 本実施形態の画像読取装置において、画像読取用の白黒読取用CCD及びフルカラー読取用CCDを搭載したスキャナユニットを模式的に表した図である。 本実施形態の画像読取装置において、カラー画像読取モード選択時及び白黒画像読取モード選択時の各画像転送用クロックを説明する図である。 本実施形態のCCD制御部のレジスタマップの一例を説明する図である。 本実施形態のCCD制御部へのシリアル転送の概念図の一例を説明する図である。 本実施形態の画像読取装置において、電源起動時におけるセンサ初期調整シーケンスの一例を示すフローチャートである。 本実施形態の画像読取装置における、画像読取色モード選択時の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の画像読取装置において、ユーザがジョブモード設定を実施する操作部の表示画面例を示す図である。 本実施形態の画像読取装置において、ユーザがジョブモード設定を実施する操作部の表示画面例を示す図である。 本実施形態の画像読取装置において、ユーザがジョブモード設定を実施する操作部の表示画面例を示す図である。 本実施形態の画像読取装置において、ユーザがジョブモード設定を実施する操作部の表示画面例を示す図である。 本実施形態の画像読取装置を含むシステム構成の一例を説明する図である。 本実施形態の画像読取装置を含むシステム構成の他例を説明する図である。 本実施形態の画像読取装置における、ユーザによる画像読取色モードの選択設定用画面の一例を説明する図である。 本実施形態の画像読取装置における、画像読取用色モードを選択するために使用するカラーモード及び白黒モードの各スキャン回数カウントを説明する図である。 本実施形態の画像読取装置、ホストコンピュータ及びネットワーク回線を利用したリモート制御によるPULLスキャンジョブ機能を実現する画像読取システム構成の一例を説明する図である。 本実施形態の画像読取システムにおける、PULLスキャンジョブの手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の画像読取システムにおける、ホストコンピュータ上のスキャン設定詳細画面の一例を示す図である。 本実施形態の画像読取システムにおける、ホストコンピュータ上のアラーム報知画面の一例を示す図である。 本実施形態の画像読取装置における、原稿セット時の画像読取色モード予測の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の画像読取装置において、読取開始した後のシーケンスの一例を示すフローチャートである。 他の実施形態の画像読取装置の一例を示す断面図である。

Claims (9)

  1. カラーラインセンサと白黒ラインセンサとを備え、前記カラーラインセンサによる原稿の読み取りと前記白黒ラインセンサによる原稿の読み取りとで異なるパラメータに基づいて原稿を読み取る画像読取装置であって、
    稿の読取開始指示を入力する前に、前記白黒ラインセンサにより原稿画像を読み取る白黒読取モードで原稿画像を読み取るか、前記カラーラインセンサにより原稿画像を読み取るカラー読取モードで原稿画像を読み取るかを予測する予測手段と、
    原稿の読取開始指示を入力する前に、前記予測手段がカラー読取モードと予測した場合は、前記原稿の読取開始指示の入力を待つことなく、前記カラーラインセンサ原稿を読み取るためのパラメータを設定し、前記予測手段が白黒読取モードと予測した場合は、前記原稿の読取開始指示の入力を待つことなく、前記白黒ラインセンサで原稿を読み取るためのパラメータを設定する設定手段と、
    前記原稿の読取開始指示の入力に応じて、前記予測手段によって予測された読取モードと前記原稿の読み取りにおいて指定された読取モードとが合致しているか判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記予測手段によって予測された読取モードと前記原稿の読み取りにおいて指定された読取モードとが合致していないと判定された場合は、前記設定されたパラメータを、前記原稿の読み取りにおいて指定された読取モードに対応したパラメータに切り替える切替手段と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記異なるパラメータは、原稿画像を読み取る速度を制御するためのパラメータを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記異なるパラメータは、読み取られた原稿画像に対応する画像データの転送用クロックの周波数を制御するためのパラメータを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記予測手段は、ユーザによる動作ジョブの設定に応て読取モードの予測を開始することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記予測手段は、原稿トレイに原稿が積載されたことの検知に応じて読取モードの予測を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 前記予測手段は、操作部からユーザにより設定されたデフォルトの読取モードを、前記原稿を読み取る読取モードとして予測することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記予測手段は、前記画像読取装置に動作ジョブの種類に対応づけて記憶された読取モードを、前記原稿を読み取る読取モードとして予測することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記画像読取装置の起動時にカラーの画像読取用の調整及び白黒の画像読取用の調整を行う調整手段と、
    前記画像読取装置の起動時に前記予測手段により予測された読取モードに対応して、前記カラーの画像読取用の調整及び白黒の画像読取用の調整の順序を変更する変更手段とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取った画像を記録媒体に形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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