JP7022318B2 - プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents
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Description
図1に、本願に係る実施形態として例示されるスキャンシステム1のブロック図を示す。スキャンシステム1は、PC10およびスキャナ50を備える。
スキャンシステム1においては、スキャナ50は、スキャナドライバ28からのスキャン指示に応じて、給紙トレイにセットされた原稿を読み取り、生成したスキャンデータをスキャナドライバ28へネットワーク40を介して送信する。スキャナドライバ28は、受信するスキャンデータに対して、アプリケーションプログラム26が使用可能な画像データに変換する画像処理を行う。ここで、ユーザにより、給紙トレイに複数の原稿がセットされ、スキャナ50にて複数枚の原稿が読み取られる場合には、スキャナドライバ28には、次々と、原稿1ページ分のスキャンデータが送信される。また、スキャナドライバ28は、原稿1ページ分のスキャンデータの受信完了を待って、受信完了した原稿1ページ分のスキャナデータに対して画像処理を行う。このため、原稿1ページ分のスキャナデータの受信完了から次の原稿1ページ分のスキャナデータの受信を完了するまでの時間間隔と、原稿1ページ分のスキャンデータに対する画像処理の処理時間とが同程度であると良い。例えば、原稿1ページ分のスキャンデータを受信する間隔に対して、原稿1ページ分のスキャンデータに対する画像処理の処理時間が長いと、PC10には画像処理待ちのスキャンデータが蓄積されていくことになる。一方、原稿1ページ分のスキャンデータを受信する間隔に対して、原稿1ページ分のスキャンデータに対する画像処理の処理時間が短い場合には、時間に余裕があるにもかかわらず、メインメモリ13を一時的に多く使用して、その結果、処理時間が短くなっている場合もある。つまり、この場合には、メインメモリ13が無駄に使用されてしまっている状況が考えられる。
次に、スキャナドライバ28およびスキャナプログラム58により実行されるスキャンシーケンスについて図2を用いて説明する。図2は、スキャナ50にて3枚の原稿の片面が連続してスキャンされる場合について例示している。
一方で、ステップS35が実行される場合とは、スキャンデータのデータ量が多い場合、あるいは、原稿1ページ分のスキャンデータの受信間隔が長い場合である。スキャンデータのデータ量が多い場合、画像処理のスレッドの数を制限しないと、後続の原稿1ページ分のスキャンデータの受信までに画像処理が完了せずに、画像処理のスレッドの数に応じて、メインメモリ13の使用量が増大し、その結果、各々のスレッドの開始から終了までの時間が長くなってしまうことが想定される。そこで、画像処理のスレッドの数を1に制限することで、メインメモリ13の使用量の増大を抑制し、スレッドの開始から終了までの時間が長くなってしまうことが抑制される。また、原稿1ページ分のスキャンデータの受信間隔が長い場合、上限スレッド数が論理コア数に基づいた値にされてしまうと、原稿1ページ分のスキャンデータの受信の度に新たな画像処理が開始され、1次的にメインメモリ13の使用量が無駄に増加してしまうことが想定される。そこで、スレッドの数は1に制限されることで、1次的にメインメモリ13の使用量が無駄に増加してしまうことが抑制される。
また、スキャンデータは読取データの一例であり、メッセージM3にて確定するネットワークI/F20の種類およびメッセージM5にて応答されるデバイス能力は受信間隔情報の一例であり、上限スレッド数はスレッドの上限数の一例であり、モデル名は機種名の一例である。また、ステップS33にて上限スレッド数に設定される論理コア数から1減算した値は第1の値の一例であり、ステップS35にて上限スレッド数に設定される「1」は第2の値の一例である。また、搬送速度が速いと対応付けられたモデル名は第1の情報の一例であり、搬送速度が遅いと対応付けられたモデル名は第2の情報の一例である。また、ネットワークI/F20の種類である有線LANおよびUSBケーブルは第1の情報の一例であり、無線LANは第2の情報の一例である。また、ステップS25にて判断に使用される「300dpi」は解像度基準値の一例であり、ステップS27にて判断に使用される「長尺サイズ」は基準サイズの一例であり、ステップS73にて判断に使用される基準値Nはデータ量基準値の一例である。また、メッセージM7の送信は送信処理の一例であり、メッセージM9~M11の受信は第1受信処理の一例であり、画像処理のスレッドにて実行される処理は画像処理の一例であり、メッセージM5は第2受信処理の一例であり、スレッド数設定処理は第1設定処理の一例であり、ステップS49,S67は起動処理の一例である。また、ステップS1は受付処理の一例であり、ステップS41は第1判断処理の一例であり、ステップS43は記憶処理の一例であり、ステップS71は第2判断処理の一例であり、ステップS73は第2設定処理の一例である。
スキャナドライバ28は、スレッド数設定処理のステップS29にて搬送速度が遅いモデルと判断した場合、また、ステップS31にてネットワークI/F20の種類が無線LANであると判断した場合、原稿1ページ分のスキャンデータの受信間隔が長いため、ステップS35にて上限スレッド数を1に設定する。即ち、論理コア数が3以上であり、ステップS29にてNOと判断され、かつステップS31にてNOと判断された場合に設定される上限スレッド数は論理コア数から1減算した値であるのに対し、受信間隔が長い場合には、論理コア数から1減算した値よりも小さい値である1に設定される。また、ステップS41で実行中の画像処理のスレッドの数が上限スレッド数より小さいと判断された場合、ステップS47もしくはステップS49にて画像処理のスレッドが起動される。つまり、上限スレッド数を上限として画像処理のスレッドが起動される。これにより、連続して送信される原稿1ページ分のスキャンデータの受信間隔を示すネットワークI/F20の種類およびスキャナ50の搬送速度に基づいて、上限スレッド数は、論理コア数から1減算された値もしくは1に制限されるので、適切なスレッド数でPC10に画像処理を実行させることができる。
例えば、上記では、受信間隔情報の一例として、モデル名を例示したが、これに限定されない。例えば、搬送部62の搬送速度を受信間隔情報としても良い。詳しくは、例えば、メッセージM5にて応答されるデバイス能力に搬送速度の情報が含まれる場合には、この搬送速度の情報により、搬送速度の速いか遅いかを判断する構成としても良い。
13 メインメモリ
28 スキャナドライバ
50 スキャナ
20 ネットワークI/F
12 CPU
Claims (7)
- 読取装置と通信可能な通信インタフェースと、第1記憶部と、制御部とを備える情報処理装置で読み取り可能なプログラムであって、
前記制御部に、
前記通信インタフェースを介して、前記読取装置に読取指示を送信する送信処理と、
前記読取指示に従って前記読取装置が原稿を読み取って生成した読取データを受信する第1受信処理と、
前記第1受信処理にて受信された原稿1ページ分の前記読取データをアプリケーションプログラムが使用可能な画像データに変換する画像処理と、
連続して送信される前記原稿1ページ分の前記読取データの受信間隔の長短の指標となる受信間隔情報を、前記通信インタフェースを介して前記読取装置から受信する第2受信処理と、
前記第2受信処理にて受信した前記受信間隔情報が第1の情報である場合に、スレッドの上限数を第1の値に設定し、当該受信間隔情報が前記第1の情報が指標する前記受信間隔よりも前記受信間隔が長いことを指標する第2の情報である場合に、前記スレッドの上限数を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定する第1設定処理と、
前記第1受信処理にて前記原稿1ページ分の前記読取データが受信されると、前記第1設定処理にて設定された前記スレッドの上限数を上限として、前記第1記憶部を使用して前記画像処理を実行するスレッドを起動する起動処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記受信間隔情報は、前記読取装置の機種名を含み、
前記第1設定処理は、
前記機種名が前記第1の情報である場合に、前記スレッドの上限数を前記第1の値に設定し、前記機種名が前記第2の情報である場合に、前記スレッドの上限数を前記第2の値に設定することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。 - 前記受信間隔情報は、前記通信インタフェースの種類を含み、
前記第1設定処理は、
前記通信インタフェースの種類が前記第1の情報である場合に、前記スレッドの上限数を前記第1の値に設定し、前記通信インタフェースの種類が前記第2の情報である場合に、前記スレッドの上限数を前記第2の値に設定することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。 - 前記制御部に、
前記原稿の原稿サイズおよび前記読取装置が前記原稿を読み取る際の解像度の少なくとも何れか一方を受け付ける受付処理を実行させ、
前記第1設定処理は、
前記受付処理にて前記原稿サイズが受け付けられ、当該原稿サイズが基準サイズ以上である場合、および、前記受付処理にて前記解像度が受け付けられ、当該解像度が解像度基準値より大きい場合の少なくとも何れか一方に該当する場合、前記第1設定処理にて設定された前記スレッドの上限数を前記第2の値とすることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のプログラム。 - 前記情報処理装置は、第2記憶部を備え、
前記制御部に、
前記第1受信処理にて前記原稿1ページ分の前記読取データが受信されると、実行中のスレッドの数が前記スレッドの上限数より小さいか否かを判断する第1判断処理と、
前記第1判断処理にて前記スレッドの上限数より小さいと判断された場合、前記起動処理と、
前記第1判断処理にて前記スレッドの上限数よりも大きいと判断された場合、前記第1受信処理にて受信された前記原稿1ページ分の前記読取データをファイルとして前記第2記憶部に記憶させる記憶処理と、
を実行させることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のプログラム。 - 前記制御部に、
前記第2記憶部に記憶されている1つ以上の前記読取データのファイルの容量の総量はデータ量基準値以下であるか否かを判断する第2判断処理と、
前記第2判断処理にて前記データ量基準値以下でないと判断された場合、前記スレッドの上限数に設定されている値をより大きい値に変更する第2設定処理と、
を実行させることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。 - 読取装置と通信可能な通信インタフェースと、
第1記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記通信インタフェースを介して、前記読取装置に読取指示を送信する送信処理と、
前記読取指示に従って前記読取装置が原稿を読み取って生成した読取データを受信する第1受信処理と、
前記第1受信処理にて受信された原稿1ページ分の前記読取データをアプリケーションプログラムが使用可能な画像データに変換する画像処理と、
連続して送信される前記原稿1ページ分の前記読取データの受信間隔の長短の指標となる受信間隔情報を、前記通信インタフェースを介して前記読取装置から受信する第2受信処理と、
前記第2受信処理にて受信した前記受信間隔情報が第1の情報である場合に、スレッドの上限数を第1の値に設定し、当該受信間隔情報が前記第1の情報が指標する前記受信間隔よりも前記受信間隔が長いことを指標する第2の情報である場合に、前記スレッドの上限数を前記第1の値よりも小さい第2の値に設定する第1設定処理と、
前記第1受信処理にて前記原稿1ページ分の前記読取データが受信されると、前記第1設定処理にて設定された前記スレッドの上限数を上限として、前記第1記憶部を使用して前記画像処理を実行するスレッドを起動する起動処理と、
を実行することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018023788A JP7022318B2 (ja) | 2018-02-14 | 2018-02-14 | プログラムおよび情報処理装置 |
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JP2019140593A JP2019140593A (ja) | 2019-08-22 |
JP7022318B2 true JP7022318B2 (ja) | 2022-02-18 |
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