JP5222750B2 - 除雪機 - Google Patents

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    • E01H5/04Apparatus propelled by animal or engine power; Apparatus propelled by hand with driven dislodging or conveying levelling elements, conveying pneumatically for the dislodged material

Description

本発明は、積雪を除去するオーガを備え、このオーガを昇降させるオーガ昇降手段を備えた除雪機に関する。
除雪機のなかには、除雪作業部(オーガ)を昇降可能に備えたものがある。
この除雪機は、走行フレームに左右のクローラ走行部を備え、この走行フレームに支持ピンを介して機体フレームが上下方向にスイング移動自在に設けられ、機体フレームおよび走行フレームが昇降シリンダで連結され、機体フレームの前端部に除雪作業部(オーガ)が設けられている。
よって、昇降シリンダを伸縮させることで、機体フレームを支持ピンを軸にして上下方向にスイング移動させてオーガの高さを調整することが可能である。
ところで、オーガの高さ調整を容易におこなうために、オーガを目標位置に制御する制御手段を備えた除雪機が知られている。
この制御手段によれば、オーガ高さの目標位置を予め設定することにより、検知したオーガ位置を目標位置と比較し、オーガ高さを目標位置に合わせるように昇降シリンダを制御することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−278052号公報
しかし、特許文献1の除雪機は、操作者がオーガ高さの目標位置を予め設定する必要があり、操作者に負担がかかっていた
さらに、オーガ高さの目標位置を予め設定する時間が必要になり、作業性を高める妨げになっていた。
本発明は、操作者の負担を軽減し、かつ、作業性を高めることができる除雪機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、積雪を除去するオーガを備えた除雪機において、前記オーガの前方の積雪高さを検知する積雪高さ検知手段と、前記オーガを昇降させるオーガ昇降手段と、前記積雪高さ検知手段で前記積雪を検知した際に、前記オーガを上昇させるように前記オーガ昇降手段を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
請求項は、前記制御部は、前記積雪高さ検知手段で前記積雪を未検知のとき、前記オーガを下降させるように前記オーガ昇降手段を制御することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、除雪機に積雪高さ検知手段を備えることで、オーガ前方の積雪高さを検知するようにした。よって、除雪機にオーガを昇降するオーガ昇降手段を備えた場合、積雪高さ検知手段で検知した積雪高さ検知情報に基づいて、オーガの高さ(オーガ高さ)を積雪高さに対応させる(合わせる)ことができる。
このように、積雪高さ検知手段を備えることで、操作者がオーガ高さの目標位置を予め設定する手間を省くことができるので、操作者の負担を軽減することができる。
加えて、操作者がオーガ高さの目標位置を予め設定する時間を省くことができるので、作業性を高めることができる。
また、請求項に係る発明では、積雪高さ検知手段で積雪の高さを検知した際に、制御部でオーガ昇降手段を制御してオーガを上昇させるようにした。
これにより、積雪高さがオーガを超えた場合でも、オーガを自動的に上昇させることにより、積雪の除雪作業を良好におこなうことができ、作業性を高めることができる。
請求項に係る発明では、積雪高さ検知手段で積雪を未検知のとき、制御部でオーガ昇降手段を制御してオーガを下降させるようにした。
よって、例えば、除雪作業中に、積雪高さ検知手段で積雪の高さを検知した際にオーガを上昇させ、積雪高さ検知手段で積雪の高さを未検知の際にオーガを下降させることができる。
これにより、オーガを積雪の表面に沿って移動させることが可能になり、積雪の表面に沿って除雪をおこなうことが可能になる。
このように、積雪の表面に沿って除雪をおこなうことで作業性をより一層高めることができる。
本発明に係る除雪機(実施例1)を示す側面図である。 実施例1の検知手段を示す斜視図である。 図2に示す検知手段の左支持部および積雪検知部を示す斜視図である。 実施例1の検知手段を示す側面図である。 図4の5部拡大図である。 実施例1の積雪検知部を示す側面図である。 実施例1の雪接触バーが積雪に当接して機体後方に後退した状態を示す側面図である。 実施例1の除雪機を示すブロック図である。 実施例1の除雪機でオーガを上昇させる例を説明するフローチャートである。 実施例1の除雪機で除雪を開始する例を説明する図である。 実施例1の除雪機で除雪中にオーガを上昇させる例を説明する図である。 実施例1の除雪機を積雪から後退させた後、除雪を継続する例を説明する図である。 本発明に係る除雪機(実施例2)を示すブロック図である。 実施例2の除雪機でオーガを昇降させる例を説明するフローチャートである。 実施例2の除雪機で除雪を開始する例を説明する図である。 実施例2の除雪機で除雪中にオーガを昇降させる例を説明する図である。 実施例2の除雪機で積雪の表面に沿って除雪する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は操作者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
実施例1に係る除雪機10について説明する。
図1に示すように、除雪機10は、機体フレーム11の上部に設けられたエンジン12と、機体フレーム11の下部に走行フレーム13を介して設けられた左右のクローラ走行部14(左側のみ図示する)と、機体フレーム11の前部に設けられた除雪作業部15と、機体フレーム11の後部に設けられた左右のハンドル16と、左右のハンドル16(左側のみ図示する)の上端部に設けられたグリップ(略U字状に形成されたグリップ)17と、グリップ17の前方に設けられた操作部18とを備えている。
また、除雪機10は、除雪作業部15のオーガ27を昇降するオーガ昇降手段21と、オーガ27の前方の積雪高さを検知する積雪高さ検知手段22と、積雪高さ検知手段22の積雪高さ検知情報に基づいてオーガ27の上昇を制御する制御部23とを備えている。
除雪作業部15は、機体フレーム11の前部に設けられたハウジング26と、ハウジング26内に設けたオーガ27およびブロア28と、ハウジング26の上部に立設されたシュータ29とを備えている。
オーガ27およびブロア28は、エンジン12の駆動軸32に作業クラッチ33を介して連結されている。
除雪作業部15によれば、エンジン12を駆動してオーガ27およびブロア28を回転させることで、オーガ27前方の積雪を機体幅方向中央に集め、中央に集めた雪をブロア28で跳ね上げ、跳ね上げた雪をシュータ29で投雪することができる。
左右のハンドル16には、それぞれの上端部近傍にクロスメンバー(図示せず)が架け渡されている。
クロスメンバーで左右のハンドル16の剛性が確保されている。
操作部18は、左右のハンドル16のクロスメンバーに設けられた前後進速度レバー36およびスロットルレバー37と、左右のハンドル16に設けられた走行準備レバー38およびバック牽制レバー41と、左ハンドル16に設けられた左旋回レバー42と、右ハンドル16に設けられた右旋回レバー43と、これらのレバーの取付部を覆う操作カバー44と、操作カバー44に設けられたオーガ昇降レバー45、メインスイッチボタン46および作業クラッチボタン47とを備えている。
左クローラ走行部14は、走行フレーム13の左側後端部に設けられた電動モータユニット52と、電動モータユニット52に設けられた駆動輪53と、走行フレーム13の左側前端部に設けられた転動輪54と、駆動輪53および転動輪54に周回させたクローラベルト55とを備えている。
電動モータユニット52は、電動モータおよび減速機がケース52a内に内蔵されている。
電動モータユニット52の電動モータに電圧を供給するために、除雪機10に充電用発電機57が備えられている。充電用発電機57は、エンジン12の回転で駆動するように、エンジン12の駆動軸32にプーリ(図示せず)を介して連結されている。
右クローラ走行部14は、左クローラ走行部14と左右対称の部材であり、各構成部材に左クローラ走行部14と同じ符号を付して右クローラ走行部14の詳説を省略する。
左右のクローラ走行部14によれば、左右の電動モータユニット52で左右の駆動輪53を正転させる。これにより、左右の駆動輪53で左右のクローラベルト55を正転させて除雪機10を前進走行させることができる。
一方、左右の電動モータユニット52で左右の駆動輪53を逆転させる。これにより、左右の駆動輪53で左右のクローラベルト55を逆転させて除雪機10を後進走行させることができる。
オーガ昇降手段21は、走行フレーム13の後端部に機体フレーム11が支持ピン61を介して上下方向に揺動自在に支持され、走行フレーム13および機体フレーム11にオーガハウジング昇降機構62が連結されている。
オーガハウジング昇降機構62は、走行フレーム13は一端(シリンダエンド)が連結ピン63で連結されるとともに、他端(ロッドエンド)が機体フレームに連結ピン64で連結されている。
オーガハウジング昇降機構62は、シリンダ66にピストンロッド67が進退可能に設けられ、シリンダ66に昇降用電動モータ68が設けられたアクチュエータである。
このオーガハウジング昇降機構62は、昇降用電動モータ68で油圧ポンプ(図示せず)を駆動し、油圧ポンプから供給されたオイルでピストンロッド67を進退(伸縮)させる電動油圧シリンダである。
オーガハウジング昇降機構62を伸張することで、機体フレーム11を支持ピン61を軸にして上方に揺動させることができる。機体フレーム11を上方に揺動させることでオーガ27を上昇させることができる。
一方、オーガハウジング昇降機構62を収縮することで、機体フレーム11を支持ピン61を軸にして下方に揺動させることができる。機体フレーム11を下方に揺動させることでオーガ27を下降させることができる。
図2〜図3に示すように、積雪高さ検知手段22は、積雪に当接することで機体後方に作動(移動)可能な検知作動部71と、検知作動部71の作動を検知可能な積雪検知部72とを備えている。
検知作動部71は、ハウジング26の左端上部26aに設けられた左支持部74と、ハウジング26の右端上部26bに設けられた右支持部75と、左右の支持部74,75に設けられた雪接触バー76とを備えている。
図4〜図5に示すように、左支持部74は、ハウジング26の左端上部26aに設けられた外取付ブラケット81(図3参照)と、外取付ブラケット81の車体中心側に設けられた内取付ブラケット82と、外取付ブラケット81および内取付ブラケット82の上部に設けられたカバー83(図3参照)と、外取付ブラケット81に上前連結ピン86を介して回動自在に連結された前スイングレバー84と、外取付ブラケット81に上後連結ピン87を介して回動自在に連結された後スイングレバー85と、後スイングレバー85を付勢するスプリング88とを備えている。
外取付ブラケット81および内取付ブラケット82は、図3に示すように、ハウジング26の左端上部26aにおいて機体幅方向に所定間隔をおいて互いに平行に設けられている。
前スイングレバー84は、上前連結ピン86を介して機体前後方向に揺動自在に支持されている。
後スイングレバー85は、上後連結ピン87を介して機体前後方向に揺動自在に支持され、後述する作動ピン89が設けられている。
前後のスイングレバー84,85は、ハウジング26のガイド孔78を経てハウジング26内に延出されている。
スプリング88は、後スイングレバー85の上支持ピン91および外取付ブラケット81の下支持ピン92に掛け止めされている。
上支持ピン91は後スイングレバー85の上端部に設けられ、下支持ピン92は外取付ブラケット81の下部に設けられている。
このスプリング88の付勢力で後スイングレバー85が上後連結ピン87を軸にして機体前方向に揺動するように付勢されている。
図2に示すように、雪接触バー76は、ハウジング26の上部に対して略平行に配置(延在)された雪接触部95と、雪接触部95の左端部95aから機体後方に向けて折り曲げられた左連結部96と、雪接触部95の右端部95bから機体後方に向けて折り曲げられた右連結部97とを備えている。
この雪接触バー76は、雪接触部95、左連結部96および右連結部97で略U字状に形成されている。
図5に示すように、雪接触バー76は、左連結部96の中央部96aが前スイングレバー84の下端部に下前連結ピン101で回動自在に連結され、かつ、左連結部96の後端部96bが後スイングレバー85の下端部に下後連結ピン102で回動自在に連結されている。
この状態で、前スイングレバー84および後スイングレバー85が平行に配置されている。
さらに、雪接触バー76は、水平に配置されている。
雪接触バー76の右連結部97は、図2に示すように、左連結部96が左支持部74に連結された状態と同様に、右支持部75に連結されている。
なお、右支持部75は左支持部74と左右対称の構成なので各構成部に左支持部74と同じ符号を付して説明を省略する。
この検知作動部71は、スプリング88の付勢力で前後のスイングレバー84,85が機体前方に向けて下り勾配に配置されている。
図4に示すように、雪接触バー76の雪接触部95は、水平方向においてオーガ27の前端部27aとハウジング26の前端部26cとの間のエリアE1に配置されている。
よって、オーガ27の前端部27aを積雪に食い込ませた状態(積雪の除雪を開始した状態)で、雪接触部95が積雪に当接する。
これにより、オーガ27を上昇させながらオーガ27で除雪作業をおこなうことができるので、除雪機10の作業性を高めることができる。
また、雪接触バー76の雪接触部95は、鉛直方向において、オーガ27の上端部27bとハウジング26の上端部26dとの間のエリアE2に配置されている。
よって、雪接触部95をオーガ27の上方近傍に配置することができる。これにより、積雪がオーガ27の上端部27bより高い場合には、オーガ27を確実に上昇させることができる。
したがって、オーガ27の上端部27bを超えた積雪に対して、オーガ27の高さを最適に選択することが可能になり、除雪機10の作業性を高めることができる。
図5、図6に示すように、積雪検知部72は、内取付ブラケット82に取り付けられた積雪高さ検知センサ(可変抵抗タイプのポテンショメータ)105と、積雪高さ検知センサ105の作動軸106に連結された作動レバー107とを備えている。
積雪高さ検知センサ105は、図3に示すように、内取付ブラケット82の機体中心側の面(すなわち、外面)82aにボルト111…、ナット112…(図6参照)で取り付けられ、作動軸106が上後連結ピン87と同軸上に配置されている。
作動レバー107は、下端部(先端部)107aに受入凹部108が形成され、受入凹部108に作動ピン89が差し込まれている。
作動ピン89は、後スイングレバー85に設けられている。
よって、後スイングレバー85が上後連結ピン87を軸にして機体前後方向に揺動することにより、作動ピン89が上後連結ピン87を中心として円弧状に移動する。
作動ピン89が円弧状に移動することで、作動レバー107が作動軸106を軸にして機体前後方向に揺動する。
これにより、作動レバー107と一体に作動軸106が時計回り方向や反時計回り方向に回動して積雪高さ検知センサの抵抗が変化する。
図7に示すように、除雪機10が前進走行の際に、雪接触部95が積雪に当接することにより雪接触部95に荷重Fが機体後方に向けて作用する。
雪接触部95に荷重Fが作用することで、雪接触部95が矢印Aの如く機体後方(すなわち、ハウジング26内)に押し込まれる。
よって、前スイングレバー84が、上前連結ピン86を軸にして機体後方向に向けて反時計回り方向に揺動する。同時に、後スイングレバー85が、上後連結ピン87を軸にして機体後方向に向けて反時計回り方向に揺動する。
後スイングレバー85が機体後方向に揺動することで、作動ピン89が上後連結ピン87を中心として矢印B(図5参照)の如く車体後方に向けて円弧状に移動する。
作動ピン89が車体後方に向けて移動することで、作動レバー107が作動軸106(図6参照)を軸にして機体後方向に矢印Bの如く揺動する。
これにより、作動軸106が反時計回り方向(すなわち、矢印B方向)に回動する。作動軸106が回動することにより、積雪高さ検知センサ105の電圧(積雪高さ検知情報)が変化し、オーガ27の前方の積雪高さを検知することができる。
なお、積雪高さ検知センサ105の電圧(積雪高さ検知情報)は制御部23に伝えられる。
図1に示すように、制御部23は、機体フレーム11の後端部に設けられている。この制御部23を図8のブロック図に基づいて説明する。
すなわち、制御部23は、メインスイッチボタン46がスイッチオン、スイッチオフのいずれの状態であるかを判断する。
また、制御部23は、オーガ昇降レバー45に連動する昇降レバー検知センサからの「オーガ昇降情報」に基づいて、オーガが昇降操作状態であるか昇降停止状態であるかを判断する。
さらに、制御部23は、オーガ27が停止状態の場合に、積雪高さ検知センサ105から伝えられた「電圧(積雪高さ検知情報)」と、予め設定された「しきい値」とを比較して、「積雪高さ検知情報」が「しきい値」を超えている場合、雪接触部95が積雪に接触したと判断する。
そして、制御部23は、雪接触部95が積雪に接触したと判断した場合(すなわち、オーガ27の前方の積雪高さを積雪高さ検知手段22で検知した場合に)、オーガ27を上昇させるようにオーガ昇降手段21を制御する。
これにより、積雪高さ検知センサ105で検知した積雪高さ検知情報に基づいて、オーガ27の高さを積雪高さに対応させる(合わせる)ことができる。
このように、積雪高さ検知手段22を備えることで、オーガ27の高さを調整するために、作業者がオーガ高さの目標位置を予め設定する手間を省くことができるので、操作者の負担を軽減することができる。
さらに、作業者がオーガ高さの目標位置を予め設定する時間を省くことができるので、作業性を高めることができる。
一方、制御部23は、予め設定された「しきい値」と「積雪高さ検知情報」とを比較して「積雪高さ検知情報」が「しきい値」以下の場合、雪接触部95が積雪に未接触であると判断する。
つぎに、制御部23でオーガ27を制御する例を図8のブロック図および図9のフローチャートに基づいて説明する。
ST01において、オーガ昇降レバー45が操作状態(昇降状態)であるか、非操作状態(昇降停止状態)であるかを判断する。
すなわち、オーガ昇降レバー45に連動する昇降レバー検知センサからの「オーガ昇降情報」に基づいて、オーガ昇降レバー45が操作状態(オーガ27が昇降操作状態)であるか、オーガ昇降レバー45が非操作状態であるかを判断する。
オーガ27が上昇操作状態、すなわちオーガ昇降レバー45が上昇操作状態であると判断した場合ST02に進む。
ST02において、オーガ27の上昇を継続し、ST03においてメインスイッチが「オン」と判断された場合ST01に戻る。
なお、メインスイッチの「オン」、「オフ」は、メインスイッチボタン46の操作で切り替えられる。
また、ST01において、オーガ27が下降操作状態、すなわちオーガ昇降レバー45が下降操作状態であると判断した場合ST04に進む。
ST04において、オーガ27の下降を継続し、ST03においてメインスイッチが「オン」の場合ST01に戻る。
一方、ST01において、オーガ昇降レバー45が非操作状態であると判断した場合ST05に進む。
ST05において、積雪高さ検知センサ105から伝えられた積雪高さ検知情報に基づいて、積雪高さ検知情報が、予め設定されているしきい値を超えているか否かを判断する。
積雪高さ検知情報がしきい値を超えていると判断した場合ST06に進む。
ST06において、オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68にオーガ上昇信号を伝える。
昇降用電動モータ68が駆動してオーガハウジング昇降機構62のピストンロッド67が進出(伸張)され、オーガ27を上昇させる。
ST06において、オーガ27の上昇を継続し、ST03においてメインスイッチが「オン」の場合ST01に戻る。
一方、ST05において、積雪高さ検知情報がしきい値以下であると判断した場合、ST07に進む。
ST07において、オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68にオーガ昇降停止信号を伝える。
昇降用電動モータ68が停止してオーガハウジング昇降機構62のピストンロッド67が保持され、オーガ27の昇降を停止させる。
ST07の実行後、ST03においてメインスイッチが「オン」の場合ST01に戻る。
ST03において、メインスイッチが「オフ」の場合ST08に進む。
ST08において、オーガ27の昇降を停止させ、制御部23による制御を完了する。
ついで、除雪機10の制御部23でオーガ27の高さを制御しながら除雪作業をおこなう例を図10〜図12に基づいて説明する。
図10(a)に示すように、メインスイッチボタン46(図1参照)を押してメインスイッチをオンにした後、スロットルレバー37を矢印Cの如く操作してエンジン12の回転数を決定する。
つぎに、図1に示す作業クラッチボタン47をオンにし、作業クラッチ33を接続状態にする。作業クラッチ33を接続状態にすることで、オーガ27およびブロア28を駆動する。
ついで、走行準備レバー38を矢印Dの如くグリップ17に重ね、走行クラッチ(図示せず)を接続状態にする。
この状態で、前後進速度レバー36を矢印Eの如く前進位置まで移動して、除雪機10を矢印Fの如く前進走行させる。
図10(b)に示すように、オーガ27の前端部27aが積雪120の雪壁121に進入して(食い込んで)、オーガ27で積雪120の除雪を開始する。
オーガ27(すなわち、除雪機10)が前進走行して、積雪高さ検知手段22の雪接触バー76(具体的には、雪接触部95)が雪壁121に当接する。
雪接触部95が雪壁121に当接することで、雪接触部95がハウジング側(すなわち、車体後方)に向けて押し込まれる。
雪接触部95(雪接触バー76)が押し込まれることで積雪高さ検知センサ105の作動軸106(図3参照)が作動し、積雪高さ検知センサ105から制御部23に積雪高さ検知情報が伝えられる。
積雪高さ検知センサ105から伝えられた積雪高さ検知情報に基づいて、制御部23からオーガハウジング昇降機構62にオーガ上昇信号を伝える。
オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68が駆動してピストンロッド67が進出(伸張)される。
よって、オーガ27が矢印Gの如く上昇を開始する。
ここで、オーガ27の上昇中に、除雪機10が前進走行している。
よって、図11(a)に示すように、オーガ27は積雪120を除雪しながら湾曲状の傾斜線123に沿って上昇する。
これにより、図10(a)に示す積雪124をオーガ27で除雪することができる。
オーガ27が傾斜線123に沿って高さ位置P1まで上昇することで、雪接触バー76の雪接触部95が雪壁121から離れる。
このように、積雪高さ検知センサ105で積雪120の高さを検知した際に、制御部23で昇降用電動モータ68を制御してオーガ27を上昇させるようにした。
これにより、積雪高さがオーガ27を超えた場合でも、オーガ27を自動的に上昇させることにより、積雪120の除雪作業を良好におこなうことができ、作業性を高めることができる。
雪接触バー76の雪接触部95が雪壁121から離れることで、雪接触バー76がスプリング88(図5参照)の付勢力で突出した状態(すなわち、雪壁121に当接する前の状態)に復帰する。
雪接触バー76が復帰することで積雪高さ検知センサ105の作動軸106(図3参照)が作動し、積雪高さ検知センサ105から制御部23に積雪未検知情報が伝えられる。
オーガ昇降レバー45が停止位置に保持されているので、積雪高さ検知センサ105から伝えられた積雪未検知情報に基づいて、制御部23からオーガハウジング昇降機構62にオーガ昇降停止信号を伝える。
オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68が停止してピストンロッド67が停止状態に保持される。
よって、オーガ27が高さ位置P1に保持される。
この状態で、前後進速度レバー36を矢印Hの如く後進位置まで操作することで、除雪機10を矢印Iの如く後進させる。
図11(b)に示すように、除雪機10がP1まで戻った後、前後進速度レバー36を矢印の如く中立位置まで操作することで除雪機10を停止する。
この状態で、オーガ昇降レバー45を下降位置に操作して、オーガ27を水平位置P2まで矢印Jの如く下降させる。
図12(a)に示すように、オーガ27を水平位置P2まで下降させた後、前後進速度レバー36を矢印Eの如く前進位置まで操作する。前後進速度レバー36を前進位置まで操作することで除雪機10を矢印Fの如く前進させる。
除雪機10を前進させることで、前回の除雪作業で残した積雪(すなわち、斜め段状の積雪)125をオーガ27で除雪する。
図12(b)に示すように、オーガ27(すなわち、除雪機10)が前進走行して、雪接触バー76の雪接触部95が雪壁121に当接する。
雪接触部95が雪壁121に当接することで、雪接触部95がハウジング側(すなわち、車体後方)に向けて押し込まれる。
雪接触部95(雪接触バー76)が押し込まれることで積雪高さ検知センサ105の作動軸106(図3参照)が作動し、積雪高さ検知センサ105から制御部23に積雪高さ検知情報が伝えられる。
よって、図11(a)で説明したように、オーガ27は積雪120を除雪しながら湾曲状の傾斜線123に沿って上昇する。
以下、図10〜図12の工程を順次繰り返すことにより、積雪120の雪壁121側からオーガ27で積雪120を除雪することができる。
具体的には、まず、1回目の除雪作業で積雪124(図10(a)参照)を除去し、つぎに、2回目の除雪作業で斜め段状の積雪125(図12(a)参照)を除去するという、いわゆる「斜め断切り」の除雪作業を操作者の手間をかけないで容易におこなうことができる。
実施例2に係る制御部130について説明する。
図13に示す制御部130は、実施例1の制御部23に代えて備えられたものである。
制御部130は、「オーガ27の昇降/停止状態」、「除雪機10の前進/後進状態」、「オーガ27の回転/停止状態」や「積雪高さ検知/未検知状態」を判断する機能を備えている。
すなわち、制御部130は、メインスイッチボタン46がスイッチオン、スイッチオフのいずれの状態であるかを判断する。
また、制御部130は、オーガ昇降レバー45に連動する昇降レバー検知センサからの「オーガ昇降情報」に基づいて、オーガが昇降操作状態であるか停止状態であるかを判断する。
さらに、制御部130は、前後進速度レバー36に連動する前後進検知センサからの「前後進情報」に基づいて、除雪機10が前進状態であるか後進状態であるかを判断する。
また、制御部130は、作業クラッチボタン47に連動する作業クラッチ検知センサからの「クラッチ接断情報」に基づいて、クラッチが「接」状態(すなわち、オーガ27が回転状態)であるか「断」状態(すなわち、オーガ27が停止状態)であるかを判断する。
加えて、制御部130は、オーガ昇降レバー45が非操作状態の場合に、積雪高さ検知センサ105から伝えられた電圧(積雪高さ検知情報)と、予め設定された「しきい値」とを比較して、「積雪高さ検知情報」が「しきい値」を超えている場合、雪接触部95が積雪に接触したと判断する。
そして、制御部23は、雪接触部95が積雪に接触したと判断した場合(すなわち、オーガ27の前方の積雪高さを積雪高さ検知手段22で検知した場合に)、オーガ27を上昇させるようにオーガ昇降手段21を制御する。
一方、制御部23は、予め設定された「しきい値」と「積雪高さ検知情報」とを比較して「積雪高さ検知情報」が「しきい値」以下の場合、雪接触部95が積雪に未接触であると判断する。
つぎに、制御部130でオーガ27を制御する例を図13のブロックおよび図14のフローチャートに基づいて説明する。
ST10において、オーガ昇降レバー45が操作(上昇、下降)状態であるか、非操作状態であるかを判断する。
すなわち、オーガ昇降レバー45に連動する昇降レバー検知センサからの「オーガ昇降情報」に基づいて、オーガ昇降レバー45が操作状態(オーガ27が昇降操作状態)であるか、オーガ昇降レバー45が非操作状態であるかを判断する。
オーガ27が上昇操作状態、すなわちオーガ昇降レバー45が上昇操作状態であると判断した場合ST11に進む。
ST11において、オーガ27の上昇を継続し、ST12においてメインスイッチが「オン」と判断された場合ST10に戻る。
また、ST10において、オーガ27が下降操作状態、すなわちオーガ昇降レバー45が下降操作状態であると判断した場合ST13に進む。
ST13において、オーガ27の下降を継続し、ST12においてメインスイッチが「オン」の場合ST10に戻る。
一方、ST10において、オーガ昇降レバー45が非操作状態であると判断した場合ST14に進む。
ST14において、前後進速度レバー36が前進位置であるか、後進位置であるかを判断する。
前後進速度レバー36が後進位置であると判断された場合ST15に進み、ST15においてオーガ27の昇降を停止する。
ST15の実行後、ST12においてメインスイッチが「オン」の場合ST10に戻る。
一方、ST14において、前後進速度レバー36が前進位置であると判断された場合ST16に進む。
ST16において、作業クラッチセンサからの情報に基づいて、オーガ27が回転状態にあるか、回転停止状態にあるかを判断する。
オーガ27が回転停止状態であると判断された場合ST17に進み、ST17においてオーガ27の昇降を停止する。
ST17の実行後、ST12においてメインスイッチが「オン」の場合ST10に戻る。
一方、ST16において、オーガ27が回転状態であると判断された場合ST18に進む。
ST18において、積雪高さ検知センサ105から伝えられた積雪高さ検知情報に基づいて、積雪高さ検知情報が、予め設定されているしきい値を超えているか否かを判断する。
積雪高さ検知情報がしきい値を超えていると判断した場合ST19に進む。
ST19において、オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68にオーガ上昇信号を伝える。
昇降用電動モータ68が駆動(正転)してオーガハウジング昇降機構62のピストンロッド67が進出(伸張)され、オーガ27を上昇させる。
ST19の実行後、ST12においてメインスイッチが「オン」の場合ST10に戻る。
一方、ST18において、積雪高さ検知情報がしきい値以下であると判断した場合、ST20に進む。
オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68にオーガ下降信号を伝える。
昇降用電動モータ68が駆動(逆転)してオーガハウジング昇降機構62のピストンロッド67が後退(収縮)され、オーガ27を下降させる。
ST20の実行後、ST12においてメインスイッチが「オン」の場合ST10に戻る。
ST12において、メインスイッチが「オフ」の場合ST21に進む。
ST21において、オーガ27の昇降を停止させ、制御部23による制御を完了する。
つぎに、除雪機10の制御部130でオーガ27の高さを制御しながら除雪作業をおこなう例を図15〜図17に基づいて説明する。
図15(a)に示すように、メインスイッチボタン46(図1参照)を押してメインスイッチをオンにした後、スロットルレバー37を矢印Cの如く操作してエンジン12の回転数を決定する。
つぎに、図1に示す作業クラッチボタン47をオンにし、作業クラッチ33を接続状態にする。作業クラッチ33を接続状態にすることで、オーガ27およびブロア28を駆動する。
作業クラッチボタン47に連動する作業クラッチ検知センサからの「クラッチ接情報」(すなわち、オーガ27が回転状態である情報)が、制御部130に伝えられる。
ついで、走行準備レバー38を矢印Dの如くグリップ17に重ね、走行クラッチ(図示せず)を接続状態にする。
この状態で、前後進速度レバー36を矢印Eの如く前進位置まで移動して、除雪機10を矢印Fの如く前進走行させる。
前後進速度レバー36を前進位置まで移動することで、前後進速度レバー36に連動する前後進検知センサからの「前進情報」が制御部130に伝えられる。
図15(b)に示すように、オーガ27の前端部27aが積雪140の雪壁141に進入して(食い込んで)、オーガ27で積雪140の除雪を開始する。
オーガ27(すなわち、除雪機10)が前進走行して、雪接触バー76の雪接触部95が雪壁141に当接する。
雪接触部95が雪壁141に当接することで、雪接触部95がハウジング側(すなわち、車体後方)に向けて押し込まれる。
雪接触部95(雪接触バー76)が押し込まれることで積雪高さ検知センサ105の作動軸106(図3参照)が作動し、積雪高さ検知センサ105から制御部130に積雪高さ検知情報が伝えられる。
積雪高さ検知センサ105から伝えられた積雪高さ検知情報に基づいて、制御部130からオーガハウジング昇降機構62にオーガ上昇信号を伝える。
オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68が駆動してピストンロッド67が進出(伸張)される。
よって、オーガ27が矢印Gの如く上昇を開始する。
ここで、オーガ27の上昇中に、除雪機10が前進走行している。
よって、図16(a)に示すように、オーガ27は積雪140を除雪しながら湾曲状の傾斜線143に沿って上昇する。
オーガ27が高さ位置P3まで上昇することで、雪接触バー76の雪接触部95が雪壁141から離れる。
雪接触バー76がスプリング88(図5参照)の付勢力で突出した状態(すなわち、雪壁141に当接する前の状態)に復帰する。
雪接触バー76が復帰することで積雪高さ検知センサ105の作動軸106(図3参照)が作動し、積雪高さ検知センサ105から制御部130に積雪未検知情報が伝えられる。
オーガ昇降レバー45が停止位置に保持されているので、積雪高さ検知センサ105から伝えられた積雪未検知情報に基づいて、制御部130からオーガハウジング昇降機構62に下降信号を伝える。
オーガハウジング昇降機構62の昇降用電動モータ68が駆動してピストンロッド67が後退(収縮)される。
よって、オーガ27が高さ位置P3から矢印Kの如く下降する。
すなわち、オーガ27が下降しながら、除雪機10が矢印Fの如く前進走行することで、図16(b)に示すように、オーガ27が下降して雪接触バー76の雪接触部95が雪壁141に当接する。
雪接触部95が雪壁141に当接することで、雪接触部95がハウジング側(すなわち、車体後方)に向けて押し込まれる。
雪接触部95(雪接触バー76)が押し込まれることで積雪高さ検知センサ105の作動軸106(図3参照)が作動し、積雪高さ検知センサ105から制御部130に積雪高さ検知情報が伝えられる。
よって、図16(a)で説明したように、オーガ27は積雪140を除雪しながら湾曲状の傾斜線143に沿って上昇する。
図17(a)に示すように、オーガ27が高さ位置P4まで上昇することで、雪接触バー76の雪接触部95が雪壁141から離れる。
雪接触部95が雪壁141から離れることで、図16(a)で説明したように、オーガ27が高さ位置P4から矢印Lの如く下降する。
このように、図15〜図17の工程を順次繰り返すことで、積雪140の表面140aに沿ってオーガ27を移動させることができる。
積雪140の表面140aに沿ってオーガ27を移動させること、図17(b)に示すように、積雪140の表面140aに沿った積雪146をオーガ27で除雪することができる。
したがって、積雪140の表面140aに沿って除雪をおこなうことで作業性をより一層高めることができる。
なお、本発明に係る除雪機10は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例1、2では、積雪高さ検知手段22で積雪を検知した際に、オーガ27を制御部23で上昇させる例について説明したが、これに限らないで、積雪高さ検知手段22で積雪を検知した際に、オーガ昇降レバー45を操作者が手動で操作してオーガ27を上昇させることも可能である。
また、前記実施例1、2では、雪接触バー76の雪接触部95を、水平方向においてエリアE1に配置し、かつ、鉛直方向においてエリアE2に配置した例について説明したが、雪接触部95を配置する位置はこれに限定しない。
例えば、雪接触部95をオーガ27の前端部27aより機体前方側に配置することも可能であり、雪接触部95をハウジング26の上端部26dより上方に配置することも可能である。
さらに、前記実施例1では、オーガ27の上昇を止める場合に、積雪高さ検知情報に基づいて昇降用電動モータ68を停止させる例について説明したが、オーガ27の上昇を止める方法はこれに限定するものではない。
例えば、オーガハウジング昇降機構62のピストンロッド67をシリンダの最大ストローク(いわゆる、ストロークエンド)まで伸張(進出)させてオーガ27の上昇を止めることも可能である。
あるいは、オーガ昇降レバー45を手動で操作してオーガ27の上昇を止めることも可能である。
また、前記実施例1に制御部23を備え、前記実施例2に制御部130を備えた例について説明したが、これに限らないで、制御部に実施例1,2の両方の機能を備えることも可能である。
すなわち、制御部に実施例1,2の両方の機能を備え、実施例1,2の機能を除雪作業条件に応じてモード切替スイッチで選択可能に構成してもよい。
加えて、前記実施例1、2で示したオーガ昇降手段21、積雪高さ検知手段22およびオーガ27などの構成や形状は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、積雪を除去するオーガを備え、このオーガを昇降させるオーガ昇降手段を備えた除雪機への適用に好適である。
10…除雪機、21…オーガ昇降手段、22…積雪高さ検知手段、23,130…制御部、27…オーガ、120,140…積雪。

Claims (2)

  1. 積雪を除去するオーガを備えた除雪機において、
    前記オーガの前方の積雪高さを検知する積雪高さ検知手段と、
    前記オーガを昇降させるオーガ昇降手段と、
    前記積雪高さ検知手段で前記積雪を検知した際に、前記オーガを上昇させるように前記オーガ昇降手段を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする除雪機。
  2. 前記制御部は、前記積雪高さ検知手段で前記積雪を未検知のとき、前記オーガを下降させるように前記オーガ昇降手段を制御することを特徴とする請求項記載の除雪機。
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