JP5355804B1 - スイーパー - Google Patents

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Abstract

【課題】掻き上げユニットをガイド車輪で支持して塵芥の回収作業を行ない、回収作業時でも前後輪が十分なグリップ力を発揮し、芝面でもスリップすることなく、上り坂でも容易に登坂できるスイーパーを提供する。
【解決手段】前輪及び後輪を有する走行車体と、走行車体の前輪と後輪の間に配置されて地上の塵芥を掻き上げる掻き上げユニットと、掻き上げユニットにより掻き上げられた塵芥を貯留するホッパーとを備えたスイーパーであって、掻き上げユニットが、地面近くの下方からホッパーに通じる掻き上げ風導、掻き上げ風導内で回転して地上の塵芥を掻き上げる回転ブラシ、及び掻き上げ風導に取り付けられたガイド車輪を含み、掻き上げユニットが、掻き上げユニット用シリンダーの伸縮により上下動可能に走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、掻き上げユニット用シリンダーの油圧制御により又は掻き上げユニット用シリンダーとは別個の掻き上げユニット上動用シリンダーの油圧制御により、ガイド車輪に掛かる掻き上げユニットの重さを低減し、それにより走行車体の前輪と後輪に掛かる重さを増加したことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、ゴルフ場、公園などにおいて、芝を刈った後の芝カスなどの塵芥を回収するスイーパーに関するものである。
従来のこの種の一般的なスイーパーの例を図1及び図2に基づいて説明する(例えば特許文献1参照)。図1は、スイーパー全体を示す側面図、図2は、スイーパーの要部を示す側面図である。図において、1は、エンジン2により自走するスイーパーの走行車体であり、前輪1a,後輪1bを有する。この車体1は、図示省略した油圧駆動によって走行することができる。3は、塵芥を入れるホッパー、4は、ホッパー3に通じる掻き上げ風導、5は、掻き上げ風導4内で回転して地上の塵芥を掻き上げる回転ブラシ、8,9は、回転ブラシ5により掻き上げられた塵芥を順にホッパー3に案内、投入するローター、6は、前記掻き上げ風導4に取り付けられたガイド車輪である。前記掻き上げ風導4は、シリンダー7によってスイーパーの車体1に上下動可能に取り付けられ、10,11は、掻き上げ風導4と車体1を結ぶリンクアームである。前記掻き上げ風導4と、この掻き上げ風導4に設けられた回転ブラシ5、ローター8,9、ガイド車輪6とをまとめて掻き上げユニットAと総称する。
前記シリンダー7は、その基端部7aが車体1に取り付けられた筺枠13に枢着され、他端のロッド側端部7bが、掻き上げ風導4の下端部に取り付けられ、このシリンダー7が伸縮することによって掻き上げユニットAが上下動する。掻き上げユニットAは、スイーパーの回送移動時(又は無作業時)にはガイド車輪6が地面から十分に離れるように上動させた位置で保持され、塵芥を掻き上げて回収する作業時には下動してシリンダー7が自由伸縮状態となってガイド車輪6が地面の起伏に追従するようになっている。
図3は、従来のスイーパーの塵芥の回収作業時の油圧回路図の一例であり、掻き上げユニットAが下動して掻き上げユニットAの重さWがガイド車輪6に掛かり、シリンダー7が自由に伸縮できる状態を示す。図において、ポンプPより吐出した油は切換弁Vを介して直接タンクTへ戻り、掻き上げユニット用シリンダー7のロッド側の油も切換弁Vを介してタンクTへ繋がっているので、シリンダー7は自由に伸縮することができる。即ち、ガイド車輪6が地面の起伏に応じて追従することができる。
前記回転ブラシ5は、掻き上げ風導4の下端部に水平方向に装着され、このブラシ5の上方部にはブラシ5で掻き上げられた塵芥をホッパー3へ投入するローター8,9が設けられている。図示では、ローター8,9が二段の場合が示されている。前記ガイド車輪6は、掻き上げ風導4の側部に上下動可能に設けられたスライドアーム12に取り付けられ、長孔12a分上下動することができる。前記回転ブラシ5は、地面の芝先と軽く触れる程度の高さが良く、きつく当てすぎると芝を痛め、また当たらないと未回収となる。ガイド車輪6は、ブラシ5と芝面との間隔を一定に保つためのもので、その長孔分12a上下動して間隔を調整できるようになっている。
14は、ホッパー3を上昇させるリフトシリンダーで、車体1の両側に設けられ、リフトアーム15とリフト上部アーム16とでホッパー3が上昇し、上昇端でホッパー3が後方へ傾斜してホッパー3内の塵芥が排出されるようになっている。前記リフトアーム15及びリフト上部アーム16は、その一方の端部15a,16aが筺枠13の上部に枢着され、他方の端部15b,16bがホッパー3の後方下部に枢着される。このリフトアーム15及びリフト上部アーム16の筺枠13側の端部15a,16a間の距離は、ホッパー3側の端部15b,16b間の距離より広くなっており、この距離関係によりホッパー3が上昇端に位置するとホッパー3が後方傾斜することができる。17は、ホッパー3の後部に設けられたホッパー蓋であり、18は、ホッパー蓋17を開閉する蓋開閉シリンダーで、ホッパー3の両側に設けられる。
上述のスイーパー1は、エンジン2により走行しながら回転ブラシ5により地上の塵芥を掻き上げて掻き上げ風導4からホッパー3内に回収する。回収作業時は、掻き上げユニット用シリンダー7が下動して自由伸縮状態になる、即ち、掻き上げユニットAがリンクアーム10,11に牽引されながら、掻き上げユニットAの重さがガイド車輪にかかり、ガイド車輪6が地面の起伏に追従して(即ち、シリンダー7が地面の起伏に合わせて自由に上下に伸縮して)ブラシ5と芝面との間隔を一定に保って走行される。
この時、掻き上げユニットAの重量のほぼ全体がガイド車輪6のみで支持され、残りの車体の重量が前後輪1a,1bで支持されている状態となり、ガイド車輪6の転がり抵抗が大きな走行抵抗となっている。従って、かかる状態では、ガイド車輪6に掻き上げユニットAの荷重が大きく掛かり、前後輪1a,1bに掛かる荷重が小さくなるため、前後輪1a,1bのタイヤがスリップしてしまう可能性が高い。特に、スイーパーは、ゴルフ場ではアスファルト面よりむしろ芝面で使用されるため、タイヤが滑りやすく、上り坂の登坂となると、タイヤがスリップして芝を掻いて傷めてしまう問題がある。
特開2007−315012号公報
本発明は、かかる従来技術の問題を解決するために創案されたものであり、その目的は、掻き上げユニットをガイド車輪で支持して塵芥の回収作業を行なうスイーパーにおいて、回収作業時でも前後輪が十分なグリップ力を発揮し、それにより芝面でもスリップすることなく、しかも上り坂でも容易に登坂できるスイーパーを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、塵芥の回収作業時に作業を損なわない範囲でガイド車輪に掛かる下方向の掻き上げユニットの荷重に対して上方向の力を発生するように掻き上げユニット用シリンダー自身またはそれとは別個の掻き上げユニット上動用シリンダーを油圧制御して、ガイド車輪に掛かる荷重を低減させ、その低減した荷重分だけ車体の前後輪に掛かる荷重を増加させることにより、タイヤの地面に対する接地圧を向上できることを見い出し、本発明の完成に至った。
即ち、本発明は、以下の(1)〜(3)の構成を有するものである。
(1)前輪及び後輪を有する走行車体と、前記走行車体の前輪と後輪の間に配置されて芝を刈った後の芝カスを掻き上げる掻き上げユニットと、前記掻き上げユニットにより掻き上げられた芝カスを貯留するホッパーとを備えたスイーパーであって、前記掻き上げユニットが、地面近くの下方からホッパーに通じる掻き上げ風導、前記掻き上げ風導内で回転して芝を刈った後の芝カスを掻き上げる回転ブラシ、及び前記掻き上げ風導に取り付けられたガイド車輪を含み、前記掻き上げユニットが、掻き上げユニット用シリンダーの伸縮により上下動可能に前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニット用シリンダーが、その一方の端部を前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、他方の端部を前記掻き上げユニットに直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニットが回送移動時又は無作業時に上動した場合に、前記掻き上げユニットがその位置で保持されることができ、一方、前記掻き上げユニットが芝カス回収作業時に下動した場合に、前記ガイド車輪が地面の起伏に追従するように上下動する状態を維持しながら、前記掻き上げユニットの重さによる前記掻き上げユニット用シリンダーの下方向に働く力に対抗して前記掻き上げユニットを上方向に動かそうとする力が働くように前記掻き上げユニット用シリンダーを油圧制御し、それにより前記ガイド車輪に掛かる前記掻き上げユニットの重さを低減し、前記走行車体の前輪と後輪に掛かる重さを増加したことを特徴とするスイーパー。
(2)前輪及び後輪を有する走行車体と、前記走行車体の前輪と後輪の間に配置されて芝を刈った後の芝カスを掻き上げる掻き上げユニットと、前記掻き上げユニットにより掻き上げられた芝カスを貯留するホッパーとを備えたスイーパーであって、前記掻き上げユニットが、地面近くの下方からホッパーに通じる掻き上げ風導、前記掻き上げ風導内で回転して芝を刈った後の芝カスを掻き上げる回転ブラシ、及び前記掻き上げ風導に取り付けられたガイド車輪を含み、前記掻き上げユニットが、掻き上げユニット用シリンダーの伸縮により上下動可能に前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニット用シリンダーが、その一方の端部を前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、他方の端部を前記掻き上げユニットに直接的又は間接的に取り付けられ、さらに前記掻き上げユニット用シリンダーとは別個の掻き上げユニット上動用シリンダーが、その一方の端部を前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、他方の端部を前記掻き上げユニットに直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニットが回送移動時又は無作業時に上動した場合に、前記掻き上げユニットがその位置で保持されることができ、一方、前記掻き上げユニットが芝カス回収作業時に下動した場合に、前記ガイド車輪が地面の起伏に追従するように上下動する状態を維持しながら、前記掻き上げユニットの重さによる前記掻き上げユニット用シリンダーの下方向に働く力に対抗して前記掻き上げユニットを上方向に動かそうとする力が働くように前記掻き上げユニット上動用シリンダーを油圧制御し、それにより前記ガイド車輪に掛かる前記掻き上げユニットの重さを低減し、前記走行車体の前輪と後輪に掛かる重さを増加したことを特徴とするスイーパー。
(3)前記油圧制御が、前記走行車体の走行系に使用する油圧又はそれから独立した油圧を使用していることを特徴とする(1)又は(2)に記載のスイーパー。
本発明のスイーパーは、塵芥の回収作業時にガイド車輪に掛かる掻き上げユニット自身の重量を軽減するように制御しているので、車体全体の重量のかなりの部分を前後輪に分散することができ、結果として前後輪のタイヤの接地圧を増加することができる。従って、本発明のスイーパーは、回収作業時でも前後輪の芝面へのグリップが良くなり、芝面でも滑ることなく走行することができ、特に上り坂においてもタイヤがスリップすることなく登坂することができる。
従来のスイーパー全体を示す側面図である。 従来のスイーパー要部を示す側面図である。 従来のスイーパーの塵芥の回収作業時の油圧回路の一例を示す。 本発明のスイーパーにおいて、シリンダー7が伸びた状態から縮む方向に動いて掻き上げユニットAが上昇している状態の油面回路の一例を示す。 本発明のスイーパーにおいて、シリンダー7が最短に収縮して掻き上げユニットAが上昇端で停止している状態の油圧回路の一例を示す。 本発明のスイーパーにおいて、シリンダー7が伸びて自由伸縮状態となって掻き上げユニットAが地面の起伏に応じて追従している状態の油圧回路の一例を示す。 本発明のスイーパーに採用可能な別の油圧回路の一例を示す。
本発明のスイーパーの実施形態を以下に示すが、本発明はそれらに限定されるものではない。
本発明のスイーパーは、ガイド車輪に掛かる掻き上げユニットの重さを軽減するために、掻き上げユニット用シリンダー自身又はそれとは別個の掻き上げユニット上動用シリンダーを油圧制御することに特徴があり、それ以外は本発明の目的を達成することができる限り、基本的に従来公知のスイーパーの機構をそのまま採用することができる。即ち、本発明のスイーパーは、外観上、上述の図1及び2に記載のスイーパーと変わらない基本構成を持つことができ、前輪1a及び後輪1bを有する走行車体1と、走行車体1の前輪1aと後輪1bの間に配置されて地上の塵芥を掻き上げる掻き上げユニットAと、掻き上げユニットAにより掻き上げられた塵芥を貯留するホッパー3とを備え、掻き上げユニットAは、地面近くの下方からホッパー3に通じる掻き上げ風導4、及び掻き上げ風導4内で回転して地上の塵芥を掻き上げる回転ブラシ5、及び掻き上げ風導4に取り付けられたガイド車輪6を含み、掻き上げユニットAが、掻き上げユニット用シリンダー7の伸縮により上下動可能に直接的に走行車体1に取り付けられているか、又は他の部材を経て間接的に走行車体1に取り付けられている。
本発明のスイーパーでは、掻き上げユニット用シリンダー7は、その一方の端部を直接的に走行車体1に取り付けられるか、もしくは筺枠13などの他の部材を経て間接的に走行車体1に取り付けられており、また他方の端部を直接的に掻き上げユニットA(例えば掻き上げ風導4)に取り付けられるか、もしくは他の部材を経て間接的に掻き上げユニットAに取り付けられている。
本発明のスイーパーでは、掻き上げユニット用シリンダー7の伸縮により、掻き上げユニットAは、回送移動時(又は無作業時)又は塵芥回収作業時に合わせて、上動させたり又は下動させたりすることができる。スイーパーの回送移動時(又は無作業時)には、掻き上げユニットAは、地面から離すために上動されて、その上動した位置(一般に上限位置)で保持されることができる。一方、スイーパーの塵芥の回収作業時には、掻き上げユニットAは、地面に近づけて塵芥を回収するために下動され、掻き上げユニット用シリンダー7の自由伸縮状態によりガイド車輪6が自由に上下して地面の起伏に追従するようになっている。このとき、本発明のスイーパーでは、このガイド車輪6の上下動する状態を維持しながら、掻き上げユニットAの重さによる掻き上げユニット用シリンダー7の下方向に働く力に対抗して掻き上げユニットAを上方向に動かそうとする力が働くように掻き上げユニット用シリンダー7自身により又は掻き上げユニット用シリンダー7とは別個の掻き上げユニット上動用シリンダー7Aを油圧制御することが最大の特徴である。これにより、ガイド車輪6に掛かる掻き上げユニットAの重さを低減し、その低減分だけ走行車体1の前輪1aと後輪1bに掛かる重さを増加することができ、結果として前輪1a及び後輪1bのタイヤの地面(芝面)に対するグリップが増大して、芝面の登坂時であってもタイヤのスリップを防止することができる。
上記のような掻き上げユニット用シリンダー7又は掻き上げユニット上動用シリンダー7Aの油圧制御の方法又は機構としては、当業者に公知の様々な方法を適宜採用すればよく、例えば、以下に説明する図4〜図6、図7に記載の方法又は機構をそれぞれ採用することができる。
図4は、掻き上げユニット用シリンダー7が伸びた状態から縮む方向に動いて掻き上げユニットAが上昇している状態の油圧回路の一例を示し、図5は、掻き上げユニット用シリンダー7が最大に収縮して掻き上げユニットAが上昇端で停止している状態の油圧回路の一例を示し、図6は、掻き上げユニット用シリンダー7が伸びて自由伸縮状態となって掻き上げユニットAが地面の起伏に応じて追従している状態の油圧回路の一例を示す。
掻き上げユニットAを上昇させるには、図4に示すように切換弁Vを操作する。これにより、ポンプPからの圧油は、切換弁V(OFF状態)を介して掻き上げユニット用シリンダー7のロッド側に油が流れ、掻き上げユニット用シリンダー7が伸びた状態から縮む方向に動き、掻き上げユニットAが上動する。この時、メインリリーフ弁からの荷重(Re)は、掻き上げユニットAの自重Wに対抗して上昇するように設定されている(Re>W)。
次いで、操作レバーを元の位置に戻すと、図5に示すように掻き上げユニット用シリンダー7からの油は切換弁Vで切断されるから、掻き上げユニットAは上昇端に達した状態で保持される。更に、操作レバーをディテント位置に操作すると、図6に示すように切換弁Vは、この状態を保持したままとなり、ポンプPからの圧油は、切換弁Vへのパイロット圧となって切換弁VをOFF状態からON状態に切り換える。これにより、別経路のポンプPからの油が掻き上げユニット用シリンダー7のロッド側へと流れる。このとき、ポンプPのリリーフ弁からの荷重(Re)は、掻き上げユニットAの自重Wに対抗する荷重より少し小さめに設定されていることが必要である(Re<W)。その結果、掻き上げユニットAの自重W全てがガイド車輪6に負荷されず、Re分の負荷が軽減され、その軽減負荷分だけ車体1の前後輪1a,1bに分散されることになる。このように、掻き上げユニットAの自重の一部が前後輪1a,1bに分散されると、それらのタイヤの接地圧が増し、芝地に対してのグリップが良くなり、塵芥の回収作業をしていても上り坂でもスリップすることなく登坂することが可能になる。
図7は、図4〜図6の実施態様とは異なり、掻き上げユニット用シリンダー7とは別個の掻き上げユニット上動用シリンダー7Aを設け、その油圧制御により、掻き上げユニットAの重さによる掻き上げユニット用シリンダー7の下方向に働く力に対抗して掻き上げユニットAを上方向に動かそうとする力を発生させた例を示す。図4〜6の実施態様では、切換弁Vを介在させて掻き上げユニット用シリンダー7にリリーフ弁からの力(Re)を発生させていたが、図7の実施態様では、切換弁Vを設けず、掻き上げユニット用シリンダーとは別個の補助的な掻き上げユニット上動用シリンダー7Aを設けて、それによって掻き上げユニットAを直接上動させる力(Re)を発生させて、ガイド車輪6に掛かる荷重を軽減させるようにしている。掻き上げユニット用シリンダー7のメインリリーフ弁からの荷重(Re)が掻き上げユニットAの自重Wに対抗して上昇するように設定されている点は、図4〜図6と同様のものを採用することができる。この場合も力関係は図4〜6の実施態様のようにRe>W>Reとなり、同様に本願の目的を達成することができる。
図4〜7の別経路のポンプPは、独立して設けて示されているが、走行系の油圧源を利用しても良い。また、図4〜7では、掻き上げユニット用シリンダー7又は掻き上げユニット上動用シリンダー7Aの基端部側をタンクTに繋いだ図を示しているが、これは、急激なマウント部分を走行した場合に掻き上げユニットAが跳ね上がることを防止するためのものであり、これにより塵芥の取り残しを防止する。
本発明のスイーパーは、上述の説明では、その一例を述べたにすぎず、本発明の目的を達成できる限り、限定されるものではない。即ち、本発明のスイーパーでは、塵芥の回収作業時に、ガイド車輪が地面の起伏に追従するように上下動する状態を維持しながら、掻き上げユニットの重さによる掻き上げユニット用シリンダーの下方向に働く力に対抗して掻き上げユニットを上方向に動かそうとする力が働くように掻き上げユニット用シリンダー又はそれとは別個のシリンダーを油圧制御して本発明の目的を達成することができる限り、掻き上げユニット、ガイド車輪、及びシリンダーなどの構成形態、取り付け法及び取り付け位置、シリンダーの伸縮に対する掻き上げユニットの上下動の方式に関して限定されず、従来公知の様々な方法を採用することができる。
本発明のスイーパーは、塵芥の回収作業時にガイド車輪に掛かる掻き上げユニット自身の重量の一部を前後輪に分散することができるので、前後輪のタイヤの接地圧が高く、特に登坂の芝面を走行する場合でもスリップを生じることがない。従って、本発明のスイーパーは、ゴルフ場などで使用されるスイーパーの業界において極めて有用である。
1 スイーパーの走行車体
2 エンジン
3 ホッパー
4 掻き上げ風導
5 回転ブラシ
6 ガイド車輪
7 掻き上げユニット用シリンダー
7A 掻き上げユニット上動用シリンダー
7a 基端部
7b ロット側端部
8 ローター
9 ローター
10 掻き上げ風導のリンクアーム
11 掻き上げ風導のリンクアーム
12 スライドアーム
12a 長孔
13 筺枠
A 掻き上げユニット
ポンプ
ポンプ
Re メインリリーフ弁
(メインリリーフ弁Reからの荷重)
Re リリーフ弁
(リリーフ弁Reからの荷重または掻き上げユニット上動用ユニットからの荷重)
T タンク
切換弁
切換弁
W 掻き上げユニットAの荷重

Claims (3)

  1. 前輪及び後輪を有する走行車体と、前記走行車体の前輪と後輪の間に配置されて芝を刈った後の芝カスを掻き上げる掻き上げユニットと、前記掻き上げユニットにより掻き上げられた芝カスを貯留するホッパーとを備えたスイーパーであって、前記掻き上げユニットが、地面近くの下方からホッパーに通じる掻き上げ風導、前記掻き上げ風導内で回転して芝を刈った後の芝カスを掻き上げる回転ブラシ、及び前記掻き上げ風導に取り付けられたガイド車輪を含み、前記掻き上げユニットが、掻き上げユニット用シリンダーの伸縮により上下動可能に前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニット用シリンダーが、その一方の端部を前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、他方の端部を前記掻き上げユニットに直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニットが回送移動時又は無作業時に上動した場合に、前記掻き上げユニットがその位置で保持されることができ、一方、前記掻き上げユニットが芝カス回収作業時に下動した場合に、前記ガイド車輪が地面の起伏に追従するように上下動する状態を維持しながら、前記掻き上げユニットの重さによる前記掻き上げユニット用シリンダーの下方向に働く力に対抗して前記掻き上げユニットを上方向に動かそうとする力が働くように前記掻き上げユニット用シリンダーを油圧制御し、それにより前記ガイド車輪に掛かる前記掻き上げユニットの重さを低減し、前記走行車体の前輪と後輪に掛かる重さを増加したことを特徴とするスイーパー。
  2. 前輪及び後輪を有する走行車体と、前記走行車体の前輪と後輪の間に配置されて芝を刈った後の芝カスを掻き上げる掻き上げユニットと、前記掻き上げユニットにより掻き上げられた芝カスを貯留するホッパーとを備えたスイーパーであって、前記掻き上げユニットが、地面近くの下方からホッパーに通じる掻き上げ風導、前記掻き上げ風導内で回転して芝を刈った後の芝カスを掻き上げる回転ブラシ、及び前記掻き上げ風導に取り付けられたガイド車輪を含み、前記掻き上げユニットが、掻き上げユニット用シリンダーの伸縮により上下動可能に前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニット用シリンダーが、その一方の端部を前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、他方の端部を前記掻き上げユニットに直接的又は間接的に取り付けられ、さらに前記掻き上げユニット用シリンダーとは別個の掻き上げユニット上動用シリンダーが、その一方の端部を前記走行車体に直接的又は間接的に取り付けられ、他方の端部を前記掻き上げユニットに直接的又は間接的に取り付けられ、前記掻き上げユニットが回送移動時又は無作業時に上動した場合に、前記掻き上げユニットがその位置で保持されることができ、一方、前記掻き上げユニットが芝カス回収作業時に下動した場合に、前記ガイド車輪が地面の起伏に追従するように上下動する状態を維持しながら、前記掻き上げユニットの重さによる前記掻き上げユニット用シリンダーの下方向に働く力に対抗して前記掻き上げユニットを上方向に動かそうとする力が働くように前記掻き上げユニット上動用シリンダーを油圧制御し、それにより前記ガイド車輪に掛かる前記掻き上げユニットの重さを低減し、前記走行車体の前輪と後輪に掛かる重さを増加したことを特徴とするスイーパー。
  3. 前記油圧制御が、前記走行車体の走行系に使用する油圧又はそれから独立した油圧を使用していることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイーパー。
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