JP4332540B2 - スイーパーのブラシ高さ調整機構 - Google Patents

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Description

この発明は、ゴルフ場、公園などにおいて、芝を刈った後の芝カスなどの塵芥を回収するスイーパーの塵芥を掻き上げるブラシの高さ調整機構に関するものである。
従来のこの種の一般的なスイーパーを図1及び図6について説明する。図1は従来のスイーパー全体を示す側面図、図6は従来のスイーパーの要部を示す側面図である。図において、1はエンジンにより自走するスイーパーの車体、3は塵芥を入れるホッパー、4はホッパー3に通じる掻き上げ風導、5は掻き上げ風導4内で回転して地上の塵芥を掻き上げる回転ブラシ、6は前記掻き上げ風導4に取付けられたガイド車輪である。前記掻き上げ風導4はシリンダー7によってスイーパーの車体1に上下動可能に取付けられ、10,11は掻き上げ風導4のリンクアームである。
前記回転ブラシ5は掻き上げ風導4の下端部に軸が水平方向になるように装着され、このブラシ5の上方部にはブラシ5で掻き上げられた塵芥をホッパーへ投入するローター8,9が設けられる。図示ではローター8,9が二段の場合が示されている。前記ガイド車輪6は図6に示すように掻き上げ風導4の側部に上下動可能に設けられたスライドアーム7aに取り付けられ、長孔7b分上下動する。12はスライドアーム7aの固定ボルト、13はスライドアーム7aのストッパーボルトである。
かかるスイーパー1はエンジン2により走行しながら回転ブラシ5により地上の塵芥を掻き上げて掻き上げ風導4からホッパー3内に回収する。
従来のこの種のスイーパーは塵芥を回転ブラシ5によってすくい上げて芝カスを回収するのであるが、回転ブラシ5は芝先と軽く触れる程度が良く、きつく当て過ぎると芝を傷め、また当たらないと未回収となる。このためブラシと芝面との間隔を一定に保つためガイド車輪6を取り付けて、ブラシの地上高さを一定に保持する必要がある。
しかしながら、一般のゴルフ場ではその芝地を大別すると、グリーン、フェアウェイ、ラフとあり、それぞれの芝の毛丈高さは3〜6mm、8〜15mm、25〜40mmと違い、各作業域が替わる度に回転ブラシ5の高さ調整を行なう必要がある。従来のブラシ高さ調整方法としては図6に示すように、ガイド車輪6が上下動可能となるようスライドアーム7aに取り付けられているので、前記スライドアーム7aの長孔7bに挿入されている固定ボルト12を緩め、ストッパーボルト13を螺動することによって調整していた。この調整作業は前記した作業域が替わる毎に行なわなければならないので、その作業が非常に面倒で、調整作業に多大な時間を要した。
この発明はかかる従来技術の問題を解消するために創案されたものであり、簡単な調整作業で芝を回収する回転ブラシの高さを調整できるスイーパーのブラシ高さ調整機構を提供することを目的とする。
この発明は、塵芥を上方に案内する掻き上げ風導と、この掻き上げ風導内に塵芥を掻き上げるブラシと、このブラシの地上高さを保持するガイド車輪とを備えたスイーパーのブラシ高さ調整機構において、前記ガイド車輪は揺動自在に枢支されたアームに取付けられ、前記アームは抜差し可能な複数枚の調整板を介在して掻き上げ風導に取付けられ、調整板の介在枚数によりブラシの地上高さを調整できるようにしたことを特徴とするスイーパーのブラシ高さ調整機構である。また、この発明の好ましい態様では、介在した調整板を保持することができる上下動可能なストッパーボルトが掻き上げ風導に設けられ、ストッパーボルトとアームの間の調整板の介在枚数および/またはストッパーボルトの上下の位置によってブラシの高さを調整できるようにしている。
この発明によれば、調整板を抜差しする簡単な操作でブラシの地上高さを適正高さに調整でき、従って、グリーン、フェアウェイ、ラフといった芝の毛丈高さが違う作業域においても芝の回収を確実に行うことができ、作業能率を上げることができるという効果が得られる。
この発明の一実施形態を図2〜図5を参照して説明する。図2はブラシ高さ調整機構の要部を示す斜視図、図3〜図5はブラシ高さ調整機構の作用を説明する要部の側面図であり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号を附して説明を省略する。
図2において、14は前方下端部に前記ガイド車輪6を取付けられ、後端部を支軸15に枢着されたアームで、支軸15を中心に揺動自在になっている。16は前記アーム14の上端部に取付けられた抜差し可能な調整板であり、複数枚重ねてあって、ピン17を中心に回転可能となっている。この調整板16は掻き上げ風導4の側部に設けられたストッパーボルト13の下端部に当接して設けられ、前記アーム14の上端部とストッパーボルト13の下端部の間に介在する調整板16の枚数によって、その間隙を変更できるものである。18a、18bは前記調整板16を前述の間隔に差し入れ時、又は抜いた時に調整板16を保持する板バネである。
次に図3〜5を用いてこの発明のブラシ高さ調節機構の作用について説明する。図3に示すように調整板16をアーム14とストッパーボルト13の間の間隙から全て抜いて板バネ18b側に保持させると、アーム14が直接ストッパーボルト13に当接することになるので、前記アーム14は支軸15を中心に上動し、即ち、ガイド車輪6が上方位置となるので、回転ブラシ5は地上に接近し、ブラシ高さが地表に近い低い状態となる。次に、図5に示すように、調整板16全てを前記間隙に板バネ18a側を差し込むと、アーム14は調整板16を介してストッパーボルト13に当接することになるので、アーム14は支軸15を中心に下動し、即ち、ガイド車輪6が下方位置となるので、回転ブラシ5は地表より上動し、ブラシ高さは地表から遠い高い状態になる。また、図4に示すように、前記間隙に調整板16を数枚介在させると、前述したブラシ5の地上高さは図3と図5の場合の中間位置となる。更に、夏期等に芝の育成が活性化されて芝の刈り込みが短い(毛丈高さが低い)場合、予めストッパーボルト13を上動させておくと、基準となるブラシ高さが低くなる。
この発明は、簡単な操作でブラシの地上高さを調整できるので、グリーン、フェアウェイ、ラフといった芝の毛丈高さが違う作業域での芝の回収の必要なゴルフ場において有用である。
従来のスイーパー全体を示す側面図である。 この発明のブラシ高さ調整機構の要部を示す斜視図である。 この発明のブラシ高さ調整機構の作用を説明する要部の側面図である。 この発明のブラシ高さ調整機構の作用を説明する要部の側面図である。 この発明のブラシ高さ調整機構の作用を説明する要部の側面図である。 従来のスイーパーの要部を示す側面図である。
符号の説明
1 スイーパーの車体
2 エンジン
3 ホッパー
4 掻上げ風導
5 回転ブラシ
6 ガイド車輪
7 シリンダー
7a スライドアーム
7b 長孔
8 ローター
9 ローター
10 掻き上げ風導のリンクアーム
11 掻き上げ風導のリンクアーム
12 固定ボルト
13 ストッパーボルト
14 アーム
15 支軸
16 調整板
17 ピン
18a 板バネ
18b 板バネ

Claims (2)

  1. 塵芥を上方に案内する掻き上げ風導と、この掻き上げ風導内に塵芥を掻き上げるブラシと、このブラシの地上高さを保持するガイド車輪とを備えたスイーパーのブラシ高さ調整機構において、前記ガイド車輪は揺動自在に枢支されたアームに取付けられ、前記アームの上端部に、複数枚重ねられた調整板がピンを中心に回転可能に取付けられ、これらの調整板は、掻き上げ風導に設けられたストッパーボルトの下端部に当接して設けられ、アームの上端部とストッパーボルトの下端部の間に介在する調整板の枚を抜差しして変えることによりブラシの地上高さを調整できるようにしたことを特徴とするスイーパーのブラシ高さ調整機構。
  2. トッパーボルトが掻き上げ風導に上下動可能に設けられ、ストッパーボルトを上下動させてストッパーボルトとアームの間の調整板の基準となる位置を変更できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスイーパーのブラシ高さ調整機構。
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