JP2003105730A - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
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- JP2003105730A JP2003105730A JP2001301228A JP2001301228A JP2003105730A JP 2003105730 A JP2003105730 A JP 2003105730A JP 2001301228 A JP2001301228 A JP 2001301228A JP 2001301228 A JP2001301228 A JP 2001301228A JP 2003105730 A JP2003105730 A JP 2003105730A
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Abstract
モータを過熱から保護することができるとともに、より
円滑に除雪作業ができること。 【解決手段】 除雪機は、走行輪を備えた走行フレーム
に除雪用オーガを備えた車体フレームを上下スイング可
能に取付け、この車体フレームの前部をフレーム昇降機
構16によって上下スイングするようにしたものであ
る。フレーム昇降機構は、電動モータ85にて発生させ
た油圧でピストンを伸縮させる型式の電動油圧シリンダ
である。電動モータを操作スイッチ100で操作する。
除雪機は、電動モータが回転している回転時間を積算
し、その積算値が予め設定した基準値に達したときに、
電動モータを強制的に停止させる制御部28を備える。
Description
ともに除雪用のオーガを備えた、自力走行する形式の除
雪機に関する。
作業の状況に応じてオーガの高さを変える方式を採用し
ている。除雪機を移動するときにはオーガの下面を高く
したほうが能率良く移動できる。一方、除雪するときに
はオーガの下面を低くしたほうが効率良く除雪できる。
さらに、除雪するときには路面の凹凸に合せてオーガの
高さを変えることが多い。このようなオーガの高さを人
力で変更するには作業者の負担が大きい。
ってオーガの下面を上下スイングさせるものがあり、こ
のようなオーガ式除雪機に関しては、例えば特開平4−
194109号公報「除雪機」(以下、「従来の技術」
と言う)が知られている。
ば、クローラベルトを備えた走行フレームにオーガ6
(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同
じ。)を備えた機体1を上下スイング可能に取付け、こ
の機体1の前部を昇降調整装置7によって上下スイング
するようにした、自力走行形式の除雪機である。操縦部
2に備えた第二操作レバーBを前後にスイング操作し、
制御装置を介して昇降調整装置7を伸縮させることによ
り、機体1並びにオーガ6を上下スイングさせることが
できる。昇降調整装置7にはシリンダ装置を採用してい
る。
に、昇降調整装置7にシリンダ装置を採用した場合に
は、シリンダを駆動する駆動源が必要である。例えば、
油圧シリンダを採用した場合には油圧シリンダの他に別
置きの油圧装置を備えることになるので、大型になる。
特に、除雪機が小型の場合に油圧シリンダを採用したの
では、シリンダ配置スペースの点において不利である。
圧シリンダを採用することが考えられる。電動油圧シリ
ンダは、電動モータにて発生させた油圧でピストンを伸
縮させる型式のシリンダであり、シリンダに電動モータ
や油圧装置を組込んであるので、比較的小型である。操
作スイッチをオン・オフ操作して電動モータを制御する
ことで、ピストンを伸縮させてオーガ6を昇降させる。
ガ6の高さを変えることが多いので、電動油圧シリンダ
の作動頻度は多い。このようなことから電動モータの負
担は大きく、モータ内の発熱が進む。これに対して連続
使用の電動モータを採用することも考えられるが、高価
であり除雪機のコストアップの要因となる。そこで、モ
ータの過熱に対する保護のためにサーモブレーカを設け
ることが考えられる。モータ内の発熱が進み一定以上の
温度になったときに、電動モータに内蔵したサーモブレ
ーカは、モータへの通電回路を遮断する。
熱が下がるまで通電回路を復帰しないので、復帰時間が
かかる。しかも、サーモブレーカの作動設定温度を低く
設定した場合には、モータへの通電回路を頻繁に遮断す
る。サーモブレーカの作動設定温度を高く設定した場合
には、遮断頻度は減少するものの、遮断したときの復帰
時間が大きい。より円滑に除雪作業ができるようにする
には、サーモブレーカの作動頻度を低減させることが好
ましい。
る電動油圧シリンダの電動モータを過熱から保護するこ
とができるとともに、より円滑に除雪作業ができるよう
にする技術を提供することにある。
に請求項1は、走行輪を備えた走行フレームに除雪用オ
ーガを備えた車体フレームを上下スイング可能に取付
け、この車体フレームの前部をフレーム昇降機構によっ
て上下スイングするようにし、このフレーム昇降機構
が、電動モータにて発生させた油圧でピストンを伸縮さ
せる型式の電動油圧シリンダであって、電動モータを操
作スイッチで操作するようにした除雪機において、この
除雪機が、電動モータが回転している回転時間を積算
し、その積算値が予め設定した基準値に達したときに、
電動モータを強制的に停止させる制御部を備えているこ
とを特徴とする。予め設定した基準値とは、モータ内の
発熱が進み一定以上の温度になったときの時間に相当す
る。
とで油圧を発生させ、この油圧によって電動油圧シリン
ダのピストンを伸縮させる。この結果、車体フレームの
前部並びにオーガを上下スイングさせることができる。
し、その積算値が予め設定した基準値に達したときに
は、操作スイッチの操作にかかわらず、制御部は電動モ
ータを強制的に停止させる。この結果、電動モータを過
熱から保護することができ、電動モータの耐久性を高め
ることができる。しかも、電動モータに内蔵されたサー
モブレーカを作動させることなく、電動モータを速やか
に停止させることができる。復帰時間が長いサーモブレ
ーカに依存せずに、時間で制御するようにしたので、電
動モータを再始動させるまでの時間が短くてすむ。サー
モブレーカの復帰時間を気にすることなく除雪作業を続
行することができるので、より円滑に除雪作業をするこ
とができる。
きの累積回転時間をTrとし、電動モータが停止してい
るときの累積停止時間をTsとするときに、積算値が、
(Tr−Ts)としたことを特徴とする。累積回転時間
Trは電動モータが発熱する時間の累積であり、累積停
止時間Tsは電動モータが放熱する時間の累積である
と、考えることができる。積算値を(Tr−Ts)とす
ることで、電動モータの実際の発熱状況に、より合せる
ことができる。このように電動モータが放熱する時間を
加味することで、積算値が予め設定した基準値に達する
までの時間を長くすることができる。この結果、電動モ
ータを強制的に停止させるまでの時間を長くすることが
できるので、より一層円滑に除雪作業をすることができ
る。
タが、予め設定した一定時間が経過するまで停止を継続
することを特徴とする。一定時間にわたって電動モータ
を停止させることで、この間にさらに放熱を進めること
ができる。更なる発熱を防止するとともに放熱させるの
で、電動モータを過熱から一層保護することができ、電
動モータの耐久性をより一層高めることができる。
づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側
を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
り、除雪機10は、左右のクローラベルト11L,11
Rを備えた走行フレーム12に、除雪作業部13並びに
この除雪作業部13を駆動するエンジン14を備えた車
体フレーム15を上下スイング可能に取付け、この車体
フレーム15の前部をフレーム昇降機構16によって上
下スイングするようにし、さらに、走行フレーム12の
後部から後方上部へ左右2本のハンドル17L,17R
を延し、これらのハンドル17L,17Rの先端にグリ
ップ18L,18Rを設けた自走式除雪機である。走行
フレーム12は、走行輪としての駆動輪23L,23R
並びに転動輪24L,24Rを備える。
ら、ハンドル17L,17Rで除雪機10を操作するこ
とができる。この例では、左右のハンドル17L,17
R間に操作ボックス41、制御部28、バッテリ29,
29(奥側の29は不図示)を上からこの順に配列し
た。
雪動力伝達機構34を介して除雪作業部13に動力を伝
達するものである。除雪動力伝達機構34は、エンジン
14の出力軸であるクランクシャフト35からの動力
を、シャフト側プーリ36及び伝動ベルト37,37を
介して除雪作業部13に伝達するもので、エンジン14
のクランクシャフト35の先端に電磁クラッチ50を配
置し、クランクシャフト35の中間にシャフト側プーリ
36を配置した機構である。
部に取付けたオーガ31、ブロア32並びにシュータ3
3からなり、オーガ31、ブロア32を回転軸39で回
転するように構成したものである。よって、クランクシ
ャフト35からの動力を電磁クラッチ50を介してシャ
フト側プーリ36に伝達し、このシャフト側プーリ36
の回転を伝動ベルト37,37を介してオーガ側プーリ
38に伝え、このオーガ側プーリ38の回転を回転軸3
9を介してオーガ31及びブロア32の伝達することに
より、オーガ31で掻き集めた雪をブロア32でシュー
タ33を介して遠くへ飛ばすことができる。
ロアケース、26cはスクレーパ、26dは充電用発電
機、26eはランプ、26fはカバー、26gはベルト
付勢部材である。また、走行フレーム12及び車体フレ
ーム15で機体19を構成する。
動モータ、除雪機構、クローラベルト周りの模式的平面
図であり、左右のクローラベルト11L,11Rの駆動
源(走行用駆動源)を左右の電動モータ21L,21R
とし、左右のクローラベルト11L,11Rの後部に左
右の走行輪としての駆動輪23L,23Rを配置し、左
右のクローラベルト11L,11Rの前部に左右の走行
輪としての転動輪24L,24Rを配置した状態を示
す。
動力伝達機構22L,22Rを介して左右のクローラベ
ルト11L,11Rに動力を伝達するものである。左の
走行動力伝達機構22Lは、左の電動モータ21Lに一
体的に組込んだ減速機であり、この減速機の出力軸を左
の駆動輪用車軸としたものである。左の電動モータ21
Lの駆動力で、左の走行動力伝達系22L並びに左の駆
動輪23Lを介して左のクローラベルト11Lを駆動す
ることができる。
モータ21Rに一体的に組込んだ減速機であり、この減
速機の出力軸を右の駆動輪用車軸としたものである。右
の電動モータ21Rの駆動力で、右の走行動力伝達系2
2R並びに右の駆動輪23Rを介して右のクローラベル
ト11Rを駆動することができる。図中、25は転動輪
用車軸である。
シャフト35に発電機用プーリ27aを取付け、この発
電機用プーリ27aから充電用発電機26dに取付けた
発電機側プーリ27bにVベルト27cをかけること
で、クランクシャフト35の回転をVベルト27cを介
して充電用発電機26dに伝えることができる。
の斜視図を示す。操作部40は、左右のハンドル17
L,17Rの間に設けた操作ボックス41と、グリップ
18Lの近傍で左のハンドル17Lに設けた走行準備レ
バー43並びに左の旋回操作レバー44Lと、グリップ
18Rの近傍で右のハンドル17Rに取付けた右の旋回
操作レバー44Rと、とからなる。走行準備レバー43
は、除雪機10を走行可能状態にするレバーである。
7Rに渡した操作ケース45と、操作ケース45に被せ
た操作パネル46とからなる。上記図1を参照しつつ説
明すると、操作ケース45には、電磁クラッチ50をオ
ン・オフ切換えするオーガスイッチ(クラッチスイッ
チ)45Aと、メインスイッチ(キースイッチ)45B
と、エンジン14を始動するときに使用するチョークノ
ブ45Cと、ランプ26eを点灯させる点灯ボタン45
Dと、故障ランプ45Eとを備える。
を操作する昇降操作レバー46Aと、シュータ33の向
きを変えるシュータ操作レバー46Bと、エンジン14
の回転数を制御するスロットルレバー46Cと、電動モ
ータ21L,21Rを制御する前後進速度調節レバー7
6とを備える。
に図に示す中立位置へ自動復帰するレバー機構である。
昇降操作レバー46Aを図に示す中立位置から後方(図
の手前)へスイング操作することで、フレーム昇降機構
16を伸ばすことができる。一方、昇降操作レバー46
Aを図に示す中立位置から前方へスイング操作すること
で、フレーム昇降機構16を縮めることができる。な
お、47aはパネル本体部、47bは走行準備レバー4
3を覆うカバー部、48は前後進速度調節レバー76を
ガイドするとともに貫通させるガイド孔である。
レーム、フレーム昇降機構周りの分解図である。走行フ
レーム12は、前後に延びた左右一対のサイドメンバ6
1,61と、左右のサイドメンバ61,61の前部間に
掛け渡した前部クロスメンバ62と、左右のサイドメン
バ61,61の後部間に掛け渡した後部クロスメンバ6
3と、後部クロスメンバ63の左右に取付けた一対のサ
イドブラケット64,64と、後部クロスメンバ63の
中央部(走行フレーム12の幅中央)に取付けたセンタ
ブラケット65とからなる。
左右の電動モータ21L,21Rを取付けるとともに、
電動モータ21L,21Rのモータ軸(図示せず)に直
結した駆動輪用車軸を回転可能に支持したものである。
左右のサイドブラケット64,64は、上方へ延びた平
面視略U字状部材であり、その上部に、左右に貫通した
支持孔64a,64aを開けたものである。
対のサイドメンバ71,71と、左右のサイドメンバ7
1,71の後半部間に掛け渡した平板状の駆動部設置台
72と、駆動部設置台72の前部中央に取付けたアーム
73とからなる。左右のサイドメンバ71,71は後部
に、左右に貫通した2つの被支持孔71a,71aを開
けたものである。
上部に支持孔64a,64aと、サイドメンバ71,7
1の被支持孔71a,71aとに、2つの支持ピン74
(この図では1つのみ示す。)を嵌合することで、走行
フレーム12の後部に車体フレーム15の後部を上下ス
イング可能に取付けるようにしたことを示す。
らピストン(ロッド)82が進退可能なアクチュエータ
である。このアクチュエータは、電動モータ85(図2
参照)にて図示せぬ油圧ポンプから発生させた油圧によ
って、ピストン82を伸縮させる型式の電動油圧シリン
ダである。電動モータ85はフレーム昇降機構16のシ
リンダ81の側部に一体に組込んだフレーム昇降用駆動
源である。
1の下部)をセンタブラケット65にピン83にて上下
スイング可能に取付けるとともに、フレーム昇降機構1
6の他端(ピストン82の先端部)をアーム73にピン
84にて上下スイング可能に取付けることで、車体フレ
ーム15の前部をフレーム昇降機構16によって上下ス
イングさせることができる。
に基づき説明する。図5(a),(b)は本発明に係る
除雪機の作用説明図である。(a)は、フレーム昇降機
構16を最も縮めた状態を示す。このときには除雪機構
13のオーガ31並びに車体フレーム15の前部は最も
下がった状態になる。(b)は、フレーム昇降機構16
を最も伸ばした状態を示す。このときには除雪機構13
のオーガ31並びに車体フレーム15の前部は最も上が
った状態になる。
ルト11L,11Rが接地しているので、クローラベル
ト11L,11Rを取付けた走行フレーム12の高さは
常に一定である。一方、走行フレーム12に車体フレー
ム15の後部を支持ピン74にて取付けたので、車体フ
レーム15は支持ピン74をスイング中心として上下ス
イング可能である。
照)を操作してフレーム昇降機構16を伸縮させること
により、除雪機構13のオーガ31並びに車体フレーム
15の前部を上下スイングさせることができる。フレー
ム昇降機構16で除雪機構13のオーガ31を昇降させ
るので、作業者の労力の軽減になる。除雪機10を移動
するときには、オーガ31の下面を高くして能率良く移
動することができる。除雪するときには、オーガ31の
下面を低くして効率良く除雪することができる。さらに
除雪するときには、路面Grの凹凸に合せてオーガ31
の高さを変えることができる。
セットすると、フレーム昇降機構16はその時点の長さ
を維持し、オーガ31並びに車体フレーム15の前部の
スイング角を維持させる。
図であり、この電気回路90は、制御部28に操作スイ
ッチ100を接続したこと、及び、バッテリ29にメイ
ンスイッチ45Bを介して制御部28、制御リレー11
0、オーガ上昇用リレー120、オーガ下降用リレー1
30、制御ランプ141を接続した構成であることを示
す。
6Aにスイッチ機構101を組込んだ昇降操作スイッチ
であり、フレーム昇降機構16の電動モータ85を操作
することができる。
の関係は次の通りである。昇降操作レバー46Aが図に
示す中立位置Neにあるときに、可動接点102が第1
固定接点103並びに第2固定接点104のどちらにも
接触しないので、操作スイッチ100はオフであって操
作スイッチオフ信号を発する。昇降操作レバー46Aを
中立位置Neから後方(上昇側)Upへスイングさせた
ときに、可動接点102が第1固定接点103に接触す
るので、操作スイッチ100はオンになって操作スイッ
チオン信号を発する。昇降操作レバー46Aを中立位置
Neから前方(下降側)Dwへスイングさせたときに、
可動接点102が第2固定接点104に接触するので、
操作スイッチ100はオンになって操作スイッチオン信
号を発する。
してから予め設定した基準時間T1が経過したとき、す
なわち、基準時間T1が経過するまで操作スイッチ10
0の操作が続行中であるという条件で、電動モータ85
を強制的に停止させる機能を有する。さらに制御部28
は、基準時間T1が経過したという条件と操作スイッチ
100の操作を続行中であるという条件とを満足したと
きに、電動モータ85を継続して停止させる機能を有す
る。基準時間T1とは、上記図4に示すフレーム昇降機
構16のピストン82が最大ストロークだけ伸張又は退
縮するまでの作動時間に相当する時間のことである。
(5)の制御をすることになる。 (1)操作スイッチ100の操作スイッチオフ信号を受
けているときには制御リレー110をオフ、すなわち励
磁コイル111を非励磁にすることで常開接点112を
オフにする。 (2)操作スイッチ100の操作スイッチオン信号を受
けているときには制御リレー110をオン、すなわち励
磁コイル111を励磁することで常開接点112をオン
にする。 (3)操作スイッチオン信号を受けてから基準時間T1
が経過するまで、操作スイッチオン信号が継続している
ときには、制御リレー110を強制的にオフ、すなわち
励磁コイル111を非励磁にすることで常開接点112
を強制的にオフにする。
基準時間T1が経過したという条件と、操作スイッチオ
ン信号が継続しているという条件とを、満足したときに
制御リレー110を継続してオフ、すなわち励磁コイル
111の非励磁状態を継続することで、常開接点112
を継続してオフにする。 (5)制御リレー110をオンに制御しているとき、す
なわち電動モータ85を回転させているときに制御ラン
プ141を点灯させる。
降用リレー130は、制御リレー110と操作スイッチ
100との間に介在することにより、これらの制御リレ
ー110や操作スイッチ100によって制御されるよう
にしたものである。また、電動モータ85並びに電動モ
ータ85の保護用のサーモブレーカ86は、オーガ上昇
用リレー120とオーガ下降用リレー130との間に介
在している。従って、電動モータ85も制御リレー11
0や操作スイッチ100によって制御されることにな
る。
過熱保護のために電動モータ85に内蔵した保護部材で
ある。このようなサーモブレーカ86は、操作スイッチ
100を連続的に操作したり頻繁に断続操作することで
電動モータ85が一定温度まで発熱(過熱)したときに
電動モータ85への通電回路を遮断するものである。
レバー46Aが中立位置Neにあるという条件、又は、
制御リレー110がオフ(常開接点112がオフ)であ
るという条件のときには、オーガ上昇用リレー120並
びにオーガ下降用リレー130はオフである。従ってこ
のときには、オーガ上昇用リレー120とオーガ下降用
リレー130との間に介在している電動モータ85は、
停止する。
ングすることで操作スイッチ100の可動接点102が
第1固定接点103に接触したという条件と、制御リレ
ー110がオン(常開接点112がオン)であるという
条件とを、満足したときにオーガ上昇用リレー120は
オンになる。この結果、電動モータ85は正転する。
ングすることで操作スイッチ100の可動接点102が
第2固定接点104に接触したという条件と、制御リレ
ー110がオン(常開接点112がオン)であるという
条件とを、満足したときにオーガ下降用リレー130は
オンになる。この結果、電動モータ85は逆転する。
ロコンピュータとした場合の制御フローについて、図7
に基づき説明する。この制御フローは、例えばメインス
イッチ45Bをオンにしたときに開始する。図中、ST
××はステップ番号を示す。特に説明がないステップ番
号については、番号順に進行する。以下、図6を参照し
つつ説明する。
ャートである。 ST01;制御部28に内蔵したタイマをリセット、す
なわちカウント時間Tcを「0」にする。 ST02;操作スイッチ100のスイッチ信号を読み込
む。 ST03;タイマのカウント時間Tcが基準時間T1に
達していないか否かを判定し、YESであれば「ST0
4」に進み、NOであれば「ST13」に進む。
信号がオン信号であるか否かを判定し、YESであれば
「ST05」に進み、NOであれば「ST14」に進
む。昇降操作レバー46Aを上昇側Up又は下降側Dw
へスイング操作しているときにはYESの判定であり、
昇降操作レバー46Aを放して中立位置Neにしたとき
にはNOの判定である。 ST05;制御リレー110をオンにすることで電動モ
ータ85を回転させる。 ST06;タイマが作動中であるか否かを判定し、YE
Sであれば「ST09」に進み、NOであれば「ST0
7」に進む。
ウント時間Tcを「0」にする。 ST08;タイマをスタートさせる。 ST09;タイマのカウント時間Tcが基準時間T1を
経過したか否かを判定し、YESであれば「ST10」
に進み、NOであれば「ST02」に戻る。 ST10;制御リレー110をオフにすることで電動モ
ータ85を強制的に停止させる。 ST11;タイマをストップさせる。
か否かを判定し、YESであれば制御を停止し、NOで
あれば「ST02」に戻る。例えば、メインスイッチ4
5Bをオフにしたときに停止する。 ST13;操作スイッチ100のスイッチ信号がオン信
号であるか否かを判定し、YESであれば「ST14」
に進み、NOであれば「ST12」に進む。昇降操作レ
バー46Aを上昇側Up又は下降側Dwへスイング操作
しているときにはYESの判定であり、昇降操作レバー
46Aを放して中立位置NeにしたときにはNOの判定
である。 ST14;制御リレー110をオフにすることで電動モ
ータ85を停止させる。
図7を参照しつつ図6に基づき説明する。操作スイッチ
100にて電動モータ85を操作することで油圧を発生
させ、この油圧によってフレーム昇降機構(電動油圧シ
リンダ)16のピストン82を伸縮させる。この結果、
車体フレーム15の前部並びにオーガ31を上下スイン
グさせることができる。
トン82が最大ストロークだけ伸張又は退縮するまでの
作動時間に相当する時間(基準時間)T1が経過したと
きには、操作スイッチ100の操作にかかわらず、制御
部28は電動モータ85を強制的に停止させる。このよ
うに、ピストン82が最大ストロークだけ伸張又は退縮
するのに必要な時間だけ、電動モータ85を作動させる
ことにより、伸張又は退縮した後の電動モータ85の作
動時間を大幅に短縮することができる。この結果、電動
モータ85に作用する負荷が大きい状態を速やかに解除
し、電動モータ85を含むフレーム昇降機構16全体の
負担を軽減して、耐久性を高めることができる。
け伸張又は退縮したときに、電動モータ85を速やかに
停止させるので、モータの発熱を抑制することができ
る。従って、電動モータ85に内蔵されているサーモブ
レーカ86は作動しない。サーモブレーカ86が作動し
た後の復帰時間を気にすることなく除雪作業を続行する
ことができるので、より円滑に除雪作業をすることがで
きる。
だけ伸張又は退縮させたことを検知する検知スイッチを
設ける必要がないので、その分、フレーム昇降機構16
の部品や配線を低減することができ、この結果、除雪機
10のコストを抑制することができる。
クだけ伸張又は退縮することで、電動モータ85が停止
したにもかかわらず、操作スイッチ100の操作を続行
しているときには、電動モータ85を継続して停止させ
ることができる。このため、電動モータ85に作用する
負荷が大きい状態が再開することはない。電動モータ8
5を含むフレーム昇降機構16全体の負担を軽減して、
より耐久性を高めることができる。しかも、サーモブレ
ーカ86が作動しないので、除雪作業を続行することが
でき、より一層円滑に除雪作業をすることができる。
ストン82のストロークが変化した場合であっても、基
準時間T1が経過したときには操作スイッチ100の操
作にかかわらず、制御部28は電動モータ85を強制的
に停止させる。この結果、電動モータ85に作用する負
荷が大きい状態を速やかに解除し、電動モータ85を含
むフレーム昇降機構16全体の負担を軽減して、耐久性
を高めることができる。しかも、電動モータ85を速や
かに停止させるので、モータの発熱を抑制することがで
きる。従って、電動モータ85に内蔵されているサーモ
ブレーカ86は作動しない。
いて説明する。変形例の電気回路は、制御部28の機能
が上記実施例と異なる他には上記図6に示す構成と同一
であり、同一符号を付し、その説明を省略する。
動モータ85が回転している回転時間Trαを積算し、
その積算値(積算時間)Tmが予め設定した基準値(基
準時間)T2に達したときに、電動モータ85を強制的
に停止させる機能を有する。予め設定した基準値T2と
は、電動モータ85内の発熱が進み一定以上の温度にな
ったときの時間に相当する。例えば、電動モータ85が
回転しているときの累積回転時間をTrとし、電動モー
タ85が停止しているときの累積停止時間をTsとする
ときに、積算値Tmを、(Tr−Ts)とする。さらに
制御部28は、強制的に停止させた電動モータ85を、
予め設定した一定時間(基準時間)T3が経過するまで
停止を継続する機能を有する。
(4)の制御をすることになる。 (1)メインスイッチ45Bがオンであるときに制御リ
レー110をオンにする。 (2)操作スイッチ100の操作スイッチオン信号を受
けている時間、すなわち電動モータ85が回転している
回転時間Trαを積算し、その積算値Tmが基準値T2
に達したときには、制御リレー110を強制的にオフに
する。 (3)制御リレー110を強制的にオフにしたときに
は、基準時間T3が経過するまで制御リレー110を継
続してオフにする。 (4)制御リレー110をオンに制御しているとき、す
なわち電動モータ85を回転させているときに制御ラン
プ141を点灯させる。
定の時間が経過する毎に電動モータ85が回転している
回転時間Trαを直前の累積回転時間Trに加算するよ
うにしたものである(Tr=Tr+Trα)。電動モー
タ85が回転している回転時間Trαは、100msec
(ミリ秒)が経過する毎に加算される予め設定した値で
あり、例えば11msecである。
経過する毎に電動モータ85が停止している停止時間T
sβを直前の累積停止時間Tsに加算するようにしたも
のである(Ts=Ts+Tsβ)。電動モータ85が停
止している停止時間Trβは、100msecが経過する毎
に加算される予め設定した値であり、例えば10msecで
ある。このようにして求めた累積回転時間Trから累積
停止時間Tsを減算することで、積算値Tmを得る(T
m=Tr−Ts)。
間Trαを100msecが経過する毎の停止時間Trβよ
りも大きく設定した理由を説明する。一般に電動モータ
85を回転した場合の発熱時間よりも、電動モータ85
を停止した場合の放熱時間が長い。回転時間Trαに対
して停止時間Trβを同じ値に設定すると、実際には常
温まで放熱していないにもかかわらず、積算値Tmが零
になることがあり得る。このような点を解消して、実態
に合せた積算値Tmを得るために本発明においては、1
00msecが経過する毎の回転時間Trαを100msecが
経過する毎の停止時間Trβよりも大きく設定した。
(変形例)の作用説明図である。以下、図6を参照しつ
つ説明する。(a)は、横軸を時間(ミリ秒)として操
作スイッチ100の操作状況、すなわち操作スイッチ信
号を示す。(b)は、横軸を時間として電動モータ85
が回転している回転時間の積算値Tm(ミリ秒)を示
す。(c)は、横軸を時間として制御リレー110の作
動状態を示す。
間の積算値Tmは、操作スイッチ100の操作スイッ
チオン信号を受けているとき、すなわち電動モータ85
が回転しているときには増加し、操作スイッチ100
の操作スイッチオフ信号を受けているとき、すなわち電
動モータ85が停止しているときには減少することが判
る。そして積算値Tmが基準値T2に達したときに、
(c)に示すように制御リレー110を強制的にオンか
らオフに切換える。
的にオフにしたときには、基準時間T3が経過するまで
制御リレー110を継続してオフにするので、この時間
帯には、(a)のように操作スイッチオン信号が有って
も、電動モータ85は継続して停止する。このように継
続して停止した状態においても、積算値Tmは減少す
る。
ついて図9に基づき説明する。この制御フローは、例え
ばメインスイッチ45Bをオンにしたときに開始する。
図中、ST×××はステップ番号を示す。特に説明がな
いステップ番号については、番号順に進行する。以下、
図6を参照しつつ説明する。
ャート(変形例)である。 ST101;全ての値を初期設定する。例えば、累積回
転時間Tr、累積停止時間Ts、積算値Tmを「0」に
する。 ST102;操作スイッチ100のスイッチ信号を読み
込む。 ST103;操作スイッチ100のスイッチ信号がオン
信号であるか否かを判定し、YESであれば「ST10
4」に進み、NOであれば「ST106」に進む。昇降
操作レバー46Aを上昇側Up又は下降側Dwへスイン
グ操作しているときにはYESの判定であり、昇降操作
レバー46Aを放して中立位置NeにしたときにはNO
の判定である。
ることで電動モータ85を回転させる。 ST105;累積回転時間Trを算出する。具体的に
は、電動モータ85が回転している回転時間Trαを直
前の累積回転時間Trに加算する(Tr=Tr+Tr
α)。 ST106;制御リレー110をオフにすることで電動
モータ85を停止させる。 ST107;累積停止時間Tsを算出する。具体的に
は、電動モータ85が停止している停止時間Tsβを直
前の累積停止時間Tsに加算する(Ts=Ts+Ts
β)。
止時間Tsを減算して積算値Tmを得る(Tm=Tr−
Ts)。 ST109;積算値Tmが基準値T2に達したか否かを
判定し、YESであれば「ST110」に進み、NOで
あれば「ST115」に進む。 ST110;制御リレー110をオフにすることで電動
モータ85を強制的に停止させる。 ST111;積算値Tmをリセットする(Tm=0)。
をリセット、すなわちカウント時間Tcを「0」にす
る。 ST113;タイマをスタートさせる。 ST114;タイマのカウント時間Tcが基準時間T3
を経過したか否かを判定し、YESであれば「ST11
5」に進み、NOであれば「ST114」を繰り返す。 ST115;この図9に示す制御を停止するか否かを判
定し、YESであれば制御を停止し、NOであれば「S
T102」に戻る。例えば、メインスイッチ45Bをオ
フにしたときに停止する。
図9を参照しつつ図6に基づき変形例を説明する。操作
スイッチ100にて電動モータ85を操作することで油
圧を発生させ、この油圧によってフレーム昇降機構(電
動油圧シリンダ)16のピストン82を伸縮させる。こ
の結果、車体フレーム15の前部並びにオーガ31を上
下スイングさせることができる。
rαを積算し、その積算値Tmが予め設定した基準値T
2に達したときには、操作スイッチ100の操作にかか
わらず、制御部28は電動モータ85を強制的に停止さ
せる。この結果、電動モータ85を過熱から保護するこ
とができ、電動モータ85の耐久性を高めることができ
る。
モブレーカ86を作動させることなく、電動モータ85
を速やかに停止させることができる。復帰時間が長いサ
ーモブレーカ86に依存せずに、時間で制御するように
したので、電動モータ85を再始動させるまでの時間が
短くてすむ。サーモブレーカ86の復帰時間を気にする
ことなく除雪作業を続行することができるので、より円
滑に除雪作業をすることができる。
ているときの累積回転時間をTrとし、電動モータ85
が停止しているときの累積停止時間をTsとするとき
に、積算値Tmを、(Tr−Ts)としたことを特徴と
する。
する時間の累積であり、累積停止時間Tsは電動モータ
85が放熱する時間の累積であると、考えることができ
る。積算値Tmを(Tr−Ts)とすることで、電動モ
ータ85の実際の発熱状況に、より合せることができ
る。このように電動モータ85が放熱する時間を加味す
ることで、積算値Tmが予め設定した基準値T2に達す
るまでの時間を長くすることができる。この結果、電動
モータ85を強制的に停止させるまでの時間を長くする
ことができるので、より一層円滑に除雪作業をすること
ができる。
電動モータ85が、予め設定した一定時間T3が経過す
るまで停止を継続するようにしたので、一定時間T3に
わたって電動モータ85を停止させることで、この間に
さらに放熱を進めることができる。更なる発熱を防止す
るとともに放熱させるので、電動モータ85を過熱から
一層保護することができ、電動モータ85の耐久性をよ
り一層高めることができる。
路図(更なる変形例)であり、この更なる変形例の電気
回路90Aは、上記図6の電気回路90やその変形例に
対して、制御リレー110を除くとともに、制御部28
によってオーガ上昇用リレー120並びにオーガ下降用
リレー130を直接にオン・オフ制御、すなわち励磁コ
イル121,131を励磁・非励磁制御するようにした
ことを特徴とする。他の構成は上記図6に示す構成と同
一であり、同一符号を付し、その説明を省略する。
(5)の制御をする。 (1)操作スイッチ100の操作スイッチオフ信号を受
けているときに、オーガ上昇用リレー120並びにオー
ガ下降用リレー130をオフにする。 (2)昇降操作レバー46Aを上昇側Upへスイングし
たときの操作スイッチオン信号を受けてオーガ上昇用リ
レー120をオンにする。 (3)昇降操作レバー46Aを下降側Dwへスイングし
たときの操作スイッチオン信号を受けてオーガ下降用リ
レー130をオンにする。
において、制御リレー110を介してオーガ上昇用リレ
ー120並びにオーガ下降用リレー130を間接的に制
御していた機能については、この更なる変形例の直接的
に制御する場合であっても同じ機能を有する。従って、
更なる変形例のオーガ上昇用リレー120並びにオーガ
下降用リレー130は、図6に示す実施例やその変形例
に対して実質的に同一の作用を成すことができる。 (5)オーガ上昇用リレー120並びにオーガ下降用リ
レー130をオンに制御しているとき、すなわち電動モ
ータ85を回転させているときに制御ランプ141を点
灯させる。
図6に示す電気回路90並びにその変形例の電気回路9
0及び図10に示す更なる変形例の電気回路90Aを適
宜組合せることができる。特に、1つの制御部28が、
図7に示す制御フロー及び図9に示す制御フロー(変形
例)の内容を組合せた制御、及びそれに対応する機能を
有することは、極めて有効なオーガ昇降制御手法であ
る。何故なら、図7に示す制御フローと図9に示す制御
フローの両方の作用、効果を発揮することができるから
である。このように両方の制御フローに基づく制御を成
す制御部28により、オーガ上昇用リレー120並びに
オーガ下降用リレー130を介して、電動モータ85を
制御することができる。
する。請求項1は、電動モータが回転している回転時間
を積算し、その積算値が予め設定した基準値に達したと
きに、電動モータを強制的に停止させる制御部を備えて
いるので、電動モータが回転している回転時間を積算
し、その積算値が予め設定した基準値に達したときに
は、操作スイッチの操作にかかわらず、制御部によって
電動モータを強制的に停止させることができる。この結
果、電動モータを過熱から保護することができ、電動モ
ータの耐久性を高めることができる。
レーカを作動させることなく、電動モータを速やかに停
止させることができる。復帰時間が長いサーモブレーカ
に依存せずに、時間で制御するようにしたので、電動モ
ータを再始動させるまでの時間が短くてすむ。サーモブ
レーカの復帰時間を気にすることなく除雪作業を続行す
ることができるので、より円滑に除雪作業をすることが
できる。
きの累積回転時間をTrとし、電動モータが停止してい
るときの累積停止時間をTsとするときに、積算値が、
(Tr−Ts)としたことを特徴とする。累積回転時間
Trは電動モータが発熱する時間の累積であり、累積停
止時間Tsは電動モータが放熱する時間の累積である
と、考えることができる。積算値を(Tr−Ts)とす
ることで、電動モータの実際の発熱状況に、より合せる
ことができる。このように電動モータが放熱する時間を
加味することで、積算値が予め設定した基準値に達する
までの時間を長くすることができる。この結果、電動モ
ータを強制的に停止させるまでの時間を長くすることが
できるので、より一層円滑に除雪作業をすることができ
る。
タが、予め設定した一定時間が経過するまで停止を継続
するようにしたので、一定時間にわたって電動モータを
停止させることで、この間にさらに放熱を進めることが
できる。更なる発熱を防止するとともに放熱させるの
で、電動モータを過熱から一層保護することができ、電
動モータの耐久性をより一層高めることができる。
除雪機構、クローラベルト周りの模式的平面図
レーム昇降機構周りの分解図
形例)
る変形例)
15…車体フレーム、16…フレーム昇降機構(電動油
圧シリンダ)、21L,21R…電動モータ、23L,
23R…走行輪(駆動輪)、28…制御部、31…オー
ガ、82…ピストン、100…操作スイッチ、T1…基
準時間(操作スイッチを操作してからピストンが最大ス
トロークだけ伸張又は退縮するまでの作動時間に相当す
る時間)、T2…基準値(基準時間)、T3…一定時間
(基準時間)、Tm…回転時間の積算値、Tr…累積回
転時間、Trα…電動モータが回転している回転時間、
Ts…累積停止時間、Tsβ…電動モータが停止してい
る停止時間。
Claims (3)
- 【請求項1】 走行輪を備えた走行フレームに除雪用オ
ーガを備えた車体フレームを上下スイング可能に取付
け、この車体フレームの前部をフレーム昇降機構によっ
て上下スイングするようにし、このフレーム昇降機構
が、電動モータにて発生させた油圧でピストンを伸縮さ
せる型式の電動油圧シリンダであって、前記電動モータ
を操作スイッチで操作するようにした除雪機において、
この除雪機は、前記電動モータが回転している回転時間
を積算し、その積算値が予め設定した基準値に達したと
きに、前記電動モータを強制的に停止させる制御部を備
えていることを特徴とする除雪機。 - 【請求項2】 前記電動モータが回転しているときの累
積回転時間をTrとし、前記電動モータが停止している
ときの累積停止時間をTsとするときに、前記積算値
は、(Tr−Ts)としたことを特徴とする請求項1記
載の除雪機。 - 【請求項3】 強制的に停止させた電動モータは、予め
設定した一定時間が経過するまで停止を継続することを
特徴とした請求項1又は請求項2記載の除雪機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100905775B1 (ko) * | 2009-02-09 | 2009-07-02 | 이텍산업 주식회사 | 제설기의 전기사고를 방지하는 배선장치 |
KR101244949B1 (ko) * | 2011-04-21 | 2013-03-18 | 주식회사 자동기 | 제설기의 과부하 방지 장치 |
JP2013087449A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Yanmar Co Ltd | 除雪機 |
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2001
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JP2013087449A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Yanmar Co Ltd | 除雪機 |
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