JP5172412B2 - 火災警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、環境の変化を表す環境値が許容範囲を超えたときに火災を検知する火災警報器に関するもので、特に、流体による環境値の測定を行う検知部を備える火災警報器に関するものである。
一般に、火災を報知する火災警報器として、室内の温度を検出する熱感知素子を備えた熱感知式の火災警報器(特許文献1参照)や、煙検知器を備えた煙検知式の火災警報器(特許文献2参照)や、両方式を備えた火災警報器(特許文献3参照)などが提供されている。そして、熱感知式の火災警報器は、特許文献1に示されるように、熱感知素子により検出された温度が高温となったときに、火災が発生したものと判断して、警報の発報を行う。一方、煙検知式の火災警報器は、特許文献2に示されるように、煙検知器が測定した煙量が多くなったときに、火災が発生したものと判断して、警報の発報を行う。
そして、これらの火災警報器は、火災検知用に温度又は煙量を測定する検知部を構成する検知室を備えるが、火災検知を正確に行うためには、この検知室内に測定対象となる流体を誘導するための構造を備える必要がある。そのため、従来の火災警報器の多くは、特許文献1〜特許文献3に示すもののように、検知部として構成される検知室を筐体外部に突出させた構造として、測定対象となる加熱された流体や煙を積極的に検知室内に流入させている。
即ち、特許文献1〜特許文献3に代表されるような構成の火災警報器においては、その内部に回路部品などを収納して保護する筐体から検知室を突出させた構造とすることで、外環境(測定対象となる環境)に検知室を配置させるに等しい構造とできる。そのため、検知室内に配置される、サーミスタなどの熱感知素子、或いは、発光素子及び受光素子で構成される光学式の煙検知用のセンサが、外環境に近い状態の流体に対して測定を行うことができる。
この特許文献1〜3に代表される従来の火災警報器の構成の概略について、図17(a)、(b)を参照して、以下に説明する。この図17(a)、(b)は、火災警報器を構成する筐体における、火災を音声で報知する発音体と火災の検知を行う検知部との位置関係を示す概略図であり、その他の部品の詳細については省略する。
特許文献1又は特許文献3に代表される、図17(a)に示す構成の火災警報器は、筐体100内部に発音体101が設置されるとともに検知部102が筐体100より突出された構造を備える。即ち、火災警報器本体は、筐体100の裏面側となる設置部分の逆側に構成される突出部分を保護カバー103で覆った構造となる。そして、この保護カバー103で覆われた突出部分の先端に検知部102を設置することで、測定対象となる環境により近い位置に検知部102を配置することができる。
又、特許文献2に代表される、図17(b)に示す構成の火災警報器は、図17(a)の構成と同様、筐体100から突出させた保護カバー103で検知部102を覆う構造を備えるが、図17(a)の構成と異なり、この保護カバー103で覆われた突出部分の先端に、発音体101が設けられる。これにより、図17(a)の構造と比べて、発音体101を居室内により突出させた構成とするものとなり、発音体101からの警報音について、その室内への出力音量を大きくすることができる。
特開平09−044769号公報 特開2005−352932号公報 特開2007−264996号公報
しかしながら、図17(a)のような構成における火災警報器では、発音体101の前面の音声出力側に、検知部102が設置されるため、検知部102は、発音体101からの空気振動による影響を受けることとなる。又、火災警報器の小型化又は薄型化を行った場合には、保護カバー103に覆われる突出部分の高さが低くなるため、検知部102への発音体101の空気振動による影響はより大きくなる。
一方、図17(b)のような構成における火災警報器においても、筐体100内部に発音体101を設置しないことにより、筐体100の設置面への設置面積を小さくすることができるが、保護カバー103による突起部先端に発音体101が設けられるため、発音体101を設置する気室の空間が小さくなる。そのため、発音体101が設置される気室内での空気の抵抗が大きくなり、その結果、発音体101による出力音量が小さくなる。
更に、図17(a)、(b)に示す構成の火災警報器の場合、いずれも外環境に検知室を突出させた形状となるため、このような火災警報器が設置された場合、設置対象となる部屋の意匠性を損ねてしまう。そのため、近年、火災警報器を設置した室内の美観を向上するために、火災警報器の小型化や薄型化が求められている。
このような問題を鑑みて、本発明は、発音体の設置された空間の空気抵抗を低減するとともに発音体による振動の検知部への影響を抑制した構造とすることで、その小型化及び薄型化を実現した火災警報器を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の火災警報器は、外部から流れ込む流体により火災の有無の判定基準となる環境値を検出する検知部と、該検知部により検出された環境値に基づいて火災の有無を判定する制御部と、該制御部による火災発生の判定に基づいて警報を発報する発音体と、前記検知部、前記制御部、及び前記発音体を内蔵する筐体と、を備える火災警報器において、前記筐体内部の空間を前記筐体の高さ方向に沿って上下の二つの第1及び第2空間に分離する分離板と、前記筐体の側面における前記第1空間に対応する位置に設けられて、前記第1空間を開放する第1開口部と、装置本体の取付面と平行な面であり前記第2空間を覆う前記筐体の端面の前記発音体に対向する領域に、前記第2空間まで貫通させて開口する音孔と、を備え、前記第1空間に前記検知部が設置される一方で、前記第2空間に前記発音体が設置されることを特徴とする。
このように構成することで、前記分離板によって、前記発音体の設けられる前記第2空間が、前記検知部の設けられる前記第1空間と分離されるため、前記発音体の発報動作による振動に基づく、前記検知部へ流入する流体に与える影響を低減できる。又、前記第2空間を構成することで、前記発音体が設けられる後気室を広くすることができるため、前記発音体の発報時における空気抵抗を低減することができる。
このとき、更に、前記筐体の側面における前記第2空間に対応する位置に設けられて、前記第2空間を開放する第2開口部を備えるものとしてもよい。これにより、前記発音体の設置された前記第2空間を前記筐体の外部の空間に対して開放することができるため、前記発音体による発報時において、前記第2空間における空気抵抗を更に低減させ、外部への発報音の音量を大きくすることができる。
前記第2開口部は、前記発音体の出力する音声の周波数帯域で決定される特定周波数において、前記発音体の前面位置の発報音と同位相の発報音が現れるように、配置されている。
ここに前記筐体内部における前記発音体の設置位置から前記筐体の側面における前記第2開口部の少なくとも一部に対応した位置までの長さが、前記発音体の出力する音声の周波数帯域で決定される特定周波数による波長の整数倍となる長さに該特定周波数の半波長分の長さを加えた長さ或いは該特定周波数の半波長分の長さと等しいものとしてもよい。
これにより、前記発音体の前面からの第1発報音と、当該第1発報音に対して逆位相となる、前記発音体の後面からの第2発報音とに対して、前記第2開口部の近傍で、その位相を合わせることができる。そのため、前記第1及び第2発報音が相互に強め合うことになり、外部への発報音を大きくすることができる。
又、前記発音体の設置位置を、前記発音体に対向する前記筐体の端面の中心位置として、特定の周波数の発報音を強める構成としてもよいし、前記発音体の設置位置を、前記発音体に対向する前記筐体の端面の中心に対して偏心した位置として、所定帯域の周波数の発報音を強める構成としてもよい。
上述の各火災警報器において、前記取付面側に前記第1空間を構成して、前記取付面と逆側に前記発音体が構成されるものとしてもよいし、前記取付面側に前記第2空間を構成し、前記取付面への反射を利用して前記発音体からの警報の発報を行うものとしてもよい。
上述の各火災警報器において、更に、前記制御部を搭載するとともに前記筐体内に内蔵される回路基板を、前記分離板とするものとし、その部品点数を低減するものとしてもよい。
上述の各火災警報器において、電源を供給する電源部を前記筐体内に内蔵するとき、前記電源部の設置位置と、前記検知部の設置位置と、前記発音体の設置位置とが、前記取付面と平行な面方向において重ならない位置となるものとする。
上述の各火災警報器において、前記第1空間が、前記検知部から前記筐体の側面に向かって前記筐体の高さ方向の領域が広がるテーパー形状となる流入部を、少なくとも前記検知部の周辺近傍に有するものとしてもよい。又、前記第1空間に設けられるとともに前記第1開口部から流入する測定対象となる流体を前記検知部まで誘導する誘導壁を、更に備えるものとしてもよい。
本発明によると、筐体内に分離板を設置することで、発音体が設置される第2空間と、検知部が設置される第1空間とを分離することができる。これにより、発音体の発報動作による振動に基づく、検知部へ流入する流体に与える影響を低減でき、発音体の発報動作による検知部での測定動作への影響を抑制できる。
又、この分離板により発音体の設置を目的とした第2空間を形成することができるために、発音体による発報時における、第2空間の空気抵抗を低減させることができる。更には、第2開口部を設けて発音体の設置された第2空間を筐体の外部の空間に対して開放することで、更に第2空間の空気抵抗を低減させることができ、結果、外部への発報音の音量を高めることができる。
<第1の実施形態>
本発明における第1の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態の火災警報器は、天井面又は壁面などの取付面に取り付けられるとともに装置全体を覆う筐体1と、筐体1内の空間をその高さ方向に分割する分離板2と、外環境より筐体1の内部に流入した流体により環境値の測定を行う検知部3と、音声やブザー音による警報の発報を行う発音体4とを備える。このとき、筐体1内部の空間は、取付面に対して平行となるように取り付けられた分離板2によって、第1空間10a及び第2空間10bに分割される。そして、第1空間10aに、検知部3が設置される一方で、第2空間10bに、発音体4が設置される。
筐体1は、取付面に設置される基台11と、基台11の外周縁より取付面から離れる方向に突出させたリング状の側壁12と、側壁12における基台11に覆われる端部と逆側の端部を覆う略円盤状の天板13とを有する。そして、分離板2の外周端が側壁12の内周面に接続されることで、筐体1内部に第1空間10a及び第2空間10bが形成される。又、側壁12に、第1空間10aを覆う領域に第1開口部14が設けられ、天板13に、発音体4の設置位置に相対する領域に、複数の音孔16が設けられる。即ち、第1開口部14によって、第1空間10aが筐体1の外部の外環境に開放される一方で、音孔16によって、第2空間10bが筐体1の外部の外環境に開放される。
これにより、第1開口部14を通じて、外環境からの流体を筐体1内部に導入して、検知部3に供給することができる。一方、分離板2により形成される第2空間10bの取付面に平行な断面を、側壁12の断面と同じ広さとすることで、第2空間10bの体積を十分な大きさとすることができる。そして、音孔16により、発音体4を備える後気室における空気抵抗を低減することができるため、発音体4により発報音の音量の低下を防ぐことができる。
第1開口部14は、側壁12のほぼ全周に設けられるものとしてもよいし、側壁12の周方向の一部に設けられるものとしてもよい。尚、側壁12の周方向の一部に設けられる場合、第1開口部14は、側壁12が外環境を流れる流体の流れを妨げるような位置に設けるようにすることで、外環境を流れる流体の流れを妨げることなく、筐体1内部に流体を供給できる。
又、発音体4は、ダイナミックスピーカ又は圧電スピーカなどの薄型のスピーカとすることで、第2空間10bの高さを低くすることができ、筐体1の薄型化を図ることができる。そして、上述のような分離板2が設けられ、第1空間10aと第2空間10bとの間を閉じた状態とすることで、第2空間10b内の空気の振動が第1空間10a内の空気に伝達することを抑制することができる。よって、発音体4による発報がなされたときであっても、検知部3に流入する流体へ与える振動が抑制され、発音体4の発報動作による検知部3での測定動作への影響を低減することができる。
更に、取付面に平行な面方向に対して、分離板2の中心位置に発音体4を設置するとともに、この発音体4よりも外周側で発音体4と重ならない位置に検知部3を設置する。これにより、分離板2における発音体4の設置位置の裏面側に検知部3を設置した場合に比べ、分離板2を通じて検知部3に伝達される発音体4からの振動を低減でき、検知部3の測定動作への影響を抑制することができる。
尚、本実施形態において、図1に示すように、第1空間10aが取付面側(筐体1の基台11側)に構成されるものとしたが、図2に示すように、第2空間10bが取付面側(筐体1の基台11側)に構成されるものとしてもよい。このとき、基台11の取付面と対向する端面には、筐体1より取付面側に突出した支持部材17が周設される。この支持部材17が取付面に接続されて火災警報器が設置されることで、基台11が取付面から離れた位置に配置される。又、側壁12において、第1開口部14が天板13側に設けられることとなる。
そして、筐体1の基台11側に第2空間10bを構成して発音体4が設置されるため、音孔16は、天板13の代わりに基台11に設けられることとなる。更に、基台11の取付面と対向する端面において、音孔16が設けられる領域(発音体4に相対する領域)の外周側に、複数の支持部材17が間隔をおいて周設される。これにより、取付面と基台11の端面との間の空間が、支持部材17の間隔によって開放された状態となり、音孔16から出力される発報音が、取付面と基台11の端面との間で反射して、支持部材17の間隔域より外部に出力させることができる。
<第2の実施形態>
本発明における第2の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図3は、本実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図であり、図4は、図3に示す火災警報器における、天板側からみた概略平面図である。尚、図3において、図1に示す構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、本実施形態の火災警報器は、第1の実施形態の火災警報器(図1参照)と異なり、側壁12の第2空間10bを覆う領域に第2開口部15を有する。即ち、第1開口部14によって、第1空間10aが筐体1の外部の外環境に開放される一方で、第2開口部15及び音孔16によって、第2空間10bが筐体1の外部の外環境に開放される。その他の構成については、第1の実施形態と同様となるため、その詳細な説明については、第1の実施形態を参照とするものとし、本実施形態では省略する。
このように構成されることで、第2開口部15及び音孔16により、発音体4を備える後気室における空気抵抗を低減することができる。即ち、音孔16により、発音体4の前面(天板13との対向面)に対する抵抗が低くする一方で、第2開口部15により、第2空間10b内の発音体4の前面以外の空気を振動させたとき第2空間10b内の空気抵抗を低減することができる。そのため、発音体4により発報音の音量の低下を防ぐことができる。
このとき、第2開口部15は、第1開口部14と同様、側壁12のほぼ全周に設けられるものとしてもよいし、側壁12の周方向の一部に設けられるものとしてもよい。そして、第2開口部15は、発音体4による発報時の音量の低下を招くことのない大きさとすることが望ましく、発報時の抵抗を抑制するために、その開口面積を大きくすることが望ましい。更に、検知部3に供給する流体への発音体4からの発報音による振動の影響を低減させるために、側壁12の周方向における、第1開口部14により流体が流入されやすい位置に対して、第2開口部15を設けないようにしてもよい。
又、発音体4を薄型のスピーカとすることで、第2空間10bの体積を縮小したとき、発報時の空気抵抗を抑制するためには、取付面に平行な面積を広げることが考えられるが、本実施形態では、第2空間10bを開放するために第2開口部15が設けられる。これにより、発音体4による警報発報時における第2空間10bの空気抵抗を低下させることができ、その面積についても大きくする必要がない。即ち、天板13の面積を小さくすることができ、結果、筐体1の小型化も実現することができる。
又、図4に示すように、天板13の中心位置となる領域に、複数の音孔16が設けられるとともに、この音孔16が設けられた位置に相対するように、発音体4が設けられる。即ち、筐体1において、取付面に対して平行となる面の中心位置に、発音体4が設けられることとなる。よって、発音体4の中心から天板13の外周縁までの距離が一定の距離Lとなり、発音体4の中心から第2開口部15までの距離についても、発音板4の周方向に対して常に一定の距離Lとなる。
このとき、発音体4からの発報音の主要となる周波数(特定周波数)Fとし、音速をCとしたとき、発音体4から第2開口部15までの距離Lが、距離LX(=(n+1/2)×C/F)に近い値とすることが望ましい。尚、nは、0以上の整数である。この発音体4から第2開口部15までの距離Lを、距離LX(=(n+1/2)×C/F)としたときの効果について、図5を参照して簡単に説明する。
図5に示すように、発音体4の前面位置の発報音Xに対して、発音体4の裏面位置の発報音Yは、その位相が反転した音となる。換言すると、発報音Yは、発報音Xに対して半波長分ずれた音となる。
一方、発音体4の裏面位置からの発報音Yは、第2空間10b内の空気により開口部15周辺の位置まで伝達されるため、F×L/Cだけ位相がずれた発報音Zとなる。即ち、発音体4の裏位置の発報音Yが、第2開口部15周辺の位置に到達したとき、距離LがLX(=(n+1/2)×C/F)とされることから、(n+1/2)波長分だけ位相がずれた発報音Zとなる。
よって、発報音Zの元となる発報音Yが、発報音Xに対して半波長分だけ位相がずれているため、第2開口部15の位置には、発報音Xに対して波長の整数倍だけずれた発報音Zが現れる。つまり発報音Xと同位相となる発報音Zが、第2開口部15に現れるため、この発報音X,Zが互いに強め合い、結果、発音体4の発報音の音量が大きくなる。
例えば、発音体4からの発報音の特定周波数Fを3kHzとするとき、発音体4と第2開口部15との距離Lを60mm程度に設計することによって、発音体4の前面及び裏面からの特定周波数3kHzとなる発報音が強め合う。これにより、発音体4の裏面位置からの発報音についても有効に活用することができ、発音体4からの発報音の音量を増幅することができる。
<第3の実施形態>
本発明における第3の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図6は、本実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図であり、図7は、図6に示す火災警報器における、天板側からみた概略平面図である。尚、図6及び図7において、図3及び図4に示す構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6及び図7に示すように、本実施形態の火災警報器は、第2の実施形態の火災警報器(図3及び図4参照)と異なり、発音体4が、取付面と平行な面方向において、検知部3より離れた分離板2の外周縁側に設置される。即ち、天板13の中心に対して偏心された位置に、発音体4が設けられるとともに、天板13には、発音体4の設置位置に相対する中心から偏心された領域に、複数の音孔16が設けられる。その他の構成については、第2の実施形態と同様となるため、その詳細な説明については、第2の実施形態を参照とするものとし、本実施形態では省略する。
このように構成されるとき、発音体4の中心と天板13の中心を結ぶ直線方向に対して、発音体4と天板13の外周縁との距離は、最短距離L1又は最長距離L2となる。即ち、天板13の半径がRであり、発音体4及び天板13それぞれの中心間の距離がLRとなるとき、発音体4と天板13の外周縁との最短距離L1が(R−LR)となり、発音体4と天板13の外周縁との最長距離L2が(R+LR)となる。
このことから、発音体4から最短距離L1(=R−LR)だけ離れた位置Pに設けた第2開口部15では、発音体4の前面及び裏面それぞれから出力される発報音のうち、周波数F1(=(n+1/2)×C/L1)となる発報音が強め合うこととなる。一方、発音体4から最短距離L2(=R+LR)だけ離れた位置Qに設けた第2開口部15では、発音体4の前面及び裏面それぞれから出力される発報音のうち、周波数F2(=(n+1/2)×C/L2)となる発報音が強め合うこととなる。
即ち、本実施形態においては、第2の実施形態と異なり、発音体4の設置位置を天板13の中心に対して偏心することで、天板13の周方向における各位置で異なる周波数の発報音が強め合うことができ、周波数F2〜F1の広い周波数帯域の発報音の音量を調整することができる。又、第2開口部15により開口させる領域を、発音体4から発報させる発報音の周波数毎に設定することができるため、第2の実施形態のように、発音体4を天板13の中心位置に設置した場合に比べ、柔軟な設計が可能となる。
よって、例えば、図7に示すように、発音体4の中心から距離L3(L1<L3<L2)だけ離れた天板13の外周縁の位置をR1,R2としたとき、第2開口部15による開口領域が、位置R1,P,R2を結ぶ周方向に設けられると、周波数帯域F3(=(n+1/2)×C/L3)〜F1(=(n+1/2)×C/L1)の発報音の音量が大きくなるように設定することができる。逆に、第2開口部15による開口領域が、位置R1,Q,R2を結ぶ周方向に設けられると、周波数帯域F2(=(n+1/2)×C/L2)〜F3(=(n+1/2)×C/L3)の発報音の音量が大きくなるように設定することができる。
更に、天板13の周方向に対して、音量が増幅される発報音の各周波数が分布することにより、各周波数の発報音の指向性が、天板13の周方向に対して分布することとなる。即ち、周波数F1の発報音が、発音体4から位置Pに向かう指向性を、周波数F2の発報音が、発音体4から位置Qに向かう指向性を、周波数F3の発報音が、発音体4から位置R1又は位置R2に向かう指向性を、それぞれ備える。
よって、第2開口部15による開口領域を、発音体4からの発報音を出力させる方向に向けることによって、発音体4から発報される警報をより聞こえやすくすることができ、火災警報器での警報による注意喚起の効果を高めることができる。特に、主要となる発報音の周波数に対応した第2開口部15における開口部分を、発音体4からの発報音を出力させる方向に向けることによって、警報による注意喚起の効果をより高めることができる。
尚、本実施形態において、取付面に平行な面方向に対して、検知部3が発音体4と重ならない位置(分離板2の表裏で同一とならない位置)であれば、検知部3を分離板2の中心位置に設置するものとしてもよい。これにより、又、検知部3が、第1開口部14の周方向の各領域との距離が一定となる位置に設置されるため、第1開口部14の周方向にいずれの領域から流入した流体に対して同様の測定効果を有する。よって、火災警報器の周方向における設置位置が限定されない構成とすることができる。
又、検知部3を分離板2の外周縁側に設けた場合、第1開口部14の一部に近い位置に検知部3を配置することができるため、第1開口部における検知部3が近くに位置する領域を流体の流れの上流側に向けることで、検知部3への流体の流入を促進することができる。更に、検知部3と発音体4との距離を長くとることができるため、発音体4の発報による振動の影響が検知部3に与えられることを抑制できる。
そして、側壁12の周方向において、第2開口部15によって開口されていない領域に対応する位置に、検知部3を配置することにより、発音体4の発報による振動の影響を更に抑制することができる。又、側壁12の周方向において、発音体4の前面及び裏面からの発報音が弱め合うような位置の近傍に、検知部3を配置することによっても、発音体4の発報による振動の影響を更に抑制することができる。
更に、本実施形態のように、発音体4を取付面に平行な面方向において天板13の中心に対して偏心させた位置に配置する構成とする場合においても、第1の実施形態と同様、側壁12の第2空間10bに対する領域に第2開口部15が設置されないものとしてもよい。これにより、第2開口部15から出力される音声が、第1開口部14を通じて第1空間10a内の空気に振動を与えることを防ぐことができ、発音体4の発報による振動の影響を更に抑制することができる。
<第4の実施形態>
本発明における第4の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。尚、図8において、図6に示す構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態の火災警報器は、第3の実施形態の火災警報器(図6参照)における側壁12に設けられた第2開口部15の代わりに、分離板2と側壁12との接続部分の一部に第2開口部18を設けた構成とする。その他の構成については、第3の実施形態と同様となるため、その詳細な説明については、第1又は第3の実施形態を参照するものとして、本実施形態では省略する。
このように構成することで、本実施形態の火災警報器は、第3の実施形態と異なり、側壁12と天板13と分離板2とよって囲まれる第2空間10bは、第2開口部18によって、第1空間10aの外周領域に開放される。そして、第1空間10aの外周領域が、第1開口部14により外環境に開放されているため、結果、第2空間10bは、第1及び第2開口部14,18を通じて外環境に開放されることとなる。
このことより、第2空間10bが、第1及び第2開口部14,18を通じて外環境に開放されることで、発音体4の発報動作時において、発音体4の後気室となる第2空間10bにおける空気抵抗を低下させることができる。このとき、側壁12の周方向において、第1開口部14が、第2開口部18に相対する位置に設置されることにより、第2開口部と第1開口部14との距離を最短とすることができるため、第2空間10bを外環境に開放する効果を大きくすることができる。
又、第2開口部18は、検知部3に対して離れた位置に構成することで、発音体4の発報時の空気の振動が与える検知部3への影響を低減することができる。そして、この第2開口部18の開口面積を広くすることにより、発音体4の発報により振動する空気の流れの速度を抑制することができる。そのため、第1空間10a内において、検知部3側へ伝播する空気の振動を抑制することができ、結果、発音体4の発報時の空気の振動が与える検知部3への影響を低減することができる。
更に、第3の実施形態と同様、第2開口部18を設ける領域を、発音体4からの距離が、発音体4から出力する発報音の周波数帯域に対応させた位置とすることで、第1及び第2開口部14,18を通じて出力させる発報音の音量を増幅することができる。そして、第2開口部18が設けられずに側壁12の内壁側に接続された分離板2の外周端近傍に、検知部3を設けるようにすることで、検知部3への発音体4の発報による影響を抑制できる。
又、図8の構成に示すように、分離板2の外周縁に発音体4を設置するとき、第3の実施形態で説明したように、取付面に平行な面方向において、発音体4と重なることがなければ、分離板2の中心に検知部3を設置するものとしてもよい。このとき、分離板2の外周縁と検知部3との距離を十分な距離とすることによって、検知部3への発音体4の発報による影響を抑制できる。
尚、本実施形態において、第3の実施形態の構成のように、発音体4が天板13の中心に対して偏心した位置に設置されるものとしたが、第2の実施形態と同様、天板13の中心に発音体4が設置されるものとしてもよい。このとき、第1空間10aに流入されて検知部3へ供給される流体に対する発報音の影響を抑制するために、分離板2の外周縁における検知部3の設置位置近傍については、第2開口部18を設けることなく、側壁12と接続させることが望ましい。
<第5の実施形態>
本発明における第5の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図9は、本実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。尚、図9において、図6に示す構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態の火災警報器は、第1空間10aにおける検知部3の近傍領域において、検知部3に向かって連続して隆起させたテーパー形状部111,201をそれぞれ、基台11の分離板2と対向させた内側端面と、分離板2の検知部3の設置側面とのそれぞれに設けた構成となる。このテーパー形状部111,201によって、第1開口部14より流入された流体を誘導する流入部が構成され、検知部3における高感度な領域へ流体を誘導することができる。その他の構成については、第3の実施形態と同様となるため、その詳細な説明については、第1又は第3の実施形態を参照するものとして、本実施形態では省略する。
流入部を構成する、基台11に設けられるテーパー形状部111は、検知部3を中心とし且つ検知部3の設置位置から更に外周となる領域から検知部3の設置領域に向かって、分離板2の検知部3の設置面までの距離が連続的に短くなるように隆起した形状となる。一方、分離板2に設けられるテーパー形状部201は、検知部3を中心とし且つ検知部3の設置位置から更に外周となる領域から検知部3の設置領域に向かって、基台11の端面までの距離が連続的に短くなるように隆起した形状となる。
よって、第1空間10aにおいて、検知部3から離れた側壁12側は、取付面に対して垂直な方向となる高さを高くすることができるため、第1開口部14を広く開口させることができる。即ち、側壁12側では、第1空間10aにおける流路が広くなるため、外環境からの流体が第1空間10a内へ流入しやすい。そして、検知部3に向かって、第1空間10aの高さが低くなる。即ち、第1開口部14から検知部3に向かって、流体の流れる流路が狭くなり、最終的に、検知部3の高さ方向において高感度となる領域に制限される。よって、検知部3の高感度となる領域に、第1開口部14より第1空間10aに流入する流体を誘導することができる。
尚、このテーパー形状部111,201による流路の制限は、第1空間10a内での流体の流れに対する抵抗となるため、検知部3の近傍域に設けるものとしてもよい。又、側壁12に近い領域から設けられる場合は、テーパー形状部111,201の隆起を緩やかに変化させるものとして、検知部3へ流れる流体の第1空間10a内での抵抗が大きくならないように設計するものとしてもよい。
又、本実施形態の別構成例として、図10に示すような構成として、第1開口部14から第1空間10aに流入される流体を、検知部3の高感度となる領域へ流体を誘導するものとしてもよい。即ち、図10に示すように、基台11の取付面と平行となる端面部分112を、取付面との接続位置から分離板2に凹ませた構成とし、第1空間10a全体で、その取付面に対して垂直となる高さを、検知部3において高感度となる高さとなるように構成する。
更に、上述の図9又は図10のように、第1空間10aを構成するとき、この第1空間10aにより構成される流路の高さ方向の中心を、検知部3の高感度となる領域における高さ方向の中心に合わせることが望ましい。このように構成することで、本実施形態において、検知部3の高感度となる領域に流体の誘導ができるため、火災の検知能力を高めることができる。
尚、本実施形態において、第3の実施形態の構成のように、発音体4が天板13の中心に対して偏心した位置に設置されるものとしたが、第2の実施形態と同様、天板13の中心に発音体4が設置されるものとしてもよい。又、第1の実施形態の構成のように、側壁12には第2開口部15が設けられることがないものとしてもよい。更に、第4の実施形態の構成のように、側壁12に設けられる第2開口部15の代わりに、分離板2と側壁12との接続部分に第2開口部18を設けるものとしてもよい。
又、第2〜第5の実施形態において、第1の実施形態の図2で説明したように、第2空間10bが筐体1の基台11側に設けられるものとしてもよい。このとき、図2の構成に対する説明において既に述べたが、音孔16を基台11に設けるとともに、基台11の取付面側の端面には、複数の支持部材17が周設される。更に、側壁12において、第1開口部14が天板13側に設けられる。
そして、第2開口部15が設けられるときは、側壁12の基台11側に設けられる。更に、流入部を構成する場合は、第1空間10aに構成されるため、天板13と分離板2の天板13側の端面との構成が、図9又は図10における基台11及び分離板2のような構成に変更される。
<第6の実施形態>
本発明における第6の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図11は、本実施形態の火災警報器の構成を示す図であり、(a)が、火災警報器の内部の構成を表す天板側から見た概略平面図であり、(b)が、(a)の概略平面図におけるX−X位置での矢印方向から見た概略断面図である。尚、本実施形態において、第2の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図11(a)に示すように、本実施形態の火災警報器は、装置内の設置面積が比較的大きくなる電源部となる電池5と、検知部3と、発音体4とを、互いに干渉しない位置に設置する。又、その第1空間10a側の表面に検知部3(図11(a)において破線で示す)が載置された回路基板20と、この回路基板20と電気的に接続されて特定の指示を受け付けるための操作用ボタン6と、を備える。これらの構成以外の構成については、第2の実施形態と同様となるので、その詳細については、第2の実施形態を参照するものとして、本実施形態では省略する。
このように構成される火災警報器は、分離板2は、電池5及び回路基板20が挿入される部分に穴が設けられ、この穴に電池5及び回路基板20が嵌合されることで、図11(b)に示すように、筐体1の高さ方向に対して分離された第1空間10aと第2空間10bとが形成される。即ち、回路基板20が分離板2として機能するとともに、筐体1の高さとほぼ同等の高さとなる電池5が設置されたときに、回路基板20及び電池5の周辺が開口されないような構成とされる。
図11(b)に示すように、第1空間10a及び第2空間10bのいずれにも、電池5による占有領域が存在するため、発音体4及び検知部3それぞれは、電池5の占有領域と重ならない位置に設置する必要がある。又、電池5は、第1開口部14より第1空間10a内に流入する流体に対して、検知部3までの流れの障害物となる。そのため、検知部3へ流入させる流体の流れへの影響を小さくするように、電池5の設置位置に対して検知部3を離れた位置に設置することが望ましい。
これらのことから、図11(a)に示すように、側壁12の内周面に沿って異なる位置に、検知部3、発音体4、及び電池5のそれぞれが設置される。そして、取付面に平行な面方向において、検知部3が電池5に対して離れた位置となるように、検知部3の中心と電池5の中心を結ぶ直線が筐体1の中心周辺を通過するものとし、検知部3が電池5よりも側壁12に近い位置に設置される。即ち、図11(a)において、筐体1の中心を上下に通過する中心線に対して左右に分割された領域それぞれに、検知部3と電池5とが設置される。これにより、第1空間10aにおいて、検知部3と電池5との間に十分な空間が形成されるため、検知部3への流体の流入を妨げる割合を低減することができる。
又、発音体4は、発報動作時における検知部3への影響を低減させるため、検知部3から離れた位置で、且つ、電池5と重ならない位置に、設置される。図11(a)においては、検知部3の中心と電池5の中心を結ぶ直線よりも側壁12に近い位置に設置することで、電池5及び検知部3それぞれから離れた位置に発音体4を設置することができる。尚、発音体4については、取付面に平行な面方向において、電池5と重なることがなく、検知部3への影響が低い場合は、第2の実施形態と同様、筐体1の中心に設置されるものとしてもよい。
この図11(a)に示すように、取付面に平行な面方向において検知部3及び発音体4と重ならない位置に、電池5を設置するため、筐体1の高さ方向の大きさについては、検知部3と発音体4の高さとによって決定する。そのため、筐体1の高さを電池5を加えた高さとする必要がないため、火災警報器の薄型化及び小型化を図ることができる。
尚、本実施形態の火災警報器について、図11の構成例のように、電池5を備えた構成によって説明したが、電源として商用電源が供給されて動作する火災警報器の場合、電池5の代わりに、図12(a)に示すように、交流となる商用電源を直流に変換して内蔵した各電子部品に供給する交流/直流変換器を含む交流電源用部品50が設けられる。この交流電源用部品50は、回路基板51上に搭載された複数の電子部品と、この電子部品を覆うケーシングとにより構成される。尚、図12では、交流電源用部品50として、構成する電子部品を覆うケーシングの形状を示している。
図12(a)に示すように、交流電源用部品50を備える場合についても、その設置位置は、図11(a)における電池5と同様の位置とすることで、取付面と平行な面方向における、検知部3及び発音体4との設置位置関係は、図11(a)の電池5と検知部3及び発音体4との設置位置関係と同様となる。又、図12(b)に示すように、基台11側に設けられた回路基板51に搭載された交流電源用部品50が、分離板2に嵌合すると共に、第2空間10bについても突出した構造となる。これにより、図12の構成例においても、図11の構成例と同様の効果を得ることができる。
尚、本実施形態において、分離板2自体を回路基板20によって構成するものとしてもよい。これにより、分離板2と回路基板20とを別の構成部品とすることがないため、その部品点数を削減することができるとともに、その作業工程を簡単化することができる。又、第1〜第5の実施形態における構成についても、分離板2を回路基板20によって構成されるものとすることができる。
<第7の実施形態>
本発明における第7の実施形態の火災警報器について、図面を参照して説明する。図13は、本実施形態の火災警報器の第1空間内の構成を示す概略平面図である。尚、図13の構成において、図11における構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図13に示すように、本実施形態の火災警報器は、検知器3が設けられる第1空間10aにおいて、側壁12に設けられた第1開口部14より流入される流体を検知部3に誘導するための誘導壁113を備える。その他の構成については、第6の実施形態と同様となるため、その詳細な説明については、第6の実施形態までの説明を参照するものとして、本実施形態では省略する
誘導壁113は、検知部3の外周側に間隔をおいて周設され、その長手方向が、検知部3の外周から側壁12の第1開口部14に向かって延びた形状となる。尚、図13においては、検知部3を中心に、複数の誘導壁113が放射状に形成された例を示すが、誘導壁113は、第1空間10a内において、第1開口部14から検知部3に向かう流路を形成するものであればよく、別の形状としてもよい。例えば、光学式煙検知部として検知部3が構成されるとき、その検知部3の外周端に周設されるラビリンス壁の基端側を延長する方向に誘導壁113が設置されるものとしてもよいし、更に、長手方向に対して屈曲させたような形状の誘導壁113としてもよい。
そして、第1空間10aにおける、検知部3から電池5側の領域に設置される誘導壁113は、そのうちの2つの誘導壁113が、流体の流れに対して障害物となる電池5を間に挟むように設置される。尚、第5の実施形態の図12のように、電池5の代わりに交流用電源部品50が設けられた場合は、この交流用電源部品50を挟むように、誘導壁113が設けられる。
このように障害物となる電池5又は交流用電源部品50を間に挟むように、誘導壁11を設けることで、電池5又は交流用電源部品50の周辺から流入しようとする流体を、この誘導壁113により検知部3まで誘導することができる。これにより、第1開口部14の近傍に障害物がある領域であっても、検知部3までの流体の流れを効率のよいものとすることができ、検知部3での検知能力を高めることができる。
尚、第6及び第7の実施形態においても、第1の実施形態(図1参照)のように、第2開口部15が側壁12に設けられることのない構成としてもよいし、第4の実施形態(図8参照)のように、側壁12に設けた第2開口部15の代わりに、分離板20と測壁12との接続部分第2開口部18に設けた構成としてもよい。又、第1の実施形態の図2で説明したように、第2空間10bが筐体1の基台11側に設けられるものとしてもよいし、第5の実施形態(図9及び図10参照)のように、検知部3の高感度領域に対して流体を誘導させるように、第1空間10aの高さ方向の流路の断面が小さくなるような構成としてもよい。
上述の各実施形態で説明した構成を煙感知式の火災警報器に適用した実施例1について、図面を参照して説明する。図14は、本実施例における火災警報器の構成を示す分解斜視図である。又、図15における(a),(b)はいずれも、図14に示す火災警報器の断面図であり、(a)は、発音体の設置領域を含む断面図であり、(b)は、電池の設置領域を含む断面図である。
本実施例における煙感知式の火災警報器は、取付面に設置される基台11と、この基台11の外周縁に係合して基台11に固定される側壁12と、操作用ボタン6が裏面側から挿入されるボタン設置用穴19と複数の音孔16とが設けられた天板13と、検知部3となる光学式煙検知部30を搭載した回路基板20と、天板13の音孔16に対応した位置に設置される発音体4とを備える。
側壁12の外周面に、光学式煙検知部30に煙を流入させるための第1開口部14が設けられ、天板13に対向する端部には、側壁12の外周の内側を覆う分割板2が設けられる。この分割板2は、嵌入され光学式検知部30を保持する保持部材21を備えるとともに、天板13側に対して突出するとともに基台11側に凹部を備えることで電池5を収納可能とした電池収納部22とを備える。
又、天板13の外周縁には、基台11側に延びるリング形状の側壁部分12aを備え、側壁12と接続することで側壁12の一部として構成される。この側壁部分12aには、発音体4の発報時の空気振動に対する空気抵抗を抑制するための第2開口部15が設けられる。即ち、図15(a)及び図15(b)の断面図に示すように、天板13と、側壁12に設けられた分離板2と回路基板20とによって、第2空間10bが形成され、この第2空間10bには、発音体4が設置されることとなる。
更に、第1空間10aは、側壁12の分離板2の基台11側に設けられることとなり、回路基板20の基台11側の面に光学式煙検知部30が搭載されるため、分離板2に設けられた保持部材21に光学式煙検知部30が嵌入されることで、光学式煙検知部30が第1空間10aに設置される。この光学式煙検知部30は、図15(a)及び(b)に示すように、その外周が保持部材21によって覆われた状態となるが、この保持部材に開口部が設けられることにより、第1空間10aに流入された煙(流体)は光学式煙検知部30内に流入することができる。
光学式煙検知部30は、その外周側に屈曲し他ラビリンス壁31が周設されることで、光学式煙検知部30の検知室内への外光の入射が防がれる。そして、不図示の発光ダイオードの発光による散乱光を、フォトダイオードブロック32に収納される不図示のフォトダイオードからが受光することで、光学式煙検知部30による煙量の検知が成される。又、電池5は、分離板2の一部となる電池収納部22に収納されることによって、第1空間10a内に設置されることとなるとともに、第1空間10aと第2空間10bは、この電池収納部22によっても分離されることとなる。
上述の各実施形態で説明した構成を熱感知式の火災警報器に適用した実施例2について、図面を参照して説明する。図16は、本実施例における火災警報器の構成を示す分解斜視図である。
本実施例における熱感知式の火災警報器は、実施例1で上述した煙感知式の火災警報器と異なり、天板13を側壁部12a(図14参照)のない構成とする。又、検知部3として、回路基板20の基台11側の面に接続された複数のサーミスタ33を有し、この複数のサーミスタ33は、側壁12の近傍に周設させることで、第1開口部14から流入する熱気流(流体)に直接さらされる位置に配置される。
又、回路基板20が分離板2として機能し、回路基板20と天板13とで覆われた領域に第2空間10bが構成され、この第2空間10bに発音体4が設置される。そして、回路基板20を、側壁12の一部と接続される形状とすることで、本実施例の熱感知式の火災警報器は、第4の実施形態で説明した第2開口部18が設けられる構成となる。又、サーミスタ33の熱感知部分に、天板13に対して垂直な方向となる熱気流が到達できるように、天板13に検知用開口部34が設けられるとともに、回路基板20には、検知用開口部34に対応する位置に切欠35が設けられる。
このように、本実施例では、第1空間10aと第2空間10bとが回路基板20によって分離された構成とされるとともに、回路基板20と側壁12との間に開口部分を設けることによって、開口部14を通じて第2空間10bを外環境に開放することができる。これにより、発音体4の発報動作時の第2空間10bの空気抵抗を低減し、発音体4の音量の低下を防ぐことができる。
本発明は、流体の物理量を測定して火災の検知を行って発音体により発報を行う火災警報器であれば、煙感知式又は熱感知式のいずれの火災警報器に対しても適用することができる。
は、本発明の第1の実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。 は、本発明の第1の実施形態の火災警報器の別の構成例を示す概略断面図である。 は、本発明の第2の実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。 は、図3の火災警報器における音孔及びスピーカの配置位置を示す天板の上面図である。 は、スピーカと開口部との距離と、スピーカからの出力される音の位相との関係を示す概略図である。 は、本発明の第3の実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。 は、図6の火災警報器における音孔及びスピーカの配置位置を示す天板の上面図である。 は、本発明の第4の実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。 は、本発明の第5の実施形態の火災警報器の構成を示す概略断面図である。 は、本発明の第5の実施形態の火災警報器の別の構成例を示す概略断面図である。 は、本発明の第6の実施形態の火災警報器の構成を示す図であり、(a)は、筐体内部での各部品の配置関係を示す概略平面図であり、(b)は、(a)の平面図におけるX−X方向の概略断面図である。 は、本発明の第6の実施形態の火災警報器の別の構成例を示す図であり、(a)は、筐体内部での各部品の配置関係を示す概略平面図であり、(b)は、(a)の平面図におけるX−X方向の概略断面図である。 は、本発明の第7の実施形態の火災警報器の構成を示す概略平面図である。 は、煙感知式の火災警報器に適用したときの本発明の実施例1の火災警報器の構成を示す分解斜視図である。 の(a)、(b)はいずれも、図14の火災警報器の構成を示す断面図である。 は、熱感知式の火災警報器に適用したときの本発明の実施例2の火災警報器の構成を示す分解斜視図である。 の(a)、(b)はいずれも、従来の火災警報器の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
1 筐体
2 分離板
3 検知部
4 発音体
5 電池
6 操作用ボタン
10a 第1空間
10b 第2空間
11 基台
12 側壁
12a 側壁部分
13 天板
14 第1開口部
15,18 第2開口部
16 音孔
17 支持部材
19 ボタン設置用穴
20,51 回路基板
21 保持部材
22 電池収納部
30 光学式煙検知部
31 ラビリンス壁
32 フォトダイオードブロック
33 サーミスタ
34 検知用開口部
35 切欠
50 交流電源用部品
111,201 テーパー形状部
112 端面部分
113 誘導壁

Claims (10)

  1. 外部から流れ込む流体により火災の有無の判定基準となる環境値を検出する検知部と、該検知部により検出された環境値に基づいて火災の有無を判定する制御部と、該制御部による火災発生の判定に基づいて警報を発報する発音体と、前記検知部、前記制御部、及び前記発音体を内蔵する筐体と、を備える火災警報器において、
    前記筐体内部の空間を前記筐体の高さ方向に沿って上下の二つの第1及び第2空間に分離する分離板と、
    前記筐体の側面における前記第1空間に対応する位置に設けられて、前記第1空間を開放する第1開口部と、
    前記筐体の側面における前記第2空間に対応する位置に設けられて、前記第2空間を開放する第2開口部と、
    装置本体の取付面と平行な面であり前記第2空間を覆う前記筐体の端面の前記発音体に対向する領域に、前記第2空間まで貫通させて開口する音孔と、
    を備え、
    前記第1空間に前記検知部が設置される一方で、前記第2空間に前記発音体が設置され、
    前記第2開口部は、前記発音体の出力する音声の周波数帯域で決定される特定周波数において、前記発音体の前面位置の発報音と同位相の発報音が現れるように、配置されていることを特徴とする火災警報器。
  2. 請求項1において、
    前記筐体内部における前記発音体の設置位置から前記筐体の側面における前記第2開口部の少なくとも一部に対応した位置までの長さが、前記発音体の出力する音声の周波数帯域で決定される特定周波数による波長の整数倍となる長さに該特定周波数の半波長分の長さを加えた長さ或いは該特定周波数の半波長分の長さと等しいことを特徴とする火災警報器。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記発音体の設置位置が、前記発音体に対向する前記筐体の端面の中心位置となることを特徴とする火災警報器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記発音体の設置位置が、前記発音体に対向する前記筐体の端面の中心に対して偏心した位置となることを特徴とする火災警報器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記取付面側に前記第1空間を構成することを特徴とする火災警報器。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記取付面側に前記第2空間を構成することを特徴とする火災警報器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記制御部を搭載するとともに前記筐体内に内蔵される回路基板を、前記分離板とすることを特徴とする火災警報器。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、
    電源を供給する電源部を前記筐体内に内蔵するとともに、
    前記電源部の設置位置と、前記検知部の設置位置と、前記発音体の設置位置とが、前記取付面と平行な面方向において重ならない位置となることを特徴とする火災警報器。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項において、
    前記第1空間が、前記検知部から前記筐体の側面に向かって前記筐体の高さ方向の領域が広がるテーパー形状となる流入部を、少なくとも前記検知部の周辺近傍に有することを特徴とする火災警報器。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、
    前記第1空間に設けられるとともに前記第1開口部から流入する測定対象となる流体を前記検知部まで誘導する誘導壁を、更に備えることを特徴とする火災警報器。
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