JP2003272059A - 感知器 - Google Patents

感知器

Info

Publication number
JP2003272059A
JP2003272059A JP2002070528A JP2002070528A JP2003272059A JP 2003272059 A JP2003272059 A JP 2003272059A JP 2002070528 A JP2002070528 A JP 2002070528A JP 2002070528 A JP2002070528 A JP 2002070528A JP 2003272059 A JP2003272059 A JP 2003272059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
guard
spiral
periphery
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002070528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3796186B2 (ja
Inventor
Toshiichi Tomizawa
敏一 富沢
Minoru Watanabe
実 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2002070528A priority Critical patent/JP3796186B2/ja
Publication of JP2003272059A publication Critical patent/JP2003272059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3796186B2 publication Critical patent/JP3796186B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】センサを保護するガードにより、センサに到達
する空気の流れが妨げられてしまうのを抑制する。 【解決手段】感知器が組み立てられた時にセンサ1の周
囲からセンサ1の側に渦巻き状に延びるように配置され
る渦巻き状部分13をガード2に設けた。詳細には、ガ
ード2のうち、センサ1の最も近くに位置する部分が、
センサ1の周囲からセンサ1の側に渦巻き状に延びてい
る渦巻き状部分13によって形成されている。この渦巻
き状部分13は環状部分11からセンサ1の側に片持ち
形状で延ばされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は感知器に関し、特に
は、センサを保護するガードにより、センサに到達する
空気の流れが妨げられてしまうのを抑制することができ
る感知器に関する。本発明の感知器は熱感知器、煙感知
器、ガス漏れ感知器など様々な感知器に適用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、センサと、そのセンサを保護する
ガードとを具備する感知器が知られている。この種の感
知器の例としては、例えば特開2002−49976号
公報に記載されたものがある。特開2002−4997
6号公報に記載された感知器では、センサを保護するガ
ードが、センサの周囲を環状に延びている複数の環状部
分と、それらの環状部分を連結するためにセンサの周囲
からセンサに向かって直線状に延びている直線状部分と
によって形成されている。特開2002−49976号
公報に記載された感知器では、空気の流れが、隣接する
環状部分と、隣接する直線状部分とによって画定される
隙間を通過してセンサに到達するようになっている。
【0003】近年、感知器の小型化の要請が大きくなっ
ている。しかしながら、感知器を小型化すると、ガード
によって画定される隙間が小さくなり、その結果、空気
がその隙間を通過しづらくなり、センサの感度が低下す
るという問題点が生じてしまう。この問題点を解決する
ために、本願発明者は、ガードによって画定される隙間
を小さくしても、その隙間を通過する空気の流れがあま
り妨げられないガードの形状を得るための研究を行っ
た。この研究の結果、センサの周囲を環状に延びている
ガードをセンサの近くに配置した場合や、センサの周囲
からセンサに向かって直線状に延びているガードをセン
サの近くに配置した場合よりも、センサの周囲からセン
サ側に渦巻き状に延びているガードをセンサの近くに配
置した場合の方が空気の流れが良いことがわかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記問題点に鑑み、本
発明はセンサを保護するガードにより、センサに到達す
る空気の流れが妨げられてしまうのを抑制することがで
きる感知器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、センサと、そのセンサを保護するガードとを具
備する感知器において、センサの周囲からセンサ側に渦
巻き状に延びている渦巻き状部分をガードに設けたこと
を特徴とする感知器が提供される。
【0006】請求項1に記載の感知器では、センサの周
囲からセンサ側に渦巻き状に延びている渦巻き状部分
が、センサを保護するガードに設けられている。詳細に
は、センサを保護するガードのうちセンサに最も近い部
分が、センサの周囲からセンサ側に渦巻き状に延びてい
る渦巻き状部分によって形成されている。そのため、セ
ンサを保護するガードのうちセンサに最も近い部分が、
特開2002−49976号公報に記載された感知器の
ようにセンサの周囲を環状に延びている環状部分によっ
て形成されている場合や、センサの周囲からセンサに向
かって直線状に延びている直線状部分によって形成され
ている場合よりも、センサに到達する空気の流れを良く
することができる。つまり、センサを保護するガードに
より、センサに到達する空気の流れが妨げられてしまう
のを抑制することができる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、センサの
周囲を環状に延びている環状部分をガードに一つ又は複
数設け、センサに最も近い環状部分からセンサ側に渦巻
き状部分を片持ち形状で延ばしたことを特徴とする請求
項1に記載の感知器が提供される。
【0008】請求項2に記載の感知器では、センサに最
も近い環状部分からセンサ側に渦巻き状部分が片持ち形
状で延ばされている。つまり、環状部分からセンサ側に
延びている渦巻き状部分の先端が、更なる環状部分によ
って連結されるのではなく、片持ち形状のまま残されて
いる。そのため、渦巻き状部分の先端を連結する環状部
分により、センサに到達する空気の流れが妨げられてし
まうのを回避することができる。すなわち、渦巻き状部
分の先端を環状部分によって連結する場合よりも、セン
サに到達する空気の流れを良くすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
【0010】図1は本発明の感知器の一実施形態の平面
図、図2は図1に示した感知器の正面図、図3は図1に
示した感知器の左側面図、図4は図1に示した感知器の
A−A断面図、図5は図1に示した感知器の底面図であ
る。図1〜図5において、1は感熱センサである。本実
施形態では、感知器内に感熱センサ1が配置されている
が、他の実施形態では、感熱センサの代わりに煙感知セ
ンサ、COセンサ、炭酸水素ガスセンサ等、任意のセン
サを配置することができる。2は感熱センサ1を外部の
衝撃から保護するためのガード、3は本体カバーであ
る。
【0011】図6は図1〜図4に示したガードの平面
図、図7は図6に示したガードの正面図、図8は図6に
示したガードの左側面図、図9は図6に示したガードの
斜視図である。図6〜図9において、11は感知器が組
み立てられた時にセンサ1の周囲を環状に延びるように
配置される環状部分である。12は外側の環状部分11
と内側の環状部分11とを連結するための直線状部分で
ある。この直線状部分12は、感知器が組み立てられた
時にセンサ1の周囲からセンサ1に向かって直線状に延
びるように配置される。13は内側の環状部分11から
更に内側に向かって渦巻き状に延びている渦巻き状部分
である。この渦巻き状部分13は、感知器が組み立てら
れた時にセンサ1の周囲からセンサ1の側に渦巻き状に
延びるように配置される。また、渦巻き状部分13は、
内側の環状部分11から更に内側に向かって片持ち形状
で延びている。
【0012】上述した実施形態によれば、感知器が組み
立てられた時にセンサ1の周囲からセンサ1の側に渦巻
き状に延びるように配置される渦巻き状部分13がガー
ド2に設けられている。詳細には、ガード2のうち、感
知器が組み立てられた時にセンサ1の最も近くに位置す
る部分が、センサ1の周囲からセンサ1の側に渦巻き状
に延びている渦巻き状部分13によって形成されてい
る。そのため、ガードのうちセンサに最も近い部分が、
センサの周囲を環状に延びている環状部分によって形成
されている場合や、センサの周囲からセンサに向かって
直線状に延びている直線状部分によって形成されている
場合よりも、センサ1に到達する空気の流れを良くする
ことができる。つまり、センサ1を保護するガード2に
より、センサ1に到達する空気の流れが妨げられてしま
うのを抑制することができる。
【0013】更に、上述した実施形態によれば、内側及
び外側の二つの環状部分11のうち、感知器が組み立て
られた時にセンサ1の最も近くに位置する内側の環状部
分11からセンサ1の側に渦巻き状部分13が片持ち形
状で延ばされている。つまり、内側の環状部分11から
センサ1の側に延びている渦巻き状部分13の先端が、
更なる環状部分によって連結されるのではなく、片持ち
形状のまま残されている。そのため、渦巻き状部分の先
端を連結する環状部分により、センサに到達する空気の
流れが妨げられてしまうのを回避することができる。す
なわち、渦巻き状部分の先端を環状部分によって連結す
る場合よりも、センサ1に到達する空気の流れを良くす
ることができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、センサ
を保護するガードにより、センサに到達する空気の流れ
が妨げられてしまうのを抑制することができる。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、渦巻き状
部分の先端を環状部分によって連結する場合よりも、セ
ンサに到達する空気の流れを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感知器の一実施形態の平面図である。
【図2】図1に示した感知器の正面図である。
【図3】図1に示した感知器の左側面図である。
【図4】図1に示した感知器のA−A断面図である。
【図5】図1に示した感知器の底面図である。
【図6】図1〜図4に示したガードの平面図である。
【図7】図6に示したガードの正面図である。
【図8】図6に示したガードの左側面図である。
【図9】図6に示したガードの斜視図である。
【符号の説明】
1 感熱センサ 2 ガード 3 本体カバー 11 環状部分 12 直線状部分 13 渦巻き状部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサと、そのセンサを保護するガード
    とを具備する感知器において、センサの周囲からセンサ
    側に渦巻き状に延びている渦巻き状部分をガードに設け
    たことを特徴とする感知器。
  2. 【請求項2】 センサの周囲を環状に延びている環状部
    分をガードに一つ又は複数設け、センサに最も近い環状
    部分からセンサ側に渦巻き状部分を片持ち形状で延ばし
    たことを特徴とする請求項1に記載の感知器。
JP2002070528A 2002-03-14 2002-03-14 感知器 Expired - Lifetime JP3796186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002070528A JP3796186B2 (ja) 2002-03-14 2002-03-14 感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002070528A JP3796186B2 (ja) 2002-03-14 2002-03-14 感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003272059A true JP2003272059A (ja) 2003-09-26
JP3796186B2 JP3796186B2 (ja) 2006-07-12

Family

ID=29201072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002070528A Expired - Lifetime JP3796186B2 (ja) 2002-03-14 2002-03-14 感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3796186B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014199632A (ja) * 2013-03-30 2014-10-23 新コスモス電機株式会社 熱感知器
JP2020191000A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 ホーチキ株式会社 防災機器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155587A (en) * 1976-06-18 1977-12-24 Matsushita Electric Works Ltd Cage body for light scattering type smoke detector
JPH05507781A (ja) * 1990-06-19 1993-11-04 ビジョン システムズ リミティド ガス状流体アスピレータまたはポンプ
JPH08287374A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Nohmi Bosai Ltd 熱式火災感知器
JPH09259376A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Nittan Co Ltd 熱感知器
JPH10188163A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Matsushita Electric Works Ltd 感知器
JP2001174037A (ja) * 1999-07-01 2001-06-29 Daikin Ind Ltd トルネード型吸気・送風装置
JP2002049976A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Hochiki Corp 熱感知素子の保護構造
JP2003109142A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Hochiki Corp 火災感知器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155587A (en) * 1976-06-18 1977-12-24 Matsushita Electric Works Ltd Cage body for light scattering type smoke detector
JPH05507781A (ja) * 1990-06-19 1993-11-04 ビジョン システムズ リミティド ガス状流体アスピレータまたはポンプ
JPH08287374A (ja) * 1995-04-10 1996-11-01 Nohmi Bosai Ltd 熱式火災感知器
JPH09259376A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Nittan Co Ltd 熱感知器
JPH10188163A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Matsushita Electric Works Ltd 感知器
JP2001174037A (ja) * 1999-07-01 2001-06-29 Daikin Ind Ltd トルネード型吸気・送風装置
JP2002049976A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Hochiki Corp 熱感知素子の保護構造
JP2003109142A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Hochiki Corp 火災感知器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014199632A (ja) * 2013-03-30 2014-10-23 新コスモス電機株式会社 熱感知器
JP2020191000A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 ホーチキ株式会社 防災機器
JP7337548B2 (ja) 2019-05-23 2023-09-04 ホーチキ株式会社 防災機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3796186B2 (ja) 2006-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6346179B1 (en) Gas sensor
EP1918699A1 (en) Gas sensor with a protector
JP5069941B2 (ja) ガスセンサ
JP5124327B2 (ja) 感知器
JP5171896B2 (ja) ガスセンサ
JP2003194765A (ja) ガスセンサ
JP5002032B2 (ja) ガスセンサ
JP5172412B2 (ja) 火災警報器
JP2009097868A (ja) ガスセンサ
JP2003272059A (ja) 感知器
JP5327137B2 (ja) ガスセンサ及びその製造方法
JP6348405B2 (ja) ガスセンサ
US10371680B2 (en) Sensor
JP5096607B2 (ja) ガスセンサ
JP4171376B2 (ja) ガスセンサ
JP6907095B2 (ja) ガスセンサ
JP6986485B2 (ja) センサ
JPH08160002A (ja) 酸素センサ構造
JP2019078711A (ja) ガスセンサ
JP2005114487A (ja) ガスセンサ
JP5190328B2 (ja) 感知器
JP5767271B2 (ja) ガスセンサ
JP3424433B2 (ja) 酸素センサの二重プロテクタ構造
JP4355622B2 (ja) ガスセンサ
JP2010164359A (ja) ガスセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3796186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110421

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120421

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140421

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term