JP5512165B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、検知部に流れ込む流体より環境の変化を表す環境値を測定して警報を報知する警報器に関するものである。
一般に、火災を報知する火災警報器として、室内の温度を検出する熱感知素子を備えた熱感知式の火災警報器(特許文献1参照)や、煙検知器を備えた煙検知式の火災警報器(特許文献2参照)や、両方式を備えた火災警報器(特許文献3参照)などが提供されている。そして、熱感知式の火災警報器は、特許文献1に示されるように、熱感知素子により検出された温度が高温となったときに、火災が発生したものと判断して、警報の発報を行う。一方、煙検知式の火災警報器は、特許文献2に示されるように、煙検知器が測定した煙量が多くなったときに、火災が発生したものと判断して、警報の発報を行う。
これらの火災警報器はそれぞれ、火災検知用に温度又は煙量を測定する検知部を構成する検知室を備えた、流体より周辺環境の変化を検出する感知器として構成される。又、ガス検知を行うガス警報器も同様、流体より周辺環境の変化を検出する感知器として構成される。このような流体により環境値を測定する各種警報器は、その周辺環境の変化を正確に検出するために、検知部内に測定対象となる流体を誘導するための構造を備える必要がある。
そのため、従来の警報器の多くは、特許文献1〜特許文献3に示すもののように、検知部として構成される検知室を筐体外部に突出させた構造として、測定対象となる加熱された流体や煙を積極的に検知室内に流入させている。即ち、特許文献1〜特許文献3に代表されるような構成の警報器においては、その内部に回路部品などを収納して保護する筐体から検知部を突出させた構造として、外環境(測定対象となる周辺環境)に検知部を配置させることで、外環境に近い状態の流体に対して測定を行うものとしている。
このように検知部を突出させた形状の警報器を室内に設置させたとき、室内のデザインに適合したものではないことから、その美観を損なう。そのため、近年、警報器を設置した室内のデザイン性をよくするために、その小型化や薄型化が求められている。そして、この警報器の小型化や薄型化を実現するために、外環境に検知室を突出させることなく、筐体内部に検知室を配置した警報器が提案されている。
特開平09−044769号公報 特開2005−352932号公報 特開2002−352347号公報
しかしながら、警報器を筐体内部に検知室を配置した構成とした場合、装置の小型化や薄型化を実現できるものの、この検知室を突出させた構造のものと比べて、検知室内への流体の流入課程における障害が大きくなる。又、筐体内部において、検知室を構成として有する検知部の外側に、電源供給を行う電池や電源回路や、外部と電気的に接続するためのコネクタなどの突起物が設置されるため、この突起物が流体の流れの障害となってしまい、検知部への流入が遮られてしまう。
このような問題を鑑みて、本発明は、検知対象となる流体を警報器外部の高圧部分から流入して、警報器外部の低圧部分へ流出する構成として、検知部への流体の誘導を促進させた警報器を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の警報器は、外部から流れ込む流体により周辺環境の物理量の変化を表す環境値を検出する検知部と、該検知部により検出された環境値に基づいて周辺環境における異常の判定を行う制御部と、を備える警報器において、設置面と当接する基台と、該基台の周縁から前記設置面より離れる方向に延設された側壁と、該側壁の前記基台と逆側の端部を覆う天板とで構成される筐体が、前記検知部及び前記制御部を内蔵し、前記筐体の前記基台側に、外部からの流体を該筐体内部に流入させる流入口が形成されるとともに、前記筐体の前記天板側に、前記検知部を通過した流体を前記筐体の外部に流出させる流出口が形成され、前記流入口から前記筐体内部に流入された流体が、前記検知部を前記基台側から前記天板側に流れた後、前記流出口から前記筐体外部へ流出し、前記流出口が、前記筐体の天板に設けられており、かつ、前記天板と平行な面方向において前記検知部と重なることのない位置に設けられていることを特徴とする。
このように、流出口を、前記筐体の天板に設け、かつ、前記天板と平行な面方向において前記検知部と重なることのない位置に設けることによって、前記検知部が光学式により煙量を検知する場合、前記検知部内部への迷光が外部から入光することを防止できる。
上述の警報器において、前記検知部が、流体の流量を検出する光学系を有するとともに、該光学系の光軸が、前記検知部を流れる流体の流れに交差する方向であるものとしてもよい。このように構成することで、流体の流入平面と光学系の光軸平面とを交差させることができるために、従来のラビリンス構造を除くことができ、前記検知部の小型化を図ることができる。
本発明によると、筐体内部において、検知対象となる流体が基台側から天板側へ流れる構成とし、筐体外部で圧力の高い位置から圧力の低い位置へ流体を流す構成としたため、検知対象となる流体を筐体内部の検知部に確実に誘導でき、検知部での検知感度を高めることができる。又、検知対象となる流体が、検知部内において、検知部の軸方向となる基台側から天板側へ流れるため、検知部の設置面積を小さくすることができ、装置の小型化を図れる。
は、本発明の第1の実施形態の警報器の構成を示す概略断面図である。 は、光学式の煙検知器とした場合の検知部の概略構成を示す図であり、(a)(b)それぞれが発光素子と受光素子との配置関係を示す。 は、本発明の第2の実施形態の警報器の構成を示す概略断面図である。 は、第2の実施形態の警報器の別構成を示す概略断面図である。
<第1の実施形態>
本発明における第1の実施形態の警報器について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の警報器の構成を示す概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態の警報器は、警報器全体を覆う筐体1の内部に、警報器の各動作を制御する不図示の制御部を構成する回路部品を搭載した回路基板2と、筐体1外部の周辺環境(外環境)を流れる流体が流入することで環境値の測定を行う検知部3と、外部に警報を発報する発音体4とを備える。そして、回路基板2には、検知部3及び発音体4が電気的に接続されるため、検知部3で測定された環境値が電気信号として、回路基板2上の不図示の制御部に与えられ、発音体4による警報の要否が判定される。この回路基板2上に構成された不図示の制御部において、警報の発報が必要である旨の判定がなされたとき、回路基板2に電気的に接続された発音体4の警報発報動作が制御され、発音体4による警報の発報がなされる。
この警報器において、筐体1は、天井や壁などの設置面に設置固定される略円盤状の基台10と、この基台10の周縁から設置面と逆側に立設される外周壁となる側壁11と、この側壁11の基台10と逆側の端部に接続して側壁11の開口面を覆う天板12と、を備える。即ち、筐体1は、基台10及び天板12を両端面とする円筒形状となる。そして、この筐体1内部には、筐体1内の空間を筐体1の軸方向に対して分離させるべく、基台10及び天板12それぞれと平行となる分離板13,14が設置される。即ち、分離板13が、検知部3の基台10側に設けられるとともに、分離板14が、検知部3の天板12側に設けられることで、基台10と分離板13と側壁11とで囲まれた第1空間と、分離板13,14と側壁11とで囲まれた第2空間と、天板12と分離板14と側壁11とで囲まれた第3空間とが、筐体1内部に構成される。
このように筐体1が構成されるとき、分離板13,14と側壁11とで囲まれる第2空間には、検知部3が設置され、天板12と分離板14と側壁11とで囲まれる第3空間には、回路基板2及び発音体4が設置される。又、分離板14は、開口部が設けられ、回路基板2に接続された検知部3は、天板側から分離板14の開口部に挿入されて、分離板13,14と側壁11とで囲まれる第2空間に設置される。この検知部3が設置される第2空間には、警報器に電力供給を行う電池6を保持する電池ケース7が、分離板14と接続するように立設される。尚、電池ケース7は、分離板13,14のいずれか一方と一体化された構成としてもよいし、分離板13,14のいずれとも別体となるように構成されるものとしてもよい。
そして、側壁11は、その基台10側の一部が開口されて、検知部3での検知対象となる流体を流入させる流入口15が構成される。即ち、側壁11の第1空間を覆う領域の一部に、開口部である流入口15が設けられる。又、天板12は、その一部が開口されて、検知部3で検知された流体を外部に排出する流出口16が構成される。この天板12は、更に、ブザー又はスピーカによって構成される発音体4からの音声による振動を外部の空気に伝達させるための音孔17が設けられる。この発音体4が設置される第3空間は、その空間内に設置された発音体4からの音声振動に共鳴する共鳴空間となる。
更に、分離板13及び回路基板2それぞれは、検知部3の設置位置に対応する領域に、開口部31,32それぞれを備える。即ち、開口部31は、流入口15が設けられた第1空間内の流体を、検知部2に誘導するために機能し、開口部32は、検知部2で検知された流体を、流出口16が設けられた第3空間に誘導するために機能する。又、開口部31,32それぞれの開口面積は、検知部3の分離板13及び回路基板2それぞれへの設置面積よりも狭くなるように構成されることで、第2空間における検知部3の設置されていない領域へ流体が流れ込むことを防止できる。
このように構成する警報器は、その流入口15が筐体1外部を流れる流体の流れに対向するように、設置されることによって、筐体1外部を流れる流体が、流入口15より筐体1内部に流入する。よって、警報器の筐体1内部において、流入口15から第1空間に流れこんだ流体は、分離板13に設けられた開口部31を介して検知部3に流入する。これにより、検知部3は、検知対象とする流体の温度又は流量を検知し、その検知結果となる電気信号を不図示の制御部に出力する。この検知部3内に流入して、その物理量が検知された流体は、回路基板2に設けられた開口部32を通じて、第3空間へ流出した後、天板12における流出口16より、筐体1外部へ排出される。
警報器が壁又は天井に設置されるとき、筐体1の外部を流れる流体は、その設置面となる壁又は天井側(基台10側)における流速が、設置面より離れた天板12側における流速より遅くなる。よって、筐体1の外部において、基台10側の圧力が、天板12側の圧力より高くなる傾向にある。そのため、上述のように、流入口15を側壁11の基台10側に設置し、且つ、流出口16を天板12に設置することによって、圧力の高い領域から低い領域へ流体を誘導することができる。これにより、筐体1内部の流入口15から流出口16への流路上に検知部3が設置されるため、検知対象となる流体の検知部3への誘導を促進することができる。
又、流入口15を、流体の流れの上流側に設置し、流出口16を、流体の流れの下流側に設置することによって、筐体1内部へ流入される流体の流量を増加させることができるため、検知部3への流体の流入量を増加させて、検知部3における感度を高めることができる。特に、床面から天井へ上昇する流体を検知対象とする警報器を壁に設置した場合において、流入口15が床面に向くように警報器を設置することで、筐体1への流体の流入量を増加させることができる。
更に、検知部3が、光学式の煙検知器のように、流体の検知のために光学部材を備える場合、天板12において、検知部3と対向する領域と異なる領域(検知部3の外周となる領域)に、流出口16を設置する。即ち、流出口16と開口部32とが、設置面に対して平行な面方向において、重ならない位置に構成されるため、外部からの光が検知部3へ入光することを防止できる。又、開口部31,32には、検知部3へ塵埃や虫の侵入を防ぐために、網目上の防虫網を設けることが好ましい。尚、この防虫網は、流入口15及び流出口16に設置されるものであってもよい。
(検知部の構成例)
光学式の煙検知器で構成した検知部3の構成例について、図2(a)〜(c)を参照して説明する。図2(a)及び図2(b)はそれぞれ、検知部3の一構成例を示す、検知部3の軸方向に平行となる断面図であり、図2(c)は、検知部3の別構成例を示す、検知部3の軸方向に垂直となる断面図である。
図2(a)に示す第1構成例による検知部3は、その両端面それぞれに開口部31、32を備えた円筒形状のケース33内に、煙検知用の光学部材として、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子Lと、フォトダイオードなどの受光素子PDとを配置した構成となる。このように構成することで、開口部31からケース33内に流入した流体は、ケース33内で、その軸方向に沿って流れた後、開口部32よりケース33外に流出する。このとき、発光素子Lが、ケース33内を流れる流体(煙粒子)に光を照射するため、受光素子PDが流体により散乱した散乱光を受光し、受光した光の光量を受光信号に変換して、この受光信号を検知した煙量として制御部(不図示)に出力する。
この図2(a)に示す検知部3において、発光素子L及び受光素子PDのそれぞれは、例えば、ケース33の中心軸に対して対称となる位置のように、ケース33の内周壁に沿うように配置される。更に、発光素子L及び受光素子PDのそれぞれの光軸が、水平面(開口部31,32を構成する面と平行な面)に対して傾きを備えるとともに、ケース33の中心軸上で交差するように、発光素子L及び受光素子PDは、ケース33内で固設される。このようにすることで、発光素子Lから照射された光が受光素子PDへ直接入射することが防止される。
又、図2(b)に示す第2構成例による検知部3は、図2(a)の構成例と異なり、ケース33の中心軸に平行な方向に対して、受光素子PDの位置を、発光素子Lの位置に比べて、発光素子Lの光軸を傾けた方向よりも逆側に配置し、発光素子Lと受光素子PDとを異なる水平面上に配置する。即ち、図2(b)の構成例では、発光素子Lと受光素子PDとは、図2(a)と異なり、ケース33の中心軸に対して対称となる位置とはならず、ケース33の軸方向に対して異なる位置に設置される。又、発光素子L及び受光素子PDそれぞれの光軸は、その傾きを異なるものとすることで、ケース33の中心軸上で交差させる。このように構成することによって、発光素子Lから照射された光の受光素子PDへの入射を、図2(a)に比べて、更に確実に防止できる。
更に、図2(c)に示す第3構成例による検知部3は、図2(a),(b)それぞれの構成例と同様、ケース33の内周壁に沿って設置される。そして、水平面方向において、発光素子L及び受光素子PDそれぞれの光軸がお互いに傾きを有するとともに、それぞれの光軸が、ケース33の中止軸上で交差する。このように配置される発光素子L及び受光素子PDは、図2(a)のように、同一水平面上に配置されるものであってもよいし、図2(b)のように、異なる水平面上に配置されるものであってもよい。更に、同一水平面上に発光素子L及び受光素子PDが配置される場合、発光素子L及び受光素子PDそれぞれの光軸が水平面に平行となるようにして、ケース33を軸方向についても小型化できるようにしてもよい。
尚、本実施形態の警報器を上述のように構成するとき、検知部3への流体の流入をより確実にするために、第1空間(基台10と分離板13と側壁11とで囲まれる空間)において、流入口15から開口部31までの空間領域を、その他の領域から隔離することで、流入口15から開口部31まで流体を強制的に誘導する誘導路を形成するものとしてもよい。同様に、第3空間(天板12と分離板14と側壁11とで囲まれる空間)において、流出口16から開口部32までの空間領域を、その他の領域から隔離することで、開口部32から流出口16まで流体を強制的に誘導する誘導路を形成するものとしてもよい。
<第2の実施形態>
本発明における第2の実施形態の警報器について、図面を参照して説明する。図3は、本実施形態の警報器の構成を示す概略断面図である。尚、図3に示す警報器において、図1に示す警報器と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図3に示すように、本実施形態の警報器は、第1の実施形態の構成(図1参照)と異なり、側壁11の天板12側の一部が開口されて、流出口16が設けられる。即ち、側壁11の第3空間(天板12と分離板14と側壁11とで囲まれる空間)を覆う領域の一部に、開口部である流出口16が設けられる。このように構成することで、本実施形態の警報器についても、第1の実施形態の警報器と同様、筐体1内部を通過させる流体を、圧力の高い領域から低い領域へ誘導することができ、圧力の高い領域から低い領域へ流体を誘導することができる。
このように構成される警報器において、流入口15及び流出口16のそれぞれが、筐体1の軸方向を挟んで互いに対向する位置に、設置されるようにすることで、流体の流れの上流側に流入口15を配置したときに、流体の流れの下流側に流出口16を配置できる。又、この流入口15及び流出口16のそれぞれの位置関係は、この図3に示す位置関係によって限定されるものではなく、その他の位置関係としてもよい。即ち、筐体1外部を流れる流体は、流入口15に向かって流れるとき、筐体1の側壁12の外周面において、筐体1の中心軸を中心として、流入口15から90°〜135°の位置において、その流速が速くなる傾向にある。よって、図4に示すように、筐体1の側壁12の外周面において、筐体1の中心軸を中心として、流入口15から90°〜135°の位置に、流出口16を設置することで、より低圧となる領域に流出口16が設置されることとなるため、筐体1から外部への流出をより確実なものとできる。
尚、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、検知部3への塵埃や虫の侵入を防ぐために、開口部31,32、又は、流入口15及び流出口16に、網目上の防虫網を設けることが好ましい。又、検知部3を光学式の煙検知器で構成する場合、第1の実施形態で示す第1〜第3構成例(図2(a)〜(c)参照)のように構成することで、検知部3を軸方向に流れる流体の量を検知可能な構成とすることができる。そして、この検知部3は、第1及び第2の実施形態における警報器において、外部からの入光のない位置に設置されているため、従来の検知部に使用されていたラビリンス壁のように、外部からの入光を防止するための構造が不要となる。
更に、本実施形態の警報器においても、第1の実施形態の警報器と同様、検知部3への流体の流入をより確実にするために、第1空間(基台10と分離板13と側壁11とで囲まれる空間)において、流入口15から開口部31までの空間領域を、その他の領域から隔離することで、流入口15から開口部31まで流体を強制的に誘導する誘導路を形成するものとしてもよい。同様に、第3空間(天板12と分離板14と側壁11とで囲まれる空間)において、流出口16から開口部32までの空間領域を、その他の領域から隔離することで、開口部32から流出口16まで流体を強制的に誘導する誘導路を形成するものとしてもよい。
本発明は、流体より環境値を取得する検知部を備えた警報器に適用可能である。特に、光電式の煙検知部や感熱素子を備えた火災警報器を構成する警報器や、ガス量を測定するためのガス警報器を構成する警報器などに適用することができる。
1 筐体
2 回路基板
3 検知部
4 発音体
6 電池
7 電池ケース
10 基台
11 側壁
12 天板
13,14 分離板
15 流入口
16 流出口
17 音孔
31,32 開口部

Claims (2)

  1. 外部から流れ込む流体により周辺環境の物理量の変化を表す環境値を検出する検知部と、該検知部により検出された環境値に基づいて周辺環境における異常の判定を行う制御部と、を備える警報器において、
    設置面と当接する基台と、該基台の周縁から前記設置面より離れる方向に延設された側壁と、該側壁の前記基台と逆側の端部を覆う天板とで構成される筐体が、前記検知部及び前記制御部を内蔵し、
    前記筐体の前記基台側に、外部からの流体を該筐体内部に流入させる流入口が形成されるとともに、
    前記筐体の前記天板側に、前記検知部を通過した流体を前記筐体の外部に流出させる流出口が形成され、
    前記流入口から前記筐体内部に流入された流体が、前記検知部を前記基台側から前記天板側に流れた後、前記流出口から前記筐体外部へ流出し、
    前記流出口が、前記筐体の天板に設けられており、かつ、前記天板と平行な面方向において前記検知部と重なることのない位置に設けられていることを特徴とする警報器。
  2. 請求項1において、
    前記検知部が、流体の流量を検出する光学系を有するとともに、
    該光学系の光軸が、前記検知部を流れる流体の流れに交差する方向であることを特徴とする警報器。
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