JP5346519B2 - 警報器 - Google Patents

警報器 Download PDF

Info

Publication number
JP5346519B2
JP5346519B2 JP2008204547A JP2008204547A JP5346519B2 JP 5346519 B2 JP5346519 B2 JP 5346519B2 JP 2008204547 A JP2008204547 A JP 2008204547A JP 2008204547 A JP2008204547 A JP 2008204547A JP 5346519 B2 JP5346519 B2 JP 5346519B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection unit
opening
housing
guide
alarm device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008204547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010039935A (ja
Inventor
佳武 島田
幹生 小松
浩司 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2008204547A priority Critical patent/JP5346519B2/ja
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to DK09724649.0T priority patent/DK2264676T3/da
Priority to US12/736,233 priority patent/US8610586B2/en
Priority to EP13005431.5A priority patent/EP2701129B1/en
Priority to PCT/JP2009/055273 priority patent/WO2009119402A1/ja
Priority to AU2009230183A priority patent/AU2009230183B2/en
Priority to CA2718748A priority patent/CA2718748C/en
Priority to EP09724649.0A priority patent/EP2264676B1/en
Priority to CN200980110260.1A priority patent/CN101978400B/zh
Publication of JP2010039935A publication Critical patent/JP2010039935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5346519B2 publication Critical patent/JP5346519B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

本発明は、検知部に流れ込む流体より環境の変化を表す環境値を測定して警報を報知する警報器に関するものである。
一般に、火災を報知する火災警報器として、室内の温度を検出する熱感知素子を備えた熱感知式の火災警報器(特許文献1参照)や、煙検知器を備えた煙検知式の火災警報器(特許文献2参照)や、両方式を備えた火災警報器(特許文献3参照)などが提供されている。そして、熱感知式の火災警報器は、特許文献1に示されるように、熱感知素子により検出された温度が高温となったときに、火災が発生したものと判断して、警報の発報を行う。一方、煙検知式の火災警報器は、特許文献2に示されるように、煙検知器が測定した煙量が多くなったときに、火災が発生したものと判断して、警報の発報を行う。
これらの火災警報器はそれぞれ、火災検知用に温度又は煙量を測定する検知部を構成する検知室を備えた、流体より周辺環境の変化を検出する感知器として構成される。又、ガス検知を行うガス警報器も同様、流体より周辺環境の変化を検出する感知器として構成される。このような流体により環境値を測定する各種警報器は、その周辺環境の変化を正確に検出するために、検知部内に測定対象となる流体を誘導するための構造を備える必要がある。
そのため、従来の警報器の多くは、特許文献1〜特許文献3に示すもののように、検知部として構成される検知室を筐体外部に突出させた構造として、測定対象となる加熱された流体や煙を積極的に検知室内に流入させている。即ち、特許文献1〜特許文献3に代表されるような構成の警報器においては、その内部に回路部品などを収納して保護する筐体から検知部を突出させた構造として、外環境(測定対象となる周辺環境)に検知部を配置させることで、外環境に近い状態の流体に対して測定を行うものとしている。
このように検知部を突出させた形状の警報器を室内に設置させたとき、室内のデザインに適合したものではないことから、その美観を損なう。そのため、近年、警報器を設置した室内のデザイン性をよくするために、その小型化や薄型化が求められている。そして、この警報器の小型化や薄型化を実現するために、外環境に検知室を突出させることなく、筐体内部に検知室を配置した警報器が提案されている。
特開平09−044769号公報 特開2005−352932号公報 特開2002−352347号公報
しかしながら、警報器を筐体内部に検知室を配置した構成とした場合、装置の小型化や薄型化を実現できるものの、この検知室を突出させた構造のものと比べて、検知室内への流体の流入課程における障害が大きくなる。又、筐体内部において、検知室を構成として有する検知部の外側に、電源供給を行う電池や電源回路や、外部と電気的に接続するためのコネクタなどの突起物が設置されるため、この突起物が流体の流れの障害となってしまい、検知部への流入が遮られてしまう。
更に、外部からの流体を筐体内部に流入させるための開口部が筐体外周に設けられる警報器においては、開口部の形成による強度低下を補うための桟などの支持部材が、開口部により開口された領域内に設置される。この支持部材は、開口部に対して補強を行うことができる反面、開口部の流入口を狭めるだけでなく、開口部を通じて流入する流体の流れの妨げとなる。
このような問題を鑑みて、本発明は、筐体外部からの流体を筐体内の検知部に対して効率的に流入できる誘導壁を設置した警報器を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の警報器は、外部から流れ込む流体により周辺環境の物理量の変化を表す環境値を検出する検知部と、該検知部により検出された環境値に基づいて周辺環境における異常の判定を行う制御部と、を備える警報器において、前記検知部及び前記制御部を内蔵する筐体と、前記筐体の外周壁を開口する開口部と、該開口部から前記検知部に向かって延び、前記開口部から流入する流体を前記検知部まで誘導する誘導路を構成する誘導部材と、前記筐体内の前記開口部と前記検知部とが同一平面上に存在する空間に設置され、且つ前記検知部の周囲に位置する構成部品と、を備え、前記構成部品は前記筐体の外周壁または前記誘導部材に接続されており、当該構成部品のひとつが、前記検知部と前記制御部との動作電源たる電池を収容する電池ケースであることを特徴とする。
このような警報器において、前記外周壁の周方向に沿って前記開口部に対して周設された複数の桟部を更に備え、前記複数の桟部の少なくとも一部が前記誘導部材の端部に接続されてもよい
又、上記の警報器が外部から電気信号を取得するためのコネクタを備える場合、当該コネクタが、前記誘導部材の一部とされるものとしてもよい。
上述の警報器のいずれかにおいて、前記開口部と前記検知部とが同一平面上に存在する前記空間を覆う遮蔽カバーを備え、前記誘導部材が該遮蔽カバーに対して立設されて前記遮蔽カバーと一体に形成されるものとしてもよい。
本発明によると、開口部から流入された流体を検知部まで誘導する際に障害となっていた構成部品が誘導部材の一部として形成されるため、開口部から検知部に至る誘導路による流体の誘導の阻害要因を低減できる。又、警報器に必要な部品となる構成部品が誘導部材に利用されるため、誘導部材を無駄に設置する必要がなくなる。筐体の強度を確保するための桟部が設けられるとき、この桟部を誘導部材の端部に接続することで、桟部による圧力分布の変化に基づく誘導率の低下を誘導部材により抑制できる。
本発明の実施の形態となる警報器について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の警報器の構成を示す概略断面図であり、図2は、本実施形態の警報器の外観構成を示す側面図である。
図1に示すように、本実施形態の警報器は、警報器全体を覆う筐体1の内部に、警報器の各動作を制御する不図示の制御部を構成する回路部品を搭載した回路基板2と、筐体1外部の周辺環境(外環境)を流れる流体が流入することで環境値の測定を行う検知部3と、外部に警報を発報する発音体4とを備える。そして、回路基板2には、検知部3及び発音体4が電気的に接続されるため、検知部3で測定された環境値が電気信号として、回路基板2上の不図示の制御部に与えられ、発音体4による警報の要否が判定される。この回路基板2上に構成された不図示の制御部において、警報の発報が必要である旨の判定がなされたとき、回路基板2に電気的に接続された発音体4の警報発報動作が制御され、発音体4による警報の発報がなされる。
このような警報器において、筐体1は、天井や壁などの設置面に設置固定される略円盤状の基台部10と、この基台部10に係止される本体部11とによって構成される。そして、基台部10は、設置面に当接させる端面を備えた底板100と、この底板100の外周縁より設置面と反対側に立設される外周壁となる側壁101と、この側壁101の先端に凸設けられた鈎状の断面を有する係止部102とを備える。即ち、基台部10は、リング状の側壁101の一方の端面が底板100に覆われるとともに、その他方の端面が開口面となる。そして、側壁101の開口面側の端部に設けられた係止部102に本体部11が係合して、本体部11が基台部10に固定される。
本体部11は、基台部10に本体部11が係合したときに側壁101と連続した外周壁を形成するリング状の側壁110と、側壁110の周面に対して周方向に沿って形成される開口部111と、側壁110の軸方向に沿って開口部111を分割する横桟部112と、側壁110の周方向に沿って開口部111を複数の領域に分割する縦桟部113と、側壁110における基台部10側の端部に凸設された鈎状の係止部114と、側壁110の基台部10と反対側の端面を覆う略円盤状の天板115とを備える。
即ち、本体部11は、天板115の外周縁より基台部10側に側壁110が立設され、その基台部10側が開口した円筒形状となる。そして、図2に示すように、側壁110には、その周方向に開口した開口部111が設けられることにより、筐体1外部を流れる流体が開口部111を通じて筐体1内部に流入するとともに、筐体1内部の流体が開口部111を通じて筐体1外部に流出する。
更に、この側壁110における開口部111の構成位置に、リング状の横桟部112と柱状の縦桟部113とが交差して設けられる。そして、図2に示すように、縦桟部113は、側壁110における開口部111に対して、基台部10側から天板115側に架橋するように形成されて、本体部11の側壁110の開口部111の強度を補う。この縦桟部113は横桟部112の周方向に沿って複数周設されることで、開口部111を周方向に沿って複数領域に分割する。
尚、図1及び図2の構成例では、開口部111の構成位置において、側壁110の軸方向に沿って2つの横桟部112が形成されるものとし、開口部111が軸方向に沿って3領域に分割されるものとしているが、横桟部112の個数について2つに限定するものではなく、筐体1の強度が十分である場合は、横桟部112がなくてもよい。同様に、縦桟部113の設置数についても、筐体1に十分な強度を寄与するだけの個数を備えるものであればよい。又、横桟部112及び縦桟部113はそれぞれ、開口部111を通じて筐体11内部に流入する流体の流れを阻害するため、その設置数が少ない方が望ましい。
更に、本体部11は、本体部11の軸方向に対して空間を分割する遮蔽カバー116,117を備え、遮蔽カバー116,117の両方によって覆われた空間に検知部3が設置される。そして、遮蔽カバー117と天板115とによって覆われた空間に、警報器の制御を行う制御部が設置されるとともに検知部3と電気的に接続された回路基板2や、この回路基板2と電気的に接続された警報発報のための発音体4が設置される。尚、天板115には、ブザー又はスピーカによって構成される発音体4からの音声による振動を外部の空気に伝達させるための音孔118が設けられる。
即ち、遮蔽カバー116,117はそれぞれ、その面が底板100及び天板115による面と略平行になるように設置され、遮蔽カバー116が、本体部11の基台部10側に設けられる一方で、遮蔽カバー117が、本体部11の天板115側に設けられる。そして、遮蔽カバー117は、その面方向における検知部3の設置位置に貫通穴が設けられ、この貫通穴に回路基板2と接続された検知部3が挿入される。そして、天板115と遮蔽カバー117と側壁110とによって構成された空間は、その空間内に設置された発音体4からの音声振動に共鳴する共鳴空間となる。
又、遮蔽カバー116,117の両方によって覆われた空間における検知部3の外側領域には、側壁110に設けられた開口部111から流入する流体を検知部3まで誘導する誘導路52を形成するための誘導部材となる誘導壁51が設けられる。この誘導壁51は、遮蔽カバー116,117により覆われた空間において、側壁110に設けられた開口部111から検知部3まで延設された構造となり、検知部3の外周に複数の誘導壁51が周設される。
このとき、誘導壁51は、遮蔽カバー117の外周縁に周設された開口部111における縦桟部113から検知部3の外周壁までを結ぶように設置される。更に、この複数の誘導壁51が遮蔽カバー116,117のそれぞれに接続されることにより、遮蔽カバー116,117の間に形成される空間を分割して、複数の誘導路52が形成される。即ち、遮蔽カバー117の面方向に対して、複数の誘導壁51が、検知部3を中心として略放射状に立設され、隣接する誘導壁51により分割された領域が誘導路52として機能する。
このように遮蔽カバー116,117に対して立設される誘導壁51は、遮蔽カバー116,117のいずれか一方と一体化された構成としてもよいし、遮蔽カバー116,117のいずれとも別体となるように構成されるものとしてもよい。尚、誘導壁51が遮蔽カバー116,117のいずれか一方と一体化された構成とすることで、警報器の部品点数を低減することができ、その製造工程を簡略化できる。又、誘導壁51が遮蔽カバー116,117と接続されることにより、誘導壁51と遮蔽カバー116,117の間に間隙がなくなるため、誘導路52への塵埃の混入を更に防止できるだけでなく、誘導壁51を介して隣接する誘導路52間に流体が流れることを防止できる。
これにより、遮蔽カバー116,117が設置されることで、誘導壁51により形成される誘導路52は、基台部10側の空間及び天板115側の空間(共鳴空間)それぞれから隔離され、開口部111で開放された空間となる。そのため、遮蔽カバー116,117によって、基台部10側の空間及び天板115側の空間から誘導路52に対する塵埃の混入が防止される。又、基台部10側の空間及び天板115側の空間から誘導路52を流れる気流が遮蔽カバー116,117によって遮られるため、誘導路52内の気流を開口部111からの流れで制限できる。更に、この遮蔽カバー116,117により、警報器の設置作業や電池交換作業中において、その作業者による誘導壁51及び誘導路52への接触を、遮蔽カバー116,117によって防止できる。
この遮蔽カバー116,117により覆われた空間の一部には、警報器に電力供給を行う電池6を保持する電池ケース7が、遮蔽カバー116,117を接続するように立設される。この電池ケース7は、遮蔽カバー116,117により覆われた空間で、開口部111と検知部3との間に設けられるため、開口部111から検知部3に向かう流体の流れを遮る構造物(突起物)となる。この突起物となる電池ケース7の外周壁と検知部3の外周壁との間にも誘導壁51が設けられることで、電池ケース7を誘導壁51の一部(誘導部材)とすることができる。又、電池ケース7の開口部111側の外周壁には、縦桟部113が直接接続される。
尚、電池ケース7は、遮蔽カバー116,117のいずれか一方と一体化された構成としてもよいし、遮蔽カバー116,117のいずれとも別体となるように構成されるものとしてもよい。このとき、図1に示すように、電池ケース7は、電池6が挿入される開口部分が、遮蔽カバー116の基台部10側に設置される。これにより、警報器における電池6の交換を行う際に、本体部11を基台部10からの取り外したときに、遮蔽カバー116をも取り外すことなく電池6を交換できるため、検知部3、誘導壁51及び誘導路52を遮蔽カバー116により保護できる。
又、電池ケース7について、遮蔽カバー116,117のいずれか一方と一体化する場合、電池ケース7の開口部を基台部10側に設置できるため、図1に示すように、遮蔽カバー116と一体化されるものとすることが好ましい。更に、電池ケース7を誘導壁51と共に遮蔽カバー116と一体化させるものとしたとき、電池ケース7などの突起物に誘導壁51を直接的に接続させ、電池ケース7などの突起物を誘導壁51の一部とすることができる。
このように構成される警報器を設置するとき、まず、基台部10が、その底板100が設置面に当接した状態でネジなどの固定具により螺合されることで、天井又は壁などの下地に設置固定される。そして、基台部10の側壁101に設けた係止部102に対して、本体部11の側壁110に設けた係止部114を係合させることで、本体部11を基台部10に固定接続させる。このとき、本体部11には、上述のように、遮蔽カバー116が設けられ、この遮蔽カバー116によって、検知部3及び誘導路52が同一平面上に設けられる空間の基台部10側が覆われる。
よって、作業者が、設置面に固定した基台部10に本体部11を取り付ける際に、本体部11内の検知部3及び誘導路52を形成する空間に、作業中に発生する塵埃などが混入することを防止できるだけでなく、遮蔽カバー116により誘導壁51を保護できる。尚、図1の断面図では、本体部11が、基台部10側に遮蔽カバー116を備えた構成としているが、遮蔽カバー116を除いた構成としてもよい。
このような構成の警報器における誘導壁51の詳細について、図3の平面図を参照にして、検知部3を光電式の煙検知部とした場合の構成例を以下に説明する。煙検知部を構成する検知部3は、図3に示すように、遮蔽カバー117の面方向において、その中心から偏心した位置に設置される。又、検知部3は、複数のラビリンス壁302と、発光ダイオードLを備えた発光部303と、フォトダイオードPDを備えた受光部304とが、光電基台となる底板301の外周側に周設された構成となる。
そして、開口部111側の端部が縦桟部113に接続された誘導壁51の検知部3側の端部は、ラビリンス壁302、発光部303、及び受光部304それぞれの設置位置で、検知部3の外周壁と接続する。即ち、検知部3内部に流入しようする流体(煙)の流れに対して障害となるラビリンス壁302、発光部303、及び受光部304のそれぞれから延設するように、誘導壁51が設けられる。これにより、誘導壁51により形成される誘導路52により誘導された流体の流れに対して、検知部3の構成物による障害を低減できる。
尚、図3の例では、縦桟部113の設置数に対して、誘導壁51の設置数が少ない構成としたが、誘導壁51と縦桟部113それぞれの設置数の関係は、この図3の例に限定されるものではない。即ち、縦桟部113が誘導壁51と同数だけ設置されるものとしてもよいし、縦桟部113に対して誘導壁51が多く設置されるものとしてもよい。又、検知部3は、その外周側が防虫網305で覆われた構成とされることで、検知部3内への虫や塵埃の侵入が防がれる。
更に、このような誘導壁51の一部には、上述したように、遮蔽カバー117から遮蔽カバー116まで貫通する電池ケース7及びコネクタ8をその一部とするものがある。即ち、誘導壁51として、遮蔽カバー116,117によって構成される空間における突起物を一部に利用したものがある。コネクタ8を一部とする誘導壁51は、縦桟部113及びコネクタ8間で延設された誘導壁51aと、コネクタ8と、コネクタ8及び検知部3間で延設された誘導壁51bとによって構成される。又、電池ケース7を一部とする誘導壁51は、2つの縦桟部113と直接接続された電池ケース7と、電池ケース7及び検知部3間で延設された2つの誘導壁51cとによって構成される。
このように構成することで、突起物となる電池ケース7及コネクタ8のそれぞれを誘導壁(誘導部材)として機能させることができる。尚、コネクタ8は、回路基板2上の不図示の制御部と電気的に接続されるとともに、遮蔽カバー117から遮蔽カバー116まで貫通した形状を備える。このように構成することで、遮蔽カバー116の基台部10側の表面からコネクタ8を突出させた構造とできる。そのため、基台部10から本体部11を取り外したときに、このコネクタ8に外部から電気信号を与えて、回路基板2上の不図示の制御部を動作させることで、警報器の動作試験などが行われる。
このようにコネクタ8を遮蔽カバー117から遮蔽カバー116まで貫通させる場合、遮蔽カバー116,117間を接続する柱状のコネクタ挿入部材を設ける。このコネクタ挿入部材は、その断面をコネクタ8が挿入される穴を有する管状とすることで、回路基板2に接続されたコネクタ8の先端がコネクタ挿入部材を通じて、遮蔽カバー116の基台部10側の表面まで誘導される。このコネクタ挿入部材は、上述した誘導壁51a,51bと一体化されるものとしてもよいし、更に、電池ケース7と同様、遮蔽カバー116,117のいずれか一方と一体化されるものとしてもよい。
本発明は、流体より環境値を取得する検知部を備えた警報器に適用可能である。特に、光電式の煙検知部や感熱素子を備えた火災警報器を構成する警報器や、ガス量を測定するためのガス警報器を構成する警報器などに適用することができる。
は、本発明の実施形態の警報器の構成を示す概略断面図である。 は、図1の警報器の外観構成を示す側面図である。 は、図1の警報器を光電式の煙検知部を備えた警報器とした場合における、本体部の内部の構成を示す平面図である。
符号の説明
1 筐体
2 回路基板
3 検知部
4 発音体
6 電池
7 電池ケース
8 コネクタ
10 基台部
11 本体部
51 誘導壁(誘導部材)
51a〜51c 誘導壁(誘導部材)
52 誘導路
100 底板
101 側壁(外周壁)
102 係止部
110 側壁(外周壁)
111 開口部
112 横桟部
113 縦桟部
114 係止部
115 天板
116,117 遮蔽カバー
118 音孔
301 底板
302 ラビリンス壁
303 発光部
304 受光部
305 防虫網

Claims (2)

  1. 外部から流れ込む流体により周辺環境の物理量の変化を表す環境値を検出する検知部と、該検知部により検出された環境値に基づいて周辺環境における異常の判定を行う制御部と、を備える警報器において、
    前記検知部及び前記制御部を内蔵する筐体と、
    前記筐体の外周壁を開口する開口部と、
    該開口部から前記検知部に向かって延び、前記開口部から流入する流体を前記検知部まで誘導する誘導路を構成する誘導部材と、
    前記筐体内の前記開口部と前記検知部とが同一平面上に存在する空間に設置され、且つ前記検知部の周囲に位置する構成部品と、
    を備え、
    前記構成部品は前記筐体の外周壁または前記誘導部材に接続されており、
    当該構成部品のひとつが、前記検知部と前記制御部との動作電源たる電池を収容する電池ケースであることを特徴とする警報器。
  2. 請求項1において、
    前記外周壁の周方向に沿って前記開口部に対して周設された複数の桟部を更に備え、
    前記複数の桟部の少なくとも一部が前記誘導部材の端部に接続されることを特徴とする警報器。
JP2008204547A 2008-03-24 2008-08-07 警報器 Active JP5346519B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204547A JP5346519B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 警報器
US12/736,233 US8610586B2 (en) 2008-03-24 2009-03-18 Sensor
EP13005431.5A EP2701129B1 (en) 2008-03-24 2009-03-18 Sensor
PCT/JP2009/055273 WO2009119402A1 (ja) 2008-03-24 2009-03-18 感知器
DK09724649.0T DK2264676T3 (da) 2008-03-24 2009-03-18 Sensor
AU2009230183A AU2009230183B2 (en) 2008-03-24 2009-03-18 Sensor
CA2718748A CA2718748C (en) 2008-03-24 2009-03-18 Sensor
EP09724649.0A EP2264676B1 (en) 2008-03-24 2009-03-18 Sensor
CN200980110260.1A CN101978400B (zh) 2008-03-24 2009-03-18 探测器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204547A JP5346519B2 (ja) 2008-08-07 2008-08-07 警報器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010039935A JP2010039935A (ja) 2010-02-18
JP5346519B2 true JP5346519B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=42012379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008204547A Active JP5346519B2 (ja) 2008-03-24 2008-08-07 警報器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5346519B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5643522B2 (ja) * 2010-03-05 2014-12-17 新コスモス電機株式会社 煙感知器
JP5534511B2 (ja) * 2010-03-05 2014-07-02 新コスモス電機株式会社 煙感知器
GB201006683D0 (en) * 2010-04-21 2010-06-09 Fireangel Ltd Smoke alarm
JP5858269B2 (ja) * 2011-04-21 2016-02-10 新コスモス電機株式会社 警報器
JP5885786B2 (ja) * 2014-07-09 2016-03-15 新コスモス電機株式会社 煙感知器
JP6453048B2 (ja) * 2014-11-06 2019-01-16 新コスモス電機株式会社 検知器
JP6021969B2 (ja) * 2015-02-20 2016-11-09 新コスモス電機株式会社 煙感知器
AU2018284669B2 (en) * 2017-06-14 2024-01-04 Hochiki Corporation Alarm device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016680B2 (ja) * 1979-04-27 1985-04-26 ヤマト消火器株式会社 煙検知装置
JPH1151864A (ja) * 1997-07-30 1999-02-26 Matsushita Electric Works Ltd 光電式煙感知器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010039935A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5346519B2 (ja) 警報器
WO2009119402A1 (ja) 感知器
JP5244496B2 (ja) 警報器
EP2561496B1 (en) Smoke detector
JP5478026B2 (ja) 火災警報器
JP5124327B2 (ja) 感知器
JP2005530257A (ja) 火災警報器
EP1146492A2 (en) Multi-sensor
JP5172412B2 (ja) 火災警報器
JP4772076B2 (ja) 熱煙複合型火災感知器
JP5191355B2 (ja) 火災感知器
JP5512165B2 (ja) 警報器
JP5190328B2 (ja) 感知器
JP2017037502A (ja) 煙感知器、及び煙濃度推定方法
JP2010262329A (ja) 警報器
JP2009245088A (ja) 火災感知器および火災感知器の保護カバー
WO2019230244A1 (ja) 熱感知器
JP5242203B2 (ja) 火災警報器
JP2009199518A (ja) 煙検知器
JP5490367B2 (ja) 煙感知器
JP2008209968A (ja) 住宅用火災警報器
JP2019179034A (ja) 煙感知器、及び煙濃度推定方法
JP5490366B2 (ja) 煙感知器
JP6829784B2 (ja) 煙感知器、及び煙濃度推定方法
KR200397730Y1 (ko) 미세 연기 감지기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110323

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130326

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130621

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5346519

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150