JP4725556B2 - 火災警報器 - Google Patents

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Description

本願発明は、煙や熱等を感知することで火災検知して、警報音を鳴動する火災警報器に関するものである。
従来から、特開2003−281641号公報(特許文献1)に示されるように、煙や熱を感知することで火災検知して、警報音を鳴動する火災警報器は知られている。このものは、図5に示すように、ハウジング91内にラビリンス室92が設けられ、ラビリンス室92内の煙感知部93で煙を感知することで火災検知を行なっている。また、ラビリンス室92の下方には圧電ブザー94が設けられており、圧電ブザー94の中心から直下に位置するハウジング91の下面にはブザー用孔95が設けられている。この火災警報器は、ハウジング91の上面が天井面や壁等に取り付けられ、火災検知した際は、圧電ブザー94から出力された警報音がブザー用孔95から外部へと放出されるようになっている。
特開2003−281641号公報
ところで、近年、火災警報の内容を詳細に報知するために、火災検知時に音声警報を発報することが求められている。しかしながら、上記従来例のように警報発報手段として圧電ブザーを用いた火災警報器において、音声警報を発報させる場合は、圧電ブザー特有の高調音が生じたり音声がざらつく等の問題があり、近くにいる人が警報の内容を聞き取れないおそれがあった。
この問題は、圧電ブザーの代わりに動電式のスピーカを用いることによっても解決されるが、この場合は、圧電ブザーを用いるのに比べて電力消費が増加するという問題があった。
本願発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、警報発報手段として圧電ブザーを用いたとしても聞き取りやすい音声警報を発報できる火災警報器を提供することである。
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明では、下面が天井や壁等に取り付けられる警報器ボディと、この警報器ボディの上面から突出して設けられ火災要因の感知手段を具備する感知室と、感知室の上面に設けられるブザー室と、ブザー室内に設けられ火災検知時に音声警報を鳴動する圧電ブザーと、ブザー室の上方を覆うカバー部とを備えた火災警報器において、カバー部は、感知室の上面に設けられるブザー室内の圧電ブザーからの鳴動音を外部へと放出するための音孔をその上面に有しており、この音孔は、圧電ブザーの鳴動部に対向する位置よりも外側にのみ同心円を形成するように等間隔に複数個設けられていることを特徴としている。
又、本願請求項2記載の発明では、下面が天井や壁等に取り付けられる警報器ボディと、この警報器ボディの上面から突出して設けられ火災要因の感知手段を具備する感知室と、感知室の上面に設けられるブザー室と、ブザー室内に設けられ火災検知時に音声警報を鳴動する圧電ブザーと、ブザー室の上方を覆うカバー部とを備えた火災警報器において、カバー部は感知室の上面に設けられるブザー室の上方覆おうことでブザー室の上面を閉鎖しており、ブザー室には、その側面にのみ同心円を形成するように等間隔に複数個音孔が設けられており、圧電ブザーからの鳴動音が、音孔を通ることでブザー室の側面から外部へと放出するようにしたことを特徴としている。
本願請求項1記載の火災警報器においては、音孔が感知室の上面に設けられるブザー室内の圧電ブザーの鳴動部に対向する位置よりも外側にのみ同心円を形成するように等間隔に複数個設けられた構造であるため、圧電ブザーからの鳴動音がカバー部で反射してブザー室内にこもってから外部へと放出されることにより、高調音や音のざらつきを抑制した聞き取りやすい音声警報を鳴動させることができる。
本願請求項2記載の火災警報器においては、感知室の上面に設けられるブザー室の上方がカバー部で覆われると共に、カバー部の側面に同心円を形成するように等間隔に複数個設けられた音孔から鳴動音を放出するようにしているため、請求項1と同様に、圧電ブザーからの鳴動音がカバー部で反射してブザー室内にこもってから外部へと放出されることにより、高調音や音のざらつきを抑制した聞き取りやすい音声警報を鳴動させることができる。更に、この火災警報器においては、カバー部の側面から鳴動音を放出するため、より広い範囲に鳴動音を行きわたらせることができる。
図1、2は、第一の実施形態である火災警報器を示している。この火災警報器は、感知室7内に流入した煙を感知しており、所定の閾値以上の煙量を感知した場合に火災とみなして、音声警報を圧電ブザー5から鳴動させるものである。
以下、この火災警報器の具体的な構造を記す。図2に示すように、この火災警報器は、下面が天井や壁等に取り付けられる警報器ボディ1と、感知室7から伝送された煙感知信号を監視して閾値を超えたときに火災発報信号を出力するマイコン等の回路部品が実装される回路基板2と、発光ダイオードやフォトダイオード等(不図示)の煙感知手段を具備して流入した煙を感知する感知室7と、火災検知時等に音声警報を発報する圧電ブザー5を内包したブザー室4と、圧電ブザー5及び感知室7を上方から覆うカバー部6とで構成される。なお、図2の分解斜視図は天地が逆になっており、紙面下方側が天井面等に取り付けられる側となるが、ここでは、紙面上方を上方向、紙面下方を下方向として説明する。
感知室7は、発光ダイオードやフォトダイオード等の煙感知手段を具備した光学基台71の上方から、虫や埃等の流入を防止する防虫カバー3が被さって構成されている。感知室7内に煙が流入すると発光ダイオードからの出射光が煙で乱反射し、フォトダイオードで受光されることにより煙感知がなされる。そして、煙検知がなされると、受光量に応じた煙感知信号が回路基板2へと伝送されるようになっている。
防虫カバー3の上端部分は、円形上面の周縁から周壁41が突出した箱体になっており、この箱体がブザー室4となる。ブザー室4には圧電ブザー5が収容され、ブザー室4の上面にはブザー室4を密閉するように保護カバーが覆っている。圧電ブザー5は、圧電体及び振動板からなる鳴動部51が中央に設けられた円盤形状のものであり、出力される鳴動音は鳴動部51から上方に放出される。
保護カバーのカバー上面61には、円弧状の音孔Hが、同心円を形成するように等間隔に複数設けられており、この音孔Hの位置は、下方に収容された圧電ブザー5の鳴動部51に対向する面を外側から囲むように配置されている。そして、ブザー室4の上面及び側面は、音孔H以外の隙間は設けられておらず、保護カバーのカバー上面61及び周壁41でほぼ密閉される構造となっている。なお、音孔Hは幅1mm程度のものであるが、この寸法に限定されるものではない。
このように、音孔Hをブザーの鳴動部51よりも外側に対応する位置にのみ設けることで、大部分の鳴動音はカバー上面61の裏面で反射して、ブザー室4内にこもってから音孔Hを通り外部へと放出されるため、音のざらつきがなく聞き取りやすい音声警報を発報することができる。また、比較的周波数の高い(例えば4kHz以上)高調音は、低周波数の音よりも透過性が低いため、カバー上面61の裏面で反射させることにより抑制することができる。したがって、特に高齢者には聞き取り難い音となる高調音を抑制することで、更に聞き取り易い音声警報を発報することができる。
図3、4は、第二の実施形態である火災警報器を示している。なお、ここでは、上記第一の実施形態と相違する事項についてのみ説明し、その他の事項(構成、作用効果等)については、上記第一の実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
図3は、本実施形態のカバー部6、圧電ブザー5及び上端部分にブザー室4が形成された防虫カバー3の分解斜視図を示している。カバー部6は、図4(a)に示すように、カバー上面61が完全に閉鎖されている。また、カバー部6の側面は桟になっており、桟の隙間から煙が流入できるようになっている。カバー部6内の外周付近にはカバー上面61の裏面から突出して側壁62が設けられており、側壁62には等間隔に第一の音孔H1が設けられている。
また、ブザー室4の周壁41には、等間隔に第二の音孔H2が設けられており、図4(b)に示すように、防虫カバー3の周壁41がカバー部の側壁62の外側に嵌まり込むことで、カバー部内に防虫カバー3が収納される。そして、この状態において、カバー部の第一の音孔H1と防虫カバーの第二の音孔H2とは連通するようになっている。なお、第一の音孔H1及び第二の音孔H2は一辺が2mmの正方形の孔であるが、この寸法形状に限定されるものではない。そして、圧電ブザー5から出力される鳴動音の大部分は、カバー上面61の裏面で反射してブザー室4の側面に設けられた第一の音孔H1及び第二の音孔H2から外部へと放出される。
したがって、この火災警報器は、第一の実施形態と同様に、圧電ブザー5から出力された鳴動音がブザー室4内にこもってから外部へと放出されるため、高調音や音のざらつきを抑制することができ、聞き取り易い音声警報を発報することができる。更に、この火災警報器においては、カバー部6の側面から鳴動音を放出するため、より広い範囲に鳴動音を行きわたらせることができる。
なお、カバー上面61は完全に閉鎖されることが望ましいが、音質を悪くしない程度であれば孔が設けられていてもよい。また、第一の実施形態及び第二の実施形態の火災感知器は、煙を感知することで火災検知するものであるが、火災検知の方法は煙感知に限定されるものではない。
本願発明の第一の実施形態である火災警報器を示す上面図。 同火災警報器を示す分解斜視図。 本願発明の第二の実施形態である火災警報器を示す分解斜視図。 同火災警報器を示す(a)上面図と、(b)側面図。 従来例である火災警報器を示す断面図。
符号の説明
1 警報器ボディ
2 回路基板
3 防虫カバー
4 ブザー室
5 圧電ブザー
51 鳴動部
6 カバー部
7 感知室
H 音孔
H1 第一の音孔
H2 第二の音孔
A 煙感知室
B 感煙領域
C 狭領域

Claims (2)

  1. 下面が天井や壁等に取り付けられる警報器ボディと、この警報器ボディの上面から突出して設けられ火災要因の感知手段を具備する感知室と、感知室の上面に設けられるブザー室と、ブザー室内に設けられ火災検知時に音声警報を鳴動する圧電ブザーと、ブザー室の上方を覆うカバー部とを備えた火災警報器において、
    カバー部は、感知室の上面に設けられるブザー室内の圧電ブザーからの鳴動音を外部へと放出するための音孔をその上面に有しており、この音孔は、圧電ブザーの鳴動部に対向する位置よりも外側にのみ同心円を形成するように等間隔に複数個設けられていることを特徴とする火災警報器。
  2. 下面が天井や壁等に取り付けられる警報器ボディと、この警報器ボディの上面から突出して設けられ火災要因の感知手段を具備する感知室と、感知室の上面に設けられるブザー室と、ブザー室内に設けられ火災検知時に音声警報を鳴動する圧電ブザーと、ブザー室の上方を覆うカバー部とを備えた火災警報器において、
    カバー部は感知室の上面に設けられるブザー室の上方覆おうことでブザー室の上面を閉鎖しており、ブザー室には、その側面にのみ同心円を形成するように等間隔に複数個音孔が設けられており、圧電ブザーからの鳴動音が、音孔を通ることでブザー室の側面から外部へと放出するようにしたことを特徴とする火災警報器。
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