JP2003281641A - 警報ブザー付埋込型煙感知器 - Google Patents
警報ブザー付埋込型煙感知器Info
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- JP2003281641A JP2003281641A JP2002080782A JP2002080782A JP2003281641A JP 2003281641 A JP2003281641 A JP 2003281641A JP 2002080782 A JP2002080782 A JP 2002080782A JP 2002080782 A JP2002080782 A JP 2002080782A JP 2003281641 A JP2003281641 A JP 2003281641A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】感知器ベースを小型化して天井等への穴加工面
積を小さくできると共に、警報音をクリアーに鳴動で
き、しかも、煙の感知も遅れることのない警報ブザー付
埋込型煙感知器を提供する。 【解決手段】警報ブザー３と、天井等に埋込まれて固定
される感知器ベース１と、前記感知器ベース１の下方に
取付けされる煙感知部２３が内蔵された感知器ヘッド２
とを、少なくとも備えてなる警報ブザー付埋込型煙感知
器において、上記警報ブザー３は、上記感知器ヘッド２
の下方に設置されている。
積を小さくできると共に、警報音をクリアーに鳴動で
き、しかも、煙の感知も遅れることのない警報ブザー付
埋込型煙感知器を提供する。 【解決手段】警報ブザー３と、天井等に埋込まれて固定
される感知器ベース１と、前記感知器ベース１の下方に
取付けされる煙感知部２３が内蔵された感知器ヘッド２
とを、少なくとも備えてなる警報ブザー付埋込型煙感知
器において、上記警報ブザー３は、上記感知器ヘッド２
の下方に設置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井等に埋込まれ
て固定され、煙を感知したときに火災警報を鳴動する警
報ブザー付埋込型煙感知器に関するものである。
て固定され、煙を感知したときに火災警報を鳴動する警
報ブザー付埋込型煙感知器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の警報ブザー付埋込型煙感
知器を示す部分断面された概略図である。
知器を示す部分断面された概略図である。
【０００３】この警報ブザー付埋込型煙感知器１００
は、天井等に埋込まれて固定される感知器ベース１０２
と、この感知器ベース１０２の下方に取付けされる感知
器ヘッド１０３とから成る。
は、天井等に埋込まれて固定される感知器ベース１０２
と、この感知器ベース１０２の下方に取付けされる感知
器ヘッド１０３とから成る。
【０００４】感知器ベース１０２内には、警報ブザー１
１２が内装され、煙を感知すると、警報ブザー１１２を
鳴動させると共に、その信号を火災受信機等に送信、制
御するための回路基板１２２を内蔵している。
１２が内装され、煙を感知すると、警報ブザー１１２を
鳴動させると共に、その信号を火災受信機等に送信、制
御するための回路基板１２２を内蔵している。
【０００５】回路基板１２２は、接続端子１３２を通じ
て感知器ヘッド１０３の基板部１１３に接続している。
て感知器ヘッド１０３の基板部１１３に接続している。
【０００６】感知器ヘッド１０３は、筒状のハウジング
１２３内に煙感知部１３３が内蔵され、このハウジング
１２３周囲には、煙が流入可能な窓部１４３を形成して
いる。
１２３内に煙感知部１３３が内蔵され、このハウジング
１２３周囲には、煙が流入可能な窓部１４３を形成して
いる。
【０００７】なお、図中１０４は、煙感知部１３３のＯ
Ｎ、ＯＦＦ動作を操作するための引き紐であり、１０５
は、その動作状態を表示する表示灯である。
Ｎ、ＯＦＦ動作を操作するための引き紐であり、１０５
は、その動作状態を表示する表示灯である。
【０００８】この警報ブザー付埋込型煙感知器１００の
施工に際しては、先ず、天井等の適所に穴加工を施し、
この穴に感知器ベース１０２を埋込んで固定する。
施工に際しては、先ず、天井等の適所に穴加工を施し、
この穴に感知器ベース１０２を埋込んで固定する。
【０００９】そして、固定された感知器ベース１０２の
接続端子１３２に接読すれば、感知器ベース１０２の略
中央に感知器ヘッド１０３が取付けされる。
接続端子１３２に接読すれば、感知器ベース１０２の略
中央に感知器ヘッド１０３が取付けされる。
【００１０】このように設置された警報ブザー付埋込型
煙感知器１００は、煙が窓部１４３を通じて感知器ヘッ
ド１０３内に流入されると、煙感知部１３３がその煙を
感知し、警報ブザー１１２を鳴動すると共に、その信号
を火災受信機等に送信されるようになっている。
煙感知器１００は、煙が窓部１４３を通じて感知器ヘッ
ド１０３内に流入されると、煙感知部１３３がその煙を
感知し、警報ブザー１１２を鳴動すると共に、その信号
を火災受信機等に送信されるようになっている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】図３に示すように、従
来の警報ブザー付埋込型煙感知器１００では、煙感知の
方向性の影響をなくすため、感知器ベース１０２の中央
に感知器ヘッド１０３が取付けされることが望まれてい
る。
来の警報ブザー付埋込型煙感知器１００では、煙感知の
方向性の影響をなくすため、感知器ベース１０２の中央
に感知器ヘッド１０３が取付けされることが望まれてい
る。
【００１２】また、埋込型の煙感知器１００では、天井
等の適所に穴加工が施されるが、この穴加工面積はでき
るだけ小さい方が望ましい。
等の適所に穴加工が施されるが、この穴加工面積はでき
るだけ小さい方が望ましい。
【００１３】しかしながら、感知器ベース１０２内の警
報ブザー１１２を、感知器ヘッド１０３に重ねて設置す
れば、警報ブザー１１２の前面に感知器ヘッド１０３が
位置されてしまい、その警報音が小さくなってしまう問
題がある。
報ブザー１１２を、感知器ヘッド１０３に重ねて設置す
れば、警報ブザー１１２の前面に感知器ヘッド１０３が
位置されてしまい、その警報音が小さくなってしまう問
題がある。
【００１４】一方、これを解決するには、図３で示すよ
うに、感知器ベース１０２内の警報ブザー１１２が、感
知器ヘッド１０３を避けるように設置すれば良いが、こ
れでは、感知器ベース１０２が大型化し、天井等への穴
加工面積が大きくなるという問題を生じる。
うに、感知器ベース１０２内の警報ブザー１１２が、感
知器ヘッド１０３を避けるように設置すれば良いが、こ
れでは、感知器ベース１０２が大型化し、天井等への穴
加工面積が大きくなるという問題を生じる。
【００１５】また、感知器ベース１０２内から警報ブザ
ー１１２を外し、この警報ブザー１１２だけを感知器ヘ
ッド１０３に並べて設置すれば、感知器ベース１０２を
小型化して穴加工面積を小さくでき、且つ、警報音もク
リアーに鳴動されるのであるが、このように警報ブザー
１１２を感知器ヘッド１０３に並べて設置すると、警報
ブザー１１２が窓部１４３への煙の流入を妨げてしま
い、例えば、警報ブザー１１２の方向から煙感知部１３
３に煙が流入されたときには、煙の感知が遅れてしまう
という問題を生じる。
ー１１２を外し、この警報ブザー１１２だけを感知器ヘ
ッド１０３に並べて設置すれば、感知器ベース１０２を
小型化して穴加工面積を小さくでき、且つ、警報音もク
リアーに鳴動されるのであるが、このように警報ブザー
１１２を感知器ヘッド１０３に並べて設置すると、警報
ブザー１１２が窓部１４３への煙の流入を妨げてしま
い、例えば、警報ブザー１１２の方向から煙感知部１３
３に煙が流入されたときには、煙の感知が遅れてしまう
という問題を生じる。
【００１６】本発明は、上記の問題点を解決することを
目的とするもので、感知器ベースを小型化して天井等へ
の穴加工面積を小さくできると共に、警報音をクリアー
に鳴動でき、しかも、煙の感知も遅れることのない警報
ブザー付埋込型煙感知器を提供している。
目的とするもので、感知器ベースを小型化して天井等へ
の穴加工面積を小さくできると共に、警報音をクリアー
に鳴動でき、しかも、煙の感知も遅れることのない警報
ブザー付埋込型煙感知器を提供している。
【００１７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１に係る警報ブザー付埋込型煙感知器は、警
報ブザーと、天井等に埋込まれて固定される感知器ベー
スと、前記感知器ベースの下方に取付けされる煙感知部
が内蔵された感知器ヘッドとを、少なくとも備えてなる
警報ブザー付埋込型煙感知器において、上記警報ブザー
は、上記感知器ヘッドの下方に設置されている。
め、請求項１に係る警報ブザー付埋込型煙感知器は、警
報ブザーと、天井等に埋込まれて固定される感知器ベー
スと、前記感知器ベースの下方に取付けされる煙感知部
が内蔵された感知器ヘッドとを、少なくとも備えてなる
警報ブザー付埋込型煙感知器において、上記警報ブザー
は、上記感知器ヘッドの下方に設置されている。
【００１８】このものでは、警報ブザーは、感知器ヘッ
ドの下方に設置されているため、煙感知部への煙の流入
を妨げることがなく、しかも、感知器ヘッドによって、
警報ブザーの警報音が妨げられず、警報音をクリアーに
鳴動できる。
ドの下方に設置されているため、煙感知部への煙の流入
を妨げることがなく、しかも、感知器ヘッドによって、
警報ブザーの警報音が妨げられず、警報音をクリアーに
鳴動できる。
【００１９】また、警報ブザーは、感知器ベース内に収
納されないため、警報ブザー用のスペースを不要とし、
感知器ベースの外径を小型化できるので、天井等の穴加
工面積を小さくできる。
納されないため、警報ブザー用のスペースを不要とし、
感知器ベースの外径を小型化できるので、天井等の穴加
工面積を小さくできる。
【００２０】請求項２に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器は、請求項１において、上記警報ブザーは、上記煙感
知部の下方であって、且つ、上記感知器ヘッドと同一外
径に形成されたブザーハウジング内に収納されている。
器は、請求項１において、上記警報ブザーは、上記煙感
知部の下方であって、且つ、上記感知器ヘッドと同一外
径に形成されたブザーハウジング内に収納されている。
【００２１】このものでは、感知器ヘッドとブザーハウ
ジングとを同一外径に形成しているので、外観上の違和
感を防止できる。
ジングとを同一外径に形成しているので、外観上の違和
感を防止できる。
【００２２】請求項３に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器は、請求項２において、上記ブザーハウジングは、上
記感知器ヘッドの下方に着脱可能に取付けられる構造に
している。
器は、請求項２において、上記ブザーハウジングは、上
記感知器ヘッドの下方に着脱可能に取付けられる構造に
している。
【００２３】このものでは、ブザーハウジングを感知器
ヘッドの下方に簡単に着脱できる。
ヘッドの下方に簡単に着脱できる。
【００２４】請求項４に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器は、請求項１において、上記警報ブザーは、上記煙感
知部の下方であって、且つ、上記感知器ヘッドと同一の
ハウジング内に収納されている。
器は、請求項１において、上記警報ブザーは、上記煙感
知部の下方であって、且つ、上記感知器ヘッドと同一の
ハウジング内に収納されている。
【００２５】このものでは、警報ブザーが感知器ヘッド
と同一のハウジング内に収納されているので、外観上の
違和感を防止できる。
と同一のハウジング内に収納されているので、外観上の
違和感を防止できる。
【００２６】請求項５に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器は、請求項４において、上記感知器ヘッドには、ラビ
リンス室を有した煙感知部の下方に、圧電振動板が保持
して収容されており、上記煙感知部が煙を感知したとき
には、上記圧電振動板を振動させて、警報を出力する構
造にしている。
器は、請求項４において、上記感知器ヘッドには、ラビ
リンス室を有した煙感知部の下方に、圧電振動板が保持
して収容されており、上記煙感知部が煙を感知したとき
には、上記圧電振動板を振動させて、警報を出力する構
造にしている。
【００２７】このものでは、圧電振動板による警報ブザ
ーが用いられるので、警報ブザーを薄型に形成でき、外
観上の違和感を確実に防止できる。
ーが用いられるので、警報ブザーを薄型に形成でき、外
観上の違和感を確実に防止できる。
【００２８】請求項６に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器は、請求項１〜５の何れかにおいて、上記感知器ヘッ
ドは、少なくとも光源部と受光部とを設けたラビリンス
室を備えたイオン化式の感知器ヘッドである。
器は、請求項１〜５の何れかにおいて、上記感知器ヘッ
ドは、少なくとも光源部と受光部とを設けたラビリンス
室を備えたイオン化式の感知器ヘッドである。
【００２９】このものでは、感知器ヘッドがイオン化式
の感知器ヘッドであっても、同様の効果を得ることがで
きる。
の感知器ヘッドであっても、同様の効果を得ることがで
きる。
【００３０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【００３１】図１は、本発明の警報ブザー付埋込型煙感
知器を示す部分断面された概略図である。
知器を示す部分断面された概略図である。
【００３２】この警報ブザー付埋込型煙感知器Ａは、天
井等に埋込まれて固定される感知器ベース１と、この感
知器ベース１の下方に取付けされる感知器ヘッド２と、
この感知器ヘッド２の下方に設置された警報ブザー３と
から成る。
井等に埋込まれて固定される感知器ベース１と、この感
知器ベース１の下方に取付けされる感知器ヘッド２と、
この感知器ヘッド２の下方に設置された警報ブザー３と
から成る。
【００３３】感知器ベース１内には、煙を感知すると、
警報ブザー３を鳴動させると共に、その信号を火災受信
機等に送信、制御するための回路基板１１を内蔵してい
る。
警報ブザー３を鳴動させると共に、その信号を火災受信
機等に送信、制御するための回路基板１１を内蔵してい
る。
【００３４】また、回路基板１１は、接続端子１２を通
じて感知器ヘッド２の基板部２１に接続している。
じて感知器ヘッド２の基板部２１に接続している。
【００３５】感知器ヘッド２は、筒状のハウジング２２
内に煙感知部２３が内蔵され、このハウジング２２周囲
には、煙が流入可能な窓部２４を形成している。
内に煙感知部２３が内蔵され、このハウジング２２周囲
には、煙が流入可能な窓部２４を形成している。
【００３６】また、窓部２４には、金網等が装着され、
外部から埃などが侵入するのを防止している。
外部から埃などが侵入するのを防止している。
【００３７】本実施例の感知器ヘッド２は、いわゆる光
電式の感知器であるが、少なくとも光源部（不図示）と
受光部（不図示）とを設けたラビリンス室２５を備えた
イオン化式の感知器ヘッドであっても、同様である。
電式の感知器であるが、少なくとも光源部（不図示）と
受光部（不図示）とを設けたラビリンス室２５を備えた
イオン化式の感知器ヘッドであっても、同様である。
【００３８】このラビリンス室２５は、暗室であって、
その内部には、光軸の異なる一対の光源部（不図示）と
受光部（不図示）が一対に設置されている。
その内部には、光軸の異なる一対の光源部（不図示）と
受光部（不図示）が一対に設置されている。
【００３９】そのため、ラビリンス室２５内に煙が侵入
すると、上記光源部（不図示）の光が乱反射されて上記
受光部（不図示）に光が届いて駆動し、煙感知部２３が
これを感知して警報ブザー３を鳴動させる構造にしてい
る。
すると、上記光源部（不図示）の光が乱反射されて上記
受光部（不図示）に光が届いて駆動し、煙感知部２３が
これを感知して警報ブザー３を鳴動させる構造にしてい
る。
【００４０】警報ブザー３は、電子ブザーなど、その機
種に限定されるものではない。
種に限定されるものではない。
【００４１】また、警報ブザー３は、感知器ヘッド２の
下方に設置されていれば良いが、ここでは、煙感知部２
３の下方であって、且つ、感知器ヘッド２と同一外径に
形成されたブザーハウジング３１内に収納している。
下方に設置されていれば良いが、ここでは、煙感知部２
３の下方であって、且つ、感知器ヘッド２と同一外径に
形成されたブザーハウジング３１内に収納している。
【００４２】また、ブザーハウジング３１の下面には、
ブザー用孔３２を開設している。
ブザー用孔３２を開設している。
【００４３】このように感知器ヘッド２とブザーハウジ
ング３１とを同一外径に形成しているので、ブザーハウ
ジング３１を感知器ヘッド２の下方に取付けたときに
は、両者に一体感が生じ、外観上の違和感を防止でき
る。
ング３１とを同一外径に形成しているので、ブザーハウ
ジング３１を感知器ヘッド２の下方に取付けたときに
は、両者に一体感が生じ、外観上の違和感を防止でき
る。
【００４４】また、ブザーハウジング３１は、感知器ヘ
ッド２と一体形成されても構わないが、例えば、ブザー
ハウジング３１の上方に向けて係止爪端子などの係合端
子（不図示）を形成し、これを感知器ヘッド２の端子受
部（不図示）にツイスト操作するなどによって感知器ヘ
ッド２の下方に着脱可能に取付けられる構造、或いは、
ブザーハウジング３１と感知器ヘッド２とを螺合して着
脱可能に取付けられる構造にしても良く、このようにす
れば、ブザーハウジング３１を感知器ヘッド２の下方に
簡単に着脱できる。
ッド２と一体形成されても構わないが、例えば、ブザー
ハウジング３１の上方に向けて係止爪端子などの係合端
子（不図示）を形成し、これを感知器ヘッド２の端子受
部（不図示）にツイスト操作するなどによって感知器ヘ
ッド２の下方に着脱可能に取付けられる構造、或いは、
ブザーハウジング３１と感知器ヘッド２とを螺合して着
脱可能に取付けられる構造にしても良く、このようにす
れば、ブザーハウジング３１を感知器ヘッド２の下方に
簡単に着脱できる。
【００４５】なお、図中４は、煙感知部２３のＯＮ、Ｏ
ＦＦ動作を操作するための引き紐であり、５は、その動
作状態を表示する表示灯である。
ＦＦ動作を操作するための引き紐であり、５は、その動
作状態を表示する表示灯である。
【００４６】このように構成した本発明の警報ブザー付
埋込型煙感知器Ａの施工に際しては、先ず、天井等の適
所に穴加工を施し、この穴に感知器ベース１を埋込んで
固定するが、この感知器ベース１には、警報ブザー３が
収納されていないため、警報ブザー３のためのスペース
を不要とし、感知器ベース１の外径を小型化できるの
で、天井等の穴加工面積を小さくできる。
埋込型煙感知器Ａの施工に際しては、先ず、天井等の適
所に穴加工を施し、この穴に感知器ベース１を埋込んで
固定するが、この感知器ベース１には、警報ブザー３が
収納されていないため、警報ブザー３のためのスペース
を不要とし、感知器ベース１の外径を小型化できるの
で、天井等の穴加工面積を小さくできる。
【００４７】そして、固定された感知器ベース１の接続
端子１２に接読すれば、感知器ベース１の中央に感知器
ヘッド２が取付けされると共に、この感知器ヘッド２の
下方に警報ブザー３が設置される。
端子１２に接読すれば、感知器ベース１の中央に感知器
ヘッド２が取付けされると共に、この感知器ヘッド２の
下方に警報ブザー３が設置される。
【００４８】このように設置された警報ブザー付埋込型
煙感知器Ａは、煙が窓部２４を通じて感知器ヘッド２内
に流入されると、煙感知部２３がその煙を感知し、警報
ブザー３を鳴動すると共に、その信号を火災受信機等に
送信されるようになっている。
煙感知器Ａは、煙が窓部２４を通じて感知器ヘッド２内
に流入されると、煙感知部２３がその煙を感知し、警報
ブザー３を鳴動すると共に、その信号を火災受信機等に
送信されるようになっている。
【００４９】本発明によれば、警報ブザー３が、感知器
ヘッド２の下方に設置されているため、窓部２４への煙
の流入を妨げることがなく、感知器ヘッド２は、全ての
方向からの煙に対して同感度で感知できるうえ、感知器
ヘッド２によって、警報ブザー３の警報音が妨げられ
ず、クリアーな警報音を鳴動できる。
ヘッド２の下方に設置されているため、窓部２４への煙
の流入を妨げることがなく、感知器ヘッド２は、全ての
方向からの煙に対して同感度で感知できるうえ、感知器
ヘッド２によって、警報ブザー３の警報音が妨げられ
ず、クリアーな警報音を鳴動できる。
【００５０】図２は、本発明の警報ブザー付埋込型煙感
知器の他の実施例を示す概略図である。
知器の他の実施例を示す概略図である。
【００５１】この警報ブザー付埋込型煙感知器Ａは、図
１で説明した感知器ヘッド２及び警報ブザー３の他の構
造を示したものであり、ここでは相違する部分だけを説
明し、図１と共通する部材については、共通の番号を付
することで説明を省略する。
１で説明した感知器ヘッド２及び警報ブザー３の他の構
造を示したものであり、ここでは相違する部分だけを説
明し、図１と共通する部材については、共通の番号を付
することで説明を省略する。
【００５２】この警報ブザー３は、煙感知部２３の下方
であって、且つ、感知器ヘッド２と同一のハウジング２
２内に収納されている。
であって、且つ、感知器ヘッド２と同一のハウジング２
２内に収納されている。
【００５３】すなわち、図２では、図１で示されたブザ
ーハウジング３１を不要とし、警報ブザー３が感知器ヘ
ッド２と同一のハウジング２２内に収納されているの
で、外観上の違和感を防止できる。
ーハウジング３１を不要とし、警報ブザー３が感知器ヘ
ッド２と同一のハウジング２２内に収納されているの
で、外観上の違和感を防止できる。
【００５４】また、本実施例での警報ブザー３は、感知
器ヘッド２には、ラビリンス室２５を有した煙感知部２
３の下方に、圧電振動板３３が保持して収容されてお
り、煙感知部２３が煙を感知したときには、圧電素子用
リード線３４を通じて圧電振動板３３を振動させて、警
報を出力する構造にしている。
器ヘッド２には、ラビリンス室２５を有した煙感知部２
３の下方に、圧電振動板３３が保持して収容されてお
り、煙感知部２３が煙を感知したときには、圧電素子用
リード線３４を通じて圧電振動板３３を振動させて、警
報を出力する構造にしている。
【００５５】このような圧電振動板３３による警報ブザ
ー３が用いられるので、警報ブザー３を薄型に形成で
き、外観上の違和感を確実に防止できる。
ー３が用いられるので、警報ブザー３を薄型に形成で
き、外観上の違和感を確実に防止できる。
【００５６】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
る。
【００５７】請求項１に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器によれば、警報ブザーは、感知器ヘッドの下方に設置
されているため、煙感知部への煙の流入を妨げることが
なく、しかも、感知器ヘッドによって、警報ブザーの警
報音が妨げられず、警報音をクリアーに鳴動できる。
器によれば、警報ブザーは、感知器ヘッドの下方に設置
されているため、煙感知部への煙の流入を妨げることが
なく、しかも、感知器ヘッドによって、警報ブザーの警
報音が妨げられず、警報音をクリアーに鳴動できる。
【００５８】また、警報ブザーは、感知器ベース内に収
納されないため、警報ブザー用のスペースを不要とし、
感知器ベースの外径を小型化できるので、天井等の穴加
工面積を小さくできる。
納されないため、警報ブザー用のスペースを不要とし、
感知器ベースの外径を小型化できるので、天井等の穴加
工面積を小さくできる。
【００５９】請求項２に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器によれば、感知器ヘッドとブザーハウジングとを同一
外径に形成しているので、外観上の違和感を防止でき
る。
器によれば、感知器ヘッドとブザーハウジングとを同一
外径に形成しているので、外観上の違和感を防止でき
る。
【００６０】請求項３に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器によれば、ブザーハウジングを感知器ヘッドの下方に
簡単に着脱できる。
器によれば、ブザーハウジングを感知器ヘッドの下方に
簡単に着脱できる。
【００６１】請求項４に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器によれば、警報ブザーが感知器ヘッドと同一のハウジ
ング内に収納されているので、外観上の違和感を防止で
きる。
器によれば、警報ブザーが感知器ヘッドと同一のハウジ
ング内に収納されているので、外観上の違和感を防止で
きる。
【００６２】請求項５に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器によれば、圧電振動板による警報ブザーが用いられる
ので、警報ブザーを薄型に形成でき、外観上の違和感を
確実に防止できる。
器によれば、圧電振動板による警報ブザーが用いられる
ので、警報ブザーを薄型に形成でき、外観上の違和感を
確実に防止できる。
【００６３】請求項６に係る警報ブザー付埋込型煙感知
器によれば、感知器ヘッドがイオン化式の感知器ヘッド
であっても、同様の効果を得ることができる。
器によれば、感知器ヘッドがイオン化式の感知器ヘッド
であっても、同様の効果を得ることができる。
【図 １】本発明の警報ブザー付埋込型煙感知器を示す
部分断面された概略図
部分断面された概略図
【図 ２】本発明の警報ブザー付埋込型煙感知器の他の
実施例を示す概略図
実施例を示す概略図
【図 ３】従来の警報ブザー付埋込型煙感知器を示す部
分断面された概略図
分断面された概略図
Ａ 警報ブザー付埋込型煙感知器
１ 感知器ベース
２ 感知器ヘッド
２２ ハウジング
２３ 煙感知部
２５ ラビリンス室
３ 警報ブザー
３１ ブザーハウジング
３３ 圧電振動板
Claims (6)
- 【請求項１】警報ブザーと、天井等に埋込まれて固定さ
れる感知器ベースと、前記感知器ベースの下方に取付け
される煙感知部が内蔵された感知器ヘッドとを、少なく
とも備えてなる警報ブザー付埋込型煙感知器において、 上記警報ブザーは、上記感知器ヘッドの下方に設置され
ていることを特徴とする警報ブザー付埋込型煙感知器。 - 【請求項２】請求項１において、 上記警報ブザーは、上記煙感知部の下方であって、且
つ、上記感知器ヘッドと同一外径に形成されたブザーハ
ウジング内に収納されていることを特徴とする警報ブザ
ー付埋込型煙感知器。 - 【請求項３】請求項２において、 上記ブザーハウジングは、上記感知器ヘッドの下方に着
脱可能に取付けられる構造にしている警報ブザー付埋込
型煙感知器。 - 【請求項４】請求項１において、 上記警報ブザーは、上記煙感知部の下方であって、且
つ、上記感知器ヘッドと同一のハウジング内に収納され
ていることを特徴とする警報ブザー付埋込型煙感知器。 - 【請求項５】請求項４において、 上記感知器ヘッドには、ラビリンス室を有した煙感知部
の下方に、圧電振動板が保持して収容されており、 上記煙感知部が煙を感知したときには、上記圧電振動板
を振動させて、警報を出力する構造にしている警報ブザ
ー付埋込型煙感知器。 - 【請求項６】請求項１〜５の何れかにおいて、 上記感知器ヘッドは、少なくとも光源部と受光部とを設
けたラビリンス室を備えたイオン化式の感知器ヘッドで
ある警報ブザー付埋込型煙感知器。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002080782A JP2003281641A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 警報ブザー付埋込型煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002080782A JP2003281641A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 警報ブザー付埋込型煙感知器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003281641A true JP2003281641A (ja) | 2003-10-03 |
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ID=29229677
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002080782A Withdrawn JP2003281641A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | 警報ブザー付埋込型煙感知器 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003281641A (ja) |
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- 2002-03-22 JP JP2002080782A patent/JP2003281641A/ja not_active Withdrawn
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