JP7165861B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、警報器に関する。本開示は、より詳細には、音を発生させることで発報を行う警報器に関する。
特許文献1は、火災感知器(警報器)を開示する。火災感知器は、トラブルの発生を報知するスピーカを備える。火災感知器の筐体は、ボディと、前カバーと、後カバーと、を備えており、前カバーは、前カバー本体の後面側に配置されるスピーカからの音を放射させるための音孔が厚さ方向に貫通して形成されている。
特開2016-128989号公報
特許文献1では、スピーカ(音出力部)の前方に音孔がある。この音孔は、煙や水分等を通す可能性があった。
課題は、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる、警報器を提供することである。
本開示の一態様の警報器は、音を発生させる音出力部と、前記音出力部を収容する筐体と、を備える。前記筐体は、前記音出力部を覆う遮蔽部位と、前記音出力部からの音を前記遮蔽部位とは異なる部位にある開口から前記筐体の外部へ伝達する1以上の通気路と、を有する。筐体は、第1カバーと、第2カバーと、筒部と、を有する。前記第1カバーは、前壁及び第1周壁を有する。前記第2カバーは、後壁及び第2周壁を有する。前記筒部は、前記遮蔽部位から突出し、前記音出力部に全周に亘って接触する。前記遮蔽部位は、前記前壁の一部であり、前記第1周壁と前記第2周壁とが互いに接触せずに、前記第1周壁と前記第2周壁との間に開口が形成されている。
本開示の態様によれば、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる、という効果を奏する。
図1は、一実施形態の警報器(防災機器)の斜視図である。 図2は、上記警報器の前面図である。 図3は、上記警報器の概略断面図である。 図4は、上記警報器の分解斜視図である。 図5は、上記警報器の別の分解斜視図である。 図6は、上記警報器の仕切りの斜視図である。 図7は、上記仕切りの別の斜視図である。 図8は、図2のX-X線断面斜視図である。 図9は、図2のY-Y線断面斜視図である。 図10は、上記警報器の導入路の説明図である。 図11は、変形例1の警報器の概略断面図である。 図12は、変形例2の警報器の斜視図である。 図13は、変形例2の警報器の分解斜視図である。 図14は、変形例2の警報器の別の分解斜視図である。
1.実施形態
1.1 概要
図1及び図2は、一実施形態の警報器10を示す。警報器10は、防災機器の一種である。特に、本実施形態では、警報器10は、火災等によって発生する煙を感知したときに、発報を行う防災機器である。このような防災機器は、火災等の災害の発生時において煙が発生すると、この煙を検知し、一例として、警報音の出力又は通信機能による他の機器との連動等によって発報を行う。本開示でいう「防災機器」は、例えば、火災等の災害の防止、災害による被害の拡大の防止、又は被災からの復旧等の目的で施設に設置される機器である。特に、防災機器は、発報を行う警報機能を有する場合は、警報器とも呼ばれる。また、防災機器は、対象物質の検知を行う検知機能を有する場合は、感知器とも呼ばれる。もちろん、防災機器は、警報機能と検知機能との両方を有していることもあり、この場合は、感知器とも警報器とも呼ばれることがある。このような防災機器が設置される施設の例としては、集合住宅又は戸建住宅等の住宅施設、及び、ホテル、オフィスビル、学校、福祉施設、商業施設、テーマパーク、病院又は工場等の非住宅施設が挙げられる。警報器10は、例えば、施設の居室、廊下又は階段等において、天井又は壁等に取り付けられた状態で施設に設置される。
警報器10は、図3に示すように、音を発生させる音出力部30と、音出力部30を収容する筐体50と、を備える。筐体50は、気密構造を有し音出力部30を覆う遮蔽部位61cと、音出力部30からの音を遮蔽部位61cとは異なる部位にある開口51から筐体50の外部へ伝達する1以上の通気路P11と、を有する。
遮蔽部位61cは、筐体50において音出力部30を覆う部位であって、気密構造を有している。そのため、音の発生源である音出力部30の保護が期待できる。一例としては、遮蔽部位61cによって、煙や水分等から音出力部30を保護でき得る。遮蔽部位61cは気密構造を有しているから、音出力部30からの音を直接的には通さない。しかしながら、筐体50は、通気路P11を有していることから、音出力部30からの音を遮蔽部位61cとは異なる部位にある開口51から筐体50の外部へ伝達できる。そのため、音量を確保できる。以上から、警報器10によれば、音の発生源(音出力部30)を保護しつつ音量を確保できる。
1.2 構成
以下、警報器10について図1~図10を参照して更に詳細に説明する。なお、図3は、あくまでも警報器10の概略断面図であって、説明を分かりやすくするためだけに、警報器10の各構成要素の寸法を図1等の他の図面とは異ならせている。
警報器10は、図4及び図5に示すように、回路ブロック20と、筐体50と、を備えている。また、警報器10は、操作釦90と、電池100と、を備えている。なお、電池100は、警報器10の構成要素に含まれることは必須ではない。つまり、警報器10は、必ずしも電池100を備えている必要はない。
回路ブロック20は、音出力部30と、感知部40と、を含む。
音出力部30は、音を発生させるための装置である。より詳細には、音出力部30は、電気信号を受けて音(音波)を出力する電気音響変換器である。電気音響変換器の例としては、スピーカ及びブザーが挙げられる。本実施形態では、音出力部30は、振動板31を備えている。音出力部30は、全体として円盤状である。また、振動板31は、円盤状である。
感知部40は、対象物質を検知するための装置である。本実施形態では、対象物質は、煙である。ただし、対象物質は、煙に限定されず、一酸化炭素や二酸化炭素、その他のガスであってもよい。つまり、対象物質は、防災のために検知が望まれる物質であってよい。このような対象物質は、防災機器の種類によっても適宜選択され得る。感知部40は、図3に示すように、感知空間S11を有し、感知空間S11内の対象物質を検知するように構成されている。より詳細には、感知部40は、図10に示すように、ケース41と、発光素子42と、受光素子43と、を備える。
ケース41は、中空の円盤状である。ケース41は、合成樹脂製である。ケース41は、一例として合成樹脂製の成形品である。また、ケース41の内部空間が感知空間S11となる。また、ケース41は、ケース41の側方の空間と感知空間S11とをつなぐ複数の通路411を備える。複数の通路411はいずれも折れ曲がった形状である。これによって、ケース41の外部から感知空間S11に光が進入することを抑制しつつも、ケース41の外部から感知空間S11に対象物質を取り込む。発光素子42及び受光素子43は、図10に示すように、ケース41に収容される。
感知部40は、感知空間S11内の煙で反射された光、又は感知空間S11を透過する光の光量の変化に基づいて煙を感知する。本実施形態では、発光素子42は、感知空間S11に向けて光を出力する。受光素子43は、発光素子42からの直接光が入射せず、かつ感知空間S11内の煙での散乱光が入射する位置に配置される。これにより、感知空間S11に煙が存在しない状態では、受光素子43は、発光素子42から出力された光を受光しない。感知空間S11に煙が存在する状態では、受光素子43は、発光素子42から出力され煙で散乱された光(散乱光)を受光する。したがって、感知部40によれば、受光素子43での受光状態によって、感知空間S11に存在する煙を感知することができる。なお、発光素子42は、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である。また、受光素子43は、例えば、フォトダイオード(PD:Photodiode)である。
更に、回路ブロック20は、図4及び図5に示すように、プリント配線板21と、スイッチを含む1以上の電子部品22と、を備える。電子部品22は、プリント配線板21に実装される。また、プリント配線板21には、感知部40が実装される。また、プリント配線板21には、音出力部30及び電池100が電線等を介して電気的に接続される。回路ブロック20では、プリント配線板21と1以上の電子部品22とによって制御回路が構成されている。制御回路は、一例として、感知部40からの出力に基づいて音出力部30を制御する。より詳細には、制御回路は、感知部40によって煙を検知した場合に、音出力部30に電気信号を与えて音を発生させる。
筐体50は、回路ブロック20(音出力部30、感知部40を含む)を収容する。また、筐体50は、操作釦90及び電池100を収容する。筐体50は、図1及び図2に示すように、平面視において円形状となる円盤状である。筐体50は、施工面(例えば天井面)に固定される。ただし、本実施形態では、筐体50は施工面に直接的に固定されるわけではなく、施工面に固定されている取付ベースに固定されることによって、施工面に対して間接的に固定される。もちろん、筐体50は、施工面に直接的に固定されてよい。
筐体50は、図4及び図5に示すように、第1カバー60と、第2カバー70と、仕切り80と、を備える。筐体50において、第1カバー60は前側の部分となり、第2カバー70は後ろ側の部分となる。つまり、警報器10では、第2カバー70を施行面に対して直接的又は間接的に固定して使用することを想定している。なお、第1カバー60、第2カバー70、及び仕切り80は、合成樹脂製である。第1カバー60、第2カバー70、及び仕切り80は、一例として合成樹脂製の成形品である。
第1カバー60は、図4及び図5に示すように、前壁(第1壁)61と、周壁(第1周壁)62と、を備える。
前壁61は、板状である。特に、前壁61は、円形の板状である。周壁62は、前壁61の周縁から第2カバー70側に突出する。周壁62は、円形の筒状である。
前壁61は、図3に示すように、部分的に厚みが薄くなって、筐体50の内側を向いた面(後面、図3での上面)に凹部(第1凹部)63を有している。前壁61は、図3及び図5に示すように、凹部63を形成する所定部分(第1所定部分)61aと、所定部分61aを囲う周縁部分(第1周縁部分)61bとを含んでいる。所定部分61aは円形状の部分であり、周縁部分61bは円環状の部分である。本実施形態では、所定部分61aは、前壁61の中央部分にあたる。よって、凹部63は、前壁61の後面の中央にある。所定部分61aは厚みが徐々に変化する。より詳細には、所定部分61aは、所定部分61aの縁から中央に向かうにつれて徐々に薄くなる。特に、前壁61における筐体50の内側を向いた面(後面)は、少なくとも所定部分61aにおいて前壁61における筐体50の外側を向いた面(前面)よりも曲率が大きい。つまり、所定部分61a及び周縁部分61bは、前壁61の前面側では同じ曲率を有するが、後面側では所定部分61aのほうが周縁部分61bよりも曲率が大きい。これによって、凹部63が形成される。
例えば、図3では、所定部分61aが後面側でも周縁部分61bと同じ曲率を有する場合(つまり、前壁61が部分的に薄くなっていない場合)の所定部分61aの後面の輪郭を2点鎖線L60で示している。2点鎖線L60は、所定部分61aの厚みがt11まで減少せずに、周縁部分61bと同じt12のままである状態を示す。凹部63の存在によって、筐体50内において回路ブロック20の収容に利用可能な空間を広げることが可能になる。本実施形態では、図3及び図8に示すように、回路ブロック20の一部(電子部品22aの一部)が、凹部63内にある。したがって、筐体50の大型化(特に筐体50の厚みの増加)を抑制し得る。つまり、警報器10によれば、警報器10の小型化が図れる。
また、前壁61は、図1及び図3に示すように、音出力部30を覆う遮蔽部位61cを有する。遮蔽部位61cは、前壁61において音出力部30に対向する部位である。本実施形態では、遮蔽部位61cは、所定部分61aと周縁部分61bとにまたがっている。前壁61は、遮蔽部位61cにおいて開口を有していない。つまり、遮蔽部位61cは、気密構造を有している。また、遮蔽部位61cは、音出力部30からの音に対して、コーンやダイヤフラムとして機能し難い形状である。つまり、遮蔽部位61cは、振動を増幅するような構造を有していない。そのため、遮蔽部位61cは、音出力部30から遮蔽部位61cを伝播して筐体50の外部へ到達する音(図3の矢印P12参照)の音圧を、音出力部30から通気路P11(図3参照)を伝播して筐体50の外部へ到達する音の音圧より低くする構造を有していてよい。なお、通気路P11については後に詳細に説明する。
また、第1カバー60は、図5に示すように、筒部64を有する。筒部64は、遮蔽部位61cから音出力部30側に突出している。本実施形態では、筒部64は、遮蔽部位61cから突出している音出力部30に全周に亘って接触する(図3及び図9参照)。筒部64は、円形の筒状である。音出力部30は振動板31を前壁61に向けており、筒部64は、振動板31を囲うように音出力部30に当たる。筒部64は、気密構造を有している。筒部64は、遮蔽部位61cとともに、密閉箱を構成する。換言すれば、音出力部30の前方には、密閉空間S12が構成される。これにより、警報器10の音響特性の改善が期待できる。
また、第1カバー60は、前壁61に開口65を有する。開口65は、操作釦90を露出させるために形成されている。本実施形態では、開口65は、円形状である。操作釦90は、回路ブロック20のスイッチを操作するための部材である。操作釦90は、第1カバー60に対して前壁61の厚みに沿って移動可能である。なお、操作釦90は、合成樹脂製である。操作釦90は、一例として合成樹脂製の成形品である。
第2カバー70は、図4及び図5に示すように、後壁(第2壁)71と、周壁(第2周壁)72と、を備える。
後壁71は、板状である。特に、後壁71は、円形の板状である。周壁72は、後壁71の周縁から第1カバー60側及び第1カバー60とは反対側の両方に突出する。周壁72は、円形の筒状である。
後壁71は、図3に示すように、部分的に厚みが薄くなって、筐体50の内側を向いた面(前面、図3での下面)に凹部(第2凹部)73を有している。後壁71は、図3及び図5に示すように、凹部73を形成する所定部分(第2所定部分)71aと、所定部分71aを囲う周縁部分(第2周縁部分)71bとを含んでいる。所定部分71aは円形状の部分であり、周縁部分71bは円環状の部分である。本実施形態では、所定部分71aは、後壁71の中央部分からずれた位置にある。所定部分71aの厚みは、所定部分61aの厚みとは異なり変化しておらず、一様である。所定部分71aは、周縁部分71bよりも薄いものの、周縁部分71bよりも筐体50の外方に突出している。後壁71では、所定部分71aが周縁部分71bより薄いことで、凹部73が形成される。
例えば、図3では、所定部分71aが周縁部分71bと同じ厚みを有する場合(つまり、後壁71が部分的に薄くなっていない場合)の所定部分71aの前面の輪郭を2点鎖線L70で示している。2点鎖線L70は、所定部分71aの厚みがt21ではなく、周縁部分71bと同じt22のままである状態を示す。凹部73の存在によって、筐体50内において回路ブロック20の収容に利用可能な空間を広げることが可能になる。本実施形態では、図3及び図8に示すように、回路ブロック20の一部(感知部40の一部)が、凹部73内にある。したがって、筐体50の大型化(特に筐体50の厚みの増加)を抑制し得る。つまり、警報器10によれば、警報器10の小型化が図れる。
また、第2カバー70は、壁部(第2壁部)74を有する。壁部74は、後壁71における筐体50の内側を向いた面に形成されている。壁部74は、後述する特定の誘導壁87aの一部を構成する。
また、第2カバー70は、後壁71に開口75を有する。開口75は、電池100の取り外しのために形成されている。本実施形態では、開口75は、矩形状である。
また、第2カバー70は、後壁71に複数の取付爪76を有する。複数の取付爪76は、後壁71における筐体50の外側を向いた面から突出している。複数の取付爪76は、警報器10を上述の取付ベースに取り付けるために用いられる。
仕切り80は、図3に示すように、第1カバー60と第2カバー70との間に配置される。仕切り80は、第1カバー60と第2カバー70との間の空間を、第1カバー60と仕切り80との間の第1空間S51と、第2カバー70と仕切り80との間の第2空間S52とに仕切る。
仕切り80は、図6及び図7に示すように、仕切り板81を備える。本実施形態では、仕切り板81は、円形の板状である。仕切り板81は、第1カバー60の周壁62内に収まる大きさである。特に、仕切り板81は、図8~図10に示すように、周壁62の開口を全体的に覆う。また、仕切り板81における第2カバー70側の面は、おおむね、周壁62の先端となる面と同一平面上にある。
また、仕切り80は、開口82と、保持部83と、電池収納部84と、複数の貫通孔85と、複数の支持部86と、を備える。開口82と、保持部83と、電池収納部84と、複数の貫通孔85と、複数の支持部86とは、仕切り板81に形成される。
開口82は、感知部40を第2空間S52側に突出させる孔である。開口82は、感知部40のケース41を通す大きさである。本実施形態では、開口82は、円形状である。ここで、回路ブロック20では、プリント配線板21及び音出力部30は、第1空間S51に収容され、感知部40は、開口82を通して第2空間S52に突出する。よって、感知部40は、第2空間S52に収容される。このように、音出力部30と感知部40とは仕切り80で仕切られた別々の空間(第1空間S51及び第2空間S52)にそれぞれ収容される。これによって、感知部40が、音出力部30で発生する音に影響される可能性が低減される。
保持部83は、音出力部30を収容するための部位である。保持部83は、仕切り板81において第2カバー70側に凹んだ形状の底部831を有する。底部831は、仕切り80において音出力部30と対向する対向部位である。底部831は、弾性を有する。つまり、底部831は、弾性を有するように、厚み及び形状が設定されている。更に、保持部83は、支持突起832と複数の位置決め突起833とを有する。支持突起832は、音出力部30の中央部分に当たる。支持突起832は、底部831から第1カバー60側に突出する。支持突起832は、円筒状である。複数の位置決め突起833の各々は、音出力部30の縁において音出力部30の側面及び後面に当たる。複数の突起833は、音出力部30を囲うように配置されている。複数の突起833は、音出力部30の側面及び後面に当たることで、音出力部30を仕切り板81に対する規定位置に誘導する。規定位置において、音出力部30と保持部83の底部831との間には、音出力部30からの音を伝播するための空間が形成されている。この保持部83では、底部831が弾性を有している。そのため、音出力部30を底部831で第1カバー60の前壁61(筒部64)に押し付けることができる。よって、音出力部30を第1空間S51に安定して配置できる。
電池収納部84は、電池100を収納するための部位である。電池収納部84は、仕切り板81において第1カバー60側に凹んだ部位である凹部841を含む。凹部841は、電池100の一部を収容する。更に、電池収納部84は、凹部841に一部が収容された電池100を囲う周壁842を更に有する。周壁842は、電池収納部84の内部を、第2空間S52から分離する。これによって、第2空間S52内に流入する煙から電池100が保護され得る。
複数の貫通孔85は、仕切り板81を貫通する孔である。複数の貫通孔85は、第1空間S51と第2空間S52とをつなぐ。換言すれば、複数の貫通孔85は、第1空間S51から第2空間S52への音の経路となる。複数の貫通孔85は、仕切り板81の縁部分にある。複数の貫通孔85は、円弧状である。複数の貫通孔85は、開口82を囲うように配置されている。また、複数の貫通孔85は、開口82に対して保持部83と反対側に位置する特定の貫通孔85aを含む。
複数の支持部86は、仕切り板81に対して第2カバー70の後壁71を支持する。複数の支持部86は、角柱状である。複数の支持部86は、仕切り板81と後壁71との間の距離を決める。仕切り板81と後壁71との間の距離及び周壁62と周壁72との寸法は、周壁62と周壁72とが互いに接触せずに、周壁62と周壁72との間に開口51が形成されるように設定されている(図1、図3、図8及び図9参照)。
開口51は、音出力部30からの音を筐体50の外部へ伝達するために用いられる。つまり、筐体50は、図3に示すように、音出力部30からの音を遮蔽部位61cとは異なる部位(つまり、筐体50の側部)にある開口51から筐体50の外部へ伝達する通気路P11を有する。したがって、通気路P11は、音出力部30からの音を筐体50の側方の空間に伝達する。特に、通気路P11は、音出力部30からの音を、第1空間S51、貫通孔85、及び第2空間S52を通して筐体50の外部へ伝達する。本実施形態では、通気路P11は、貫通孔85と一対一に対応している。つまり、貫通孔85の数だけ通気路P11がある。
ここで、音出力部30は、前壁61側及び後壁71側の両方に音を出力する。音出力部30から前壁61側に出力された音は、密閉空間S12を通り遮蔽部位61cを伝播して筐体50の外部に到達する。一方で、音出力部30から後壁71側に出力された音は、第1空間S51(特に音出力部30と底部831との間の空間及びプリント配線板21と前壁61との間の空間)、貫通孔85、及び第2空間S52を通して筐体50の外部に到達する。
このように、警報器10からの音は、音出力部30から前壁61側に進行して遮蔽部位61cを伝播して筐体50の外部に到達する音(第1の音)と、音出力部30から後壁71側に進行して貫通孔85を通って筐体50の外部に到達する音(第2の音)とを含む。第1の音と第2の音とが互いに打ち消し合うと、警報器10から出力される音の全体としての音量が減る。筐体50では、複数の貫通孔85は、通気路P11の一部を構成する。そこで、筐体50では、貫通孔85の位置を調整している。特に、複数の貫通孔85のうちの特定の貫通孔85aは、開口82に対して保持部83と反対側に位置しており、音出力部30から離れた場所にある。特定の貫通孔85aの存在によって、第1の音と第2の音とが互いに打ち消し合うことを抑制している。より詳細には、貫通孔85は、筐体50の前方の基準点において第1の音の波形と第2の音の波形とが逆位相とならないように仕切り80(仕切り板81)に形成されている。これによって、警報器10からの音の音量の低下を抑制している。
また、開口51は、感知空間S11に煙を導入するためにも用いられる。更に、筐体50は、第2空間S52内に、感知部40の感知空間S11と筐体50の開口51とをつなぐ複数の導入路P13を有している(図3及び図10参照)。複数の導入路P13は、図10に示すように、複数の誘導壁87によって規定されている。なお、本実施形態では、電池収納部84の周壁842も複数の誘導壁87とともに導入路P13を規定している。なお、図10では、仕切り80のうち導入路P13を構成する部分を、ドットの網掛けで示している。
図10に示すように、誘導壁87は、開口51から第2空間S52に入り込んだ煙を感知空間S11に誘導するように、仕切り板81の周縁から感知部40に向かっている。筐体50では、複数の貫通孔85は、仕切り板81の周縁に位置している。したがって、複数の貫通孔85は、導入路P13とつながっている貫通孔を含む。これによって、通気路P11と導入路P13とは、開口51と貫通孔85との間の空間を共有している。これによって、通気路P11と導入路P13とを効率的に配置できるようになる。
上述したように、筐体50は、導入路P13を規定する複数の誘導壁87を備えている。ここで、複数の誘導壁87は、図10に示すように、特定の誘導壁87aを除き、仕切り80の仕切り板81に形成されている。いくつかの誘導壁87は、支持部86と一体に形成されている。誘導壁87aは、仕切り80の底部831(音出力部30との対向部位)を横切る誘導壁である。特定の誘導壁87aは、図10に示すように、仕切り80から第2カバー70側に突出する一対の第1壁部871,871と、第2カバー70から仕切り80側に突出する第2壁部74とで構成される。第2壁部74は、一対の第1壁部871,871間に位置している。第2壁部74を設けることで、誘導壁87aが底部831の変形を抑制する可能性を低減できる。これによって、底部831による音出力部30の前壁61への押し付けが阻害される可能性を低減できる。特に、誘導壁87aにおいて支持突起832と重なる部分が第2壁部74となっている。これによって、誘導壁87aが底部831の変形を抑制する可能性を更に低減できる。また、第2壁部74は、図9に示すように、底部831には接触していない。そのため、誘導壁87aが底部831の変形を抑制する可能性を更に低減できる。
1.3 まとめ
以上述べた警報器10では、遮蔽部位61cは、筐体50において音出力部30を覆う部位であって、気密構造を有している。そのため、音の発生源である音出力部30の保護が期待できる。一例としては、遮蔽部位61cによって、煙や水分等から音出力部30を保護でき得る。遮蔽部位61cは気密構造を有しているから、音出力部30からの音を直接的には通さない。しかしながら、筐体50は、通気路P11を有していることから、音出力部30からの音を遮蔽部位61cとは異なる部位にある開口51から筐体50の外部へ伝達できる。そのため、音量を確保できる。以上から、警報器10によれば、音の発生源(音出力部30)を保護しつつ音量を確保できる。
また、凹部63の存在によって、筐体50内において回路ブロック20の収容に利用可能な空間を広げることが可能になる。本実施形態では、図3及び図8に示すように、回路ブロック20の一部(電子部品22aの一部)が、凹部63内にある。したがって、筐体50の大型化(特に筐体50の厚みの増加)を抑制し得る。更に、凹部73の存在によって、筐体50内において回路ブロック20の収容に利用可能な空間を広げることが可能になる。本実施形態では、図3及び図8に示すように、回路ブロック20の一部(感知部40の一部)が、凹部73内にある。したがって、筐体50の大型化(特に筐体50の厚みの増加)を抑制し得る。つまり、警報器10によれば、警報器10の小型化が図れる。
2.変形例
本開示の実施形態は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
2.1 第1変形例
図11は、第1変形例の警報器10Aを示す。警報器10Aは、警報器10の筐体50と異なる筐体50Aを備える。筐体50Aは、筐体50の第2カバー70と異なる第2カバー70Aを有する。図11は、図3と同様に、あくまでも警報器10の概略断面図であって、説明を分かりやすくするためだけに、警報器10Aの各構成要素の厚みを誇張している。
第2カバー70Aは、図11に示すように、開口77を備える。開口77は、開口51と同様に、音出力部30からの音を筐体50Aの外部へ伝達するために用いられる。開口77は、例えば、後壁71において貫通孔85と重なる位置に設けられる。
開口77は、音出力部30からの音を筐体50Aの外部へ伝達するために用いられる。つまり、筐体50Aは、図11に示すように、音出力部30からの音を遮蔽部位61cとは異なる部位(つまり、筐体50Aの後部)にある開口77から筐体50Aの外部へ伝達する通気路P11Aを有する。したがって、通気路P11Aは、音出力部30からの音を筐体50Aの後方の空間に伝達する。特に、通気路P11Aは、音出力部30からの音を、第1空間S51、貫通孔85、及び第2空間S52を通して筐体50Aの外部へ伝達する。開口77は後壁71において貫通孔85と重なる位置に設けられている。よって、通気路P11Aは、貫通孔85と一対一に対応している。つまり、貫通孔85の数だけ通気路P11Aがある。
これにより、筐体50Aは、通気路P11だけではなく、通気路P11Aを有する。よって、筐体50Aは、音出力部30からの音を筐体50Aの後方の空間と側方の空間との両方に伝達する。より詳細には、筐体50Aは、音出力部30からの音を遮蔽部位61cとは異なる部位にある開口51,77から筐体50Aの外部へ伝達する。
また、開口77は、開口51と同様に、感知空間S11に煙を導入するためにも用いられる。これにより、筐体50Aは、第2空間S52内に、感知部40の感知空間S11と筐体50Aの外部とをつなぐ複数の導入路P13Aを有している(図11参照)。つまり、筐体50Aは、導入路P13だけではなく、導入路P13Aを有する。よって、筐体50Aは、感知空間S11に煙を導入し易くなる。
2.2 変形例2
図12~図14は、変形例2の警報器10Bを示す。警報器10Bは、図13及び図14に示すように、回路ブロック20と、筐体50Bと、を備えている。また、警報器10Bは、操作釦90と、電池100と、を備えている。回路ブロック20、操作釦90、及び電池100は警報器10と同様であるから説明を省略する。
筐体50Bは、回路ブロック20(音出力部30、感知部40を含む)を収容する。また、筐体50Bは、操作釦90及び電池100を収容する。筐体50Bは、図12に示すように、平面視において円形状となる円盤状である。
筐体50Bは、図13及び図14に示すように、第1カバー60Bと、第2カバー70Bと、を備える。筐体50Bにおいて、第1カバー60Bは前側の部分となり、第2カバー70Bは後ろ側の部分となる。第1カバー60B及び第2カバー70Bは、合成樹脂製である。第1カバー60B及び第2カバー70Bは、一例として合成樹脂製の成形品である。
第1カバー60Bは、図13及び図14に示すように、前壁(第1壁)610と、周壁(第1周壁)620と、を備える。
前壁610は、板状である。特に、前壁610は、円形の板状である。周壁620は、前壁610の周縁から第2カバー70B側に突出する。周壁620は、円形の筒状である。前壁610は、前壁61と同様に、部分的に厚みが薄くなって、筐体50Bの内側を向いた面に凹部630を有している。前壁610は、凹部630を形成する所定部分610aと、所定部分610aを囲う周縁部分610bとを含んでいる。筐体50Bにおいても、凹部630の存在によって、筐体50B内において回路ブロック20の収容に利用可能な空間を広げることが可能になる。したがって、筐体50Bの大型化(特に筐体50Bの厚みの増加)を抑制し得る。
また、前壁610は、音出力部30を覆う遮蔽部位610cを有する。遮蔽部位610cは、前壁610において音出力部30に対向する部位である。前壁610は、遮蔽部位610cにおいて開口を有していない。つまり、遮蔽部位610cは、気密構造を有している。
また、第1カバー60Bは、筒部640を有する。筒部640は、遮蔽部位610cから音出力部30側に突出している。筒部640は、遮蔽部位610cから突出している音出力部30に全周に亘って接触する。筒部640は、円形の筒状である。筒部640は、気密構造を有している。筒部640は、遮蔽部位610cとともに、密閉箱を構成する。
また、第1カバー60Bは、前壁610に開口650を有する。開口650は、操作釦90を露出させるために形成されている。開口650は、円形状である。
第2カバー70Bは、図13及び図14に示すように、後壁(第2壁)710と、周壁(第2周壁)720と、を備える。
後壁710は、板状である。特に、後壁710は、円形の板状である。周壁720は、後壁710の周縁から第1カバー60Bとは反対側に突出する。周壁720は、円形の筒状である。
また、第2カバー70Bは、図13及び図14に示すように、回路収納部730を備える。回路収納部730は、感知部40を収容するための部位である。回路収納部730は、後壁710において第1カバー60Bとは反対側に凹んだ形状を有する。したがって、回路ブロック20は、感知部40が回路収納部730内に位置した状態で、筐体50Bに収容される。
また、第2カバー70Bは、図13及び図14に示すように、電池収納部740を備える。電池収納部740は、電池100を収納するための部位である。電池収納部740は、後壁710において第1カバー60B側に凹んだ部位を含む。
また、第2カバー70Bは、複数の支持部750を、備える。複数の支持部750は、第2カバー70Bに対して第1カバー60Bの前壁610を支持する。複数の支持部750は、角柱状である。複数の支持部750は、前壁610と後壁710との間の距離を決める。前壁610と後壁710との間の距離及び周壁620と周壁720との寸法は、周壁620と周壁720とが互いに接触せずに、周壁620と周壁720との間に開口510が形成されるように設定されている(図12参照)。
また、第2カバー70Bは、後壁710に複数の取付爪760を有する。複数の取付爪760は、後壁710における筐体50Bの外側を向いた面から突出している。複数の取付爪760は、警報器10Bを上述の取付ベースに取り付けるために用いられる。
上述した開口510は、音出力部30からの音を筐体50Bの外部へ伝達するために用いられる。つまり、筐体50Bは、図12に示すように、音出力部30からの音を遮蔽部位610cとは異なる部位(つまり、筐体50Bの側部)にある開口510から筐体50Bのの外部へ伝達する通気路P11Bを有する。したがって、通気路P11Bは、音出力部30からの音を筐体50Bの側方の空間に伝達する。
また、開口510は、感知空間S11に煙を導入するためにも用いられる。更に、筐体50Bは、筐体50B内に、感知部40の感知空間S11と筐体50Bの開口510とをつなぐ複数の導入路P13Bを有している(図12参照)。複数の導入路P13Bは、複数の誘導壁770によって規定されている。
誘導壁770は、開口51から筐体50B内に入り込んだ煙を感知空間S11に誘導するように、後壁710の周縁から感知部40に向かっている。複数の誘導壁770は、図13に示すように、第2カバー70Bの後壁710に形成されている。複数の誘導壁770は、いくつかの支持部750と一体に形成されている。
上述した警報器10Bでは、筐体50Bは、第1カバー60Bと、第2カバー70Bと、を備える。つまり、筐体50Bは、筐体50とは異なり、仕切り80を備えていない。つまり、仕切り80は必須ではない。
2.3 その他の変形例
以下、警報器10,10A,10Bの更なる変形例について説明する。以下では、主に警報器10の変形に言及するが、警報器10A,10Bについても同様の変形が適用でき得ることはいうまでもない。
例えば、警報器10の各構成要素は、実施形態に限定されず、適宜変更可能である。
例えば、警報器10の回路ブロック20において、音出力部30及び感知部40は上記の例に限定されず、従来周知の装置で代替可能である。また、回路ブロック20は、必ずしも、音出力部30と感知部40との両方を備えている必要はない。例えば、警報器10の回路ブロック20は、感知部40を有していなく良い。この場合、導入路P13は必要がない。また、回路ブロック20は、スイッチを含んでいる必要はなく、この場合、操作釦90も開口65も不要である。
警報器10の筐体50の形状は、実施形態に限定されず、適宜変更可能である。例えば、筐体50は、平面視において円形状ではなく、矩形や多角形状であってよい。つまり、第1カバー60及び第2カバー70も同様に、平面視において円形状ではなく、矩形や多角形状であってよい。
また、筐体50では、複数の貫通孔85,85aが、感知部40を囲うように配置されている。しかしながら、貫通孔85は1つだけであってよい。この場合、一つの貫通孔85が感知部40を囲うように形成されているとよい。このように、筐体50は、1以上の貫通孔85を有していればよく、複数の貫通孔85を有していることは必須ではない。貫通孔85の形状は円弧状である必要はなく、円形状や多角形状、その他の所望の形状であってよい。また、貫通孔85の位置は上記実施形態の位置に限定されず、適宜の位置にあればよい。
また、筐体50は、1以上の通気路P11を有していればよく、複数の通気路P11を有していることは必須ではない。また、警報器10において、通気路P11と貫通孔85とは一対一に対応していなく良い。例えば、通気路P11は2以上の貫通孔85を含んでいてよく、2以上の貫通孔85は通気路P11において直列的又は並列的に存在していてよい。
また、筐体50が複数の導入路P13を有していることは必須ではなく、例えば、導入路P13を一つだけ有していてよい。また、警報器10において、導入路P13と通気路P11とは開口51を共有する必要はない。なお、警報器10の回路ブロック20が感知部40を有していない場合、当然に、導入路P13は必要がない。
また、筐体50では、遮蔽部位61cは、前壁61の一部であるが、これは一例に過ぎない。音出力部30が後壁71に対向して配置されていれば、後壁71の一部を遮蔽部位としてよい。つまり、筐体50において音出力部30と対向する部位(特に、音出力部30の振動板31の正面に位置する部位)を遮蔽部位とすればよい。
また、第1カバー60では、所定部分61aは、所定部分61aの縁から中央に向かうにつれて徐々に薄くなっていたが、段階的に薄くなっていてもよい。ただし、所定部分61aが徐々に薄くなるほうが、成形時のヒケを抑制しやすい。これによって、成形技術を利用した筐体50の形成が容易になる。また、所定部分61aは、周縁部分61bより薄ければよく、厚みが一様であって良い。また、前壁61における筐体50の内側を向いた面は、所定部分61aだけではなく、全体的に、前壁61における筐体50の外側を向いた面よりも曲率が大きくてもよい。また、第1カバー60は、複数の所定部分61a(つまり凹部63)を有していてもよい。
また、第2カバー70では、所定部分71aは、厚みが一様であるが、所定部分71aの縁から中央に向かうにつれて徐々に、又は段階的に薄くなってもよい。また、後壁71における筐体50の内側を向いた面は、少なくとも、所定部分71aにおいて後壁71における筐体50の外側を向いた面よりも曲率が大きくてもよい。また、第2カバー70は、複数の所定部分71a(つまり凹部73)を有していてもよい。
また、前壁61と後壁71との両方が、部分的に厚みが薄くなっている必要はない。つまり、前壁61と後壁71との少なくとも一方が部分的に厚みが薄くなって筐体50の内側を向いた面に凹部63,73を有していればよい。
また、筐体50では、第1カバー60は、部分的に薄くなっている必要はない。つまり、第1カバー60は、凹部63を有していなくてよい。同様に、第2カバー70は、部分的に薄くなっていなくてよい。つまり、第2カバー70は、凹部73を有していなくてよい。
また、警報器10Aは、通気路P11と通気路P11Aとの両方を備えているが、この場合、通気路P11は必須ではない。つまり、警報器10Aでは、筐体50Aは、開口51を有していなくてよい。
3.態様
上記実施形態及び変形例から明らかなように、本開示は、下記の態様を含む。以下では、実施形態との対応関係を明示するためだけに、符号を括弧付きで付している。
第1の態様の警報器(10;10A;10B)は、音を発生させる音出力部(30)と、前記音出力部(30)を収容する筐体(50;50A;50B)と、を備える。前記筐体(50;50A;50B)は、遮蔽部位(61c;610c)と、1以上の通気路(P11;P11A;P11B)と、を有する。前記遮蔽部位(61c;610c)は、気密構造を有し前記音出力部(30)を覆う。前記1以上の通気路(P11;P11A;P11B)は、前記音出力部(30)からの音を前記遮蔽部位(61c;610c)とは異なる部位にある開口(51;77;510)から前記筐体(50;50A;50B)の外部へ伝達する。第1の態様によれば、音の発生源(音出力部30)を保護しつつ音量を確保できる。
第2の態様の警報器(10;10A;10B)は、第1の態様との組み合わせにより実現され得る。第2の態様では、前記筐体(50;50A;50B)は、前記遮蔽部位(61c;610c)から突出し前記音出力部(30)に全周に亘って接触する筒部(64;640)を有する。第2の態様によれば、音響特性の改善が期待できる。
第3の態様の警報器(10;10A;10B)は、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現され得る。第3の態様では、前記遮蔽部位(61c;610c)は、前記音出力部(30)から前記遮蔽部位(61c;610c)を伝播して前記筐体(50;50A;50B)の外部へ到達する音の音圧を前記1以上の通気路(P11;P11A;P11B)を伝播する場合より低くする。第3の態様によれば、音響特性の改善が期待できる。
第4の態様の警報器(10;10A;10B)は、第1~第3の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第4の態様では、前記筐体(50;50A;50B)は、前壁(61;610)を有する第1カバー(60;60B)と、後壁(71;71A;710)を有する第2カバー(70;70A;70B)と、を有する。前記遮蔽部位(61c;610c)は、前記前壁(61;610)の一部である。第4の態様によれば、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる。
第5の態様の警報器(10;10A;10B)は、第4の態様との組み合わせにより実現され得る。第5の態様では、前記1以上の通気路(P11;P11A;P11B)は、前記音出力部(30)からの音を前記筐体(50;50A;50B)の側方の空間又は後方の空間に伝達する。第5の態様によれば、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる。
第6の態様の警報器(10;10A)は、第4又は第5の態様との組み合わせにより実現され得る。第6の態様では、前記筐体(50;50A)は、前記第1カバー(60)と前記第2カバー(70;70A)との間に配置される仕切り(80)を更に有する。前記仕切り(80)は、前記前壁(61)と前記仕切り(80)との間の第1空間(S51)と前記後壁(71;71A)と前記仕切り(80)との間の第2空間(S52)とをつなぐ1以上の貫通孔(85,85a)を有する。前記音出力部(30)は、前記第1空間(S51)にある。第6の態様によれば、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる。
第7の態様の警報器(10;10A)は、第6の態様との組み合わせにより実現され得る。第7の態様では、前記1以上の貫通孔(85,85a)は、前記筐体(50;50A)の前方の基準点において第1の音の波形と第2の音の波形とが逆位相とならないように前記仕切り(80)に形成される。前記第1の音は、前記音出力部(30)から前記前壁(61)側に進行して前記遮蔽部位(61c)を伝播して前記筐体(50;50A)の外部に到達する音である。前記第2の音は、前記音出力部(30)から前記後壁(71;71A)側に進行して前記1以上の貫通孔(85,85a)を通って前記筐体(50;50A)の外部に到達する音である。第7の態様によれば、音響特性の改善が期待できる。
第8の態様の警報器(10;10A)は、第6又は第7の態様との組み合わせにより実現され得る。第8の態様では、前記1以上の通気路(P11;P11A;P11B)は、前記音出力部(30)からの音を、前記第1空間(S51)、前記1以上の貫通孔(85,85a)、及び前記第2空間(S52)を通して前記筐体(50;50A)の外部へ伝達する。第8の態様によれば、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる。
第9の態様の警報器(10;10A)は、第6~第8の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第9の態様では、前記開口(51)は、前記第2カバー(70;70A)と前記第1カバー(60)及び前記仕切り(80)との間の隙間を含む。第9の態様によれば、筐体(50;50A)の構造の簡素化が図れる。
第10の態様の警報器(10;10A;10B)は、第6~第9の態様のいずれか一つとの組み合わせにより実現され得る。第10の態様では、前記警報器(10;10A)は、感知空間(S11)を有し、前記感知空間(S11)内の対象物質を検知する感知部(40)を更に備える。前記感知部(40)は、前記第2空間(S52)にある。第10の態様によれば、感知部(40)が、音出力部(30)で発生する音に影響される可能性が低減される。
第11の態様の警報器(10;10A;10B)は、第10の態様との組み合わせにより実現され得る。第11の態様では、前記1以上の貫通孔(85,85a)は、前記感知部(40)を囲う。第11の態様によれば、音の発生源を保護しつつ音量を確保できる。
第12の態様の警報器(10;10A;10B)は、第10又は第11の態様との組み合わせにより実現され得る。第12の態様では、前記筐体(50;50A)は、前記感知部(40)の感知空間(S11)と前記開口(51;77)とをつなぐ導入路(P13;P13A)を有する。前記1以上の貫通孔(85,85a)は、前記導入路(P13;P13A)とつながっている貫通孔(85,85a)を含む。第12の態様によれば、通気路(P11;P11A)と導入路(P13;P13A)とを効率的に配置できる。
第13の態様の警報器(10;10A)は、第12の態様との組み合わせにより実現され得る。第13の態様では、前記仕切り(80)において前記音出力部(30)と対向する対向部位(831)は、弾性を有する。第13の態様によれば、音出力部(30)を第1空間(S51)に安定して配置できる。
第14の態様の警報器(10;10A)は、第13の態様との組み合わせにより実現され得る。第14の態様では、前記筐体(50;50A;50B)は、前記導入路(P13;P13A;P13B)を規定する1以上の誘導壁(87)を備える。前記1以上の誘導壁(87)は、前記仕切り(80)の前記対向部位(831)を横切る特定の誘導壁(87a)を含む。前記特定の誘導壁(87a)は、前記仕切り(80)から前記第2カバー(70;70A;70B)側に突出する第1壁部(871)と、前記第2カバー(70;70A;70B)から前記仕切り(80)側に突出する第2壁部(74)とで構成される。第14の態様によれば、誘導壁(87a)が対向部位(底部831)の変形を抑制する可能性を低減できる。
第15の態様の警報器(10;10A)は、第14の態様との組み合わせにより実現され得る。第15の態様では、前記第2壁部(74)は、前記対向部位(831)に接触しない。第15の態様によれば、誘導壁(87a)が対向部位(底部831)の変形を抑制する可能性を更に低減できる。
10,10A,10B 警報器
30 音出力部
40 感知部
S11 感知空間
50,50A,50B 筐体
S51 第1空間
S52 第2空間
P11,P11A,P11B 通気路
P13,P13A 導入路
51,77,510 開口
60,60B 第1カバー
61,610 前壁
61c,610c 遮蔽部位
64,640 筒部
70,70A,70B 第2カバー
71,71A,710 後壁
74 第2壁部
80 仕切り
85,85a 貫通孔
831 底部(対向部位)
87 誘導壁
87a 誘導壁(特定の誘導壁)
871 第1壁部

Claims (14)

  1. 音を発生させる音出力部と、
    前記音出力部を収容する筐体と、
    を備え、
    前記筐体は、
    前記音出力部を覆う遮蔽部位と、
    前記音出力部からの音を前記遮蔽部位とは異なる部位にある開口から前記筐体の外部へ伝達する1以上の通気路と、
    を有し、
    前記筐体は、
    前壁及び第1周壁を有する第1カバーと、
    後壁及び第2周壁を有する第2カバーと、
    前記遮蔽部位から突出し、前記音出力部に全周に亘って接触する筒部と、
    を有し、
    前記遮蔽部位は、前記前壁の一部であり、前記第1周壁と前記第2周壁とが互いに接触せずに、前記第1周壁と前記第2周壁との間に前記開口が形成されている、
    警報器。
  2. 前記遮蔽部位は、前記音出力部から前記遮蔽部位を伝播して前記筐体の外部へ到達する音の音圧を前記1以上の通気路を伝播する場合より低くする、
    請求項1の警報器。
  3. 前記1以上の通気路は、前記音出力部からの音を前記筐体の側方の空間又は後方の空間に伝達する、
    請求項1又は2の警報器。
  4. 前記筐体は、前記第1カバーと前記第2カバーとの間に配置される仕切りを更に有し、
    前記仕切りは、前記前壁と前記仕切りとの間の第1空間と前記後壁と前記仕切りとの間の第2空間とをつなぐ1以上の貫通孔を有し、
    前記音出力部は、前記第1空間にある、
    請求項1~3のいずれか一つの警報器。
  5. 前記1以上の貫通孔は、前記筐体の前方の基準点において第1の音の波形と第2の音の波形とが逆位相とならないように前記仕切りに形成され、
    前記第1の音は、前記音出力部から前記前壁側に進行して前記遮蔽部位を伝播して前記筐体の外部に到達する音であり、
    前記第2の音は、前記音出力部から前記後壁側に進行して前記1以上の貫通孔を通って前記筐体の外部に到達する音である、
    請求項4の警報器
  6. 前記1以上の通気路は、前記音出力部からの音を、前記第1空間、前記1以上の貫通孔、及び前記第2空間を通して前記筐体の外部へ伝達する、
    請求項4又は5の警報器。
  7. 前記開口は、前記第2カバーと前記第1カバー及び前記仕切りとの間の隙間を含む、
    請求項4~6のいずれか一つの警報器。
  8. 感知空間を有し、前記感知空間内の対象物質を検知する感知部を更に備え、
    前記感知部は、前記第2空間にある、
    請求項4~7のいずれか一つの警報器。
  9. 前記1以上の貫通孔は、前記感知部を囲う、
    請求項8の警報器。
  10. 前記筐体は、前記感知部の感知空間と前記開口とをつなぐ導入路を有し、
    前記1以上の貫通孔は、前記導入路とつながっている貫通孔を含む、
    請求項8又は9の警報器。
  11. 前記仕切りにおいて前記音出力部と対向する対向部位は、弾性を有する、
    請求項10の警報器。
  12. 前記筐体は、前記導入路を規定する1以上の誘導壁を備え、
    前記1以上の誘導壁は、前記仕切りの前記対向部位を横切る特定の誘導壁を含み、
    前記特定の誘導壁は、前記仕切りから前記第2カバー側に突出する第1壁部と、前記第2カバーから前記仕切り側に突出する第2壁部とで構成される、
    請求項11の警報器。
  13. 前記第2壁部は、前記対向部位に接触しない、
    請求項12の警報器。
  14. 前記音出力部は、前記第1周壁で囲むように配置されている、
    請求項1~13のいずれか一つの警報器。
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