JP5128720B2 - 転輪装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の作業車両における履帯式走行装置に装備されて好適な転輪装置に関するものである。
従来、同軸心上で互いに相対回転可能な2つの部材の間を密封するものとして、例えば特許文献1にて開示されている軸付きシールがある。この軸付きシールは、内周側に配される内周側シール部と、外周側に配される外周側シール部とが互いに摺接可能に組み合わされて構成されている。
ところで、内周側シール部と外周側シール部とのシール摺接部分に土砂等が侵入すると、シールの摩耗が早まって、シールの寿命が極端に短くなる。このため、シール摺接部分に土砂等が侵入するのを防ぐ手段を施すことが、シールの寿命向上にあたって重要となる。なお、特許文献1に係る軸付きシールでは、内周側シール部と外周側シール部とに跨るようにカバー部材を設けることにより、シール摺接部分に土砂等が侵入するのを阻止して、シールの早期摩耗を防止するようにしている。
一方、例えば油圧ショベル等の作業車両では、その足回り装置として履帯式走行装置が広く用いられている。この履帯式走行装置に装備される転輪装置において、履帯に接触して転動するローラと、このローラを回転可能に支持するローラシャフトとの間の環状空間にフローティングシールが組み込まれているものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3808300号公報 特開2004−149111号公報
上記の転輪装置におけるフローティングシールに代えて軸付きシールを適用した場合、以下のような問題点がある。
すなわち、ローラとローラシャフトとの間の環状空間に軸付きシールを損傷させることなく適正に組み込むためには、シールの外側端面に均等な押込み力を作用させる必要がある。均等な押込み力をシールの外側端面に作用させるためには、特別な工具等が必要となり、組立性が悪くなる。
本発明は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、シールの寿命向上と装置の組立性の向上とを共に図ることのできる転輪装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明による転輪装置は、
履帯に接触して転動するローラと、前記ローラを回転可能に支持するローラシャフトと、前記ローラと前記ローラシャフトとの間の環状空間に組み込まれるシールとを備えて構成される転輪装置において、
前記シールは、内周側に配される内周側シール部と、外周側に配され前記ローラに圧入される外周側シール部とが互いに摺接可能に組み合わされてなり、
前記ローラシャフトに装着されるカラーを備え、
前記カラーは、前記内周側シール部が圧入されるボス部と、前記内周側シール部の外側端面に当接するフランジ部とを有し、
前記外周側シール部の端面と前記フランジ部との間には隙間が形成され、かつ前記フランジ部には、前記外周側シール部に対向する側に円周方向の溝が形成される
ことを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、前記カラーには、当該転輪装置の取付相手部材であるトラックフレームに固定される取付部が一体的に設けられるのが好ましい(第2発明)。
本発明において、前記ローラからのスラスト荷重が前記ボス部の端面で受け止められるのが好ましい(第3発明)。
本発明においては、シールの外側端面にカラーのフランジ部が当接される。これにより、内周側シール部と外周側シール部とのシール摺接部分への土砂等の侵入がカラーのフランジ部によって阻止される。したがって、シール摺接部分への土砂等の侵入に起因するシールの摩耗を抑えることができ、シールの寿命を向上させることができる。
また、シールをローラとローラシャフトとの間の環状空間に組み込む際には、シールの内周側シール部の端面のみがカラーのフランジ部で押される。これにより、外周側シール部には負荷が加わらないので、外周側シール部と内周側シール部との適切な相対的配置が保たれる。したがって、外周側シール部と内周側シール部間が適切にシールされる。
さらに、カラーにトラックフレームへの取付部があるので、装置の組立性を向上させることができる。
そして、ローラからのスラスト荷重をボスで受けるので、転輪装置の構造が簡略化され、特別な工具等を用いることなく、ローラとローラシャフトとの間の環状空間にシールをスムーズに組み込むことができ、装置の組立性を向上させることができる。
また、シールの外側端面のうち回転側がカラーのフランジ部と組立過程で当たってシールが変形・損傷するのを防ぐことができる。なお、走行時にも同じ効果があるのは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る下転輪装置が装備された履帯式走行装置の側面図(a)および(a)のX部拡大図(b) 図1(b)のY−Y線要部断面図 図2のZ部拡大図 下転輪装置の組立説明図(1) 下転輪装置の組立説明図(2) 下転輪装置の組立説明図(3) 下転輪装置の組立説明図(4)
次に、本発明による転輪装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、油圧ショベルの履帯式走行装置に装備される転輪装置(下転輪装置)に本発明が適用された例であるが、これに限定されず、例えばブルドーザ等の作業車両の履帯式走行装置に装備される転輪装置(下転輪装置)にも本発明を適用することができる。
<油圧ショベルの履帯式走行装置の概略説明>
図1に示される履帯式走行装置1は、上部旋回体(図示省略)を旋回可能に支持する旋回ベアリング(図示省略)の取付台2を有するセンタフレーム3の両側においてそれぞれ前後方向に延びるトラックフレーム4(左側のみ図示)を備えている。トラックフレーム4において、その前端部にはアイドラ(遊動輪)5が回転可能に設けられる一方、その後端部には走行用油圧モータ6により回転駆動されるスプロケット(駆動輪)7が設けられている。アイドラ5とスプロケット7との間には履帯8が巻き掛け装着されている。走行用油圧モータ6によるスプロケット7の回転駆動により、履帯8の周回運動が行われる。
<上下の各転輪装置の配置説明>
トラックフレーム4の上面側には、履帯8を下側から支えて自重による垂れ下がりを防止する所要個数(本例では3個)の上転輪装置9がトラックフレーム4の前後方向に所定の間隔を存して配置されている。
一方、トラックフレーム4の下面側には、車体の重量を分散して履帯8に伝える所要個数(本例では8個)の下転輪装置10がトラックフレーム4の前後方向に所定の間隔を存して配置されている。
次に、下転輪装置10の詳細な構造について、図2および図3を用いて以下に説明する。
<下転輪装置の概略構成説明>
図2に示されるように、下転輪装置10は、ローラ11と、ローラシャフト12と、ブシュ13と、シール14と、カラー15とを備えて構成されている。
<ローラの説明>
ローラ11は、履帯8の周回運動に伴って履帯8上で転動する。
ローラ11の両端部には、径方向外向きに張り出されたフランジ部16が設けられている。これらフランジ部16,16で履帯8のトラックリンク部8aを両側から保持することにより、ローラ11が履帯8上で安定的に転動することができると同時に履帯8の蛇行を防止することができる。
ローラ11の軸心部分には、一端側(図2において左側)に開口された第1の軸孔17と、他端側(図2において右側)に開口された第2の軸孔18とが形成されている。これら第1の軸孔17および第2の軸孔18は、いずれもローラシャフト12を挿通させるための軸孔である。第1の軸孔17と第2の軸孔18との間におけるローラ11の内周面には、窪み部19が形成されている。この窪み部19とローラシャフト12との間の空間は、潤滑油が溜められる油溜め部20とされている。
ローラ11の中央部周壁には、油溜め部20と外部とを連通する給油用螺子孔21が穿設されている。この給油用螺子孔21には、プラグ螺子22がねじ込まれ、油溜め部20に封入された潤滑油が給油用螺子孔21を通して外部に漏れ出さないようにされている。
ローラ11の各端部には、内部に向かって進むにつれて順次に内径が小さくなる第1の段付き部23、第2の段付き部24および第3の段付き部25がそれぞれ形成されている。これら段付き部23,24,25とローラシャフト12との間には環状空間26が形成される。
<ローラシャフトの説明>
ローラシャフト12は、ローラ11を回転可能に支持する支持軸であり、その両端部がカラー15の装着代を含む所定長さ寸法だけローラ11の両端面から突出されている。
<ブシュの説明>
ブシュ13は、第1の軸孔17および第2の軸孔18にそれぞれ挿入され、ローラ11とローラシャフト12との間に介在されてローラ11をスムーズに回転させる軸受として機能する。各ブシュ13,13は、ローラ11の軸孔17,18に圧入される円筒部27と、その円筒部27の一端から径方向に延設され、ローラ11の第3の段付き部25の奥面25a(図3参照)に突き当てられる鍔部28とを有してなり、所謂、鍔付きブシュと称されるものである。
<カラーの概略説明>
カラー15は、ローラシャフト12の端部に圧入によって装着されている。カラー15は、ローラシャフト12が挿通される軸孔61を有するカラー本体15aに、フランジ部15bおよび取付部15c(図1(b)参照)がそれぞれ一体的に形成されて構成されている。
<シールの概略構成説明>
シール14は、ローラ11の各端部における環状空間26に組み込まれている。このシール14は、所定の内径寸法の軸孔29を有する円環形状に形成されて内周側に配される内周側シール部30aと、この内周側シール部30aを取り囲むように外周側に配される外周側シール部30bとが互いに摺接可能に組み合わされて構成されている。
<内周側シール部の概略構成説明>
図3に示されるように、内周側シール部30aは、内周側骨組環31と内周側シール本体32とを備えている。
<内周側骨組環の説明>
内周側骨組環31は、ローラシャフト12の軸方向に延びる円筒部31aと、円筒部31aの大気側A端部から外径側C方向に延びるフランジ部31bとを有している。
<内周側シール本体の説明>
内周側シール本体32は、ゴム状弾性体よりなり、内周側骨組環31における円筒部31aの内周面からフランジ部31bの大気側A端面に亘って接着されている。
<外周側シール部の概略構成説明>
外周側シール部30bは、外周側骨組環33と保護環34と外周側シール本体35とを備えている。
<外周側骨組環の説明>
外周側骨組環33は、ローラシャフト12の軸方向に延びる円筒部33aと、円筒部33aの大気側A端部から外径側C方向に延びる外向きフランジ部33bと、円筒部33aの密封流体側B端部から内径側D方向に延びる内向きフランジ部33cとを有している。
<保護環の説明>
保護環34は、内周側骨組環31のフランジ部31bに対し大気側A方向に所定間隔を存して対向するフランジ部34aと、フランジ部34aの内周部から密封流体側Bに向けてローラシャフト12の軸方向に延びる円筒部34bとを有している。
保護環34のフランジ部34aの外周部は、外周側骨組環33の外向きフランジ部33bの大気側A端面に当接され、外向きフランジ部33bの外周部から内径側D方向に折り返されたカシメ部33dにてカシメ固定されている。こうして、外周側骨組環33と保護環34とが一体的に結合される。
<外周側シール本体の説明>
外周側シール本体35は、ゴム状弾性体よりなり、外周側骨組環33における円筒部33aの外周面から内向きフランジ部33cの密封流体側B端面を経て内向きフランジ部33cの大気側A端面に亘って接着されている。
<内周側シール本体におけるリップの説明>
内周側シール本体32は、第1リップ41と第2リップ42と第3リップ43とを有している。
第1リップ41は、大気側A方向に突出され、保護環34の円筒部34bの端面に摺動可能に接触されている。
第2リップ42は、内径側D方向に進むにつれて大気側A寄りに傾いて延び、保護環34のフランジ部34aの密封流体側B端面に摺動可能に接触されている。
第3リップ43は、第2リップ42から外径側C方向に所定間隔で離間する位置で、内径側D方向に進むにつれて大気側A寄りに傾いて延び、保護環34のフランジ部34aの密封流体側B端面に摺動可能に接触されている。
<外周側シール本体におけるリップの説明>
外周側シール本体35は、第1リップ51と第2リップ52と第3リップ53と第4リップ54とを有している。
第1リップ51は、密封流体側Bに向けて延び、内周側骨組環31の円筒部31aの外周面に摺動可能に接触されている。なお、第1リップ51の外周側には、内径側D方向に締付力を付与するガータスプリング55が装着されている。
第2リップ52は、大気側Aに向けて延び、内周側骨組環31の円筒部31aの外周面に摺動可能に接触されている。
第3リップ53は、第2リップ52から更に大気側Aに向けて延び、同様に内周側骨組環31の円筒部31aの外周面に摺動可能に接触されている。
第4リップ54は、外周側骨組環33の内向きフランジ部33cの大気側A端面から大気側A方向に向けて延び、内周側骨組環31のフランジ部31bの密封流体側B端面に摺動可能に接触されている。
<ボス部の説明>
カラー本体15aには、環状空間26に突入される円筒状のボス部62が形成されている。このボス部62には、内周側シール部30aの軸孔29を通してシール14が圧入される。このボス部62の端面は、ブシュ13の鍔部28に突き当てられており、ローラ11からのスラスト荷重をボス部62の端面で受け止めるようにされている。こうして、ローラ11からのスラスト荷重をボス部62の端面で受け止める構成を採用することにより、ローラ11からのスラスト荷重を受け止める特別の機構を下転輪装置10の内部に設ける必要がなく、下転輪装置10の内部構造の簡素化を図ることができる。
<カラーのフランジ部の説明>
カラー15のフランジ部15bは、カラー本体15aから外径側C方向に向けて円周状に張り出されてローラ11の第1の段付き部23内に収まる大きさに形成されている。ここで、フランジ部15bの密封流体側B端面には、円環状の平坦部の略中央に同心の円環状の浅い溝80が設けられている。
このフランジ部15bは、ボス部62に圧入されたシール14の外側端面のうち内周側シール部30aの大気側Aに向けた端面に当接される。外側端面の他の部分、すなわち外周部シール部30bの大気側Aに向けた端面は、フランジ部15bとは所定の隙間を持って相対している。この相対しているフランジ部15aに溝80が形成されている。このフランジ部15bにより、シール14の全体を外部から遮断するように外側から覆うことができるとともに、ローラ11の第1の段付き部23による開口を塞ぐことができる。
<カラーの取付部の説明>
図1(b)に示されるように、カラー15の取付部15cは、カラー本体15aからトラックフレーム4の前後方向にブロック状に張り出されてなり、トラックフレーム4の下面に突き当てられる取付面63と、所要のボルト挿通孔64とを有している。ボルト挿通孔64を通してトラックフレーム4に螺合するボルト65の締め付けにより、取付部15cがトラックフレーム4に固定される。こうして、カラー本体15aに取付部15cを一体的に設ける構成を採用することにより、下転輪装置10の取付構造の簡素化を図ることができる。
次に、下転輪装置10の組立の手順について、図4〜図7を用いて以下に説明する。
<図4(a)参照:工順1の説明>
ローラ11の第1の軸孔17を上に向けるようにして、ローラ11を作業台WTの上に置く。次いで、ローラ11の第1の軸孔17の入口部分にブシュ13の円筒部27の先端部分を宛がい、ブシュ13の鍔部28の上に当てジグ70を載せて、当てジグ70を図示されないプレス機械等で押す。
<図4(b)参照:工順2の説明>
ブシュ13の鍔部28がローラ11の第3の段付き部25の奥面25aに突き当たるまで、プレス機械等による押込み力を当てジグ70(図4(a)参照)を介してブシュ13に作用させて、ブシュ13を第1の軸孔17に圧入する。
<図4(c)参照:工順3の説明>
ローラ11を上下に反転させて第2の軸孔18を上に向けるようにして作業台WTの上に置き、工順1,2と同様にして、ブシュ13を第2の軸孔18に圧入する。
<図5(a)参照:工順4の説明>
カラー15のボス部62を上に向けるようにして、カラー15を作業台WTの上に置く。
次いで、カラー15のフランジ部15bに対しシール14の外側端面を向かい合わせるように位置決めし、カラー15のボス部62の先端部分に、内周側シール部30aの軸孔29の入口部分を宛がい、内周側骨組環31の円筒部31aの上に当てジグ71を載せて、当てジグ71を図示されないプレス機械等で押す。
<図5(b)参照:工順5の説明>
シール14の外側端面、すなわち内周側シール部30aの外側端面および外周側シール部30bの外側端面の両方の端面がカラー15のフランジ部15bに突き当たるまで、プレス機械等による押込み力を当てジグ71(図5(a)参照)を介してシール14に作用させて、シール14をカラー15のボス部62に圧入する。
なお、カラー15のボス部62にシール14が圧入された状態のもの(以下、「シール圧入済みカラー72」という。)をローラ1個に対し2個準備しておく。
<図5(c)参照:工順6の説明>
一端側を上に向けたローラシャフト12の他端部分をカラー15の軸孔61の入口部分に宛がい、ローラシャフト12の一端面の上に当てジグ73を載せて、当てジグ73を図示されないプレス機械等で押す。
<図6(a)参照:工順7の説明>
ローラシャフト12の他端面が作業台に突き当たるまで、プレス機械等による押込み力を当てジグ73(図5(c)参照)を介してローラシャフト12に作用させて、ローラシャフト12の他端部をカラー15の軸孔61に圧入する。
<図6(b)参照:工順8の説明>
ローラ11において、第2の軸孔18に圧入されたブシュ13にローラシャフト12を通し、続いて第1の軸孔17に圧入されたブシュ13にローラシャフト12を通すようにして、ローラ11をローラシャフト12に嵌め込む。すると、ローラ11の他端側における第2の段付き部24にシール14が圧入可能な状態となる。
次に、予め準備しておいたもう一つのシール圧入済みカラー72におけるカラー15の軸孔61の入口部分をローラシャフト12の一端部分に宛がい、カラー15の上に当てジグ75を載せて、当てジグ75を図示されないプレス機械等で押す。
このようにして、カラー15をローラシャフト12に圧入すると同時に、以下のようにローラ11をローラシャフトに圧入する。第2の軸孔18に圧入されたブシュ13の鍔部28がカラー15のボス部62の端面に突き当たるまで、つまりブシュ13とカラー15との隙間が0になるまで、プレス機械等による押込み力を当てジグ74を介してローラ11に作用させて、ローラ11にシール14を圧入する。
<図7(a)参照:工順9の説明>
当てジグ74(図6(b)参照)がローラシャフト12の一端面に突き当たるまで、プレス機械等による押込み力を当てジグ74を介してシール圧入済みカラー72に作用させて、ローラシャフト12の一端部にシール圧入済みカラー72を圧入する。すると、ローラ11の一端側における第2の段付き部24にシール14が圧入される。
<図7(b)参照:工順10の説明>
ローラ11の給油用螺子孔21を通して油溜め部20に潤滑油を注入後、給油用螺子孔21にプラグ螺子22をねじ込み栓をして、下転輪装置10の組立が完了する。
<本実施形態の下転輪装置の作用効果の説明>
本実施形態の下転輪装置10においては、カラー15のボス部62に圧入されたシール14の外側端面、すなわち内周側シール部30aの大気側Aに向けた端面にカラー15のフランジ部15bが当接される。これにより、内周側シール部30aと外周側シール部30bとのシール摺接部分への土砂等の侵入をカラー15のフランジ部15bによって阻止することができる。したがって、シール摺接部分への土砂等の侵入に起因するシール14の摩耗を抑えることができ、シール14の寿命を向上させることができる。
また、工順8〜工順10(図6(b)(c)〜図7(a)参照)において、シール14をローラ11の第2の段付き部24に圧入する際には、内周側シール部30aの大気側Aに向けた端面がカラー15のフランジ部15bで押される。これにより、カラー15のフランジ部15bからシール14の外側端面全体に均等な押込み力を付与することができる。したがって、特別な工具等を用いることなく、ローラ11の第2の段付き部24にシール14をスムーズに圧入することができ、装置の組立性を向上させることができる。
さらに、シール14をローラ11とローラシャフト12との間の環状空間26に組み込む際には、シール14の内周側シール部30aの端面のみがカラー15のフランジ部15bで押される。これにより、外周側シール部30bには負荷が加わらないので、外周側シール部30bと内周側シール部30aとの適切な相対的配置が保たれる。したがって、外周側シール部30bと内周側シール部30aとの間が適切にシールされる。
また、カラー15のフランジ部15bには、シール14の外側端面に当接する側に円周方向の溝80が形成されるので、シール14の外側端面のうち回転側(外周側シール部30b)がカラー15のフランジ部15bと組立過程で当たってシール14が変形・損傷するのを防ぐことができる(走行時にも同じ効果がある。)。
以上、本発明の転輪装置について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の転輪装置は、シールの寿命向上と装置の組立性の向上とを共に図ることができるという特性を有していることから、油圧ショベルやブルドーザ等の作業車両に装備される履帯式走行装置の上下の転輪装置の用途に好適に用いることができる。
1 履帯式走行装置
4 トラックフレーム
8 履帯
10 下転輪装置
11 ローラ
12 ローラシャフト
14 シール
15 カラー
15b フランジ部
15c 取付部
26 環状空間
30a 内周側シール部
30b 外周側シール部
62 ボス部
80 溝

Claims (3)

  1. 履帯に接触して転動するローラと、前記ローラを回転可能に支持するローラシャフトと、前記ローラと前記ローラシャフトとの間の環状空間に組み込まれるシールとを備えて構成される転輪装置において、
    前記シールは、内周側に配される内周側シール部と、外周側に配され前記ローラに圧入される外周側シール部とが互いに摺接可能に組み合わされてなり、
    前記ローラシャフトに装着されるカラーを備え、
    前記カラーは、前記内周側シール部が圧入されるボス部と、前記内周側シール部の外側端面に当接するフランジ部とを有し、
    前記外周側シール部の端面と前記フランジ部との間には隙間が形成され、かつ前記フランジ部には、前記外周側シール部に対向する側に円周方向の溝が形成される
    ことを特徴とする転輪装置。
  2. 前記カラーには、当該転輪装置の取付相手部材であるトラックフレームに固定される取付部が一体的に設けられる請求項1に記載の転輪装置。
  3. 前記ローラからのスラスト荷重が前記ボス部の端面で受け止められる請求項1または2に記載の転輪装置。
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