JP6811772B2 - 履帯式走行車両の下転輪 - Google Patents

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Description

本発明は、履帯式走行車両の下転輪に関する。
従来、ブルドーザ及び油圧ショベルなどの履帯式走行車両が、不整地の作業に用いられている。履帯式走行車両は、履帯、スプロケット、アイドラ、上転輪及び下転輪などによって構成される履帯式走行体を有する。履帯は、スプロケット、アイドラ、上転輪及び下転輪の周囲に巻き回される。
特許文献1では、シャフト、ローラシェル、一対のブシュ及び一対の保持リングを有する下転輪が提案されている。各ブシュと各保持リングは、シャフトを中心としてローラシェルとともに回転する。各ブシュは、ローラシェルの内側に圧入される。各保持リングは、ローラシェルの内周面に設けられた溝に取り付けられる。各ブシュは、シャフトの軸方向に移動しないように、シャフトの中央フランジと各保持リングとの間に挟まれている。ローラシェルにかかる方向の荷重は、各ブシュを介して、シャフトの中央フランジと各保持リングとによって受け止められる。
特開平8−230729号公報
しかしながら、特許文献1の下転輪では、シャフトに中央フランジがあるため、ローラシェルを構成する部品点数が多く、組み立てが煩雑であるという問題があった。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、簡素な構造の下転輪を提供することを目的とする。
第1の態様に係る下転輪は、円筒状のローラシェルと、シャフトと、第1リテーナと、第2リテーナと、第1保持リングと、第2保持リングとを備える。シャフトが、ローラシェルに挿通される。第1リテーナは、シャフトの外周に圧入され、ローラシェルの第1端面に当接する。第2リテーナは、シャフトの外周に圧入され、ローラシェルの第2端面に当接する。第1保持リングは、シャフトの外周に取り付けられ、第1リテーナを固定する。第2保持リングは、シャフトの外周に取り付けられ、第2リテーナを固定する。
第2の態様に係る下転輪は、第1の態様に係り、ローラシェルは、ローラシェル本体と、第1ブシュと、第2ブシュとを有する。ローラシェル本体は、挿通孔を有する。第1ブシュは、第1筒部と、第1筒部より径方向外側に張り出す第1フランジ部とを含む。第1ブシュは、挿通孔に圧入され、第1フランジ部において第1リテーナに当接する。第2ブシュは、第2筒部と、第2筒部より径方向外側に張り出す第2フランジ部とを含む。第2ブシュは、挿通孔に圧入され、第2フランジ部において第2リテーナに当接する。
第3の態様に係る下転輪は、第1又は第2の態様に係り、シャフトは、一端部に第1保持リングを取り付ける第1環状溝と、他端部に第2保持リングを取り付ける第2環状溝とを有する。
第4の態様に係る下転輪は、第1乃至3のいずれかの態様に係り、第1取り付け具と、第2取り付け具とを備える。第1取り付け具は、シャフトの第1端部に取り付けられ、第1リテーナから離れている。第2取り付け具は、シャフトの第2端部に取り付けられ、第2リテーナから離れている。
第5の態様に係る下転輪は、第1乃至第4の態様に係り、第1リテーナ及び第2リテーナそれぞれは、シャフトの外周面と接触する内周面と、内周面に対して略垂直に設けられる外表面とを有する。
第6の態様に係る下転輪は、第1乃至第5の態様に係り、第1リテーナ及び第2リテーナそれぞれは、円環状に形成される。
第7の態様に係る下転輪は、円筒状のローラシェルと、シャフトと、第1リテーナと、第2リテーナと、第1保持リングと、第2保持リングと、第1シールアセンブリと、第2シールアセンブリとを備える。シャフトが、ローラシェルに挿通される。第1リテーナは、シャフトの外周に圧入され、ローラシェルの第1端面に当接する。第2リテーナは、シャフトの外周に圧入され、ローラシェルの第2端面に当接する。第1保持リングは、シャフトの外周に取り付けられ、第1リテーナを固定する。第2保持リングは、シャフトの外周に取り付けられ、第2リテーナを固定する。第1シールアセンブリは、ローラシェルと第1リテーナとの間に封入される。第2シールアセンブリは、ローラシェルと第2リテーナとの間に封入される。
第8の態様に係る下転輪は、挿通孔を有するローラシェル本体と、挿通孔に圧入され、中空部を持つブシュと、中空部に挿通されるシャフトと、シャフトの一端部の外周に圧入され、ブシュに当接するリテーナと、シャフトの外周に取り付けられ、シャフトの軸方向におけるリテーナの動きを止める保持リングとを備える。
第9の態様に係る下転輪は、第8の態様に係り、内側シールと外側シールとを有するシールアセンブリをさらに備える。リテーナは、シャフトが圧入されるボスを有する。シールアセンブリは、ボスの外側に配置される。
本発明によれば、簡素な構造の下転輪を提供することができる。
本実施形態に係るブルドーザの側面図 本実施形態に係る下転輪の斜視図 本実施形態に係る下転輪の分解斜視図 図2のA−A断面図
(ブルドーザ1の構成)
本実施形態に係るブルドーザ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、ブルドーザ1の側面図である。
ブルドーザ1は、車両本体2、ブレード装置3及び履帯式走行装置4を備える。車両本体2は、履帯式走行装置4によって支持される。ブレード装置3は、車両本体2の前方に配置される。
履帯式走行装置4は、トラックフレーム5、スプロケット6、アイドラ7、履帯8、上転輪9及び下転輪10を有する。トラックフレーム5は、履帯式走行装置4の骨組みを構成する。スプロケット6は、車両本体2の後端部に取り付けられる。アイドラ7は、トラックフレーム5の前端部に取り付けられる。履帯8は、スプロケット6とアイドラ7に巻き回される。
上転輪9は、トラックフレーム5の上面に取り付けられる。上転輪9は、履帯8が自重で垂れ下がらないように履帯8を下方から支える。下転輪10は、トラックフレーム5の下面に取り付けられる。下転輪10は、車体重量を分散して履帯8に伝える。
(下転輪10の構成)
本実施形態に係る下転輪10の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、下転輪10の斜視図である。図3は、下転輪10の分解斜視図である。
下転輪10は、ローラシェル11、シャフト12、第1及び第2取り付け具13a,13b、第1及び第2リテーナ14a,14b、第1及び第2保持リング15a,15b及び第1及び第2シールアセンブリ16a,16bを備える。
なお、以下の説明では、シャフト12の中心軸AXに平行な方向を「軸方向」と称し、シャフト12の中心軸AXに垂直な方向を「径方向」と称する。
(1)ローラシェル11
ローラシェル11は、全体として円筒状に形成される。ローラシェル11は、シャフト12の中心軸AXを中心として、履帯8とともに回転する。ローラシェル11は、ローラシェル本体11a、第1ブシュ11b及び第2ブシュ11cを有する。
ローラシェル本体11aは、円筒状に形成される。ローラシェル本体11aは、第1フランジ部31、第2フランジ部32及び環状凹部33を有する。第1フランジ部31は、ローラシェル本体11aの一端部に形成される。第2フランジ部32は、ローラシェル本体11aの他端部に形成される。環状凹部33は、ローラシェル本体11aの中央部に形成される。
ローラシェル本体11aは、第1ガイド面S1、第2ガイド面S2及び挿通孔S3を有する。第1ガイド面S1は、第1フランジ部31と環状凹部33の間に形成される。第2ガイド面S2は、第2フランジ部32と環状凹部33の間に形成される。第1ガイド面S1及び第2ガイド面S2は、第1フランジ部31と第2フランジ部32の間において履帯8のリンクをガイドする。挿通孔S3は、ローラシェル本体11aの軸心に沿って形成される。挿通孔S3には、シャフト12が挿通される。
ローラシェル本体11aは、第1端面S4及び第2端面S5を有する。第1端面S4は、第1リテーナ14aと対向する。第2端面S5は、第2リテーナ14bと対向する。
第1ブシュ11bは、ローラシェル本体11aの一端部から挿通孔S3に挿入される。第1ブシュ11bは、挿通孔S3に圧入される。第1ブシュ11bは、ローラシェル本体11aと共に回転する。
第1ブシュ11bは、第1筒部111と第1フランジ部112とを有する。第1筒部111は、中空の筒状に形成される。第1フランジ部112は、第1筒部111の軸方向外側の端部に連なる。第1フランジ部112は、第1筒部111外周より径方向外側に張り出す円環状に形成されるスラスト鍔である。第1筒部111と第1フランジ部112は、それぞれ金属材料(例えば、鉛青銅鋳物(LBC)など)によって構成される。第1筒部111と第1フランジ部112は、それぞれ同じ金属材料によって一体的に構成されている。第1筒部111と第1フランジ部112は、互いに異なる金属材料によって別々に構成されていてもよい。
第2ブシュ11cは、ローラシェル本体11aの他端部から挿通孔S3に挿入される。第2ブシュ11cは、挿通孔S3に圧入される。第2ブシュ11cは、ローラシェル本体11aと共に回転する。
第2ブシュ11cは、第2筒部113と第2フランジ部114とを有する。第2筒部113は、中空の筒状に形成される。第2フランジ部114は、第2筒部113の軸方向外側の端部に連なる。第2フランジ部114は、第2筒部113外周より径方向外側に張り出す円環状に形成されるスラスト鍔である。第2筒部113と第2フランジ部114は、それぞれ金属材料(例えば、鉛青銅鋳物(LBC)など)によって構成される。第2筒部113と第2フランジ部114は、それぞれ同じ金属材料によって一体的に構成されている。第2筒部113と第2フランジ部114は、互いに異なる金属材料によって別々に構成されていてもよい。
(2)シャフト12
シャフト12は、棒状に形成される。シャフト12は、ローラシェル11の挿通孔S3に挿通される。シャフト12は、ローラシェル11の回転中心軸である。シャフト12は、円柱部12a、第1端部12b及び第2端部12cを有する。
円柱部12aは、円柱状に形成される。円柱部12aは、表面T0を有する。円柱部12aは、全体的に一様な外径を有する。表面T0は、円柱部12aの柱面である。円柱部12aは、ローラシェル11の内側に配置される。
円柱部12aの一端部は、ローラシェル11のうち第1ブシュ11bの内側に配置される。円柱部12aの一端部は、第1ブシュ11bの中空部に挿通される。円柱部12aの一端部には、第1保持リング15aを取り付けるための第1環状溝T1が形成されている。円柱部12aの他端部は、ローラシェル11のうち第2ブシュ11cの内側に配置される。円柱部12aの他端部は、第1ブシュ11bの中空部に挿通される。円柱部12aの他端部には、第2保持リング15bを取り付けるための第2環状溝T2が形成されている。
第1端部12bは、円柱部12aの一端部に連なる。第1端部12bは、ローラシェル11の一端部から軸方向外側に突出する。第1端部12bは、取り付け面T3を有する。取り付け面T3は、下転輪10がトラックフレーム5に取り付けられた場合、トラックフレーム5の下面と対向する。
第2端部12cは、円柱部12aの他端部に連なる。第2端部12cは、ローラシェル11の他端部から軸方向外側に突出する。第2端部12cは、取り付け面T4を有する。取り付け面T4は、下転輪10がトラックフレーム5に取り付けられた場合、トラックフレーム5の下面と対向する。
シャフト12の内部には、オイルラインT5が形成されている。オイルラインT5の入口は、第1端部12bの端面に設けられる。オイルラインT5の入口は、プラグ36によって封止される。
(3)第1及び第2取り付け具13a,13b
第1取り付け具13aは、シャフト12の第1端部12bをトラックフレーム5に固定するための部材である。第1取り付け具13aは、Ω型に形成される。第1取り付け具13aは、挿入凹部U1及び一対の固定孔U2,U2を有する。
挿入凹部U1には、シャフト12の第1端部12bが嵌め合わされる。各固定孔U2には、固定具(例えば、ボルトなど)が挿通される。第1取り付け具13aは、各固定孔U2に挿通される固定具によって、トラックフレーム5の下面に固定される。
第2取り付け具13bは、シャフト12の第2端部12cをトラックフレーム5に固定するための部材である。第2取り付け具13bは、Ω型に形成される。第2取り付け具13bは、挿入凹部U3及び一対の固定孔U4,U4を有する。
挿入凹部U3には、シャフト12の第2端部12cが嵌め合わされる。第2取り付け具13bは、ピン35によってシャフト12に対する位置が決められる。各固定孔U4には、固定具(例えば、ボルトなど)が挿通される。第2取り付け具13bは、各固定孔U4に挿通される固定具によって、トラックフレーム5の下面に固定される。
(4)第1及び第2リテーナ14a,14b
第1リテーナ14aは、第1シールアセンブリ16aを封入するための部材である。第1リテーナ14aは、ローラシェル11からの軸方向の荷重を受けることができる。第1リテーナ14aは、円環状に形成される。第1リテーナ14aは、シャフト12の外周に圧入される。第1リテーナ14aは、挿通孔V1、内周面V2、外表面V3及びボスBを有する。
挿通孔V1には、シャフト12のうち円柱部12aの一端部が圧入される。内周面V2は、挿通孔V1の内側の表面である。内周面V2は、シャフト12のうち円柱部12aの表面T0と接触する。外表面V3は、第1リテーナ14aの主面(板面)である。外表面V3は、内周面V2に対して略垂直である。外表面V3は、第1取り付け具13aと対向する。外表面V3は、第1取り付け具13aから離れている。ボスBは、内周面V2を含む筒状部位である。ボス部Bには、シャフト12が圧入される。
第2リテーナ14bは、第2シールアセンブリ16bを封入するための部材である。第2リテーナ14bは、ローラシェル11からの軸方向の荷重を受けることができる。第2リテーナ14bは、円環状に形成される。第2リテーナ14bは、シャフト12の外周に圧入される。第2リテーナ14bは、挿通孔V4、内周面V5、外表面V6及びボスBを有する。
挿通孔V4には、シャフト12のうち円柱部12aの他端部が圧入される。内周面V5は、挿通孔V4の内側の表面である。内周面V5は、シャフト12のうち円柱部12aの表面T0と接触する。外表面V6は、第2リテーナ14bの主面(板面)である。外表面V6は、内周面V5に対して略垂直である。外表面V6は、第2取り付け具13bと対向する。外表面V6は、第2取り付け具13bから離れている。
第2リテーナ14bの内表面には、図3に示すように、第1環状凹部P1と第2環状凹部P2が形成されている。第1環状凹部P1は、径方向においてボス部Bの外側に形成される。第1環状凹部P1は、径方向において第2環状凹部P2の内側に形成される。第1環状凹部P1には、第1シールアセンブリ16aの一部が収容される。第2環状凹部P2は、径方向において第1環状凹部P1の外側に形成される。ボスBは、内周面V5と第1環状凹部P1の間の筒状部位である。ボス部Bには、シャフト12が圧入される。
なお、図3では図示されていないが、第2リテーナ14bと同様に、第1リテーナ14aの内表面にも、第1環状凹部P1と第2環状凹部P2が形成されている。
(5)第1及び第2保持リング15a,15b
第1保持リング15aは、第1リテーナ14aをシャフト12に固定するための部材である。第1保持リング15aは、シャフト12の軸方向における第1リテーナ14aの動きを止めることによって、第1リテーナ14aがシャフト12から軸方向外側に外れることを抑制するための止め輪である。
第1保持リング15aは、C形状に形成される。第1保持リング15aは、シャフト12のうち円柱部12aに形成された第1環状溝T1に取り付けられる。
第2保持リング15bは、第2リテーナ14bをシャフト12に固定するための部材である。第2保持リング15bは、シャフト12の軸方向における第2リテーナ14bの動きを止めることによって、第1リテーナ14aがシャフト12から軸方向外側に外れることを抑制するための止め輪である。
第2保持リング15bは、C形状に形成される。第2保持リング15bは、シャフト12のうち円柱部12aに形成された第2環状溝T2に取り付けられる。
(6)第1及び第2シールアセンブリ16a,16b
第1シールアセンブリ16aは、ローラシェル11と第1リテーナ14aの間に封入される。第1シールアセンブリ16aは、径方向において第1リテーナ14aのボス部Bの外側に配置される。第1シールアセンブリ16aは、第1内側シール17、第1内側Oリング18、第1外側シール19及び第1外側Oリング20から構成される。
第1内側シール17は、断面L字の円環状に形成される。第1内側シール17は、金属材料(例えば、鋳鉄など)によって構成される。第1内側Oリング18は、円環状に形成される。第1内側Oリング18は、第1内側シール17の径方向外側に嵌め合わされる。第1内側Oリング18は、弾性部材(例えば、ゴムなど)によって構成される。第1内側シール17と第1内側Oリング18は、第1リテーナ14aの第1環状凹部P1内に配置される。
第1外側シール19は、断面L字の円環状に形成される。第1外側シール19は、金属材料(例えば、鋳鉄など)によって構成される。第1外側Oリング20は、円環状に形成される。第1外側Oリング20は、第1外側シール19の径方向外側に嵌め合わされる。第1外側Oリング20は、弾性部材(例えば、ゴムなど)によって構成される。第1外側シール19と第1外側Oリング20は、ローラシェル本体11aの第1端面S4に形成された第1環状凹部S6に配置される。
第2シールアセンブリ16bは、ローラシェル11と第2リテーナ14bの間に封入される。第2シールアセンブリ16bは、径方向において第2リテーナ14bのボス部Bの外側に配置される。第2シールアセンブリ16bは、第2内側シール21、第2内側Oリング22、第2外側シール23及び第2外側Oリング24から構成される。
第2内側シール21は、断面L字の円環状に形成される。第2内側シール21は、金属材料(例えば、鋳鉄など)によって構成される。第2内側Oリング22は、円環状に形成される。第2内側Oリング22は、第2内側シール21の径方向外側に嵌め合わされる。第2内側Oリング22は、弾性部材(例えば、ゴムなど)によって構成される。第2内側シール21と第2内側Oリング22は、第2リテーナ14bの第1環状凹部P1内に配置される。
第2外側シール23は、断面L字の円環状に形成される。第2外側シール23は、金属材料(例えば、鋳鉄など)によって構成される。第2外側Oリング24は、円環状に形成される。第2外側Oリング24は、第2外側シール23の径方向外側に嵌め合わされる。第2外側Oリング24は、弾性部材(例えば、ゴムなど)によって構成される。第2外側シール23と第2外側Oリング24は、ローラシェル本体11aの第2端面S5に形成された第2環状凹部S8に配置される。
(下転輪10の内部構造)
本実施形態に係る下転輪10の内部構造について、図面を参照しながら説明する。図4は、図2のA−A断面図である。
ローラシェル11、第1内側シール17、第1内側Oリング18、第2内側シール21及び第2内側Oリング22は、シャフト12に対して回転する“回転側部材”である。
シャフト12、第1及び第2取り付け具13a,13b、第1及び第2リテーナ14a,14b、第1及び第2保持リング15a,15b、第1外側シール19、第1外側Oリング20、第2外側シール23及び第2外側Oリング24は、トラックフレーム5に対して固定された“固定側部材”である。
ローラシェル11の第1ブシュ11bと第2ブシュ11cは、シャフト12に対して摺動可能である。第1ブシュ11bのうち第1フランジ部112は、軸方向外側に位置する第1リテーナ14aのボスBに当接する。第2ブシュ11cのうち第2フランジ部114は、軸方向外側に位置する第2リテーナ14bのボスBに当接する。
第1リテーナ14aと第2リテーナ14bは、シャフト12に圧入されている。第1リテーナ14aは、軸方向外側に位置する第1保持リング15aに当接する。第2リテーナ14bは、軸方向外側に位置する第2保持リング15bに当接する。
このように、ローラシェル11が、第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bによって挟まれ、かつ、第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bが第1保持リング15a及び第2保持リング15bによって固定されている。そのため、履帯8からローラシェル11に伝わるスラスト荷重は、第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bのシャフト12に対する圧入力と、第1保持リング15a及び第2保持リング15bの第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bに対する保持力とによって受け止められる。
図4に示すように、ローラシェル本体11aの第1端面S4には、第1環状凹部S6と第1環状凸部S7が形成されている。
ローラシェル本体11aの第1環状凹部S6は、径方向において第1ブシュ11bの外側に形成される。ローラシェル本体11aの第1環状凹部S6は、軸方向において第1リテーナ14aの第1環状凹部P1と連なる。これによって、第1シールアセンブリ16aを収容する空間が形成される。ローラシェル本体11aの第1環状凹部S6には、第1内側シール17と第1内側Oリング18が収容される。第1リテーナ14aの第1環状凹部P1には、第1外側シール19と第1外側Oリング20が収容される。
ローラシェル本体11aの第1環状凸部S7は、径方向において第1環状凹部S6の外側に形成される。ローラシェル本体11aの第1環状凸部S7は、第1リテーナ14aの第2環状凹部P2に挿入される。これによって、ローラシェル11と第1リテーナ14aとの間にラビリンス構造が形成されるため、ローラシェル11と第1リテーナ14aの隙間に外部から砂や塵が侵入することを抑制できる。
図4に示すように、ローラシェル本体11aの第2端面S5には、第2環状凹部S8と第2環状凸部S9が形成されている。
ローラシェル本体11aの第2環状凹部S8は、径方向において第2ブシュ11cの外側に形成される。ローラシェル本体11aの第2環状凹部S8は、軸方向において第2リテーナ14bの第1環状凹部P1と連なる。これによって、第2シールアセンブリ16bを収容する空間が形成される。ローラシェル本体11aの第2環状凹部S8には、第2内側シール21と第2内側Oリング22が収容される。第2リテーナ14bの第1環状凹部P1には、第2外側シール23と第2外側Oリング24が収容される。
ローラシェル本体11aの第2環状凸部S9は、径方向において第2環状凹部S8の外側に形成される。ローラシェル本体11aの第2環状凸部S9は、第2リテーナ14bの第2環状凹部P2に挿入される。これによって、ローラシェル11と第2リテーナ14bとの間にラビリンス構造が形成されるため、ローラシェル11と第2リテーナ14bの隙間に外部から砂や塵が侵入することを抑制できる。
図4に示すように、ローラシェル本体11aの内部には、第1オイルラインS10、第2オイルラインS11及びオイル溜まりS12が形成されている。第1オイルラインS10及び第2オイルラインS11は、ローラシェル本体11a内の円柱状の空間部である。第1オイルラインS10は、第1環状凹部S6とオイル溜まりS12に連なる。第2オイルラインS11は、第2環状凹部S8とオイル溜まりS12に連なる。シャフト12のオイルラインT5から注入される潤滑油は、シャフト12の内部及び表面に形成されたオイルライン(不図示)と第1リテーナ14aのボスBに形成された切り欠きP3とを介して、第1環状凹部S6に供給される。第1環状凹部S6に供給された潤滑油は、第1オイルラインS10、オイル溜まりS12、第2オイルラインS11及び第2環状凹部S8へと順次供給される。
(下転輪10の組み立て方法)
次に、図2乃至図4を参照しながら、下転輪10の組み立て方法について説明する。
まず、ローラシェル本体11aの挿通孔S3に第1ブシュ11bの第1筒部111を圧入するとともに、ローラシェル本体11aの挿通孔S3に第2ブシュ11bの第2筒部113を圧入する。第1及び第2筒部111、113を圧入すると、第1及び第2フランジ部112、114は、ローラシェル本体11aに当接する。
次に、第1ブシュ11bの第1筒部111と第2ブシュ11bの第2筒部113の内側にシャフト12を挿通する。
次に、ローラシェル本体11aの第1環状凹部S6に、第1内側シール17と第1内側Oリング18を収容するとともに、ローラシェル本体11aの第2環状凹部S8に、第2内側シール21と第2内側Oリング22を収容する。
次に、第1リテーナ14aの第1環状凹部P1に、第1外側シール19と第1外側Oリング20を収容するとともに、第2リテーナ14bの第1環状凹部P1に、第2外側シール23と第2外側Oリング24を収容する。
次に、第1リテーナ14aをローラシェル11に当接させた状態で、第1保持リング15aをシャフト12の第1環状溝T1に取り付けるとともに、第2リテーナ14bをローラシェル11に当接させた状態で、第2保持リング15bをシャフト12の第2環状溝T2に取り付ける。
そして、第1及び第2取り付け具13a,13bを用いて、組立体をトラックフレーム5に固定する。
(特徴)
(1)下転輪10は、ローラシェル11、第1リテーナ14a、第2リテーナ14b、第1保持リング15a及び第2保持リング15bを備える。第1リテーナ14aは、シャフト12の外周に圧入され、ローラシェル11の第1端面S4に当接する。第2リテーナ14bは、シャフト12の外周に圧入され、ローラシェル11の第2端面S5に当接する。第1保持リング15aは、第1リテーナ14aの外側においてシャフト12の外周に取り付けられ、第1リテーナ14aを固定する。第2保持リング15bは、シャフト12の外周に取り付けられ、第2リテーナ14bを固定する。
従って、第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bのシャフト12に対する圧入力と、第1保持リング15a及び第2保持リング15bの第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bに対する保持力とによって、履帯8からローラシェル11に伝わるスラスト荷重を受け止めることができる。そのため、シャフト12に中央フランジを設ける必要がないため、シャフト12の外形を簡素化できるとともに、部品点数を削減して組み立てやすくすることができる。
(2)ローラシェル11は、ローラシェル本体11aと、第1ブシュ11bと、第2ブシュ11cとを有する。ローラシェル本体11aは、挿通孔S3を有する。第1ブシュ11bは、第1筒部111と第1フランジ部112とを備える。第1ブシュ11bは、挿通孔S3に圧入され、第1リテーナ14aに当接する。第2ブシュ11cは、第2筒部113と第2フランジ部114とを備える。第2ブシュ11cは、挿通孔S3に圧入され、第2フランジ部114において第2リテーナ14bに当接する。
履帯8からローラシェル11に伝わるスラスト荷重は、ローラシェル本体11aから第1ブシュ11bまたは第2ブシュ11cを介して、第1リテーナ14aまたは第2リテーナ14bに伝わる。これにより、シャフト12の外形を簡素化できるので、ローラシェルに含まれる部品点数を削減して組み立てやすくすることができる。
(3)シャフト12の第1端部12bに取り付けられる第1取り付け具13aは、第1リテーナ14aから離れており、シャフト12の第2端部12cに取り付けられる第2取り付け具13bは、第2リテーナ14bから離れている。
従って、消耗品であるローラシェル11を必要に応じて交換するとともに、第1取り付け具13aと第2取り付け具13bを再利用することができる。
(4)第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bそれぞれは、円環状に形成されている。
従って、第1リテーナ14a及び第2リテーナ14bそれぞれを鍛造によって作製することができるため、第1リテーナ14aのうち第1ブシュ11bとの当接面及び第2リテーナ14bのうち第2ブシュ11cとの当接面における表面粗さを小さくすることができる。そのため、第1リテーナ14aと第1ブシュ11bとの摺動抵抗、及び第2リテーナ14bと第2ブシュ11cとの摺動抵抗を低減させることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、履帯式走行車両の一例としてブルドーザ1の構成について説明したが、本発明に係る下転輪は油圧ショベルなどにも適用可能である。
10 下転輪
11 ローラシェル
11a ローラシェル本体
11b、11c 第1ブシュ及び第2ブシュ
12 シャフト
13a,13b 第1及び第2取り付け具
14a,14b 第1及び第2リテーナ
15a,15b 第1及び第2保持リング
16a,16b 第1及び第2シールアセンブリ
111 第1筒部
112 第1フランジ部
113 第2筒部
114 第2フランジ部
B ボス
T1 第1環状溝
T2 第2環状溝

Claims (9)

  1. 円筒状のローラシェルと、
    前記ローラシェルに挿通されるシャフトと、
    前記シャフトの外周に圧入される第1リテーナと、
    前記シャフトの外周に圧入される第2リテーナと、
    前記シャフトの外周に取り付けられ、前記第1リテーナを固定する第1保持リングと、
    前記シャフトの外周に取り付けられ、前記第2リテーナを固定する第2保持リングと、
    を備え、
    前記第1リテーナ及び前記第2リテーナのそれぞれは、シールアセンブリの一部を収容する第1環状凹部と、前記第1環状凹部の径方向外側に形成され、前記ローラシェルに対向する第2環状凹部とを有
    前記シャフトは、前記ローラシェル、前記第1リテーナ及び前記第2リテーナと接触する円柱部を有し、
    前記円柱部は、一様な外径の円柱状に形成される、
    履帯式走行車両の下転輪。
  2. 前記ローラシェルは、
    挿通孔を有するローラシェル本体と、
    第1筒部と、前記第1筒部より径方向外側に張り出す第1フランジ部とを含み、前記挿通孔に圧入され、前記第1フランジ部において前記第1リテーナに当接する第1ブシュと、
    第2筒部と、前記第2筒部より径方向外側に張り出す第2フランジ部とを含み、前記挿通孔に圧入され、前記第2フランジ部において前記第2リテーナに当接する第2ブシュと、
    を有する請求項1に記載の履帯式走行車両の下転輪。
  3. 前記シャフトは、一端部に前記第1保持リングを取り付ける第1環状溝と、他端部に前記第2保持リングを取り付ける第2環状溝とを有する、
    請求項1又は2に記載の履帯式走行車両の下転輪。
  4. 前記シャフトの第1端部に取り付けられ、前記第1リテーナから離れた第1取り付け具と、
    前記シャフトの第2端部に取り付けられ、前記第2リテーナから離れた第2取り付け具と、
    を備える請求項1乃至3のいずれかに記載の履帯式走行車両の下転輪。
  5. 前記第1リテーナ及び前記第2リテーナそれぞれは、
    前記シャフトの外周面と接触する内周面と、
    前記内周面に対して略垂直に設けられる外表面と、
    を有する請求項1乃至4のいずれかに記載の履帯式走行車両の下転輪。
  6. 前記第1リテーナ及び前記第2リテーナそれぞれは、円環状に形成される、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の履帯式走行車両の下転輪。
  7. 円筒状のローラシェルと、
    前記ローラシェルに挿通されるシャフトと、
    前記シャフトの外周に圧入される第1リテーナと、
    前記シャフトの外周に圧入される第2リテーナと、
    前記シャフトの外周に取り付けられ、前記第1リテーナを固定する第1保持リングと、
    前記シャフトの外周に取り付けられ、前記第2リテーナを固定する第2保持リングと、
    前記ローラシェルと前記第1リテーナとの間に封入される第1シールアセンブリと、
    前記ローラシェルと前記第2リテーナとの間に封入される第2シールアセンブリと、
    を備え、
    前記第1リテーナは、前記第1シールアセンブリの一部を収容する第1環状凹部と、前記第1環状凹部の外周側に形成され、前記ローラシェルに対向する第2環状凹部とを含み、
    前記第2リテーナは、前記第2シールアセンブリの一部を収容する第3環状凹部と、前記第3環状凹部の外周側に形成され、前記ローラシェルに対向する第4環状凹部とを有
    前記シャフトは、前記ローラシェル、前記第1リテーナ及び前記第2リテーナと接触する円柱部を有し、
    前記円柱部は、一様な外径の円柱状に形成される、
    履帯式走行車両の下転輪。
  8. 挿通孔を有するローラシェル本体と、
    前記挿通孔に圧入され、中空部を持つブシュと、
    前記中空部に挿通されるシャフトと、
    前記シャフトの外周に圧入されるリテーナと、
    前記シャフトの外周に取り付けられ、前記シャフトの軸方向における前記リテーナの動きを止める保持リングと、
    を備え、
    前記リテーナは、シールアセンブリの一部を収容する第1環状凹部と、前記第1環状凹部の径方向外側に形成され、前記ローラシェル本体に対向する第2環状凹部とを有
    前記シャフトは、前記ブシュ及び前記リテーナと接触する円柱部を有し、
    前記円柱部は、一様な外径の円柱状に形成される、
    履帯式走行車両の下転輪。
  9. 前記リテーナは、前記シャフトが圧入されるボスを有し、
    前記シールアセンブリは、内側シールと外側シールとを有しており、前記ボスの外側に配置される、
    請求項8に記載の履帯式走行装置の下転輪。
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