JP5078771B2 - 部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置 - Google Patents

部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置

Info

Publication number
JP5078771B2
JP5078771B2 JP2008165244A JP2008165244A JP5078771B2 JP 5078771 B2 JP5078771 B2 JP 5078771B2 JP 2008165244 A JP2008165244 A JP 2008165244A JP 2008165244 A JP2008165244 A JP 2008165244A JP 5078771 B2 JP5078771 B2 JP 5078771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
embossed
type
component
component packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008165244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010010238A (ja
Inventor
明 伊藤
壮志 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2008165244A priority Critical patent/JP5078771B2/ja
Publication of JP2010010238A publication Critical patent/JP2010010238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5078771B2 publication Critical patent/JP5078771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本発明は、テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプが、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプであるか、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプであるかを自動的に判別する部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置に関する発明である。
部品実装機に電子部品を供給するテープフィーダには、部品包装テープをセットするようになっている。この部品包装テープは、キャリアテープに多数の部品を一列に収容してトップテープでカバーして構成したものであり、例えば、特許文献1(WO2005/101944号公報)、特許文献2(特開平10−56294号公報)、特許文献3(特開平10−322097号公報)に記載されているように、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプのテープと、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプのテープ(パンチテープと呼ばれている)があり、どちらのタイプの部品包装テープでもセット可能にした共用タイプのテープフィーダが実用化されている。
しかし、図2〜図5に示すように、エンボスタイプのテープ(エンボステープ)と非エンボスタイプのテープ(パンチテープ)とでは、部品の収容構造が全く相違するため、部品包装テープの部品収容部周囲の下面を基準にして該部品包装テープを高さ方向に位置決めしてピッチ送りするテープフィーダを使用する場合は、部品包装テープのタイプによって、部品収容部内の部品の上面の高さ位置が異なってくる。このため、テープフィーダの部品吸着位置に送られてくる部品を部品実装機の吸着ノズルで吸着する際の吸着ノズルの部品吸着高さ位置(部品上面の高さ位置)のデータを部品包装テープのタイプに応じて切り替える必要がある。
このような事情から、予め、作業者がテープフィーダにセットする部品包装テープのタイプを、部品実装機の制御装置に生産管理データとして指定しておき、作業者が生産管理データの指定通りのタイプの部品包装テープをテープフィーダにセットするようにしたものがある。
WO2005/101944号公報 特開平10−56294号公報 特開平10−322097号公報
しかし、作業者の作業ミスにより、生産管理データの指定とは異なるタイプの部品包装テープを間違えてセットしてしまうことがあり、その結果、部品実装機の吸着ノズルの部品吸着高さ位置が部品包装テープのタイプに応じた高さ位置にならず、部品吸着動作の精度・信頼性が悪化するという問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、従ってその目的は、テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプを自動的に判別することができる部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプが、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプであるか、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプであるかを判別する部品包装テープタイプ判別装置であって、前記エンボスタイプの部品包装テープの下方に突出する部品収容部(以下「エンボス部」という)を検出可能なエンボス部検出手段と、前記エンボス部検出手段の検出結果に基づいて前記エンボス部の有無を判別することで前記部品包装テープのタイプを判別するテープタイプ判別手段とを備えたことを第1の特徴とし、前記エンボス部検出手段は、前記テープフィーダのうちの前記エンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通る通路に面して設置された非接触型センサにより構成され、前記テープタイプ判別手段は、前記テープフィーダの部品供給動作の開始前又は開始時に前記部品包装テープを順方向又は逆方向に送り動作して前記非接触型センサの出力信号を監視することで前記エンボス部の有無を判別して該部品包装テープのタイプを判別することを第2の特徴とし、更に、前記テープフィーダに先にセットした前記エンボスタイプの部品包装テープの後端に新たなエンボスタイプの部品包装テープの先端を連結テープでつなぎ合わせて使用する際に、作業者が前記連結テープを複数のエンボス部に跨がって貼着する場合に、前記テープフィーダの部品供給動作中に前記非接触型センサの出力信号を前記部品包装テープの送り量と関連付けて監視することで前記連結テープの有無を判別して前記部品包装テープのつなぎ目を検出することを第3の特徴としたものである。この構成では、エンボス部検出手段の検出結果に基づいてエンボス部の有無を判別するようにしているため、エンボス部の有無によって、部品包装テープのタイプがエンボスタイプか非エンボスタイプかを自動的に判別することができる。
尚、テープタイプ判別手段を実現する機能は、テープフィーダ内部の制御装置に持たせても良いし、部品実装機の制御装置に持たせても良く、後者の場合は、テープフィーダのエンボス部検出手段の検出信号を部品実装機の制御装置に送信して部品実装機の制御装置で部品包装テープのタイプを判別するようにしても良い。
この場合、請求項1に係る発明では、前記エンボス部検出手段を、テープフィーダのうちのエンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通る通路に面して設置された非接触型センサにより構成し、前記テープタイプ判別手段によって、テープフィーダの部品供給動作の開始前又は開始時に部品包装テープを順方向又は逆方向に送り動作して前記非接触型センサの出力信号を監視することで、前記エンボス部の有無を判別して該部品包装テープのタイプを判別するようにしている。例えば、エンボスタイプの部品包装テープであっても、エンボス部間の空間部に非接触型センサが対向した状態で停止していると、エンボス部を検出できないが、この場合でも、部品包装テープを順方向又は逆方向に送り動作すれば、エンボス部を検出でき、エンボスタイプであることが判明する。従って、部品包装テープを順方向又は逆方向に送り動作して非接触型センサの出力信号を監視すれば、エンボス部を検出できたか否かで、エンボスタイプが非エンボスタイプかを自動的に判別することができる。
更に、請求項1に係る発明では、テープフィーダに先にセットしたエンボスタイプの部品包装テープの後端に新たなエンボスタイプの部品包装テープの先端を連結テープでつなぎ合わせて使用する際に、作業者が前記連結テープを複数のエンボス部に跨がって貼着する場合に適用され、前記テープタイプ判別手段によって、テープフィーダの部品供給動作中に非接触型センサの出力信号を部品包装テープの送り量と関連付けて監視することで連結テープの有無を判別して部品包装テープのつなぎ目を検出するようにしている。このように、連結テープを複数のエンボス部に跨がって貼着すれば、連結テープの横幅がエンボス部の横幅よりも大幅に長くなるため、非接触型センサが検出対象物(エンボス部又は連結テープ)を検出している区間の長さ(部品包装テープの送り量)から検出対象物の横幅を計測することができ、その計測値から検出対象物がエンボス部か連結テープかを判別することができる。これにより、部品包装テープのタイプの判別に加え、連結テープ(エンボスタイプの部品包装テープのつなぎ目)も自動的に検出することができて、これらのデータを生産管理データとして自動的に部品実装機の制御装置に入力することができ、作業者のデータ入力作業を軽減することができると共に、作業者の作業ミスによる部品吸着動作の精度低下の問題を解消することができる。
或は、請求項のように、エンボス部検出手段を、テープフィーダのうちのエンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通る通路に沿って設置された複数の非接触型センサにより構成し、前記複数の非接触型センサの出力信号に基づいてエンボス部の有無を判別して部品包装テープのタイプを判別するようにしても良い。複数の非接触型センサを用いれば、部品包装テープを送り動作しなくても、いずれかの非接触型センサがエンボス部を検出できる位置に複数の非接触型センサを配置することが可能である。また、図11(a),(b)に示すように、複数の非接触型センサの出力信号の組み合わせから、エンボス部の配列ピッチが狭いエンボステープか、エンボス部の配列ピッチが広いエンボステープかを判別できる位置に複数の非接触型センサを配置することも可能である。
尚、本発明は、複数の非接触型センサを用いる場合でも、判別結果の信頼性を高めるために、部品包装テープを順方向又は逆方向に送り動作して複数の非接触型センサの出力信号を監視することで、エンボス部の有無を判別して該部品包装テープのタイプを判別するようにしたり、エンボス部の配列ピッチを判定したり、連結テープの有無を判別するようにしても良い。
本発明で使用する非接触型センサとしては、例えば、光センサ(可視光センサ、レーザセンサ等)、超音波センサ等のいずれを用いても良く、また、光センサの場合は、反射型、透過型のいずれのタイプの光センサでも使用可能である。
一般に、部品包装テープの片側のみに、テープフィーダのテープ送り用スプロケットの歯と噛み合うスプロケット孔が形成されており、テープフィーダの内部に光センサを設置するスペースを考えると、スプロケット孔側の方がその反対側よりもスペースに余裕がある。
この点を考慮して、請求項3〜5のように、エンボス部検出手段として反射型の光センサを用いる場合は、その投光素子と受光素子を部品包装テープのスプロケット孔側に寄せて配置し、その反対側に、前記投光素子からの光を前記受光素子側に反射する反射面を設け、前記投光素子と前記反射面との間をエンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通過するように構成すると良い。このように構成すれば、反射型の光センサの投光素子と受光素子を余裕がある方のスペースに設置することができ、テープフィーダ内部のスペースを有効に活用できる利点がある。
また、請求項6のように、テープフィーダにエンボスタイプの部品包装テープがセットされている場合に、部品包装テープの送り動作の駆動源となるモータの駆動ステップ数と前記エンボス部検出手段の検出結果との関係に基づいて該モータの異常の有無を異常手段により診断するようにしても良い。要するに、テープフィーダにエンボスタイプの部品包装テープがセットされている場合に、モータの駆動ステップ数がエンボス部の配列ピッチ相当分のステップ数を越えても、エンボス部検出手段によってエンボス部を検出できなければ、モータが正常に回転していないと判断することが可能であり、これにより、モータの異常の有無を診断することができる。
本発明は、請求項7のように、部品実装機の吸着ノズルで部品を吸着する位置において、部品包装テープの部品収容部周囲の下面を基準にして該部品包装テープを高さ方向に位置決めしてピッチ送りする構成のテープフィーダに適用すると良い。部品包装テープの部品収容部周囲の下面を基準にするテープフィーダでは、部品包装テープのタイプによって、部品収容部内の部品の上面の高さ位置が異なってくるためである。
また、請求項8のように、部品包装テープタイプ判別装置で判別した部品包装テープのタイプに応じて吸着ノズルの部品吸着高さ位置のデータを変更する吸着高さ位置変更手段を部品実装機の制御装置に搭載するようにしても良い。このようにすれば、部品包装テープタイプ判別装置で判別した部品包装テープのタイプに応じて吸着ノズルの部品吸着高さ位置のデータを自動的に変更することができ、作業者のデータ入力作業を軽減することができると共に、作業者の作業ミスによる部品吸着動作の精度低下の問題を解消することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてテープフィーダの構成を説明する。
テープフィーダのフィーダ本体11の把手部10側(図1において右側)には、部品包装テープ12が巻回されたテープリール13が脱着可能にセットできるようになっている。フィーダ本体11の上面部には、テープリール13から引き出した部品包装テープ12を部品吸着位置へ案内するためのテープ通路を形成するテープガイド部材15が取り付けられている。
フィーダ本体11の奥側(図1において左側)には、テープガイド部材15にセットされた部品包装テープ12を部品吸着位置へピッチ送りするスプロケット16と、これを回転駆動するステッピングモータ等のモータ(図示せず)とが取り付けられ、スプロケット16の回転軸の真上の位置が部品吸着位置となっている。フィーダ本体11の奥端面には、部品実装機側のコネクタ(図示せず)と接続される通信コネクタ18と、部品実装機に対する取付位置を決める位置決めピン19,20が設けられている。
一般に、部品包装テープ12は、キャリアテープに一定ピッチで一列に形成した各部品収容部に部品を収容してトップテープでカバーして構成したものであり、図2及び図3に示す部品収容部(エンボス部)32が下方に突出するエンボスタイプの部品包装テープ(以下「エンボステープA」と表記する)と、図4及び図5に示す部品収容部42が下方に突出しない非エンボスタイプの部品包装テープ(以下「パンチテープB」と表記する)とが存在する。本実施例のテープフィーダは、エンボステープAとパンチテープBをいずれもセット可能な共用タイプのテープフィーダとして構成されている。
エンボステープAは、図2及び図3に示すように、キャリアテープである樹脂テープ31に一定ピッチで一列に形成した各エンボス部(部品収容部)32に、部品を1個ずつ収容し、該樹脂テープ31の上面にトップテープ33を引き剥がし可能に貼り付けることで、各エンボス部32の上面開口部がトップテープ33で封止されている。
一方、パンチテープBは、図4及び図5に示すように、キャリアテープである紙テープ41に一定ピッチで一列に形成した各部品収容部42に、部品を1個ずつ収容し、該紙テープ41の上面にトップテープ43を引き剥がし可能に貼り付けることで、各部品収容部42の上面開口部がトップテープ43で封止されている。紙テープ41の各部品収容部42は、紙テープ41にパンチング加工した角穴の底面をボトムテープ44で塞いで形成されている。
部品包装テープ12のタイプがエンボステープAとパンチテープBのどちらのタイプでも、部品包装テープ12の片方の側縁部には、各部品収容部32,42と一定の位置関係でスプロケット孔17が一定ピッチで一列に形成され、このスプロケット孔17にスプロケット16の歯16aが順番に嵌まり込みながらスプロケット16が回転することで、部品包装テープ12がテープリール13側から部品吸着位置の方向へピッチ送りされるようになっている。部品包装テープ12のスプロケット孔17は、キャリアテープ(樹脂テープ31,紙テープ41)のうちのトップテープ33,43から露出した部分に形成されている。
テープガイド部材15の上面側には、部品包装テープ12をスプロケット16側に押え付けるテープ押えカバー24がスプリング等で下方に付勢された状態で設けられ、このテープ押えカバー24によって部品包装テープ12の浮き上がりを防止して、部品包装テープ12のスプロケット孔17とスプロケット16の歯16aとの噛み合い状態を保持するようになっている。このテープ押えカバー24には、部品吸着位置の直前で部品包装テープ12からトップテープ33,43を引き剥がすためのトップテープ引き剥がし部(図示せず)が設けられ、このトップテープ引き剥がし部で引き剥がされたトップテープ33,43がトップテープ引出し機構(図示せず)によって部品包装テープ12のピッチ送り方向とは反対方向に引き出されるようになっている。
ところで、エンボステープAは、図2に示すように、部品が収容された部品収容部32がテープガイド部材15の上面に凹溝状に形成された通路25内に嵌まり込んで、部品包装テープ12の部品収容部32周囲の下面がテープガイド部材15の上面で受け支えられることで該部品包装テープ12が高さ方向に位置決めされるように構成されているため、エンボステープAの部品収容部32の上面(部品の上面)の高さ位置がテープガイド部材15の上面の高さ位置と略同一になる。
これに対して、パンチテープBは、図4に示すように、部品が収容された部品収容部42がテープガイド部材15の上面の通路25内に嵌まり込んでいないため、部品収容部42の下面(部品の下面)の高さ位置がテープガイド部材15の上面の高さ位置と略同一になる。従って、エンボステープAとパンチテープBとでは、収容された部品の上面の高さ位置が異なるため、スプロケット16の回転軸の真上に位置する部品吸着位置に送られてくる部品を部品実装機の吸着ノズル(図示せず)で吸着する際の吸着ノズルの部品吸着高さ位置を部品包装テープ12のタイプに応じて切り替える必要がある。
そこで、本実施例では、エンボステープAの下方に突出するエンボス部32を検出可能なエンボス部検出手段を設け、このエンボス部検出手段の検出結果に基づいてエンボス部32の有無を判別することで、部品包装テープ12のタイプを自動的に判別するようにしている。
以下、エンボス部検出手段について説明する。
エンボス部検出手段は、テープフィーダのうちのエンボステープAのエンボス部32が通る通路に面して設置された非接触型センサにより構成されている。ここで、非接触型センサとしては、例えば、光センサ(可視光センサ、レーザセンサ等)、超音波センサ等のいずれを用いても良く、また、光センサの場合は、反射型、透過型のいずれのタイプの光センサでも使用可能である。
一般に、部品包装テープ12の片側のみに、テープフィーダのテープ送り用スプロケット16の歯と噛み合うスプロケット孔17が形成されており、テープフィーダの内部に光センサを設置するスペースを考えると、スプロケット孔17側の方がその反対側よりもスペースに余裕がある。
この点を考慮して、図6に示すように、反射型の光センサ51を用いる場合は、その投光素子52と受光素子53を、通路25の側面のうちの部品包装テープ12のスプロケット孔17側の側面に設置し、その反対側の側面に、投光素子52からの光を受光素子53側に反射する反射面となる反射シート54を設け、前記投光素子52と前記反射シート54との間をエンボステープAのエンボス部32が通過するように構成すると良い。このように構成すれば、反射型の光センサ51の投光素子52と受光素子53を余裕がある方のスペースに設置することができ、テープフィーダ内部のスペースを有効に活用できる利点がある。
但し、本発明は、反射型の光センサを用いる場合でも、投光素子・受光素子と反射シートとの位置関係を図6の構成とは反対にしても良い。また、通路25の側面を投光素子からの光を受光素子側に反射する反射面としてそのまま利用できる場合は、反射シート54は不要である。
また、図7に示すように、透過型の光センサ56を用いる場合は、通路25の一方の側面に投光素子57を設置し、他方の側面のうちの投光素子57と対向する位置に受光素子58を設置し、前記投光素子57と前記受光素子58との間をエンボステープAのエンボス部32が通過するように構成すれば良い。
また、テープフィーダに先にセットした部品包装テープ12の後端に新たな部品包装テープ12の先端を連結テープでつなぎ合わせて使用する際に、図8に示すように、エンボステープAの場合は、作業者が連結テープ61を複数のエンボス部32に跨がって貼着して、当該エンボス部32間の隙間の側面を連結テープ61で塞ぎ、パンチテープBの場合は、図示はしないが、作業者がエンボステープAのエンボス部32の横幅よりも長い連結テープを、パンチテープBのつなぎ目に、一部が下方に垂れ下がるように貼着して、光センサ(非接触型センサ)で連結テープを検出できるようにしている。尚、連結テープ61は、トップテープ33,43の引き剥がしを妨げない位置に貼着され、連結テープ61が貼着された部分においても、トップテープ33,43を引き剥がすことで、部品が露出して吸着ノズルで吸着できるようになっている。
本実施例では、図9の部品包装テープタイプ判別プログラムを実行することで、テープフィーダの部品供給動作の開始前又は開始時に部品包装テープ12を順方向又は逆方向に送り動作して光センサ(非接触型センサ)の出力信号を監視することで、エンボス部32の有無を判別して部品包装テープ12のタイプを判別する。その後、テープフィーダの部品供給動作中に、光センサ(非接触型センサ)の出力信号を部品包装テープ12の送り量と関連付けて監視することで、連結テープ61の有無を判別して部品包装テープ12のつなぎ目(スプライス部)を検出する。
また、図10のモータ異常診断プログラムを実行することで、テープフィーダにエンボステープAがセットされている場合に、エンボステープAの送り動作の駆動源となるモータの駆動ステップ数と光センサ(非接触型センサ)の検出結果との関係に基づいて該モータの異常の有無を診断する。以下、これら図9及び図10の各プログラムの処理内容を説明する。
[部品包装テープタイプ判別プログラム]
図9の部品包装テープタイプ判別プログラムは、テープフィーダの制御装置及び/又は部品実装機の制御装置によってテープフィーダの部品供給動作の開始前(部品実装機の生産開始前)から所定周期で実行され、且つ、部品供給動作中(生産中)も所定周期で実行され、特許請求の範囲でいうテープタイプ判別手段としての役割を果たす。
本プログラムが起動されると、まずステップ100で、テープフィーダのモータと光センサが両方とも正常であるか否か(異常が検出されていないか否か)を判定する。ここで、モータの異常診断は、後述する図10のモータ異常診断プログラム等によって実行され、光センサの異常診断は、例えば、光センサの出力電圧が正常電圧であるか否か(センサ回路の断線の有無、投光・受光素子へのごみ付着の有無等)を判定すれば良い。
このステップ100で、モータと光センサのいずれか一方又は両方が異常と判定されれば、部品包装テープ12のタイプを判別不能であるため、以降の処理を行うことなく、そのまま本プログラムを終了する。
これに対して、上記ステップ100で、モータと光センサが両方とも正常であると判定されれば、ステップ101に進み、既に部品包装テープ12のタイプを判別済みであるか否かを判定し、まだ、部品包装テープ12のタイプを判別していなければ、ステップ102に進み、モータを始動して部品包装テープ12を順方向又は逆方向に送り動作する。
次のステップ103で、部品包装テープ12の送り量が所定量を越えたか否かを判定する。ここで、所定量は、エンボステープAの場合にエンボス部32を確実に検出するために、エンボステープAのエンボス部32の配列ピッチの1ピッチ分又はこれよりも少し大きい値に設定されている。このステップ103で、部品包装テープ12の送り量が所定量を越えたと判定されるまで、部品包装テープ12の送り動作を実行する。
そして、上記ステップ103で、部品包装テープ12の送り量が所定量(エンボステープのエンボス部32の配列ピッチの1ピッチ分又はこれよりも少し大きい値)を越えたと判定された時点で、ステップ104に進み、部品包装テープ12の送り動作中の光センサの出力信号を監視してエンボス部32を検出したか否かを判定する。その結果、エンボス部32が検出されば、ステップ105に進み、部品包装テープ12のタイプがエンボステープAであると判定し、エンボス部32が検出されなければ、ステップ106に進み、部品包装テープ12のタイプがパンチテープBであると判定する。
この後、ステップ107に進み、部品包装テープ12を元の位置まで戻した後、ステップ108に進み、部品包装テープ12のタイプの判別結果に応じて吸着ノズルの部品吸着高さ位置のデータを変更して本プログラムを終了する。このステップ108の処理が特許請求の範囲でいう吸着高さ位置変更手段としての役割を果たす。
一方、前述したステップ101で、部品包装テープ12のタイプの判別済みと判定されれば、ステップ111に進み、部品供給動作中(生産中)であるか否かを判定し、まだ、部品供給動作が開始されていなければ(又は既に部品供給動作が終了していれば)、以降の処理を行わず、そのまま本プログラムを終了する。
これに対して、上記ステップ111で、部品供給動作中(生産中)と判定されれば、ステップ112に進み、光センサが検出対象物(エンボス部32又は連結テープ)を検出中であるか否かを判定し、光センサが検出対象物を検出していなければ、以降の処理を行わず、そのまま本プログラムを終了する。
一方、光センサが検出対象物を検出中であれば、ステップ113に進み、光センサが検出対象物(エンボス部32又は連結テープ)を検出している区間の長さ(部品包装テープ12の送り量)から検出対象物の横幅を計測する。部品包装テープ12の送り量は、例えば、モータの駆動ステップ数から換算すれば良い。
この後、ステップ114に進み、検出対象物の横幅がエンボス部32の横幅よりも大きいか否かを判定し、検出対象物の横幅がエンボス部32の横幅と同じであれば、そのまま本プログラムを終了する。
これに対して、検出対象物の横幅がエンボス部32の横幅よりも大きければ、ステップ115に進み、光センサで検出した物が連結テープ61であると判定して本プログラムを終了する。このようにして、連結テープ61を検出することで、部品包装テープ12のつなぎ目(スプライス部)が検出される。
尚、本プログラムをテープフィーダの制御装置で実行する場合は、本プログラムの処理結果のデータは、部品実装機の制御装置に生産管理データとして送信される。本プログラムを部品実装機の制御装置で実行する場合は、本プログラムの処理結果のデータがそのまま生産管理データとして使用される。
[モータ異常診断プログラム]
図10のモータ異常診断プログラムは、テープフィーダの制御装置及び/又は部品実装機の制御装置によってテープフィーダの部品供給動作中(生産中)に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段としての役割を果たす。
本プログラムが起動されると、まずステップ201で、光センサが正常であるか否か(異常が検出されていないか否か)を判定する。この光センサの異常診断は、例えば、光センサの出力電圧が正常電圧であるか否か(センサ回路の断線の有無、投光・受光素子へのごみ付着の有無等)を判定すれば良い。
このステップ201で、光センサが異常と判定されれば、以降の処理を行うことなく、そのまま本プログラムを終了する。一方、上記ステップ201で、光センサが正常であると判定されれば、ステップ202に進み、前記図9の部品包装テープタイプ判別プログラムの処理によって、テープフィーダにセットされている部品包装テープ12のタイプがエンボステープAと判定されているか否かを判定し、エンボステープAと判定されていなければ、以降の処理を行うことなく、そのまま本プログラムを終了する。
これに対して、前記図9の部品包装テープタイプ判別プログラムの処理によって、エンボステープAと判定されていれば、ステップ203に進み、モータの駆動ステップ数をカウントするモータ駆動ステップ数カウンタのカウント値が所定値を越えたか否かを判定する。ここで、所定値は、例えば、エンボステープAのエンボス部32の配列ピッチの1ピッチ分(又はこれよりも大きい所定距離)を駆動するのに必要な駆動ステップ数に設定されている。
このステップ203で、まだモータ駆動ステップ数カウンタのカウント値が所定値に達していないと判定されれば、以降の処理を行うことなく、そのまま本プログラムを終了する。一方、ステップ203で、モータ駆動ステップ数カウンタのカウント値が所定値を越えたと判定されれば、ステップ204に進み、エンボステープAの送り動作中の光センサの出力信号を監視してエンボス部32を検出したか否かを判定する。その結果、エンボス部32が検出されれば、エンボステープAの送り動作が正常に行われたと判断して、ステップ205に進み、モータが正常であると判定する。
これに対して、エンボス部32が検出されなければ、エンボステープAの送り動作が正常に行われなかったと判断して、ステップ206に進み、モータが異常であると判定する。この後、ステップ207に進み、モータ駆動ステップ数カウンタのカウント値を初期値「0」にリセットして本プログラムを終了する。
以上説明した本実施例によれば、テープフィーダの部品供給動作の開始前又は開始時に部品包装テープ12を順方向又は逆方向に送り動作して光センサ(非接触型センサ)の出力信号を監視することで、エンボス部32の有無を判別して部品包装テープ12のタイプを判別するようにしたので、部品包装テープ12のタイプがエンボステープAかパンチテープBかを自動的に判別することができて、このデータを生産管理データとして自動的に部品実装機の制御装置に入力することができる。これにより、作業者のデータ入力作業を軽減することができると共に、作業者の作業ミスによる部品吸着動作の精度低下の問題を解消できる。
しかも、テープフィーダの部品供給動作中に、光センサ(非接触型センサ)の出力信号を部品包装テープ12の送り量と関連付けて監視することで、連結テープ61の有無を判別するようにしたので、部品包装テープ12のつなぎ目(スプライス部)を自動的に検出することができ、このデータも生産管理データとして自動的に部品実装機の制御装置に入力することができる。
更に、部品包装テープ12のタイプの判別結果に応じて吸着ノズルの部品吸着高さ位置のデータを自動的に変更する機能を持たせるようにしたので、このデータも生産管理データとして自動的に部品実装機の制御装置に入力することができる。
また、本実施例では、テープフィーダにエンボステープAがセットされている場合に、エンボステープAの送り動作の駆動源となるモータの駆動ステップ数と光センサの検出結果との関係に基づいて該モータの異常の有無を診断するようにしたので、テープフィーダの部品供給動作中に、万一、モータの異常が発生した場合には、光センサの検出結果を利用してモータの異常を速やかに検出することができる。
尚、上記実施例では、エンボス部検出手段を1個の光センサ(非接触型センサ)で構成したが、図11に示す本発明の他の実施例のように、エンボス部検出手段を、テープフィーダのうちのエンボステープAのエンボス部32が通る通路に沿って設置された複数の光センサ71(非接触型センサ)により構成しても良い。
例えば、図11(a)に示す例では、2個の光センサ71を用い、エンボス部32の配列ピッチが広いエンボステープAを使用したときに、いずれか一方の光センサ71の投光・受光素子72がエンボス部32間の空間部に対向し、他方の光センサ71の投光・受光素子72がエンボス部32に対向するように2個の光センサ71が配置されている。つまり、常に、2個の光センサ71のうちの片方の光センサ71のみで1個のエンボス部32を検出するように構成されている。
この場合、図11(b)に示すように、エンボス部32の配列ピッチが狭いエンボステープAを使用した場合には、エンボステープAを送り動作すると、2個の光センサ71の投光・受光素子72が同時に2個のエンボス部32に対向する位置があり、その位置で、同時に2個のエンボス部32が検出される。
従って、図11(a)と(b)の関係から、エンボステープAを送り動作して、2個の光センサ71が同時に2個のエンボス部32を検出する位置があるか否かで、エンボス部32の配列ピッチが狭いか広いかを判別することができる。
また、複数の光センサ71(非接触型センサ)を用いる場合は、部品包装テープ12を送り動作しなくても、いずれかの光センサ71がエンボス部32を検出できる位置に複数の光センサ71を配置するようにしても良い。このようにすれば、テープフィーダの部品供給動作の開始前(生産開始前)に、部品包装テープ12を送り動作しなくても、いずれかの光センサ71がエンボス部32を検出しているか否かで、エンボステープAかパンチテープBかを判別することができる。
本発明の一実施例におけるテープフィーダの側面図である。 エンボステープをテープガイド部材上にセットした状態を示す縦断面図である。 エンボステープの部分側面図である。 パンチテープをテープガイド部材上にセットした状態を示す縦断面図である。 パンチテープの部分側面図である。 反射型の光センサの配置例を示し、(a)は反射型の光センサとその周辺部分の上面図、(b)はエンボステープをセットした場合の反射型の光センサとその周辺部分の側面図、(c)はパンチテープをセットした場合の反射型の光センサとその周辺部分の側面図である。 透過型の光センサの配置例を示し、(a)は透過型の光センサとその周辺部分の上面図、(b)はエンボステープをセットした場合の透過型の光センサとその周辺部分の側面図、(c)はパンチテープをセットした場合の透過型の光センサとその周辺部分の側面図である。 2つのエンボステープを連結テープでつなぎ合わせた状態を示す側面図である。 部品包装テープタイプ判別プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 モータ異常診断プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 2個の光センサの配置例を示し、(a)はエンボス部の配列ピッチが広いエンボステープを使用したときの側面図、(b)はエンボス部の配列ピッチが狭いエンボステープを使用したときの側面図である。
符号の説明
11…フィーダ本体、12…部品包装テープ(A…エンボステープ、B…パンチテープ)、13…テープリール、15…テープガイド部材、16…スプロケット、16a…歯、17…スプロケット孔、25…通路、31…樹脂テープ(キャリアテープ)、32…エンボス部(部品収容部)、33…トップテープ、41…紙テープ(キャリアテープ)、42…部品収容部、43…トップテープ、44…ボトムテープ、51…反射型の光センサ、52…投光素子、53…受光素子、54…反射シート(反射面)、56…透過型の光センサ、57…投光素子、58…受光素子、61…連結テープ、71…光センサ、72…投光・受光素子

Claims (8)

  1. テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプが、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプであるか、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプであるかを判別する部品包装テープタイプ判別装置であって、
    前記エンボスタイプの部品包装テープの下方に突出する部品収容部(以下「エンボス部」という)を検出可能なエンボス部検出手段と、
    前記エンボス部検出手段の検出結果に基づいて前記エンボス部の有無を判別することで前記部品包装テープのタイプを判別するテープタイプ判別手段とを備え
    前記エンボス部検出手段は、前記テープフィーダのうちの前記エンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通る通路に面して設置された非接触型センサにより構成され、
    前記テープタイプ判別手段は、前記テープフィーダの部品供給動作の開始前又は開始時に前記部品包装テープを順方向又は逆方向に送り動作して前記非接触型センサの出力信号を監視することで前記エンボス部の有無を判別して該部品包装テープのタイプを判別し、前記テープフィーダに先にセットした前記エンボスタイプの部品包装テープの後端に新たなエンボスタイプの部品包装テープの先端を連結テープでつなぎ合わせて使用する際に、作業者が前記連結テープを複数のエンボス部に跨がって貼着する場合に、前記テープフィーダの部品供給動作中に前記非接触型センサの出力信号を前記部品包装テープの送り量と関連付けて監視することで前記連結テープの有無を判別して前記部品包装テープのつなぎ目を検出することを特徴とする部品包装テープタイプ判別装置。
  2. テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプが、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプであるか、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプであるかを判別する部品包装テープタイプ判別装置であって、
    前記エンボスタイプの部品包装テープの下方に突出する部品収容部(以下「エンボス部」という)を検出可能なエンボス部検出手段と、
    前記エンボス部検出手段の検出結果に基づいて前記エンボス部の有無を判別することで前記部品包装テープのタイプを判別するテープタイプ判別手段とを備え、
    前記エンボス部検出手段は、前記テープフィーダのうちの前記エンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通る通路に沿って設置された複数の非接触型センサにより構成され、
    前記テープタイプ判別手段は、前記複数の非接触型センサの出力信号に基づいて前記エンボス部の有無を判別して前記部品包装テープのタイプを判別することを特徴とする部品包装テープタイプ判別装置。
  3. 前記部品包装テープの片側には、前記テープフィーダのテープ送り用スプロケットの歯と噛み合うスプロケット孔が形成され、
    前記エンボス部検出手段は、反射型の光センサで構成され、その投光素子と受光素子が前記部品包装テープのスプロケット孔側に寄せて配置され、その反対側に、前記投光素子からの光を前記受光素子側に反射する反射面が設けられ、前記投光素子と前記反射面との間を前記エンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通過するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の部品包装テープタイプ判別装置。
  4. テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプが、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプであるか、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプであるかを判別する部品包装テープタイプ判別装置であって、
    前記エンボスタイプの部品包装テープの下方に突出する部品収容部(以下「エンボス部」という)を検出可能なエンボス部検出手段と、
    前記エンボス部検出手段の検出結果に基づいて前記エンボス部の有無を判別することで前記部品包装テープのタイプを判別するテープタイプ判別手段とを備え、
    前記部品包装テープの片側には、前記テープフィーダのテープ送り用スプロケットの歯と噛み合うスプロケット孔が形成され、
    前記エンボス部検出手段は、反射型の光センサで構成され、その投光素子と受光素子が前記部品包装テープのスプロケット孔側に寄せて配置されていることを特徴とする部品包装テープタイプ判別装置。
  5. 前記エンボス部検出手段は、前記部品包装テープのスプロケット孔側の反対側に、前記投光素子からの光を前記受光素子側に反射する反射面が設けられ、前記投光素子と前記反射面との間を前記エンボスタイプの部品包装テープのエンボス部が通過するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の部品包装テープタイプ判別装置。
  6. テープフィーダにセットした部品包装テープのタイプが、部品収容部が下方に突出するエンボスタイプであるか、部品収容部が下方に突出しない非エンボスタイプであるかを判別する部品包装テープタイプ判別装置であって、
    前記エンボスタイプの部品包装テープの下方に突出する部品収容部(以下「エンボス部」という)を検出可能なエンボス部検出手段と、
    前記エンボス部検出手段の検出結果に基づいて前記エンボス部の有無を判別することで前記部品包装テープのタイプを判別するテープタイプ判別手段と、
    前記テープフィーダに前記エンボスタイプの部品包装テープがセットされている場合に前記部品包装テープの送り動作の駆動源となるモータの駆動ステップ数と前記エンボス部検出手段の検出結果との関係に基づいて該モータの異常の有無を診断する異常手段
    を備えていることを特徴とする部品包装テープタイプ判別装置。
  7. 前記テープフィーダは、部品実装機の吸着ノズルで部品を吸着する位置において、部品包装テープの部品収容部周囲の下面を基準にして該部品包装テープを高さ方向に位置決めしてピッチ送りするように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の部品包装テープタイプ判別装置。
  8. 請求項7に記載の部品包装テープタイプ判別装置で判別した部品包装テープのタイプに応じて前記吸着ノズルの部品吸着高さ位置のデータを変更する吸着高さ位置変更手段を備えていることを特徴とする部品実装機の制御装置。
JP2008165244A 2008-06-25 2008-06-25 部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置 Active JP5078771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008165244A JP5078771B2 (ja) 2008-06-25 2008-06-25 部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008165244A JP5078771B2 (ja) 2008-06-25 2008-06-25 部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010010238A JP2010010238A (ja) 2010-01-14
JP5078771B2 true JP5078771B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=41590407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008165244A Active JP5078771B2 (ja) 2008-06-25 2008-06-25 部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5078771B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5385089B2 (ja) * 2009-10-26 2014-01-08 Juki株式会社 電子部品実装装置及び電子部品実装方法
JP6019393B2 (ja) * 2012-07-27 2016-11-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダ
JP6010755B2 (ja) * 2012-07-27 2016-10-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 テープフィーダおよびテープセット方法
JP6448544B2 (ja) * 2013-11-01 2019-01-09 株式会社Fuji フィーダ
JP6433157B2 (ja) * 2014-05-28 2018-12-05 ハンファエアロスペース株式会社Hanwha Aerospace Co.,Ltd. テープフィーダ及びそのセンサ機能の自己診断方法
KR102004973B1 (ko) * 2015-01-23 2019-07-29 한화정밀기계 주식회사 캐리어 테이프 타입 판단 방법
EP3291663B1 (en) * 2015-04-28 2021-03-24 FUJI Corporation Splicing apparatus and tape detection method used in same
JP7349463B2 (ja) * 2015-08-25 2023-09-22 株式会社Fuji フィーダ保守システムおよびフィーダ保守システムの制御方法
JP6596657B2 (ja) * 2015-09-15 2019-10-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給装置および部品装着装置
JP7056140B2 (ja) * 2017-12-22 2022-04-19 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装装置
JP2020150101A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 作業機および作業機の診断方法
JP6763048B2 (ja) * 2019-03-20 2020-09-30 株式会社Fuji フィーダ保守システム及びフィーダ保守システムの制御方法
JP6830186B2 (ja) * 2019-08-26 2021-02-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品供給システムおよび部品供給方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09214184A (ja) * 1996-02-06 1997-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装機
JPH10322097A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品装着装置
JP2002176290A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品供給装置、部品供給方法、並びに部品実装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010010238A (ja) 2010-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5078771B2 (ja) 部品包装テープタイプ判別装置及び部品実装機の制御装置
JP5280241B2 (ja) 部品実装機
JP4197549B2 (ja) 電気部品供給装置およびプリント回路板組立方法
KR100785970B1 (ko) 철근 결속기, 와이어 릴 및 와이어 릴의 식별 방법
US10667450B2 (en) Carrier tape feeding device, chip mounting system, and chip mounting method
US20100290885A1 (en) Detecting component carrier tape splicing
WO2006049383A1 (en) A bottom thread supply device detecting residual thread for a sewing machine
JP5877550B2 (ja) テープフィーダの部品残数管理装置
JP2007295002A (ja) 部品供給方法及び部品供給装置
JP2011037155A (ja) テープ供給装置およびこれを備えたテープ印刷装置
JP2005005289A (ja) 電子部品実装装置
JP2008291642A (ja) 鉄筋結束機、ワイヤリール及びワイヤリールの識別方法
JP4789711B2 (ja) スプライシング検出装置を備えた部品供給装置
JP5182538B2 (ja) 鉄筋結束機、ワイヤリール及びワイヤリールの識別方法
US11279152B2 (en) Printing apparatus and method of controlling printing apparatus
US20110036502A1 (en) Tape feeding device and tape printing apparatus including the same
EP3663237B1 (en) Conveyance mechanism, medium processing device comprising conveyance mechanism, and conveyance method
JPS6017962Y2 (ja) フアクシミリ装置における原稿検出装置
JP4220863B2 (ja) シート綴じ装置
JP2013187204A (ja) 部品実装装置
JP2018190929A (ja) スプライシング装置
JP6745892B2 (ja) スプライシング装置
JP6679421B2 (ja) テープフィーダ及び部品実装機
JP2000015157A (ja) 自動壁紙糊付機
KR101547772B1 (ko) 용접용 와이어 송급 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120828

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5078771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250