JP5877550B2 - テープフィーダの部品残数管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テープフィーダにセットした部品供給テープの部品残数を管理するテープフィーダの部品残数管理装置に関する発明である。
特許文献1(特開平3−256622号公報)に記載されたテープフィーダの部品残数管理装置は、テープフィーダにセットした部品供給テープのうちの部品吸着位置の下側に、部品の有無を検出する部品有無センサ(光センサ)を設け、該部品有無センサで部品吸着位置に存在する部品を検出した後、該部品が吸着ノズルでピックアップされて該部品が無くなったことを検出する毎に、部品残数カウンタのカウント値(部品残数)を1減算して、該部品供給テープを部品の配列ピッチの1ピッチ分送るという動作を繰り返し、その後、部品残数が所定個数(例えば50個)まで減少した時点で、その旨を警告表示して、作業者に部品残数が少なくなってきたこと(部品供給テープの交換時期が近付いてきたこと)を知らせるようにしている。
特開平3−256622号公報
ところで、作業者が部品供給テープをテープフィーダのテープガイドにセットして該部品供給テープの先頭の部品を所定位置まで送る頭出し作業を行う手順は、まず、テープフィーダのテープガイドに部品供給テープをセットし、次に、手動操作でスプロケット駆動モータを回転させて部品供給テープを順方向に送り、テープガイドの先端から部品供給テープの部品が出てきたところで、スプロケット駆動モータを停止させる。この状態で、作業者がテープガイドから出た部品の個数を数えて、その個数分だけ部品供給テープを逆戻りさせることで、部品供給テープの頭出し(先頭の部品を例えば部品吸着位置の1ピッチ分手前又は数ピッチ分手前或は部品吸着位置まで送る動作)を行うようにしている。
この場合、作業者が部品供給テープの頭出し作業を正確に行えば、その後の自動運転開始時の部品残数に間違いが起こらないが、作業者がテープガイドから出た部品の個数を数え間違えたり、部品供給テープの逆戻り量を間違えたりすると、その後の自動運転開始時の部品残数に間違いが生じる。
また、自動運転中に、何らかのエラー等でテープフィーダが停止した時などに、作業者が手動操作で部品供給テープを順送りしても、順送りした部品はカウントされないため、その後の自動運転再開時の部品残数に間違いが生じる。
これらの事情から、ユーザーが部品残数を厳密に管理したい場合は、毎日又は数日毎に自動運転終了後に部品供給テープの部品残数を数え直すようにしているが、1台の部品実装機には、多くのテープフィーダが搭載されるため、全てのテープフィーダの部品残数を数え直す作業は、甚だ手間のかかる作業であった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、部品供給テープのセット作業時やテープフィーダのエラー停止時等に作業者が手動操作で部品供給テープを順送りしたり逆戻ししても、部品供給テープの部品残数を自動的に管理できるテープフィーダの部品残数管理装置
を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、所定ピッチで配列された多数の部品を包装した部品供給テープのスプロケット孔にスプロケットの歯を噛み合わせて該スプロケットを回転させることで該部品供給テープを部品吸着位置へ送るテープフィーダの部品残数管理装置において、前記部品吸着位置の手前側の所定位置で前記部品供給テープ内の部品を検出する部品検出手段と、前記部品検出手段で検出した部品の個数をカウントしてそのカウント値に基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理する部品残数管理手段とを備え、前記部品残数管理手段は、前記部品供給テープを順方向に送る順送り動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数と、該部品供給テープを逆戻しする逆戻し動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数とに基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理することを共通の技術的特徴とし、更に、後述する技術的特徴を備えている。このようにすれば、部品供給テープのセット作業時やテープフィーダのエラー停止時等に、作業者が手動操作で部品供給テープを順送りしたり逆戻ししても、順送りした部品と逆戻しした部品を自動的に数えることができて、部品供給テープの部品残数を自動的に管理することができる。
この場合、部品残数管理手段は、順送り動作中に部品検出手段で部品を検出する毎に部品残数を1個減少させ、逆戻し動作中に部品検出手段で部品を検出する毎に部品残数を1個増加させるようにすれば良い。このようにすれば、部品残数の管理をアップダウンカウンタを用いて簡単に行うことができる。
また、部品残数管理手段は、部品供給テープが部品の配列ピッチの1ピッチ分送られる毎に部品検出手段で部品を検出したか否かを判定し、部品が検出されない場合は、欠品と判断して、該欠品の位置が部品吸着位置を通り越すように部品供給テープの送り動作を制御するようにしても良い。このようにすれば、部品供給テープの欠品の位置を部品吸着位置で停止させずに済み、欠品の位置で無駄な部品吸着動作や画像処理を行わずに済む利点がある。
また、本発明は、部品検出手段の検出信号に基づいて不良部品であるか否かを判定する不良部品判定手段を備え、部品残数管理手段は、不良部品判定手段で不良部品と判定された場合は、前記部品残数を1個減少させると共に、該不良部品の位置が前記部品吸着位置を通り越すように前記部品供給テープの送り動作を制御するようにしても良い。このようにすれば、不良基板の製造を防止できると共に、不良部品を吸着する無駄な部品吸着動作や不良部品の画像処理を行わずに済み、しかも、不良部品が検出される毎に部品残数を1個減少させることで、部品残数を正しい値に維持することができる。
更に、本発明は、テープフィーダに部品供給テープをセットした後に該部品供給テープの先頭の部品の位置が所定の頭出し位置に到達するまで該部品供給テープを順方向又は逆方向に送る自動頭出し制御を実行する自動頭出し手段を備え、前記自動頭出し手段は、前記テープフィーダに部品供給テープをセットする作業中に前記部品残数管理手段で管理した前記部品残数の増減量に基づいて該部品供給テープの先頭の部品の位置を監視し、前記自動頭出し制御の開始時に該部品供給テープの先頭の部品の位置が前記頭出し位置を通り越している場合は、該部品供給テープを逆戻して該部品供給テープの先頭の部品の位置を該頭出し位置まで戻すようにしても良い。このようにすれば、部品供給テープのセット作業時に部品供給テープの頭出しを自動的に行うことができると共に、部品残数を正しい値に維持することができる。
ところで、部品供給テープのキャリアテープの材質や構造(紙テープ、エンボステープ等)によっては、部品供給テープの下面側から部品供給テープ内の部品を検出することが
困難な場合がある。また、テープフィーダの構造によっては部品供給テープの下面側に部品検出手段を配置することがスペース的に困難である場合もある。
これらの課題を解決するために、部品検出手段を部品供給テープの上面と対向するように配置することが望ましい。但し、本発明は、部品供給テープの下面側から部品供給テープ内の部品を検出可能な部品検出手段を用いる場合は、部品供給テープの下面側にスペース的な余裕があれば、部品供給テープの下面側に部品検出手段を配置しても良いことは言うまでもない。
図1は本発明の一実施例を示すテープフィーダの主要部の正面図である。 図2はテープフィーダの主要部の背面図である。 図3はテープフィーダの部品残数管理装置のシステム構成を示すブロック図である。 図4は部品残数管理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図5はテープフィーダ自動運転制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1乃至図3を用いてテープフィーダ11の部品残数管理装置のシステム構成を説明する。
テープフィーダ11には、部品供給テープ12を巻回したテープリール(図示せず)が交換可能に装着されている。図示はしないが、部品供給テープ12は、所定ピッチで多数の部品を配列したキャリアテープの上面に透明なカバーテープ(トップテープ)を貼着したテープであり、カバーテープが部品吸着位置の手前で引き剥がされて該部品供給テープ12の内部の部品が露出するようになっている。
テープフィーダ11は、部品供給テープ12のスプロケット孔にスプロケット(図示せず)の歯を噛み合わせて該スプロケットをモータ13で回転させることで該部品供給テープ12を部品吸着位置へ送るように構成されている。部品吸着位置の近傍には、部品供給テープ12の浮き上がりを押えるためのテープカバー16が設けられている。
テープフィーダ11の奥端面11aには、部品実装機14(図3参照)のフィーダセット台(図示せず)に対する取付位置を決める位置決めピン17,18と、部品実装機14側のコネクタ(図示せず)と接続されるコネクタ19が設けられ、テープフィーダ11の制御部21をコネクタ19を介して部品実装機14の制御部22と接続するようになっている。
テープフィーダ11の部品吸着位置の手前側の所定位置(例えば部品供給テープ12の部品の配列ピッチのNピッチ手前側[Nは1以上の整数]の位置)には、部品供給テープ12の上面側から該部品供給テープ12内の部品を検出する部品検出センサ24(部品検出手段)が該部品供給テープ12の上面と対向するように配置されている。このように部品供給テープ12の上面と対向するように部品検出センサ24を配置することにより、凹部を有するエンボスタイプの部品供給テープ12であっても、良好な部品の検出が可能と
なる。この部品検出センサ24は、例えば、光センサ、近接センサ、超音波センサ等の非接触型のセンサが用いられている。要は、部品供給テープ12の透明なカバーテープの上側からキャリアテープと部品とを判別できる非接触型のセンサを部品検出センサ24として用いれば良い。この部品検出センサ24は、センサ取付板25を介してテープフィーダ11に固定されている。
その他、テープフィーダ11には、部品供給テープ12のセット作業時やテープフィーダ11のエラー停止時等に作業者が手動操作でスプロケット駆動用のモータ13を回転させて部品供給テープ12を順送りしたり逆戻しするための操作部27(図3参照)が設けられている。
テープフィーダ11の自動運転中は、部品実装機14の吸着ノズルで部品吸着位置の部品を吸着してピックアップする動作が完了して、部品実装機14の制御部22からテープフィーダ11の制御部21に部品ピックアップ完了信号が送信される毎に、該テープフィーダ11の制御部21は、スプロケット駆動用のモータ13を回転させて部品供給テープ12を順方向に部品配列ピッチの1ピッチ分送ると共に、部品検出センサ24の出力信号を読み込んで部品供給テープ12内の部品を検出したか否かを判定し、部品が検出されない場合は、欠品と判断して、欠品信号を部品実装機14の制御部22へ送信する。尚、この欠品の判定は、部品実装機14の制御部22(又は部品残数管理用コンピュータ)で行っても良い。
一方、部品が検出された場合は、部品検出センサ24の出力レベルを判定しきい値と比較して、該部品検出センサ24の出力レベルが判定しきい値以下であれば、部品の一部が欠損した不良部品であると判断して、不良部品信号を部品実装機14の制御部22へ送信する。例えば、部品検出センサ24として反射型の光センサを用いる場合は、一部が欠損した不良部品では、光センサで受光する光の反射量が減少するため、光センサの出力レベルが低下する。従って、正常な部品を検出した時の光センサの出力レベルを基準にして判定しきい値を設定して、正常な部品と不良部品とを判別すれば良い。また、部品検出センサ24として、部品の端子等の金属部分を検出する近接センサを用いる場合も、一部の端子等の金属部分が欠損した不良部品では、近接センサの出力レベルが低下するため、正常な部品を検出した時の近接センサの出力レベルを基準にして判定しきい値を設定して、正常な部品と不良部品とを判別すれば良い。尚、不良部品の判定は、部品実装機14の制御部22等で行っても良い。
欠品や不良部品が検出された場合は、欠品や不良部品の位置が部品吸着位置の1ピッチ手前の位置まで来ると、次のテープ送り動作では、2ピッチ送ることで、欠品や不良部品の位置が部品吸着位置で停止せずに通り越していく。これにより、欠品や不良部品の場合に、無駄な部品吸着動作や画像処理を行わずに済む。
更に、テープフィーダ11の自動運転中は、部品供給テープ12を順方向に1ピッチ送る毎に、部品検出センサ24の出力信号を読み込んで部品供給テープ12内の部品を検出したか否かを判定し、部品(不良不品も含む)を検出する毎に、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個減少させる。これにより、自動運転中の部品残数が正確に管理される。
尚、部品残数カウンタCの初期値(未使用の部品供給テープ12の部品残数)が部品供給テープ12の部品収容ポケットの合計個数で設定されている場合は、部品残数カウンタCの初期値に欠品の個数が含まれているため、欠品を検出したときも、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個減少させるようにすれば良い。
ここで、部品残数カウンタCの初期値(未使用の部品供給テープ12の部品残数)は、例えばテープリール又は部品供給テープ12の先端部等に、バーコードや電子タグ等で記録され、作業者がテープフィーダ11にテープリールを装着して該テープフィーダ11を部品実装機14に搭載する作業を行う際に、作業者がリーダー等で部品残数の情報を読み取って部品実装機14の制御部22(又はテープフィーダ11の制御部21、部品管理用コンピュータ等)に送信して部品残数カウンタCの初期値をセットする。或は、テープリール又は部品供給テープ12の先端部等に表示された部品残数の情報を作業者が目視で読み取って、キー入力操作等により部品実装機14の制御部22(又はテープフィーダ11の制御部21、部品管理用コンピュータ等)に入力して部品残数カウンタCの初期値をセットするようにしても良い。
また、部品供給テープ12のセット作業時やテープフィーダ11のエラー停止時等に、作業者が操作部27を操作して部品供給テープ12を順送りしたり逆戻しする場合は、順送り、逆戻しのいずれの方向でも、部品供給テープ12を1ピッチ送る毎に、部品検出センサ24の出力信号を読み込んで部品供給テープ12内の部品を検出したか否かを判定し、順送り動作中に部品(不良不品も含む)を検出する毎に、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個減少させ、逆戻し動作中に部品検出センサ24で部品を検出する毎に部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個増加させる。これにより、部品供給テープ12のセット作業時やテープフィーダ11のエラー停止時等、自動運転以外の時に、作業者が手動操作で部品供給テープ12を順送りしたり逆戻ししても、順送りした部品と逆戻しした部品を自動的に数えることができて、部品残数を正確に管理できる。
また、本実施例では、電源オフ後も、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)の記憶データを保持するために、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)は、電源オフ後も記憶データを保持できる書き換え可能な不揮発性メモリ(図示せず)に記憶されるようになっている。
更に、本実施例では、自動頭出し機能(自動頭出し手段)を備え、作業者がテープフィーダ11に部品供給テープ12をセットした後に、操作部27を操作して「自動頭出し」を選択すると、該部品供給テープ12の先頭の部品の位置が所定の頭出し位置に到達するまで該部品供給テープ12を順方向又は逆方向に送る自動頭出し制御を実行する。この際、テープフィーダ11に部品供給テープ12をセットする作業中に、部品検出センサ24で部品を検出する毎にアップ/ダウンカウントした部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)の増減量に基づいて該部品供給テープ12の先頭の部品の位置を監視し、自動頭出し制御の開始時に該部品供給テープ12の先頭の部品の位置が頭出し位置を通り越している場合は、自動的に該部品供給テープ12を逆戻して該部品供給テープ12の先頭の部品の位置を該頭出し位置まで戻すようにしている。ここで、頭出し位置は、例えば部品吸着位置の1ピッチ分手前又は数ピッチ分手前或は部品吸着位置のいずれに設定しても良い。
以上説明した本実施例の部品残数管理は、部品実装機14の制御部22(又はテープフィーダ11の制御部21、部品残数管理用コンピュータ等)によって図4の部品残数管理プログラムに従って次のように実行される。
図4の部品残数管理プログラムは、テープフィーダ11の電源投入時に起動され、特許請求の範囲でいう部品残数管理手段としての役割を果たす。本プログラムが起動されると、まずステップ101で、部品供給テープ12が1ピッチ送られるまで待機し、順送り、逆戻しのいずれの方向でも、部品供給テープ12を1ピッチ送る毎に、ステップ102に進み、部品検出センサ24の出力信号を読み込んで部品供給テープ12内の部品を検出したか否かを判定する。その結果、部品が検出されないと判定された場合は、ステップ10
3に進み、欠品と判定して、ステップ101に戻る。
これに対し、上記ステップ102で、部品が検出されたと判定されば、ステップ104に進み、部品検出センサ24の出力レベルを判定しきい値と比較して、該部品検出センサ24の出力レベルが判定しきい値よりも大きいと判定されれば、正常な部品(不良部品ではない)と判断して、ステップ106に進む。一方、部品検出センサ24の出力レベルが判定しきい値以下と判定されれば、ステップ105に進み、部品の一部が欠損した不良部品であると判定して、ステップ106に進む。
このステップ106で、テープ送り方向が順方向か否かを判定し、順方向と判定されれば、ステップ107に進み、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個減少させる(ダウンカウントする)。一方、上記ステップ106で、テープ送り方向が逆方向と判定されれば、ステップ108に進み、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個増加させる(アップカウントする)。この後、ステップ109に進み、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)が0になったか否かを判定し、部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)が0になっていないと判定されれば、前記ステップ101に戻り、上述した処理を繰り返す。これにより、部品残数が正確に管理される。
一方、テープフィーダ11の自動運転中は、テープフィーダ11の制御部21によって図5のテープフィーダ自動運転制御プログラムに従って部品供給テープ12のピッチ送り動作が次のように制御される。
本プログラムが起動されると、まずステップ201で、テープ送りタイミングになるまで待機し、テープ送りタイミングになる毎に、ステップ202に進み、前述した図4の部品残数管理プログラムの処理結果に基づいて部品吸着位置の1ピッチ手前の部品が欠品であるか否かを判定する。その結果、欠品であると判定されれば、ステップ204に進み、1回のテープ送り動作で2ピッチ送ることで、欠品の位置を部品吸着位置で停止させずに通り越させる。
これに対し、上記ステップ202で、欠品ではないと判定されれば、ステップ203に進み、前述した図4の部品残数管理プログラムの処理結果に基づいて部品吸着位置の1ピッチ手前の部品が不良部品であるか否かを判定する。その結果、不良部品ではないと判定されれば、ステップ205に進み、部品供給テープ12を1ピッチ送り、上記ステップ201の処理に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、上記ステップ203で、不良部品であると判定されれば、ステップ204に進み、1回のテープ送り動作で2ピッチ送ることで、不良部品の位置を部品吸着位置で停止させずに通り越させる。
以上説明した本実施例によれば、順送り動作中に部品検出センサ24で部品を検出する毎に部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個減少させ、逆戻し動作中に部品検出センサ24で部品を検出する毎に部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)を1個増加させるようにしたので、部品供給テープ12のセット作業時やテープフィーダ11のエラー停止時等に作業者が手動操作で部品供給テープ12を順送りしたり逆戻ししても、部品残数の管理をアップダウンカウンタを用いて簡単に行うことができる。ここで、アップダウンカウンタは、ソフトウエアで構成しても良いし、ハードウエアで構成しても良い。
しかも、本実施例では、欠品や不良部品が検出された場合は、欠品や不良部品の位置が部品吸着位置の1ピッチ手前の位置まで来ると、次のテープ送り動作では、2ピッチ送る
ことで、欠品や不良部品の位置を部品吸着位置で停止させずに通り越させるようにしたので、欠品や不良部品の場合に、無駄な部品吸着動作や画像処理を行わずに済み、生産性を向上させることができる。
更に、本実施例では、テープフィーダ11に部品供給テープ12をセットする作業中に、部品検出センサ24で部品を検出する毎にアップ/ダウンカウントした部品残数カウンタCのカウント値(部品残数)の増減量に基づいて該部品供給テープ12の先頭の部品の位置を監視し、自動頭出し制御の開始時に該部品供給テープ12の先頭の部品の位置が頭出し位置を通り越している場合は、自動的に該部品供給テープ12を逆戻して該部品供給テープ12の先頭の部品の位置を該頭出し位置まで戻すようにしているため、部品供給テープ12のセット作業時に部品供給テープ12の頭出しを自動的に行うことができると共に、部品残数を正しい値に維持することができる。
尚、本発明は、部品残数カウンタCとしてアップダウンカウンタを用いる構成に限定されず、例えば、手動操作で部品供給テープ12を順送りしたり逆戻しする場合に、順送りした部品個数Aと逆戻しした部品個数Bをそれぞれ別のカウンタでカウントし、手動操作終了時に、「手動操作開始当初の部品残数N」から「順送りした部品個数A」を減算し、これに「逆戻しした部品個数B」を加算して、手動操作終了時の部品残数を求めるようにしても良い。
手動操作終了時の部品残数=N−A+B
その他、本発明は、上記実施例に限定されず、部品検出センサ24の位置を変更したり、テープフィーダ11の構成を変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…テープフィーダ、12…部品供給テープ、13…スプロケット駆動用のモータ、14…部品実装機、21…テープフィーダの制御部、22…部品実装機の制御部(部品残数管理手段)、24…部品検出センサ(部品検出手段)、27…操作部

Claims (5)

  1. 所定ピッチで配列された多数の部品を包装した部品供給テープのスプロケット孔にスプロケットの歯を噛み合わせて該スプロケットを回転させることで該部品供給テープを部品吸着位置へ送るテープフィーダの部品残数管理装置において、
    前記部品吸着位置の手前側の所定位置で前記部品供給テープ内の部品を検出する部品検出手段と、
    前記部品検出手段で検出した部品の個数をカウントしてそのカウント値に基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理する部品残数管理手段とを備え、
    前記部品残数管理手段は、前記部品供給テープを順方向に送る順送り動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数と、該部品供給テープを逆戻しする逆戻し動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数とに基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理すると共に、前記部品供給テープが部品の配列ピッチの1ピッチ分送られる毎に前記部品検出手段で部品を検出したか否かを判定し、部品が検出されない場合は、欠品と判断して、該欠品の位置が前記部品吸着位置を通り越すように前記部品供給テープの送り動作を制御することを特徴とするテープフィーダの部品残数管理装置。
  2. 所定ピッチで配列された多数の部品を包装した部品供給テープのスプロケット孔にスプロケットの歯を噛み合わせて該スプロケットを回転させることで該部品供給テープを部品吸着位置へ送るテープフィーダの部品残数管理装置において、
    前記部品吸着位置の手前側の所定位置で前記部品供給テープ内の部品を検出する部品検出手段と、
    前記部品検出手段の検出信号に基づいて不良部品であるか否かを判定する不良部品判定手段と、
    前記部品検出手段で検出した部品の個数をカウントしてそのカウント値に基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理する部品残数管理手段とを備え、
    前記部品残数管理手段は、前記部品供給テープを順方向に送る順送り動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数と、該部品供給テープを逆戻しする逆戻し動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数とに基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理すると共に、前記不良部品判定手段で不良部品と判定された場合は、前記部品残数を1個減少させると共に、該不良部品の位置が前記部品吸着位置を通り越すように前記部品供給テープの送り動作を制御することを特徴とするテープフィーダの部品残数管理装置。
  3. 所定ピッチで配列された多数の部品を包装した部品供給テープのスプロケット孔にスプロケットの歯を噛み合わせて該スプロケットを回転させることで該部品供給テープを部品吸着位置へ送るテープフィーダの部品残数管理装置において、
    前記部品吸着位置の手前側の所定位置で前記部品供給テープ内の部品を検出する部品検出手段と、
    前記部品検出手段で検出した部品の個数をカウントしてそのカウント値に基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理する部品残数管理手段と、
    前記テープフィーダに部品供給テープをセットした後に該部品供給テープの先頭の部品の位置が所定の頭出し位置に到達するまで該部品供給テープを順方向又は逆方向に送る自動頭出し制御を実行する自動頭出し手段を備え、
    前記部品残数管理手段は、前記部品供給テープを順方向に送る順送り動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数と、該部品供給テープを逆戻しする逆戻し動作中に前記部品検出手段で検出した部品の個数とに基づいて前記部品供給テープの部品残数を管理し、 前記自動頭出し手段は、前記テープフィーダに部品供給テープをセットする作業中に前記部品残数管理手段で管理した前記部品残数の増減量に基づいて該部品供給テープの先頭の部品の位置を監視し、前記自動頭出し制御の開始時に該部品供給テープの先頭の部品の位置が前記頭出し位置を通り越している場合は、該部品供給テープを逆戻して該部品供給テープの先頭の部品の位置を該頭出し位置まで戻すことを特徴とするテープフィーダの部品残数管理装置。
  4. 前記部品残数管理手段は、順送り動作中に前記部品検出手段で部品を検出する毎に前記部品残数を1個減少させ、逆戻し動作中に前記部品検出手段で部品を検出する毎に前記部品残数を1個増加させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のテープフィーダの部品残数管理装置。
  5. 前記部品検出手段は、前記部品供給テープの上面と対向するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のテープフィーダの部品残数管理装置。
JP2014505851A 2012-03-19 2012-03-19 テープフィーダの部品残数管理装置 Active JP5877550B2 (ja)

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