JP6592528B2 - 部品供給装置、表面実装機 - Google Patents

部品供給装置、表面実装機 Download PDF

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Description

本明細書で開示される技術は、テープ押さえの種類を識別する技術に関する。
従来から、表面実装機に搭載されて実装用の電子部品を供給する手段の1つとしていわゆるフィーダと称される部品供給装置が知られている。フィーダは、多数の部品を一定間隔で収納した部品供給テープを、リールから引き出しつつ前方の部品取出位置まで送り出し、この位置で表面実装機に設けられた実装用ヘッドにより部品の取出しを行わせる構成となっている。
また、フィーダは、送出する部品供給テープを部品取出位置まで上から押さえるため、テープ押さえ(サプレッサ)を設けている。テープ押さえは、電子部品のサイズや部品供給テープの種類により、専用のものが使用される場合がある。例えば、下記に示す特許文献1では、表面実装機のヘッドユニット(装着ヘッド)に搭載した基板認識カメラを利用して、テープ押さえを画像認識することで、テープ押さえの種別を判別する構成をとっている。
特開2014−11325号
ヘッドユニットの可動範囲は制限されていることから、基板認識カメラの撮影範囲も制限がある。そのため、フィーダに取り付けられたテープ押さえの位置が撮影範囲外にあると、テープ押さえを画像認識することが出来ない。
また、ヘッドユニットが撮像対象のフィーダから離れた位置にある場合は、フィーダが移動して基板認識カメラが撮像対象のフィーダのテープ押さえの上方に到着するまでに時間が必要で、その分、画像認識が遅れ、テープ押さえの種別を判別するための時間が長くなる。
本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、テープフィーダ自体にテープ押さえの種類の識別機能を設けることで、テープ押さえの種類をヘッドユニットに搭載されたカメラを使用することなく識別すること、テープ押さえの種別を判別するための時間を極力短くすることを目的とする。また、識別情報により特定されるテープ押さえの種類が、部品供給テープに対応したテープ押さえの種類と適合しているか否かを、フィーダ内で判断することを目的とする。
本明細書で開示される部品供給装置は、本体と、前記本体に設けられ、電子部品を一定の間隔で収容した部品供給テープを部品供給位置に向けて送出する送出装置と、前記本体に装着され、前記部品供給位置に向けて送出される部品供給テープの上面を押さえるテープ押さえと、を含み、前記テープ押さえは、前記テープ押さえの種類に応じた固有の識別情報を有し、前記本体は、前記識別情報を検出する検出部と、前記検出部により検出した前記識別情報から特定されるテープ押さえの種類が、前記部品供給テープに対応したテープ押さえの種類と適合しているか、判断する判断部と、を有する。
本構成では、テープ押さえに設けられた識別情報を、部品供給装置の本体に設けられた検出部により検出することで、テープ押さえの種類を部品供給装置にて、識別できる。すなわち、テープ押さえの種類を識別する識別機能を、部品供給装置自体に設けている。そのため、ヘッドユニットに搭載されたカメラを使用することなく、テープ押さえの種類を識別することが出来る。また、テープ押さえの種別を判別するための時間を極力短くすることが出来る。
また、本構成では、識別情報から特定されるテープ押さえの種類の適否を判断する判断部を部品供給装置の本体に設けている。すなわち、部品供給装置の本体に対してテープ押さえの適否を判断する判断機能を設けているので、識別情報から特定されるテープ押さえの種類が、部品供給テープに対応したテープ押さえの種類と適合しているか否かを、部品供給装置内で判断することが出来る。
また、本明細書で開示される部品供給装置の一実施態様として以下の構成が好ましい。
前記テープ押さえは電子デバイスを有し、前記電子デバイスは前記テープ押さえの種類の情報を記憶し、前記検出部は、前記電子デバイスから前記テープ押さえの情報を読み取る読取部である。本構成では、電子デバイスに記憶された情報を読み取ることで、テープ押さえの種類に識別することが出来る。
前記電子デバイスは、前記テープ押さえの使用状況に関する情報を記憶し、前記読取部は、前記電子デバイスに記憶された前記テープ押さえの使用状況に関する情報を読み取る。本構成では、電子デバイスに記憶された情報を読み取ることで、テープ押さえの使用状況を知ることが出来る。
前記テープ押さえは、前記テープ押さえの種類に応じた識別マークを有し、前記検出部は、前記識別マークを光学的に識別する光学認識手段である。本構成では、識別マークの形などからテープ押さえの種類を識別することが出来る。
前記テープ押さえは、種類に応じて位置が異なる識別部を有し、前記検出部は、前記本体に取り付けられ、前記識別部の位置の相違に応じて動作量の異なる動作を行う動作部材と、前記動作部材の動作量の相違を検出して、前記動作量の相違に応じた出力を行う出力センサと備える。本構成では、識別部の位置の相違に基づいて、テープ押さえの種類を識別することが出来る。
前記テープ押さえは、種類に応じて形状が異なる識別部を有し、前記検出部は、前記本体に取り付けられ、前記識別部の形状の相違に応じて動作量の異なる動作を行う動作部材と、前記動作部材の動作量の相違を検出して、前記動作量の相違に応じた出力を行う出力センサと備える。本構成では、識別部の形状の相違に基づいて、テープ押さえの種類を識別することが出来る。
本明細書で開示される技術によれば、ヘッドユニットに搭載されたカメラを使用することなく、テープ押さえの種類を識別することが出来る。また、テープ押さえの種別を判別するための時間を極力短くすることが出来る。また、識別情報により特定されるテープ押さえの種類が、部品供給テープに対応したテープ押さえの種類と適合しているか否かを、部品供給装置内で判断することが出来る。
実施形態1に適用された表面実装機の平面図である。 ヘッドユニットの支持構造を示す図である。 部品供給テープの斜視図である。 フィーダの正面図である。 フィーダの一部を切り欠いた正面図である。 フィーダの平面図である。 図4のA−A線断面図である。 テープ押さえの平面図である。 テープ押さえの正面図である。 テープ押さえの下面図である。 トップテープを剥離した状態を示す部品供給テープの平面図である。 その断面図である。 表面実装機の電気的構成を示すブロック図 テープ押さえの識別処理の流れを示すフローチャート図 実施形態2におけるフーダの前部側を示す正面図である。 フィーダの前部側を示す平面図である。 テープ押さえの下面図である。 テープ押さえの後端部分(図16のB−B線部分)で切断したフィーダの断面図である。 実施形態3におけるテープ押さえの下面図である。 テープ押さえの後端部分(図16のB−B線部分)で切断したフィーダの断面図である。 実施形態4におけるテープ押さえ、検出部材、スライド部材の斜視図である。 検出部材、スライド部材の斜視図である。 フィーダの一部(検出部材周辺)を拡大した正面図である。 フィーダの一部(検出部材周辺)を拡大したフィーダの正面図である。 実施形態5におけるフィーダの一部(レバー周辺)を拡大した斜視図である。 フィーダの一部(レバー周辺)を拡大した正面図である。 同じくフィーダの一部(レバー周辺)を拡大した斜視図である。 フィーダの一部(レバー周辺)を拡大した正面図である。
<実施形態1>
1.表面実装機の全体構成
表面実装機1は、図1に示すように、基台11と、プリント基板Pを搬送する搬送コンベア20と、ヘッドユニット60と、ヘッドユニット60を基台11上にて平面方向(XY方向)に移動させる駆動装置30とを備えている。尚、以下の説明において、基台11の長手方向(図1の左右方向)をX方向と呼ぶものとし、基台11の奥行方向(図1の上下方向)をY方向、図2の上下方向をZ方向とする。
搬送コンベア20は、基台11の中央に配置されている。搬送コンベア20はX方向に循環駆動する一対の搬送ベルト21を備えており、搬送ベルト21上の二点鎖線で示したプリント基板Pを、ベルトとの摩擦によりX方向に搬送する。
本実施形態では、図1に示す左側が入り口となっており、プリント基板Pは、図1に示す左側より搬送コンベア20を通じて機内へと搬入される。搬入されたプリント基板Pは、搬送コンベア20により基台中央の作業位置まで運ばれ、そこで停止される。
一方、基台11上には、作業位置の周囲を囲むようにして、部品供給部13が4箇所設けられている。これら各部品供給部13には、電子部品を供給するフィーダ80が横並び状に多数設置されている。
そして作業位置では、上記フィーダ80Aを通じて供給された電子部品を、プリント基板P上に実装する実装処理が、ヘッドユニット60に搭載された実装ヘッド63により行われるとともに、その後、実装処理を終えたプリント基板Pはコンベア20を通じて図1における右方向に運ばれ、機外に搬出される構成になっている。
駆動装置30は、大まかには一対の支持脚41、ヘッド支持体51、Y軸ボールネジ45、Y軸モータ47、X軸ボールネジ55、X軸モータ57から構成される。具体的に説明してゆくと、図1に示すように基台11上には一対の支持脚41が設置されている。両支持脚41は作業位置の両側に位置しており、共にY方向にまっすぐに延びている。
両支持脚41にはY方向に延びるガイドレール42が支持脚上面に設置されると共に、これら左右のガイドレール42に長手方向の両端部を嵌合させつつヘット支持体51が取り付けられている。
また、右側の支持脚41にはY方向に延びるY軸ボールねじ45が装着され、更にY軸ボールねじ45にはボールナット(不図示)が螺合されている。そして、Y軸ボールねじ45にはY軸モータ47が付設されている。
Y軸モータ47を通電操作すると、Y軸ボールねじ45に沿ってボールナットが進退する結果、ボールナットに固定されたヘッド支持体51、ひいては次述するヘッドユニット60がガイドレール42に沿ってY方向に移動する(Y軸サーボ機構)。
ヘッド支持体51は、X方向に長い形状である。ヘッド支持体51には、図2に示すように、X方向に延びるガイド部材53が設置され、更に、ガイド部材53に対してヘッドユニット60が、ガイド部材53の軸に沿って移動自在に取り付けられている。このヘッド支持体51には、X方向に延びるX軸ボールねじ55が装着されており、更にX軸ボールねじ55にはボールナットが螺合されている。
そして、X軸ボールねじ55にはX軸モータ57が付設されており、同モータ57を通電操作すると、X軸ボールねじ55に沿ってボールナットが進退する結果、ボールナットに固定されたヘッドユニット60がガイド部材53に沿ってX方向に移動する(X軸サーボ機構)。
従って、X軸モータ57、Y軸モータ47を複合的に制御することで、基台11上においてヘッドユニット60を平面方向(XY方向)に移動操作出来る構成となっている。
係るヘッドユニット60には、電子部品の実装作業を行う実装ヘッド63が列をなして複数個搭載されている。各実装ヘッド63はR軸モータによる軸回りの回転と、Z軸モータの駆動によりヘッドユニット60に対して昇降可能な構成となっている。また、各実装ヘッド63には図外の負圧手段から負圧が供給されるように構成されており、ヘッド先端に吸引力を生じさせるようになっている。
このような構成とすることで、X軸モータ57、Y軸モータ47、Z軸モータを所定のタイミングで作動させることにより、フィーダ80を通じて供給される電子部品を実装ヘッド63により取り出して、プリント基板P上に実装する処理を実行することが出来る。
尚、図1に示す符号「17」は部品認識カメラ、図2に示す符号65は基板認識カメラである。部品認識カメラ17は基台11上において撮像面を上に向けて固定されている。
この部品認識カメラ17は、実装ヘッド63により取り出された電子部品の画像(下面画像)を撮像して、実装ヘッド63による電子部品の吸着姿勢を検出するものである。基板認識カメラ65はヘッドユニット60に撮像面を下に向けた状態で固定されており、ヘッドユニット60とともに一体的に移動する構成とされている。
これにより、上述のX軸サーボ機構、Y軸サーボ機構を駆動させることで、プリント基板P上の任意の位置の画像を、基板認識カメラ65により撮像することが出来る。
2.部品供給テープ70及びフィーダ80Aの構成
部品供給テープ70は、図3に示すように、キャリアテープ71と、これに貼着されるトップテープ75とから構成されている。キャリアテープ71の材質は、例えば、合成樹脂製であり、トップテープ75の材質は、例えば、合成樹脂製である。キャリアテープ71は、上方に開口した空洞状の部品収納部72を一定間隔置きに有しており、各部品収納部72にはチップ抵抗等の小型電子部品が収納されている。また、キャリアテープ71の一辺側には、縁部に沿って係合孔73が一定間隔で設けられている。この部品供給テープ70は、フィーダ80Aの後方位置において、図外のリールに巻回されて支持されている。
フィーダ(本発明の「部品供給装置」の一例)80Aは、図4、図5に示すように、送出装置90と、テープ押さえ100Aと、これらが取り付けられるフレーム(本発明の「本体」の一例)81とを備える。フレーム81は、Y方向に長い形状であり、例えば、アルミダイキャスト製である。フレーム81には、部品供給テープ70を通すためのテープ通路83が設けられている。テープ通路83は、フレーム81の下部後端から前方に向けて延びている。その後、テープ通路83は、斜め上方に向かって延びており、フレーム81の上面に連続している。
送出装置90は、フレーム81の前部側に、設けられている。送出装置90は、モータ91、複数枚のギヤからなるギヤ列93、第1スプロケット95、第2スプロケット97からなる。これら2つのスプロケット95、97は、フレーム81の上部側において、前後方向に配置されている。ギヤ列93は、モータ91の動力を伝達して、2つのスプロケット95、97を同じ方向に同ピッチで回転させる。
スプロケット95、97の外周には等間隔で歯95A、97Aが形成されている。スプロケット95、97の歯95A、97Aは、部品供給テープ70の係合孔73と係合しており、スプロケット95、97を回転させることにより、部品供給テープ70をフィーダ前部の部品供給位置Gに送出することが出来る。
テープ押さえ100Aは、例えば、金属製であり、前後方向に長い形状をなす。テープ押さえ100Aは、フレーム81の上面前部に設置されている。
そして、フレーム81は、テープ押さえ100Aの前端と後端に対応する位置に、前部ロック部85と後部ロック部87を設けている。テープ押さえ100Aは、これら2つのロック部85、87により前後をロックされることで、フレーム81に固定される構成となっている。
尚、図8に示す符号107は後部ロック部87とロックするロックピン、図9に示す符号108は、前側ロック部85とロックするロック爪である。
テープ押さえ100は、図7に示すように、部品供給テープ70の両側をガイドする一対のガイド壁105を有し、フレーム81の上面81Aを送られる部品供給テープ70の姿勢が斜かないようにしている。
また、図8〜図10に示すように、テープ押さえ100Aの上面壁101の前部側には、開口102が形成されている。そして、開口102には、これを塞ぐようにして支持板110が取り付けられている。支持板110には、テープ切開部113と部品取出孔115とが設けられている。部品取出孔115は、テープ切開部113の前方に位置しており、部品供給位置Gに対応した位置に設けられている。
テープ切開部113は、先端部に切断刃113Aを有している。切断刃113Aはテープ押さえ100Aの上面壁101から下方に突出しており、図11、図12に示すようにトップテープ75の中央を切開する機能を果たす。
中央を切開されたトップテープ75は、図11、図12に示すように、テープ切開部113の側方を通過する過程で幅方向の両側に開かれて剥離され、これにより、部品収納部72内の電子部品Wが露出する。
そのため、電子部品Wが部品供給位置Gに移動するタイミングに合わせて実装ヘッド63を部品供給位置Gに移動して吸着動作を行うことにより、部品取出孔115を通じて、部品収納部72から電子部品Wをピックアップすることが出来る。
また、フレーム81の下部であって、後端寄りの位置には、制御部130を搭載した回路基板88がボックス89に収められて配置されている。ボックス89の前端にはコネクタ89Aが設置されている。
フィーダ80Aを部品供給部13に取り付けると、ボックス89の先端のコネクタ89Aが部品供給部13の相手側コネクタと電気的に接続される。コネクタの接続により、フィーダ80Aは、表面実装機10と電気的に接続される。これにより、フィーダ80Aは表面実装機1から電力供給を受けることが可能になると共に、表面実装機1のコントローラ150との間で各種の制御信号を通信することが出来る。
図13は、表面実装機1の電気的構成を示すブロック図である。表面実装機1は、コントローラ150、ドライバ160、画像処理部170、I/O180を備える。
コントローラ150は、CPU151、記憶部153を有する。記憶部153には、実装プログラム等、プリント基板に電子部品を実装するための各種の情報が記憶されている。コントローラ150は、表面実装機1を制御・統括する機能を果たす。
ドライバ160には各軸モータ57、47が接続されている。ドライバ160は、コントローラ150からの指令に応答して各軸モータ57、47を制御する機能を果たす。コントローラ150が実装プログラムに従ってドライバ160に指令を与えることで、各軸モータが制御され、プリント基板に対する電子部品の実装動作が行われる構成になっている。
また、コントローラ150には、I/O180(コネクタ89A)を介して、フィーダ80が電気的に接続されている。フィーダ80は、制御部210と、モータ91と、読取部220と、を有している。制御部210は、表面実装機1のコントローラ150と連係して、フィーダ80を制御するものである。具体的には、コントローラ150からの指令に応答して、モータ91を駆動することにより、部品供給テープ70に保持された電子部品Wを電子部品供給位置Gに対して所定のタイミングでピッチ送りする機能を果たす。また、制御部210は、内部メモリ210Aを有している。内部メモリ210Aには、フィーダを制御するためのデータなど、各種の情報を記憶することが出来る。尚、制御部210は、本発明の「判断部」の一例である。
読取部220は、テープ押さえ100Aに設けられた無線タグ230の情報を読み取る機能を果たす。以下、無線タグ230を用いた、テープ押さえ100Aの識別機能について説明を行う。尚、無線タグ230が本発明の「電子デバイス」の一例である。
3.テープ押さえ100Aの識別機能
テープ押さえ100Aは部品供給テープ70の種類により、専用のものが使用される場合がある。例えば、テープ幅や材質の相違、収納する電子部品Wの相違により、専用のものが使用される場合がある。本実施形態では、収納する電子部品Wに応じて専用のテープ切開部113を使用することから、テープ押さえ100Aは部品供給テープの種類(収納される電子部品の種類)ごとに専用品となっている。
そして、本実施形態のフィーダ80Aは、テープ押さえ100Aに対して無線タグ230を取り付けている。具体的には、図4、図8に示すように、無線タグ230をテープ押さえ100Aの上面壁101の後端部に取り付けている。無線タグ230には、テープ押さえ100Aの種類の情報が書き込まれている。また、無線タグ230には、テープ押さえ100Aの種類の情報の他に、テープ押さえ100Aの使用状況についての情報である例えば、使用回数(テープ押さえを通過する部品供給テープ70の累計送り回数)など使用履歴、予め設定されている期間ごとの部品供給テープの送り回数である使用頻度に関する情報が記憶されている。
なお、部品供給テープ70の使用回数と、使用頻度とは、フィーダ80Aの制御部210に設けられたカウンタ210Bによってカウントされ、一旦内部メモリ210Aに記憶される。そして、内部メモリ210Aから所定時間ごと、または、テープ押さえ100がフィーダ80Aから外されるときに、内部メモリ210Aに記憶されている使用回数と、使用頻度とは、制御部21に設けられた送信部210Cにより無線タグ230に送られ、更新されて記憶される。
一方、図5に示すように、フィーダ80Aの回路基板88には、無線タグ230に書きこまれた情報を読み取る読取部220が設けられている。そのため、無線タグ230に書きこまれた情報を、読取部220にて読み取ることで、テープ押さえ100Aの種類を識別することが出来、また、テープ押さえ100Aの使用回数、使用頻度をフィーダ80Aから送り、無線タグ230に記憶してテープ押さえ100Aの管理に使用することも出来る。
本実施形態では、生産するプリント基板Pの品種を切り替える時に、表面実装機1のコントローラ150から、各フィーダ80Aに対してテープ押さえ100Aの種類をチェックすることを要求する指令が送られる(図14:S10)。
尚、この時、コントローラ150から各フィーダ80に対して、各フィーダ80Aに搭載されるべきテープ押さえ100Aの種類の情報、すなわち、各フィーダ80Aの部品供給テープ70に適合したテープ押さえ100Aの種類の情報がそれぞれ送られる。
そして、各フィーダ80Aの制御部210は、コントローラ150から指令を受けると、読取部220を用いて無線タグ230の情報を読み取り、テープ押さえ100Aの種類を識別する(図14:S20)。
そして、各フィーダ80Aの制御部210は判断部に相当し、読み取ったテープ押さえ100Aの種類が、各フィーダ80Aの部品供給テープ70に対応したテープ押さえ100Aの種類と適合しているか、判断する処理を行う(図14:S30)。
その後、各フィーダ80の制御部210は、テープ押さえ100Aの適否、すなわち各フィーダ80Aの部品供給テープ70に対応したテープ押さえ100Aの種類と適合しているか否かを、表面実装機1のコントローラ150に通知する(図14:S40)。
コントローラ150は、各フィーダ80Aから通知される結果について、不適合なテープ押さえ100Aを装着したフィーダ80Aが無いか、判断する処理を行う(図14:S50)。
そして、不適合なテープ押さえ100Aを装着したフィーダ80Aが無い場合は、コントローラ150は、正常とし、プリント基板Pの生産に移行する(図14:S60)。一方、不適合なテープ押さえ100Aを装着したフィーダ80Aが1つでもあった場合、コントローラ150は、エラーメッセージを報知する(図14:S70)。
(実施形態の効果)
本実施形態の表面実装機1によれば、テープ押さえ100Aに対して、テープ押さえ100Aの種類の情報を記憶した無線タグ230を設ける一方、フィーダ80A側に無線タグ230の情報を読み取る読取部220を設けている。そのため、テープ押さえ100Aの種類をフィーダ自身で識別することが出来る。従って、本構成では、ヘッドユニット60に搭載した基板認識カメラ65を使用することなく、テープ押さえ100Aの種類を識別することが出来る。
また、テープ押さえ100Aの種類を識別するために、ヘッドユニット60に搭載した基板認識カメラ65を移動する必要が無く、テープ押さえ100Aの種類を識別するための時間を極力短縮することが出来る。
さらに、識別中のテープ押さえ100Aの種類が、部品供給テープ70に対応したテープ押さえ100Aの種類と適合しているか、フィーダ80A内で判断することが出来る。また、判断した結果をフィーダ80Aに設けられた図示しない表示装置に表示してもよい。前記表示装置は、例えば単体または複数の発光素子、或いは、7セグメントの発光素子であり、判断結果が適合のときと不適合のときとで、単体または複数の発光素子、或いは、7セグメントの発光素子の点灯状態を異ならせることにより、フィーダ80Aを扱う作業者は、テープ押さえと部品供給テープとの適合状態を容易に確認することが出来る。
また、テープ押さえ100Aの種類が、部品供給テープ70に対応したテープ押さえ100Aの種類と適合しているかいないかの判断は、テープ押さえが取り付けられたフィーダ80Aを表面実装機1の部品供給部13に載置するときに行うようにしてもよい。
また、識別したテープ押さえ100Aの種類が、フィーダ80Aに装着された部品供給テープ70の種類に適合しているか判断するようにしており、不適合なテープ押さえ100Aを装着したフィーダ80Aがある場合には、エラーメッセージを報知するようにしている。従って、テープ押さえ100Aの誤装着に伴う、電子部品Wの搬送不良やトップテープ75の切り開き動作の不良が起きることを抑制することが出来る。
また、無線タグ230には、テープ押さえ100Aの種類に関する情報だけでなく、テープ押さえ100Aの使用履歴に関する情報を記憶している。そのため、使用履歴に関する情報を参照することで、テープ押さえ100Aのメンテナンスタイミングや、交換時期をフィーダ80Aで通知することが出来る。
<実施形態2>
実施形態2を図15〜図18を参照して説明する。
実施形態1では、テープ押さえ100Aの種類を識別するため、テープ押さえ100A側に無線タグ230を設け、フィーダ80Aのフレーム81側に無線タグ230の情報を読み取る読取部220を設けた例を示した。
実施形態2は、実施形態1に対して、テープ押さえ100Bの種類の識別方法が異なっている。具体的に説明すると、実施形態2では、テープ押さえ100Bに対して、不揮発性のメモリ(一例としてROM)310と、コネクタ320とを設けている。メモリ310は、テープ押さえ100Bの種類の情報を記憶している。尚、メモリ310が本発明の「電子デバイス」の一例である。
メモリ310は、図15〜図17に示すように、テープ押さえ100Bの上面壁101の下面後部に配置されている。コネクタ320は、メモリ310と電気的に接続されており、メモリ310と同様、テープ押さえ100Bの上面壁101の下面後部に配置されている。
一方、フィーダ80Bには、コネクタ接続部350が設けられている。図18に示すように、コネクタ接続部350は、フレーム81の上面壁のうちコネクタ320と対応する位置にある。テープ押さえ100Bをフィーダ80Bに装着すると、コネクタ320のピン321がコネクタ接続部350に接触し、テープ押さえ100Bのメモリ310がコネクタ320、コネクタ接続部350を介して、フィーダ80Bの制御部210と電気的に接続する構造になっている。
そのため、フィーダ80Bの制御部210は、メモリ310から情報を読み出すことで、フィーダ80Bに装着されたテープ押さえ100Bの種類を識別することが出来る。尚、制御部210が、本発明の「読取部」の一例である。
また、メモリ310には、無線タグ230と同様に、テープ押さえ100の種類に関する情報の他に、テープ押さえ100の使用回数など使用履歴に関する情報を記憶することが出来る。テープ押さえ100の使用履歴に関する情報を記憶しておくことで、テープ押さえ100のメンテナンスタイミングや、交換時期をフィーダ80で通知することが出来る。
<実施形態3>
実施形態3を図19〜図20を参照して説明する。
実施形態1では、テープ押さえ100Aの種類を識別するため、テープ押さえ100A側に無線タグ230を設け、フィーダ80Aのフレーム81側に無線タグ230の情報を読み取る読取部220を設けた例を示した。
実施形態3は、実施形態1に対して、テープ押さえ100Cの種類の識別方法が異なっている。具体的に説明すると、実施形態3では、テープ押さえ100Cに対して識別マーク370を設けている。
識別マーク370は、図19、図20に示すように、テープ押さえ100Cの上面壁101の下面後部に配置されている。識別マーク370は、テープ押さえ100Cの種類に応じて形状が異なっている。本例では、識別マーク370の形状を「円形」としている。
一方、フィーダ80Cには、小型の光学認識手段(例えば複数の受発光素子や、形状を読み取り認識する装置としての小型のスキャナなど)380が設けられている。光学認識手段380は、識別マーク370の形状を光学的に認識することが出来る。
図20に示すように、光学認識手段380は、フレーム81の上面壁のうち、テープ押さえ100Cに配置された識別マーク370と対応する位置にある。光学認識手段380は、認識面をテープ押さえ100C側に向けた状態で固定されており、テープ押さえ100Cをフィーダ80Cに装着すると、識別マーク370が光学認識手段380の正面に位置する構造になっている。
以上のことから、光学認識手段380により、識別マーク370の形状を光学的に認識することが出来る。そのため、光学認識手段380により認識した識別マーク370の形状を、制御部210にて識別することで、フィーダ80Cに装着されたテープ押さえ100Cの種類を識別することが出来る。
<実施形態4>
実施形態4を、図21〜図24を参照して説明する。
実施形態1では、テープ押さえ100Aの種類を識別するため、テープ押さえ100A側に無線タグ230を設け、フィーダ80Aのフレーム81側に無線タグ230の情報を読み取る読取部220を設けた例を示した。
実施形態4は、実施形態1に対して、テープ押さえ100Dの種類の識別方法が異なっており、テープ押さえ100Dに設けられた切り欠き部400の位置を検出することで、テープ押さえ100Dの種類を識別する構造になっている。
具体的に説明すると、図21に示すように、テープ押さえ100Dは、ガイド壁105に対して切り欠き部400を有している。切り欠き部400の形状は逆V字型であり、ガイド壁105の下端に開口している。切り欠き部400は、テープ押さえ100Dの種類に応じて、Y方向の位置が異なっている。
一方、フィーダ80Dのフレーム81には、検出部材410と、スライド部材430とが設けられている。検出部材410は、フレーム81の側面に対して固定されている。検出部材410は、一対の光センサ420A、420Bを有している。光センサ(具体的には、透過型のフォトインタプラタ)420は、上下に対向する一対の対向部425を有しており、各対向部425には、発光素子と受光素子がそれぞれ配置されている。
スライド部材430は、フレーム81に対してY方向に、スライド可能となっている。具体的には、スライド部材430は、図22に示すように、連結部材465を介して、スライダ460に固定されている。スライダ460は、フレーム81に形成されたスライド溝84に対してY方向に移動可能に嵌合している。そのため、スライダ460による案内作用により、スライド部材430はフレーム81に対してY方向に移動できるようになっている。
スライド部材430は突部440と、一対の遮蔽部450A、450Bと、を備えている。一対の遮蔽部450A、450Bは、各光センサ420A、420Bの対向部425間に進入することで、光センサ420A、420Bの入遮光パターンを切り替えるものである。
突部440は、テープ押さえ100Dの切り欠き部400の形状に倣った形状となっている。スライド部材430は、突部440が切り欠き部400と嵌合することにより、Y方向の位置が定まる構成となっている。
そして、テープ押さえ100Dに設けられた切り欠き部400の位置は、テープ押さえ100Dの種類により異なることから、テープ押さえ100Dの種類が異なると、スライド部材430のY方向の移動量Fが変わり、それにより、光センサ420A、420Bの入遮光パターンが変わるようになっている。
例えば、図23に示すように、種類1のテープ押さえ100D1の場合、スライド部材430は所定の基準位置Loから停止位置L1まで移動し、スライド部材430のY方向の移動量はF1となる。スライド部材430の移動量がF1の場合、遮蔽部450Aは光センサ420Aの対向部425に対して進入し、光センサ420Aは遮光状態となる。また、遮蔽部450Bは光センサ420Bの対向部425から外れた状態となり、光センサ420Bは入光状態となる。そのため、光センサ420Aの出力はオフ、光センサ420Bの出力はオンとなる。尚、本例では、スライド部材430のストロークエンド(図23の右方向の終端位置)を基準位置Loとしている。
一方、図24に示すように、種類2のテープ押さえ100D2の場合、スライド部材430は所定の基準位置Loから停止位置L2まで移動し、スライド部材430のY方向の移動量はF2となる。スライド部材430の移動量がF2の場合、遮蔽部450A、450Bは各光センサ420A、420Bの対向部425に対してそれぞれ進入した状態となり、各光センサ420A、420Bは遮光状態となる。そのため、各光センサ420A、420Bの出力は、いずれもオフとなる。
このように、スライド部材430のY方向の移動量(動作量)Fは、テープ押さえ100Dの種類に応じて異なる。そして、各光センサ420A、430Bの出力パターン(オン、オフのパターン)は、スライド部材430のY方向の移動量Fにより応じて切り換わる。そのため、例えば、制御部210の内部メモリ210Aに、光センサ420A、420Bの出力パターンとテープ押さえ100Dの種類を対応付けるデータを予め記憶しておけば、光センサ420A、420Bの出力パターンに基づいて、テープ押さえ100Dの種類を識別することが出来る。
また、本例では、光センサ420A、420Bを2つ設けており、センサ420のオンオフの組み合わせは4パターン出来る。そのため、トータルで4種のテープ押さえ100Dを識別することが可能である。
尚、切り欠き部400が本発明の「種類に応じて位置が異なる識別部」の一例である。また、スライド部材が本発明の「動作部材」の一例、光センサ420A、420Bが本発明の「出力センサ」の一例である。
<実施形態5>
実施形態5を、図25〜図28を参照して説明する。
実施形態1では、テープ押さえ100Aの種類を識別するため、テープ押さえ100A側に無線タグ230を設け、フィーダ80Aのフレーム81側に無線タグ230の情報を読み取る読取部220を設けた例を示した。
実施形態5は、実施形態1に対して、テープ押さえ100Dの種類の識別方法が異なっており、テープ押さえ100Eの形状の相違を検出することで、テープ押さえ100Eの種類を識別する構造になっている。
図25、図27に示すように、テープ押さえ100Eの後端部の形状は、テープ押さえ100Eの種類に応じて異なっている。
具体的に説明すると、テープ押さえ100Eの後端部には、左右一対の当接部510A、510Bが設けられている。当接部510A、510Bの形状には、「半円形状」と「後方に向かって突出した長形状」の2タイプがあり、テープ押さえ100Eの種類により、これら形状の組み合わせパターンが異なっている。
例えば、図25に示すように、種類1のテープ押さえ100E1では、手前側と奥側の当接部510A、510Bの双方とも「長形状」となっている。
一方、図27に示すように、種類2のテープ押さえ100E2では、手前側の当接部510Aは「半円形状」、奥側の当接部510Bは「長形状」となっている。
また、フィーダ80Eのフレーム81には、テープ押さえ100Eの後方に位置して、縦壁550が設けられている。そして、縦壁550の両面にはそれぞれレバー560A、560Bが軸止されている。
各レバー560A、560Bは、テープ押さえ100Eの当接部510A、510Bと対応しており、レバー上部561を当接部510A、510Bに押されることで、ヒンジを中心に回転する構成となっている。尚、本例では、各レバー560A、560Bは、ばねにより、ヒンジを中心に、図26、図28において反時計周りの方向に付勢される構成となっている。
そして、各レバー560A、560Bの先端563は、フレーム81に設けられた検出部材410の光センサ420A、420Bに対する遮蔽体となっている。
本実施形態では、当接部510A、510Bが「半円形状」の場合、レバー560A、560Bは、レバー下方の壁面551に対して当接した状態となり、壁面551からの回転量はゼロとなる(図28参照)。そして、レバー560A、560Bの回転量がゼロの場合、レバー560A、560Bの先端563が、光センサ420A、420Bの対向部間から外れて、光センサ420A、420Bは、入光状態となる。
一方、当接部510A、510Bが「長形状」の場合、レバー560A、560Bの壁面551からの回転量はθ1である(図26参照)。そして、レバー560A、560Bの回転量がθ1の場合、レバー560A、560Bの先端563が、光センサ420A、420Bの対向部間に進入して、光センサ420A、420Bは、遮光状態となる。
図25及び図26に示すように、種類1のテープ押さえ100E1の場合、手前の当接部510Aと奥側の当接部510Bの双方とも「長形状」であり、レバー560A、560Bの回転量はθ1となる。そのため、各光センサ420A、420Bは遮光状態となることから、各光センサ420A、420Bの出力は、いずれもオフとなる。
一方、図27及び図28に示すように、種類2のテープ押さえ100E2の場合、手前側の当接部510Aの形状は「円形状」、奥側の当接部510Bの形状は「長形状」であり、レバー560Aの回転量はゼロ、レバー560Bの回転量はθ1となる。そのため、光センサ420Aは入力状態となり、光センサ420Bは遮光状態となることから、光センサ420Aの出力はオン、光センサ420Bの出力はオフとなる。
このように、レバー560A、560Bの回転量(動作量)は、テープ押さえ100Eの種類に応じて異なる。そして、各光センサ420A、430Bの出力パターン(オン、オフのパターン)は、レバー560A、560Bの回転量により切り換わる。そのため、例えば、制御部210の内部メモリ210Aに、光センサ420A、420Bの出力パターンと、テープ押さえ100Eの種類を対応付けるデータを予め記憶しておけば、光センサ420A、420Bの出力パターンに基づいて、テープ押さえ100Eの種類を識別することが出来る。
また、本例では、光センサ420A、420Bを2つ設けており、センサ420のオンオフの組み合わせは4パターン出来る。そのため、トータルで4種のテープ押さえ100Dを識別することが可能である。
尚、当接部510A、510Bが本発明の「種類に応じて形状が異なる識別部」の一例である。また、レバー560A、560Bが本発明の「動作部材」の一例であり、光センサ420A、420Bが本発明の「出力センサ」の一例である。また、本例では、左右の当接部510A、510Bは、ロックピン107を支持する支持部材としての機能も担っている。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1では、テープ押さえ100Aに対して、テープ押さえ100Aの種類の情報を記憶した無線タグ230を設けた。一方、フィーダ80A側に無線タグ230の情報を読み取る読取部220を設けた。そして、無線タグ230の情報を読取部220で読み取ることで、テープ押さえ100Aの種類をフィーダ80Aにて識別するようにした。
これ以外にも、例えば、テープ押さえ100に対して取り付けた磁石などの磁性情報(テープ押さえの種類に応じた固有の磁気情報)を、フィーダ80のフレーム81に取り付けたホールセンサでセンシングすることにより、テープ押さえ100の種類を識別するようにしてもよい。
1...表面実装機
11...基台
30...駆動装置
60...ヘッドユニット
63...実装ヘッド
70...部品供給テープ
71...キャリアテープ
75...トップテープ
80...フィーダ(本発明の「部品供給装置」の一例)
81...フレーム(本発明の「本体」の一例)
90...送出装置
100...テープ押さえ
150...コントローラ
210...制御部(本発明の「判断部」の一例)
230...無線タグ
220...読取部
310...メモリ
350...コネクタ接続部

Claims (3)

  1. 電子部品を部品供給位置に供給する部品供給装置であって、
    本体と、
    前記本体に設けられ、電子部品を一定の間隔で収容した部品供給テープを部品供給位置に向けて送出する送出装置と、
    前記本体に装着され、前記部品供給位置に向けて送出される部品供給テープの上面を押さえるテープ押さえと、を含み、
    前記テープ押さえは、前記テープ押さえの種類に応じた固有の識別情報を有し、
    前記本体は、
    前記識別情報を検出する検出部と、
    前記検出部により検出した前記識別情報から特定されるテープ押さえの種類が、前記部品供給テープに対応したテープ押さえの種類と適合しているか、判断する判断部と、を有し、
    前記テープ押さえは、種類に応じて位置が異なる識別部を有し、
    前記検出部は、
    前記本体に取り付けられ、前記識別部の位置の相違に応じて動作量の異なる動作を行う動作部材と、
    前記動作部材の動作量の相違を検出して、前記動作量の相違に応じた出力を行う出力センサと、備える部品供給装置。
  2. 電子部品を部品供給位置に供給する部品供給装置であって、
    本体と、
    前記本体に設けられ、電子部品を一定の間隔で収容した部品供給テープを部品供給位置に向けて送出する送出装置と、
    前記本体に装着され、前記部品供給位置に向けて送出される部品供給テープの上面を押さえるテープ押さえと、を含み、
    前記テープ押さえは、前記テープ押さえの種類に応じた固有の識別情報を有し、
    前記本体は、
    前記識別情報を検出する検出部と、
    前記検出部により検出した前記識別情報から特定されるテープ押さえの種類が、前記部品供給テープに対応したテープ押さえの種類と適合しているか、判断する判断部と、を有し、
    前記テープ押さえは、種類に応じて形状が異なる識別部を有し、
    前記検出部は、
    前記本体に取り付けられ、前記識別部の形状の相違に応じて動作量の異なる動作を行う動作部材と、
    前記動作部材の動作量の相違を検出して、前記動作量の相違に応じた出力を行う出力センサと、備える部品供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置と、
    前記部品供給装置から供給された電子部品をプリント基板に実装する実装部と、を備えた表面実装機。
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