JP4308150B2 - 部品数管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装機で使用されるテーピング部品に関連する数の管理方法に関する。
近年、基板ユーザ等の要望により、多品種少量の基板生産が主流となっている。このため、部品実装機の一度の運転において、テーピング部品を使いきれずに、在庫として残ることが多い。よって、使いかけのテーピング部品が大量に発生し、部品残数の管理が困難であるという状況が生じている。このようなテーピング部品の残数管理を効率的に行なう方法として、部品実装機に使用部品数をカウントするカウンタを設け、部品の残数を上位サーバを用いて管理する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−252588号公報
しかしながら、このような上位サーバは、一般的に高価なため、中小企業等では導入することが困難な場合も多い。また、部品実装機によっては、必ずしもカウンタを備えているとは限らない。このため、このような上位サーバを利用できない場合もある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、簡易かつ安価にテーピング部品の残数を管理することができる部品数管理方法を提供することを目的とする。
本発明のある局面に係る部品数管理方法は、部品実装機により基板上へ実装される部品が収納された部品テープの部品に関連する数を管理する方法であって、前記部品テープには前記部品テープの長手方向にスライド自在なスライド部材が取り付けられており、前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過する際に、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出する部品個数算出ステップと、前記スライド部材を通過した前記部品の個数に基づいて、前記部品テープに収納された前記部品に関連する数を更新する部品関連数更新ステップとを含むことを特徴とする。好ましくは、上述の部品数管理方法は、さらに、前記部品に関連する数を前記スライド部材に設けられた数値表示手段に表示する部品関連数表示ステップを含む。
この方法によると、部品テープに数値表示手段を備えたスライド部材が取り付けられており、その数値表示手段に部品残数を表示させることができる。このため、ユーザは、数値表示手段を見るだけで部品の残数を知ることができる、よって、簡易かつ安価にテーピング部品の残数を管理することができる。なお、部品残数以外にも、使用した部品数をカウントして、表示させるようにしてもよい。
好ましくは、上述の部品数管理方法は、さらに、前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過した通過量を検知する通過量検知ステップを含み、前記部品個数算出ステップでは、前記通過量に基づいて、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出することを特徴とする。また、上述の部品数管理方法は、さらに、前記スライド部材に対する前記部品テープの相対的な進行方向を算出する進行方向算出ステップを含み、前記部品関連数更新ステップでは、算出された前記通過量および前記進行方向に基づいて、前記部品テープに収納された前記部品に関連する数を更新することを特徴とする。
部品テープの進行方向を求めることにより、部品テープが引き出されたのかリールにまき戻されたのかを知ることができる。このため、引き出された場合には、部品の残数を減らし、巻き戻された場合には、部品の残数を増やすような処理を行なうことにより、部品テープに収納された部品の残数を正確に表示させることができる。使用した部品数を表示させる場合には、引き出された場合に、当該部品数を増やし、巻き戻された場合には、当該部品数を減らすような処理を行なえばよい。
さらに好ましくは、上述の部品数管理方法は、前記部品に関連する数は、前記部品の残数であり、さらに、前記部品の残数が所定数以下になった場合に警告を行なう警告ステップを含むことを特徴とする。
部品切れの前に警告が行なわれるため、迅速に部品テープを交換することができる。
さらに好ましくは、上述の部品数管理方法は、さらに、前記部品テープの継ぎ目を検出する継ぎ目検出ステップと、前記部品テープの継ぎ目が検出された場合に、前記部品に関連する数を所定の値に設定する所定数設定ステップとを含むことを特徴とする。
この構成によると、部品テープが継がれた場合であっても、部品に関連する数を自動的にリセットすることができるため、常に正確な部品に関連する数を表示させることができる。
本発明の他の局面に係るスライド部材は、部品実装機により基板上に実装される部品が収納された部品テープの長手方向にスライド自在なスライド部材であって、前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過する際に、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出する部品個数算出手段と、前記スライド部材を通過した前記部品の個数に基づいて、前記部品テープに収納された前記部品に関連する数を更新する部品関連数更新手段とを備えることを特徴とする。好ましくは、上述のスライド部材は、さらに、前記部品に関連する数を表示する部品関連数表示手段を備えることを特徴とする。
この構成によると、部品テープに部品関連数表示手段を備えたスライド部材が取り付けられており、その部品関連数表示手段に部品残数を表示させることができる。このため、ユーザは、部品関連数表示手段を見るだけで部品の残数を知ることができる、よって、簡易かつ安価にテーピング部品の残数を管理することができる。なお、部品残数以外にも、使用した部品数をカウントして、表示させるようにしてもよい。
なお、本発明は、上述のような特徴的なステップを備える部品数管理方法として実現することができるだけでなく、部品数管理方法に含まれる特徴的なステップを手段とする部品数管理装置として実現したり、部品数管理方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは言うまでもない。
簡易かつ安価にテーピング部品の残数を管理することができる部品数管理方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る部品実装システムについて説明する。
(部品実装システム)
図1は、本発明に係る部品実装システム10全体の構成を示す外観図である。この部品実装システム10は、上流から下流に向けて回路基板20を送りながら電子部品を実装していく生産ラインを構成する複数の部品実装機100、200と、生産の開始等にあたり、各種データベースに基づいて必要な電子部品の実装順序を最適化し、得られたNC(Numeric Control)データを部品実装機100、200にダウンロードして設定・制御するとともに、部品の残数を管理する部品数管理装置300とからなる。
部品実装機100は、同時かつ独立して、又は、お互いが協調して(又は、交互動作にて)部品実装を行う2つのサブ設備(前サブ設備110及び後サブ設備120)を備える。各サブ設備110(120)は、直交ロボット型装着ステージであり、部品テープを収納する最大48個の部品カセット114の配列からなる2つの部品供給部115a及び115bと、それら部品カセット114から最大10個の部品を吸着し基板20に装着することができる10個の吸着ノズル(以下、単に「ノズル」ともいう。)を有するマルチ装着ヘッド112(10ノズルヘッド)と、そのマルチ装着ヘッド112を移動させるXYロボット113と、マルチ装着ヘッド112に吸着された部品の吸着状態を2次元又は3次元的に検査するための部品認識カメラ116と、トレイ部品を供給するトレイ供給部117等を備える。各サブ設備は、他のサブ設備とは独立して(並行して)、基板への部品実装を実行する。
なお、「部品テープ」とは、現実には、同一部品種の複数の部品がテープ(キャリアテープ)上に並べられたものであり、リール(供給リール)等に巻かれた状態で供給される。主に、チップ部品と呼ばれる比較的小さいサイズの部品を部品実装機に供給するのに使用される。なお、「部品種」とは、抵抗、コンデンサ等の電子部品の種類を示している。
また、部品テープによって供給される部品をテーピング部品と呼ぶ。
この部品実装機100は、具体的には、高速装着機と呼ばれる部品実装機と多機能装着機と呼ばれる部品実装機それぞれの機能を併せもつ実装機である。高速装着機とは、主として□10mm以下の電子部品を1点あたり0.1秒程度のスピードで装着する高い生産性を特徴とする設備であり、多機能装着機とは、□10mm以上の大型電子部品やスイッチ・コネクタ等の異形部品、QFP(Quad Flat Package)・BGA(Ball Grid Array)等のIC部品を装着する設備である。
つまり、この部品実装機100は、ほぼ全ての種類の電子部品(装着対象となる部品として、0.6mm×0.3mmのチップ抵抗から200mmのコネクタまで)を装着できるように設計されており、この部品実装機100を必要台数だけ並べることで、生産ラインを構成することができる。
(部品実装機の構成)
図2は、本発明に係る部品実装機100の主要な構成を示す平面図である。
シャトルコンベヤ118は、トレイ供給部117から取り出された部品を載せて、マルチ装着ヘッド112による吸着可能な所定位置まで運搬するための移動テーブル(部品搬送コンベア)である。ノズルステーション119は、各種形状の部品種に対応するための交換用ノズルが置かれるテーブルである。
各サブ設備110(又は120)を構成する2つの部品供給部115a及び115bは、それぞれ、部品認識カメラ116を挟んで左右に配置されている。したがって、部品供給部115a又は115bにおいて部品を吸着したマルチ装着ヘッド112は、部品認識カメラ116を通過した後に、基板20の実装点に移動し、吸着した全ての部品を順次装着していく動作を繰り返す。「実装点」とは、部品を装着すべき基板上の座標点のことであり、同一部品種の部品が異なる実装点に装着される場合もある。同一の部品種に係る部品テープに並べられた部品(実装点)の個数の合計は、その部品種の部品数(実装すべき部品の総数)と一致する。
ここで、マルチ装着ヘッド112による部品の吸着・移動・装着という一連の動作の繰り返しにおける1回分の動作(吸着・移動・装着)、又はそのような1回分の動作によって実装される部品群を「タスク」と呼ぶ。例えば、10ノズルヘッド112によれば、1個のタスクによって実装される部品の最大数は10となる。なお、ここでいう「吸着」には、ヘッドが部品を吸着し始めてから移動するまでの全ての吸着動作が含まれ、例えば、1回の吸着動作(マルチ装着ヘッド112の上下動作)で10個の部品を吸着する場合だけでなく、複数回の吸着動作によって10個の部品を吸着する場合も含まれる。
図3は、マルチ装着ヘッド112と部品カセット114の位置関係を示す模式図である。このマルチ装着ヘッド112は、「ギャングピックアップ方式」と呼ばれる作業ヘッドであり、最大10個の吸着ノズル112a〜112bを装着することが可能であり、このときには、最大10個の部品カセット114それぞれから部品を同時に(1回の上下動作で)吸着することができる。
なお、「シングルカセット」と呼ばれる部品カセット114には1つの部品テープだけが装填され、「ダブルカセット」と呼ばれる部品カセット114には2つの部品テープが装填される。また、部品供給部115a及び115bにおける部品カセット114(又は、部品テープ)の位置を「Z軸上の値」又は「Z軸上の位置」と呼び、部品供給部115aの最左端を「1」とする連続番号等が用いられる。したがって、テーピング部品についての実装順序を決定するための重要な手順として、部品種(又は、部品テープ、又は、その部品テープを収納した部品カセット114)の並び(Z軸上の位置)を決定する。「Z軸」とは、部品実装機(サブ設備を備える場合には、サブ設備)ごとに装着される部品カセットの配列位置を特定する座標軸(又は、その座標値)のことをいう。
図4(a)に示されるように、各部品供給部115a、115b、215a、215bは、それぞれ、最大48個の部品テープを搭載することができる(それぞれの位置は、Z1〜Z48、Z49〜Z96、Z97〜Z144、Z145〜Z192)。具体的には、図4(b)に示されるように、テープ幅が8mmの部品テープを2つ収納したダブルカセットを用いることで、各部品供給部(Aブロック〜Dブロック)に最大48種類の部品を搭載することができる。テープ幅の大きい部品(部品カセット)ほど、1つのブロックに搭載できるカセット本数は減少する。
なお、各サブ設備に向かって左側の部品供給部115a、215a(Aブロック、Cブロック)を「左ブロック」、各サブ設備に向かって右側の部品供給部115b、215b(Bブロック、Dブロック)を「右ブロック」とも呼ぶ。
図5(a)及び図5(b)は、10ノズルヘッドが吸着可能な部品供給部の位置(Z軸)の例を示す図及び表である。なお、図中のH1〜H10は、10ノズルヘッドに搭載されたノズル(の位置)を指す。
ここでは、10ノズルヘッドの各ノズルの間隔は、1つのダブルカセットの幅(21.5mm)に相当するので、1回の上下動により吸着される部品のZ番号は、1つおき(奇数のみ又は偶数のみ)となる。また、10ノズルヘッドのZ軸方向における移動制約により、図5(b)に示されるように、各部品供給部の一端を構成する部品(Z軸)に対しては、吸着することができないノズル(図中の「−」)が存在する。
次に、図6〜図8を用いて、部品カセット114の詳細な構造を説明する。
図6(a)〜(d)に示すような各種チップ形電子部品423a〜423dを図7に示すキャリアテープ424に一定間隔で複数個連続的に形成された収納凹部424aに収納し、この上面にカバーテープ425を貼付けて包装し、供給用リール426に所定の数量分を巻回したテーピング形態(部品テープ)でユーザに供給されている。ただし、電子部品が収納される部分の形状は凹形状には限られない。
図7に示されるように、部品テープに対して、例えば樹脂成型品からなるスライド部材509がスライド自在に取り付けられる。そして、テーピング部品の部品数をカウントするカウンタ426cがこのスライド部材509に取着されている。なお、後述するようにカウンタ426c内部にはRF(Radio Frequency)タグが内蔵されている。
このように取り付けられたカウンタ426cは、その部品テープが部品実装のために順次引き出されている状況であっても、常に、部品実装機100,200に対して一定の位置に留まることができる。例えば、スライド部材509は、部品実装機100,200の所定部位に係止することにより、順次引き出される部品テープに対してスライドしながらも、一定位置に留まることとなる。
その結果、部品実装機100,200のRFタグリーダ/ライタ(図示せず)は、部品実装の途中であっても、カウンタ426cに内蔵されているRFタグ426bから部品の残数を読み出すことができる。部品が収納されたキャリアテープ424およびその上面を覆うカバーテープ425には、所定の間隔で複数の孔424bおよび425bが設けられている。電子部品423dは、キャリアテープ424に設けられた収納凹部に1つずつ収納されている。なお、図7に示すようなキャリアテープ424以外であっても、部品をテープに粘着固定させた粘着テープや、紙テープなどもある。
このようなテーピング電子部品423dは図8に示すような部品カセット114に装着されて使用されるものであり、図8において供給用リール426は本体フレーム427に結合されたリール側板428に回転自在に取り付けられている。この供給用リール426より引き出されたキャリアテープ424は送りローラ429に案内され、この電子部品供給装置が搭載された電子部品自動装着装置(図示せず)の動作に連動し、同装置に設けられたフィードレバー(同じく図示せず)により電子部品供給装置の送りレバー430が図中の矢印Y1方向に移動し、送りレバー430に取り付けられているリンク431を介してラチェット432を定角度回転させる。そしてラチェット432に連動した前記送りローラ429を定ピッチ(たとえば、2mm又は4mmの送りピッチ)だけ動かす。なお、キャリアテープ424は、モータ駆動またはシリンダ駆動により送り出される場合もある。
また、キャリアテープ424は送りローラ429の手前(供給用リール426側)のカバーテープ剥離部433でカバーテープ425を引き剥がし、引き剥がしたカバーテープ425はカバーテープ巻取りリール434に巻取られ、カバーテープ425を引き剥がされたキャリアテープ424は電子部品取り出し部435に搬送され、前記送りローラ429がキャリアテープ424を搬送するのと同時に前記ラチェット432に連動して開口する電子部品取り出し部435より真空吸着ヘッド(図示せず)により収納凹部424aに収納されたチップ形電子部品423dを吸着して取り出す。その後、送りレバー430は上記フィードレバーによる押し力を解除されて引張りバネ436の付勢力でもって同Y2方向に、すなわち元の位置にもどる。
上記一連の動作が繰り返されると使用済のキャリアテープ424は電子部品供給装置の外部へ排出されるように構成されている。
図9は、図7に示したスライド部材509を上面から見た図である。図10は、図9に示したスライド部材509のA−A断面図である。
図9および図10に示されるように、カウンタ426cは、テーピング部品の数をカウントする装置であり、表示部426mと、カウントアップスイッチ426eと、LED(Light Emitting Diode)426dと、歯車426iとを備えている。
歯車426iは、図10に示されるようにカバーテープ425の孔425bおよびキャリアテープ424の孔425bに噛み合うように配置される。
表示部426mは、テーピング部品の個数を示す表示部であり、4桁の数字を示す。なお、桁数は一例に過ぎず、それ以外の桁数であってもよい。
表示部426mの各桁は、数値表示426jとバーコード表示426kとの組み合わせからなる。なお、バーコード表示426kでは、0〜9までの数値にそれぞれ異なるバーコードが対応している。
カウントアップスイッチ426eは、表示部426mの桁ごとに設けられており、1回押されるごとに、対応する桁の数値が1つずつインクリメントされる。ただし、「9」の次は「0」に戻る。
LED426dは、テーピング部品の残数が所定のしきい値以下になった場合に、点滅することにより、ユーザに部品テープの交換を促がす。
また、図10に示されるように、カウンタ426cは、さらに、その内部に、第1光センサ467と、第2光センサ468と、ドックセンサ469とを備えている。
第1光センサ467および第2光センサ468は、部品テープの孔425bおよび孔424bを検出するための光電センサであり、部品テープの長手方向に並んで配置されている。
ドックセンサ469は、軸中心470に回動可能に軸着された棒状のノックピン466を備え、ノックピン466の傾きを検出するセンサである。ノックピン466は、部品テープが図中矢印Bの方向に引き出される場合には右側に傾き、矢印Bとは逆の方向に引き戻される場合には、左側に傾く。
図11は、カウンタ426cの内部構成を示す機能ブロック図である。図11に示されるように、カウンタ426cは、さらに、LED点滅部491と、インクリメント検出部492と、カウンタ設定部493と、RFタグ426bと、進行方向算出部494と、移動量算出部475と、歯車回転検知部476とを備えている。
歯車回転検知部476は、歯車426iの回転数や回転方向を検知する処理部である。移動量算出部475は、歯車回転検知部476で検知された歯車426iの回転数に基づいて、部品テープの移動量を算出する処理部である。進行方向算出部494は、歯車回転検知部476、第1光センサ467、第2光センサ468およびドックセンサ469の出力に基づいて、部品テープの進行方向を算出する処理部である。インクリメント検出部492は、カウントアップスイッチ426eが押下されたか否かを検出する処理部である。
なお、上述したスライド部材509は、部品実装機100から取り外されても部品テープから取り外されることなく、部品テープとともに部品テープの収納棚に収納される。また、スライド部材509は、部品テープが収納する部品がなくなるまで、その部品テープに取り付けられた状態を維持し、部品残数をカウントし続ける。
カウンタ設定部493は、インクリメント検出部492、進行方向算出部494および移動量算出部475の出力に基づいて、表示部426mに表示されるカウンタ値を設定する処理部である。RFタグ426bは、カウンタ設定部493により設定されたカウンタ値を記憶する記憶部である。LED点滅部491は、カウンタ設定部493の指示に基づいて、LED426dを点滅させる処理部である。
図12は、部品カセットに設けられたRFタグリーダ/ライタとスライド部材上のRFタグとの位置関係を示す図である。部品カセット114の一部はカバー510で覆われており、供給用リール426に巻きつけられた部品テープは、供給用リール426より引き出されながらカバー510の内部に進入する。RFタグリーダ/ライタ111は、カバー510の入り口付近に設けられる。カバー510の入り口の高さは、スライド部材509の高さよりも低くなるように設計されている。このため、部品テープがカバー510の内部に進入する際、スライド部材509は常にカバー510の入り口付近において留まることになる。よって、RFタグリーダ/ライタ111は、安定して、スライド部材509に取着されたカウンタ426c内のRFタグ426bに記憶された部品の残数を読み込んだり、RFタグ426bに情報を書き込んだりすることができる。
図13は、供給用リール426に巻きつけられた部品テープに収められた電子部品423dが、マルチ装着ヘッド112により吸着されるまでの経路を説明するための図である。
供給用リール426に巻きつけられた部品テープは、供給用リール426の回転に伴い、図中左方向に移動する。その際、トップテープ巻取りリール484が回転することにより、部品テープよりカバーテープ425が剥離される。部品テープよりカバーテープ425が剥離された後、マルチ装着ヘッド112は、キャリアテープ424より、電子部品423dを吸着し、基板20上に実装する。
なお、RFタグリーダ/ライタ111は、部品カセット114ごとに設けられている。また、制御部480は、部品カセット114毎に設けられたRFタグリーダ/ライタ111からの情報の読出し制御を行なう。すなわち、制御部480は、いずれかのRFタグリーダ/ライタ111を作動させることにより、当該RFタグリーダ/ライタ111と当該RFタグリーダ/ライタ111に対応する部品テープのRFタグ426bとの間で情報の読み書きを行なわせる。このため、制御部480の動作により、RFタグの位置は容易に特定される。
図14は、RFタグリーダ/ライタ111の回路構成およびRFタグの回路構成を示す図である。
RFタグリーダ/ライタ111は、交流電源461に接続された変調復調部462と、制御部463と、インターフェース部464と、アンテナ465とを備えている。
変調復調部462は、アンテナ465を介してRFタグ426bと通信を行なう回路であり、RFタグ426bに対して電力搬送電波を送信するとともに、RFタグ426bから送信されてきた部品の情報を受信する。すなわち、変調復調部462では、制御部463より出力された制御コードを受信している間、無線周波数(RF:Radio Frequency、例えば、13.56MHz)の電力搬送信号を生成し、その信号を電力搬送電波に変換しアンテナ465より送信する。また、変調復調部462は、RFタグ426bに書込むべき部品の情報をアンテナ465より送信する。
制御部463は、変調復調部462による電力搬送電波の送信やその送信の停止を制御したり、変調復調部462により受信した部品の情報を、インターフェース部464を介して外部に出力したりする。
RFタグ426bは、アンテナ471と、変調復調部472と、電力生成部473と、ロジックメモリ474とを備える。ロジックメモリ474は、部品の情報、すなわち、部品の残数を格納する。
電力生成部473は、アンテナ471を介して、RFタグリーダ/ライタ111より送信された電力搬送電波を電磁誘導方式または電磁結合方式によって受信し、高周波の誘起電力を生成する。電力生成部473は、さらに、誘起電力を整流するとともに、整流された誘起電力の電圧を一定の値に平滑化したり、直流電力を蓄積したりし、アンテナ471が電力搬送電波を受信している間、変調復調部472およびロジックメモリ474に対し、生成した直流電力を供給し続ける。
変調復調部472は、ロジックメモリ474に格納された部品の情報を電波に変換し、アンテナ471を介して外部に出力する。なお、変調方式は、RFタグリーダ/ライタ111の変調復調部462における復調方式と合致している限り、ASK(Amplitude Shift Keying)、FSK(Frequency-Shift Keying)等の任意のものを利用することができる。変調復調部472は、また、変調復調部472は、ICタグリーダ/ライタ111より送信された部品の情報を復調して、ロジックメモリ474に書込む。
この部品実装機100の動作上の特徴をまとめると、以下の通りである。
(1)ノズル交換
次の装着動作に必要なノズルがマルチ装着ヘッド112にないとき、マルチ装着ヘッド112は、ノズルステーション119へ移動し、ノズル交換を実施する。ノズルの種類としては、吸着できる部品のサイズに応じて、例えば、タイプS、M、L等がある。
(2)部品吸着
マルチ装着ヘッド112が部品供給部115a及び115bに移動し、電子部品を吸着する。一度に10個の部品を同時に吸着できないときは、吸着位置を移動させながら複数回、吸着上下動作を行うことで、最大10個の部品を吸着することができる。
(3)認識スキャン
マルチ装着ヘッド112が部品認識カメラ116上を一定速度で移動し、マルチ装着ヘッド112に吸着された全ての電子部品の画像を取り込み、部品の吸着位置を正確に検出する。
(4)部品装着
基板20に、順次電子部品を装着する。
上記(1)から(4)の動作を繰り返し行うことで、全ての電子部品を基板20に搭載する。上記(2)から(4)の動作は、この部品実装機100による部品の実装における基本動作であり、「タスク」に相当する。つまり、1つのタスクで、最大10個の電子部品を基板に装着することができる。
(マルチ装着ヘッド)
マルチ装着ヘッド112は、独立して吸着・装着動作をする10個の装着ヘッドが一列に並べられたものであり、最大10本の吸着ノズルが着脱可能であり、それら一連の吸着ノズルによって、1回の吸着上下動作で最大10個の部品を同時に吸着することができる。
なお、マルチ装着ヘッドを構成している個々の作業ヘッド(1個の部品を吸着する作業ヘッド)」を指す場合には、単に「装着ヘッド(又は、「ヘッド」)」と呼ぶ。
マルチ装着ヘッド112を構成する10本の装着ヘッドが直線状に並ぶという構造上、部品吸着時と部品装着時のマルチ装着ヘッド112の可動範囲に関して制約がある。具体的には、図5(b)に示されるように、部品供給部の両端(左ブロック115aの左端付近及び右ブロック115bの右端付近))で電子部品を吸着するときには、アクセスできる装着ヘッドが制限される。
また、電子部品を基板に装着する時にも、マルチ装着ヘッド112の可動範囲は制限を受ける。
(部品認識カメラ)
この部品実装機100には、部品認識カメラ116として、2次元画像を撮像する2Dカメラと、高さ情報も検出できる3Dカメラが搭載されている。2Dカメラには、撮像できる視野の大きさによって、2DSカメラと2DLカメラがある。2DSカメラは視野は小さいが高速撮像が可能で、2DSカメラは最大60×220mmまでの大きな視野を特徴としている。3Dカメラは、IC部品の全てのリードが曲がっていないかどうかを3次元的に検査するために用いられる。
電子部品を撮像する際の認識スキャン速度は、カメラによって異なる。2DSカメラを使用する部品と3Dカメラを使用する部品が同じタスクに存在する場合には、認識スキャンはそれぞれの速度で2度実施する必要がある。
(部品供給部)
電子部品のパッケージの状態には、電子部品をテープ状に収納するテーピングと呼ばれる方式と、部品の大きさに合わせて間仕切りをつけたプレートに収納するトレイと呼ばれる方式がある。
テーピングによる部品の供給は、部品供給部115a及び115bにより行われ、トレイによる供給は、トレイ供給部117により行われる。
電子部品のテーピングは規格化されており、部品の大きさに応じて、8mm幅から72mmまでのテーピング規格が存在する。このようなテープ状の部品(部品テープ)をテープ幅に応じた部品カセット(テープ・フィーダ・ユニット)にセットすることで、電子部品を安定した状態で連続的に取り出すことが可能となる。
部品カセットをセットする部品供給部は、12mm幅までの部品テープを21.5mmピッチで隙間なく搭載できるように設計されている。テープ幅が16mm以上になると、テープ幅に応じて必要分だけ隙間をあけてセットすることになる。複数の電子部品を同時に(1回の上下動作で)吸着するためには、装着ヘッドと部品カセットそれぞれの並びにおけるピッチが一致すればよい。テープ幅が12mmまでの部品に対しては、10点同時吸着が可能である。
なお、部品供給部を構成する2つの部品供給部(左ブロック115a、右ブロック115b)それぞれには、12mm幅までの部品テープを最大48個搭載することができる。
(部品カセット)
部品カセットには、1つの部品テープだけを収納するシングルカセットと、最大2つの部品テープを収納することができるダブルカセットとがある。ダブルカセットに収納する2つの部品テープは、送りピッチ(2mm又は4mm)が同一の部品テープに限られる。
(部品数管理装置)
部品数管理装置300は、部品カセット114に納められた部品テープの部品の残数を管理する装置である。
部品数管理装置300は、本発明に係る部品残数管理プログラムをパーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータシステムが実行することによって実現される。
図15は、図1に示された部品数管理装置300のハードウェア構成を示すブロック図である。この部品数管理装置300は、生産ラインを構成する各設備における部品テープに収納された部品の残数が残りわずかになった場合に、警告を発するコンピュータ装置であり、演算制御部301、表示部302、入力部303、メモリ部304、部品残数管理プログラム格納部305、通信I/F(インターフェース)部306、データベース部307および部品配列データ格納部308等から構成される。
演算制御部301は、CPU(Central Processing Unit)や数値プロセッサ等であり、ユーザからの指示等に従って、部品残数管理プログラム格納部305からメモリ部304に必要なプログラムをロードして実行し、その実行結果に従って、各構成要素302〜307を制御する。
表示部302はCRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等であり、入力部303はキーボードやマウス等であり、これらは、演算制御部301による制御の下で、部品数管理装置300と操作者とが対話する等のために用いられる。
通信I/F部306は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、部品数管理装置300と部品実装機100、200との通信等に用いられる。
メモリ部304は、演算制御部301による作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)等である。部品残数管理プログラム格納部305は、部品数管理装置300の機能を実現する各種部品残数管理プログラムを記憶しているハードディスク等である。
データベース部307は、部品実装機100による部品実装の際に用いられる実装点データ307a、部品ライブラリ307b及び実装装置情報307c等を記憶するハードディスク等である。
部品配列データ格納部308は、部品テープのZ軸上の位置を示す部品配列データ等を記憶するハードディスク等である。
図16〜図18は、それぞれ、実装点データ307a、部品ライブラリ307b及び実装装置情報307cの例を示す。
実装点データ307aは、実装の対象となる全ての部品の実装点を示す情報の集まりである。図16に示されるように、1つの実装点piは、部品種ci、X座標xi、Y座標yi、制御データφiからなる。ここで、「部品種」は、図17に示される部品ライブラリ307bにおける部品名に相当し、「X座標」及び「Y座標」は、実装点の座標(基板上の特定位置を示す座標)であり、「制御データ」は、その部品の実装に関する制約情報(使用可能な吸着ノズルのタイプ、マルチ装着ヘッド112の最高移動速度等)である。なお、最終的に求めるべきNCデータとは、ラインタクトが最小となるような実装点の並びである。
部品ライブラリ307bは、部品実装機100、200が扱うことができる全ての部品種それぞれについての固有の情報を集めたライブラリであり、図17に示されるように、部品種ごとの部品サイズ、タクト(一定条件下における部品種に固有のタクト)、その他の制約情報(使用可能な吸着ノズルのタイプ、部品認識カメラ116による認識方式、マルチ装着ヘッド112の最高速度比等)からなる。なお、本図には、参考として、各部品種の部品の外観も併せて示されている。部品ライブラリには、その他に、部品の色や部品の形状などの情報が含まれていてもよい。
実装装置情報307cは、生産ラインを構成する全てのサブ設備ごとの装置構成や上述の制約等を示す情報であり、図18に示されるように、設備番号を示すユニットID、マルチ装着ヘッドのタイプ等に関するヘッド情報、マルチ装着ヘッドに装着され得る吸着ノズルのタイプ等に関するノズル情報、部品カセット114の最大数等に関するカセット情報、トレイ供給部117が収納しているトレイの段数等に関するトレイ情報等からなる。
これらの情報は、以下のように呼ばれるデータである。つまり、設備オプションデータ(サブ設備毎)、リソースデータ(設備毎で利用可能なカセット本数とノズル本数)、ノズルステーション配置データ(ノズルステーション付きのサブ設備毎)、初期ノズルパターンデータ(サブ設備毎)、Z軸配置データ(サブ設備毎)等である。また、リソースに関して、SX,SA,S等の各タイプのノズル本数は10本以上とする。
図19は、部品配列データ格納部308に格納されている部品配列データの一例を示す図である。部品配列データは、テーピング部品の配列されるべきZ軸上の位置を示すデータであり、テーピング部品の部品名と、その部品カセット114がセットされている設備番号(ユニットID)と、部品カセット114のZ軸上の位置(Z番号)とからなる。この部品配列データに従って、部品カセット114を配列しなければならない。
(Z番号の特定及びつなぎ目検出)
図20は、部品供給部115a及び115bをより詳細に説明するための図である。部品供給部115a及び115bにはスイッチ450と、継ぎ目検出センサ452とがZ番号ごとに設けられている。スイッチ450の出力は、上述した制御部480に接続されている。
スイッチ450は、部品カセット114が部品供給部115a(115b)に装着されると電気的にONするスイッチである。スイッチ450からの出力に基づいて部品数管理装置300は部品カセット114が装着されている部品供給部115a(115b)のZ番号を知ることができる。
継ぎ目検出センサ452は、部品テープの継ぎ目を光学的に検出するセンサである。図21は、部品テープの継ぎ目を示す図である。部品実装時には、部品テープ441の終端が外れる前に、当該終端を他の部品テープ442の始端と接続する。このような接続により、部品実装機100(200)を停止させることなく部品補充が可能になる。この際、部品テープ441と部品テープ442との継ぎ目445部分には切り込み446が生じる。継ぎ目検出センサ452は、この切り込み446を光学的に検出する。なお、光学的な検出方法以外であっても継ぎ目を検出できるセンサであればどのようなセンサを用いてもよい。なお、部品テープ441に部品テープ442を継ぐ場合には、部品テープ441に取り付けられているスライド部材509をはずした後、部品テープ442を継ぐようにする。継ぎ目445を検出した際には、検出したことを示す情報がRFタグリーダ/ライタ111よりRFタグ426bに書き込まれる。
(カウンタの実行する処理)
図22は、カウンタ426cが実行する処理のフローチャートである。
カウンタ設定部493は、RFタグ426bに記憶された情報を参照して、部品数管理装置300の継ぎ目検出センサ452が部品テープの継ぎ目445を検出したか否かを判断する(S102)。継ぎ目445が検出された場合には(S102でYES)、カウンタ設定部493は、カウンタ値に所定値を設定する(S104)。すなわち、カウンタ426cの表示部426mに、新たに継がれた部品テープに収納されている部品の数を表示させるような処理を行なう。ここで、部品テープに収納されている部品の数は、予めRFタグ426bに記憶させておくようにしてもよいし、RFタグリーダ/ライタ111よりRFタグ426bに書き込むようにしてもよい。なお、カウンタ設定部493は、表示部426mに部品の数を表示させた後、RFタグ426bに記憶されている継ぎ目445を検出したことを示す情報を消去する。
なお、この処理においては、旧部品テープ側にあったスライド部材509が継ぎ目445を通り過ぎ、そのまま新部品テープ上でスライドすることを想定している。この場合には、同じスライド部材509を旧部品テープと継ぎ足された新部品テープとで共用することができる。
なお、新部品テープに予めスライド部材509が設けられていてもよい。その場合には、旧部品テープに新部品テープを継いだ場合には、2つのスライド部材509が部品テープ上に存在することになる。このため、継ぎ目445が検出された時点で、新部品テープの部品数をRFタグリーダ/ライタ111を用いて読み取り、旧部品テープに設けられたスライド部材509上のカウンタ426cのRFタグ426bに書き込むようにしてもよい。この場合には、旧部品テープ側のカウンタ設定部493は、新部品テープの部品数を旧部品テープの部品数に加算し、表示部426mに表示されるカウンタ値を設定するようにしてもよい。このようにすることにより、旧部品テープ側のカウンタ426cで、新テープ側の部品数を管理することができる。この場合、新部品テープに設けられたスライド部材509は取り外されるものとする。
次に、移動量算出部475は、歯車回転検知部476で検知された歯車426iの回転数に基づいて、部品テープの移動距離を算出する(S106)。
カウンタ設定部493は、部品テープの移動距離が所定距離に達したか否かを判断する(S108)。ここで言う所定距離とは、隣接する2つの収納凹部424a間の距離、すなわち、部品間の距離である。
部品テープの移動距離が所定距離に達した場合には(S108でYES)、進行方向算出部494が部品テープの進行方向を判定する(S110)。進行方向判定処理(S110)の詳細については後述する。
部品テープの進行方向が図9または図10における右方向(矢印B方向)、すなわち部品テープが引き出され、部品テープが部品カセット114の内部に送り込まれる方向の場合には(S112で右)、カウンタ設定部493は、カウンタ値を1つデクリメントする(S114)。すなわち、部品の残数を1つデクリメントさせた数を表示部426mに表示させる。
部品テープの進行方向が図9または図10における左方向(矢印B方向とは逆方向)、すなわち部品テープが引き戻され、部品テープが供給用リール426に巻き戻される方向の場合には(S112で左)、カウンタ設定部493は、カウンタ値を1つインクリメントする(S116)。すなわち、部品の残数を1つインクリメントさせた数を表示部426mに表示させる。
部品テープの進行方向が判定不能である場合には(S112で判定不能)、カウンタ値の変更は行なわない。
カウンタ設定部493は、カウンタ値、すなわち部品の残数が所定のしきい値TC1以下か否かを判断する(S118)。部品の残数がしきい値TC1以下の場合には(S118でYES)、カウンタ設定部493は、LED点滅部491に指示を送り、LED点滅部491がLED426dを点滅させる(S120)。これにより、ユーザに部品テープの交換を促がすことができる。
最後に、カウンタ設定部493は、カウンタ値をRFタグ426bに書き込む(S122)。以上説明した処理をカウンタ426cが繰り返し行うことにより、カウンタ426cの表示部426mに部品の残数が表示させることになる。このため、ユーザは、一瞥して部品の残数を知ることができる。
(部品テープの進行方向判定処理)
次に、部品テープの進行方向判定処理(図22のS110)について説明する。
図23は、第1光センサ467および第2光センサ468の出力に基づいて、部品テープの進行方向を算出する処理のフローチャートである。
図24は、部品テープの進行方向が右方向の場合の第1光センサ467および第2光センサ468の出力電圧を示す図であり、(a)は第1光センサ467の出力電圧を示す図であり、(b)は、第2光センサ468の出力電圧を示す図である。
第1光センサ467および第2光センサ468は、孔425bおよび孔424bを検出した際に、Lowレベル(図中「L」と記述)の電圧値を出力し、それ以外のカバーテープ425および部品テープを検出した際にHighレベル(図中「H」と記述)の電圧値を出力する。すなわち、図10にも示されるように、部品テープが右方向(矢印Bの方向)に進行する場合には、第1光センサ467がLowレベルとなった直後に、第2光センサ468がLowレベルとなる。このため、図24(a)に示すように、第1光センサ467の電圧値の波形において、第1光センサ467が孔を検出してから第2光センサ468が同じ孔を検出するまでの時間をt1とし、第1光センサ467が孔を検出してから隣接する孔を検出するまでの時間をt2とした場合、t2に対してt1が非常に短い時間であることが分かる。
一方、図25は、部品テープの進行方向が左方向の場合の第1光センサ467および第2光センサ468の出力電圧を示す図であり、(a)は第1光センサ467の出力電圧を示す図であり、(b)は、第2光センサ468の出力電圧を示す図である。時間t1およびt2を図24と同様に定義した場合には、t2に対するt1の割合は、部品テープの進行方向が右方向の場合に比べて大きい。
このような光センサの出力の性質に基づいて、進行方向を判断する。
進行方向算出部494は、部品テープが所定距離移動する間における時間t1の合計Σt1と、時間t2の合計Σt2とを計算し、(Σt1/Σt2)の値が所定のしきい値T1以下であるか否かを判断する(S212)。上述の条件を満たす場合には(S212でYES)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向は右方向であると判断する(S214)。また、上述の条件を満たさない場合には(S212でNO)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向は左方向であると判断する(S216)。
以上のようにして、2つの光センサを用いることにより、部品テープの進行方向を判断することができる。
(部品残数管理処理)
次に、部品数管理装置300の実行する部品残数管理処理について説明する。
図26は、部品残数管理処理のフローチャートである。部品残数管理処理は、部品テープに収納された部品の残数が0にならないように管理を行なう処理である。この処理のプログラムは、部品残数管理プログラム格納部305に格納されている。
部品数管理装置300は、カウンタ426cに内蔵されたRFタグ426bに記憶されているテーピング部品の残数、すなわちカウンタ値を読み取る(S302)。カウンタ値の読み取りは、RFタグリーダ/ライタ111により行なわれる。部品数管理装置300は、カウンタ値が所定のしきい値TC2以下となった段階で(S304でYES)、
警告を発する(S306)。警告後、部品残数が0か否かを調べ(S308)、部品残数が0になった場合には(S308でYES)、部品実装を中止させる(S310)。
なお、警告は、部品実装機100に設けられた警告灯を点滅させる方法であってもよいし、部品数管理装置300の画面上に警告表示を行なう方法であってもよく、これら以外の方法であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によると、部品テープに対してスライド自在に取り付けられたスライド部材509上に、部品の個数をカウントするカウンタ426cを設けており、そのカウント値を表示させるようにしている。このため、ユーザは、簡易かつ安価な方法で、テーピング部品の残数を知ることができ、部品残数を管理することができる。
特に、基板への部品実装中には部品の残数が減算され、部品実装が終了した後に、部品テープを供給用リールに巻きつける場合には、部品の残数が加算され、常に、正確な部品の残数をカウンタに表示させることができる。
また、高価な上位サーバを用いなくても、仕掛かり状態のテーピング部品の残数管理を簡単かつ確実に行なうことができる。
以上、本発明の実施の形態に係る部品実装システムについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、なお、RFタグリーダ/ライタ111の代わりに、バーコードリーダを用いてもよい。バーコードリーダが、カウンタ426cの表示部426mに表示されたバーコードを読み取ることにより、部品テープに収納された部品の残数を読み込むようにしてもよい。
また、移動量算出部475は、第1光センサ467または第2光センサ468の検知した孔の数に基づいて、部品テープの移動距離を算出するようにしてもよい。さらに、キャリアテープ424が透明な部材からなるような場合には、第1光センサ467または第2光センサ468が、テーピング部品の有無を直接検出し、部品テープの移動距離を算出したり、第1光センサ467または第2光センサ468の出力に基づいて、カウンタ値を更新したりしてもよい。
また、歯車426iの代わりにゴムローラのような円形部材を用いてもよい。
また、部品残数以外にも、使用した部品数をカウントするようにしてもよい。使用した部品数をカウントする場合には、引き出された場合に、当該部品数を増やし、巻き戻された場合には、当該部品数を減らすような処理を行なえばよい。
また、上述の実施の形態では、第1光センサ467および第2光センサ468を用いて部品テープの進行方向を求めているが(図22のS110、図23)、進行方向の求め方はこれに限られるものではなく、それ以外の方法であってもよい。以下に進行方向の他の求め方の一例を3つ説明する。
(第1変形例)
図27は、ドックセンサ469を用いて部品テープの進行方向を判定する処理(図22のS110)のフローチャートである。
上述したように、ドックセンサ469は、上述したようにノックピン466の傾きにより、部品テープの進行方向を判定する。
進行方向算出部494は、ノックピン466の傾きが図10において右向きか否かを判断する(S222)。右向きの場合には(S222でYES)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向は同図における右方向(矢印Bの方向)であると判定する(S224)。左向きの場合には(S222でNO)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向は同図における左方向(矢印Bと逆の方向)であると判定する(S226)。なお、部品テープが所定距離移動する間に、ノックピン466の傾きが右向きになったり左向きになったり変化する場合には、部品テープの進行方向が判定不能であるとしてもよい。
(第2変形例)
図28は、ドックセンサ469と第1光センサ467とを用いて部品テープの進行方向を判定する処理(図22のS110)のフローチャートである。
進行方向算出部494は、部品テープが所定距離移動する間に、第1光センサ467の光センサがOFFした回数(Lowレベルになった回数)が予め定められたT2回か否かを判断する(S232)。この回数T2は、一定方向に部品テープが所定距離移動した際に通過する孔の数である。
上記条件を満たさない場合には(S232でNO)、進行方向算出部494は、所定距離移動する間に部品テープの進行方向が変化したと判断して、部品テープの進行方向は判定不可能であるとする(S240)。
上記条件を満たす場合には(S232でYES)、進行方向算出部494は、ノックピン466の傾きが図10において右か否かを判断する(S234)。右向きの場合には(S234でYES)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向は同図における右方向(矢印Bの方向)であると判定する(S236)。左向きの場合には(S234でNO)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向は同図における左方向(矢印Bと逆の方向)であると判定する(S238)。なお、第1光センサ467の代わりに第2光センサ468を用いてもよいのは言うまでもない。
(第3変形例)
図29は、図10に示した歯車426iの回転方向に基づいて部品テープの進行方向を判定する処理(図22のS110)のフローチャートである。
進行方向算出部494は、歯車426iの回転方向が図10中矢印で示されたような反時計回りか否かを判断する(S202)。時計回りの場合には(S202でYES)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向が図9における右方向(矢印Bの方向)であると判定する(S204)。反時計回りの場合には(S202でNO)、進行方向算出部494は、部品テープの進行方向が同図における左方向(矢印Bと逆の方向)であると判定する(S206)。
本発明は、テーピング部品の残数を管理することができる部品数管理装置等に適用できる。
本発明に係る部品実装システム全体の構成を示す外観図である。 同部品実装システムにおける部品実装機の主要な構成を示す平面図である。 同部品実装機の作業ヘッドと部品カセットとの位置関係を示す模式図である。 (a)は、同部品実装機が備える2つの実装ユニットそれぞれが有する合計4つの部品供給部の構成例を示し、(b)は、その構成における各種部品カセットの搭載本数及びZ軸上の位置を示す表である。 10ノズルヘッドが吸着可能な部品供給部の位置(Z軸)の例を示す図及び表である。 実装の対象となる各種チップ形電子部品の例を示す図である。 部品を収めたキャリアテープ及びその供給用リールの例を示す図である。 テーピング電子部品が装着された部品カセットの例を示す図である。 図7に示したスライド部材を上面から見た図である。 図9に示したスライド部材のA−A断面図である。 カウンタの内部構成を示す機能ブロック図である。 部品カセットに設けられたRFタグリーダ/ライタとスライド部材上のカウンタとの位置関係を示す図である。 供給用リールに巻きつけられた部品テープに収められた電子部品が、マルチ装着ヘッドにより吸着されるまでの経路を説明するための図である。 RFタグリーダ/ライタおよびRFタグの回路構成を示す図である。 部品数管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図15に示された実装点データの内容例を示す図である。 図15に示された部品ライブラリの内容例を示す図である。 図15に示された実装装置情報の内容例を示す図である。 図15の部品配列データ格納部に格納されている部品配列データの一例を示す図である。 部品供給部の構成をより詳細に説明するための図である。 キャリアテープの継ぎ目を示す図である。 カウンタが実行する処理のフローチャートである。 2つの光センサの出力に基づいて、部品テープの進行方向を算出する処理のフローチャートである。 部品テープの進行方向が右方向の場合の第1光センサおよび第2光センサの出力電圧を示す図であり、(a)は第1光センサの出力電圧を示す図であり、(b)は、第2光センサの出力電圧を示す図である。 部品テープの進行方向が左方向の場合の第1光センサおよび第2光センサの出力電圧を示す図であり、(a)は第1光センサの出力電圧を示す図であり、(b)は、第2光センサの出力電圧を示す図である。 部品残数管理処理のフローチャートである。 ドックセンサを用いて部品テープの進行方向を判定する処理のフローチャートである。 ドックセンサと第1光センサとを用いて部品テープの進行方向を判定する処理のフローチャートである。 カウンタに接続された字句の回転方向に基づいて、部品テープの進行方向を判定する処理のフローチャートである。
符号の説明
10 部品実装システム
20 回路基板
100 部品実装機
110 前サブ設備
111 RFタグリーダ/ライタ
112 マルチ装着ヘッド
112a〜112b 吸着ノズル
113 XYロボット
114 部品カセット
115a,115b 部品供給部
116 部品認識カメラ
117 トレイ供給部
118 シャトルコンベヤ
119 ノズルステーション
120 後サブ設備
300 部品照合装置
301 演算制御部
302 表示部
303 入力部
304 メモリ部
305 部品残数管理プログラム格納部
306 通信I/F部
307 データベース部
307a 実装点データ
307b 部品ライブラリ
307c 実装装置情報
308 部品配列データ格納部
423d テーピング電子部品
424 キャリアテープ
424a 収納凹部
424b 孔
425 カバーテープ
425b 孔
426 供給用リール
426b RFタグ
426c カウンタ
426d LED
426e カウントアップスイッチ
426i 歯車
426j 数値表示
426k バーコード表示
426m 表示部
427 本体フレーム
428 リール側板
429 送りローラ
430 送りレバー
431 リンク
432 ラチェット
433 カバーテープ剥離部
434 カバーテープ巻取りリール
435 電子部品取り出し部部
436 引張りバネ
445 継ぎ目
450 スイッチ
452 継ぎ目検出センサ
461 交流電源
462 変調復調部
463 制御部
464 インターフェース部
465 アンテナ
466 ノックピン
467 第1光センサ
468 第2光センサ
469 ドックセンサ
470 軸中心
471 アンテナ
472 変調復調部
473 電力生成部
474 ロジックメモリ
475 移動量算出部
476 歯車回転検知部
480 制御部
484 リール
491 LED点滅部
492 インクリメント検出部
493 カウンタ設定部
494 進行方向算出部
509 スライド部材
510 カバー

Claims (9)

  1. 部品実装機により基板上へ実装される部品が収納された部品テープにおける部品残数もしくは部品使用数である品関連数を管理する方法であって、
    前記部品テープには前記部品テープの長手方向にスライド自在なスライド部材が取り付けられており、
    前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過する際に、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出する部品個数算出ステップと、
    前記スライド部材を通過した前記部品の個数に基づいて、前記部品テープにおける前記部品関連数を更新する部品関連数更新ステップとを含む
    ことを特徴とする部品数管理方法。
  2. さらに、前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過した通過量を検知する通過量検知ステップを含み、
    前記部品個数算出ステップでは、前記通過量に基づいて、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品数管理方法。
  3. さらに、前記部品関連数を前記スライド部材に設けられた数値表示手段に表示する部品関連数表示ステップを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の部品管理方法。
  4. さらに、前記スライド部材に対する前記部品テープの相対的な進行方向を算出する進行方向算出ステップを含み、
    前記部品関連数更新ステップでは、算出された前記通過量および前記進行方向に基づいて、前記部品テープにおける前記部品関連数を更新する
    ことを特徴とする請求項2に記載の部品数管理方法。
  5. 前記スライド部材には、RF(Radio Frequency)タグが備えられており、
    さらに、前記部品関連数を前記RFタグに書き込む書き込みステップを含む
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の部品数管理方法。
  6. さらに、前記部品テープの継ぎ目を検出する継ぎ目検出ステップと、
    前記部品テープの継ぎ目が検出された場合に、前記部品関連数を所定の値に設定する所定数設定ステップとを含む
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の部品数管理方法。
  7. 部品実装機により基板上に実装される部品が収納された部品テープの長手方向にスライド自在なスライド部材であって、
    前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過する際に、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出する部品個数算出手段と、
    前記スライド部材を通過した前記部品の個数に基づいて、前記部品テープにおける部品残数もしくは部品使用数である品関連数を更新する部品関連数更新手段とを備える
    ことを特徴とするスライド部材。
  8. さらに、前記部品テープが前記部品テープの長手方向に前記スライド部材を通過した通過量を検知する通過量検知手段を備え、
    前記部品個数算出手段は、前記通過量に基づいて、前記スライド部材を通過した前記部品の個数を算出する
    ことを特徴とする請求項7に記載のスライド部材。
  9. 部品実装機により基板上に実装される部品が収納された部品テープであって、
    前記部品がテープ状に収納された部品収納手段と、
    前記部品収納手段上に取り付けられた請求項7または8に記載のスライド部材とを備える
    ことを特徴とする部品テープ。
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