JP6402156B2 - フィーダ及び電子部品装着装置 - Google Patents

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本発明は、フィーダ及び電子部品装着装置に係わる。
近年、プリント基板等に電子部品を装着し回路基板を生産することにおいては、電子部品装着装置の稼働率向上が望まれている。そのためには、電子部品を確実に供給すると共に、電子部品の補充時間または段取り替えを短時間で完了させることが重要である。
このための従来技術としては、特許文献1がある。特許文献1では、供給テープをフィーダに挿入する挿入スプロケットと、電子部品の取出口に位置決めする駆動スプロケットを同一モータで駆動し、フィーダに後続供給テープをローディングする技術が開示されている。特許文献1では、先行供給テープの部品切れ発生時に、先行供給テープの後端部を駆動スプロケット位置の近くにきたことを検出した時に(第1の方法)、或いは先行供給テープの後端部と後続供給テープの先端部との間に間隔Lを設け、間隔Lに基づいて(第2の方法)、後続供給テープを早送りする。また、挿入スプロケットと駆動スプロケットとを異なるモータで駆動する場合にも、先行供給テープの後端部と後続供給テープの先端部との間隔Lを設けることが開示されている。
特開2011−171664号公報
しかしながら、特許文献1の第1の方法では、多くの場合において既に、ポケットの位置に電子部品ない場合が多く、第2の方法では、装着されない電子部品を避け、Lを長めに取るために、後続供給テープのフィーダのセット時間が長くなる。また、特許文献1では、後続供給テープと先行供給テープとは同一モータで駆動されているので、後続供給テープの早送りは先行供給テープを早送りすることをも意味するものと考えられるが、基本的には先行供給テープを早送りするという考え方はない。従って、挿入スプロケットと駆動スプロケットとを異なるモータで駆動する場合において、間隔Lに基づいて後続供給テー
プを早送りすることが開示されていると考えられる。
本発明は、上述のような問題に鑑み、挿入スプロケットと駆動スプロケットとをモータで駆動する、特に両者を異なるモータで駆動するフィーダにおいて、後続供給テープのフィーダのローディング時間の短縮を図れるフィーダ及び電子部品装着装置を提供することにある。
本発明は、上記の目的を達成するために、少なくとも下記の特徴を有する。
本発明のフィーダは、電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、該駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、該挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を備え、前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、共通の前記テープ検出センサにより検出されるように構成されており、前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、固定的に設けられた共通の前記挿入スプロケットおよび共通の前記挿入スプロケット駆動モータを用いて、挿入されるように構成されている。
あるいは、本発明のフィーダは、電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を備え、前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、前記テープ検出センサは、前記供給テープがフィーダ本体の挿入口から挿入されたことを検出するテープ挿入検出センサである。
あるいは、本発明のフィーダは、電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を備え、前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、前記挿入スプロケットの回転による前記後続供給テープの移動速度は、前記駆動スプロケットの回転による前記先行供給テープの移動速度よりも遅い。
また、本発明の電子部品装着装置は、フィーダと、電子部品を前記フィーダから取り出し基板に装着する装置本体と、前記フィーダを制御する制御装置と、を備え、前記フィーダは、前記電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を含み、前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、共通の前記テープ検出センサにより検出されるように構成されており、前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、固定的に設けられた共通の前記挿入スプロケットおよび共通の前記挿入スプロケット駆動モータを用いて、挿入されるように構成されている。
本発明によれば、挿入スプロケットと駆動スプロケットとをモータで駆動する、特に両者を異なるモータで駆動するフィーダにおいて、後続供給テープのフィーダのローディング時間の短縮を図れるフィーダ及び電子部品装着装置を提供できる。
本発明の電子部品装着装置の一実施例の構成を示す平面図である。 本発明の電子部品装着装置におけるフィーダカートの一実施例の斜視図である。 本実施形態に使用する一般的な供給テープの構成例を示す図である。 本発明のフィーダの一実施例の構成を示す図である。 本実施例に使用する供給テープとテープシュートを示す斜視図である。 一実施例であるフィーダにおける供給テープのスプロケット孔と嵌合する第3スプロケットの一実施例を説明するための図である。 本実施例に使用する供給テープとテープシュートを示す斜視図であり、図5Aと同一の図である。 本発明のフィーダにおける供給テープのスプロケット孔と嵌合する第1スプロケットの一実施例を説明するための図である。 本実施例であるフィーダの取手に設けられた操作パネルの操作面の一実施例を示す図である。 供給テープをフィーダの挿入口にセットした状態を示す図である。 供給テープのローディング動作が終了した状態を示す図である。 ローディング動作のタイミングチャートを示す図である。 フィーダの部品切れ処理開始時の状態を示す図である。 供給テープが早送りされ、排出された状態を示す。 部品切れ処理フローの第1の実施例を示す図である。 第2の実施例の部品切れ処理フローにおいて、後続供給テープをフィーダにセットした状態を示す図である。 第2の実施例の部品切れ処理フローにおいて、先行供給テープの終端部がテープ挿入検出センサを通過した状態を示す図である。 第2の実施例の部品切れ処理フローにおいて、先行供給テープがテープ挿入検出センサから距離L離れた位置にきたときに、後続供給テープがDCモータの駆動により移動し始めた示す図である。 第2の実施例の部品切れ処理フローにおいて、先行供給テープが部品切れと判断された状態を示す。 第2の実施例の部品切れ処理フローにおいて、先行供給テープが早送りされ、排出された状態を示す。 表示部の構成と、供給テープ早送り時の表示部の状態を示す図である。
以下、図面に基づき、電子部品装着装置の実施形態を説明する。
なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
また、各図の説明において、同一の機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、重複を避けるため、できるだけ説明を省略する。
図1は、本発明の電子部品装着装置の一実施例の構成を示す平面図である。本電子部品装着装置1は、左側の上下に2ブロックLU,LD、右側の上下2ブロックRU,RDの計4ブロックと制御装置80とを有している。なお、本図面では、基本的に、LUブロックのみに、符号を記す。
それぞれのブロックには、フィーダが多数搭載されたフィーダカートがセットされている部品供給エリア13、装着ヘッド6、装着ヘッド6を移動させる装着ヘッド体11、吸着ヘッド6における電子部4(図3参照)の吸着保持状態を撮像する部品認識カメラ19が設けられている。装着ヘッド体11は、リニアモータで構成する左右移動用レール18上を左右に移動し、左右移動用レール18と同様にリニアモータで構成する上下移動用レール16を上下に移動する。
このような構成によって、装着ヘッド体11に固定された装着ヘッド6の吸着ノズルが部品供給エリア13から電子部品4を吸着し、部品認識カメラ19で電子部品4の吸着保持状態を監視して、プリント基板Pの所定の位置まで移動し、吸着した電子部品をプリント基板Pに装着する。
このような動作が4つのブロックで行なわれる。そのために中央には、プリント基板Pを搬送する4つのシュート5a〜5dがあり、上側2本のシュート5c、5dが上側ブロック用の基板搬送ラインUを、下側2本のシュート5a、5bが下側ブロック用の基板搬送ラインDを構成する。プリント基板Pは、受渡部7により振分けられ基板搬送ラインU又はDに搬入される。
図2は、図1の電子部品装着装置1の部品供給エリア13にセットされるフィーダカート50の一実施例の斜視図である。
図2に示すフィーダカート50は、大別してベース部51、図3に示すフィーダを固定するフィーダ固定部52、ハンドル部53、部品供給リール70(図8A参照)を格納している部品供給リール格納部54から構成されている。
ベース部51には、移動用車輪(図示せず)を固定する車輪固定部51aが四隅に4箇所あり、また、フィーダカート50が電子部品装着装置1の本体に固定された時にフィーダカート50を床面に固定するロックピン51bを有する。フィーダ固定部52は、フィーダカート50の上部にあり、図3に示すようにフィーダ固定部ガイド52cにフィーダ2のカセット固定部35を案内させてフィーダ2をフィーダベース52aに載置し、フィーダ信号コネクタ52dにフィーダ2のインタフェース部36を接続する。前記フィーダ固定部コネクタ52cはフィーダベース52aに規則正しく配列され、多数のフィーダが
搭載できるようになっている。各フィーダには供給リール格納部54から電子部品4を搭載した供給テープ60が各フィーダ2に供給される。
また、フィーダベース52aの両端は、本体1にフィーダカートを挿入する際に、本体1に設けられたカートガイド板(図示せず)を摺動する役目を果たすフィーダガイド52eがある。さらに、フィーダガイド52eには、フィーダカート50を本体1に固定する位置決め孔52bがある。最後に、フィーダカート50を移動操作できるようにハンドル部53があり、オペレータは、ハンドル部53の取手53aにより本体1の方向であるY方向に移動させてフィーダカート50を本体に挿入する。この時、ハンドル部53の側板53bの先端53cはフィーダカート50をこれ以上挿入できないようにするストッパの
役目を果たす。
図3は、本実施形態に使用する一般的な供給テープの構成例を示す図である。
構成において、供給テープ60は、電子部品4を収容するポケット63を有するキャリアテープ62とキャリアテープをカバーするカバーテープ61とを有し、キャリアテープ62にはその一端側に後述するスプロケットと係合し供給テープを移動させるスプロケット孔(テープ送り穴)64を一定間隔(一定ピッチ)毎に有する。
以下、本発明の第1の実施例について説明する。実施例1においては、図1で説明した電子部品装着装置1、図2で説明したフィーダカート50、及び図3で説明した供給テープ60を用いる。
図4は、本発明のフィーダの一実施例の構成を示す図である。フィーダカート50(図2参照)は、複数のフィーダ2を搭載する。なお、図4のフィーダ2は、供給テープ60を図示していない。さらに、図4のフィーダ2において、図面左側が送り方向(矢印Aの方向)であり、図面右側が戻り方向(矢印Bの方向)である。なお、フィーダ制御部37は、図示しない制御線でフィーダ2内の必要な機器と接続している。
図4のフィーダ2は、3つのスプロケット32、45及び41を備える。第3スプロケット32は、供給テープ60をフィーダ2に挿入するためものである。第2スプロケット45は、挿入されてきた供給テープのカバーテープ61を分離機構42に設けられた図示しないカッタに押付け当該カバーテープ61を左右にラッセルする。分離機構42としては、カバーテープ61を剥離する等の他の方法を用いてもよい。
第1(駆動)スプロケット41は、スプロケット孔64(図3参照)と確実に嵌合するために、図示しない押付機構でテープシュート2Sに押付けられた供給テープ60を取出44に位置決めする。第1スプロケット41は、駆動スプロケット駆動モータで駆動され、本実施例では、当該の位置決め機能を有するためにサーボ機能を有するサーボモータ47で駆動される。第1スプロケット41と第2スプロケット45は、電子部品4の装着動作時においては、共同で供給テープ60を移動させる役目を果たす。当該移動における負荷は、主として第2スプロケット45が受け持ち、即ち、部品供給リール格納部54から供給テープ60を引き上げ、第1スプロケット41へ供給する。その負荷は、次に説明する第3スプロケット32の後述する逆転防止機能により低減される。
一方第3(挿入)スプロケット32は、挿入スプロケット駆動モータで駆動され、本実施例では、サーボモータ47と別のサーボ機能を有しないDCモータ33で独立して駆動される。第3スプロケット32は、供給テープ60をフィーダ2に挿入し装着状態にするローディング時に動作し、供給テープ60の第2スプロケット43との嵌合後は停止している。従って、第3スプロケット32の歯32hは、図5Bに示すように、ローディング時はスプロケット孔64と嵌合でき、装着動作時は第3スプロケット32の負荷とならないよう供給テープ60が摺動可能であることが必要である。
そのために、第3スプロケット32の歯32hは、その高さをキャリアテープ62の厚みより低くし、かつ、円丘状等、角の無いなだらかな曲面形状としている。しかしながら、当該歯32hはなだらかな曲面形状であるが故に、第3スプロケット32は、供給テープ60の駆動時及び装着動作時に、部品供給リール格納部54(図2参照)からの供給テープ60を支えるために、逆転を防止する必要がある。その故、第3スプロケット32は、逆転防止手段であるワンウェイクラッチ32Cを備える。
なお、33のDCモータにサーボ機能を設けてもよい。
一方、第1、第2スプロケット41,45の歯41h、45hは、常にスプロケット孔64としっかりと嵌合することが必要である。そのために、当該歯41h、45hは、図6Bに示すように、それのキャリアテープ62の厚みより高くし、かつ、歯32hに比べて、ピン状等の鋭角形状としている。
なお、図4、図5A、6Aに示す2Sは、本実施例であるフィーダ2において供給テープ60が摺動しながら移動するテープシュートである。図5A、図6Aは、本実施例に使用する供給テープとテープシュートを示す斜視図である。
以下、図4を主体に、本実施例のフィーダ2の構成及び動作を詳細に説明する。
フィーダ2は、テープ押えプレート38、装着ヘッド6の吸着ノズルが電子部品4を吸着するための取出口44、及びフィーダ2をフィーダカート50に固定するカセット固定部35を備える。テープ押えプレート38は、ローディング時に、供給テープ60をテープシュート2S上で歯32hからスプロケット孔64が外れないように上から押えるもので、着脱可能な構成をしている。
フィーダ2は、このテープ押えプレート38の下方に、フィーダ2に供給テープ60の先端部60a(図8A参照)を挿入するための第3スプロケット32を設けている。この第3スプロケット32が回転することによって、供給テープ60のスプロケット孔64と嵌合した第3スプロケット32の歯32hがA方向に回転移動する。これによって、供給テープ60は送り方向に移動し、第2スプロケット43に到達することができる。
そして、到達した供給テープ60の先端部60aのスプロケット孔64と第2スプロケット43の歯43hが嵌合する。その後、第2スプロケット43の回転によって、供給テープ60はさらに送り方向に移動し、分離機構42の図示しないカッタによって、カバーテープ61をカットとしラッセルする。その後、供給テープ60は、第1スプロケット41に到達し、電子部品4の装着が可能な装着状態になる。装着状態では、供給テープ60のカバーテープ61は、第2スプロケット45による押切りではなく、第1スプロケット41による後方から引張りによってラッセルされる。
なお、スプロケット孔64と嵌合した歯32hを、以降では、特に歯32h0と称する。同様に、スプロケット孔64と嵌合した歯43hを、以降では、特に歯43h0と称する。また、図4のフィーダ2は、テープシュート2Sを水平に設けているため、供給テープ60のスプロケット孔64と嵌合する歯32h0及び43h0は、それぞれのスプロケットの回転中心を通る線に垂直なG−G'線、F−F'線上にある歯である(図5B、図6B参照)。
また、フィーダ2は、第3スプロケット32を駆動するDCモータ33、第1スプロケット41及び第2スプロケット43を駆動するサーボモータ47、を備える。さらに、フィーダ2は、テープ挿入検出センサ31とテープ押込み検出センサ45を備える。テープ挿入検出センサ31は、第3スプロケット32の第2スプロケット側に設けられ、供給テープ60が挿入口Cから挿入されたことを検出する。テープ押込み検出センサ45は、第1、第2スプロケット41、43の間に設けられ、供給テープ60の先端部60aが分離機構42にきたことを検出する。
さらにまた、フィーダ2は、供給テープ60の挿入口Cやテープ押えプレート38の付近に、図7に示す操作パネル48の操作面100を備える。図4では、操作パネル48はフィーダ2を持運ぶためのフィーダ取手の表面に設けているが、操作及び視認可能ならどこに設けても良い。操作パネル48の操作面100は、フィーダ2の状態を示す表示部101、フィーダ2が載置されているフィーダカート50のレーンを選択するレーン選択キー102、供給テープ60を図4の送り(A)方向または戻り(B)方向に、押している間強制的に移動させる送りボタン103、戻りボタン104、及びローディングモードを選択するローディングボタン105を備える。
図13に表示部101の構成を示す。フィーダ2は、図4に示す構成を2セット備えており、それぞれフィーダカート50のフィーダベースに設けられたレーン番号を有する。作業員が、レーン選択キー102で作業するセットを選択すると、表示部101の213、214のうち選択された側のランプが点灯をする。また、表示部101は、作業内容等を表示する2つの7セグメント111,112を有する。
また、フィーダ制御部37は、インタフェース36を介して本体1との信号の授受し、本体1からの情報、テープ挿入検出センサ31、テープ押込み検出センサ45及び操作パネル48からの信号を受け各部を制御する。スプロケット41及び43は、それぞれに同心円状に設けたウォームホイール41H及び43Hと噛み合うウォームギヤ46を介して、サーボモータ47で同時に駆動される。同様に、スプロケット32は、同心円状に設けたウォームホイール32Hと噛み合うウォームギヤ34を介し、サーボモータ47とは別のDCモータ33で駆動される。
次に、図8A、図8B及び図9によって、供給テープ60が未装着時のフィーダ2に、供給テープ60を装着(セット)するローディング機能について説明する。ここでいうローディング動作とは、供給テープ60をフィーダ2に挿入し、供給テープ60の部品取出位置である取出口44まで自動的に供給テープ60を運び入れる一連の動作をいう。この動作は、フィーダ2が稼働中でも可能である。図8Aは供給テープ60をフィーダ2の挿入口Cにセットした状態を示し、図8Bは供給テープ60のローディング動作が終了した状態を示す図である。図9はローディング動作のタイムチャートを示す図である。
作業員は、フィーダ2に供給テープ60を新たにセットするときには、掛け違いを防止するために、例えば、部品装着装置に連結されたバーコードリーダで供給テープ60の部品供給リール70に添付されたバーコード70aを読取る。このバーコードは、供給テープ60が収納された電子部品4の情報を含んでいる。読取られたバーコード情報は、本体1に伝送される。
本体1の制御装置80(図1参照)は、受信したバーコード情報が、セットすべきフィーダ情報と一致するか否かを判定する。制御装置80は、バーコード情報とフィーダ情報が一致すれば、そのまま作業を継続するように動作し、不一致であれば、アラームを出力し、自動挿入動作を停止する。例えば、操作パネル48の送りボタン(後述する)が押されても、DCモータ33は回転せず、第3スプロケット32も回転しないため、送込み(ローディング)の動作をしない。これによって、掛け違いが防止される。
さて、制御装置80は、バーコード情報とフィーダ情報が一致した場合には、当該フィーダ2に指令を送信する。この指令を受信したフィーダ2は、操作パネル48が操作されることによって、ローディング動作を継続する。即ち、ローディング動作時には、図7Aに示すように、作業員は、供給テープ60を部品供給リール格納部54(図2参照)にセットする。そして、以下の手順(1)〜(3)を実行し、ローディング動作の準備をし、図8Aに示す状態を得る。
手順(1)テープ押えプレート38を外す。
手順(2)供給テープ60の先端部60aをテープ挿入口Cから挿入し、第3スプロケット32上で、スプロケット孔64とスプロケットの歯が嵌合するように搭載する。
手順(3)作業員は、搭載した供給テープ60の先端部60aの上にテープ押えプレート38を取り付け、供給テープ60の先端部60aをテープシュート2Sとテープ押えプレート38で挟んで押える。
次に、ローディング動作のタイムチャート示した図9を用いてローディング動作を説明する。作業員は、操作パネル48の送りボタン103を押し、フィーダ2のフィーダ制御部37によるローディング動作を開始する。ローディング動作は、プレローディング動作と、所謂ローディング動作に分かれる。
図9において、(a)は、サーボモータ47の動作で縦軸は速度を示す。(a)の速度において、プラス速度は供給テープ60を図4に示す矢印A方向(送り方向)への移動を示し、マイナス速度は、図4に示す矢印B方向(戻り方向)の移動を示す。
(b)は、テープ挿入検出センサ31の検知の有無を、"有"をHighレベル、"無"をLowレベルで示す。
(c)は、テープ押込み検出センサ45の検知の有無を、"有"をHighレベル、"無"をLowレベルで示す。
(d)は、DCモータ33の動作のON、OFFを、"ON"をHighレベル、"OFF"をLowレベルで示す。
(e)は、操作パネル48のローディングSW105(図10A参照)のON、OFFを、"ON"をHighレベル、"OFF"をLowレベルで示す。
まず、プレローディング動作を説明する。
<状態(i)>
フィーダ制御部37は、作業員がローディングSW105を選択すると、テープ挿入検出センサ31とテープ押込み検出センサ45の検知結果がどちらも"無"の状態であれば、ローディングSW105がONとなって、所定のインターバル時間が経過した後、DCモータ33をONし、第3スプロケット32を図4においてA方向(反時計回り)に回転させ、供給テープ60を第3スプロケット32と嵌合さすべき移動させる。また、DCモータ33のON動作と同時に、タイマを起動する。
<状態(ii)>
フィーダ制御部37は、タイマが所定時間経過後、DCモータ33をOFFし、第3スプロケット32の回転を停止する。
<状態(iii)>
フィーダ制御部37は、DCモータ33をOFF後、テープ挿入検出センサ31が供給テープの"有"、"無"を確認する。"無"の場合、挿入された供給テープ60が、第3スプロケット32と嵌合できなかったとして、再度やり直すか、何らかの異常があると考え、プレローディング動作を中止する。
<状態(iv)>
テープ挿入検出センサ31の検知結果が"有"の場合には、フィーダ制御部37は、DCモータ33をONとし、かつ、サーボモータ47の回転動作を開始し、ステップS1のローディング動作に移行する。状態(iv)では、供給テープ60は、再び第2スプロケット43への移動を開始し、第2スプロケット43は、供給テープ60と嵌合する準備をする。
次に、ステップS1からのローディング動作について説明する。
<ステップS1>
フィーダ制御部37は、DCモータ33を、予め設定されたテープ送り時間(量)に従って、回転させる。また、フィーダ制御部37は、供給テープ60の移動中(テープ送り中)に、テープ押込み検出センサ45の検知結果を監視する。ステップS1の動作中、第2スプロケット43の回転速度は、第3スプロケット32の回転速度より速くする。
なぜならば、この速度差によって第3スプロケット32から第2スプロケットへの嵌合移行が行われるからである。供給テープ60は、アソビロスによって直ぐには嵌らず、前述したスプロケット孔64の累積誤差を吸収して、滑りながらやがて第2スプロケットの鋭角形状の歯43hと嵌合する。このアソビロスによる第2スプロケット43による嵌合が行われたことを検出するために、テープ押込み検出センサ45は、第2スプロケット43の後方に設けられる。嵌合後は、供給テープ60は、第2スプロケット32の鋭角形状の歯43hによって確実に移動し、速度差分第3スプロケット32の角の無いなだらかな曲面形状の歯32h上を摺動する。
従って、フィーダ2は、第2、第3スプロケット43、32間の間隔が大きく、供給テープ60の送り穴累積ピッチ誤差があっても、第2、第3スプロケット43、32を、速度差を持って独立に駆動することにより、供給テープ60を安定して自動ローディングできる。
<状態(v)>
フィーダ制御部37は、テープ押込み検出センサ45の検知結果が"有"の場合には、所定のストローク移動完了を待たずに、サーボモータ47をスローダウン停止(OFF)し、かつ、サーボモータ47と連動して回転していたDCモータ33をOFFする。DCモータ33は、この後OFF状態を維持する。
一方、フィーダ制御部37は、予め設定されたテープ送り量に従った回転動作が完了しても、テープ押込み検出センサ45の検知結果が"無"のままである場合には、何らかの異常が発生したと判断し、DCモータ33をOFFする。
即ち、ステップS1では、供給テープ60は第2スプロケットと嵌合すべく移動するが、所定時間(送り量)内にテープ押込み検出センサ45が供給テープ60を検出したら、嵌合したと判断する。嵌合できなければ、第2スプロケット43によるステップS2以降の供給テープ60の移動が不可能となるので、強制的にサーボモータ47とDCモータ33の駆動を停止し、ローディング動作を中止する。
<ステップS2>
フィーダ制御部37は、サーボモータ47の回転停止後、所定のインターバル時間待機する。
<状態(vi)>
フィーダ制御部37は、所定のインターバル時間経過後、最小ピッチ(テーピング規格:1mmP)でのサーボモータ47の逆転送り動作を、テープ押込み検出センサ45の検知結果が"無"になるまで繰り返す。
<状態(vii)>
フィーダ制御部37は、テープ押込み検出センサ45の検知結果が"無"になった場合には、サーボモータ47の逆転送り動作を停止する。この逆戻りによって、カバーテープ61をラッセルするための所定距離を安定して得られる。即ち、テープ押込み検出センサ45の検知位置と分離機構42のカッタの距離が当該所定距離となる。
なお、第3スプロケット32は、ワンウェイクラッチ32Cにより逆転しないが、戻し量が最大5mm程度であることから、最悪第2及び第3スプロケット43、32間のテープシュート2Sで吸収できる。それ故、第2スプロケット43に嵌合した供給テープ60は、サーボモータ47の推力で戻り(B)方向に移動できる。
<ステップS3>
フィーダ制御部37は、予め設定されたステップS3送り駆動波形で、サーボモータ47を回転し、分離機構42のカッタ刃直前の位置まで、高速でテープ送り動作を行う(1回送り)。
即ち、ステップS2で、供給テープ60の先端部60aが所定位置で停止したので、先端部60aの位置が確定する。その結果、ステップS3では、供給テープ60の先端部60aを、カッタ刃直前の位置まで所定量の一回送り動作によって送ることができる。
<ステップS4>
フィーダ制御部37は、予め設定されたステップS4送り駆動波形で、サーボモータ47を回転し、電子部品4を取出しできるようにカバーテープ61を切り裂き、供給テープ60の先端部60aが第1スプロケット41と嵌合するまで供給テープ6の送り動作を行う(1回送り)。
なお、このステップS4送り駆動波形では、フィーダ制御部37は超低速及び超低加速度でサーボモータ47を回転させ、確実にカバーテープ61を切り裂く。
即ち、ステップS4では、分離機構42のカバーテープ切り開きゾーンへの供給テープ挿入シーケンスで、"挿入→カバーテープ切り開き"(ラッセル処理)を行う。カバーテープ61は、剥がれずにラッセル状に開かれるため、超低速及び超低加速度で所定量の一回送りを行う。
<ステップS5>
供給テープ60に収納された部品の当該部品ライブラリ設定(送りピッチ)に従って、所定の送り量/所定の送り回数を実施し、供給テープ60の先端部60aのポケット63を取出口44に合わせる頭出しを行う。図8Bはこの頭出した状態を示す。
この時の送り量と送り回数は、供給テープの送りピッチごとに予め定められたデータテーブルを用いる。なお、データテーブルは、本体1の制御装置80に内蔵されており、フィーダ制御部37は、フィーダ信号コネクタ52dを介して、これら必要な情報を取り込んで使用している。
また、ステップS5では、供給テープ60は、第1スプロケット41と嵌合する。第2スプロケット43と第1スプロケットの距離は、供給テープ60の送り穴累積ピッチ誤差の影響を受けない距離である。従って、第2スプロケット43が供給テープ60と嵌合していれば第1スプロケット41と安定して嵌合できる。
従って、その後行われる、一連の装着動作において、第1、第2スプロケットのダブルスプロケット方式により、供給テープ60の姿勢、走行性(直進性)の安定、及びロバスト性を向上することができる。
また、その後行われる、一連の装着動作において、供給テープ60は、第2スプロケット43による押しこみではなく、第1スプロケット41によって引っ張られるので、カバーテープ61を確実にカットできる。
以上説明したローディング動作によれば、供給テープ60を安全に、確実に、かつ、短時間に上記実施例のフィーダ2へセットすることができる。
以上説明したローディング動作によれば、段取り替え時などにおいて、新規に供給テープをフィーダにセットする際に、スプロケット穴間の累積ピッチ誤差があっても、電子部品4を取出口に移動させる駆動スプロケットと供給テープのスプロケット孔とを確実に係合できる信頼性の高い電子部品装着装置又は電子部品装着方法を実現することができる。
なお、上記実施例では、作業員が操作パネルを操作して、ローディング動作を開始したが、電子部品装着装置1が、自動的にローディング動作を開始するようにしても良い。
次に、一連の装着動作後に、供給テープ60の部品切れが発生した時の部品切れ処理について説明する。図10Aは、フィーダ2の部品切れ処理開始時の状態を示す図である。図10Bは、供給テープが早送りされ、排出された部品切れ処理が終了した状態を示す。図11は、部品切れ処理フローの第1の実施例を示す図である。
部品切れ処理は、電子部品4の装着を実施中に、図10Aに示すように、供給テープ60の終端部60eがテープ挿入検出センサ31を通過した、即ちテープ挿入検出センサ31がON状態からOFF状態に変化した時から始まる。この時、フィーダ2のフィーダ制御部37は、部品切れがそろそろ発生すると判断し、インタフェース部36を介して"OFF情報"を本体1に送信する(ステップS12)。一方、テープ挿入検出センサ31がON状態では、継続的に電子部品4の装着動作を行う(ステップS11)。
供給テープ60の終端部60eがテープ挿入検出センサ31を例え通過したとしても、まだ供給テープ60には装着すべき電子部品4が存在する。特に、第1スプロケット41とテープ挿入検出センサ31間に距離が長い時には、まだ多くの電子部品4が存在する。一般的に装着すべき電子部品4の余裕はなく、供給テープ60に存在する電子部品4を全て装着することが望まれる。従って、テープ挿入検出センサ31のOFF状態検出後、直ちに供給テープ60を早送りしてフィーダ2から排出しない。
そこで、本体1の制御装置80は、"OFF情報"受信後も、吸着ノズル8が電子部品4を吸着できたか、即ち装着すべき電子部品4の存在の有無を判断し、当該"有無(装着継続)情報"をフィーダ2に送信する(ステップ13)。
吸着ノズル8による部品吸着動作後の制御装置80による電子部品4の吸着の有無の確認は、例えば装着ヘッド6に設けられた図示しない光センサによって可能となる。吸着ノズル8に吸着された電子部品4に対して横方向から投光器より光線を当て、電子部品4が無ければ光線を受光する受光器の受光の有無により電子部品4の吸着の有無を検出できる。このセンサの部品無検出が同一フィーダ2で設定回数連続して発生したら部品切れと判断できる。また、取出された電子部品4の吸着ノズル8に対する位置ずれを認識するための部品認識カメラ19の撮像画像から部品4の有無を検出してもよい。装着ヘッド6のセンサによる検出は電子部品4を吸着した後直ちに確認できるので、部品切れの判断を早いタイミングですることができる。
フィーダ2のフィーダ制御部37は、"有無情報"を本体1から受けとる。フィーダ制御部37は、受取った情報が"有"の場合、供給テープ60を移動させ、本体1と共に装着動作を継続する(ステップS11)。
一方、フィーダ制御部37は、受取った情報が"無"の場合、供給テープ60の移動を停止する。本体1の制御装置80は、確実さを期すために、吸着ノズル8の吸着動作を複数(m)回行う(ステップ14)。本実施例1では3回行う。勿論1回でもよい。mは吸着回数を示す回数指標であり、電子部品4を吸着できた場合は、m=0を維持する(ステップS16)。電子部品4を吸着できない場合は、その吸着できない連続回数をカウントする(ステップS14)。
本実施例では、本体1の制御装置80は、3回連続して吸着できない場合は、部品切れと判断し(ステップ15)、フィーダ2のフィーダ制御部37に部品切れの旨の情報を送信する。当該情報を受けて、フィーダ2のフィーダ制御部37は、図13に示すように、図7に示す操作面100の表示部101を、例えば0.5秒間隔でフラッシングする(ステップ17)。なお、図13に示す"tr"は、電子部品4のない不要なもの"trash"をフィーダ2から排出することを示す。
また、フィーダ2のフィーダ制御部37は、フラッシングすると共に、供給テープ60をサーボモータ47による、装着時より3倍程度速い速度で、高速早送りをする(ステップ18)。供給テープ60が早送りされた後、排出され、図10Bに示す状態となる。
その後、図9に示したローディング動作で新たな供給テープ60のフィーダ2のセット行う。なお、何らかの原因により高速送り動作を中止させるには、操作パネル48のいずれかのボタンを押すことで可能である。
以上説明した実施例1によれば、吸着ノズル8により部品切れを確実に確認でき、その位置から無駄なく高速早送り動作を行うことできる。
また、高速早送り動作を行うことにより、次の新たな供給テープの挿入開始時間を短縮でき、稼働率の高い電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供できる。
電子部品切れを確認する方法として、例えば、装着ヘッド6やフィーダカート50に設けた撮像手段で供給テープ60のポケット63を撮像してもよい。
実施例1に示した供給テープ60の早送り動作は、第3スプロケットの駆動が第1スプロケットを駆動するサーボモータ、即ち同一のモータで駆動される従来技術にも適用できる。
本実施例では分離機構42のカバーテープ61の処理はカッタ刃によりカバーテープ中央付近をテープ62の走行方向に沿って切断した後、ラッセルして切り開くものである。即ち、図10Aに示す吸着ノズル8による部品取出し位置にて部品4の上部のカバーテープ61が開かれ、除去されて電子部品4が露出され部品4が取り出せる状態にするものである。本実施例のこのような分離機構42に限らず、カバーテープ2をキャリアテープ2から剥ぎ取ることにより部品を露出させるような分離機構(部品露出機構)であっても本実施例のようにしてフィーダ2の部品切れ後に高速送りするようにすることができる。
(実施例2)
次に、電子部品切れによる早送り動作の第2の実施例2を説明する。図12A乃至図12Eは、実施例2における部品切れ処理フローを示す図である。
フィーダ2は、図8Aに示すように、供給テープ60をフィーダ2へのセット可能とするテープ押えプレート38を有する。作業員は、図9に示すローディング動作で先にセットした先行供給テープ60をフィーダ2にローディングした直後、或いは先行供給テープ60の電子部品4を装着中に、先行供給テープ60の部品切れ後に使用する後続供給テープ60'もフィーダ2にセットする(図12A)。そのために作業員は、三角形状を有するテープ押えプレート38を持ちあげ、送り方向に向かって傾斜する斜面に先行供給テープ60を載置する。その後作業員は、後続供給テープ60'をそのスプロケット64が第3のスプロケット32の歯32h0と嵌合するように搭載し、テープ押えプレート38を後続供給テープ60上に載置する。なお、先行供給テープ60、後続供給テープ60'は、それぞれ図2に示す部品供給リール格納部54に設けられた部品供給リ−ル70、70'に格納されている。
その後フィーダ2は、サーボモータ47に駆動された第1、第2スプロケット41、43により先行供給テープ60の電子部品4の装着動作を行う。そして、フィーダ2は、部品切れ処理フローの実施例1の図10Aに示したように、先行供給テープ60の終端部60eがテープ挿入検出センサ31を通過した状態になる(図12B)。このとき、DCモータ33は停止しており、後続供給テープ60'は移動していない。
先行供給テープ60は、図12Bの状態後、実施例1に示した部品切れフローに基づき処理され、最後には早送りされてフィーダ2から離れ、排出される。
一方、後続供給テープ60'は、先行供給テープ60がテープ挿入検出センサ31から距離L離れた位置にきたときに、後続供給テープがDCモータ33の駆動により移動し始める(図12C)。その後、後続供給テープ60'は、図9に示したローディング動作に基づいてフィーダ2に電子部品4を供給できる状態にローディングされる。
図9で説明したように、DCモータ33による後続供給テープ60'の移動速度は、先行供給テープ60の移動速度でより遅いので、後続供給テープ60'は先行供給テープ60を追い越すことがない。従って、先行供給テープ60の部品切れ処理と、後続供給テープ60'のローディング動作処理は独立して行うことができる。それ故、L=0でもよいが、安全のために有意な距離を定めてもよい。
そして、先行供給テープ60は、実施例1で示した図11のステップ15と同様に、部品切れと判断される(図12D)、その後、先行供給テープ60は、高速早送り処理される、フィーダ2か排出される(図12E)。一方、後続供給テープ60'は、図9に示すローディング動作処理が行われ、図8Bに示す、装着動作可能状態となる。
以上説明した実施例2によれば、吸着ノズル8により部品切れを確実に確認でき、その位置から無駄なく高速早送り動作を行うことできる。
また、高速早送り動作を行うことにより、後続供給テープのセット開始時間を短縮でき、稼働率の高い電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供できる。
さらに、部品切れ時の後続供給テープの補給を確実に行うことでき、部品補給時間を大幅に短縮することができる。
以上説明した実施例2では、後続供給テープ60'を、三角形状を有するテープ押えプレート38を用いることでフィーダにセットした。例えば、他の挿入口を設け、後続供給テープ60'を他の挿入口から挿入し、それぞれの挿入口に第3スプロケットを配置し、第3スプロケットの出力側でそれぞれのテープシュート2Sを合流させてもよい。
(実施例3)
次に、電子部品切れによる早送り動作の第3の実施例を説明する。実施例3では、実施例1、2とは異なり、供給テープ60が図10Aに示すフィーダ2の部品切れ処理開始時の状態の時に、強制的に供給テープ60を早送りして、排出処理する。電子部品4が存在するにも強制的に行う理由は、例えば、他のフィーダにおいても後続供給テープをセットする必要があり、全体的に見れば作業効率が上がる場合等が考えられる。
実施例3では、図10Aに示すように、供給テープ60の終端部60eがテープ挿入検出センサ31を通過した後に、図7に示すレーン選択102より当該行うレーンを選択する。フィーダ2は、図4に示す構成を2セット備えており、それぞれフィーダカート50のフィーダベースに設けられたレーン番号を有する。そのレーン番号を選択する。この選択情報は、本体1の制御装置80に送られ、その後の本体1の処理に利用される。その後、レーン選択キー102を押し、2秒以内に送りボタン104を同時に1秒間継続して押すと、フィーダ制御部37は、供給テープ60の強制早送り動作を実施して、強制テープ60を排出する。その後、作業員は、後続供給テープ60'をセットし、他のレーンのフィーダの処理にあたる。なお、強制早送り中は、フィーダ制御部37は、実施例1と同様に、図13に示すように、操作面100の表示部101を、例えば0.5秒間隔でフラッシングする。また、2秒、1秒及び0.5秒の時間は1例であり、他の時間でもよい。
それぞれフィーダカート50のフィーダベースに設けられたレーン番号を2つ有する。図13において、213、214は、左右のレーンの選択を示す表示部であり、 以上説明した実施例3によれば、装置全体の処理効率を向上させることができる。
また、以上説明した実施例3によれば、部品切れ時の部品補給時間を大幅に短縮することができる。
以上のように本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1:電子部品装着装置(本体) 2:フィーダ
2S:テープシュート 4:電子部品
6:装着ヘッド 8:吸着ノズル
13:部品供給エリア 31:テープ挿入検出センサ
32:第3スプロケット
33:挿入スプロケット駆動モータ(DCモータ)
34、46:ウォームギヤ 36:インタフェース部
37:フィーダ制御部 38:テープ押えプレート
41:第1スプロケット 42:分離機構
43:第2スプロケット 44:取出口
45:テープ押込み検出センサ
47:駆動スプロケット駆動モータ(サーボモータ)
48:操作パネル 50:フィーダカート
52:フィーダ固定部 52a:フィーダベース
52d:フィーダ信号コネクタ 54:部品供給リ−ル格納部
60:(先行)供給テープ 60:後続供給テープ
60a:供給テープに先端部 60e:供給テープの終端部
61:カバーテープ 62:キャリアテープ
63:ポケット 64:スプロケット孔(テープ送り穴)
70、70′:部品供給リール 80:本体の制御装置
100:操作パネルの操作面 101:操作パネルの表示部
103:送りボタン 105:ローディングボタン
A:順方向 B:逆方向
C:テープ挿入口 P:基板(プリント基板)

Claims (9)

  1. 電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、
    前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、
    前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、
    前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、
    前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、
    前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を備え、
    前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、
    前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、共通の前記テープ検出センサにより検出されるように構成されており、
    前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、固定的に設けられた共通の前記挿入スプロケットおよび共通の前記挿入スプロケット駆動モータを用いて、挿入されるように構成されている、フィーダ。
  2. 電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、
    前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、
    前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、
    前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、
    前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、
    前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を備え、
    前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、
    前記テープ検出センサは、前記供給テープがフィーダ本体の挿入口から挿入されたことを検出するテープ挿入検出センサである、フィーダ。
  3. 電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、
    前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、
    前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、
    前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、
    前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、
    前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を備え、
    前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、
    前記挿入スプロケットの回転による前記後続供給テープの移動速度は、前記駆動スプロケットの回転による前記先行供給テープの移動速度よりも遅い、フィーダ。
  4. 前記フィーダ制御部は、前記先行供給テープの終端部が前記テープ検出センサを通過することにより、前記テープ検出センサにより前記先行供給テープの無しが検出された後、前記先行供給テープが所定の距離だけ移動した場合に、前記後続供給テープの移動を開始させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィーダ。
  5. 前記テープ検出センサは、前記挿入スプロケットの近傍に設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィーダ。
  6. 前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータとは、別個の駆動モータである、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィーダ。
  7. フィーダと、
    電子部品を前記フィーダから取り出し基板に装着する装置本体と、
    前記フィーダを制御する制御装置と、を備え、
    前記フィーダは、
    前記電子部品をポケットに収納する供給テープを前記電子部品が外部から取り出される取出口まで移動させる駆動スプロケットと、
    前記駆動スプロケットを駆動する駆動スプロケット駆動モータと、
    前記供給テープを内部に挿入する挿入スプロケットと、
    前記挿入スプロケットを駆動する挿入スプロケット駆動モータと、
    前記駆動スプロケット駆動モータと前記挿入スプロケット駆動モータを制御するフィーダ制御部と、
    前記挿入スプロケットの下流に設けられ、前記供給テープの有無を検出するテープ検出センサと、を含み、
    前記フィーダ制御部は、前記駆動スプロケットの回転により移動される先行する前記供給テープである先行供給テープの終端部の前記テープ検出センサによる検出結果に応じて、前記挿入スプロケットに嵌合して待機する後続の前記供給テープである後続供給テープを下流に移動させるように、前記挿入スプロケットを回転させる制御を行うように構成されており、
    前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、共通の前記テープ検出センサにより検出されるように構成されており、
    前記先行供給テープおよび前記後続供給テープが、固定的に設けられた共通の前記挿入スプロケットおよび共通の前記挿入スプロケット駆動モータを用いて、挿入されるように構成されている、電子部品装着装置。
  8. 前記取出口における前記供給テープの前記ポケットにおける前記電子部品の存在の有無を判断する有無判断手段をさらに備え、
    前記フィーダ制御部は、前記有無判断手段の前記電子部品無しの結果に基づいて、基板への装着時より前記先行供給テープを早送りして、前記先行供給テープを前記フィーダから排出するように構成されている、請求項7に記載の電子部品装着装置。
  9. 前記有無判断手段は、前記装置本体に含まれる、請求項8に記載の電子部品装着装置。
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