JP2002176290A - 部品供給装置、部品供給方法、並びに部品実装装置 - Google Patents

部品供給装置、部品供給方法、並びに部品実装装置

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JP2002176290A
JP2002176290A JP2000374426A JP2000374426A JP2002176290A JP 2002176290 A JP2002176290 A JP 2002176290A JP 2000374426 A JP2000374426 A JP 2000374426A JP 2000374426 A JP2000374426 A JP 2000374426A JP 2002176290 A JP2002176290 A JP 2002176290A
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Hiroshi Obara
啓史 小原
Naoto Mimura
直人 三村
Hidetoshi Sasaki
秀俊 佐々木
Izumi Miura
泉 三浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品実装装置へ部品を供給する部品供給装置
の所定部品送り量を人手を介さずに設定することによ
り、信頼性の高い部品供給を実現する。 【解決手段】 部品供給装置40に搬送量検出部と駆動
量検出部とを設け、搬送量検出部が部品供給テープ21
の所定搬送量を検出する間に駆動量検出部が駆動装置3
6の駆動量を検出することにより部品送り量を設定す
る。搬送量検出部は、センサ43や、画像処理装置76
と認識カメラ77などにより構成され、駆動量検出部
は、制御装置39により構成される。部品実装装置に当
該部品12の部品送り量を予め入力した制御装置66を
設け、設定した部品送り量とこの予め入力された部品送
り量とを比較して両部品送り量が一致すれば部品実装を
開始する。前記制御装置66に予め入力された部品送り
量を部品供給装置側に送り、部品供給装置がこの入力に
基づいて部品送り量を設定しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品などの部
品を電子回路基板などの回路形成体に実装する部品実装
装置、並びに部品実装装置へ部品を供給する部品供給装
置及び部品供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における部品実装装置につ
き、図面を参照して説明する。図12において、部品実
装装置1は、電子部品などの実装すべき部品を部品実装
装置1へ供給する部品供給部2と、部品供給部2から部
品を取り出して回路形成体に実装する部品実装ヘッド3
と、部品実装ヘッド3を所定位置に搬送するロボット4
と、部品実装ヘッド3に保持された部品の保持状態を撮
像して認識する部品認識装置5と、部品実装装置1に回
路形成体を搬送して保持する回路形成体保持装置6と、
部品実装装置1全体の動作を制御する制御装置7と、を
主な構成要素としている。
【0003】図12において、部品供給部2には、多数
の部品をテープ状に巻き取ったリールを備えるカセット
方式の部品供給装置11がセットされている。部品実装
ヘッド3には、負圧により部品12を吸着して保持する
ノズル13が取り付けられている。ノズル13は、回転
制御機構14により図のZ軸を中心とした回転による角
度補正(θ回転)が可能である。ロボット4は、X軸駆
動部16とY軸駆動部17とにより、部品実装ヘッド3
を図のX方向及びY方向の平面状に搬送する。回路形成
体保持装置6は、電子回路基板などの回路形成体18を
搬入して保持する。回路形成体18には、前記の電子回
路基板の他にも、昨今では部品の上に更に別の部品を実
装するケースや、電子機器の筐体に直接部品を実装する
ケースなどがある。部品認識装置5は、ノズル13に保
持された部品12の保持状態を下から撮像し、撮像され
た画像は画像処理、分析された後、部品12の保持状態
の判定結果が制御装置7へ入力される。
【0004】以上の構成にかかる部品実装装置1の動作
時には、部品供給装置11により部品供給部2に供給さ
れた部品12の真上に移動した部品実装ヘッド3が、ノ
ズル13を下降させて部品12に当接させ、負圧によっ
て部品12を吸着して部品供給装置11から取り出す。
次に、部品実装ヘッド3は、ノズル13に部品12を保
持したまま、ロボット4により部品認識装置5に対向す
る位置に向けて搬送される。部品認識装置5は、部品実
装ヘッド3が部品認識装置5に対向する位置を所定速度
で通過する際に、部品実装ヘッド3のノズル13に吸着
して保持された部品12を撮像し、その画像が処理され
て部品12の所定吸着状態に対する位置、および角度の
ずれが測定され、測定結果が制御装置7へ入力される。
実装すべき回路形成体18へ向けて移動中の部品実装ヘ
ッド3は、制御装置7からの指令に基づいて必要な移動
量と角度の補正しつつ、回路形成体18の所定位置に部
品12を位置合わせして停止し、ノズル13を下降させ
て吸着された部品12を回路形成体18上に実装する。
【0005】図13、図14は、部品供給部2へ部品を
供給するカセット方式による部品供給装置11の概要を
示す。図13において、多数の部品12が、部品供給テ
ープ21に一定間隔22で連続的に収納されている。部
品供給テープ21は、部品12を収納する凹部からなる
多数のエンボス部28を有するベーステープ23と、部
品12の脱落を防ぎ、部品12を埃などから保護するト
ップテープ24とから構成されている。トップテープ2
4は、ベーステープ23に接着されて部品12を保護し
た状態で搬送され、部品実装装置1へ部品12を供給す
る際にはこのトップテープ24がベーステープ23から
剥がされる。これによって部品12を保護するカバーを
開放することとなり、ノズル13(図12参照)による
部品12の吸着を可能にする。ベーステープ23には、
部品供給テープ21を間欠搬送する際の駆動用に使用さ
れる搬送穴25が等間隔に設けられている。部品供給テ
ープ21は、リール26に巻き取られ、このリール26
は、中心穴27の回りに回転可能な状態で部品供給装置
11に取り付けられる。
【0006】図14(a)は、以上のように構成された
リール26が、一般にカセット(もしくは、パーツカセ
ット)と呼ばれる部品供給装置11に取り付けられ、部
品実装装置1へ部品12を供給し得る状態を示してい
る。部品供給装置11は、部品取り出し位置32に部品
が正確に位置決めされるように、部品供給テープ21を
順次一定間隔で間欠的に送り出す。部品供給テープ21
には、通常、同一部品が多数収納されており、図12に
示すように、実装すべき部品に応じて必要な部品供給テ
ープ21を巻き取ったリール26を取り付けた複数の部
品供給装置11が部品実装装置1の部品供給部2に装着
される。当該部品実装装置1で別機種の回路形成体18
への部品実装に切り換える場合には、別機種の回路形成
体18への実装に必要な部品12を収納したリール26
を、部品供給装置11ごと取り替えることで短時間に段
取り替えを行うことができる。
【0007】図14(a)において、部品供給テープ2
1は、リール26から引き出され、部品供給装置11の
走行面31にガイドされて図の左側から右側に延び、部
品取り出し位置32を通過する位置の近傍で、搬送ホイ
ール33の外周部に設けられた歯が部品供給テープ21
のベーステープ23に設けられた搬送穴25(図13参
照)に順次噛み合う。部品供給テープ21のトップテー
プ24は、部品取り出し位置32に至る直前でベーステ
ープ23から剥がされ、トップテープ回収リール34に
巻き取られる。トップテープ回収リール34の駆動は、
部品取り出し動作にリンクさせた図示しない駆動レバ
ー、あるいはモータを使用して行われる。トップテープ
24が剥がされ、カバーを開放されたベーステープ23
に収納された部品12は、順次部品取り出し位置32に
据えられて部品実装装置1のノズル13(図12参照)
によって吸着される。その後、用済み後のベーステープ
23は、部品供給装置11の下方から放出され、回収箱
などに回収される。
【0008】搬送ホイール33は、その外周の歯がモー
タ36の出力軸に固定されたウォームギア37と噛合っ
ている。搬送ホイール33は、モータ36の駆動によ
り、所定ピッチずつ間欠的に図の時計回りに回転し、こ
れによって部品供給テープ21を一定間隙ずつ図の矢印
38方向へ搬送する。部品12を所定の部品取り出し位
置32に順次位置決めするため、入力情報に基づいて制
御装置39がモータ36の回転を制御する。
【0009】前記入力情報に基づくモータ36の回転、
及びそれによる搬送ホイール33の送りピッチは、部品
供給テープ21内に収納された部品の大きさによって異
なる。このため、取り付けられるリール26に応じて送
りピッチ量を調整する必要がある。図に示す部品供給装
置11の例では、この調整を行うための調整ダイアル4
1が設けられている。矢印42の方向から見た調整ダイ
アル41を、図14(b)に示す。取り付けられるリー
ル26ごとに、オペレータが調整ダイアル41を操作し
て送りピッチを入力し、この入力情報に基づいて制御装
置39がモータ36の間欠回転量を制御し、これによっ
て部品供給テープ21の所定の送りピッチを定めてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の部品供給装置には問題があった。近年の部
品実装装置では、部品実装効率を高め、生産性の向上を
図ることが強く要求されており、部品実装装置に部品を
供給する部品供給装置においても、部品供給に関わるミ
スを防止し、安定した部品供給による生産効率の向上が
必要となっている。実装される部品の種類が増加するに
伴って部品供給テープの種類も増えており、段取り替え
のたびに多種類の部品供給装置の部品送り量をオペレー
タがタイムリーに所定通りセットすることは困難を伴
う。さらには、部品送り量の設定に人手が介在すること
から、設定ミスを発生させる可能性を含んでいる。設定
ミスが発生すると、良品の部品を廃棄することになった
り、あるいは部品実装装置が部品を正しく取り出しでき
ない事態が発生し、生産効率を低下させることとなる。
【0011】したがって、本発明は、上述のような従来
技術にある問題点を解消し、部品や部品供給テープの種
類によらず、タイムリーな正しい部品送り量の設定を可
能とする部品供給装置、部品供給方法、並びに部品実装
装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品供給装
置、及び/又は部品実装装置に部品供給テープの部品送
り量と、部品供給テープを搬送するための駆動装置の駆
動量を検出する機能を備えることにより、前記課題を解
決しようとするもので、具体的には以下の内容を含む。
【0013】すなわち、請求項1に記載の本発明は、回
路形成体に実装する多数の部品を一定間隔で収納した部
品供給テープと、前記部品供給テープを搬送する駆動手
段と、前記駆動手段を制御し、前記部品供給テープを設
定した部品送り量だけ間欠的に搬送して前記部品を順次
部品取り出し位置に位置決めする制御装置と、を備えた
部品供給装置であって、前記部品供給装置が、前記部品
供給テープの搬送量を検出する搬送量検出部と、前記駆
動手段の駆動量を検出する駆動量検出部と、を備え、前
記搬送量検出部が検出した前記部品供給テープの前記一
定間隔に対応した搬送の間における前記駆動検出部が検
出した駆動量に基づいて前記部品送り量を設定し、前記
設定された部品送り量に基いて前記部品供給テープの搬
送が行われることを特徴とする部品供給装置に関する。
搬送量検出部による1部品の搬送量を検出する間の駆動
量検出部による駆動手段の駆動量を基に所定の部品送り
量を設定するもので、一度この部品送り量を設定すれ
ば、後は安定した部品供給を可能とするものである。
【0014】請求項2に記載の本発明にかかる部品供給
装置は、前記搬送量検出部が透過型センサを備え、当該
透過型センサが、前記部品供給テープの部品を収納する
エンボス部の移動を検出することにより前記部品供給テ
ープの搬送量を検出することを特徴としている。簡単な
構造で1部品の搬送を検出するものである。
【0015】請求項3に記載の本発明に係る部品供給装
置は、前記部品供給テープの搬送量を検出する前記搬送
量検出部を、前記部品供給装置の側に設けることに代
え、前記部品供給装置を取り付けて当該部品供給部から
部品を取り出して回路形成体に実装する部品実装ヘッド
を備えた部品実装装置の側に設けることを特徴としてい
る。部品実装装置の側に設けられた検出部により1部品
の搬送量を検出し、この間の駆動手段の駆動量から所定
の部品送り量を設定するものである。部品実装装置の側
に検出部を設けることにより、個々の部品供給装置にそ
れぞれセンサを設ける必要がない点で有利となる。
【0016】請求項4に記載の本発明に係る部品供給装
置は、部品実装装置の側に設けられた前記搬送量検出部
が、部品供給装置の取り出し位置にある前記部品供給テ
ープを撮像する認識カメラと、前記認識カメラの撮像結
果を処理する画像処理装置とを備え、前記画像処理装置
による認識結果に基づいて前記部品供給テープの搬送量
を検出することを特徴としている。簡単な構造で検出機
能を果たすものである。
【0017】請求項5に記載の本発明に係る部品供給装
置は、前記部品供給テープを搬送するための駆動手段が
ステッピングモータからなり、前記駆動量の検出が、前
記ステッピングモータの最小駆動ピッチ数をカウントす
るものであることを特徴としている。簡単な構造で駆動
量の検出を行うものである。
【0018】請求項6に記載の本発明に係る部品供給装
置は、部品の実装を行う部品実装装置が、前記部品供給
テープの部品送り量を予め入力した本体側制御装置を備
え、当該本体側制御装置が、前記搬送量検出部と駆動量
検出部による検出結果に基づいて設定された部品送り量
と当該予め入力した部品送り量とを比較し、前記両部品
送り量が許容範囲内で一致した場合に前記部品実装装置
による部品実装動作を行うことを特徴としている。予め
入力した部品送り量との比較を行うことにより、更に信
頼性を高めるものである。
【0019】請求項7に記載の本発明は、前記部品供給
装置、又は前記部品実装装置のいずれか一方、もしくは
双方が警告装置を更に備え、前記設定された部品送り量
と前記予め入力した部品送り量とが不一致の場合には当
該警告装置が警告を発することを特徴としている。部品
送り量の再設定を促し、部品送り量の不一致を解消させ
るものである。
【0020】請求項8に記載の本発明に係る部品供給装
置は、前記部品供給テープの所定の部品送り量を予め入
力した外部制御装置が前記部品供給装置と通信可能に接
続され、当該外部制御装置が、前記設定された部品送り
量と前記予め入力した部品送り量とを比較し、前記両部
品送り量が許容範囲内で一致した場合に前記部品実装装
置による部品実装動作を行うことを特徴としている。外
部制御装置を用いて部品送り量の比較検証を行うことで
外段取りを可能とし、部品実装装置の稼働率を高めるも
のである。
【0021】請求項9に記載の本発明は、前記部品供給
装置、又は前記外部制御装置のいずれか一方もしくは双
方が警告装置を備え、前記設定された部品送り量と前記
予め入力した部品送り量とが不一致の場合に当該警告装
置が警告を発することを特徴としている。部品送り量の
再設定を促し、部品送り量の不一致を解消させるもので
ある。
【0022】請求項10に記載の本発明は、一定間隔で
部品を収納した部品供給テープの当該一定間隔に対応す
る部品送り量の設定が可能である単数もしくは複数の部
品供給装置を取り付け、前記部品供給装置から部品を取
り出して回路形成体の実装位置に前記部品を実装する部
品実装装置であって、前記部品実装装置が、実装する部
品に対応した部品送り量データを含む実装データを有す
る本体側制御装置と、当該本体側制御装置と前記部品供
給装置との間の通信を可能とする通信手段とを備え、前
記本体側制御装置が、前記本体側制御部の有する部品送
り量と前記部品供給装置で設定された当該部品の部品送
り量とを比較し、前記両部品送り量が許容範囲内で一致
したときに前記部品実装装置による実装動作を行うこと
を特徴とする部品実装装置に関する。予め入力した部品
送り量と、部品供給装置で設定した部品送り量とを比較
検証し、部品供給の信頼性を高めるものである。
【0023】請求項11に記載の本発明は、前記部品供
給装置、又は前記部品実装装置のいずれか一方もしくは
双方が警告装置を備え、前記設定された部品送り量と前
記予め入力した部品送り量とが不一致の場合には当該警
告装置が警告を発することを特徴としている。部品送り
量の再設定を促し、部品送り量の不一致を解消させるも
のである。
【0024】請求項12に記載の本発明に係る部品実装
装置は、前記部品供給装置の部品送り量を設定する機構
が、オペレータの手動操作により設定する機構であるこ
とを特徴としている。従来技術の手動操作による部品送
り量設定の信頼性を高めるものである。
【0025】請求項13に記載の本発明に係る部品実装
装置は、前記部品供給装置の部品送り量を設定する機構
が、前記部品供給テープの搬送量を検出する搬送量検出
部が検出した前記部品供給テープの前記一定間隔に対応
した搬送の間における、前記部品供給テープの駆動手段
の駆動量を検出する駆動量検出部が検出した駆動量に基
づき、前記部品供給装置の部品送り量が設定されるもの
であることを特徴としている。搬送量と駆動量との相関
により、所定搬送量を確定するものである。
【0026】請求項14に記載の本発明は、部品送り量
の設定が可能である単数もしくは複数の部品供給装置を
取り付け、前記部品供給装置から部品を取り出して回路
形成体の実装位置に前記部品を実装する部品実装装置で
あって、前記部品実装装置が、実装する部品に対応した
部品送り量データを含む実装データを有する本体側制御
装置と、当該本体側制御装置と前記部品供給部との間の
通信を可能とする通信手段とを備え、前記本体側制御装
置が、前記通信手段を介して、前記部品送り量データを
前記部品供給装置に入力し、前記部品供給装置が前記入
力結果に基づいて前記部品送り量を設定し、当該部品供
給テープを間欠的に搬送することを特徴とする部品実装
装置に関する。部品供給装置側での個々の部品送り量の
設定を回避するものである。
【0027】請求項15に記載の本発明に係る部品実装
装置は、前記通信手段が、無線通信手段であることを特
徴としている。有線接続による作業性の改善と工数の削
減を図るものである。
【0028】請求項16に記載の本発明は、回路形成体
に実装すべき多数の部品を一定間隔で連続的に収納した
部品供給テープを設定された部品送り量ずつ間欠的に搬
送し、前記部品を順次所定の部品取り出し位置に位置決
めする部品供給方法であって、前記部品供給テープの前
記一定間隔に対応する搬送量を検出し、前記部品供給テ
ープの検出された搬送量だけ搬送する間における前記部
品供給テープの搬送を駆動する駆動装置の駆動量を検出
し、前記検出された駆動量に基づいて、前記部品供給テ
ープを搬送する際の前記部品送り量を設定することを特
徴とする部品供給方法に関する。部品の搬送量の検出と
駆動量の測定とによる簡便な方法で部品送り量を設定す
るものである。
【0029】請求項17に記載の本発明に係る部品供給
方法は、前記駆動装置の駆動量の検出結果に基づいて設
定された前記部品送り量が、前記部品の実装を行う部品
実装装置に備えられた本体側制御装置、もしくは前記部
品実装装置の外部に設けられた外部制御装置のいずれか
に予め入力された当該部品の部品送り量データと比較さ
れ、前記両部品送り量が許容範囲内で一致したときに前
記部品実装装置による実装動作を行う特徴としている。
予め入力された部品送り量との比較検証により、部品供
給部で設定された部品送り量の信頼性を高めるものであ
る。
【0030】そして、請求項18に記載の本発明は、回
路形成体に実装すべき多数の部品を一定間隔で連続的に
収納した部品供給テープを間欠的に搬送し、前記部品を
順次所定の部品取り出し位置に位置決めする部品供給方
法であって、当該部品の部品送り量データを有する制御
装置から前記部品の搬送及び位置決めを行う部品供給装
置に前記部品送り量データを送信することにより、前記
部品供給装置における部品送り量を設定することを特徴
とする部品供給方法に関する。部品供給装置側での個々
の部品送り量の設定を回避するものである。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明にかかる第1の実施の形態の部品供給装置を示して
いる。これまでに説明した部品供給装置及び部品実装装
置に示すものと同一の構成要素に対しては同一の符号を
付しており、以降の各実施の形態についても同様とす
る。図1において、本実施の形態にかかる部品供給装置
40は、図14に示す従来技術による部品供給装置11
に対して、部品供給テープ21の部品が収納されている
エンボス部の移動を検出するセンサ43が追加されてい
る。センサ43は制御装置39に接続され、この両者に
よって部品供給テープ21の搬送量を検出する搬送量検
出部が構成される。センサ43による検出結果は制御装
置39に入力される。また、部品供給テープ21を搬送
するための駆動手段を構成するモータ36は、最小駆動
ピッチごとの駆動を制御することが可能な、例えばステ
ッピングモータなどからなり、前記最小ピッチごとに駆
動したピッチ数は制御装置39によりカウント可能であ
る。制御装置39は、駆動手段の駆動量を検出する駆動
量検出部となる。その他の構成は、図14に示す従来技
術にかかる部品供給装置11と同様である。
【0032】図2は、センサ43が、部品供給テープ2
1のエンボス部28を検出する状況を示している。図の
破線で示すセンサ43の位置においては、センサ43
は、隣接する2つのエンボス部28の中間に位置してい
るため、センサ43はエンボス部28を検出していな
い。この状態を「オフ」と呼ぶものとする。これに対し
て、実線で示すセンサ43とエンボス部28との関係に
おいては、センサ43の前面にエンボス部28が位置し
ているため、センサ43はエンボス部28を検出してい
る。この状態を「オン」と呼ぶものとする。なお、図2
では、説明上センサ43を破線と実線との2つの異なる
位置に描いているが、実際には部品供給テープ21の側
が矢印44の方向に移動するもので、この移動により、
センサ43の位置が相対的に移動するものである。
【0033】以上のように構成された本実施の形態にか
かる部品供給装置40の動作について、図3のフローチ
ャートを参照して説明する。まず、部品供給装置40を
部品実装装置に取り付ける。これにより、部品供給装置
40に電源が投入され(51)、モータ36が原点復帰
を行う(52)。この際、センサ43が部品12を収納
したエンボス部28を検出していないオフの状態のとき
は、エンボス部28を検出するオンとなるまでモータ3
6のピッチ送りを行う(53、65)。オンとなった
後、さらにモータ36をピッチ送りし(54)、次に最
初にオフになる状態を検出し(55)、これを部品送り
量測定の基準点とする。図2において言えば、センサ4
3に対向する位置にあるエンボス部28が搬送され、1
つのエンボス部28の進行方向に対して最後尾に当たる
縁の位置が、前記部品送り量測定の基準点となる。
【0034】センサ43がオフになると、更にモータ3
6によって最小駆動ピッチずつ部品供給テープ21が搬
送される(56)。1ピッチ送るごとに送り回数が記憶
され(57)、その都度、再度オンに切り替わったか否
かがチェックされる(58)。この送りと検出とを繰り
返すことによって(56〜58)、センサ43が再度オ
ンとなったとき、センサ43は次の位置にあるエンボス
部28の進行方向の前縁を捉えたこととなる(58)。
続いて再度センサ43がオフとなるまで同様に1ピッチ
づつモータ36を動作させ(59)、送りピッチ回数を
記憶する(61)。センサ43が再度オフとなったとこ
ろで(62)ピッチ送りを完了し、制御装置39は、そ
の送り回数の総計を検出して部品送り量として記憶する
(63)。すなわち、図2において言えば、部品供給テ
ープ21の矢印44の方向の移動によって、センサ43
がエンボス部28の移動方向の後縁を検出した後、次に
位置するエンボス部28の後縁を検出するまでが1回分
の部品送り量となる。
【0035】電源投入時に前記のシーケンスを行うこと
により、部品12ごとの部品供給テープ21の部品送り
量が設定される。この設定された部品送り量を基に、そ
れ以降は、部品実装装置1側からの部品12の要求があ
るたびごとに、制御装置39がモータ36を前記の設定
された所定の部品送り量だけ回転させ、順次部品12を
安定して部品取り出し位置32へ供給する。
【0036】なお、図2及び図3においては、センサ4
3によりオフの状態から次のオフの状態になるまでを部
品送り量として検出するものとしているが、これをオン
の状態から次のオンの状態になるまでの検出にするもの
としても良い。さらには、図示の例では、部品供給テー
プ21のエンボス部28の有無を検出する透過型のセン
サを用いるものとしているが、例えば、部品供給テープ
21側に1部品送り量ごとに特殊なマーカや切り欠き部
のような他と区別できる識別手段を設け、これを感応型
のセンサで検出するなど、他の手段を用いて部品送り量
を検出するものであっても良い。
【0037】(第2の実施の形態)図4は、本発明にか
かる第2の実施の形態の部品供給装置、及び部品実装装
置(部分)を示している。図において、本実施の形態で
は、部品実装装置の側に制御装置66(以下、「本体側
制御装置66」という。)が設けられ、この本体側制御
装置66と部品供給装置60とが通信ケーブル67によ
って結ばれている。さらに、好ましくは部品実装装置の
側に、本体側制御装置66によって制御される警告装置
68が設けられている。本体側制御装置66には、各部
品供給テープ21ごとの所定の部品送り量が予め入力さ
れている。部品供給装置60のその他の構成要素は、先
の第1の実施の形態に示す部品供給装置40と同様であ
る。
【0038】以上のように構成された本実施の形態にか
かる部品供給装置60の動作について、図5のフローチ
ャートを参照して説明する。フローチャートの始まりか
ら部品送り量の設定に至るまでの動作(50−65)
は、第1の実施の形態と同様である。すなわち、まず、
部品供給装置60を部品実装装置に取り付ける。これに
より、部品供給装置60に電源が投入され(51)、モ
ータ36が原点復帰を行う(52)。その後、センサ4
3がオフの状態になるまでモータ36のピッチ送りを行
う(53〜55、65)。このオフとなった状態を部品
供給テープ21の部品送り量測定の基準点とし、その
後、モータ36によって最小駆動ピッチずつ部品供給テ
ープ21を搬送し(56)、1ピッチ送るごとに送り回
数を記憶する(57)。センサ43がその後、一旦オン
となり(58)、さらに再度オフとなったところで(6
2)ピッチ送りを完了し、制御装置39は、その送り回
数の総計を検出して部品送り量として記憶する(6
3)。
【0039】本実施の形態における部品供給装置では、
前記部品送り量を、通信ケーブル67を介して本体側制
御装置66へ通知する(71)。本体側制御装置66で
は、予め入力されている当該供給部品12のデータから
部品送り量を検出し、これと前記の部品供給装置60か
ら送信された送り回数とを比較する(72)。前記両部
品送り量の比較結果、両者が一致していれば部品実装装
置における実装動作を開始する(73)。前記比較結
果、両部品送り量が一致していなければ、本体側制御装
置66は実装動作をせず、好ましくは警告装置68を動
作させて警報及び/又は点灯などにより、オペレーター
へ通報する(74)。なお、この場合における「一致」
とは、部品実装動作に支障のない許容範囲内で両部品送
り量が一致していることを意味し、必ずしも両者の完全
一致を意味するものではない。
【0040】電源投入時に前記シーケンスを行うことに
より、部品12ごとの部品供給テープ21の部品送り量
が定まる。この部品送り量を基に、それ以降は、部品実
装装置側からの部品12の要求があるたびごとに、制御
装置39がモータ36を所定の部品送り量だけ回転さ
せ、順次部品12を安定して部品取り出し位置32へ供
給する。第1の実施の形態にかかる部品供給装置40の
これら特性に加え、本実施の形態においては、本体側制
御装置66が前記シーケンスで得られた部品送り量を予
め入力された部品送り量と比較して確認することによ
り、万一の誤操作を回避し、部品供給における信頼性を
高めるものとしている。
【0041】なお、図4に示す警告装置68の代わり
に、もしくはこれに加えて、図の破線で示す警告装置6
9を部品供給装置60の側に設け、通信ケーブル67を
介して本体側制御装置66と接続することによりこの警
告装置69を操作するものとしても良い。こうすること
により、警告が発せられた際には部品実装装置に装着さ
れた複数の部品供給装置60の内、どの部品供給装置6
0に部品送り量の不一致があったかを瞬時に識別するこ
とができる。また、前記本体側制御装置66は、固有の
制御装置を設ける代わりに、部品実装装置の制御装置7
(図12参照)と一体化するものであってもよい。
【0042】(第3の実施の形態)図6は、本発明にか
かる第3の実施の形態の部品供給装置、及び部品供給装
置(部分)を示している。図において、本実施の形態で
は、部品実装装置の側に画像処理装置76と、認識カメ
ラ77とが設けられ、本実施の形態にかかる部品供給装
置70は画像処理装置76と通信インターフェイス78
を介して結ばれている。認識カメラ77は、部品供給装
置70の部品取り出し位置32の状況を撮像し、その画
像は画像処理装置76に送られる。この認識カメラ77
は、好ましくは部品実装装置の部品実装ヘッド3(図1
2参照)に取り付けられる。画像処理装置76は、前記
の画像処理結果を通信インターフェイス78を介して部
品供給装置70に通信可能である。部品供給装置70
は、先の第1及び第2の実施の形態の部品供給装置4
0、60に対してセンサ43が除かれている外は同様の
構成要素である。本実施の形態では、前記の制御装置3
9と、画像処理装置76と、認識カメラ77とにより、
部品供給テープ21の搬送量を検出する搬送量検出部が
構成される。また制御装置39により、部品供給テープ
21の搬送を駆動する駆動手段の駆動量を検出する駆動
量検出部が構成される。
【0043】以上のように構成された本実施の形態にか
かる部品供給装置70の動作につき、図7のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、部品供給装置70を部
品実装装置に取り付ける。これにより部品供給装置70
に電源が投入され(51)、モータ36が原点復帰を行
う(52)。部品供給装置70の制御装置39は、通信
インターフェイス78を通じで画像処理装置76に撮像
信号を送信する(81)。画像処理装置76は、認識カ
メラ77により部品供給装置70の部品取り出し位置3
2にある部品12を撮像し(82)、撮像結果を画像処
理して保存する。この画像は当初画像として、部品送り
量測定の基礎とされる。撮像が完了すると、制御装置3
9はモータ36を駆動して最小駆動ピッチで部品供給テ
ープ21を搬送し(83)、この1ピッチの送りを記憶
する(84)。
【0044】この状態で、制御装置39は、再度インタ
ーフェイス78を通じて画像処理装置76に撮像信号を
送信し(85)、認識カメラ77による撮像を経て(8
6)、画像処理装置76が前記撮像結果を画像処理す
る。画像処理装置76は、この画像と、前記当初画像と
を比較し(87)、その結果を通信インターフェイス7
8を通じて制御装置39へ通知する。両画像が一致して
いなければ、制御装置39は再度モータ36を駆動して
最小駆動ピッチで部品供給テープを搬送し、以上の動作
を繰り返す(83〜87)。この間、1ピッチごとに、
その回数がカウントされ、制御装置39に記憶される。
モータ36の駆動により部品供給テープ21を複数回送
ると、前記当初画像と同じ画像を得ることができる。こ
のとき画像処理装置32は、通信インターフェイス78
を通じて両画像が一致した旨を部品供給装置70に通知
し、部品供給装置70の制御装置39は、それまで送っ
たピッチ数を検出して部品送り量として設定し、記憶す
る(88)。
【0045】電源投入時に前記シーケンスを行うことに
より、部品12ごとの部品供給テープ21の部品送り量
が定まる。この部品送り量を基に、それ以降は、部品実
装装置側からの部品12の要求があるたびごとに、制御
装置39がモータ36を所定の部品送り量だけ回転さ
せ、順次部品12を安定して部品取り出し位置32へ供
給する。
【0046】なお、上述の動作においては、部品供給装
置70の制御装置39の側が画像処理装置76に撮像の
指令を発し、画像処理結果に基づいてモータ36を駆動
するものとしている。これを、画像処理装置76が撮像
の指令を発し、画像処理装置76が通信インターフェイ
ス78を通じて部品供給装置70のモータ36を駆動さ
せ、撮像画像が原点復帰時の当初画像と一致したときに
は、画像処理装置76が1回の部品送り量が完了した旨
を部品供給装置70の制御装置39に通知するようにし
ても良い。この際、制御装置39の側からは、部品供給
テープ21を1ピッチ送るごとに通信インターフェイス
78を通じて画像処理装置76へ1ピッチの送りを完了
した旨の信号を送信するものとする。
【0047】(第4の実施の形態)図8は、本発明にか
かる第4の実施の形態の部品供給装置、及び部品実装装
置(部分)を示している。図において、本実施の形態で
は、部品実装装置側に本体側制御装置66と、画像処理
装置76と、認識カメラ77とが設けられ、本実施の形
態にかかる部品供給装置80は、本体側制御装置66と
通信インターフェイス78を介して結ばれている。認識
カメラ77は、好ましくは部品実装装置の部品実装ヘッ
ド3(図12参照)に取り付けられ、部品供給装置80の
部品取り出し位置32の状況を撮像してその画像を画像
処理装置76に送る。画像処理装置76は、前記の画像
処理結果を本体側制御装置66に通知する。本体側制御
装置66は、画像処理装置76と、部品供給装置80の
制御装置39とを制御する。好ましくは部品実装装置側
にはさらに、本体側制御装置66により制御される警告
装置68が設けられている。部品供給装置80のその他
の構成要素は、図6に示した先の第3の実施の形態にか
かる部品供給装置70と同様である。本実施の形態で
は、前記の本体側制御装置66と、画像処理装置76
と、認識カメラ77とにより、部品供給テープ21の搬
送量を検出する搬送量検出部が構成される。また制御装
置39により、部品供給テープ21の搬送を駆動する駆
動手段の駆動量を検出する駆動量検出部が構成される。
【0048】以上のように構成された本実施の形態にか
かる部品供給装置80につき、図9のフローチャートを
参照して説明する。まず、部品供給装置80を部品実装
装置に取り付ける。これにより、部品供給装置80に電
源が投入され(51)、モータ36が原点復帰を行う
(52)。制御装置39は、通信インターフェイス78
を通じて本体側制御装置66に原点復帰完了を送信する
(91)。本体側制御装置66は、画像処理装置76に
撮像信号を送付し(92)、画像処理装置76は、部品
取り出し位置32にある部品12の画像を撮像し(9
3)、画像処理して保存する。この画像が当初画像とし
て部品送り量測定の基礎とされる。前記撮像が完了する
と、本体側制御装置66が、制御装置39に通信インタ
ーフェイス78を介して部品供給テープ21を最小駆動
ピッチ送るよう指令する(94)。部品供給装置80の
側にある制御装置39は、モータ36により最小駆動ピ
ッチで部品供給テープ21を送る(95)。1ピッチ送
るごとに、制御装置39は通信インターフェイス78を
通じて本体側制御装置66に送り動作完了を送信し(9
6)、カウンタに送り回数が記憶される(97)。
【0049】前記動作完了の後、本体側制御装置66
は、画像処理装置76に再度撮像信号を送付する(9
8)。画像処理装置76は、撮像信号を受信して部品取
り出し位置32を撮像し(99)、撮像結果を前記当初
画像と比較する(101)。両画像が一致しない場合に
は、その旨を本体側制御装置66に通知する。本体側制
御装置66は、再度通信インターフェイス78を通じて
部品供給装置80に最小駆動ピッチ送りの指令を送信
し、以下、送り、撮像、比較の前記動作を繰り返す(9
4〜101)。以上の動作を複数回繰り返すことによ
り、前記の当初画像と同じ画像を得ることができる。こ
のとき、画像処理装置76は、両画像が一致した旨を本
体側制御装置66に通知し、本体側制御装置66はこれ
までに送ったピッチ数を検出して部品送り量として記憶
する(102)。
【0050】つぎに、本体側制御装置66は、予め入力
されている当該供給部品12の実装データの中から、当
該部品12の部品送り量を検出し、前記撮像結果による
部品送り量と比較する(103)。この比較結果が一致
すれば、部品実装装置による実装動作を開始する(10
4)。比較結果が一致しなければ部品実装は行わず、好
ましくは警告装置68によりオペレーターに注意を喚起
する(105)。なお、この場合における「一致」と
は、部品実装動作に支障のない許容範囲内で両部品送り
量が一致していることを意味し、必ずしも両者の完全一
致を意味するものではない。
【0051】電源投入時に前記シーケンスを行うことに
より、部品12ごとの部品供給テープ21の部品送り量
が定まる。この部品送り量を、予め入力させた当該部品
の部品送り量と比較することにより確認し、より信頼度
の高い部品供給、並びに部品実装を実現する。
【0052】なお、先の第2の実施の形態で説明したと
同様に、図8に示す警告装置68の代わりに、もしくは
これに加えて、図の破線で示す警告装置69を部品供給
装置80の側に設けるものとしても良い。こうすること
により、警告が発せられた際に、複数の部品供給装置8
0の内のどの部品供給装置80に部品送り量の不一致が
あったかを瞬時に識別することができる。また、前記本
体側制御装置66は、固有の制御装置を設ける代わりに
部品実装装置の制御装置7(図12参照)と一体化する
ものであってもよい。
【0053】(第5の実施の形態)次に、本発明にかか
る第5の実施の形態の部品供給装置、部品実装装置、並
びに部品供給方法につき、図10を参照して説明する。
図10は、本実施の形態にかかる部品実装装置に備えら
れた本体側制御装置110と、部品実装装置に取り付け
られ、本体側制御装置110と通信ケーブル115を介
して電気的に接続された2つの部品供給装置120a、
120b(一般表示符号を、部品供給装置120とす
る)とを示している。図示の例では、2つの部品供給装
置120としているが、部品実装装置には、2つ以上の
部品供給装置120であっても取り付けが可能である。
【0054】図10に示す本体側制御装置110は、制
御部111と、記憶部112と、前記制御部111に接
続され、部品供給装置120との情報授受を行うインタ
ーフェイス113とから大きく構成されている。部品実
装装置は、図12を参照して説明したように、部品供給
装置11から部品12を取り出した部品実装ヘッド3が
ロボット4によって搬送され、まず部品認識装置5に対
向する位置を通過する。この際に部品実装ヘッド3に保
持された部品12の保持状態が認識され、その認識結果
に基づいて部品12の位置及び傾きに補正が加えられ、
その後に部品12が回路形成体18上の所定位置に実装
される。前記所定位置への部品12の実装を行うため、
記憶部112には、位置データ、認識データ、供給部デ
ータ等の実装に必要な実装データ114a、114b
(一般表示を、実装データ114とする)が格納されて
いる。この実装データ114は、実装される回路形成体
によって異なるため、記憶部112には、図示の実装デ
ータA(114a)、実装データB(114b)以下に
示すような各回路形成体18に応じた複数の実装データ
114を記憶できるようになっている。
【0055】一方、部品供給装置120は、制御装置1
21の中に、部品に対応した部品送り量が制御部123
内の部品送り量データ124として記憶される。図示の
例では、この部品送り量は従来技術にかかるオペレータ
によるダイヤル122の操作で設定される構成となって
いる。このダイヤル式の代わりに、先の第1の実施の形
態で示したような、センサによる1部品の搬送を検出す
る間の駆動装置の駆動量に基づいて部品送り量を設定す
る構成のものであっても良い。この記憶された部品送り
量データ124を基に、制御装置121は、モータなど
の駆動部を動作させて部品供給テープを所定量ずつ搬送
し、順次部品を部品取り出し位置に供給する。この部品
供給装置120は、上述にように1つの部品実装装置に
対して複数個取り付けられることが一般的であり、各部
品供給装置120(120a、120b、・・・)ごと
にカセットNO(図示の例では、NO1とNO2)で種類
の管理がされる。これに対応し、部品実装装置の本体側
制御装置110の記憶部112内にある各実装データ1
14には、カセットNOに対応した複数の部品送り量デ
ータ116a、116b(一般表示を、部品送り量デー
タ116とする)が記憶できるようになっている。
【0056】部品実装装置は、各部品供給装置120内
の部品送り量データ124を、通信ケーブル115や、
部品実装装置に部品供給装置120をセットすることで
電気接続が可能なコンタクトピン等を通して、本体側制
御装置110内のインターフェイス113を通じて受け
取る。この本体側制御装置110が受け取った部品供給
装置120側のカセットNOに対応する部品送り量デー
タ124は、本体側制御装置110の記憶部112内に
は、予め入力された実装データ114の一部として記憶
されている。本体側制御装置110は、このカセットN
Oに対応して予め入力されている実装データ114の中
から当該部品の部品送り量116のデータを取り出し、
この部品送り量データ116と前記部品供給装置120
から受け取った部品送り量データ124とを比較する。
両部品送り量データ116、124が一致している場合
には、本体側制御装置110は、部品実装装置による当
該部品供給部120から供給される部品の実装動作を可
能とする。
【0057】前記の両部品送り間隔データ116と12
4とが不―致の場合には、本体側制御装置110は、部
品実装装置による当該部品の実装動作を不可能とし、部
品供給装置120の内、どのカセットNOにおいて部品
送り量データに不一致が見つかったかを警告表示し、オ
ペレータにエラーメッセージとして伝える。オペレータ
は、前記不一致となった部品送り量データ124を含む
部品供給装置120のカセットNOを特定し、ダイアル
122を操作することで部品送り量データ124を正し
いデータに設定し直す。部品送り量データ124の再設
定により、改めて上述のステップを繰り返し、部品実装
装置の制御装置110内の部品送り量データ116と、
再設定後の部品供給装置120の部品送り量データ12
4とが一致することを確認した上で部品実装動作が開始
される。なお、この場合の「一致」とは、部品実装動作
に支障のない許容範囲内で両部品送り量が一致している
ことを意味し、必ずしも両者の完全一致を意味するもの
ではない。
【0058】部品実装装置と部品供給装置120との両
部品送り量データ116、124の一致を確認するタイ
ミングとしては、まず、部品供給部120が取り付けら
れた後、部品実装装置が部品実装を開始するタイミン
グ、次に、生産する回路形成体18の品種変更するタイ
ミング、そして、部品供給装置120の部品切れ等で部
品捕給を行うタイミング、とすることが一般的である
が、勿論、これ以外のタイミングで行うことであっても
良い。これは、他の実施の形態においても同様である。
【0059】なお、上述した本実施の形態においては、
部品供給装置120内の部品送り量データ124の確認
を、部品実装装置内にある本体側制御装置110を使用
して行うものとしている。これを、本体側制御装置11
0ではなく、例えばパーソナル・コンピュータや実装デ
ータ作成装置など、部品実装装置の外部にある制御装置
(以下、「外部制御装置」という。)を使用して行うも
のとしても良い。この際の外部制御装置は、図10に示
す本体側制御装置110と同等の機能を備え、通信ケー
ブルを介して部品供給装置120に電気的に接続されて
いる。この外部制御装置内に入力されている部品送り量
データ116と、部品供給装置120から受け取った部
品送り量データ124とを比較し、両者が一致すれば部
品実装動作の開始を許容し、不一致であれば警告表示を
発するのは、上述の実施の形態で説明した内容と同様で
ある。
【0060】このように、外部制御装置を使用すること
の利点は、例えば次に生産する回路形成体に対応するた
め、部品実装装置が無くても外段取りで部品供給装置1
20の部品送り量データ124を事前に確認することが
可能となり、確認のための部品実装装置の停止時間を短
縮することができ、当該部品実装装置の稼働率の向上を
図ることができる点にある。
【0061】本実施の形態にかかる部品供給装置、部品
実装装置、並びに部品供給方法によれば、部品送り量を
オペレータが手動により設定するダイヤル調整式の従来
技術にかかる部品供給装置であっても、前記オペレータ
の設定にかかる部品送り量を予め入力された部品ごとの
部品送り量と比較検証することにより、人手が介在する
ことによるミスを回避することが可能となり、安定した
部品供給をすることができる。
【0062】(第6の実施の形態)次に、本発明にかか
る第6の実施の形態の部品供給装置、部品供給装置、並
びに部品供給方法につき、図11を参照して説明する。
図において、本実施の形態にかかる本体側制御装置13
0は、図10に示す本体側制御装置110と同様の機能
を有しており、通信ケーブル115を介して2つの部品
供給装置140a、140bに接続されている。この本
体側制御装置130は、記憶部112にある実装データ
114内の部品送り量データ116を、通信ケーブル1
15を介して部品供給装置140側へ送信することを特
徴としている。なお、接続される部品供給装置140を
2つ示しているが、この数は2つ以上であっても良い。
【0063】前記本体側制御装置130側からの部品送
り量データ116の送信は、インターフェイス113を
通じ、各カセットNO毎に行われる。部品供給装置14
0では、受け取ったカセットNO毎の部品送り量データ
116を、カセットNOに対応した部品送り量データ1
44として蓄積する。部品供給装置140は、この蓄積
された部品送り量データ144を基に、所定間隔おきに
部品供給テープ21を所定のタイミングで駆動し、部品
を順次部品取り出し位置まで搬送する。
【0064】本実施の形態にかかる部品実装装置、部品
供給装置、並びに部品供給方法によれば、部品供給装置
140の側で部品に対応した部品送り量を設定する必要
がなくなり、従って従来技術にあった部品送り量設定用
の調整ダイアル122を廃止することができる。すなわ
ち、人手を介さずに所定の部品送り量を設定できること
から、信頼度の高い部品の供給が可能となる。
【0065】なお、本実施の形態においても、先の第5
の実施の形態同様に、本体側制御装置130を部品実装
装置外に設けた外部制御装置と置き換えるものとし、外
段取りを可能にして部品実装装置の稼働率を高めること
ができる。
【0066】以上、本発明にかかる各実施の形態につき
説明してきたが、各実施の形態における部品実装装置と
部品供給装置との間の通信は、参照図面によれば通信ケ
ーブルなどを使用した有線での情報伝達によるものとし
ているが、これを有線ケーブルではなく、光通信等の無
線を利用して行うものとしても良い。これにより、通信
の目的で部品実装装置に部品供給装置をセッティングし
たり、通信ケーブルを接続したりするセッティングの手
間が省け、作業効率の更なる向上を実現することができ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明にかかる部品供給装置、部品実装
装置、並びに部品供給方法の実施により、部品供給装置
にセットされる部品毎の手動による部品送り量の調整が
不要となり、もしくは前記手動により調整された部品送
り量が予め入力された部品送り量データと比較検証され
ることとなり、その結果、人手の介在に伴う誤操作の可
能性が排除される。設定量が間違った場合、正しい部品
取り出し位置に部品を供給できない、あるいは、供給さ
れたる部品が1つ飛びに部品取り出し位置に位置決めさ
れるなど、大幅な生産効率の低下や、部品の損失を招く
ことになる。
【0068】本発明の実施により、上述のように部品送
り量の不良による部品の損失、部品実装装置の稼働率低
下が回避され、安定した部品供給を可能とし、部品実装
の生産性と信頼性とを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる実施の形態の部品供給装置の
側面断面図である。
【図2】 図1に示す部品供給装置の部分拡大斜視図で
ある。
【図3】 図1に示す部品供給装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】 本発明にかかる他の実施の形態の部品供給装
置の側面断面図である。
【図5】 図4に示す部品供給装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】 本発明にかかる更に他の実施の形態の部品供
給装置の側面断面図である。
【図7】 図6に示す部品供給装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図8】 本発明にかかる更に他の実施の形態の部品供
給装置の側面断面図である。
【図9】 図8に示す部品供給装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】 本発明にかかる更に他の実施の形態の部品
実装装置の本体側制御装置と部品供給装置とを示すブロ
ック図である。
【図11】 本発明にかかる更に他の実施の形態の部品
実装装置の本体側制御装置と部品供給装置とを示すブロ
ック図である。
【図12】 従来技術による部品実装装置の概要を示す
斜視図である。
【図13】 部品供給装置にセットされる、部品供給テ
ープを巻き取ったリールの斜視図である。
【図14】 前記部品供給テープをセットしたカセット
式の部品供給装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1.部品実装装置、 2.部品供給部、 7.制御装
置、 12.部品、 18.回路形成体、 21.部品
供給テープ、 23.ベーステープ、 24.トップテ
ープ、 26.リール、 28.エンボス部、 31.
走行面、 32.部品取り出し位置、 33.搬送ホイ
ール、 34.トップテープ回収リール、36.モー
タ、 37.ウォームギア、 39.制御装置39、
40.部品供給装置、 41.調整ダイアル、 43.
センサ、 60.部品供給装置、 66.本体側制御装
置、 67.通信ケーブル、 68.警告装置、 6
9.警告装置、 70.部品供給装置、 76.画像処
理装置、 77.認識カメラ、78.通信インターフェ
イス、 80.部品供給装置、 110.本体側制御装
置、 116.部品送り量データ、 120.部品供給
装置、 124.部品送り量データ、 130.本体側
制御装置、 140.部品供給装置、 144.部品送
り量データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 秀俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 三浦 泉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 AA15 AA18 CC01 CC03 CC04 CD03 DD02 DD03 DD05 DD31 DD50 EE24 EE33 FF31 FG02 FG10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路形成体に実装する多数の部品を一定
    間隔で収納した部品供給テープと、前記部品供給テープ
    を搬送する駆動手段と、前記駆動手段を制御し、前記部
    品供給テープを設定した部品送り量だけ間欠的に搬送し
    て前記部品を順次部品取り出し位置に位置決めする制御
    装置と、を備えた部品供給装置において、 前記部品供給装置が、前記部品供給テープの搬送量を検
    出する搬送量検出部と、前記駆動手段の駆動量を検出す
    る駆動量検出部と、を備え、 前記搬送量検出部が検出した前記部品供給テープの前記
    一定間隔に対応した搬送の間における前記駆動検出部が
    検出した駆動量から前記部品送り量を設定し、前記設定
    された部品送り量に基いて前記部品供給テープの搬送が
    行われることを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送量検出部が透過型センサを備
    え、当該透過型センサが、前記部品供給テープの部品を
    収納するエンボス部の移動を検出することにより前記部
    品供給テープの搬送量を検出することを特徴とする、請
    求項1に記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記部品供給テープの搬送量を検出する
    前記搬送量検出部を、前記部品供給装置の側に設けるこ
    とに代え、前記部品供給装置を取り付けて当該部品供給
    部から部品を取り出して回路形成体に実装する部品実装
    ヘッドを備えた部品実装装置の側に設けることを特徴と
    する、請求項1に記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 部品実装装置の側に設けられた前記搬送
    量検出部が、部品供給装置の取り出し位置にある前記部
    品供給テープを撮像する認識カメラと、前記認識カメラ
    の撮像結果を処理する画像処理装置とを備え、前記画像
    処理装置による認識結果に基づいて前記部品供給テープ
    の搬送量を検出することを特徴とする、請求項3に記載
    の部品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記部品供給テープを搬送するための駆
    動手段がステッピングモータからなり、前記駆動量の検
    出が、前記ステッピングモータの最小駆動ピッチ数をカ
    ウントするものであることを特徴とする、請求項1から
    請求項4のいずれか一に記載の部品供給装置。
  6. 【請求項6】 部品の実装を行う部品実装装置が、前記
    部品供給テープの部品送り量を予め入力した本体側制御
    装置を備え、当該本体側制御装置が、前記搬送量検出部
    と駆動量検出部による検出結果に基づいて設定された部
    品送り量と当該予め入力した部品送り量とを比較し、前
    記両部品送り量が許容範囲内で一致した場合に前記部品
    実装装置による部品実装動作を行うことを特徴とする、
    請求項1から請求項5のいずれか一に記載の部品供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記部品供給装置、又は前記部品実装装
    置のいずれか一方、もしくは双方が警告装置を更に備
    え、前記設定された部品送り量と前記予め入力した部品
    送り量とが不一致の場合には当該警告装置が警告を発す
    ることを特徴とする、請求項6に記載の部品供給装置。
  8. 【請求項8】 前記部品供給テープの所定の部品送り量
    を予め入力した外部制御装置が前記部品供給装置と通信
    可能に接続され、当該外部制御装置が、前記設定された
    部品送り量と前記予め入力した部品送り量とを比較し、
    前記両部品送り量が許容範囲内で一致した場合に前記部
    品実装装置による部品実装動作を行うことを特徴とす
    る、請求項1から請求項5のいずれか一に記載の部品供
    給装置。
  9. 【請求項9】 前記部品供給装置、又は前記外部制御装
    置のいずれか一方もしくは双方が警告装置を備え、前記
    設定された部品送り量と前記予め入力した部品送り量と
    が不一致の場合に当該警告装置が警告を発することを特
    徴とする、請求項8に記載の部品供給装置。
  10. 【請求項10】 一定間隔で部品を収納した部品供給テ
    ープの当該一定間隔に対応する部品送り量の設定が可能
    である単数もしくは複数の部品供給装置を取り付け、前
    記部品供給装置から部品を取り出して回路形成体の実装
    位置に前記部品を実装する部品実装装置において、 前記部品実装装置が、実装する部品に対応した部品送り
    量データを含む実装データを有する本体側制御装置と、
    当該本体側制御装置と前記部品供給装置との間の通信を
    可能とする通信手段とを備え、 前記本体側制御装置が、前記本体側制御部の有する部品
    送り量と前記部品供給装置で設定された当該部品の部品
    送り量とを比較し、前記両部品送り量が許容範囲内で一
    致したときに前記部品実装装置による実装動作を行うこ
    とを特徴とする部品実装装置。
  11. 【請求項11】 前記部品供給装置、又は前記部品実装
    装置のいずれか一方もしくは双方が警告装置を備え、前
    記設定された部品送り量と前記予め入力した部品送り量
    とが不一致の場合には当該警告装置が警告を発すること
    を特徴とする、請求項10に記載の部品実装装置。
  12. 【請求項12】 前記部品供給装置の部品送り量を設定
    する機構が、オペレータの手動操作により設定する機構
    であることを特徴とする、請求項10又は請求項11に
    記載の部品実装装置。
  13. 【請求項13】 前記部品供給装置の部品送り量を設定
    する機構が、前記部品供給テープの搬送量を検出する搬
    送量検出部が検出した前記部品供給テープの前記一定間
    隔に対応した搬送の間における、前記部品供給テープの
    駆動手段の駆動量を検出する駆動量検出部が検出した駆
    動量に基づき、前記部品供給装置の部品送り量が設定さ
    れるものであることを特徴とする、請求項10又は請求
    項11に記載の部品実装装置。
  14. 【請求項14】部品送り量の設定が可能である単数もし
    くは複数の部品供給装置を取り付け、前記部品供給装置
    から部品を取り出して回路形成体の実装位置に前記部品
    を実装する部品実装装置において、 前記部品実装装置が、実装する部品に対応した部品送り
    量データを含む実装データを有する本体側制御装置と、
    当該本体側制御装置と前記部品供給部との間の通信を可
    能とする通信手段とを備え、 前記本体側制御装置が、前記通信手段を介して、前記部
    品送り量データを前記部品供給装置に入力し、前記部品
    供給装置が前記入力結果に基づいて前記部品送り量を設
    定し、当該部品供給テープを間欠的に搬送することを特
    徴とする部品実装装置。
  15. 【請求項15】 前記通信手段が、無線通信手段である
    ことを特徴とする、請求項10から請求項14のいずれ
    か一に記載の部品実装装置。
  16. 【請求項16】 回路形成体に実装すべき多数の部品を
    一定間隔で連続的に収納した部品供給テープを設定され
    た部品送り量ずつ間欠的に搬送し、前記部品を順次所定
    の部品取り出し位置に位置決めする部品供給方法におい
    て、 前記部品供給テープの前記一定間隔に対応する搬送量を
    検出し、 前記部品供給テープの検出された搬送量だけ搬送する間
    における前記部品供給テープの搬送を駆動する駆動装置
    の駆動量を検出し、 前記検出された駆動量に基づいて、前記部品供給テープ
    を搬送する際の前記部品送り量を設定することを特徴と
    する部品供給方法。
  17. 【請求項17】 前記駆動装置の駆動量の検出結果に基
    づいて設定された前記部品送り量が、前記部品の実装を
    行う部品実装装置に備えられた本体側制御装置、もしく
    は前記部品実装装置の外部に設けられた外部制御装置の
    いずれかに予め入力された当該部品の部品送り量データ
    と比較され、前記両部品送り量が許容範囲内で一致した
    ときに前記部品実装装置による実装動作を行う特徴とす
    る、請求項16に記載の部品供給方法。
  18. 【請求項18】 回路形成体に実装すべき多数の部品を
    一定間隔で連続的に収納した部品供給テープを間欠的に
    搬送し、前記部品を順次所定の部品取り出し位置に位置
    決めする部品供給方法において、当該部品の部品送り量
    データを有する制御装置から前記部品の搬送及び位置決
    めを行う部品供給装置に前記部品送り量データを送信す
    ることにより、前記部品供給装置における部品送り量を
    設定することを特徴とする部品供給方法。
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