JP5062945B2 - 重合体 - Google Patents

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本発明は、重体に関する。
有機材料の発光特性や電荷輸送特性を利用して、有機エレクトロルミネッセンス素子や、有機トランジスタ素子が提案されている。これらの素子に有機材料を用いることにより、軽量、安価、低製造コスト、フレキシブル等の利点が期待される。
有機薄膜EL素子用の材料としては、低分子系および高分子系の様々な材料が報告されている。低分子系においては、種々の積層構造の採用により高効率化の実現が、またドーピング法をうまくコントロールすることにより耐久性の向上が報告されている。しかし、低分子集合体の場合には、長時間における経時での膜状態の変化が生じることが報告されており、膜の安定性に関して本質的な問題点を抱えている。一方、高分子系材料においては、これまで、主にPPV(poly−p−phenylenevinylene)系列やpoly−thiophene等のπ共役系高分子について精力的に検討が行われてきた。しかしながら、これらの材料系は純度を上げることが困難であることや、本質的に蛍光量子収率が低いことが問題点として挙げられ、高性能なEL素子は得られていないのが現状である。またπ共役高分子主鎖中にアリールアミン部位を含む高分子材料も検討されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、非特許文献1)。高分子材料は本質的にガラス状態が安定であることを考慮すると、高蛍光量子効率を付与することができれば優れたEL素子の構築が可能となるため、この分野でさらなる改良が行われている。
一方、有機薄膜トランジスタ素子においても、低分子系および高分子系の様々な材料が報告されている。例えば低分子材料ではペンタセン(非特許文献2)、フタロシアニン(非特許文献3)、フラーレン(特許文献5、非特許文献4)、アントラジチオフェン(特許文献6)、チオフェンオリゴマー(特許文献7、非特許文献5)、ビスジチエノチオフェン(非特許文献6)などが、また高分子材料ではポリチオフェン(非特許文献7)、ポリチエニレンビニレン(非特許文献8)などの幾つかの材料が挙げられる。
しかし、上記の材料においても、低分子系では膜の安定性に関する問題が、高分子系では純度に起因する低性能の問題があり、さらなる改良が望まれている。
特開平10−310635号公報 特開平8−157575号公報 特表2002−515078号公報 WO97/09394号公報 特開平8−228034号公報 特開平11−195790号公報 特許第3145294号公報 Synth.Met.,84,269,1997 Synth.Met.,51,419,1992 Appl.Phys.Lett.,69,3066,1996. Appl.Phys.Lett.,67,121,1995. Chem.Mate.,4,457,1998. Appl.Phys.Lett.,71,3871,1997. Appl.Phys.Lett.,69,4108,1996. Appl.Phys.Lett.,63,1372,1993 .
本発明は、上記従来技術の現状に鑑みてなされたものであり、優れた発光特性を有すると共に耐久性に優れた有機薄膜EL素子用の高分子材料として、また、有機トランジスタの活性層用高分子材料として、有用な重体を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、特定の構成単位を含有する新規アリールアミン重合体により上記課題が解決されることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明によれば、以下の(1)〜(4)が提供される。
(1)一
Figure 0005062945
で表される繰り返し単位を有しAr置換又は無置換の芳香族炭化水素基でありAr及びArそれぞれ独立に置換又は無置換の芳香族炭化水素基の二価基でありAr置換若しくは無置換の、ベンゼン、チオフェン、ビフェニル、フルオレン又はアントラセンの二価基であることを特徴とする重合体。これにより、耐久性に優れながら、電荷輸送性及び発光特性を示す高分子重合体を得ることができる。
(2)一
Figure 0005062945

で表される繰り返し単位を有しAr置換又は無置換の芳香族炭化水素基でありAr置換若しくは無置換の、ベンゼン、チオフェン、ビフェニル、フルオレン又はアントラセンの二価基であり及びRそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基又は置換若しくは無置換のアルキルチオ基であり複数個の前記R及び前記Rは、それぞれ独立していることを特徴とする重合体。これにより、耐久性に優れながら、電荷輸送性及び発光特性の優れた高分子重合体を得ることができる。
(3)一
Figure 0005062945

で表される繰り返し単位を有しAr置換若しくは無置換の、ベンゼン、チオフェン、ビフェニル、フルオレン又はアントラセンの二価基であり及びRそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基又は置換若しくは無置換のアルキルチオ基であり水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基、置換若しくは無置換のアルキルチオ基又は置換若しくは無置換のアリール基であり複数個の前記R、前記R及び前記Rそれぞれ独立していることを特徴とする重合体。これにより、耐久性に優れながら、電荷輸送性及び発光特性の優れた高分子重合体を得ることができる。
(4)一
Figure 0005062945
で表される繰り返し単位を有しAr置換若しくは無置換の、ベンゼン、チオフェン、ビフェニル、フルオレン又はアントラセンの二価基であり、、R、R、R、R及びRそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン基、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルコキシ基又は置換若しくは無置換のアルキルチオ基であり複数個の前記R、前記R、前記R及び前記R は、それぞれ独立していることを特徴とする重合体。これにより、耐久性に優れながら、電荷輸送性及び発光特性の優れた高分子重合体を得ることができる。
本発明の重合体は、優れた発光特性を有すると共に耐久性に優れた有機薄膜EL素子用の高分子材料として、また、有機トランジスタ用の電荷輸送性高分子材料として、有用である。
上記の本発明のアリールアミン重合体は有機トランジスタ用の電荷輸送性高分子材料として、また優れた発光特性を有すると共に耐久性に優れた有機薄膜EL素子用の高分子材料として有用である。
以下に本発明のアリールアミン重合体の製造法について説明する。
本発明のアリールアミン重合体の製造方法は、例えばアルデヒドとホスホネートを用いたWittig−Horner反応、アルデヒドとホスホニウム塩を用いたWittig反応、ビニル置換体とハロゲン化物を用いたHeck反応、アミンとハロゲン化物を用いたUllmann反応などを用いることができ、公知の方法により製造可能である。特にWittig−Horner反応およびWittig反応は反応操作の簡便さから有効である。
一例としてWittig−Horner反応を用いた本発明における重合体の製造方法について説明する。
本発明における重合体は、下記の反応式で示されるように、ホスホン酸エステル化合物およびアルデヒド化合物が化学量論的に等しく存在する溶液と、その2倍モル量以上の塩基を混合させることにより重合反応が進行し、得ることができる。
Figure 0005062945
本発明のアリールアミン重合体を製造する場合には、例えば、Aとしてアリールアミン部位、BとしてArの組み合わせのモノマーを用いるか、またはAとしてAr、Bとしてアリールアミン部位の組み合わせのモノマーを用いればよい。
上記ジアルデヒド化合物は、公知の種々の反応により合成することが可能である。例として下記Vilsmeier反応、
Figure 0005062945
あるいは、アリールリチウム化合物と、DMF、N−ホルミルモルホリン、N−ホルミルピペリジン等をはじめとするホルミル化剤との反応、
Figure 0005062945
あるいは、下記Gatterman反応、
Figure 0005062945
あるいは、ヒドロキシメチル化合物の各種酸化反応、
Figure 0005062945
等を一例として挙げることができ、これら反応を用いてジアルデヒド化合物を合成することができる。
また、上記ホスホン酸ジエステル化合物についても、公知の種々の反応により合成することが可能であるが、下記Michaelis−Arbuzov反応が特に容易である。
Figure 0005062945
上記重合反応に使用する塩基はホスホネートカルボアニオンが形成されるものであれば特に限定されず、金属アルコシド、金属ヒドリド、有機リチウム化合物等が挙げられ、例えばカリウムt−ブトキシド、ナトリウムt−ブトキシド、リチウムt−ブトキシド、カリウム2−メチル−2−ブトキシド、ナトリウム2−メチル−2−ブトキシド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリウムメトキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウム、メチルリチウム、エチルリチウム、プロピルリチウム、n−ブチルリチウム、s−ブチルリチウム、t−ブチルリチウム、フェニルリチウム、リチウムナフチリド、リチウムアミド、リチウムジイソプロピルアミド等を挙げることができる。
反応に用いる塩基の量は、通常ホスホン酸エステル化合物の重合活性点に対して同量使用するだけでよいが、さらに過剰量用いても支障ない。
上記の塩基は固形状態や懸濁溶液の状態で反応系内に添加してもよいが、得られる重合体の均質性が良好になる為に、特に均一溶液として添加する事が好ましい。塩基を溶解する溶媒としては、使用する塩基と安定な溶液を形成する溶媒を選択しなければならないが、その他の要因として塩基の溶解度が高いものがよく、また反応系で生成する高分子量体の反応溶媒に対する溶解性を損ねないものがよく、さらに生成する高分子量体が良好に溶解する溶媒がよく、用いる塩基と製造する高分子量体の特性に応じて、一般に知られているアルコール系、エーテル系、アミン系、炭化水素系溶媒等から任意に選択することができる。
塩基とそれを均一に溶解する溶媒の組み合わせとしては、例えばナトリウムメトキシドのメタノール溶液、ナトリウムエトキシドのエタノール溶液、カリウムt−ブトキシドの2−プロパノール溶液、カリウムt−ブトキシドの2−メチル−2−プロパノール溶液、カリウムt−ブトキシドのテトラヒドロフラン溶液、カリウムt−ブトキシドのジオキサン溶液、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液、メチルリチウムのエーテル溶液、リチウムt−ブトキシドのテトラヒドロフラン溶液、リチウムジイソプロピルアミドのシクロヘキサン溶液、カリウムビストリメチルシリルアミドのトルエン溶液等をはじめとして、種々の組み合わせの溶液が挙げられ、幾つかの溶液は市販品として容易に入手することができる。温和な反応条件、取り扱いの容易さの観点から好ましくは金属アルコキシド系の溶液が用いられ、生成する重合体の溶解性、取り扱いの容易さ、反応の効率性、生成する重合体の溶解性等の観点からより、好ましくは金属t−ブトキシドのエーテル系溶液が用いられ、さらに好ましくはカリウムt−ブトキシドのテトラヒドロフラン溶液が用いられる。
上記重合反応はホスホン酸エステル化合物およびアルデヒド化合物の溶液に塩基溶液を添加してもよく、塩基溶液にホスホン酸エステル化合物およびアルデヒド化合物の溶液を加えてもよく、同時に反応系に加えてもよく、添加の順序に制約はない。
上記重合反応における重合時間は、用いられるモノマーの反応性、または望まれる重合体の分子量等に応じて適宜設定すればよいが、0.2時間〜30時間が好適である。
上記重合反応における反応温度は特に制御する必要なく室温において良好に重合反応が進行するが、反応効率をより上げるために加熱したり、または冷却してより温和な条件にすることも可能である。
また、以上の重合操作において分子量を調節するために分子量調節剤、または末端修飾基として重合体の末端を封止するための封止剤を反応系に添加することも可能であり、反応開始時に添加しておくことも可能である。従って、本発明におけるアリールアミン重合体の末端には停止剤に基づく置換基が結合してもよい。
分子量調節剤、末端封止剤としては、ベンジルホスホン酸ジエチル、ベンズアルデヒド等、反応活性基を1個有する化合物が挙げられる。
本発明の重合体の好ましい分子量はポリスチレン換算数平均分子量で1000〜1000000であり、より好ましくは2000〜500000である。分子量が小さすぎる場合にはクラックの発生等成膜性が悪化し実用性に乏しくなる。また分子量が大きすぎる場合には、一般の有機溶媒への溶解性が悪くなり、溶液の粘度が高くなって塗工が困難になり、やはり実用性上問題になる。
また、機械的特性を改良するために重合時に分岐化剤を少量加えることもできる。使用される分岐化剤は、重合反応活性基を3つ以上(同種でも異種でもよい)有する化合物である。これらの分岐化剤は単独で使用してもよく、また複数併用してもよい。
以上のようにして得られたアリールアミン重合体は、重合に使用した塩基、未反応モノマー、末端停止剤、又、重合中に発生した無機塩等の不純物を除去して使用される。これら精製操作は再沈澱、抽出、ソックスレー抽出、限外濾過、透析等をはじめとする従来公知の方法を使用できる。
上記製造方法により得られた本発明の重合体は、スピンコート法、キャスト法、ディップ法、インクジェット法、ドクターブレード法、スクリーン印刷法、スプレー塗工等の公知の成膜方法により、クラックがなく、強度、靭性、耐久性等に優れた良好な薄膜を作製することが可能であり、有機EL素子、有機トランジスタ素子などの材料として好適に用いることが可能である。
次に本発明の重合体の繰り返し単位(I)〜(IV)についてさらに詳細に説明する。
本発明において、「芳香族炭化水素基」とは、ベンゼン核を有する化合物群の総称として参照している。
前記一般式(I)における置換又は無置換の芳香族炭化水素基Arとしては単環基、多環基(縮合多環基、非縮合多環基)の何れでもよく、一例として以下のものを挙げることができる。例えばフェニル基、ナフチル基、ピレニル基、フルオレニル基、アズレニル基、アントリル基、トリフェニレニル基、クリセニル基、ビフェニル基、ターフェニル基などが挙げられる。前記一般式(I)における置換又は無置換の芳香族炭化水素基の二価基Ar、Arとしては、一例として上記の置換又は無置換の芳香族炭化水素基の二価基が挙げられる。
また、これら環状構造を有する基(Ar、Ar、Ar及びAr)は、以下の通り、種々の置換基を有していてもよい。
(1)ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、シアノ基、ニトロ基。
(2)炭素数1〜25の直鎖または分岐鎖の、アルキル基、アルコキシ基。これらはさらにハロゲン原子、シアノ基、フェニル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アルコキシ基、アルキルチオ基で置換されていてもよい。
(3)アリールオキシ基。(アリール基としてフェニル基、ナフチル基を有するアリールオキシ基が挙げられる。これらは、ハロゲン原子を置換基として含有しても良く、炭素数1〜25の直鎖または分岐鎖の、アルキル基、アルコキシ基、又はアルキルチオ基を含有していても良い。具体的には、フェノキシ基、1−ナフチルオキシ基、2−ナフチルオキシ基、4−メチルフェノキシ基、4−メトキシフェノキシ基、4−クロロフェノキシ基、6−メチル−2−ナフチルオキシ基等が挙げられる。)
(4)アルキルチオ基又はアリールチオ基。(アルキルチオ基又はアリールチオ基としては、具体的にはメチルチオ基、エチルチオ基、フェニルチオ基、p−メチルフェニルチオ基等が挙げられる。)
(5)アルキル置換アミノ基。(具体的には、ジエチルアミノ基、N−メチル−N−フェニルアミノ基、N,N−ジフェニルアミノ基、N,N−ジ(p−トリル)アミノ基、ジベンジルアミノ基、ピペリジノ基、モルホリノ基、ユロリジル基等が挙げられる。)
(6)アシル基。(アシル基としては、具体的にはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、マロニル基、ベンゾイル基等が挙げられる。)
本発明のアリールアミン重合体(I)〜(IV)は芳香環上にハロゲン原子、置換もしくは無置換の、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基を置換基として有していてもよく、溶媒への溶解性向上の観点からは、置換基もしくは無置換の、アルキル基やアルコキシ基、アルキルチオ基を有する事が好ましい。これら置換基の炭素数が増加すれば溶解性はより向上するが、その反面、電荷輸送性等の特性は低下してしまうため、溶解性が損なわれない範囲で所望の特性が得られるような置換基を選択することが好ましい。その場合の好適な置換基の例としては炭素数が1〜25の、アルキル基、アルコキシ基及びアルキルチオ基が挙げられる。これら置換基は同一のものを複数導入してもよいし、異なるものを複数導入してもよい。また、これらのアルキル基、アルコキシ基及びアルキルチオ基はさらにハロゲン原子、シアノ基、アリール基、ヒドロキシル基、カルボキシル基または、炭素数1〜12の直鎖、分岐鎖もしくは環状のアルキル基、アルコキシ基あるいはアルキルチオ基で置換されたアリール基を含有していてもよい。
アルキル基として具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、t−ブチル基、s−ブチル基、n−ブチル基、i−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、3,7−ジメチルオクチル基、2−エチルヘキシル基、トリフルオロメチル基、2−シアノエチル基、ベンジル基、4−クロロベンジル基、4−メチルベンジル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等を一例として挙げることができ、アルコキシ基、アルキルチオ基としては上記アルキル基の結合位に酸素原子または硫黄原子を挿入してアルコキシ基、アルキルチオ基としたものが一例として挙げられる。
本発明の重合体は、アルキル基やアルコキシ基、アルキルチオ基の存在により、溶媒への溶解性が向上する。これら重合体において溶媒への溶解性を向上させることは、有機EL素子や有機トランジスタ素子製造の際の、湿式成膜過程の製造許容範囲が大きくなることから重要である。溶解性の向上により、例えば塗工溶媒の選択肢、溶液調製時の温度範囲、並びに、溶媒の乾燥時の温度範囲及び圧力範囲を拡大することができ、これらプロセッシビリティーの高さにより、結果的に高純度で均一性の高い高品質な薄膜が得られる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、これら実施例によって制限されるものではない。
実施例1
重合体1の合成
Figure 0005062945
100ml四つ口フラスコに、上記のジアルデヒド0.852g(2.70mmol)及びジホスホネート1.525g(2.70mmol)を入れ、窒素置換してテトラヒドロフラン75mlを加えた。この溶液にカリウムt−ブトキシドの1.0mol dm−3テトラヒドロフラン溶液6.75ml(6.75mmol)を滴下し室温で2時間撹拌した後、ベンジルホスホン酸ジエチル及びベンズアルデヒドを順次加え、さらに2時間撹拌した。酢酸およそ1mlを加えて反応を終了し、溶液を水洗した。溶媒を減圧留去した後テトラヒドロフラン及びメタノールを用いて再沈澱による精製を行ない、重合体1を1.07g得た。収率73%。
元素分析値(計算値);C:84.25%(84.02%)、H:8.20%(7.93%)、N:2.33%(2.45%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は116.9℃であった。
ゲルろ過クロマトグラフィー(GPC)により測定したポリスチレン換算の数平均分子量は8500、重量平均分子量は20000であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図1に示した。
実施例2
重合体2の合成
Figure 0005062945
実施例1と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド419.5mg(1.00mmol)及びジホスホネート564.5mg(1.00mmol)から重合体2を518.3mg得た。収率62%。
元素分析値(計算値);C:85.18%(85.55%)、H:8.03%(7.63%)、N:2.10%(2.08%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は133℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は39200、重量平均分子量は116000であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図2に示した。
実施例3
重合体3の合成
Figure 0005062945
実施例1と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.00g(2.40mmol)及びジホスホネート1.35g(2.40mmol)から重合体3を1.32g得た。収率82%。
元素分析値(計算値);C:85.33%(85.55%)、H:7.86%(7.63%)、N:2.30%(2.08%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は151.9℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は44400、重量平均分子量は118000であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図3に示した。
実施例4
重合体4の合成
Figure 0005062945
実施例1と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.00g(3.32mmol)及びジホスホネート1.87g(3.32mmol)から重合体4を1.32g得た。収率71%。
元素分析値(計算値);C:83.78%(83.98%)、H:8.02%(7.77%)、N:2.34%(2.51%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は131.6℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は47900、重量平均分子量は152700であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図4に示した。
実施例5
重合体5の合成
Figure 0005062945
200ml四つ口フラスコに、上記のジアルデヒド0.872g(2.648mmol)及びジホスホネート1.495g(2.648mmol)を入れ、窒素置換してテトラヒドロフラン80mlおよび、ベンズアルデヒド14.1mg(0.132mmol)を加えた。この溶液にカリウムt−ブトキシドの1.0mol dm−3テトラヒドロフラン溶液8.00ml(8.00mmol)を滴下し室温で2時間撹拌した後、ベンジルホスホン酸ジエチル60.5mg(0.265mmol)を加え、さらに1時間撹拌した。酢酸およそ1mlを加えて反応を終了し、反応溶液を水洗した。溶媒を減圧留去した後テトラヒドロフラン及びメタノールを用いて再沈澱による精製を行ない、重合体5を1.328g得た。収率86%。
元素分析値(計算値);C:83.80%(84.06%)、H:8.60%(8.90%)、N:2.15%(2.39%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は122.1℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は13200、重量平均分子量は32500であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図5に示した。
実施例6
重合体6の合成
Figure 0005062945
実施例1と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.46g(3.80mmol)及びジホスホネート1.67g(3.80mmol)から重合体6を1.47g得た。収率75%。
元素分析値(計算値);C:83.94(83.85%)、H:7.21%(7.23%)、N:2.51%(2.72%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は182.5℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は27900、重量平均分子量は85000であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図6に示した。
参考例7
重合体7の合成
Figure 0005062945
実施例5と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.00g(2.48mmol)及びジホスホネート1.40g(2.48mmol)から重合体7を0.74g得た。収率45%。
元素分析値(計算値);C:85.56(85.27%)、H:8.02%(7.78%)、N:2.01%(2.12%)。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は22700、重量平均分子量は51900であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図7に示した。
実施例8
重合体8の合成
Figure 0005062945
実施例5と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド0.872g(2.648mmol)及びジホスホネート1.495g(2.648mmol)から重合体8を1.473g得た。収率95%。
元素分析値(計算値);C:84.25%(84.06%)、H:8.75%(8.90%)、N:2.23%(2.39%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は135.8℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は15400、重量平均分子量は39900であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図8に示した。
実施例9
重合体9の合成
Figure 0005062945
実施例5と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド2.12g(5.50mmol)及びジホスホネート3.11g(5.5mmol)から重合体9を3.30g得た。収率92%。
元素分析値(計算値);C:84.45%(84.20%)、H:8.82%(8.64%)、N:2.00%(2.18%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は96.1℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は35600、重量平均分子量は139700であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図9に示した。
参考例10
重合体10の合成
Figure 0005062945
300ml 四つ口フラスコに、上記のジアルデヒド0.872g(2.65m
mol)及びジホスホネート1.002g(2.65mmol)、ベンズアルデ
ヒド28.1mg(0.265mmol)を入れ、窒素置換してテトラヒドロフ
ラン200mlを加えた。この溶液にカリウムt−ブトキシドの1.0mol dm−3テトラヒドロフラン溶液8ml(8mmol)を滴下し室温で30分撹拌した後、1.5時間還流した。ベンジルホスホン酸ジエチル60.5mg(0.265mmol)を加え、さらに1時間還流した。放冷した後、酢酸およそ1mlを加えて反応を終了し、反応溶液を水およそ700ml中に滴下し、吸引濾過して重合体10を0.83g得た。収率79%。
元素分析値(計算値);C:92.95%(90.19%)、H:6.01%(6.31%)、N:3.62%(3.51%)。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は2560、重量平均分子量は4680であった。
参考例11
重合体11の合成
Figure 0005062945
実施例5と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド2.12g(5.50mmol)及びジホスホネート2.63g(5.50mmol)から重合体11を2.72g得た。収率89%。
元素分析値(計算値);C:90.89%(90.77%)、H:6.50%(6.71%)、N:2.22%(2.52%)。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は3700、重量平均分子量は8000であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図11に示した。
参考例12
重合体12の合成
Figure 0005062945
実施例5と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド2.12g(5.50mmol)及びジホスホネート2.50g(5.50mmol)から重合体12を2.34g得た。収率80%。
元素分析値(計算値);C:90.64%(90.35%)、H:6.82%(7.01%)、N:2.55%(2.63%)。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は5500、重量平均分子量は13300であった。
赤外吸収スペクトル(KBr)を図12に示した。
実施例13
重合体13の合成
Figure 0005062945
200ml四つ口フラスコに、上記のジアルデヒド0.835g(2.648mmol)及びジホスホネート1.241g(2.648mmol)を入れ、窒素置換してテトラヒドロフラン80mlおよび、ベンズアルデヒド14.1mg(0.132mmol)を加えた。この溶液にカリウムt−ブトキシドの1.0mol dm−3テトラヒドロフラン溶液8.00ml(8.00mmol)を滴下し室温で0.5時間撹拌した後、3時間還流した。ベンジルホスホン酸ジエチル60.5mg(0.265mmol)を加え、さらに1時間還流した。放冷した後、酢酸およそ数滴を加えて反応を終了し、反応溶液を水に滴下した。析出した固体を濾別した後、この固体をテトラヒドロフラン及びメタノールを用いて再沈澱により精製し、重合体13を0.83g得た。収率66%。
元素分析値(計算値);C:83.01%(83.32%)、H:7.01%(6.99%)、N:2.89%(2.94%)、S:6.80%(6.76%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は163.4℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は7900、重量平均分子量は17200であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図13に示した。
実施例14
重合体14の合成
Figure 0005062945
実施例13と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.021g(2.648mmol)及びジホスホネート1.241g(2.648mmol)から重合体14を0.918g得た。収率62%。
元素分析値(計算値);C:83.55%(83.62%)、H:7.74%(7.94%)、N:2.63%(2.57%)、S:6.02%(5.87%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は125.9℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は15500、重量平均分子量は48700であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図14に示した。
実施例15
重合体15の合成
Figure 0005062945
実施例13と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.106g(2.648mmol)及びジホスホネート1.241g(2.648mmol)から重合体15を0.817g得た。収率53%。
元素分析値(計算値);C:85.52%(85.22%)、H:7.00%(6.80%)、N:2.15%(2.42%)、S:5.50%(5.55%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は186.9℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は11800、重量平均分子量は28400であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図15に示した。
実施例16
重合体16の合成
Figure 0005062945
実施例13と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.111g(2.648mmol)及びジホスホネート1.241g(2.648mmol)から重合体16を1.39g得た。収率91%。
元素分析値(計算値);C:84.62%(84.93%)、H:7.01%(7.13%)、N:2.76%(2.42%)、S:5.69%(5.53%)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は166.4℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は8300、重量平均分子量は19900であった。
赤外吸収スペクトル(NaClキャスト膜)を図16に示した。
実施例17
重合体17の合成
Figure 0005062945
重合体17 の合成
実施例5と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド0.837g (2 .655mmol )及びジホスホネート1.685g (2 .655mmol )から重合体17 を1.386g 得た。収率81 %。
元素分析値(計算値);C :90.11 (89 .81 %)、H :7 .92 %(8 .01%)、N :2 .01 %(2 .18 %)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は182 .9 ℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は14400 、重量平均分子量は42600 であった。
赤外吸収スペクトル(NaCl キャスト膜)を図17 に示した。
実施例18
重合体18 の合成
Figure 0005062945
実施例5 と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド1.106g (2.648mmol )及びジホスホネート1.681g (2.648mmol )から重合体18を1.682g 得た。収率85%。
元素分析値(計算値);C :90 .68 (90 .40 %)、H :7 .48 %(7 .72%)、N :1 .91 %(1 .88 %)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は194 .6 ℃であった。
GPC により測定したポリスチレン換算の数平均分子量は17300 、重量平均分子量は56000 であった。
赤外吸収スペクトル(NaCl キャスト膜)を図18 に示した。
実施例19
重合体19 の合成
Figure 0005062945
実施例5 と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド0.977g (2.534mmol )及びジホスホネート1.609g (2.534mmol )から重合体19 を1.580g 得た。収率88%。
元素分析値(計算値);C :89 .70 (89 .40 %)、H :8 .44 %(8 .63%)、N :2 .01 %(1 .97 %)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は142 .4 ℃であった。
GPCにより測定したポリスチレン換算の数平均分子量は11600、重量平均分子量は31900であった。
赤外吸収スペクトル(NaCl キャスト膜)を図19 に示した。
実施例20
重合体20 の合成
Figure 0005062945
実施例5 と同様の操作を行ない、上記ジアルデヒド0.578g (1.50mmol )及びジホスホネート0.567g (1.50mmol )から重合体20 を0.63g 得た。収率90%。
元素分析値(計算値);C :89 .75 (89 .89 %)、H :7.02 %(7.11%)、N :3.13 %(3.00 %)。
示差走査熱量測定から求めたガラス転移温度は181 .0 ℃であった。
GPC により測定したポリスチレン換算の数平均分子量は11500 、重量平均分子量は37400 であった。
赤外吸収スペクトル(NaCl キャスト膜)を図20 に示した。
実施例1で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例2で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例3で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例4で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例5で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例6で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 参考例7で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例8で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例9で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 参考例10で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 参考例11で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 参考例12で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例13で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例14で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例15で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例16で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例17で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例18で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例19で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。 実施例20で得られた重合体の赤外吸収スペクトル図。

Claims (1)

  1. 化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    、化学式
    Figure 0005062945
    及び化学式
    Figure 0005062945
    のいずれかで表されることを特徴とする重合体。
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