JP5045364B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5045364B2
JP5045364B2 JP2007268948A JP2007268948A JP5045364B2 JP 5045364 B2 JP5045364 B2 JP 5045364B2 JP 2007268948 A JP2007268948 A JP 2007268948A JP 2007268948 A JP2007268948 A JP 2007268948A JP 5045364 B2 JP5045364 B2 JP 5045364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
data
memory cell
data bus
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007268948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009099187A (ja
Inventor
修 飯岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2007268948A priority Critical patent/JP5045364B2/ja
Priority to US12/249,400 priority patent/US8051342B2/en
Publication of JP2009099187A publication Critical patent/JP2009099187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5045364B2 publication Critical patent/JP5045364B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/02Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
    • G11C29/025Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters in signal lines

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

本発明は,半導体記憶装置に関し,特に,データバス間の短絡を検出できる半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置は,複数のワード線と複数のビット線とそれらの交差位置に配置されたメモリセルとを有するメモリセルアレイと,外部の入出力端子または内蔵する他の論理回路との間を複数のデータバスで接続する。チップ内のレイアウトに依存して,このデータバスの配線長が長くなると製造プロセスに起因して隣接するデータバス間が短絡する不良が発生する。
このようなデータバス間の短絡不良は,動作試験工程でメモリセルに所定のデータパターンを書き込みそれを読み出すことで検出することができる。書き込まれるデータパターンは,隣接するデータバスに異なるデータ(HレベルとLレベル,またはLレベルとHレベル)が出力されるように選択される。
しかしながら,上記の動作試験を実施する場合,データの書込工程が必要になり,さらに動作試験後にデータを消去する工程も必要になる。特に,フラッシュメモリなどメモリセルにEEPROMを利用するメモリ装置の場合,書込工程と消去工程に比較的長い時間を要するので,動作試験のスループットが低下する。
上記の問題を避けるために,特許文献1には,短絡チェック対象のワード線などをフローティング状態にしたり,基準電圧を印加したりする試験用回路を設けることが提案されている。
さらに,特許文献2には,メモリセルアレイ内のビット線にマスクROMを追加し,マスクROMに短絡試験用のデータパターンを書き込んでおくことが提案されている。これによれば,短絡不良検出試験工程でマスクROMのメモリセルを選択し,試験用のデータパターンをビット線に出力させることで,隣接するデータバスに異なるデータを出力させて,データ出力が期待値と等しいか否かからデータバス間の短絡不良を検出する。
特開平7−192500号公報 特開2000−195300号公報
上記の先行技術は,いずれもメモリセルアレイ内に短絡不良検出試験用の回路を追加する必要があり,その試験回路が複雑であり,集積度の点で不利であり,試験工程が複雑化して試験のスループットが低下する。
そこで,本発明の目的は,簡単な回路を追加するだけでデータバス線間の短絡を検出することができる半導体記憶装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために,本発明の第1の側面によれば,半導体記憶装置は,複数のワード線と,複数のビット線と,前記ワード線及びビット線の交差位置に配置されたメモリセルとを有するメモリセルアレイと,前記複数のビット線に接続される複数のデータバス線と,前記複数のデータバス線にそれぞれ接続され,前記メモリセルの記憶データに応じて生じるデータバスの電流値に基づいて前記記憶データを検出する複数のセンスアンプとを有する。そして,データバス線それぞれにスイッチ手段を設け,試験回路が,通常動作時にはスイッチ手段を全て導通状態にし,短絡試験時にはスイッチ手段を試験パターンに応じて導通または非導通状態にする。
上記のスイッチ手段は,データバス線に挿入されるトランスファゲートトランジスタであることが望ましく,試験回路は,そのトランスファゲートトランジスタのゲートにスイッチ制御信号を供給する。また,望ましくは,アドレス信号端子を介して試験パターンを入力することで,短絡試験用の専用外部端子を設ける必要がない。
本発明によれば,短絡試験時にデータバス線に設けたスイッチ手段を導通状態または非導通状態に制御することで,隣接するデータバス線の短絡状態を確認することができる。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,本実施の形態における半導体記憶装置を搭載するマイクロプロセッサユニットの構成図である。マイクロプロセッサユニット1は,演算ユニットCPUとメモリコントローラMCONとメモリユニットとを有する。メモリユニットは,メモリセルアレイMCAと,コラム選択回路Y−SELと,センスアンプSAと,データバッファDBUFとを有する。メモリセルアレイMCAは,複数のワード線と複数のビット線とそれらの交差位置に配置された複数のメモリセルとを有する。また,コラム選択回路Y−SELを介して,選択された複数のビット線は複数のデータバスDBに接続される。データバスDBに出力された信号はセンスアンプSAで増幅され,データバッファDBUFでバッファリングされ,メモリコントローラMCONに出力される。メモリコントローラMCONは演算ユニットCPUとメモリユニット間に設けられ,演算ユニットCPUによるメモリアクセスに応答して,メモリユニットを制御するために,アドレスや制御信号10を出力する。
メモリコントローラMCONは,メモリ入出力端子M−I/Oを介して外部と接続される。また,演算ユニットCPUは,システム入出力端子S−I/Oを介して外部と接続される。
本実施の形態では,コラム選択回路Y−SELから演算ユニットCPUまでのデータ信号を伝搬する信号線をデータバスDBと定義する。データバスDBは,メモリユニットのデータバス幅に対応する本数のバス線を有し,半導体チップ内で比較的長い距離にわたりレイアウトされる。また,演算ユニットCPUとメモリコントローラMCONとを有しないメモリ装置単体の場合も,そのレイアウトによってはデータバスDBが長くなる。
上記の構成において,データバスDBにおける隣接するバス線間の短絡の有無を確認する短絡試験が求められる。
図2は,短絡試験を説明する図である。図中,データバスDBは16本のバス線DB0〜DB15を有する。そして,仮にバス線DB13,DB14との間に短絡不良SCが存在するものとする。このような短絡不良SCを検出するためには,データパターンD[15:0]として,バス線DB13,DB14に「1,0」または「0,1」を出力させるパターン20,21または22,23を再現すればよい。データパターン20,21は,バス線DB13,DB14以外が全て「0」の例であり,データパターン22,23は,バス線DB13,DB14以外が全て「1」の例である。
データパターン20に対して,出力データDout[15:0]が出力25または26の場合はバス線DB13,DB14間に短絡不良が存在することを意味する。同様に,データパターン21に対して,出力データDout[15:0]が出力25または26の場合はバス線DB13,DB14間に短絡不良が存在することを意味する。出力データがデータパターンと同じであれば短絡不良は存在しないことを意味する。
データパターン22に対して,出力データが27または28の場合は短絡不良が存在することを意味し,同様に,データパターン23に対しても,出力データが27または28の場合は短絡不良が存在することを意味する。
したがって,短絡試験では,データバスDBにデータパターンD[15:0]が出力される状態にし,その時の出力データDout[15:0]をチェックする。出力データが期待値であるデータパターンと同じであれば短絡不良なし,上記のような出力データであれば短絡不良有りと判定できる。
全てのバス線間の短絡不良をチェックするためには,1本のバス線のみ「1」にし他のバス線を「0」にする16種類のデータパターンの状態と,1本のバス線のみ「0」にし他のバス線を「1」にする16種類のデータパターンの状態とをデータバスに再現すればよい。
図3は,本実施の形態における半導体記憶装置を有するマイクロプロセッサユニットの構成図である。図1に示したメモリセルアレイMCAの内部構成が詳細に示されている。メモリセルアレイMCAは,複数のワード線WL0〜WL3と,複数のビット線BL0〜BLnと,それらの交差位置に配置されたメモリセルMCと,各メモリセルMCに接続された複数のソース線SL0,SL1とを有する。メモリセルMCは,フローティングゲートを有する電気的に書き換え可能なセルトランジスタで構成される。セルトランジスタは,フローティングゲートに注入された電荷に応じた閾値電圧を有する。たとえば,セルトランジスタは,フローティングゲートに電子が注入されていない消去状態では低い閾値電圧状態になり,電子が注入されたプログラム状態(または書き込み状態)では高い閾値電圧状態になる。ただし,メモリセルはこれ以外のセル構造であってもよい。
メモリセルアレイMCAに設けられたロウデコーダ・ドライバX−DEC/DRは,ロウアドレス信号ADDをデコードし,選択したワード線WLを駆動する。ソース線SLは,読み出し動作ではグランドまたはそれ以外の所定の低い電圧に接続される。そして,選択したワード線WLが駆動されると,メモリセルはその閾値電圧状態に応じてドレイン電流をビット線BLに流す。メモリセルが消去状態,つまり低い閾値電圧状態であれば,ドレイン電流は大きくなり,メモリセルがプログラム状態,つまり高い閾値電圧状態であれば,ドレイン電流は小さくなる。
コラム選択回路Y−SELは,図示しないコラムデコーダにより選択されたコラム選択信号に応じて,コラムスイッチを介して,複数のビット線から選択したビット線をデータバスDB0〜DB15に接続する。よって,読み出し時には,データバスにはメモリセルの記憶データに応じた電流値の電流が流れる。そして,データバスDB0〜DB15がそれぞれセンスアンプSA0〜SA15に接続されている。センスアンプSAには,基準メモリセルMrefからの基準ドレイン電流が供給される。よって,各センスアンプSAは,基準ドレイン電流と,選択されたメモリセルのドレイン電流とに基づいて,データバスDB0〜DB15に読み出されたデータを検出する。
センスアンプSA0〜SA15の出力は,それぞれデータバスDB0〜DB15に接続され,データバッファD−BUF,メモリコントローラMCONを経由して,演算ユニットCPUに供給される。
図3の例では,センスアンプSAの入力に接続されるデータバスDB0〜DB15に,スイッチ手段としてNチャネルMOSトランジスタからなるトランスファゲートトランジスタTG0〜TG15が設けられている。そして,試験回路20が,各トランスファゲートトランジスタTG0〜TG15のゲートにスイッチ制御信号T0〜T15を供給する。試験回路20は,外部の試験装置またはメモリコントローラMCONなどの内部回路から試験制御信号TESTを与えられ,さらに,アドレス端子ADD0〜ADD15から短絡試験用のデータパターンを与えられる。
試験回路20は,トランスファゲートトランジスタTG0〜TG15に対応して,NANDゲートNG0〜NG15を有し,各NANDゲートは,試験制御信号TESTとアドレス端子ADD0〜ADD15からのデータパターンを入力し,スイッチ制御信号T0〜T15を出力する。
通常動作時では,試験制御信号TESTがLレベルになり,アドレス端子の信号にかかわらず,各NANDゲートNG0〜NG15がスイッチ制御信号T0〜T15を全てHレベルにする。これにより,データバスDB0〜DB15に挿入されているトランスファゲートトランジスタTG0〜TG15は導通状態になる。
一方,短絡試験時には,試験制御信号TESTがHレベルになり,各NANDゲートNG0〜NG15がスイッチ制御信号T0〜T15をアドレス端子ADD0〜ADD15に供給されたデータパターン信号の反転レベルにする。これにより,データバスDB0〜DB15に挿入されているトランスファゲートトランジスタTG0〜TG15は,データパターン信号に応じて導通状態または非導通状態になる。
図4は,センスアンプの構成例を示す図である。センスアンプSAは,PチャネルトランジスタP10,P11と,NチャネルトランジスタN12,N13,N14とからなる差動回路と,メモリセルMCに接続されるデータバスDBと基準メモリセルMrefに接続される基準信号線Refとにそれぞれ接続されるPチャネルトランジスタP1,P2からなる負荷回路とを有する。そして,データバスDBの読み出し電圧Vreadと,基準信号線Refの基準電圧Vrefとが,差動トランジスタN13,N12のゲートにそれぞれ供給される。また,トランジスタN14は,そのゲートに一定のバイアス電圧Vbが供給され,一定の電流を発生する。図4には,コラム選択回路のコラムスイッチは省略されている。
図4を参照して,通常動作時のセンスアンプSAの動作を説明する。メモリセルMCは,前述のとおり,フローティングゲートに電子を注入していない消去状態(データ1)では閾値電圧が低く,ワード線WLが選択されて駆動された場合に大きなドレイン電流Imcを生成する。また,メモリセルMCは,フローティングゲートに電子を注入したプログラム状態または書き込み状態(データ0)では閾値電圧が高く,ワード線WLが選択されて駆動された場合に小さなドレイン電流Imcを生成する。このドレイン電流Imcがビット線(図示せず)とコラム選択回路Y−SELを介してデータバスDBkに流れる。
一方,基準メモリセルMrefのフローティングゲートには,メモリセルMCの消去状態とプログラム状態の中間の状態に設定され,フローティングゲートにはプログラム状態より少ない量の電子が注入されている。そのため,その閾値電圧は消去状態より高く,プログラム状態より低くなっている。そして,読み出し動作において,基準メモリセルMrefは,そのゲートWrefがワード線WLと同じ電位まで駆動され,基準電流Irefをドレイン電流として生成する。すなわち,基準電流IrefとメモリセルMCのドレイン電流Imcとの関係は,図示されるとおり,
Imc(Program,0)<Iref<Imc(Erase,1)
となる。
このドレイン電流の違いにより,センスアンプSAにおいて,データバスDBの読み出し電圧Vreadと基準信号線Refの基準電圧Vrefとの関係は,図示されるとおり,
Vread(Program,0)>Vref>Vread(Erase,1)
となる。
センスアンプSAは,この電圧関係を検出して,後段のデータバスDB’kに読み出し信号を出力する。図4の例では,出力段のデータバスDB’kの電位は,入力段のデータバスDBkの電位と同相になっている。但し,トランジスタN13のドレイン端子を出力段のデータバスDB’kに接続して逆相にしてもよい。
図5は,本実施の形態におけるスイッチ手段を設けた場合のセンスアンプの構成を示す図である。図5では,データバスDBkにスイッチ手段としてトランスファゲートトランジスタTGkが挿入されている。それ以外は,図4と同じ構成である。
本実施の形態では,短絡試験時において,メモリセルアレイ内のメモリセルMCは,初期状態,つまり消去状態にされている。したがって,短絡試験での読み出し動作では,メモリセルMCは基準電流Irefより大きいドレイン電流Imcを生成する。そして,短絡試験では,アドレス端子から入力されるデータパターンに応じて,スイッチ制御信号TkがHレベルまたはLレベルに制御され,トランスファゲートトランジスタTGkが導通状態または非導通状態に制御される。
トランスファゲートトランジスタTGkが導通状態(ON)になると,データバスDBkにはメモリセルMCの大きなドレイン電流Imcが流れる。よって,図4で示した消去状態と同じになる。一方,トランスファゲートトランジスタTGkが非導通状態(OFF)になると,データバスDBkにはメモリセルMCのドレイン電流Imcは流れない。よって,データバスDBkの読み出し電圧Vreadは,負荷トランジスタP2によりHレベルになり,Vread>Vrefとなり,センスアンプSAは図4で示したプログラム状態と実質的に同じになる。
このように,センスアンプSAに入力されるデータバスDBkにスイッチ手段としてトランスファゲートトランジスタTGkを挿入し,試験回路からのスイッチ制御信号Tkにより導通状態または非導通状態にすることで,センスアンプをメモリセルの消去状態またはプログラム状態と同じ状態にすることができる。その結果,図2に示したようなデータパターンに対応した電圧状態を,センスアンプSAの出力から先のデータバスDB’kに生成することができる。
本実施の形態によれば,データバスDB0〜DB15は,コラム選択回路Y−SELにより複数のビット線から選択されたビット線に接続されるので,ビット線BLの本数より少ない。よって,データバスDBにトランスファゲートトランジスタTG0〜TG15を設けても,回路規模の増大は最小限にできる。さらに,メモリセルアレイ内のメモリセルMCは,初期状態の消去状態のまま短絡試験が行われるので,そのまま出荷することができ,試験工程のスループットを上げることができる。
図6は,本実施の形態におけるアドレス信号とデータ出力とを示す図である。通常動作では,試験制御信号TESTが「0」のLレベルになり,試験回路20のNANDゲートNG0〜NG15はスイッチ制御信号T0〜T15を全てHレベルにし,トランスファゲートトランジスタTG0〜TG15は全て導通状態になる。その結果,出力データDout[15:0]は,メモリセルMCの消去状態とプログラム状態とに応じた値になる。また,通常動作では,アドレス端子ADD[15:0]には任意のアドレスが入力される。
一方,短絡試験では,試験制御信号TESTが「0」のHレベルになり,アドレス端子ADD[15:0]には,短絡試験用のデータパターンD[15:0]が入力される。図6には,16進法で16ビットのデータパターンが示されている。すなわち,アドレス端子ADD[15:0]を介して供給されるデータパターンD[15:0]は,1ビットのみ「1」で残りの15ビットが「0」のパターン(0000h〜8000h)と,1ビットのみ「0」で残りの15ビットが「1」のパターン(FFFFh〜EFFFh)とになる。
そして,アドレス端子ADD[15:0]に供給されたデータパターンD[15:0]は,試験回路20内のNANDゲートNG0〜NG15により反転され,反転されたスイッチ制御信号T0〜T15の「1」「0」に対応してトランスファゲートトランジスタTG0〜TG15が「ON,Erase,データ1」「OFF,Program,データ0」にされる。よって,短絡不良がない場合は,出力データD[15:0]は,アドレス端子ADD[15:0]から供給されるデータパターンD[15:0]の反転データになる。図6に示した出力データDout[15:0]は,データパターンD[15:0]の反転データになっている。一方,短絡不良が存在する場合は,図6の出力データDout[15:0]に示した期待値データ以外のデータが出力される。
アドレス端子ADD[15:0]にデータパターンD[15:0]が供給されるため,メモリセルアレイMCではそのデータパターンに対応するワード線またはビット線が選択される。しかし,メモリセルアレイ内の全てのメモリセルが消去状態にされているので,どのワード線またはビット線が選択されても,データバス線DBkには消去状態に対応するドレイン電流が流れるので,図5に示した動作を実現することができる。
以上の通り,本実施の形態によれば,データバス線にスイッチ手段を設け,それを制御する試験回路を設けているので,データバス線の短絡試験を行うことができる。
図3における試験回路20は,NANDゲートの代わりにNORゲートとその出力を反転するインバータとで構成することもできる。その場合は,試験制御信号TESTは,通常動作でHレベルになり,NORゲート出力を全てLレベルにインバータの出力を全てHレベルにすることができる。また,試験制御信号TESTは,短絡試験でLレベルにされ,アドレス端子ADD[15:0]に供給されるデータパターンに応じてトランスファゲートが非導通に制御される。
上記の実施の形態は,スイッチ手段であるトランスファゲートトランジスタTGを,NチャネルMOSトランジスタで構成しているが,NチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとを並列に接続したCMOSトランスファトランジスタでもよい。スイッチ手段は,それ以外でも,データパターンに応じて導通状態と非導通状態になる回路素子であればよい。
また,上記の実施の形態では,メモリセルはフローティングゲートを有するセルトランジスタで構成されているが,DRAMのメモリセル,FeRAMのメモリセルなどであっても,読み出し時にビット線電位を検出して,メモリセルの記憶データに応じてデータバス線に異なる電流を発生する検出回路が設けられたメモリ装置にも,本発明を適用することができる。すなわち,図5において,メモリセルMCとトランスファゲートトランジスタTGkとの間に検出回路を有し,その検出回路がデータバスDBに異なる電流を供給する場合も,トランスファゲートトランジスタTGkを設けて短絡試験をすることができる。
上記の実施の形態では,メモリユニットと演算ユニットCPUとが搭載されたマイクロプロセッサユニットを一例として説明したが,本発明はメモリユニットのみを搭載するメモリデバイスにも適用でき,そのようなメモリデバイス内のデータバスの短絡不良を検出することができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)複数のワード線と,複数のビット線と,前記ワード線及びビット線の交差位置に配置されたメモリセルとを有するメモリセルアレイと,
前記複数のビット線に接続される複数のデータバス線と,
前記複数のデータバス線にそれぞれ接続され,前記メモリセルの記憶データに応じて生じるデータバスの電流値に基づいて前記記憶データを検出する複数のセンスアンプと,
前記データバス線それぞれに設けられたスイッチ手段と,
通常動作時には前記スイッチ手段を全て導通状態にし,短絡試験時には前記スイッチ手段を試験パターンに応じて導通または非導通状態にする試験回路とを有することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記2)付記1記載の半導体記憶装置において,
前記スイッチ手段は,トランスファゲートトランジスタを有し,
前記試験回路は,スイッチ制御信号を当該トランスファゲートトランジスタのゲートに供給することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記3)付記1または2記載の半導体記憶装置において,
前記試験回路は,試験制御信号が通常動作状態を示すときに前記スイッチ手段を全て導通状態にする前記スイッチ制御信号を出力し,前記試験制御信号が短絡試験状態を示すときに前記試験パターンに対応して前記スイッチ手段を導通状態または非導通状態にする前記スイッチ制御信号を出力することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記4)付記3記載の半導体記憶装置において,
前記試験パターンは,アドレス端子から前記試験回路に供給されることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記5)付記4記載の半導体記憶装置において,
前記メモリセルアレイ内のメモリセルが第1の記憶データを保持する時に前記データバスには第1の電流値が生成され,前記メモリセルが前記第1の記憶データを反転した第2の記憶データを保持する時に前記データバスに前記第1の電流値より小さい第2の電流値が生成され,
前記短絡試験では,全てのメモリセルが前記第1の記憶データを保持していることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記6)付記1または2記載の半導体記憶装置において,
前記メモリセルは,読み出し動作時に,記憶データに応じて異なる電流をビット線に出力し,
更に,読み出し動作時に,前記メモリセルが第1の記憶データを保持する時のビット線電流と前記第1の記憶データを反転した第2の記憶データを保持する時のビット線電流との間の電流値を有する基準電流を供給するレファレンスメモリセルを有し,
前記センスアンプは,前記ビット線電流と前記基準電流とを比較することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記7)付記6記載の半導体記憶装置において,
前記メモリセルは,フローティングゲートを有する電気的に書き換え可能なセルトランジスタを有することを特徴とする半導体記憶装置。
(付記8)付記2記載の半導体記憶装置において,
前記短絡試験時に,前記試験パターンに応じて,隣接するデータバス線のトランスファゲートトランジスタの一方は導通状態,他方は非導通状態になることを特徴とする半導体記憶装置。
(付記9)付記2記載の半導体記憶装置と,前記データバスを介して前記半導体装置に接続される演算ユニットとを有することを特徴とするプロセッサ。
本実施の形態における半導体記憶装置を搭載するマイクロプロセッサユニットの構成図である。 短絡試験を説明する図である。 本実施の形態における半導体記憶装置を有するマイクロプロセッサユニットの構成図である。 センスアンプの構成例を示す図である。 本実施の形態におけるスイッチ手段を設けた場合のセンスアンプの構成を示す図である。 本実施の形態におけるアドレス信号とデータ出力とを示す図である。
符号の説明
MCA:メモリセルアレイ DB0〜15:データバス
SA0〜15:センスアンプ 20:試験回路
TG0〜15:スイッチ手段,トランスファゲートトランジスタ
TEST:試験制御信号

Claims (5)

  1. 複数のワード線と,複数のビット線と,前記ワード線及びビット線の交差位置に配置されたメモリセルとを有するメモリセルアレイと,
    前記複数のビット線に接続される複数のデータバス線と,
    前記複数のデータバス線にそれぞれ接続され,前記メモリセルの記憶データに応じて生じるデータバスの電流値に基づいて前記記憶データを検出する複数のセンスアンプと,
    前記データバス線それぞれに設けられたスイッチ手段と,
    通常動作時には前記スイッチ手段を全て導通状態にし,短絡試験時には前記スイッチ手段を試験パターンに応じて導通または非導通状態にする試験回路と
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の半導体記憶装置において,
    前記スイッチ手段は,トランスファゲートトランジスタを有し,
    前記試験回路は,スイッチ制御信号を当該トランスファゲートトランジスタのゲートに供給することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1または2記載の半導体記憶装置において,
    前記試験回路は,試験制御信号が通常動作状態を示すときに前記スイッチ手段を全て導通状態にする前記スイッチ制御信号を出力し,前記試験制御信号が短絡試験状態を示すときに前記試験パターンに対応して前記スイッチ手段を導通状態または非導通状態にする前記スイッチ制御信号を出力することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項3記載の半導体記憶装置において,
    前記試験パターンは,アドレス端子から前記試験回路に供給されることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項4記載の半導体記憶装置において,
    前記メモリセルアレイ内のメモリセルが第1の記憶データを保持する時に前記データバスには第1の電流値が生成され,前記メモリセルが前記第1の記憶データを反転した第2の記憶データを保持する時に前記データバスに前記第1の電流値より小さい第2の電流値が生成され,
    前記短絡試験では,全てのメモリセルが前記第1の記憶データを保持していることを特徴とする半導体記憶装置。
JP2007268948A 2007-10-16 2007-10-16 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP5045364B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268948A JP5045364B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 半導体記憶装置
US12/249,400 US8051342B2 (en) 2007-10-16 2008-10-10 Semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268948A JP5045364B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009099187A JP2009099187A (ja) 2009-05-07
JP5045364B2 true JP5045364B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=40534059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007268948A Expired - Fee Related JP5045364B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8051342B2 (ja)
JP (1) JP5045364B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101552939B1 (ko) * 2009-04-02 2015-09-15 삼성전자주식회사 메모리 셀의 테스트를 위한 반도체 장치 및 테스트 방법
JP5500542B2 (ja) * 2009-09-25 2014-05-21 サミー株式会社 スロットマシン
US9484117B2 (en) * 2013-04-09 2016-11-01 Elite Semiconductor Memory Technology Inc. Semiconductor memory device having compression test mode
US9502089B2 (en) 2014-09-30 2016-11-22 Everspin Technologies, Inc. Short detection and inversion
US9529686B1 (en) * 2014-10-29 2016-12-27 Xilinx, Inc. Error protection for bus interconnect circuits
KR20170056109A (ko) 2015-11-13 2017-05-23 삼성전자주식회사 메모리 장치 및 메모리 장치 테스트 시스템

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05274895A (ja) * 1992-03-26 1993-10-22 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体記憶装置
KR950015768A (ko) 1993-11-17 1995-06-17 김광호 불휘발성 반도체 메모리 장치의 배선단락 검출회로 및 그 방법
JP2000195300A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Fujitsu Ltd フラッシュメモリ及びその試験方法
JP2000285697A (ja) 1999-03-31 2000-10-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性半導体メモリの検査方法
JP2001243121A (ja) 2000-02-28 2001-09-07 Hitachi Ltd メモリを搭載したボードにおける回路の不良発見方法
US6870770B2 (en) * 2001-12-12 2005-03-22 Micron Technology, Inc. Method and architecture to calibrate read operations in synchronous flash memory
US6754094B2 (en) * 2002-01-31 2004-06-22 Stmicroelectronics, Inc. Circuit and method for testing a ferroelectric memory device
JP2004087040A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Renesas Technology Corp 半導体装置とそのテスト方法
JP2008047189A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
US7440347B1 (en) * 2007-05-04 2008-10-21 Qimonda North America Corp. Circuit and method to find wordline-bitline shorts in a DRAM

Also Published As

Publication number Publication date
US20090097322A1 (en) 2009-04-16
JP2009099187A (ja) 2009-05-07
US8051342B2 (en) 2011-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6181605B1 (en) Global erase/program verification apparatus and method
JP2006012367A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US7260016B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device and writing method therefor
KR101162000B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 이의 동작 방법
KR100785185B1 (ko) 다치 데이터를 기억하는 불휘발성 반도체 기억 장치
JP5045364B2 (ja) 半導体記憶装置
KR20130024304A (ko) 반도체 메모리 장치 및 이의 동작 방법
KR100866623B1 (ko) 저전압에서 동작할 수 있는 비휘발성 메모리 장치의 센스앰프 회로 및 이를 포함하는 비휘발성 메모리 장치
JP6114796B1 (ja) 不揮発性記憶装置のためのセンス回路及び不揮発性記憶装置
JP3615009B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2005285223A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ書き換え方法
US7054209B2 (en) Semiconductor memory device and test method thereof
JP2019220242A (ja) 不揮発性記憶装置、マイクロコンピューター及び電子機器
KR20090026502A (ko) 플래시 메모리 소자의 동작 방법
CN111696998B (zh) 半导体存储装置
KR100673704B1 (ko) 플래시 메모리 소자의 페이지 버퍼
US20080158957A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
US20030095438A1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device having function of determining good sector
KR20120069115A (ko) 반도체 메모리 장치 및 그의 동작 방법
JP2007207417A (ja) マージン読み出しを提供する電気的なヒューズ回路
JP2013127827A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8750048B2 (en) Memory device and method for operating the same
KR100609567B1 (ko) 플래쉬 메모리 소자 및 그 소거 검증 방법
JP2010073245A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
EP0903753B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120702

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees