JP5034375B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の操舵系に操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置に関し、特に車両の電源からの供給電力を制限することで、電源電圧を過剰に低下させることを防止できるようにした電動パワーステアリング装置に関するものである。
車両のハンドルを軽く操作できるように、モータの回転力で操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置が広く用いられている。この電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助力付勢するようになっている。
このような電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図9に示す。操向ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4A及び4B、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、電源であるバッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー11からイグニションキー信号が入力され、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクThと車速センサ12で検出された車速Vhとに基づいて、アシストマップ等を用いてアシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算された操舵補助指令値Iに基づいてモータ20に供給する電流を制御する。
このような構成の電動パワーステアリング装置において、操向ハンドル1から伝達された運転手のハンドル操作による操舵トルクThをトルクセンサ10で検出し、検出された操舵トルクThや車速Vhに基づいて算出される操舵補助指令値によってモータ20は駆動制御され、この駆動が運転手のハンドル操作の補助力となり、運転手は軽い力でハンドル操作を行うことができる。つまり、ハンドル操作によって出力された操舵トルクThと車速Vhから操舵補助指令値を算出し、この操舵補助指令値に基づきモータ20をどのように制御するかによって、ハンドル操舵におけるフィーリングの善し悪しが決まり、電動パワーステアリング装置の性能が大きく左右される。
コントロールユニット30は主としてCPU(MPUやMCUも含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図10のようになる。
図10を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTh及び車速センサ12で検出された車速Vhは、操舵補助指令値Irefを演算する操舵補助指令値演算部31に入力される。操舵補助指令値演算部31は、入力された操舵トルクTh及び車速Vhに基づいてアシストマップ等を用いて、モータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Irefを決定する。操舵補助指令値Irefは減算部32に入力され、フィードバックされているモータ電流値Imとの偏差I(Iref−Im)が演算され、その偏差Iが操舵動作の特性改善のためのPI制御部35に入力される。PI制御部35で特性改善された電圧指令値VrefがPWM制御部36に入力され、更に駆動部としてのインバータ37を介してモータ20がPWM駆動される。モータ20の電流値Imはモータ電流検出部38で検出され、減算部32にフィードバックされる。
このような電動パワーステアリング装置において、バッテリの過放電状態にあっては、モータへの電力供給を遮断する構成を採ってはいるが、モータへの電力供給を遮断した場合はパワーステアリング機能が全く果たされなくなるため、比較的に軽い操舵力であっても、今まで機能していたパワーステアリングが突然機能しなくなり、運転手に不安感を与えたり、運転に支障を来す恐れがあるなどの問題がある。また、電動パワーステアリング装置においては、パワーステアリング装置の動作でバッテリが過放電状態に陥ると、ヘッドランプが暗くなる等の著しい不都合を生じるため、パワーステアリング機能を十分に保持した上でバッテリが過放電状態に陥らないようにすることが望まれている。
かかる要望に応えるものとして特公平6−15331号公報(特許文献1)に示されるものがあり、ハンドルの操舵力をアシスト(操舵補助)するモータと、モータに電力を供給するための電源(バッテリ)と、ハンドル操作により駆動されるハンドル軸とタイヤ駆動軸との回転偏差を検出するトルクセンサと、トルクセンサの出力信号に応じてモータへの電力供給を制御する制御部とを備えた電動パワーステアリング装置の制御装置であり、制御部は、電源の給電ラインのいずれかの電圧を検出する電圧検出手段と、この検出値に基づいてモータへ供給される電流の制限値を設定する電流制限値設定手段と、その電流制限値を越えないようモータへ供給される電流を制限する電流制限手段とを有している。
特公平6−15331号公報
ここにおいて、バッテリからの供給電力が損失なくモータの機械出力へ変換されると考えると、下記数1の関係が成立する。
(数1)
V・Ibat=τ・ω
ただし、Vは電源であるバッテリから制御装置に供給される電源電圧、Ibat
バッテリから供給されるバッテリ電流、τはモータ出力トルク、ωはモータ回転
度(角速度)である。
特許文献1の装置では、上記数1の左辺の電源電圧Vが低下して供給電力が下がった場合、右辺のモータ出力トルクτを減らし、低下した供給電力に見合ったモータ出力に制限している。
しかしながら、数1から分かるようにモータの機械出力はτ・ωであり、特許文献1に記載の装置ではモータ出力トルクτの制限にモータ回転速度ωの影響が考慮されていないため、モータ出力トルクτの制限が過度になったり、不足したりする場合が起こる可能性があった。具体的には、モータ回転速度ωが大きい場合に制限が不足し、モータ回転速度ωが小さいと制限が過度になる。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、電源の状況に応じてモータ電流を必要十分に制限することにより、有限である電源からの供給電力内で最大限の操舵補助を行えるようにした電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明は、操舵トルク及び車速に基づいて操舵補助指令値を演算する操舵補助指令値演算部と、前記操舵補助指令値によってモータを駆動制御する駆動制御部とを具備し、前記モータによって車両の操舵系に操舵補助力を付与するようになっている電動パワーステアリング装置に関し、本発明の上記目的は、操舵補助指令制限値を算出する操舵補助指令制限値算出部と、前記操舵補助指令制限値によって前記操舵補助指令値を制限する操舵補助指令値制限部とを具備し、前記操舵補助指令制限値算出部は、電源電圧と所定電源電流に基づいた最大入力エネルギーと、操舵補助指令制限値及びモータ回転速度に基づいたモータ出力エネルギーとが等しい関係から、電源電圧、モータ回転速度、及び1サンプル前操舵補助指令制限値に基づいて、前記操舵補助指令制限値を算出することにより、或いは前記所定電源電流は、前記電源から制御装置へ供給可能な最大電流値であることにより達成される。
また、本発明は、操舵トルク及び車速に基づいて操舵補助指令値を演算する操舵補助指令値演算部と、前記操舵補助指令値によってモータを駆動制御する駆動制御部とを具備し、前記モータによって車両の操舵系に操舵補助力を付与するようになっている電動パワーステアリング装置に関し、本発明の上記目的は、操舵補助指令制限値を算出する操舵補助指令制限値算出部と、前記操舵補助指令制限値によって前記操舵補助指令値を制限する操舵補助指令値制限部とを具備し、前記操舵補助指令制限値算出部、電源電圧と所定電源電流に基づいた最大入力エネルギーと、操舵補助指令制限値及びモータ回転速度に基づいたモータ出力エネルギーとが等しい関係から、電源電圧、モータ回転速度、1サンプル前操舵補助指令制限値、及び電源電流制限値に基づいて、前記操舵補助指令制限値を算出し、前記電源電流制限値は、前記電源電圧に応じて算出されることにより、或いは前記所定電源電流が前記電源電圧に応じて設定されるようになっていることにより、より効果的に達成される。
本発明によれば、電源電圧、モータ回転速度、電動パワーステアリング装置の入出力エネルギー収支から操舵補助指令制限値を求め、求めた操舵補助指令制限値により操舵補助指令値を制限するため、電源電圧やモータ回転速度が変化しても所定の電源電流を越えないように操舵補助を行うことができる。その結果、車両の電源電圧を過剰に低下させることを防止でき、電源(バッテリ)の耐用期間を短くすることがない。
また、電源電圧に応じて電源電流の制限値を変化させることにより、電動パワーステアリング自体の出力過剰によって制御装置の電圧が過剰に低下することがない。その結果、制御装置の電圧低下による操舵補助力のシャットダウンを防止できる。
本発明では、図10に対応させて図1に示すように、電源電圧V及びモータ回転速度ωに基づいて操舵補助指令制限値Imlmtを算出する操舵補助指令制限値算出部40と、算出された操舵補助指令制限値Imlmtによって操舵補助指令値Irefを制限して操舵補助指令値Iref1を出力する操舵補助指令値制限部41とが設けられている。電源電圧V、モータ回転速度ω、電動パワーステアリング装置の入出力エネルギー収支から操舵補助指令制限値Imlmtを求め、求めた操舵補助指令制限値Imltにより操舵補助指令値Irefを制限するため、電源電圧Vやモータ回転速度ωが変化しても、所定の電源電流を越えないように操舵補助を行うことができる。
以下に、操舵補助指令制限値Imlmt を求める手法を説明する。
電動パワーステアリング装置のエネルギー収支は、下記数2で表される。
(数2)
V・Ibat=τ・ω+R・Im2+Ploss
ただし、Vは制御装置端の電源電圧、Ibatはバッテリ電流、τは操舵補助トル
ク、Imはモータ電流、Rはモータ電流Imが流れる経路の抵抗値、Plossは
鉄損等の損失である。
上記数2は、トルク定数をKtとして、下記数3に書き直せる。
(数3)
V・Ibat=Kt・Im・ω+R・Im+Ploss
そして、バッテリ電流Ibatが所定バッテリ電流値Ibat1である場合は、操舵補助指令制限値をImlmtとして、下記数4となる。
(数4)
V・Ibat1=Kt・Imlmt・ω+R・Imlmt+Ploss
上記数4に電源電圧V、モータ回転速度ωを入力して計算された操舵補助指令制限値Imlmtが所定バッテリ電流値Ibat1を流すモータ電流に相当するため、モータ電流Imが操舵補助指令制限値Imlmtを超えないようにすることにより、電動パワーステアリング装置は所定バッテリ電流値Ibat1より大きなバッテリ電流を引き出さないようにすることができる。
ところで、上記数4に電源電圧V、モータ回転速度ωを入力して操舵補助指令制限値Imlmtを求める計算は、操舵補助指令制限値Imlmtについての2次式を解くことになるため計算処理時間がかかり、処理周期が長くなってしまう。このため、モータ電流Imの制限が遅れ、所定バッテリ電流値Ibat1より大きなバッテリ電流が流れてしまう場合が生じる。かかる不都合を防ぐため、計算処理時間が短くなるように、本発明では以下のように計算する。
先ず、電源電圧Vが所定電源電圧V1である場合、上記数4は数5のようになる。
(数5)
V1・Ibat1=Kt・Imlmt・ω+R・Imlmt+Ploss
数5を用いて、モータ回転速度ωを入力とし操舵補助指令制限値Imlmtを出力とするルックアップテーブルをオフラインで予め求めておく。この場合、入力がモータ回転速度ω、出力が操舵補助指令制限値Imlmtであり、それ以外は定数であるので、予めルックアップテーブルを求めることが可能である。ルックアップテーブルとしてはモータ回転速度ωでアクセスされ、数5を満たすような操舵補助指令制限値Imlmtを出力する。
そして、所定電源電圧V1と電源電圧Vとの差が所定電圧差ΔV1のときのモータ回転速度ωの所定回転速度をΔω1とすると、下記数6が成立する。
(数6)
ΔV1・Ibat1=Kt・Imlmt・Δω1
数6は下記数7に書き直すことができる。
(数7)
Δω1=(ΔV1・Ibat1)/Kt・1/Imlmt
数7を用いて、操舵補助指令制限値Imlmtを入力とし、モータ回転速度ωの所定回転速度Δω1を出力するルックアップテーブルをオフラインで予め求めておく。この場合、入力が操舵補助指令制限値Imlmt、出力が所定回転速度Δω1であり、それ以外は定数であるので、ルックアップテーブルを予め求めることが可能である。
所定電源電圧V1と電源電圧Vの差によるモータ回転速度ωの変化をΔωとすると、所定電源電圧V1と電源電圧Vとの差が所定電圧差ΔV1のときのモータ回転速度ωの所定回転速度Δω1を用いて、モータ回転速度ωの変化Δωは下記数8のように表せる。
(数8)
Δω=(V1−V)/ΔV1・Δω1
上記数5、数7及び数8を用いて、任意の電源電圧Vに対応した操舵補助指令制限値Imlmtを求めることができる。その結果、数5のモータ回転速度ωの代わりにω’=ω+Δωを代入した下記数9は、数4と等価になる。
(数9)
V1・Ibat1=Kt・Imlmt・ω’+R・Imlmt+Ploss
上記数5、数7及び数8は同時には解けないため、操舵補助指令制限値算出部40は図2に示すような演算ブロック構成とする。
図2において、バックワードシフトオペレータ126を経た1サンプル前操舵補助指令制限値Imlmtが演算ブロック121に入力する。演算ブロック121は前記数7に基づいて所定回転速度差Δω1を求める。所定回転速度差Δω1と電源電圧Vは、数8に基づいて減算部122、ゲイン部123、乗算部124を経て、モータ回転速度ωの変化Δωが演算される。モータ回転速度ωの変化Δωとモータ回転速度ωが加算部125に入力されてモータ回転速度ω’が演算され、モータ回転速度ω’が演算ブロック120に入力される。演算ブロック120は前記数5に基づいて操舵補助指令制限値Imlmtを求める。
次に、本発明はベクトル制御の電動パワーステアリング装置にも適用でき、一般的なベクトル制御(例えば特開2001−18822号公報)について、図3を参照して説明する。一般的にベクトル制御は、3相モータを制御するときに電流指令値をd軸(励磁成分)及びq軸(トルク成分)の2軸成分に分離して演算し、モータのフィードバック電流も3相からd軸、q軸成分に分解してPI制御を実行し、最後にインバータにゲート信号を与える段階で2相/3相変換をして3相モータを制御している。
図3において、操舵補助指令値Irefを基に指令電流決定部350でd軸、q軸の電流指令値idref、iqrefが算出される。一方、モータ308のモータ電流ia,ib,icは電流検出部341,342で検出され、検出された電流ia,ib,icは3相/2相変換部343でd−q2軸の電流id,iqに変換される。減算部325,326でd軸、q軸の電流指令値idref,iqrefとフィードバックされた電流id,iqとの偏差電流が算出される。偏差電流はPI制御部328に入力され、偏差電流を0とするような電圧指令値vd,vqが算出される。モータ308は3相モータであり、電圧指令値vd、vqは2相/3相変換部336によって3相の電圧指令値va,vb,vcに変換される。
PWM制御部337は、3相の電圧指令値va,vb,vcに基づいてPWM制御されたゲート信号を生成する。インバータ338はPWM制御部337で生成されたゲート信号によって駆動され、モータ308には偏差電流が0になるような電流が供給される。なお、レゾルバ316によってモータ308の角度(回転位置)θが検出され、角度θから角速度変換部348でモータ回転速度ωが算出され、ベクトル制御に使用される。
このようなベクトル制御では、モータの高速回転領域では、弱め界磁制御が用いられる。
ここで、トルクセンサ307で検出された操舵トルク(や車速等)を基に算出される操舵補助指令値Irefに基づき、モータ308はベクトル制御される。このベクトル制御を数式で表現すると、下記数10或いは数11のようになる。数10は弱め界磁制御が無い場合(Id=0)で、数11は弱め界磁制御を実行している(Id≠0)場合である。
(数10)
Iq=Iref
Id=0
(数11)
Iq=Iref
Id≠0
一方、モータ電流Isをd軸電流指令値Id及びq軸電流指令値Iqで表現すると、下記数12のようになる。
(数12)
Is=√(Iq+Id

このようなベクトル制御方式の電動パワーステアリング装置に本発明を適用すると、図3に対応させた図4の構成となる。即ち、指令電流決定部350には操舵補助指令値Iref、電源電圧V及びモータ回転速度ωが入力され、d−q軸の電流指令値idref及びiqrefが決定される。また、2相/3相変換部336及び3相/2相変換部343には、角度θが入力されている。
指令電流決定部350は図5に示す構成となっており、非弱め界磁制御時の操舵補助指令制限値算出部351と、弱め界磁制御時の操舵補助指令制限値算出部352と、操舵補助指令制限値算出部351で算出された操舵補助指令制限値Ireflim_baseと操舵補助指令値Irefとを比較する比較部353と、操舵補助指令制限値算出部352で算出された操舵補助指令制限値Ireflim基づいて操舵補助指令値Irefを制限する操舵補助指令値制限部356と、操舵補助指令値制限部356からの電流指令値iqrefを基に電流指令値idrefを算出するidref算出部354と、比較部353の結果に基づいてidref算出部354からのidref又は0を切替えてd軸電流指令値idrefを出力する切替部355とで構成されている。
操舵補助指令制限値算出部351は、下記数13により操舵補助指令制限値Irelim_baseを算出する。
Figure 0005034375
ここで、Ldはモータのd軸インダクタンス、Rはモータ相抵抗、Ψはd軸に作用
する磁束である。
ksをモデュレーション技術を示す安全係数として、最大電源電圧Vmax=(V/2)ksである。
また、操舵補助指令制限値算出部352は、下記数14により操舵補助指令制限値Ireflimを算出する。
Figure 0005034375
上述のように最大電源電圧Vmax=(V/2)ksであり、Idlimはd軸電流指令値idrefをq軸電流指令値iqrefから求める関数であり、idref=f(iqref)を用いてIdlim=f(Ireflim)で求める。
このような構成において、操舵補助指令制限値算出部352で算出された操舵補助指令制限値Ireflimは操舵補助指令値制限部356に入力され、操舵補助指令値Irefを操舵補助指令制限値Ireflimを基に制限する。制限された操舵補助指令値としてのq軸電流指令値iqrefはidref算出部354に入力される。また、比較部353は操舵補助指令制限値Ireflim_baseと操舵補助指令値Irefとを比較し、
Iref > Ireflim_baseのとき、接点a1に接続
Iref ≦ Ireflim_baseのとき、接点b1に接続

となるように切替部355を切替える。従って、Iref>Ireflim_baseのときはidref算出部354で算出された電流指令値idrefがd軸電流指令値idrefとして出力され、Iref≦Ireflim_baseのとき、d軸電流指令値idrefは0となる。
また、前記数3に相当するベクトル制御での式は下記数15となる。
Figure 0005034375
前記数4に相当するベクトル制御での式は下記数16となり、idLMT=f(iqLMT)により数17となる。
Figure 0005034375
Figure 0005034375
前記数5に相当するベクトル制御での式は下記数18となる。
Figure 0005034375
前記数6に相当するベクトル制御での式は下記数19となる。
Figure 0005034375
前記数7に相当するベクトル制御での式は下記数20となる。
Figure 0005034375
前記数9に相当するベクトル制御での式は下記数21となる。
Figure 0005034375
次に、バッテリ電流Ibatを電源電圧Vに応じて制限し、操舵補助指令制限値Imlmtを求める場合を説明する。
電源電圧Vに応じてバッテリ電流制限値Ibatlmtを出力する特性を、本発明ではテーブル参照や直線補間で求める。バッテリ電流Ibatを制限すると電源電圧Vの低下が抑えられ、電源電圧Vの低下による電動パワーステアリング装置のシャットダウンを抑えることができる。しかし、バッテリ電流Ibatを電源電圧Vに応じて急激に制限すると、制限後に電圧が回復して操舵可能になり、操舵によりまた電圧が低下するといったサイクルを繰り返し、操舵のハンチングや振動を発生する。これを防止するため、本発明では制限特性に遅れを持たせることで対応する。制限する方向は遅れを入れずに制限し、制限が回復する方向のみ遅れ特性を持たせる。遅れ特性は一定時間の遅れやフィルタによる遅れで実現する。
このように電圧低下時にバッテリ電流Ibatを制限するバッテリ電流制限部の構成は図6のようになり、電源電圧Vは最大値を制限する電圧制限部130に入力され、最大値を制限された電源電圧Vm1が最小値選択部132及び遅れ特性部131に入力される。遅れ特性部131で遅れを生じた電源電圧Vm2も最小値選択部132に入力され、最小値選択部132は電源電圧Vm1と電源電圧Vm2の小さい方を選択し、バッテリ電流制限値Ibatlmtとして出力する。小さい方を選択して出力するため、制限がかかる側の応答は速く、制限が解除される場合の応答を遅くすることができる。
バッテリ電流Ibatを任意のバッテリ電流制限値Ibatlmt以下に制限するためには、数3のバッテリ電流Ibatを数5のように所定バッテリ電流値Ibat1とするのではなく、変数として扱う必要がある。これを電源電圧Vが変化したときと同様に考える。バッテリ電流制限値Ibatlmtと数5の所定バッテリ電流値Ibat1との差が所定値ΔIbat1のときのモータ回転速度ωの変化をΔωi1とすると、数22が成立する。
(数22)
V1・ΔIbat1=Kt・Imlmt・Δωi1
数22は数23に書き直せる。
(数23)
Δωi1=(V1・ΔIbat1)/Kt・1/Imlmt
ここで、V1・ΔIbat1=ΔV1・Ibat1と設定しておけば、数23は数7と同じになるので、数7のルックアップテーブルをそのまま用いることができ、出力はΔω1になる。所定バッテリ電流値Ibat1とバッテリ電流制限値Ibatlmtの差によるモータ回転速度ωの変化をΔωiとすると、モータ回転速度ωの変化Δωi1を用いて下記数24のようになる。
(数24)
Δωi=(Ibat1−Ibatlmt)/ΔIbat1・Δω1
モータ回転速度ωの変化Δωiを用いると電源電圧V、バッテリ電流制限値Ibatlmtが任意の場合の操舵補助指令制限値Imlmtは、数5の代わりにω”=ω+Δω+Δωiを代入し、数25となる。
(数25)
V1・Ibat1
=Kt・Imlmt・ω“+R・Imlmt+Ploss
この場合の操舵補助指令制限値算出部357の接続関係は図7のようになり、図2の構成に適用できると共に、図8の構成とすることもできる。操舵補助指令制限値算出部357の詳細が図2である場合には、所定電源電流は電源から制御装置へ供給可能な最大電流値であり、操舵補助指令制限値算出部357の詳細が図8である場合には、所定電源電流は電源電圧に応じて設定されるようになっている。
図7において、比較部353及び切替部355は図5と同様に動作し、比較部353は操舵補助指令制限値Ireflim_baseと操舵補助指令値Irefとを比較し、
Iref > Ireflim_baseのとき、接点a2に接続
Iref ≦ Ireflim_baseのとき、接点b2に接続

となるように切替部355を切替える。従って、Iref>Ireflim_baseのときはidref算出部354で算出された電流指令値idrefがd軸電流指令値idrefとして出力され、Iref≦Ireflim_baseのとき、d軸電流指令値idrefは0となる。
また、図8において、バッテリ電流制限部の最小値選択部132からのバッテリ電流制限値Ibatlmtは減算部140に入力され、所定バッテリ電流値Ibat1と減算され、その減算値が1/ΔIbat1の伝達関数部141に入力され、伝達関数部141の出力(=(Ibat1−Ibatlmt)/ΔIbat1)は乗算部142に入力される。演算ブロック121からの変化Δω1は乗算部142に入力され、乗算部142での乗算結果Δωiが加算部125で加算されるようになっている。この場合、演算ブロック120の出力Ireflim1が操舵補助指令制限値となる。
また、ブラシレスモータの場合は、ベクトル制御のq軸電流制限値Iqlmt、d軸電流制限値Iqlmtを用いて下記数26となる。
Figure 0005034375
数26は、数25のベクトル制御での式に相当し、数9のベクトル制御相当式が数21であることと同様である。
本発明の構成例を示すブロック図である。 本発明のモータ電流制限値算出部の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用できるベクトル制御の構成例を示すブロック図である。 本発明の他の構成作例を示すブロック図である。 指令電流決定部の構成例を示すブロック図である。 本発明のバッテリ電流制限部の構成例を示すブロック図である。 指令電流決定部の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の操舵補助指令制限値算出部の他の構成例を示すブロック図である。 一般的な電動パワーステアリング装置の構成図である。 電動パワーステアリング装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 操向ハンドル
2 コラム軸
3 減速ギア
10 トルクセンサ
12 車速センサ
14 バッテリ
20、308 モータ
30 コントロールユニット(ECU)
31 操舵補助指令値演算部
35、328 PI制御部
36、337 PWM制御部
37、338 インバータ
40 操舵補助指令制限値算出部
41、356 操舵補助指令値制限部
120、121 演算ブロック
123,141 伝達関数部
130 制限部
131 遅れ特性部
132、358 最小値選択部
350 指令電流決定部
351 操舵補助指令制限値算出部(非弱め界磁制御時)
352 操舵補助指令制限値算出部(弱め界磁制御時)
353 比較部
354 idref算出部
355 切替部
357 操舵補助指令制限値算出部(バッテリ電流制限)

Claims (4)

  1. 操舵トルク及び車速に基づいて操舵補助指令値を演算する操舵補助指令値演算部と、前記操舵補助指令値によってモータを駆動制御する駆動制御部とを具備し、前記モータによって車両の操舵系に操舵補助力を付与するようになっている電動パワーステアリング装置において
    舵補助指令制限値を算出する操舵補助指令制限値算出部と、前記操舵補助指令制限値によって前記操舵補助指令値を制限する操舵補助指令値制限部とを具備し
    前記操舵補助指令制限値算出部は、電源電圧と所定電源電流に基づいた最大入力エネルギーと、操舵補助指令制限値及びモータ回転速度に基づいたモータ出力エネルギーとが等しい関係から、電源電圧、モータ回転速度、及び1サンプル前操舵補助指令制限値に基づいて、前記操舵補助指令制限値を算出することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記所定電源電流は、前記電源から制御装置へ供給可能な最大電流値である請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 操舵トルク及び車速に基づいて操舵補助指令値を演算する操舵補助指令値演算部と、前記操舵補助指令値によってモータを駆動制御する駆動制御部とを具備し、前記モータによって車両の操舵系に操舵補助力を付与するようになっている電動パワーステアリング装置において
    舵補助指令制限値を算出する操舵補助指令制限値算出部と、前記操舵補助指令制限値によって前記操舵補助指令値を制限する操舵補助指令値制限部とを具備し
    前記操舵補助指令制限値算出部は、電源電圧と所定電源電流に基づいた最大入力エネルギーと、操舵補助指令制限値及びモータ回転速度に基づいたモータ出力エネルギーとが等しい関係から、電源電圧、モータ回転速度、1サンプル前操舵補助指令制限値、及び電源電流制限値に基づいて、前記操舵補助指令制限値を算出し、
    前記電源電流制限値は、前記電源電圧に応じて算出されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 前記所定電源電流は前記電源電圧に応じて設定されるようになっている請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
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