JP5027480B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明はナースコールシステムに関し、特に患者の呼び出しに応答する為に個々の看護師が携行する携帯端末を備えたナースコールシステムに関する。
従来の看護師に携帯端末を携行させるナースコールシステムは、患者からの呼び出しに対してその患者の担当看護師が携行する携帯端末に対して呼び出しが掛かるよう設定されたり、患者を担当する担当チームが携行する複数の携帯端末に対して同時に呼び出しが掛かるよう設定されていた。また、担当看護師が呼び出された場合であっても応答できない場合はスライド設定が成され、同じチームの看護師を順に呼び出すことで、確実に患者からの呼び出しに応答できるようにしていた。
特開2005−349020号公報
しかしながら、上記従来例のナースコールシステムにおける携帯端末の呼出制御は、看護師の所在位置に拘わらず呼び出しがなされるので、急を要する場合に遠い場所で治療にあたっているなどの状況の看護師が応答してしまうと、呼び出しに対して速やかに応答できたとしても具体的な対処が遅れたりすることがあった。また、このような場合、他の看護師に応援を求める等の二重の呼び出しが発生したりして看護師の負担が大きくなる場合があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、患者からの呼び出しに対して患者の近くに居る看護師の携帯端末に呼出通知がなされるナースコールシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しを廊下にて報知する廊下灯と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、患者からの呼び出しに応答するために看護師が携行する携帯端末と、システムを制御する制御機とを備えたナースコールシステムであって、携帯端末と看護師を関連付けた携帯・看護師情報記憶部と、看護師が携行して看護師ID情報を発信するID発信装置と、少なくとも廊下灯或いはその近傍に設置され、ID発信装置から発信されたID情報を受信するID受信装置と、ID受信装置の設置場所と個々の病室までの距離を記憶したマップ情報記憶部と、看護師の現在位置を記憶する看護師位置記憶部と、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出先の看護師を選択して呼出制御する呼出制御手段と、を備え、呼出制御手段は、ID情報を受信したID受信装置の場所情報を基に個々の看護師の現在位置を看護師位置記憶部に記憶し、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出操作した患者に最も近くに居る少なくとも1人の看護師を看護師位置記憶部及びマップ情報記憶部の情報から特定し、当該看護師が携行する携帯端末を呼出制御することを特徴とする。
この構成によれば、ID受信装置が看護師IDを受信することで、個々の看護師の現在位置をID受信装置を設置した廊下灯単位で、即ち病室単位で把握できる。よって、ナースコール子機からの呼び出しに対して、呼出操作が行われたナースコール子機の病室に最も近い病室に居る看護師の携帯端末に対して呼出通知を行うことができ、呼び出しに対する素速い対応が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、個々の患者の担当看護師を記憶する担当看護師情報記憶部を有し、呼出制御手段は、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、担当看護師の携行する携帯端末を呼び出した後、所定時間が経過しても応答が無かった場合に、呼出操作した患者に最も近い看護師を看護師位置記憶部の情報から特定し、その看護師の携帯端末を呼出制御することを特徴とする。
この構成によれば、最初に患者の状態をよく知っている担当看護師が呼び出され、応答がない場合に近くに居る看護師を呼び出すため、患者の状況をよく知っている担当看護師が応答できなくても近くにいる看護師が応答するのでスムーズに応対できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の発明において、廊下灯に第1ID受信装置、病室内に第2ID受信装置と、1病室に対して2箇所にID受信装置が設置され、呼出制御手段は第1ID受信装置がID情報を受信したら入室と判断し、第2ID受信装置がID情報を受信したら退室と判断することを特徴とする。
この構成によれば、入室時と退室時に看護師IDを受信するID受信装置が異なるので、看護師は入室操作と退室操作を間違えることがない。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、ID発信装置は携帯端末に組み付けられて成ることを特徴とする。
この構成によれば、看護師が必ず携行する携帯端末をID受信装置に翳す等の操作をすればID情報を送信でき、簡易な操作でID送信操作ができる。そして、ID発信装置を別途携行する必要がないので、看護師の負担を少なくできる。
請求項5の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しを廊下にて報知する廊下灯と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、患者からの呼び出しに応答するために看護師が携行するPHS型の携帯端末と、システムを制御する制御機とを備えたナースコールシステムであって、携帯端末と看護師を関連付けた携帯・看護師情報記憶部と、携帯端末と通信するために廊下等に設置された複数の基地局と、個々の基地局に対して近い病室の関係を記憶したマップ情報記憶部と、看護師の現在位置を記憶する看護師位置記憶部と、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出先の看護師を選択して呼出制御する呼出制御手段とを備え、呼出制御手段は、携帯端末が発信するID情報を受信する基地局から個々の看護師の現在位置を看護師位置記憶部に記憶し、ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出操作した患者に最も近くに居る少なくとも1の看護師を看護師位置記憶部及びマップ情報記憶部の情報から特定し、当該看護師が携行する携帯端末を呼出制御することを特徴とする。
この構成によれば、個々の基地局設置場所を把握することで、個々の看護師の現在位置を基地局の設置場所単位で把握できる。よって、ナースコール子機からの呼び出しに対して、呼出操作が行われたナースコール子機の病室に最も近い場所に居る看護師の携帯端末に対して呼出通知を行うことができ、呼び出しに対する素速い対応が可能となる。
本発明によれば、個々の看護師の現在位置をID受信装置の設置場所単位、或いは携帯端末の基地局設置場所単位で把握することができる。よって、ナースコール子機からの呼び出しに対して、呼出操作が行われたナースコール子機に最も近い病室等に居る看護師が携行する携帯端末に対して呼出通知を実施することができ、呼び出しに対する素速い対応が可能となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るナースコールシステムの第1の実施形態の構成図であり、1は患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機、2はナースコール子機1からの呼び出しを病室前の廊下にて報知する廊下灯、3はナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機、4は患者からの呼び出しに応答するために個々の看護師が携行するPHS型の携帯端末、5はシステムを制御する制御機、6は携帯端末4との通信を制御するためのPBX交換機、7は携帯端末4と通信するPHS基地局である。尚、8は看護師ID情報を後述するID受信装置に無線送信するID発信装置としてのRFIDカードである。このRFIDカード8は全ての看護師が身につけて使用される。
そして、廊下灯2、ナースコール親機3、PBX交換機6は、信号線L1〜L3により制御機5に接続され、ナースコール子機1は病室毎に廊下灯2に接続されている。また、PHS基地局7は廊下等に適宜間隔で設置され、夫々PBX交換機6に通信線により接続されている。
図2は廊下灯2の回路ブロック図を示している。図2に示すように、患者情報を表示する液晶表示部(LCD)11、このLCD11の表示を制御するLCDコントローラ12、表示する患者情報を記憶する患者情報記憶部13、RFIDカード8から発信されたID情報を受信するID受信装置としてのID受信部14、病室内の患者の呼び出しを報知する表示灯15、RFIDカード8からID情報を受信したことを報知する確認灯16、廊下灯2を制御する廊下灯CPU17、制御機5と通信する廊下灯第1IF18a、ナースコール子機1と通信する廊下灯第2IF18bを備えている。尚、ここで使用されるRFIDカード8は、ICメモリと小型アンテナを内蔵した簡易な構成であり、電源の無い構成となっている。
図3はナースコール親機3のブロック図を示している。図3に示すように、患者情報等を表示する液晶表示部(LCD)21、このLCD21の表示を制御するLCDコントローラ22、入院している患者の患者情報、看護師情報、更に患者に看護師を関連付けた担当看護師情報等が記憶されている患者・看護師情報記憶部23、携帯端末4と看護師を関連付けた携帯・看護師情報記憶部24、ID受信部14の設置場所を距離情報を含んで記憶するマップ情報記憶部25、看護師の現在位置を記憶する看護師位置記憶部26、ナースコール親機3を制御する親機CPU27、制御機5と通信する親機IF28を備えている。
尚、患者情報は、名前、性別、年齢、救護区分、感染症情報、外泊/在室/外出情報、病室ベッド番号等の情報であり、看護師情報は看護師ID情報、チーム情報、勤務時間情報等の情報である。
このように構成されたナースコールシステムについて、以下動作を説明する。まず、夫々の看護師は、自身の看護師IDを登録したRFIDカード(以下、単にIDカードとする)8を身につける。この場合、IDカード8は自身が携行する携帯端末4に貼着して一体化すると良く、携帯端末4を携行することで同時にIDカードを身につけることができる。尚、IDカード8は看護師の名札と一体に構成しても良く、同様に都合がよい。このように、貼着して使用する場合、通常のカード形状と言うよりタグ(ICタグ)のように小型化したものが好ましい。また、このIDカード8へのID情報の登録は図示しないID送信機を用いて実施される。
こうしてIDカード8を身につけた看護師は、病室に出入りする度に廊下灯2のID受信部14にIDカード8を翳して、入室/退室の情報をナースコールシステムに自身の位置を登録する位置登録操作を行う。但し、ID受信部14がIDカード8の発信ID情報を受信できる距離は、2メートル程度まで拡大できることが知られている。そのため、このように高感度に設定した場合は、翳す操作を行わなくてもID受信部14の前を通過するだけで看護師ID情報をID受信部14に読ませることが可能となる。
廊下灯CPU17は、入室と判断したら例えば確認灯16として設けた赤色と緑色のLEDのうち、緑色のLEDを点灯させる。一方、退室と判断したら赤色のLEDを点灯させる。この点灯動作により、看護師は入室/退室の何れの情報が入力されたかを判断でき確認できる。この廊下灯CPU17による入室/退室の判断は、例えば最初のID受信動作で入室と判断してフラグを立て、フラグが立った状態で同一のIDを受信したら退室と判断してフラグを下げることで判断している。
ID受信部14が受信した看護師ID情報は、入室/退室情報と共に廊下灯2から制御機5を介してナースコール親機3に伝送され、看護師位置記憶部26に記憶される。このように記憶された看護師位置記憶部26の情報から、看護師が現在居る病室或いは直前まで居た病室を把握できる。
この状態でナースコール子機1から呼び出しがあると、呼出信号が廊下灯2、制御機5を経由してナースコール親機3に伝送される。ナースコール親機3の親機CPU27は、呼出信号に含まれるナースコール子機1のID情報から呼出操作した患者を、患者・看護師情報記憶部23の情報を基に特定し、担当看護師が携行する携帯端末4を携帯・看護師情報記憶部の情報から特定して最初に呼び出す制御を実施する。また同時に、ナースコール親機3でも患者からの呼び出しを報知する。
携帯端末4の呼び出し操作は、ナースコール親機3からPBX交換機6に担当看護師に関連付けられた携帯端末番号が選択されて送信される。この番号を受けてPBX交換機6が呼出操作を行い、選択された携帯端末に呼出通知がなされる(呼び出される)。呼出通知を受けて、担当看護師が応答操作すれば、患者のナースコール子機1と応答操作した携帯端末4との間で通話路が形成され、患者との間で通話がなされる。
但し、担当看護師が所定時間内に応答しなかった場合は、親機CPU27の制御で呼び出しを次に設定されている看護師の携帯端末4に切り替える。この2番目の呼び出しは、呼出操作した患者に最も近い場所にいると判断された看護師に対して行われる。この近い看護師の判断は、看護師位置記憶部26とマップ情報記憶部25の情報とを基に行われ、マップ情報記憶部25には例えば表1に示すような廊下灯2間の距離情報、即ち病室間の距離情報が記憶されている。この情報と、呼出操作した患者の病室情報とで、患者の病室から最も近い病室にいる看護師が看護師位置記憶部26から選択され、その携帯端末4の呼び出しが行われる。
尚、最も近い病室に居る看護師が複数の場合は、担当看護師と同一チームの看護師を更に選択する等優先順位が設定されて1人を呼び出すよう設定されているが、複数の看護師を同時に呼び出すよう設定しても良い。
Figure 0005027480
表1は、101号室〜108号室までは各病室間が3メートルであり、108号室と208号室の間には階段があり距離は12メートル有ることが示され、この情報がマップ情報記憶部25に記憶されている。このようなマップ情報において、例えば104号室と106号室に看護師が居る時に、 101号室の患者から呼び出しがあったとすると、101号室から104号室までは9メートル、106号室までは15メートルで有ることが親機CPU27により計算され、短い方の104号室に居る看護師が選択されて、その携帯端末4の呼び出しが行われる。
このように、ID受信部が看護師IDを受信することで、個々の看護師の現在位置をID受信部を設置した廊下灯単位で、即ち病室単位で把握できる。よって、ナースコール子機からの呼び出しに対して、呼出操作が行われたナースコール子機の病室に最も近い病室に居る看護師の携帯端末に対して呼出通知を行うことができ、呼び出しに対する素速い対応が可能となる。
また、最初に患者の状態をよく知っている担当看護師が呼び出され、応答がない場合に近くに居る看護師を呼び出すため、患者の状況をよく知っている担当看護師が応答できなくても近くにいる看護師を応答するのでスムーズに応対できる。
更に、看護師が常時携行する携帯端末にID発信装置を取り付けることで、携帯端末をID受信部に翳す等の操作をすればID情報を送信でき、簡易な操作でID送信操作ができるし、ID発信装置を別途携行する必要がないので、看護師の負担を少なくできる。
尚、このように1台のID受信部14で、入室/退室を判断する場合、看護師の照合忘れを防ぐために、病室の扉にID照合により解錠する電気錠を設けて必ず入室、退室時にID照合を行うようにしてもよい。
図4は、上記第1の実施形態の変更例を示し、看護師が入室/退室時に送信操作するID受信部14を入室と退室とで別体とした構成と成っている。廊下灯2に入室時に送信操作する第1ID受信部14aが設けられ、廊下灯2の裏側となる病室内に退室時に送信操作する第2ID受信部14bが設けられている。尚、上記図1と共通する構成要素には同一の符号を付与してある。
この場合、廊下灯2は図5に示すように構成されている。第2ID受信部14bと通信する廊下灯第3IF18cを備え、壁を隔てて病室内に設置された第2ID受信部14bに信号線により接続されている。
このナースコールシステムの看護師位置登録操作は次のように実施される。看護師は、病室に入る際に廊下灯2の第1ID受信部14aにIDカード8を翳す。そして出る際に病室内に設置された第2ID受信部14bにIDカード8を翳す。
このように、入室時と退室時にID送信操作するID受信部が異なるので、IDカードを翳す度に入室/退室の何れの情報入力か確認する必要が無くなり、看護師の負担を軽減できるし、入室操作と退室操作を間違えることがない。
図6は、本発明に係るナースコールシステムの第2の実施形態を示す構成図であり、上記図1と同一の構成要素には同一の符号を付与してある。また、廊下灯2の構成はID受信部がない点を除けば上記図2と同様の構成であるし、ナースコール親機3に関しても上記図3と同様の構成である。
但し、マップ情報記憶部25には、廊下灯2(ID受信部)の設置場所情報ではなくPHS基地局7の設置場所情報が記憶され、例えば表2に示すような情報が記憶されている。
Figure 0005027480
病院内に設置されるPHS基地局7は、屋外において携帯電話として利用されているPHSシステムとは異なり、5〜10メートル間隔の短い間隔で設置されている。そのため、表2に示すように各PHS基地局7の場所で病室をある程度特定でき、個々の病室に対して近い位置にいる看護師を判断することが可能となる。尚、ここでは、病室番号は連続番号で設けられ、病室は番号順に配置されているとして親機CPU27が判断するよう設定されている。
PHSシステムでは、携帯端末4が通信可能なPHS基地局7をPBX交換機が選択するために常時位置通報のための携帯端末のID信号を発信している。この信号により、携帯端末4に最も近いPHS基地局7をPBX交換機6が特定でき、このPHS基地局情報を制御機CPU31が入手し、ナースコール親機3に伝送されて看護師位置記憶部26に記憶される。
例えば、104号室の患者から呼び出しがあった時に、101号室と107号室に看護師が居たとすると、104号室に対応したPHS基地局7である第2アンテナに対して、親機CPU27は第4アンテナより第1アンテナの方が近いと判断し、101号室に居る看護師の携帯端末4に呼出報知が成される。但し、このPHS基地局7の場所で判断する場合、看護師が病室内に居なくても居場所を判断でき、104号室近くの廊下に看護師が居る場合は、その存在を把握して最初にこの看護師に呼出通知を行うことができる。
このように、個々のPHS基地局設置場所を記憶することで、個々の看護師の現在位置をPHS基地局の設置場所単位で把握できる。よって、ナースコール子機からの呼び出しに対して、呼出操作が行われたナースコール子機の病室に最も近い場所に居る看護師の携帯端末に対して患者からの呼出通知を行うことができ、呼び出しに対する素速い対応が可能となる。
尚、上記実施形態において、患者・看護師情報記憶部23、携帯・看護師情報記憶部24、マップ情報記憶部25、看護師位置記憶部26をナースコール親機3に設けているが、これらの一部或いは全てを制御機5に設けても良いし、専用のサーバを備えている場合はサーバに記憶させても良い。また、RFIDカード8は電源を内蔵した構成であっても良い。
また、患者・看護師情報記憶部23に記憶する担当看護師、担当チーム、また看護師の携行する携帯端末の呼び出し順序等は自由に設定することができる。
本発明に係るナースコールシステムの第1実施形態を示す構成図である。 図1の廊下灯の回路ブロック図である。 図1のナースコール親機のブロック図である。 第1実施形態の変更例を示す構成図である。 図4の廊下灯のブロック図である。 本発明に係るナースコールシステムの第2実施形態を示す構成図である。
符号の説明
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、4・・携帯端末、5・・制御機、6・・PBX交換機、7・・PHS基地局、8・・RFIDカード(ID発信装置)、13・・患者情報記憶部、14・・ID受信部(ID受信装置)、14a・・第1ID受信部、14b・・第2ID受信部、16・・確認灯、23・・患者・看護師情報記憶部(担当看護師情報記憶部)、24・・携帯・看護師情報記憶部、25・・マップ情報記憶部、26・・看護師位置記憶部、27・・親機CPU(呼出制御手段)。

Claims (5)

  1. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機からの呼び出しを廊下にて報知する廊下灯と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、患者からの呼び出しに応答するために看護師が携行する携帯端末と、システムを制御する制御機とを備えたナースコールシステムであって、
    前記携帯端末と看護師を関連付けた携帯・看護師情報記憶部と、看護師が携行して看護師ID情報を発信するID発信装置と、少なくとも前記廊下灯或いはその近傍に設置され、前記ID発信装置から発信されたID情報を受信するID受信装置と、前記ID受信装置の設置場所と個々の病室までの距離を記憶したマップ情報記憶部と、看護師の現在位置を記憶する看護師位置記憶部と、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出先の看護師を選択して呼出制御する呼出制御手段と、を備え、
    前記呼出制御手段は、ID情報を受信したID受信装置の場所情報を基に個々の看護師の現在位置を前記看護師位置記憶部に記憶し、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出操作した患者に最も近くに居る少なくとも1人の看護師を前記看護師位置記憶部及び前記マップ情報記憶部の情報から特定し、当該看護師が携行する携帯端末を呼出制御することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 個々の患者の担当看護師を記憶する担当看護師情報記憶部を有し、前記呼出制御手段は、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、担当看護師の携行する携帯端末を呼び出した後、所定時間が経過しても応答が無かった場合に、呼出操作した患者に最も近い看護師を前記看護師位置記憶部の情報から特定し、その看護師の携帯端末を呼出制御することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記廊下灯に第1ID受信装置、病室内に第2ID受信装置と、1病室に対して2箇所にID受信装置が設置され、前記呼出制御手段は前記第1ID受信装置がID情報を受信したら入室と判断し、前記第2ID受信装置がID情報を受信したら退室と判断することを特徴とする請求項1又は2記載のナースコールシステム。
  4. ID発信装置は携帯端末に組み付けられて成ることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  5. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、前記ナースコール子機からの呼び出しを廊下にて報知する廊下灯と、ナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機と、患者からの呼び出しに応答するために看護師が携行するPHS型の携帯端末と、システムを制御する制御機とを備えたナースコールシステムであって、
    前記携帯端末と看護師を関連付けた携帯・看護師情報記憶部と、前記携帯端末と通信するために廊下等に設置された複数の基地局と、個々の前記基地局に対して近い病室の関係を記憶したマップ情報記憶部と、看護師の現在位置を記憶する看護師位置記憶部と、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出先の看護師を選択して呼出制御する呼出制御手段とを備え、
    前記呼出制御手段は、前記携帯端末が発信するID情報を受信する基地局から個々の看護師の現在位置を前記看護師位置記憶部に記憶し、前記ナースコール子機から呼び出しが成されたら、呼出操作した患者に最も近くに居る少なくとも1の看護師を前記看護師位置記憶部及び前記マップ情報記憶部の情報から特定し、当該看護師が携行する携帯端末を呼出制御することを特徴とするナースコールシステム。
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