JP5674203B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護者を呼び出すナースコールシステムに関し、特に、看護師や介護者が患者や被介護者に対応中であるか否かを判別可能とするナースコールシステムに関する。
従来、患者や被介護者(以下、まとめて患者と記載する)の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されたナースコール子機と看護師や介護者(以下、まとめて医療従事者と記載する)の居る部屋などに設置されたナースコール親機とを有線や無線などにより接続している。また、ナースコール子機とナースコール親機との間には廊下灯や制御機などが接続されている。
ここで、廊下灯は、病室などの部屋の出入口近傍の廊下側の壁面に取り付けられている。また、廊下灯は、取り付けられている病室の番号やその病室に入院している患者の氏名などの患者情報を表示している。また、廊下灯は、ナースコール親機と連動しており、ベッド近傍に設置されたナースコール子機により患者が呼び出しを行うと、ナースコール子機は、ナースコール親機および医療従事者が携行する無線端末装置に呼び出しを通知するとともに、廊下灯に呼び出しを通知する。このとき、廊下灯は廊下灯に設けた点灯装置を点灯させる。これにより、医療従事者は、呼び出しを行った患者が居る病室を外から特定することができる。
ところで、患者がナースコール子機を操作して呼び出しを行った場合に、廊下灯の点灯装置を周期的に点滅させ、医療従事者が患者の居る病室に行って復旧の操作を行うと点灯装置を連続点灯させて、看護を終えた医療従事者が病室を出るときに再び復旧の操作を行うと点灯装置を消灯させる技術が知られている(例えば、特許文献1など)。ここで、特許文献1に記載の技術では、医療従事者が病室内で看護を行っている場合には、廊下灯の点灯装置が連続点灯状態であるので、病室内で医療従事者が看護を行っていることを他の医療従事者に知らせることができる。
また、特許文献1に記載の技術では、ナースコール子機から呼び出しが行われた場合に、復旧の操作を行うことで、ナースコールシステムを待機状態に戻している。復旧の操作が行われないと、ナースコールシステムが待機状態に戻らなくなり、呼び出しを行ったナースコール子機から再び呼び出しを行うことができなくなってしまうため、医療従事者は、一回目の復旧の操作については、必ず行うと考えられる。しかしながら、看護を終えた医療従事者が病室を出るときに行う復旧の操作については、実際の復旧を行うわけではないため、復旧の操作をし忘れてしまう可能性が高くなってしまうという問題があった。
このような問題を解決するために、ICカードを対象者に持たせ、非接触式の装置で通信を行って、特定エリアへの入退場を管理する入退管理システムが知られている(例えば、特許文献2など)。この特許文献2に記載の技術を上述した特許文献1に記載の技術に適用すると、病室へ入室した医療従事者が携行するICカードを非接触式の装置で読み取った場合には、一回目の復旧の操作を行ったと判断して、ナースコールシステムを待機状態に戻し、病室から退室した医療従事者が携行するICカードを非接触式の装置で読み取った場合には、二回目の復旧の操作を行ったと判断して、廊下灯を消灯させることができる。
しかしながら、上述した従来技術では、既に医療従事者が病室内に居る状態でその病室内のナースコール子機により呼び出しが行われ、他の医療従事者が入室した後に、先に入室していた医療従事者が退室すると、医療従事者が看護中であるのにも関わらず廊下灯が消灯してしまうという問題があった。
特開平10−286239号公報 特開2005−275720号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコール子機による呼び出しに対して医療従事者による看護が病室内で行われていることを廊下灯にて表示する際に、医療従事者が病室を出るときに表示を停止する操作を忘れてしまったり、医療従事者による看護中に誤って表示が停止したりすることを防止できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、病室の出入口近傍の廊下側に設置された廊下灯に、ナースコール子機を呼び出しが行われる前の状態に戻すために操作される復旧操作部と、ナースコール子機による呼び出しが行われていること、および、ナースコール子機による呼び出しに対して医療従事者が病室内で看護を行っていることを表示する表示部とを取り付け、医療従事者に識別情報を送信可能な無線機を携行させる。また、病室の出入口を通過した無線機から識別情報を読み取る非接触式の読取装置、および、病室への入退室を区別して検出する入退室検出装置を設置する。そして、ナースコール子機による呼び出しに対して復旧操作部が操作されるとナースコール子機を呼び出しが行われる前の状態に戻し、復旧操作部が操作されてから所定時間内に入退室検出装置が入室を検出し、かつ、読取装置が識別情報を読み取った場合に、ナースコール子機による呼び出しに対して医療従事者が病室内で看護を行っていることを表示部に表示させ、その状態で入退室検出装置が退室を検出し、かつ、読取装置が同一の識別情報を再度読み取った場合に、表示部の表示を停止させるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール子機による呼び出しに対して復旧操作部の操作が行われてから所定時間内に病室の出入口を通過した医療従事者が、ナースコール子機による呼び出しを行った患者に対して看護を行った医療従事者であると特定されて、ナースコール子機による呼び出しに対して看護を行っていることが表示されるので、それ以外の医療従事者が病室を出ても表示が停止することはない。また、特定された医療従事者が病室を出た場合には、表示が停止するので、医療従事者が病室を出るときに表示を停止させる操作を忘れてしまうことがなくなる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの動作例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、廊下灯(特許請求の範囲の廊下灯および特許請求の範囲の制御装置を兼ねる)10、無線機20、読取装置30、入退室検出装置40、ナースコール親機50を備えて構成されている。また、本実施形態によるナースコールシステムは、他の標準的な構成要素として、例えば、病院内の通信センターに設置される図示しないハンディナースコール主装置、図示しない構内交換機(PBX:Private Branch Exchange)、図示しない公衆網、図示しない無線ユニットを備えている。ハンディナースコール主装置には無線ユニットが接続されている。
また、PBXは、公衆網に接続されている。ハンディナースコール主装置は、例えば構内PHS(Personal Handy-phone System)対応の交換装置からなるもので、内部制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線と、局線と、保守とを備える。ここで、ハンディナースコール主装置の内線にはそれぞれ無線ユニットの無線基地局が接続されている(何れも図示せず)。無線基地局は、それぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する構内PHSとの間で無線回線を介して接続されている。また、ハンディナースコール主装置の局線には構内交換機が接続されている。携帯端末は、医者や看護師、介護者(以下、まとめて医療従事者と記載する)が携行する。
ナースコール子機1は、患者の居る病室のベッド近傍に設置されており、子機制御部2、呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。子機インターフェース4は、廊下灯10の廊下灯インターフェース12に接続されており、ナースコール子機1と廊下灯10とを電気的に接続する。ここで、患者が医療従事者を呼び出したい場合には、患者は呼出操作部2を操作する。すると、子機制御部2は、呼出信号を生成する。
ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と区別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報が用いられる。また、子機インターフェース4は、子機制御部2により生成された呼出信号を廊下灯10およびナースコール親機50に出力する。また、ナースコール子機1は、呼び出しを行うと次の呼び出しを行うことができない状態になるが、この状態を呼び出し前の待機状態に戻すための復旧信号を入力することで、次の呼び出しを行うことができるようになる。
廊下灯10は、病室の出入り口近傍の廊下側の壁面に設置されており、設置されている病室の番号やその病室に入院している患者の氏名などの患者情報を表示している。ここで、廊下灯10は、制御部11、廊下灯インターフェース12、表示部13、復旧操作部14、計時部15を備えて構成されている。制御部11は、廊下灯10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。廊下灯インターフェース12は、ナースコール子機1の子機インターフェース4に接続されており、廊下灯10とナースコール子機1とを電気的に接続する。また、廊下灯インターフェース12は、ナースコール親機50の親機インターフェース52に接続されており、廊下灯10とナースコール親機50とを電気的に接続する。
表示部13は、ナースコール子機1による呼び出しが行われたことを表示するとともに、廊下灯10が設置された病室内でナースコール子機1による呼び出しに対して医療従事者が看護を行っていることを表示する。具体的には、表示部13は、表示ディスプレイなどの表示装置やランプなどの点灯装置などの少なくとも一つの装置により構成されている。ここで、廊下灯インターフェース12がナースコール子機1から呼出信号を入力した場合には、制御部11は、表示部13を動作させる。このとき、制御部11は、第1のパターンで表示部13を動作させる。例えば、制御部11は、表示ディスプレイにナースコール子機1による呼び出しが行われていることを表示させたり、ランプを点滅させたりする。
復旧操作部14は、ナースコール子機1による呼び出しが行われたことに気付いた医療従事者によって操作されるものであり、ナースコール子機1により呼び出しが行われていることが表示部13に表示されている状態で操作されると、制御部11は、ナースコール子機1を呼び出しが行われる前の状態に戻すための復旧信号を生成する。生成された復旧信号は、廊下灯インターフェース12によりナースコール子機1へ出力される。計時部15は、時間を計測するためのものであり、タイマーなどにより構成される。
無線機20は、医療従事者によって携行され、無線機20毎に異なる識別情報を送信する。読取装置30は、廊下灯インターフェース12に接続されており、病室の出入口を通過した無線機20から送信された識別情報を読み取る。具体的には、読取装置30は所定の範囲(例えば、少なくとも出入口を含む範囲)に近付いた無線機20に無線にて電源を供給し、電源を供給された無線機20は識別情報を送信する。すると、読取装置30は送信された識別情報を受信する。
入退室検出装置40は、廊下灯インターフェース12に接続されており、病室への人の出入りを区別して検出する。また、入退室検出装置40は、例えば、廊下側に設けた第一の発光部および第一の受光部と、病室側に設けた第二の発光部および第二の受光部とを組み合わせて構成される(何れも図示せず)。そして、第一の発光部から照射された赤外線が第一の受光部にて受光され、第二の発光部から照射された赤外線が第二の受光部にて受光されている状態で、第一の発光部から照射された赤外線が遮られた後に第二の発光部から照射された赤外線が遮られた場合には、人の入室が検出される。一方、第二の発光部から照射された赤外線が遮られた後に第一の発光部から照射された赤外線が遮られた場合には、人の退室が検出される。ここで、入退室検出装置40は、人の入室を検出した場合に入室検出信号を出力し、人の退室を検出した場合に退室検出信号を出力する。
ナースコール親機50は、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置されており、親機制御部51、親機インターフェース52、記憶部53、報知部54を備えて構成されている。親機制御部51は、ナースコール親機50の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース52は、廊下灯10の廊下灯インターフェース12に接続されており、ナースコール親機50と廊下灯10とを電気的に接続する。また、親機インターフェース52は、ナースコール子機1から出力された呼出信号を、廊下灯10を介して入力する。
記憶部53は、メモリやハードディスクドライブなどの記憶装置により構成されており、各ナースコール子機1の子機識別情報と患者を識別するための患者識別情報(例えば、患者氏名など)とを対応付けて記憶している。報知部54は、スピーカなどの音声出力装置や表示ディスプレイなどの表示装置、ランプなどの点灯装置の少なくとも一つの装置により構成されている。ここで、親機インターフェース52がナースコール子機1から呼出信号を入力した場合には、親機制御部51は、報知部54を動作させる。このとき、親機制御部51は、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶部53に記憶されている患者識別情報を読み出し、スピーカから報知音を出力させたり、表示ディスプレイに呼び出しが行われていることおよび呼び出しを行った患者の患者識別情報を表示させたり、ランプを点滅させたりする。この状態で、ナースコール親機50に設けられた図示しないハンドセットなどで医療従事者による応答が行われると、親機制御部51は、報知部54の動作を停止させる。
応答した医療従事者などがナースコール子機1による呼び出しを行った患者が居る病室に赴いて、廊下灯10に設置されている復旧操作部14を操作すると、制御部11は、第1のパターンで動作していた表示部13を第2のパターンで動作させる。例えば、制御部11は、ナースコール子機1による呼び出しに対して医療従事者が病室内で看護を行っていることを表示ディスプレイに表示させたり、ランプを常時点灯させたりする。
同時に、制御部11は、計時部15を動作させる。そして、計時部15が計測した時間が所定時間になるまでに、入退室検出装置40が人の入室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から識別情報を読み取ったか否かを制御部11にて判定する。ここで、制御部11は、廊下灯インターフェース12が入室検出信号を入力したか否かによって、人の入室を検出したか否かを判定する。また、制御部11は、廊下灯インターフェース12が読取装置30から識別情報を入力したか否かによって、読取装置30が無線機20から識別情報を読み取ったか否かを判定する。
入退室検出装置40が人の入室を検出しなかったり、読取装置30が無線機20から識別情報を読み取らなかったりしたと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、表示部13の表示を停止する。すなわち、表示ディスプレイに表示されている内容を消去したり、ランプを消灯したりする。
一方、入退室検出装置40が人の入室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から識別情報を読み取ったと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、その識別情報を一時的に記憶する。そして、入退室検出装置40が人の退室を検出し、かつ、一時的に記憶している識別情報と同一の識別情報を読取装置30が無線機20から再度読み取ったか否かを制御部11にて判定する。
入退室検出装置40が人の退室を検出しなかったり、読取装置30が無線機20から一時的に記憶している識別情報と同一の識別情報を読み取らなかったりしたと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、表示部13を第2のパターンで引き続き動作させる。すなわち、制御部11は、ナースコール子機1による呼び出しに対して医療従事者が病室内で看護を行っていることを表示ディスプレイに表示させたり、ランプを常時点灯させたりする。
一方、入退室検出装置40が人の退室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から一時的に記憶している識別情報と同一の識別情報を読み取ったと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、表示部13を停止する。すなわち、表示ディスプレイに表示されている内容を消去したり、ランプを消灯したりする。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作例を説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの動作例を示す図である。まず、ナースコール子機1では、子機操作部3が操作されたか否かを子機制御部2にて調べる。子機操作部3が操作されたと子機制御部2にて判断した場合には、子機制御部2は、呼出信号を生成して、子機インターフェース4により出力する。この状態で、ナースコール子機1では、子機インターフェース4が復旧信号を入力したか否かを子機制御部2にて調べる。廊下灯10の廊下灯インターフェース12は呼出信号を入力し、制御部11は、表示部13を第一のパターンで動作させる(図2(a)〜(c)の「呼び出し」に該当する)。
この状態で、制御部11は、復旧操作部14が操作されたか否かを調べる。復旧操作部14が操作されたと制御部11にて判断した場合には、制御部11は、復旧信号を生成してナースコース子機1に出力する。復旧信号を入力したナースコール子機1では、子機制御部2が、ナースコール子機1を呼び出しが行われる前の状態に戻す。また、復旧操作部14が操作されたと制御部11にて判断した場合には、制御部11は、表示部13を第2のパターンで動作させる(図2(a)〜(c)の「復旧操作」に該当する)。それと同時に、制御部11は、計時部15を動作させ、所定時間内に読取装置30が無線機20から識別情報を読み取り、かつ、入退室検出装置40が人の入室を検出したか否かを制御部11にて調べる。
所定時間内に読取装置30が無線機20から識別情報を読み取り、かつ、入退室検出装置40が人の入室を検出したと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、表示部13の第2のパターンの動作を継続させる(図2(a)および図2(c)の「所定時間内に入室」に該当する)。一方、所定時間内に読取装置30が無線機20から識別情報を読み取らなかったり、入退室検出装置40が人の入室を検出しなかったりしたと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、表示部13の動作を停止させる(図2(b)の「所定時間内に入室」に該当する)。
制御部11が表示部13を第2のパターンで動作させている状態で、入退室検出装置40が人の退室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から読み取った識別情報と同一の識別情報を読取装置30が再度読み取ったか否かを制御部11にて調べる。入退室検出装置40が人の退室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から読み取った識別情報と同一の識別情報を読取装置30が再度読み取ったと制御部11にて判定した場合には、制御部11は表示部13の動作を停止させる(図2(a)の「入室した医療従事者が退室」に該当する)。
一方、入退室検出装置40が人の退室を検出したものの、読取装置30が無線機20から読み取った識別情報とは別の識別情報を読取装置30が読み取ったと制御部11にて判定した場合には、制御部11は、表示部13の第2のパターンの動作を継続させる(図2(c)の「他の医療従事者が退室」に該当する)。この場合、入退室検出装置40が人の退室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から読み取った識別情報と同一の識別情報を読取装置30が再度読み取ったか否かの判定を繰り返す。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、病室の出入口近傍の廊下側に設置された廊下灯10に、ナースコール子機1を呼び出しが行われる前の状態に戻すために操作される復旧操作部14と、ナースコール子機1による呼び出しが行われていること、および、ナースコール子機1による呼び出しに対して医療従事者が病室内で看護を行っていることを表示する表示部13とを取り付ける。また、医療従事者に識別情報を送信可能な無線機20を携行させ、病室の出入口を通過した無線機20から識別情報を読み取る非接触式の読取装置30を設置する。また、病室への入退室を区別して検出する入退室検出装置40を設置する。そして、ナースコール子機1による呼び出しに対して復旧操作部14が操作されてから所定時間内に入退室検出装置40が入室を検出し、かつ、読取装置30が医療従事者によって携行されている無線機20から識別情報を読み取った場合に、制御部11は、ナースコール子機1による呼び出しに対して医療従事者が病室内で看護を行っていることを表示部13に表示させる。その状態で、入退室検出装置40が退室を検出し、かつ、読取装置30が無線機20から同一の識別情報を再度読み取った場合に、制御部11は表示部13の表示を停止させるようにしている。
これにより、ナースコール子機1による呼び出しに対して復旧操作部14の操作が行われてから所定時間内に病室の出入口を通過した医療従事者が、ナースコール子機1による呼び出しを行った患者に対して看護を行っている医療従事者であると特定されて、ナースコール子機1による呼び出しに対して看護を行っていることが表示されるので、それ以外の医療従事者が病室を出ても表示が停止することがなくなるという効果が得られる。また、特定された医療従事者が病室を出た場合には、表示が停止するので、医療従事者が病室を出るときに表示を停止させる操作を忘れてしまうことがなくなるという効果が得られる。
なお、前述した実施形態では、病室が一つしか存在していないが、これに限定されない。例えば、複数の病室が存在し、各病室の廊下灯10と読取装置30と入退室検出装置40とを関連付けておくようにしても良い。
また、前述した実施形態では、表示部13の制御を廊下灯10に設けた制御部11にて行っているが、これに限定されない。例えば、ナースコール親機50で表示部13の制御を行うようにしても良い。
また、前述した実施形態では、計時部15はタイマーにより構成されているが、これに限定されない。例えば、計時部15がカウンターなどにより構成されるようにしても良い。要は、計時部15が時間の長さを計測することができれば良い。
また、前述した実施形態では、時計部15を廊下灯10に設けるようにしているが、これに限定されない。例えば、ナースコール親機50に時計部を設けるようにしても良い。
また、前述した実施形態では、ナースコール子機1に子機操作部3を設け、子機操作部3が操作された場合に子機制御部2が呼出信号を生成するようにしているが、これに限定されない。例えば、ナースコール子機1に患者の動作を検出する検出部を設け、検出部が患者の動作を検出した場合に子機制御部2が呼出信号を生成するようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール子機
2 子機制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 廊下灯
11 制御部
12 廊下灯インターフェース
13 表示部
14 復旧操作部
15 計時部
20 無線機
30 読取装置
40 入退室検出装置
50 ナースコール親機
51 親機制御部
52 親機インターフェース
53 記憶部
54 報知部

Claims (1)

  1. 病室内に設置され、前記病室内の患者による呼び出しを検出するナースコール子機と、
    前記病室の出入口近傍の廊下側に設置され、前記ナースコール子機を前記呼び出しが行われる前の状態に戻すために操作される復旧操作部と、前記ナースコール子機による呼び出しが行われていることを表示するとともに前記ナースコール子機による呼び出しに対して医療従事者が前記病室内で看護を行っていることを表示する表示部とを有する廊下灯と、
    医療従事者によって携行され、自装置を他の装置と識別するための識別情報を送信する無線機と、
    前記病室の出入口を通過した無線機から前記識別情報を読み取る非接触式の読取装置と、
    前記病室への人の出入りを区別して検出する入退室検出装置と、
    時間を計測する計時部と、前記ナースコール子機が呼び出しを検出した場合に、前記ナースコール子機による呼び出しが行われていることを前記表示部に表示させ、この状態で前記復旧操作部が操作されたときには、前記ナースコール子機を前記呼び出しが行われる前の状態に戻すとともに前記計時部を動作させ、前記復旧操作部が操作されてから所定時間内に前記入退室検出装置が入室を検出し、かつ、前記読取装置が前記無線機から識別情報を読み取った場合に、前記ナースコール子機による呼び出しに対して医療従事者が前記病室内で看護を行っていることを前記表示部に表示させて、この状態で前記入退室検出装置が退室を検出し、かつ、前記読取装置が同一の識別情報を再度読み取った場合に、前記表示部の表示を停止させる制御部とを有する制御装置と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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