JP5013860B2 - ラテックス凝集アッセイについての包括的な方法 - Google Patents

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Description

(発明の背景)
本発明は、イムノアッセイに関する。このイムノアッセイにおいて反応物の凝集の度合は、サンプル中に存在する分析物の量を示すために用いられる。凝集アッセイは、長年に亘り抗原の存在または非存在の決定において用いられてきた。例えば、U.S.3,171,783は、妊娠を診断するための凝集アッセイの使用を記載する。より具体的には、本発明は、アッセイに関し、このアッセイにおいて、凝集は、特定の分析物に対するラテックス粒子に結合体化した抗体と、目的の分析物とキャリア分子との間の別の結合体との複合体の形成により生じる。サンプルが分析物を含む場合、これは結合体化した分析物と競合し、そして複合体の形成を減少させ、従って凝集を阻害する。凝集の度合に対する効果は、分光光度計において光の吸収によって測定され得る。しかしながら、この方法は欠点を有し、例えば、測定されるべき特定の抗原(分析物)を、アッセイにおいて用いられる試薬の一つとして供給することが必要である。さらに、別の試薬は、測定されるべき抗原(分析物)に特異的な抗体を含まねばならず、この抗体はまたラテックス粒子に結合体化されている。
凝集アッセイの実行は、アッセイにおいて用いるために、目的の分析物に特異的な抗体を、一般的には動物においてこのような抗体を発生させ、そしてこの抗体を回収および精製することによって得ることを必要とする。この抗体は、ラテックス粒子に結合体化(付着)され、そしてアッセイの第1の成分として用いられる。サンプル中に存在すると予測されるものに対応する分析物(抗原)は、合成的調製により、あるいは天然の供給源からの精製により得られ、次いで、キャリア分子(例えば、タンパク質またはポリマー)に結合体化され、そしてアッセイの第2の成分として用いられる。この抗原および抗体は一緒に結合するので、アッセイの第1の成分および第2の成分を合わせる場合、上に記載される大きな複合体が形成される。しかしながら、結合体化した分析物を含むサンプルが、第2の成分と最初に混合される場合、サンプル中に存在する任意の分析物は第2の成分中の分析物と競合し、そして凝集処理を干渉する。このような干渉の影響は、サンプル中の分析物の量に依存し、そしてこれは分光学的に決定され得る。
本発明は、ちょうど記載された凝集技術を用いて、分析物(デオキシピリジン、Dpd)に対するイムノアッセイの開発中に、予想外に発見された。ラテックス粒子に結合体化した非特異的抗体が、凝集において生じる、分析物に特異的な抗体と結合する能力を有することが見出された。この効果は、サンプル中の分析物の存在によって阻害され、そしてサンプル中の分析物の量を決定するために測定され得た。分析物が、ラテックス粒子に結合体化している分析物に特異的な抗体と合わさったキャリアに結合体化した場合に、凝集が起こると予測されてきた。しかしながら、凝集は、分析物が存在しない場合でさえ起こることが見出された。さらに、分析物の非存在下で、分析物に特異的な抗体は、非特異的(ジェネリック)抗体に結合していた。サンプル中に分析物が存在する場合、これは存在する分析物の量に応じて凝集を干渉し、より単純であるが、しかし類似の凝集アッセイを可能にする。以下の実施例において示されるように、この新しい方法は、これが種々の供給源からの抗体に対して使用可能であると示されてきたので、一般的適用を有すようである。
ピリジノリンおよびデオキシピリジノリンの存在をモニタリングすることは、骨コラーゲンの分解を決定するための方法として示唆されてきた。例えば、U.S.5,620,860において、およびU.S.5,736,344において、抗体とピリジニウム(ピリジノリンおよびデオキシピリジノリンを含む)架橋との間に形成される免疫複合体の量が、ピリジニウム架橋の存在を示すために測定された。この免疫複合体を測定するために使用される手段は、比色定量シグナルを生成するためのレポーター酵素、好ましくはアルカリホスファターゼの使用を含んだ。
U.S.4,469,797は、心臓病患者に投与される薬物であるジゴキシンの濃度をモニタリングする方法を考察する。凝集技術を含む、種々のタイプのイムノアッセイを使用され得ることが示唆された。
(発明の要旨)
本発明は、概して、改良された凝集イムノアッセイとして記載され得、ここで、反応成分の一つにおいて、決定されるべき分析物の結合体を含むことを必ずしも必要としない。
本発明は、以下の工程:
・ラテックス粒子に結合体化したジェネリック抗体(例えば、マウスIgGに対する抗体)を含む第1の試薬を得る工程;
・決定されるべき分析物に特異的な抗体(例えば、この分析物のモノクローナル抗体)を含む第2の試薬を得る工程;
・サンプル流体と第1の試薬とを合わせる工程;
・第2の試薬を、合わせた第1の試薬およびサンプルに添加する工程;
・合わせた第1の試薬およびサンプルに、第2の試薬を添加することにより生じた凝集の度合いを測定する工程;
・この凝集の度合を、サンプル中の分析物の量と相関させる工程、
を包含するように、より具体的に記載され得る。
一つの実施形態において、分析物はデオキシピリジノリン(Dpd)である。別の実施形態において、分析物はジゴキシンである。第3の実施形態において、分析物はテオフィリンである。
別の局面において、本発明は上記のイムノアッセイを実行するためのシステムを包含する。
(好ましい実施形態の説明)
(予想外の発見)
骨密度を測定するための試験、骨粗鬆症および特定の疾患の検出のための試験における強い関心のために、デオキシピリジノリン(Dpd)の存在についてのイムノアッセイが開発されてきた。例えば、上で議論されたUS5,620,861(ここで、標識された抗体が、尿中でDpdの存在に対して呈色反応を生成するために使用される)を参照のこと。本発明者らは、Dpdを測定するために凝集技術を使用することの可能性を調査していた。本発明者らは、ラテックスに結合体化したジェネリック抗体に、Dpd特異的抗体を付加することにより、ラテックス粒子に結合体化したジェネリック抗体(すなわち、Dpdに非特異的)の粒子サイズを決定しようと意図した。このラテックスに結合体化した抗体がジェネリックであり、そしてDpdに特異的で無かったので、Dpd特異的抗体の単層のみが、ラテックス粒子に付加されるだろうと予想された。驚いたことに、このDpd特異的抗体は、ラテックス粒子に付加し続け、従って、誰も予想していなかった凝集が生成されたことが見出された。次いで、Dpdを付加することにより凝集を阻害することが見出された際に、改善されたアッセイが、実現可能であることが発見された。
(抗体)
この新しいイムノアッセイにおいて有用な抗体は、市販のものを含む種々の供給源から得られ得る。抗体作製の方法は、当該分野において公知であり、そして本発明の一部ではない。以下の実施例は、抗マウスIgG(免疫グロブリンクラス)ならびにウサギおよびヤギからの抗体を、ラテックスに結合体化したジェネリック抗体として使用したが、他の類似の抗体の供給源(例えば、ヒツジ)も使用可能である。特定の分析物に対する抗体へのジェネリック抗体の結合体化は、重鎖(すなわち、Fc部分)で生じる必要があることが見出された。抗体の軽鎖(Fab部分)に対して特異的なジェネリック抗体は、十分な凝集反応を提供しなかった。
測定される分析物に特異的な抗体は、それらが分析物上の一つの特異的エピトープに対する結合体化を提供するので、通常モノクローナル抗体である。分析物に特異的なポリクローナル抗体が試験されていないとはいえ、モノクローナル抗体の応答に類似の応答が見出されるだろうということが考えられている。
(分析物)
実施例において、本発明の方法がデオキシピリジノリン、ジゴキシンおよびテオフィリンを用いて実証されてきたことが理解される。しかしながら、本発明はこれらの分析物に限定されず、イムノアッセイにおいて目的の他の分析物(例えば、hCGおよびトロポニン)と共に使用され得る。
(ラテックス粒子)
ラテックス粒子は、イムノアッセイの分野において周知であり、そして市販されている。それらは、一般的に水溶懸濁液の形態において供給される。この粒子は、典型的には約1〜100μmの直径を有し、そして抗体に結合体化し得る反応性の成分を含み、本発明の第1の試薬である、ジェネリック抗体に結合体化したラテックス粒子を形成する。
(新しい方法)
サンプル中の分析物の存在は、ラテックス粒子に結合体化したジェネリック抗体を含む第1の試薬を、分析物を含んでいると予想されるサンプルと合わせ、次いでその分析物に特異的な抗体を含む第2の試薬が添加された場合に生じる凝集の度合により測定される。凝集の度合は、サンプル中の分析物の量に相関する。あるいは、第2の試薬が最初に添加され、サンプルが2番目に添加され得るが、必ずしも同一の結果を伴わない。
(マウスIgGに対するラテックス結合抗体の調製)
以下の実施例において使用されるマウスIgGに対するラテックス結合体化抗体の代表的な調製は、以下のとおりである:
使用される材料は以下である:
・181ueq/gで100nm粒子を有する10%ラテックス−COOH(Bangs P0001040CN);
・25mM MES(2−N−モルホリノ)エタンスルホン酸、pH6.1−2.665gmのMES(Sigma M5283)を450mLの水に添加し、0.1N NaOHでpH6.1に調整し、500mLにして、0.22μmフィルターを通して濾過することによって、500mL調製した;
・25mM MOPSO(3−N−モルホリノ)−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、pH7.4−0.2810gmのMOPSO(Sigma 8389)を450mLの水に添加し、0.1N NaOHでpH7.4に調整し、500mLにして、0.22μmフィルターを通して濾過することによって調製した;
・EDAC(N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミドヒドロクロライド)(10mg/mL)−15.2mgのEDAC(Sigma E1769)を秤量し、使用の直前に1.52mLの水を添加して調製した;
・BSA(ウシ血清アルブミン)(50mg/mL);
・0.5Mエタノールアミン(Sigma E9508)pH8.5−ストック16Mエタノールアミンを1:32に希釈し、酢酸でpH8.5に調整することによって調製した;
・マウスIgGに対する抗体−ウサギまたはヤギ由来(Pierce 31194またはSigma);
・保存緩衝液:0.1Mグリシン、pH8.2、2mg/mL BSA、0.05% Triton X−100、0.17M NaCl、0.2%NaN
ストックラテックスを、5.0mLの25mM MES、pH6.1と共に2.2mLのストック10%ラテックス粒子を添加することによって洗浄し、Beckman J2−21遠心機ローターJA−20において、16×76mm遠心管を用いて、20,000rpmで60分間遠心分離した。上清を捨て、そしてこのラテックスペレットを5mL MES緩衝液中に再懸濁した。遠心分離を繰り返し、そして上清を捨てた。このラテックスペレットを、MES緩衝液で2.2mLまで再懸濁させ、次いでこの混合物を氷槽において30秒間超音波処理し、次いで使用時まで5℃で保管した。
保存したラテックス粒子を、再び超音波処理し、そして粒子サイズを測定した(平均109.3nm)。超音波処理した粒子の吸光度を、530nMで測定し、そして固体の割合を、標準曲線から決定した(88.6mg/mLまたは8.86%固体)。
200μLのラテックス粒子(20mg)を、500,000mwカットオフを有するAmicon(登録商標)Centriconコンセントレーター中の800μLの25mM MES、pH6.1に添加した。0.1044mLの10mg/mL EDAC溶液を添加した。次いで、この混合物を200rpmで回転させながら90分間混合した。
このセントリコンを、回転板から取りだし、そして5,500rpmで50分間遠心分離し、濾液を捨てた。900μLの、このMES緩衝液を、セントリコン中の20mgラテックス粒子に添加し、そしてこの混合物を超音波処理した。200μgの抗マウスIgGを、ボルテックスしながらこのラテックスに添加した(10μg抗体/mgラテックス)。この混合物を、200rpmで60分間回転させ、選択した抗体へのラテックス粒子の結合体化を完了させた。
20μLの0.5エタノールアミンを、20mgの抗体/ラテックスに添加し、そして200rpmで20分間回転した。次に、10μLの5%BSA溶液を添加し、そしてこの混合物を200rpmで30分間回転した。このエタノールアミンおよびBSAは、ラテックス粒子に結合体化していない抗体上の結合部位をブロックするために供する。
過剰抗体(結合していない)を、次に25mM MOPSO溶液を用いて、ラテックス粒子から4回洗浄した。各洗浄に対して、900μLのMOPSO溶液を、セントリコンコンセントレーターに添加し、超音波処理し、次いで5,500rpmで50分間遠心分離した。濾液を、遠心分離の各期間の後に取り除き、そしてすべての過剰BSAがいつ取り除かれたか決定するために吸光度を280nMで測定した。
この洗浄工程により得られたラテックスに結合体化した抗体ペレットを、900μLの緩衝液と合わせ、超音波処理し、そしてバイアルに移した。次いで、さらに900μLの緩衝液を、このCentricon管に添加し、超音波処理し、そしてバイアルに移した。十分な緩衝液を、このバイアルに添加し、総量を3mLにし、そして超音波処理した。530nMで吸光度を測定し、ラテックス濃度を決定した。
(実施例1:比較)
本実施例において、慣習的な凝集プロトコルを、操作可能であるように示す。530nMの光波および37℃で凝集の度合を測定するRoche Cobas分析器を使用した。ラテックス粒子とマウスIgG(Fc画分)に対する抗体との結合体(200μL)を、0nMまたは200nMのDpdを含んでいる25μLのサンプルと混合した。次いで、Dpdに対する抗体を添加し、そして吸光度を読取り、Dpdの存在に関連する凝集の度合いを示した。ニュートラビジン(Neutravidin):ビオチン(ラテックス粒子を含んでいるものとラテックス粒子を含んでいないものの両方)と結合体化したDpd(分析物)を含んでいるサンプルについて試験した。下の表において、「ダブルラテックスシステム」と標識される試験とは、マウスIgG抗体およびDpd(分析物)を含むサンプルの両方がラテックス粒子に結合体化された試験をいう。「シングルラテックスシステム」と標識される試験においては、Dpdを含むサンプルはラテックス粒子に結合体化されないが、R1−9〜R−11と標識される結果については、Dpdはニュートラビジン:ビオチンに結合体化された。R1−14およびR1−17の結果において、Dpdはキャリアに結合体化されなかった。後者の試験において、R1−14およびR1−17と標識される結果は、サンプル中にDpd(分析物)が存在しない場合を示し、Dpdに対する抗体をマウスIgG抗体/ラテックスと合わせた場合に、凝集がさらに起こり、そしてDpdが存在する場合、凝集は減少された。試験R1−9、R1−10、R1−11およびR1−14を比較試験する場合、この結果は、ニュートラビジン:ビオチンキャリアまたはラテックス粒子の使用に依存しなかったことが理解され得る。従って、従来の凝集アッセイは、本発明によって単純化され得る。ラテックス粒子に結合体化したジェネリック抗体は、目的の分析物に特異的な抗体と接触した場合、凝集を引き起こし、そしてこの凝集の度合いは、分析物の存在によって減少される。
Figure 0005013860
(1)ダブルラテックスシステムにおける、ラテックス粒子に対するアビジン:ビオチンキャリアに結合体化したDpd(分析物)の量。
(2)(3)mA/分において報告される吸光度に対する、サンプル中に存在するDpdの量。
(4)mA/分における吸光度における違い。
(5)Dpd(<Dpd>)に対する抗体の添加後の、吸光度測定の時間。
(実施例2)
上の試験において、マウスIgGに対する抗体を、(Dpdに対する抗体のような)抗体のFc画分であると示した。上記のR1−14およびR1−17のように報告された試験と類似の試験において、Dpdに対する抗体は、Fc画分ではなく、代わりにF(ab’)(2)フラグメントであった。このF(ab’)(2)フラグメントは、抗原に結合体化する抗体の一部分であり、一方Fc部分は抗原を破壊し得る免疫系の細胞(例えば、貪食細胞)に結合体化する。実施例1において示された結果とは対照的に、Dpdに対する抗体のF(ab’)(2)フラグメントは、凝集を引き起こさないことが見出された。分析物(抗原)に対する抗体は、Fc部分であるべきであり、そして凝集は分析物に対する抗体のFc部分によって影響を受けると結論付けられ得る。
(実施例3)
実施例1におけるR1−14およびR1−17の試験と類似するが、分析物としてDpdの代わりにピリジノリン(Pyd)を使用して、別の試験を実施した。凝集が起こったことが見出されたが、それはPydによってほとんど阻害されていないことが見出された。従って、本発明のアッセイは、Dpdの存在を測定するために有用であるが、Pyd化合物には関しないと結論付けられた。
(実施例4)
実施例3の結果を、実施例1(R1−14およびR1−17)におけるDpdに対する抗体の変わりに、ジゴキシンに対する抗体を用いた別の試験において確認した。凝集は達成されたが、分析物としてDpdを添加することにより、凝集を阻害しなかった。従って、このアッセイのDpdに対する特異性および、非特異的結合が確認された。
(実施例5)
実施例1において使用した吸光度における変化、すなわち0分と2分との間の差を報告する第2の方法を選択して、試験を実施し、従来の凝集アッセイと本発明のアッセイ方法とを比較した。各アッセイにおいて使用される3つの成分を以下のようにまとめた:
Figure 0005013860
10μgの結合体化したマウスIgGおよび40μgのニュートラビジン:ビオチン−Dpdを、5μg/mgのDpdに対する抗体(すなわち、従来のアッセイにおける<Dpd>)と合わせた。本発明のアッセイにおいて、10μgの結合体化したマウスIgG(Fc)を、5μg/mgの<Dpd>と合わせた。このDpdを、漸増量で添加し、2分後に吸光度を測定した。結果を表Bにまとめた。
Figure 0005013860
Dpdの添加に伴う吸光度の変化は、マウスIgGに対する抗体に結合体化したラテックス粒子の凝集における阻害を示す。吸光度についての効果は、従来のアッセイと比較して、本発明のアッセイにおいて有意に大きいことが理解され得る。
より詳細な研究を、本発明のアッセイに対して実施し、その精度を試験した。0nM〜200nMの範囲のDpdにおいて、変異係数は10%未満であったことが見出された。
(実施例6)
本発明のアッセイを、Dpdではなくジゴキシン(治療用薬物)を用いて繰返した。使用した要素は以下のとおりである:
第1の成分:ラテックス−マウスIgG(Fc)に対する抗体、10μg
第2の成分:ジゴキシンに対する抗体(<ジゴキシン>)、5μg/mg
サンプル:ジゴキシン
このアッセイを、ジゴキシンをDpdに置き換えて繰返した。この試験の結果を以下の表に示す。
Figure 0005013860
実施例4のDpdシステムにおける、ジゴキシンの使用において真だったように、Dpdはジゴキシンシステムの凝集を阻害しなかったということが理解され得る。しかしながら、本発明のアッセイは、第2の成分がジゴキシンに対する抗体であった場合に、ジゴキシンの存在を測定することにおいて有用であった。
(実施例7)
凝集の阻害が、ラテックス粒子に結合体化したマウスIgG(Fc)に対する抗体の濃度によって影響を受けることが見出されてきた。最適な濃度は、実験において見出され、上記の実施例において代表的に使用した10μg/mg濃度のマウスIgG(Fc)に対する抗体を、10倍、20倍および40倍に希釈した。Dpd(分析物)の0nMの添加と100nMの添加との間の吸光度変化を測定し、そして以下の表において比較した。Dpdに対する抗体を、また変えた。なぜならその濃度が凝集の度合に影響を及ぼすからである。Dpd抗体の3種類の濃度(5.34μg/mg、13.34μg/mgおよび26.68μg/mg)を試験した。
Figure 0005013860
13.34μg/mLのDpdに対する抗体(<Dpd>)での、ラテックス/抗マウスIgGの約20倍希釈の最適な希釈が、凝集阻害において最大の変化を提供することが理解され得る。
(実施例8)
ラテックス粒子に結合体化したマウスIgG(Fc)に対する抗体(10μg/mg)の20倍希釈および実施例7において見出されるDpdに対する抗体(<Dpd>)(13.34μg/mL)を使用して、最適な凝集阻害、種々の濃度のDpd(分析物)の一連の16複製物を提供した。概して、変異係数は10%以下であることが見出された。例外を、Dpdの最も低い濃度に限定した。
(実施例9)
前述の実施例により、ヤギおよびウサギの供給源から得たマウスIgG(Fc)に対するラテックスに結合体化した抗体を使用して得た結果を報告してきた。マウスIgGに対する抗体の他の供給源のさらなる試験を実施し、そして以下に報告する。使用した供給源は、以下のとおりであった:
(a)マウスIgG(Fc)に対するウサギ由来抗体
(b)マウスIgGに対するウサギ由来抗体−異なる供給業者からの(a)の複製
(c)マウスIgG(Fc)に対するヤギ由来抗体
(d)マウスIgG(Fab)に対するヤギ由来抗体
(e)マウスIgG(重鎖および軽鎖)に対するウサギ由来抗体
(f)マウスIgG(重鎖)に対するヤギ由来抗体
(g)ヒト血清タンパク質に対して吸収される、マウスIgG(Fc)に対するヤギ由来抗体。
これらの抗体(a)〜(g)の各々を、ラテックス粒子(10μg/mL)に結合体化させた。Dpdに対する抗体の濃度は、13.34μg/mLであった。Dpd(分析物)を、0nMと309nMとの間の濃度で添加した。0.5秒後および120秒後に吸光度を測定した。結果を以下の表に示す:
Figure 0005013860
マウスIgGに対する抗体の供給源は、この結果に関し重要では無かったが、使用される抗体の一部分は、Dにおいて示される(Fab部分が凝集しなかった)ように重要であり得たことが見出され得る。サンプル間の吸収の変化において、有意な差が存在した。
(実施例10)
本発明の方法を、ヒト血清中のテオフィリンの存在をモニタリングするために使用した場合、ヒト血清が凝集に影響を及ぼすようであることが見出された。実験において、マウスIgG(Fc)に対するウサギ由来抗体の10μgと結合体化したラテックスを、ヒト血清中において、テオフィリンに対するモノクローナル抗体および3つの既知濃度のテオフィリン(Chiron)と合わせた。
ヒト血清の効果のさらなる研究を、マウスIgG(Fc)に対するウサギ由来抗体およびテオフィリンに対するモノクローナル抗体を用いて実施した。テオフィリンを含まない血清を、試験し、次いで血清で希釈し、血清が血清中にテオフィリンを含む場合に見られた結果の原因であるか否か決定した。結果を以下の表に示す。
Figure 0005013860
上の表から、血清が凝集を強く阻害していたことは明らかである。血清を緩衝溶液で1:512の比率で希釈した後、血清の効果は実質的に排除された。
その後、血清のサンプルを、10,000分子量、100,000分子量および500,000分子量未満の分子を遮断するCentriconフィルターを通して濾過した。これらの濾過した血清サンプルを、次いで類似のアッセイにおける濾過していない血清と比較し、以下の結果を伴った:
Figure 0005013860
血清サンプルにおいて、10,000分子量および100,000分子量よりも大きい分子は、凝集に有意に影響せず、一方500,000MW未満の分子を含むサンプルは凝集を阻害したので、血清中の約100,000MWよりも大きい分子が、阻害効果の原因であるということが結論付けられた。
(実施例11)
87個の臨床的尿サンプルのセットを、ラテックス粒子に結合体化したマウスIgG(Fc)に対するウサギ由来抗体の10μg/mLおよびDpdに対する抗体の13.34μg/mLを用いて試験した。この結果を、Bayer Immuno−1TM Auto Analyzer(Dpd Assay)を用いて得られた結果と比較した。この結果は、方向性は似ていたが、相関を85%まで改善する4つの範囲外にある値を取り除いたにも関わらず、統計的な相関はわずかに約50%であった。

Claims (17)

  1. 粒子の凝集によってサンプル中の分析物の存在を決定するための方法であって、該方法は以下:
    (a)ラテックス粒子に結合体化した第1の抗体を含む第1の試薬を得る工程;
    (b)該分析物に特異的な第2の抗体を含む第2の試薬を得る工程;
    (c)該サンプルと該第1の試薬とを合わせる工程;
    (d)該第2の試薬を、工程(c)の該合わせたサンプルおよび第1の試薬に添加する工程;
    (e)工程(d)により生じる凝集の度合を測定する工程;および
    (f)工程(e)において測定された凝集の度合を、該サンプル中の分析物の量と相関させる工程、
    を包含し、
    該第1の抗体は、該第2の抗体のFc部分に対して特異的であり、
    分析物が存在しないとき、第の試薬と第の試薬とを合わせると、凝集がおこる、方法。
  2. 前記分析物が、デオキシピリジノリン(Dpd)である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記分析物が、ジゴキシンである、請求項1に記載の方法。
  4. 前記分析物が、テオフィリン(theophylline)である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の抗体が、マウスIgGに対する抗体である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記マウスIgGに対する抗体が、ウサギに由来する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記マウスIgGに対する抗体が、ヤギに由来する、請求項5に記載の方法。
  8. 前記分析物に特異的な第2の抗体が、モノクローナル抗体である、請求項1に記載の方法。
  9. 粒子の凝集によってサンプル中の分析物の存在を決定するためのシステムであって、該システムは以下:
    (a)ラテックス粒子に結合体化した第1の抗体を含む第1の試薬;
    (b)該分析物に特異的な第2の抗体を含む第2の試薬であって、分析物が存在しないとき、第1の試薬と第2の試薬とを合わせると、凝集を引き起こ試薬;および
    (c)該ラテックス粒子の凝集によって、所定の波長で吸収される光の量を測定し、それにより、該サンプルと、該第1の試薬と該第2の試薬とを合わせた場合に、サンプル中の該分析物の存在の効果を決定する、手段、
    を備え、
    該第1の抗体は、該第2の抗体のFc部分に対して特異的である、
    システム。
  10. 前記分析物が、Dpdである、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記分析物が、ジゴキシンである、請求項9に記載のシステム。
  12. 前記分析物が、テオフィリンである、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記第1の抗体が、マウスIgGに対する抗体である、請求項9に記載のシステム。
  14. 前記マウスIgGに対する抗体が、ウサギに由来する、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記マウスIgGに対する抗体が、ヤギに由来する、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記分析物に特異的な第2の抗体が、モノクローナル抗体である、請求項9に記載のシステム。
  17. 粒子の凝集によってサンプル中の分析物の存在を決定するための方法であって、該方法は以下:
    (a)ラテックス粒子に結合体化した第1の抗体を含む第1の試薬を得る工程;
    (b)該分析物に特異的な第2の抗体を含む第2の試薬を得る工程;
    (c)該第2の試薬と該第1の試薬とを合わせる工程;
    (d)該サンプルを、工程(c)の該合わせた第1の試薬および第2の試薬に添加する工程;
    (e)工程(d)により生じる凝集の度合を測定する工程;および
    (f)工程(e)において測定された凝集の度合を、該サンプル中の分析物の量と相関させる工程、
    を包含し、
    該第1の抗体は、該第2の抗体のFc部分に対して特異的であり、
    分析物が存在しないとき、第の試薬と第の試薬とを合わせると、凝集がおこる、方法。
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