JP5013750B2 - セルスタック及び燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の燃料電池セル間にそれぞれ板状集電部材を配置し、燃料電池セルと板状集電部材とを電気的に接続してなるセルスタック及び燃料電池に関する。
次世代エネルギーとして、近年、例えば、燃料電池セルのセルスタックを収納容器内に収容した燃料電池が種々提案されている。固体電解質形燃料電池は、複数の燃料電池セルを電気的に接続したセルスタックを収納容器内に収容して構成され、燃料電池セルの燃料極層側に燃料ガス(水素)を流し、空気極層(酸素極層ともいう。)側に空気(酸素)を流して600〜900℃の高温で発電する。燃料電池セル間を電気的に接続するためには、従来からフェルト状や板状の集電部材が用いられている。
従来、セルスタックとして、燃料電池セル間に板状の集電部材を配置し、燃料電池セルと板状集電部材とを導電性ペーストで接合し、燃料電池セルと集電部材との間を電気的に接続したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−19239号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来のセルスタックでは、燃料電池セルの酸素極層に、板状集電部材を導電性ペーストで接合していたため、板状集電部材の酸素極層への接合強度が低いという問題があった。
即ち、燃料電池セルの酸素極層は、酸素を固体電解質層まで供給する必要があったため多孔質であり、酸素極層の固体電解質層への接合強度が低い上、さらに、多孔質酸素極層上に板状集電部材を接合する必要があるため酸素極層と板状集電部材との接合強度も低くなり、板状集電部材が燃料電池セルから剥離することにより、結果として、発電出力が低下するという問題があった。
本発明は、板状集電部材の燃料電池セルへの接合強度を向上し、接続抵抗を低減して高出力を達成できるセルスタック及び燃料電池を提供することを目的とする。
本発明のセルスタックは、固体電解質層を酸素極層と燃料極層とで挟持してなる複数の燃料電池セル間に、一方の前記燃料電池セルの酸素極層と他方の前記燃料電池セルの燃料極層とを電気的に接続するように、それぞれ板状集電部材を配置するとともに、前記燃料電池セルの前記酸素極層に前記板状集電部材を接合してなるセルスタックであって、前記酸素極層を、前記固体電解質層上に設けられた第1酸素極層と、該第1酸素極層上に設けられた第2酸素極層とを具備して構成するとともに、前記第1酸素極層が前記第2酸素極層よりも平均粒径が小さい導電性セラミック粒子から構成し、かつ前記板状集電部材の一方側主面が前記第1酸素極層に接合し、前記板状集電部材の側面が前記第2酸素極層に接合していることを特徴とする。第1酸素極層は平均粒径が1μm以下の導電性セラミック粒子からなることが望ましい。
このようなセルスタックでは、緻密な固体電解質層上に微粒な導電性セラミック粒子からなる第1酸素極層が強固に接合し、さらに、第1酸素極層は微粒な導電性セラミック粒子同士が強固に接合しているため強度が大きい。このような第1酸素極層上に板状集電部材の主面が接合されているため、第1酸素極層の固体電解質層への接合強度を向上でき、ひいては板状集電部材の固体電解質層への接合強度を向上できる。
また、本発明のセルスタックは、前記第1酸素極層が、前記第2酸素極層よりも緻密質であることを特徴とする。このようなセルスタックでは、第1酸素極層の固体電解質層への接合強度を向上できるとともに、板状集電部材の第1酸素極層への接合強度を向上でき、従って、板状集電部材の固体電解質層への接合強度を向上できる。
さらに、本発明のセルスタックは、前記第1酸素極層及び前記第2酸素極層が、La及びFeを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなることを特徴とする。このようなセルスタックでは、第1酸素極層及び第2酸素極層が、La及びFeを含有するペロブスカイト型複合酸化物、例えば、LaSrCoFeO系からなるため、LaMnO系と異なり、酸素イオン伝導性と電子伝導性を併せ持つ混合導電性を有し、微粒でかつ緻密な導電性セラミック粒子からなる第1酸素極層であっても、酸素極としての機能を発揮できる。従って、より緻密な第1酸素極層を形成したとしても、酸素極としての機能を発揮できるとともに、板状集電部材の固体電解質層への接合強度を向上できる。
また、本発明のセルスタックは、前記板状集電部材が、Crを含有する耐熱性合金の表面に、Znを含有するCr拡散防止層と、LaとFe又はMnとを含有するペロブスカイト型複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有する被覆層とを順次積層してなることを特徴とする。
また、前記板状集電部材が、Crを含有する耐熱性合金の表面に、Znを含有するCr拡散防止層と、前記燃料電池セルの酸素極層を構成する成分の少なくとも一部を含有するペロブスカイト型複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有する被覆層とにより順次積層してなることを特徴とする。
このようなセルスタックでは、Cr拡散防止層により耐熱性合金中のCrが外部に拡散することを防止することができ、燃料電池セルのいわゆるCr被毒を防止することが可能なセルスタックを実現することができる。また、燃料電池セル間に集電部材を配置し、集電部材と燃料電池セルの酸素極層とを接合しても、被覆層が、酸素極層を構成する成分の少なくとも一部を含有するペロブスカイト構造の複合酸化物と、Cr拡散防止層、導電層を構成する亜鉛酸化物とを含有するため、又はLaとFe又はMnとを含有するペロブスカイト型複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有するため、被覆層が酸素極層と耐熱合金との中間の熱膨張係数を有することができるため、燃料電池セルの酸素極層と耐熱合金との熱膨張率の差を縮小することができ、酸素極層と板状集電部材との剥離を抑制することができ、燃料電池セル間の電気的接続信頼性を向上できる。
即ち、板状集電部材としては、導電率の高い合金が採用され、さらに高温下で使用されることから、耐熱合金が望ましく採用され、このような導電率の高い耐熱合金として、Crを10〜30質量%含有する合金が一般的に用いられる。しかしながら、Crを含有する合金からなる集電部材を燃料電池セル間に配置し、複数の燃料電池セルを電気的に接続した場合、燃料電池を長期間稼働させると、集電部材中のCrが集電部材の外部に拡散してしまい、拡散したCrは酸素極層と固体電解質層との界面に達し、活性を劣化させてしまう。この現象は、いわゆるCr被毒といわれ、燃料電池セルの発電能力の低下を招くこととなる。
このようなCr被毒を防止するため、従来、Crを含有する合金の表面をMn、Fe、Co、Niで被覆することが行われている(特表平11−501764号公報)が、Cr含有合金の表面をMn、Fe、Co、Niで被覆した場合、Cr含有合金中のCrが外部に拡散することをある程度抑制することができるものの、未だCrの拡散が多い。また、燃料電池セル間に集電部材が配置され、集電部材と燃料電池セルの部材とが接合され、電気的な接続を実現するが、集電部材を、Crを含有する合金の表面にMn、Fe、Co、Ni等の被覆層を設けて構成した場合、合金の表面の被覆層と、該被覆層が接合する燃料電池セルの部材との熱膨張率の差により、集電部材と燃料電池セル間が剥離し、燃料電池セルの電気的接続ができなくなる虞があった。これに対し、本発明のセルスタックでは、上記したように、Cr拡散防止層により耐熱性合金中のCrが外部に拡散することを防止することができ、燃料電池セルのいわゆるCr被毒を防止することが可能なセルスタックを実現することができるとともに、被覆層が酸素極層と耐熱合金との中間の熱膨張係数を有することができるため、燃料電池セルの酸素極層と耐熱合金との熱膨張率の差を縮小することができ、酸素極層と板状集電部材との剥離を抑制することができ、燃料電池セル間の電気的接続信頼性を向上できる。
本発明の燃料電池は、上記セルスタックを収納容器内に収納してなることを特徴とする。このような燃料電池では、燃料電池セルへの板状集電部材の接合強度を向上でき、燃料電池の長期信頼性を向上できる。
本発明のセルスタックでは、第1酸素極層が固体電解質層上に強固に接合し、第1酸素極層に板状集電部材の主面が強固に接合されているため、板状集電部材の固体電解質層への接合強度を向上できる。
図1は本発明のセルスタックを示すもので、セルスタックは、複数の燃料電池セル1間に板状集電部材20を配置し、複数の燃料電池セル1を電気的に接続して構成されている。
図2は、板状集電部材20を示す斜視図であり、図3及び図4は図2に示す板状集電部材20の表面層202の被覆状態を示す説明図である。図3は図2に示すA−A線断面図であり、図4は図1の燃料電池セルとの接合構造を拡大して示す断面図である。板状集電部材20は、図2に示すように、例えば耐熱性合金の板を櫛刃状に加工し、隣り合う刃を交互に反対側に折り曲げて構成されている。
この集電部材20は、Crを含有する合金からなる耐熱性合金(以下、集電基材という。)201の表面に、Znを含む材料からなる表面層202を設けて構成されている。ここで、表面層202は、Cr拡散防止層202aと被覆層202bとがこの順に集電基材201の表面に積層されるように構成される。また、集電部材20は、図2に示すような形状のものに限定されるものではなく、例えば、円筒状、メッシュ状のものであってもよい。
集電基材201としては、導電性及び耐熱性の高いCrを10〜30質量%含有する合金、例えばFe−Cr系合金、Ni−Cr系合金等が用いられる。また、Cr拡散防止層202aは、スピネル構造、コランダム構造、ウルツ鉱構造及び岩塩構造のうち少なくとも一種、またはこれらと類似の構造を持つ金属酸化物である。特に、Cr拡散防止層202aはZn−Mn系スピネルからなるもので、Fe、Cr等の元素を含有してもよい。Cr拡散防止層202aはZn−Mn系スピネル、例えば、(Zn,Mn)Mnから形成される。ZnとMnを含む金属酸化物はCrを固溶しにくいために、Crの拡散を抑制する効果を有している。
Cr拡散防止層202aと被覆層202bとの界面に元素として亜鉛を含有する導電層が設けられているのでもよい。この導電層はZnOを含有するものであり、純粋なZnOは絶縁体であるが、Zn1+δOは陽イオン過剰型のn型半導体となり、価数の高い不純物元素を添加することによっても、n型の不純物半導体となる。ここで、ZnO中のZnは、+2価のイオンとなっているため、+3価以上のイオンとなる金属元素を固溶させることによって導電性が付与される。+3価以上のイオンとなる金属元素としては、特にAl、Feが望ましい。Al、Feを固溶させた酸化亜鉛からなる導電層は、大気中、発電温度近傍550℃〜900℃で、1S・cm−1以上の導電率を有することが好ましい。
被覆層202bは、燃料電池セルの酸素極層を構成する成分の少なくとも一部を含有するペロブスカイト構造の複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有するもので、具体的にはLaとFe又はMnとを含有するペロブスカイト型複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有する。さらに具体的には、酸素極層の形成等に用いられるペロブスカイト型複合酸化物、例えば、LaFeO系又はLaMnO系と、ZnOとから構成することができる。
このような被覆層202bは、酸素極層に用いられるLaFeO系、LaMnO系と、Cr拡散防止層202a、導電層に用いられるZnOとを含有するため、被覆層202bが酸素極層と集電基材のCr拡散防止層202a、導電層との中間の熱膨張係数を有することになり、燃料電池セルと集電部材との接合信頼性を向上でき、電圧低下の少ない長期信頼性に優れた燃料電池を得ることができる。
集電基材201中のCrは気化し外部に拡散してしまうので、Cr拡散防止層202aは、集電基材201の少なくとも表面全面を覆うように、緻密に設けることが好ましい。
Cr拡散防止層202aは2μm以下、特には1μm以下であれば、ある程度絶縁性であっても集電部材20としての導電性に影響を与えることがない。
本発明のCr拡散防止層202aは、ディッピングによる場合は、Zn又はZnOを含有するペースト中に集電基材201を浸漬し、熱処理により、或いは発電時の加熱により形成することができる。
即ち、Cr拡散防止層がZn−Mn系スピネルからなる場合には、例えば、Mnを含有する集電基材201を用いて、これを、例えば、Zn又はZnOとFe又はAlとを含有するペースト中に浸漬し、熱処理することにより、集電基材201表面にZn−Mn系スピネルからなるCr拡散防止層202aが形成され、このCr拡散防止層202a表面にZnO中にFe又はAlを含有する導電層を形成することができる。
また、Mnを含有しない集電基材201を用いる場合、これを、例えば、Zn又はZnOと、Fe又はAlと、Mnを含有するペースト中に浸漬し、熱処理することにより、Zn−Mn系スピネルからなるCr拡散防止層202aが形成され、ZnO中にFe又はAlを含有する導電層を形成することもできる。
さらに、集電基材201にZn−Mn系スピネルからなるCr拡散防止層202aを形成した後、Cr拡散防止層202aが形成された集電基材201を、例えば、Zn又はZnOと、Fe又はAlとを含有するペースト中に浸漬し、熱処理することにより、Zn−Mn系スピネルからなるCr拡散防止層202a上に、ZnO中にFe又はAlを含有する導電層を形成することもできる。
導電層の表面に被覆層202bを形成する場合には、酸素極層の形成等に用いられるペロブスカイト構造、LaFeO系、LaMnO系と、ZnOとを含有するペースト中に浸漬し、熱処理することにより形成することができる。
尚、Cr拡散防止層202aの表面に被覆層202bを形成する場合には、Zn−Mn系スピネルを含有するペースト中に集電基材201を浸漬し、熱処理してCr拡散防止層202aを形成した後、酸素極層の形成等に用いられるペロブスカイト構造、LaFeO系、LaMnO系と、ZnOとを含有するペースト中に浸漬し、熱処理することにより形成することができる。
Cr拡散防止層202aは、ディッピング(Cr拡散防止層用の亜鉛を含有する液中に集電基材を浸漬する浸漬塗布法)に加え、メッキ、蒸着等の方法を用いて形成されるが、コスト的にはディッピングが望ましい。
導電層の厚みは、集電基材201の耐用時間にもよるが、ディッピングの場合、1〜100μmが好ましく、5〜50μmがより好ましい。厚さを5μm以上とすることにより、エアーの巻き込みなどによる空隙発生を防止できる。又、厚さを50μm以下とすることにより、集電基材201との熱膨張差による内部応力を最小限に抑制できると共に、導電性の低下を抑制し、形成を容易にすることができる。
燃料電池セル1は、図5に示すように、中空平板型であり、平板状の支持基板10と、平板状の支持基板10の周囲に設けられた燃料極層2、固体電解質層3、酸素極層4、インターコネクタ5、及び酸素極材料層14とを備え、支持基板10は、さらに内部に、燃料電池セル1の積層方向に交わる方向(セル長さ方向)に伸びた複数の燃料ガス通路16を有するように構成される。
支持基板10は、例えば、多孔質かつ導電性の材料からなり、図5に示すように横断面が平坦部と平坦部の両端の弧状部とからなっている。平坦部の対向する面の一方とその両端の弧状部を覆うように多孔質の燃料極層2が設けられており、この燃料極層2を覆うように、緻密質な固体電解質層3が積層されており、さらに、この固体電解質層3の上には、燃料極層2に対向するように、多孔質の導電性セラミックからなる酸素極層4が積層されている。また、支持基板10の電極層2、4が設けられた面に対向する面には、緻密なインターコネクタ5が形成されている。このインターコネクタ5の表面には、酸素極材料からなる酸素極材料層14が形成されている。ここで、酸素極材料は、例えばペロブスカイト構造のLa(Fe,Mn)O、(La,Sr)(Co,Fe)O等の酸化物からなる。ただし、この酸素極材料層14については、必ずしも形成する必要はない。燃料極層2及び固体電解質層3は、図5に示すように、インターコネクタ5の両サイドまで延び、支持基板10の表面が外部に露出しないように構成されている。
このような構造の燃料電池セル1は、燃料極層2の酸素極層4と対面している部分が燃料極として作動して発電する。即ち、酸素極層4の外側に空気等の酸素含有ガスを流し、且つ支持基板10内のガス通路16に燃料ガス(水素)を流し、所定の作動温度まで加熱することにより、酸素極層4で下記の式(1)の電極反応が生じ、また燃料極層2の燃料極となる部分では例えば下記の式(2)の電極反応が生じることによって発電する。
酸素極: 1/2O+2e → O2− (固体電解質) (1)
燃料極: O2− (固体電解質)+ H → HO+2e (2)
かかる電極反応によって発生した電流は、支持基板10に取り付けられているインターコネクタ5を介して集電される。
そして、このような複数の燃料電池セル1の間には、図1、4に示すように、集電部材20が介装されて電気的に接続され、これによりセルスタックが構成されている。即ち、集電部材20が、一方の燃料電池セル1の酸素極層4に接合されると共に、隣設する他方の燃料電池セル1のインターコネクタ5に電気的に接続され、これにより、複数の燃料電池セル1が電気的に直列に接続され、セルスタックが構成されている。
酸素極層4は、固体電解質層3上に形成された第1酸素極層4aと、該第1酸素極層4a上に設けられた第2酸素極層4bとを具備して構成され、これらの第1酸素極層4a、第2酸素極層4bは導電性セラミック粒子から形成されている。第1酸素極層4aの平均粒径は第2酸素極層4bの平均粒径よりも小さい導電性セラミック粒子から形成されており、板状集電部材20の櫛刃の一方側主面が第1酸素極層4aに接合し、板状集電部材20の櫛刃の側面が第2酸素極層4bに接合している。
第1酸素極層4aは、平均粒径(レーザー回折散乱法50%)が0.7μm以下の導電性セラミック粒子を用いて形成され、厚み20μm以下とされ、第2酸素極層4bは、平均粒径(レーザー回折散乱法50%)が2〜30μmの導電性セラミック粒子を用いて形成され、厚み100μm以上とされている。また、第1酸素極層4aの緻密度は、第2酸素極層4bよりも高く設定されており、言い換えれば、第1酸素極層4aの気孔率は、第2酸素極層4bよりも低くされている。
第1酸素極層4aは、平均粒径(レーザー回折散乱法50%)が0.7μm以下の一次粒子を用いて形成され、第2酸素極層4bは、第1酸素極層4aの一次粒子が集合した二次粒子(例えば一次粒子を含有するスラリーをスプレードライすることより作製される)を用いて形成されており、これにより、第1酸素極層4aの平均粒径は第2酸素極層4bの平均粒径よりも小さくなり、また、第1酸素極層4aの気孔率は第2酸素極層4bよりも小さくなり、緻密となる。
このようなセルスタックでは、緻密な固体電解質層3上に微粒な導電性セラミック粒子からなる第1酸素極層4aが強固に接合しており、このような第1酸素極層4a上に板状集電部材20の主面が強固に接合されているため、板状集電部材20の固体電解質層3への接合強度を向上できる。尚、酸素極層4としての厚みが不足する場合には、第1酸素極層4aと第2酸素極層4bとの間に、第2酸素極層4bと同一材料からなる中間層を形成することもできる。
また、第2酸素極層4bに板状集電部材20の側面が接合しており、これにより、さらに板状集電部材20の固体電解質層3への接合強度を向上できる。尚、板状集電部材20の側面には、第2酸素極層4bのメニスカスが形成されているが、図4では簡略化して記載した。このメニスカスによっても、板状集電部材20の酸素極層4への接合強度を向上できる。また、図4では、理解を容易にするため、集電部材20の厚みを誇張して記載した。
第1酸素極層4a、第2酸素極層4bとしては、La及びFeを含有するペロブスカイト型複合酸化物、例えばペロブスカイト構造の(La,Sr)(Co,Fe)Oを用いることができ、この複合酸化物を用いることにより、第1酸素極層4aが多少緻密質であったとしても、酸素極としての機能を有することができる。
また、集電部材20は、一方の燃料電池セル1の酸素極層4に接合されるが、隣設する他方の燃料電池セル1のインターコネクタ5(酸素極材料層14)にも接合される。集電部材20のインターコネクタ5への接合は、インターコネクタ5の表面の酸素極材料層14に形成された、第2酸素極層4bと同様の接合層25に集電部材20の櫛刃を埋設し、その側面を接合層25に接合することにより行われる。
ここで、各部材の熱膨張率について説明すると、750℃において、燃料電池セルの酸素極材料として一般に用いられるLaFeO系の熱膨張率は14〜17×10−6/℃、LaMnO系は10〜11×10−6/℃であり、インターコネクタとして用いられるLaCrO系は14×10−6/℃程度であり、集電部材20については、集電基材201は11×10−6/℃程度、Zn−Mn系スピネルからなるCr拡散防止層202a、ZnO中にFe又はAlを含有する導電層は6〜8×10−6/℃である。
従って、燃料電池セルと集電部材を接合した場合には、その界面に熱膨張差に基づく応力が発生するが、被覆層202bが、酸素極層の形成等に用いられるペロブスカイト構造、LaFeO系、LaMnO系と、ZnOとを含有するため、その比率を変化させることにより、酸素極層と集電基材201との中間の所望の熱膨張率を有することができ、燃料電池セルと集電部材の接合信頼性を向上することができる。
セルスタックの製造方法について説明する。先ず、燃料電池セルの固体電解質層の表面に、(La,Sr)(Co,Fe)O等の空気極材料を含有するスラリーをスクリーン印刷にて塗布し、所定温度で焼き付けて第1酸素極層4aを形成する。この後、第1酸素極層4aの表面、及びインターコネクタ5の酸素極材料層14表面に、(La,Sr)(Co,Fe)O等の空気極材料を含有するスラリーをスクリーン印刷にて塗布し、この状態で、複数の燃料電池セル間に集電部材20を配置し、両側から押圧することにより、集電部材20の櫛刃が第1酸素極層4aに当接するとともに、第2酸素極層、接合層の塗布膜中に埋設され、この状態で、第1酸素極層4aの焼き付け温度よりも低い温度で、第2酸素極層、接合層を焼き付け、本発明のセルスタックを形成することができる。
このようなセルスタックは、図示しないが燃料ガスが供給されるマニホールドに配置され、マニホールド内に供給された燃料ガスが燃料電池セル1のガス通路16内を通過していくことになる。
燃料電池は、上記のセルスタックを収納容器内に収容し、この収納容器に、都市ガス等の燃料ガスを供給する燃料ガス導入管及び空気を供給するための空気導入管を配設することにより構成される。
まず、平均粒径0.6μmのZnO粉末に平均粒径0.5μmのFe粉末をFe換算で2mol%、平均粒径0.4μmのMn粉末をMn換算で1mol%の割合で調合した混合粉と、溶剤、バインダー、及び分散剤とを調合し、Cr拡散防止層202a、導電層の形成に用いるディッピング液を作製した。
次に、厚さ0.4mm、幅20mm、及び長さ120mmのFe−Cr系耐熱性合金板(Fe75質量%含有、残部Cr、Mn、Ni含有)からなる集電基材を、ディッピング液との濡れ性を高めるべく大気中750℃で熱処理し、ディッピング液中に浸漬して集電基材全面に塗布し、そして乾燥させた。さらに、温度100℃で1時間、引き続いて温度500℃で2時間脱バインダー処理し、温度1050℃で2時間、炉内で焼付を行い、Feを含有するZnOからなる厚さ10μmの導電層を形成し、該導電層と集電基材表面との間にZn−Mn系スピネルからなる厚み約1μmのCr拡散防止層202aを形成した。
次に、平均粒径0.6μmのZnO粉末と平均粒径0.5μmのLa0.6Sr0.4Co0.4Fe0.6(LSCF)粉末とを表1の割合になるように調合し、溶媒(IPA)と直径15mmのZrOボールと共にポリポットに入れ、回転ミルにて12時間混合した。得られた混合液を温度130℃で乾燥し、混合粉を170メッシュパスさせる。さらに、メッシュパス後の調合粉末と、アクリル系バインダーと、溶剤(ミネラルスピリッツ)と、分散剤(DBP)とをポリポットに入れ、回転ミルにて12時間混合した。混合液を温度130℃で乾燥し、この混合粉を用いて被覆層用のディッピング液を作製した。
次いで、Cr拡散防止層202a、導電層が形成された集電基材201を被覆層用のディッピング液にディッピングし、温度130℃で30分、引き続いて温度500℃で2時間脱バインダー処理を行い、温度1050℃で2時間、炉内で焼付を行い、導電層の表面に厚さ15μmの被覆層202bを形成し、集電部材を作製した。表1は、ZnOとLSCFとの各重量組成比率における熱膨張率と導電率を示す。
Figure 0005013750
表1から、LSCFの重量組成比率の増加に伴い、熱膨張率と導電率が増加することがわかる。また、ZnOとLSCFとの重量組成比率を最適化することにより、LSCFからなる酸素極層の熱膨張率15〜17×10−6/℃と、集電基材の熱膨張率6〜8×10−6/℃との中間の熱膨張率を有することができ、燃料電池用集電部材と燃料電池セルとを接合する場合に、ヒートサイクルによる剥がれや電圧低下等を抑制し信頼性を向上することが可能となる。
ZnOとLSCFとの重量組成率が50:50のテストピースの断面を、波長分散型EPMA(Electron Probe Micro-Analysis)を行って確認した。EPMA用の分析装置には日本電子製のJXA−8100を用い、測定条件を、加速電圧15kV、プローブ電流1.0×10−7A、及び分析エリア50μm×50μmとした。また、分光結晶には、LiFを用いた。この結果、LSCFにはCrの拡散がないことが確認された。
そして、燃料電池セルの固体電解質層の表面に、平均粒径(レーザー回折散乱法50%)0.4μmの(La,Sr)(Co,Fe)Oの空気極材料(一次粒子)を含有するスラリーをスクリーン印刷にて塗布し、1150℃で焼き付けて、厚み15μmの第1酸素極層4aを形成した。
この後、第1酸素極層4aの表面に、平均粒径(レーザー回折散乱法50%)3μmの(La,Sr)(Co,Fe)O(一次粒子が凝集した二次粒子)を含有する第2酸素極層のスラリーをスクリーン印刷にて塗布し、この状態で、被覆層が、ZnOとLSCFとの重量組成率が50:50の集電部材20を配置し、燃料電池セル側に押圧することにより、集電部材20の櫛刃を第1酸素極層4aに当接するとともに、第2酸素極層の塗布膜中に埋設させ、櫛刃の側面に第2酸素極層を接合し、この状態で、第1酸素極層4aの焼き付け温度よりも低い1050℃で焼き付け、厚み150μmの第2酸素極層を形成した。
酸素極層の断面の走査型電子顕微鏡写真により、第1酸素極層と第2酸素極層の(La,Sr)(Co,Fe)O粒子の粒径を比較すると、第2酸素極層よりも第1酸素極層の(La,Sr)(Co,Fe)O粒子が明らかに大きく、また、第1酸素極層の方が第2酸素極層よりも明らかに気孔率が小さく、より緻密であることを確認した。走査型電子顕微鏡写真を用いてインターセプト法により、第1酸素極層と第2酸素極層の(La,Sr)(Co,Fe)O粒子の平均粒径を測定したところ、第1酸素極層の平均粒径は0.6μm、第2酸素極層の平均粒径は5.2μmであった。さらに、走査型電子顕微鏡写真を用いて画像処理により気孔率を測定したところ、第1酸素極層の気孔率は3%であり、第2酸素極層の気孔率は33%であり、第1酸素極層は第2酸素極層よりも緻密質であった。
長さ1cmの剥離試験用に作製した集電部材を接合した燃料電池セルのインターコネクタと、集電部材に引張用部材を接合し、両側に引っ張り、その接合強度を測定したところ、集電部材と酸素極層とが剥離し、その際の接合強度は11Nであった。
一方、比較例としてのテストピースを、下記のようにして作製した。平均粒径(レーザー回折散乱法50%)0.4μmの(La,Sr)(Co,Fe)Oの空気極材料(一次粒子)を含有する第1酸素極層のスラリーをスクリーン印刷し、その表面に平均粒径(レーザー回折散乱法50%)3μmの(La,Sr)(Co,Fe)O(一次粒子が凝集した二次粒子)を含有する第2酸素極層のスラリーをスクリーン印刷し、第1酸素極層、第2酸素極層を1150℃で同時に焼き付けて形成し、厚み15μmの第1酸素極層と厚み150μmの第2酸素極層を形成した。
そして、第2酸素極層上に、接合材として、(レーザー回折散乱法50%)3μmの(La,Sr)(Co,Fe)O(一次粒子が凝集した二次粒子)を含有するスラリーをスクリーン印刷し、上記集電部材20を配置し、燃料電池セル側に押圧することにより、集電部材20の櫛刃を第2酸素極層に当接するとともに、接合材の塗布膜中に埋設させ、この状態で、第1、第2酸素極層の焼き付け温度よりも低い1050℃で焼き付けた。
酸素極層の断面の走査型電子顕微鏡写真により、第2酸素極層と接合材の(La,Sr)(Co,Fe)O粒子の粒径を比較すると、第2酸素極層と接合材はほぼ同じであり、また、第2酸素極層と接合材の気孔率はほぼ同一であった。上記実施例と同様に、第2酸素極層と接合材の平均粒径、気孔率を測定したところ、第2酸素極層の平均粒径は5.5μm、気孔率は25%であり、接合材の平均粒径は5.2μm、気孔率は32%であった。
この燃料電池セルのインターコネクタと、集電部材に引張用部材を接合し、両側に引っ張り、その接合強度を測定したところ、集電部材と酸素極層とが剥離し、その際の接合強度は2.5Nであった。
比較例では、平均粒径が大きい(気孔率が大きい)第2酸素極層上に集電部材が接合されるため、接合強度が2.5Nと小さいのに対して、本発明では、微粒の第1酸素極層上に集電部材が接合されているため、比較例よりも接合強度が11Nと大きくなることが判る。
本発明のセルスタックを示す断面図である。 図1の集電部材を示す斜視図である。 図2に示すA−A線に沿った集電部材の断面図である。 図1の一部を拡大して示す断面図である。 燃料電池セルの断面斜視図である。
符号の説明
1 燃料電池セル
2 燃料極層
3 固体電解質層
4 酸素極層
4a 第1酸素極層
4b 第2酸素極層
5 インターコネクタ
20 板状集電部材
201 集電基材
202 表面層
202a Cr拡散防止層
202b 被覆層

Claims (6)

  1. 固体電解質層を酸素極層と燃料極層とで挟持してなる複数の燃料電池セル間に、一方の前記燃料電池セルの酸素極層と他方の前記燃料電池セルの燃料極層とを電気的に接続するように、それぞれ板状集電部材を配置するとともに、前記燃料電池セルの前記酸素極層に前記板状集電部材を接合してなるセルスタックであって、前記酸素極層を、前記固体電解質層上に設けられた第1酸素極層と、該第1酸素極層上に設けられた第2酸素極層とを具備して構成するとともに、前記第1酸素極層が前記第2酸素極層よりも平均粒径が小さい導電性セラミック粒子から構成し、かつ前記板状集電部材の一方側主面が前記第1酸素極層に接合し、前記板状集電部材の側面が前記第2酸素極層に接合していることを特徴とするセルスタック。
  2. 前記第1酸素極層が、前記第2酸素極層よりも緻密質であることを特徴とする請求項1記載のセルスタック。
  3. 前記第1酸素極層及び前記第2酸素極層が、La及びFeを含有するペロブスカイト型複合酸化物からなることを特徴とする請求項1又は2記載のセルスタック。
  4. 前記板状集電部材が、Crを含有する耐熱性合金の表面に、Znを含有するCr拡散防止層と、LaとFe又はMnとを含有するペロブスカイト型複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有する被覆層とを順次積層してなることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載のセルスタック。
  5. 前記板状集電部材が、Crを含有する耐熱性合金の表面に、Znを含有するCr拡散防止層と、前記燃料電池セルの酸素極層を構成する成分の少なくとも一部を含有するペロブスカイト型複合酸化物及び亜鉛酸化物を含有する被覆層とを順次積層してなることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載のセルスタック。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれかに記載のセルスタックを収納容器内に収納してなることを特徴とする燃料電池。
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