JP5006771B2 - 並列駆動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数個の電力用半導体スイッチング素子が並列接続された回路を駆動する並列駆動装置に関するものである。
複数の電力用半導体スイッチング素子(以下、スイッチ素子と称す)を並列に接続した場合、並列接続したスイッチ素子間の飽和電圧差やゲート−エミッタ間のしきい値電圧差などの電気特性のばらつきにより、スイッチ素子に流れる電流にアンバランスが発生する。特定のスイッチ素子に電流が多く流れるとその素子の発熱が大きくなるため、素子の寿命が短くなったり故障に至るといった問題があった。
このようなアンバランスを抑制するための従来の並列駆動装置では、並列接続した各スイッチ素子の温度をセンサで検出し、検出した温度が予め設定した最大温度値よりも大きい場合にゲート電圧のレベルを減少させることで定常状態時の電流アンバランスを緩和している。また、スイッチング時に生じる過渡的な電流アンバランスは、最大温度値と各スイッチ素子の温度との温度差をもとに各スイッチ素子のターンオンまたはターンオフする時刻を変えることで緩和している(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−221619号公報
上記のような従来の並列駆動装置では、スイッチ素子を流れる所望の電流値として最大温度値を設定し、各スイッチ素子の温度と設定された最大温度値とを比較するものであるが、最大温度値を的確に設定するのは困難であり、高い値に設定されるとスイッチ素子間に大きな温度差が生じ、低い値に設定されると各スイッチ素子の本来の性能を十分に発揮することができない。また、各スイッチ素子と各駆動回路の全ての電気特性には、製造上のばらつきと温度による変化があり、このような電気特性の各種ばらつきに起因するスイッチ素子間の電流アンバランスを抑制するために、各スイッチ素子のターンオンまたはターンオフする時刻を信頼性よく演算するのは困難であった。さらに、ゲート電圧のレベルを変更させるためには、駆動回路の駆動電圧を調整することが必要で、駆動回路がモジュールに内蔵されている場合には適用できないものであった。
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、並列接続される複数の半導体スイッチング素子間の電流を、各半導体スイッチング素子の駆動電圧を調整することなく、また特別な演算を要することなく容易で簡便にバランスさせることが可能な並列駆動装置を得ることを目的とする。
この発明に係る並列駆動装置は、並列接続される複数の半導体スイッチング素子を駆動制御する装置であって、上記各半導体スイッチング素子の温度を検出する温度センサと、上記各半導体スイッチング素子の制御電極を駆動するための各駆動信号を生成する信号生成回路とを備える。そして、上記信号生成回路は、基準駆動信号を所定時間遅延させた遅延駆動信号を発生する遅延駆動信号発生回路を有して、検出された上記各半導体スイッチング素子の温度がバランスするように上記基準駆動信号と上記遅延駆動信号とを切り替えて上記各駆動信号を生成するものであり、上記温度センサの出力から上記複数の半導体スイッチング素子の内、最も低温あるいは高温の特定半導体スイッチング素子を検出し、該特定半導体スイッチング素子あるいは残りの半導体スイッチング素子のいずれか一方の駆動信号に上記遅延駆動信号を用い、他方の駆動信号に上記基準駆動信号を用いることで、該特定半導体スイッチング素子あるいは残りの半導体スイッチング素子とで低温側の素子に流れる電流量を高温側より増大させる。
この発明によると、信号生成回路が、各半導体スイッチング素子の温度がバランスするように、基準駆動信号と所定時間遅延させた遅延駆動信号とを切り替えて各半導体スイッング素子の駆動信号を生成して低温側の素子に流れる電流量を高温側より増大させるため、駆動電圧を調整することなく、また特別な演算を要することなく容易で簡便に各半導体スイッチング素子の温度、および流れる電流のアンバランスを抑制できる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による並列駆動装置について説明する。図1は、この発明の実施の形態1による並列駆動装置および該並列駆動装置により駆動制御される複数の半導体スイッチング素子を示す概略構成図である。
図に示すように、半導体スイッチング素子としてのIGBT1はダイオードが逆並列接続されて駆動回路2と共にモジュールとしてのIPM3に内蔵される。同様に、半導体スイッチング素子としてのIGBT4はダイオードが逆並列接続されて駆動回路5と共にモジュールとしてのIPM6に内蔵される。そして、2つのIGBT1、4は、コレクタ同士及びエミッタ同士が互いに接続されて並列接続される。
なお、通常IPMは複数の半導体スイッチング素子と複数の駆動回路とが内蔵されたものであるが、便宜上、半導体スイッチング素子1つだけのものを示す。
並列駆動装置は、並列接続された各IGBT1、4の制御電極であるゲート電極を個別に駆動するための複数の駆動信号S1、S2を生成する信号生成回路7と、各IGBT1、4の温度を検出する温度センサ8a、8bとを備える。信号生成回路7は、入力されたPWM信号である基準駆動信号Linを所定時間遅延させて遅延駆動信号Ldを出力する遅延駆動信号発生回路としての遅延回路9と、温度センサ8a、8bからの出力を受けて切替信号を発生する切替回路10と、切替回路10からの切替信号で基準駆動信号Linと遅延駆動信号Ldとを切り替える単極双投のスイッチ11a、11bとを備える。
並列駆動装置から出力される駆動信号S1、S2は、各IPM3、6内の駆動回路2、5に入力され、各駆動回路2、5は、駆動信号S1、S2に応じて所定の駆動電圧によるゲート指令を出力してゲート電極を駆動する。
図2は、信号生成回路7と温度センサ8a、8bとの具体的な回路構成の例を示す図である。
遅延回路9は、インバータIv1、Iv2、抵抗RおよびコンデンサCを備える。温度センサ8a、8bは正特性サーミスタで構成される。また、切替回路10は、NOR回路1、コンパレータ13およびD−フリップフロップ14を備え、IGBT1、4の温度センサ8a、8bである2つのサーミスタでVccを分圧した電圧Vthがコンパレータ13の+入力に印加される。なお、2つの温度センサ(サーミスタ)8a、8bの抵抗値をRa、Rbとすると、Vth=Vcc×Ra/(Ra+Rb)となる。コンパレータ13の−入力には、基準電圧Vref(=Vcc/2)が印加される。
各スイッチ11a、11bは、2つのAND回路(15,16)、(18,19)、インバータIv3、Iv4およびOR回路17、20を備えたセレクタ回路SA、SBで構成され、各OR回路17、20からの出力信号OA、OBが、各IGBT1、4への駆動信号S1、S2となる。
このように構成される並列駆動回路の動作について以下に説明する。各部の動作波形のタイミングチャートを図3に示す。
信号生成回路7に入力された基準駆動信号Linは、遅延回路9に入力され、遅延回路9は、基準駆動信号Linの各パルスをそのまま所定時間td(nsec)遅らせた遅延駆動信号Ldを出力する。即ち、遅延駆動信号Ldは、基準駆動信号Linの各パルスの立ち上がり(ターンオン)と立ち下がり(ターンオフ)の双方のタイミングが所定時間遅れたものとなる。
また、基準駆動信号Linと遅延駆動信号Ldとは、NOR回路12に入力され、NOR回路12の出力信号TNが、D−フリップフロップ14のクロック入力端CKに入力される。D−フリップフロップ14の入力端Dには、コンパレータ13の出力信号COが入力される。IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高いとき、コンパレータ13の出力信号COはHighとなる。逆に、IGBT4の温度がIGBT1の温度以下のとき、コンパレータ13の出力信号COはLowとなる。
D−フリップフロップ14は出力端Qから切換信号SWを発生する回路で、入力される信号COがHighのときに信号TNの立ち上がりエッジに同期して切換信号SWはHighとなり、信号COがLowのときに信号TNの立ち上がりエッジに同期して切換信号SWはLowとなる。
各セレクタ回路SA、SBには、基準駆動信号Lin、遅延駆動信号Ldおよび切換信号SWが入力される。セレクタ回路SAでは、切換信号SWがLow時の基準駆動信号Linを信号A1AとしてAND回路15から出力し、切換信号SWがHigh時の遅延駆動信号Ldを信号A2AとしてAND回路16から出力し、OR回路17からIGBT1への駆動信号S1となる信号OAを出力する。セレクタ回路SBでは、切換信号SWがHigh時の基準駆動信号Linを信号A2BとしてAND回路19から出力し、切換信号SWがLow時の遅延駆動信号Ldを信号A1BとしてAND回路18から出力し、OR回路20からIGBT4への駆動信号S2となる信号OBを出力する。
以上のように、IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高くなると、IGBT1への駆動信号S1は、基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldに切り替えられる。同時に、IGBT4への駆動信号S2は、遅延駆動信号Ldから基準駆動信号Linに切り替えられる。即ち、2つのIGBT1、4の内、温度が低い側のIGBTへの駆動信号に、立ち上がり(ターンオン)と立ち下がり(ターンオフ)の双方のタイミングが基準駆動信号Linより所定時間td遅れた遅延駆動信号Ldを用いる。
IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高いとき、基準駆動信号Linにより駆動制御されるIGBT4に流れるコレクタ電流Ic1と、遅延駆動信号Ldにより駆動制御されるIGBT1に流れるコレクタ電流Ic2と、各IGBT1、4に印加されるコレクタ−エミッタ間電圧Vceとのスイッチング波形を、図4に示す。
図4に示すように、ターンオン時には、先にターンオンしたIGBT4に大きなコレクタ電流Ic1が流れてIGBT4のターンオン損失が増加する。ターンオフ時には、遅れてターンオフするIGBT1に大きなコレクタ電流Ic2が流れてIGBT1のターンオフ損失が増加する。IGBT1のターンオフは、大きな電流をオフするものとなり、IGBTの特性からストレージタイムtsがあるため、ターンオン時よりも長時間にわたって電流が流れ、ターンオフ損失の増加分は、IGBT4でのターンオン損失の増加分よりも大きい。このため、遅延駆動信号Ldを用いたIGBT1の方が、基準駆動信号Linを用いたIGBT4よりもスイッチング損失が大きくなり、その分、発熱量も大きくなってIGBT1の温度が上昇する。
このように、温度が低い側のIGBT1への駆動信号に遅延駆動信号Ldを用いることで、IGBT1の温度を上昇させる。
なお、遅れてターンオフするIGBTに大きなコレクタ電流を流すためには、遅延時間tdがある程度長い必要があり、必要とする時間はIGBTの電気特性によって異なるが、IGBTのターンオフ時間の製造上のばらつき以上に遅延時間tdを長く設定することでターンオフ時のコレクタ電流を大きくすることができる。
また、一般的に温度が上昇してもIGBTのストレージタイムtsは大きく変化せず、製造上のばらつきや温度による電気特性の差に依らず、遅延駆動信号Ldを用いたIGBTの方が、基準駆動信号Linを用いたIGBTよりもスイッチング損失が大きい。
この実施の形態では、並列接続されるIGBT1、4の温度を比較して、低温側のIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldに切り替えることにより、特別な演算を要することなく容易で簡便に、IGBT1、4の温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。また、駆動回路2、5の前段の信号生成回路7にて駆動信号を切り替えるため、駆動電圧を調整する必要がなく、IGBT1、4が駆動回路2、5と共にモジュール(IPM3、6)に内蔵された場合にも適用できる。
これにより、特定のIGBTに大きな温度サイクルが発生して劣化を早めることが防止できる。また、製造上のばらつきや温度によるIGBTの電気特性の差に依らず、確実に効果が得られる。
また、並列接続されたIGBT(IPM)間の温度差をなくすように制御するため、ヒートシンク等を用いて複数のIGBT間を熱結合せずに、各IGBTにヒートシンクを個別に実装することができる。またヒートシンクによる基板設計時の実装制限が緩和される。さらに、IGBT間を絶縁する必要がある場合でも、ヒートシンクを個別に実装できるのでヒートシンクとIGBT間を絶縁する必要がない。
また、並列接続された複数のIGBTは個別にターン・オンするため、並列接続数増加に伴う入力インピーダンスの低下が抑制され、駆動電源の小容量化が図れる。また駆動回路に供給する電流量が小さくなり、スイッチング時に駆動回路から発生するノイズを低減できる。
なお、上記実施の形態では、2つのIGBT1、4の内、一方が基準駆動信号Linを用い、他方が遅延駆動信号Ldを用いる場合を示したが、2つのIGBT1、4の温度差が所定の範囲内の時には双方の駆動信号に基準駆動信号Linを用い、温度差が所定の範囲を外れると低温側のIGBTの駆動信号を遅延駆動信号Ldに切り替えるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、2つのIGBT1、4を並列駆動したが、3以上のIGBTを並列駆動する場合、各IGBTの温度を比較して、最も低温のIGBTを特定半導体スイッチング素子として検出し、そのIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldに切り替える。これにより、最も低温のIGBTはコレクタ電流が増大して温度が上昇する。
3以上のIGBTを並列駆動する場合、最も高温のIGBTを特定半導体スイッチング素子として検出し、その他全てのIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldに切り替えても、IGBT1、4の温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。この場合、損失が増大するIGBTが複数となるため、最も低温のIGBTを検出してそのIGBTのみ遅延駆動信号Ldに切り替える前者の方が、全体の損失が少なく効率が良い。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、遅延駆動信号Ldに、ターンオンとターンオフの双方のタイミングが所定時間遅れた信号を用いたが、この実施の形態2では、基準駆動信号Linのターンオフのタイミングのみが所定時間遅れた遅延駆動信号Ldaを遅延回路9で生成して用いる。即ち、遅延駆動信号Ldaは、各パルスの立ち上がりのタイミングは基準駆動信号Linと同期し、立ち下がりのタイミングは基準駆動信号Linより所定時間td遅い。
各部の動作波形のタイミングチャートは、図5に示すようになる。
IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高くなると、IGBT1への駆動信号S1(OAa)は、基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldaに切り替えられる。同時に、IGBT4への駆動信号S2(OBa)は、遅延駆動信号Ldaから基準駆動信号Linに切り替えられる。即ち、2つのIGBT1、4の内、温度が低い側のIGBT1への駆動信号に、立ち下がり(ターンオフ)のタイミングのみが基準駆動信号Linより所定時間td遅れた遅延駆動信号Ldaを用いる。
2つのIGBT1、4は、同時にターンオンした後、IGBT1がIGBT4より遅れてターンオフする。このため、ターンオン時に流れるコレクタ電流はほぼ等しいが、ターンオフ時には、上記実施の形態1と同様に、遅れてターンオフするIGBT1に大きなコレクタ電流が流れてIGBT1のターンオフ損失が増加する。
この実施の形態においても、遅延駆動信号Ldaを用いたIGBT1の方が、基準駆動信号Linを用いたIGBT4よりもスイッチング損失が大きくなり、その分、発熱量も大きくなってIGBT1の温度が上昇する。このため、実施の形態1と同様に、駆動電圧を調整することなく、容易で簡便にIGBT1、4の温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。
なお、この実施の形態においても、2つのIGBT1、4の温度差が所定の範囲内の時には双方の駆動信号に基準駆動信号Linを用い、温度差が所定の範囲を外れると低温側のIGBTの駆動信号を遅延駆動信号Ldaに切り替えるようにしても良い。
また、3以上のIGBTを並列駆動する場合にも上記実施の形態1と同様に適用でき、同様の効果が得られる。この場合、最も低温のIGBTを検出してそのIGBTのみ遅延駆動信号Ldaに切り替えると、全体の損失が少なく効率が良い。
また、この実施の形態は、並列駆動する半導体スイッチング素子はIGBTに限らず、MOSFETなど他の素子でも適用できる。ターンオフ時のタイミングを遅延させることでスイッチング損失の差が大きくなるIGBTでは、特に効果が大きい。
実施の形態3.
上記実施の形態2では、基準駆動信号Linのターンオフのタイミングのみが所定時間遅れた遅延駆動信号Ldaを遅延回路9で生成したが、この実施の形態3では、基準駆動信号Linのターンオンのタイミングのみが所定時間遅れた遅延駆動信号Ldbを遅延回路9で生成して用いる。即ち、遅延駆動信号Ldbは、各パルスの立ち上がりのタイミングは基準駆動信号Linより所定時間td遅く、立ち下がりのタイミングは基準駆動信号Linと同期する。
この場合、IGBT1への駆動信号S1を出力するためのスイッチ11a(図1参照)を、図2で示したセレクタ回路SBで構成し、IGBT4への駆動信号S2を出力するためのスイッチ11b(図1参照)を、図2で示したセレクタ回路SAで構成する。
各部の動作波形のタイミングチャートは、図6に示すようになる。この場合、セレクタ回路SAから出力される信号OAbがIGBT4への駆動信号S2となり、セレクタ回路SBから出力される信号OBbがIGBT1への駆動信号S1となる。
IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高くなると、IGBT4への駆動信号S2(OAb)は、基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldbに切り替えられる。同時に、IGBT1への駆動信号S1(OBb)は、遅延駆動信号Ldbから基準駆動信号Linに切り替えられる。即ち、2つのIGBT1、4の内、温度が高い側のIGBT4への駆動信号に、立ち上がり(ターンオン)のタイミングのみが基準駆動信号Linより所定時間td遅れた遅延駆動信号Ldbを用いる。
2つのIGBT1、4は、IGBT4がIGBT1より遅れてターンオンした後、同時にターンオフする。このため、ターンオフ時に流れるコレクタ電流はほぼ等しいが、ターンオン時には、早くターンオンするIGBT1に大きなコレクタ電流が流れてIGBT1のターンオン損失が増加する。このように、基準駆動信号Linを用いたIGBT1の方が、遅延駆動信号Ldbを用いたIGBT4よりもスイッチング損失が大きくなり、その分、発熱量も大きくなってIGBT1の温度が上昇する。
この実施の形態では、並列接続されるIGBT1、4の温度を比較して、高温側のIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldbに切り替えることにより、上記実施の形態1と同様に、駆動電圧を調整することなく、容易で簡便にIGBT1、4の温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。
なお、この実施の形態においても、2つのIGBT1、4の温度差が所定の範囲内の時には双方の駆動信号に基準駆動信号Linを用い、温度差が所定の範囲を外れると高温側のIGBTの駆動信号を遅延駆動信号Ldbに切り替えるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、2つのIGBT1、4を並列駆動したが、3以上のIGBTを並列駆動する場合、各IGBTの温度を比較して、最も低温のIGBTを特定半導体スイッチング素子として検出し、その他全てのIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldbに切り替える。これにより、最も低温のIGBTはコレクタ電流が増大して温度が上昇し、各IGBTの温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。
3以上のIGBTを並列駆動する場合、最も高温のIGBTを特定半導体スイッチング素子として検出し、そのIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldbに切り替えても、IGBTの温度および電流のアンバランスを抑制する効果は得られるが、最も低温のIGBTを検出して、その他全てのIGBT遅延駆動信号Ldbに切り替える前者の方が、全体の損失が少なく効率が良い。
また、この実施の形態は、並列駆動する半導体スイッチング素子はIGBTに限らず、MOSFETなど他の素子でも良い。
実施の形態4.
上記実施の形態2では、ターンオフのタイミングのみが遅れた遅延駆動信号Ldaを用い、上記実施の形態3では、ターンオンのタイミングのみが遅れた遅延駆動信号Ldbを用いたが、この実施の形態4では、双方の遅延駆動信号Lda、Ldbを用いる。
この実施の形態では、基準駆動信号Linのターンオフのタイミングのみが所定時間遅れた遅延駆動信号Ldaと、ターンオンのタイミングのみが所定時間遅れた遅延駆動信号Ldbとの双方を遅延回路9で生成する。そして、2つのIGBT1、4の内、温度が低い側のIGBTへの駆動信号に、ターンオフのタイミングのみが基準駆動信号Linより所定時間td遅れた遅延駆動信号Ldaを用い、温度が高い側のIGBTへの駆動信号に、ターンオンのタイミングのみが基準駆動信号Linより所定時間td遅れた遅延駆動信号Ldbを用いる。
IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高いとき、遅延駆動信号Ldaにより駆動制御されるIGBT1に流れるコレクタ電流Ic1と、遅延駆動信号Ldbにより駆動制御されるIGBT4に流れるコレクタ電流Ic2と、各IGBT1、4に印加されるコレクタ−エミッタ間電圧Vceとのスイッチング波形を、図7に示す。
図に示すように、IGBT4の温度がIGBT1の温度よりも高いとき、IGBT4がIGBT1より遅れてターンオンした後、IGBT1がIGBT4より遅れてターンオフする。このため、ターンオン時およびターンオフ時の双方において、IGBT1に大きなコレクタ電流が流れてIGBT4よりもスイッチング損失が大きくなり、その分、発熱量も大きくなってIGBT1の温度が上昇する。
この実施の形態では、並列接続されるIGBT1、4の温度を比較して、高温側のIGBTの駆動信号が遅延駆動信号Ldbに、低温側のIGBTの駆動信号が遅延駆動信号Ldaになるように2つの遅延駆動信号Lda、Ldbを切り替える。これにより、上記実施の形態1と同様に、駆動電圧を調整することなく、容易で簡便にIGBT1、4の温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。
なお、この実施の形態においても、2つのIGBT1、4の温度差が所定の範囲内の時には双方の駆動信号に基準駆動信号Linを用い、温度差が所定の範囲を外れると高温側のIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldbに切り替え、低温側のIGBTの駆動信号を基準駆動信号Linから遅延駆動信号Ldaに切り替えるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、2つのIGBT1、4を並列駆動したが、3以上のIGBTを並列駆動する場合、各IGBTの温度を比較して、最も低温のIGBTを特定半導体スイッチング素子として検出し、そのIGBTの駆動信号に遅延駆動信号Ldaを用い、その他全てのIGBTの駆動信号に遅延駆動信号Ldbを用いるように駆動信号を切り替える。これにより、最も低温のIGBTはコレクタ電流が増大して温度が上昇し、各IGBTの温度および流れる電流のアンバランスを抑制できる。
3以上のIGBTを並列駆動する場合、最も高温のIGBTを特定半導体スイッチング素子として検出し、そのIGBTの駆動信号に遅延駆動信号Ldbを用い、その他全てのIGBTの駆動信号に遅延駆動信号Ldaを用いても、各IGBTの温度および電流のアンバランスを抑制する効果は得られるが、最も低温のIGBTを検出するして駆動信号を切り替える前者の方が、全体の損失が少なく効率が良い。
また、この実施の形態においても、並列駆動する半導体スイッチング素子はIGBTに限らず、MOSFETなど他の素子でも良い。
この発明の実施の形態1による並列駆動装置および該並列駆動装置により駆動制御される複数の半導体スイッチング素子を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1による信号生成回路と温度センサとの具体的な回路構成の例を示す図である。 この発明の実施の形態1による並列駆動装置の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1による効果を説明するための半導体スイッチング素子のスイッチング波形である。 この発明の実施の形態2による並列駆動装置の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3による並列駆動装置の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態4による効果を説明するための半導体スイッチング素子のスイッチング波形である。
符号の説明
1,4 半導体スイッチング素子としてのIGBT、2,5 駆動回路、
3,6 モジュールとしてのIPM、7 信号生成回路、8a,8b 温度センサ、
9 遅延駆動信号発生回路としての遅延回路、10 切替回路、
11a,11b スイッチ、Lin 基準駆動信号、
Ld,Lda,Ldb 遅延駆動信号、OA,OAa,OBb 駆動信号(S1)、
OB,OBa,OAb 駆動信号(S2)、S1,S2 駆動信号、
SA,SB セレクタ回路、SW 切替信号。

Claims (7)

  1. 並列接続される複数の半導体スイッチング素子を駆動制御する並列駆動装置において、
    上記各半導体スイッチング素子の温度を検出する温度センサと、上記各半導体スイッチング素子の制御電極を駆動するための各駆動信号を生成する信号生成回路とを備え、
    上記信号生成回路は、
    基準駆動信号を所定時間遅延させた遅延駆動信号を発生する遅延駆動信号発生回路を有して、検出された上記各半導体スイッチング素子の温度がバランスするように上記基準駆動信号と上記遅延駆動信号とを切り替えて上記各駆動信号を生成するものであり、
    上記温度センサの出力から上記複数の半導体スイッチング素子の内、最も低温あるいは高温の特定半導体スイッチング素子を検出し、該特定半導体スイッチング素子あるいは残りの半導体スイッチング素子のいずれか一方の駆動信号に上記遅延駆動信号を用い、他方の駆動信号に上記基準駆動信号を用いることで、該特定半導体スイッチング素子あるいは残りの半導体スイッチング素子とで低温側の素子に流れる電流量を高温側より増大させることを特徴とする並列駆動装置。
  2. 上記複数の半導体スイッチング素子はIGBTであり、上記遅延駆動信号は上記基準駆動信号の各パルスをそのまま所定時間遅らせた信号であり、上記特定半導体スイッチング素子と残りの半導体スイッチング素子とで低温側の素子の駆動信号に上記遅延駆動信号を用いることを特徴とする請求項記載の並列駆動装置。
  3. 上記遅延駆動信号は上記基準駆動信号の各パルスの立ち下がりタイミングのみ所定時間遅らせた信号であり、上記特定半導体スイッチング素子と残りの半導体スイッチング素子とで低温側の駆動信号に上記遅延駆動信号を用いることを特徴とする請求項記載の並列駆動装置。
  4. 上記遅延駆動信号は上記基準駆動信号の各パルスの立ち上がりタイミングのみ所定時間遅らせた信号であり、上記特定半導体スイッチング素子と残りの半導体スイッチング素子とで高温側の素子の駆動信号に上記遅延駆動信号を用いることを特徴とする請求項記載の並列駆動装置。
  5. 並列接続される複数の半導体スイッチング素子を駆動制御する並列駆動装置において、
    上記各半導体スイッチング素子の温度を検出する温度センサと、上記各半導体スイッチング素子の制御電極を駆動するための各駆動信号を生成する信号生成回路とを備え、
    上記信号生成回路は、
    基準駆動信号の各パルスの立ち上がりタイミングのみ所定時間遅らせた第1の遅延駆動信号と、上記基準駆動信号の各パルスの立ち下がりタイミングのみ所定時間遅らせた第2の遅延駆動信号とを発生する遅延駆動信号発生回路を有し、
    上記温度センサの出力から上記複数の半導体スイッチング素子の内、最も低温あるいは高温の特定半導体スイッチング素子を検出し、上記特定半導体スイッチング素子と残りの半導体スイッチング素子とで高温側の素子の駆動信号に上記第1の遅延駆動信号を用い、低温側の素子の駆動信号に上記第2の遅延駆動信号を用いるように、駆動信号を切り替えて、上記低温側の素子に流れる電流量を高温側より増大させることを特徴とする並列駆動装置。
  6. 並列接続される上記半導体スイッチング素子の数は3以上であり、上記特定半導体スイッチング素子として最も低温の素子を検出することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の並列駆動装置。
  7. 上記各半導体スイッチング素子は、上記各制御電極を所定の電圧で駆動する各駆動回路と共に各モジュールに内蔵され、上記信号生成回路にて生成される上記各駆動信号は上記各モジュール内の上記各駆動回路に入力されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の並列駆動装置。
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